畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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2014年09月01日 一覧

2014年9月1日(月)

2014年8月26日(火)、27日(水)に、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターにおいて、明治大学の嶋田総太郎先生、筑波大学の川崎貴弘先生、そして、それぞれの研究室の大学院生、学部生の方をお招きし、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター社会神経科学部門の合同研究会が開催されました。

 

合同研究会は、2日間にわたり行われ、意見交換や情報提供をする中で、新たな研究の発想を得ることができた有意義な時間となりました。

 

嶋田先生からは、「自己身体認識の脳メカニズム」というテーマで話題提供していただきました。自己身体の認知機能のメカニズムから、人間が他者をどう理解しているのかなどについて、自身の研究成果を通してご紹介いただきました。工学系の要素も含まれた研究内容で、ロボットハンドを使用した錯覚の研究については非常に興味深い内容でした。

 

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川崎先生からは、「2人同時EEG計測によるコミュニケーション研究」というテーマで発表していただきました。先生には、テーマの内容に限らず、ご自身の携わっていらっしゃる多くの脳研究についてご紹介をしていただきました。様々な脳イメージング技術に造詣が深く、また研究の内容はどれも興味深く、臨床においても応用が可能なものが多く含まれていました。

 

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お二人の先生ともに、社会に貢献できる技術としての視点をお持ちで、今後、私たちセラピストがこれらの知見を臨床上で応用し、社会に還元し、その結果を研究者にフィードバックしていく循環を作っていくことが重要であると感じました。
各研究室の院生、学部生からも研究発表を行っていただきました。普段は医療的な視点が多くなりがちであるため、工学系など医療とは異なる分野からの視点は非常に興味深く、私たちに足りない面を教えていただく良い機会となりました。

 

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本学からは、前岡助教をはじめ、社会神経科学部門の院生(D3:大住、M2:大門、M2:保屋野)も発表させていただき、嶋田先生、川崎先生はじめ、各研究室の院生、学部生の方々から有意義なご意見をいただくことができました。

 

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研究会1日目終了後に、懇親会でも研究の内容をはじめ様々なお話をさせていただき、時間がいくらあっても話す内容が尽きないという、非常に充実したものとなりました。

2日間の合同研究会を通して、多くの新たな知見、視点をいただくことができ、今後の研究に向けてモチベーションを高める良い機会となったと思います。脳科学は、医療的な視点も必要であるとは思いますが、それだけでは不十分で様々な分野の視点がそれぞれの方向性からアプローチし、それが融合することにより大きな知見を得ることが可能になると思います。異なる視点に触れることにより、物事を捉える新たな角度の視点を得ることができ、それにより自分が多少なりとも研究者として人間として成長してくことができるのではないかと感じています。

 

最後になりましたが、ご多忙にも関わらず、遠方から残暑厳しい奈良までお越しいただいた嶋田先生、川崎先生、各研究室の院生、学部生の皆様、このような機会を与えてくださった森岡教授、コーディネーターとしてご苦労をいただいた大住特任助教に深謝申し上げます。

畿央大学大学院 健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室
修士課程2年 保屋野健悟

2014年9月1日(月)

学生広報スタッフ、看護医療学科4回生の小杉明日香です。

看護医療学科では4年次に「離島・へき地医療体験実習」があり、実習地であった野迫川村にボランティアに行ってきました。その模様を「チーム野迫川」としてまとめたので、お伝えしたいと思います☆

 

みなさんこんにちは!私たちは、畿央大学看護医療学科の被災地ボランティア「チーム野迫川」です!

看護医療学科4回生8名、教員2名で8月30日(土)~31日(日)の2日間で、ちょうど3年前の紀伊半島大水害で大きな被害を受けた奈良県南部の野迫川村北股地区へ、復興応援ボランティアに行って来ました。

 

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みなさんは、紀伊半島大水害を覚えておられますか?

平成23年の台風12号がもたらした水害です。

野迫川村も、大きな被害を受けました。特に大規模土砂災害に遭った北股地区の住民の方は、3年もの間仮設住宅で生活し、今年7月20日にようやく自宅へ帰ることができました。元の自宅に帰れた方もいますが、災害によって家をなくした方もおられ、様々な思いで仮設住宅から戻っています。

 

こうした北股地区の方々に、長かった仮設住宅での生活や引越しの疲れを癒していただき、楽しい時間を過ごしてもらおうと「チーム野迫川」を結成しました! 野迫川村には4月に看護医療学科4回生の「離島へき地医療体験実習」でもお世話になりましたが、今回はそのお礼の意味もあって行かせて頂くことになりました。

 

 

ボランティア内容としては、

1日目には健康チェック(血圧測定、身体測定、筋力・体脂肪測定、握力測定)、風船バレー、なら健康長寿体操を行いました。

2日目には一部の方の家庭訪問を実施し、健康チェックを行いました。

また、4月の離島へき地医療体験実習で植えたジャガイモの収穫に行きました。

お昼には、住民の方に集まっていただき、バーベキューを開催しました。

 

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それでは、写真大会スタート!!

