2012年11月28日の記事

2012.11.28

西大和リハビリテーション病院長との懇談~看護医療学科~

西大和リハビリテーション病院鍋島院長と実習生の懇談会 看護医療学科の3回生は、8月27日から各領域の実習がスタートしています。 「老年看護学実習」では、西大和リハビリテーション病院と平成記念病院の2病院で3単位、介護老人福祉施設や介護老人保健施設などの5施設中で1単位、合計4単位の実習を行っています。 半数以上の学生の実習を受け入れていただいている西大和リハビリテーション病院は、近隣(奈良県北葛城郡上牧町)にある回復期リハビリテーション病棟と療養型病棟199床を持つ病院で、理学療法学科の卒業生も就職しています。実習生を受け入れていただいて、今年で3年目になりました。 昨年、鍋島院長から「学生との懇談をもちたい」とのご希望があり、院長と実習学生との懇談会がもたれるようになりました。 学生の背景や看護師をめざそうと思った動機、高齢者看護について、実習に対する思いなどを、院長ご自身の話も交えながら聞いてくださいます。 懇談前は「どんなことを聞かれるのか」「何を話したらよいのか」など緊張と不安で一杯だった学生ですが、懇談終了後には和やかな表情になっていました。 後で懇談の内容を聞いてみると「院長先生が医者になられた動機を聞かせていただいた」「高齢者をどう捉えているかを聞かれた」「実習で困っていることを聞かれた」など様々です。 その他にも日本の医療制度について、生命倫理について、コミュニケーションについてなど多くの話題について話をしてくださっているようです。 どの学生も一様に「最初は緊張したが、楽しい時間だった」「将来自分の看護を行う上でとても役に立つと思った」と話していました。 最初は1回だけの予定だったのですが、学生が和やかでうれしそうな表情をしていたこと、院長と直接お話ができる貴重な経験による学生たちの学びが大きいこともあって、現在まで毎回続けてくださっています。 参加した全ての学生が、鍋島院長の穏やかな表情や話しぶりからは想像できない程の熱い思いを感じることができる時間となっています。 この懇談会をぜひ今後も続けていただきたいと教員一同願っています。