 

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▲まだまだ復興途中です・・・現在も復旧作業が行われています。

 

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▲健康チェックです! 看護医療学科のチカラの見せどころ! 測定値をみながら、日常生活で気をつけることなどアドバイスを行います。

 

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▲風船バレーと「なら健康長寿体操」です! 住民の方は積極的に参加してくださいました!

バレーは、わたしたちも必死です(笑)

 

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▲民宿よしのやさんに、お世話になりました! ちょうど8月30日(土)は、よしのやのおとうさんの誕生日☆

みんなでメッセージと歌のプレゼントをしました! 喜んでいただき嬉しかったです!

 

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▲天候にもめぐまれました! 暑くも寒くもなく・・・快適に芋ほりできました!

こんなにたくさん収穫できましたよ~!

家庭訪問では、災害当時の写真を見せていただき、貴重なお話を聞かせていただきました。

 

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▲収穫したてのジャガイモを使って、野迫川村の郷土料理「芋もち」をつくりました!

作り方を教えていただき、おいしくできました~! 家でも作ってみたいですね!

 

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▲仮設住宅に住んでいるころは、住民のみなさんが集まる機会がたくさんあったそうですが、自宅にも戻ってからはそのような機会はなくなったそうです。

今回BBQで集い久しぶりに住民同士が顔を合わせ、楽しそうに過ごされました。

 

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▲空き時間に撮影した写真です! ほんとうに充実したボランティア活動になりました!

 

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今回のボランティアに参加して、、、、

住民の方々は、私たちを温かく笑顔で迎え入れてくだいました。1泊2日という短い訪問でしたが、災害を乗り越え皆さんが協力して前向きに生活をされているということで、私たちの方が住民の方々から元気を頂きました。短い時間しか関わることができませんでしたが、災害を乗り越えみなさんが協力して元気に生活をされているということを実感することができました。

帰り際には、「またきてね!」と声をかけてくださり、嬉しいと思いました。今回の野迫川村での復興支援ボランティアに参加してよかったです。今後も、このような応援が継続できればいいなと感じました。

 

 小杉明日香

 


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【参加メンバー】

≪看護医療学科4回生≫ 唐川知子 川﨑絵里奈 小杉明日香 平晏奈 竹内美咲 中川香里 西谷弥那美 福住果織

≪看護医療学科教員≫ 堀内美由紀先生 小川範子先生

 

●同行した教員より

 

ここ数年、報告されている短時間集中豪雨は、全国各地で大きな被害をもたらしています。最近では広島の大規模土砂災害がありました。奈良県では、平成23年8月末に発生した台風第12号による大雨で約1、800カ所の土砂崩れとそれに起因する閉塞河川16カ所(土砂ダム4カ所)、死者14名、行方不明者10名、負傷者6名、住家被害188件と甚大な被害を受けました。
野迫川村でも各地区で災害が発生しました。幸い死傷者はなかったものの、北股地区では3万本もの木々と共になだれ込んだ土石流が家屋等を押し流しながら集落内を流れる北股川をせき止め、その川の水が人家に流れ込むという壊滅的な被害を受けました。地区全世帯に避難指示が発令され、北股の皆さんは、一時避難所から仮設住宅へ、そして、3年もの間、仮設住宅での生活を余儀なくされました。
災害看護学会調査調整部メンバーとして調査に関わった際、元来の我慢強い地域の方々の気質と、もちろん東日本大震災と同じ年の災害であったことも関係しているとは思いますが、「私たちなんて東日本大震災で被害を受けた方々のことを思えばなんてことない」「狭いけど温かいし快適な仮設住宅よ」と、苦難の中にも明るい話題を見つける皆さんの姿勢に大変感銘を受けました。そして、ぜひこの村で学生たちを学ばせたいと思い、看護医療学科4回生の離島へき地医療体験実習の受け入れをお願いしました。実習の受け入れが実現して2年、学ばせて頂くばかりでいいのか、もっと同じ奈良県下の大学として貢献できることはないのか、今回の訪問は、そうした思いを学生と共に行動にしたものです。ボランティア活動と呼ぶにはおこがましい訪問でしたが、北股地区の区長様のご配慮と住民の方々の温かい出迎えで学生は貴重な体験をさせていただきました。学生の報告にもありますように、3年間も近い距離で生活された住民の方々が、それぞれの家に戻られ、学生たちのレクレーションで「久しぶりの集い」の機会が提供できたことはうれしく思います。「まだまだ片付けができていない」と眉にしわを寄せながらも「仮設住宅は快適だったけどやはり自分の家がいい」と語ってくださる皆さんの顔には、これまでの笑顔とは違う「真の笑顔」が印象的でした。
最後に、余談ですが、野川地区という五條にいちばん近い(北股とはかなり離れている地域)に高野豆腐伝承館というものがあり、帰りに立ち寄ったのですが、「野迫川に泊まっていたのか」と聞かれ、「大学の学生たちのボランティアというか・・・」と切り出すと「畿央大学?」とご主人に聞かれ、その後はお母さんの煮た高野豆腐や厚揚げなど試食がたくさん出てきて、釣りのお客さんに、「血圧やら測ってくれて、話聞いてくれて年寄りに喜ばれている若もんたち」と、何か自分のことのように自慢してくださるのでうれしくなりました。3泊4日という短い実習、まだ2年目ですが、畿央大学の名前が地域の方々に浸透し始めたのかと思うと、担当する教員としてもモチベーションの上がる出来事でした。

堀内美由紀

 

 

【関連記事】

「平成26年度離島・へき地医療体験実習の学び発表会」を開催しました!(2012.05.01)

台風被害から1年~十津川村・野迫川村での堀内ゼミ合宿!(2012.09.05)

2014年9月1日(月)

こんにちは!学生広報スタッフで被災地支援サークル「HOPEFUL」所属のみーです。

 

HOPEFULは、東日本大震災を契機として畿央大学の学生有志により設立されたサークルです。支援イベントへの参加、企画・運営などの活動をしています。その活動の一環として、2014年8月18日~20日に2泊3日で福島県の子どもを対象とする「のびのびキャンプ2014〜自分と未来〜」を福島県磐梯青少年交流の家にて開催しました。

 

8月28日(木)に「のびのびキャンプ2014反省会」を畿央大学にて行いました。

反省会では5月から畿央大学で全4回行ってきたセミナーと、現地で前泊した8月17日を含めた4日間を振り返りました。

 

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まず、4日間のそれぞれのプログラムと、グループの子どもたちの様子を振り返りました。

はじめは個人で考えて、その後グループ内 → 全体と共有しました。

 

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メンバーからは、「毎日、常に子どもたちが何を思っているのかを大切にするようにした」など、子どもたちの心を大切にしていたという声が上がりました。また、どのグループでも時間経過とともに子どもたちが仲良くなった様子が報告されたことは、学生メンバー全員にとってとても嬉しいことでした。

反省点としては、プログラムごとの意図が学生メンバーで共有しきれていなかったことなどがあげられました。

 

のびのびキャンプは「放射線の影響により外で満足に遊ぶことのできない福島県の子どもたちに、大自然の中で思いっきり遊んで、心も体ものびのびとしてもらいたい!」という思いで始まったキャンプです。今年で4年目を迎え、現在、学生スタッフを中心に一生懸命準備を進めてきました。

このことを踏まえ、最後に、事前のセミナーや、のびのびキャンプ期間中、『子どもたちを第一に考えて過ごせていたのか?』について考えました。

 

「前泊した17日の施設内の下見や、子どもたちと行うレクリエーションのリハーサルでは子どもになりきって、必要な配慮やリスクを考えた」「どんな風に接したら、子どもたちが楽しく”素”でいられるのかを考えた」など、メンバーそれぞれに、子どもたちを第一に考えてできたことがありました。

ただ、反省点としては、学生自身の体調管理や、個々に体調の悪さ・緊張から笑顔が固くのびのびできる雰囲気作りができないときもあったことが挙げられました。
今回の反省会には、福島大学からの参加者の菅野くん、菊池さんは参加できなかったのですが、キャンプを振り返り、反省点と共に「グループの子どもたちが短期間で成長していくのが嬉しかった」などとメッセージを寄せてくれています。

 

そして反省会には、のびのびキャンプの発起人のみゆっきー(堀内先生)も来て下さいました。

発災直後に、福島県二本松市に訪れた際、現地の母親が子どもに「もう1時間経ったから家に入りなさい!」と叫ぶ姿を見て、「放射能の心配をせずに思い切り遊べるところに子どもを連れて行って、母親にもリラックスしてもらいたい」と思ったのがきっかけだったと、のびのびキャンプが始まったときの熱い思いを話してくださいました。

 

またみゆっきーは、このキャンプを応援して下さる方々が本当に大勢いて下さることも合わせて話してくださいました。

今回ののびのびキャンプもさまざまな方々のご支援・ご協力のもと開催されたことを、学生メンバーは改めて感じ、支援してくださった皆様、キャンプの企画に協力し私たちにアドバイスやサポートをしてくださった奈良の大人スタッフの皆様、私たちの活動を見守り応援してくださっている福島の皆様、一緒に頑張ってくれた参加スタッフ、そして参加してくれた福島の子どもたちと、送り出してくださった保護者方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

▼左から、全日程にご一緒していただいた「キャンプのプロ」吉藤先生、発起人みゆっきー、現地ボランティアグループ”ひらそる”のきょうこさん、”ひらそる”代表の小山さん。

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▼畿央大学、福島大学、いわき明星大学を卒業したのびのびキャンプOB,OGも応援に来てださいました!

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のびのびキャンプでつながった福島のみなさんへの気持ちをずっと持ち続け、そして行動し、発信していくことが、私たちの使命であり、福島のこどもたちとの絆を大切にしていくためにも、必要なことだと感じています。

反省会を通し、福島と奈良をつなぐ絆を大切にしていくためにも、のびのびキャンプに参加した学生は、何らかの形で活動していきたいと考えています。今後ともよろしくお願いします!”

 

のびのびキャンプ2014 プログラムリーダー みー

■関連リンク

畿央大学の学生による被災地支援「のびのびキャンプ」facebookページ

畿央大学被災地支援サークル「HOPEFUL」facebookページ

 

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