2024年9月の記事

2024.09.30

次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~パワポで表現する自分の未来予想図~」を開催!

2024年9月18日(水)に、次世代教育センタープログラム「プレゼンテーション力養成講座~パワポで表現する自分の未来予想図~」を開催しました(対象:全学年)」。昨年度も本講座は開催しましたが、今年度は同日午前中に行った「コミュニケーション力養成講座」の講師の先生に引き続きご担当いただきました。午前中の講座から引き続き参加の受講生が大半となり、早速学んだスキルをさらに深め、高めようと意欲的に取り組む姿が見られました。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 受講生は、「社会人になった時にプレゼンテーション力が必要になると思うから」「午前中の講座と同日開催のため一気に学ぶことができるから」等、それぞれの思いのもと本講座を受講していました。 次世代教育センターでは、社会に出てからも必要となるスキルを在学中から身に付け伸ばしていける講座を準備しており、今回はその中でも「自己発信力」を高めることを目的としています。「発信力」は社会人基礎力の能力要素の一つですが、本講座では、「主体性」「創造力」「発信力」も鍛えることができる内容となっています。   ▼ プレゼンテーションを『より効果的にする』ためのPowerPointについても学びました。     これまでの自分の人生(過去)を振り返り、これからの自分の人生(未来)を想像し、今(現在)を見つめるワークを行いました。自分の経験を棚卸しする作業は決して簡単なことではありませんが、今回のように講座を通してみんなで取り組むことで、質問をその場で解決しながら進めることもできます。講座を活用して自分のスキルを高めていけるのが、次世代教育センターの講座の大きなメリットの一つです。     ▼ レジュメに沿って、効果的な自己PRのストーリー作りにも取り組みました。     受講生の声 プレゼンテーションを『より効果的にする』ためのPowerPointについても学びました。 PowerPointは、あくまで内容を相手に伝えるための補助的なものであることを知りました。 少人数で先生との心理的な距離も近く、楽しく講義を受けることができました。 2024年度 次世代教育センター プログラムスケジュール   畿央大学 次世代教育センター 次世代教育センター 関連記事  次世代教育センター主催:「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!(今年度3回目) 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~PowerPointの活用~」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~相手に伝わる発信力強化~」を開催!  

2024.09.30

次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催!

2024年9月18日(水)に、次世代教育センタープログラム「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催しました(対象:全学年)」。今年度の参加者は1・2回生が中心の低回生のみとなり、人前で話したり分かりやすく話したりすることに苦手意識を感じながらも早くから克服していこうと、とても前向きな気持ちで受講していました。   ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 1回生前期必修科目「キャリア入門セミナー」でもお世話になっている、一般社団法人 KYOENの林田先生・足立先生を講師にお招きしました。当日は、畿央生に向けたオリジナルプログラムでご講義をいただき、インプット(知識の修得)とアウトプット(グループワークによる実践)を組み合わせ、スキルの向上をめざしました。   「コミュニケーション力」と言っても幅広い能力が必要となりますが、今回はその中でも「自己発信力」を高めることを目的としています。「発信力」は社会人基礎力の能力要素の一つですが、本講座では、「主体性」「傾聴力」「課題発見力」も鍛えることができる内容となっています。     アイスブレイクとして、まずはテーマに沿って一人ひとりが短い自己紹介を行いました。話し手の伝える力だけでなく、聴き手の「聴く力」の重要性も学ぶことで、自然と受講生の皆さんによって話しやすい雰囲気が作られていきました。     ▼ 学んだ知識をもとに、自分のストーリーのシナリオを作っていきました。     印象に残る自己紹介のシナリオ作りのために、過去・現在・未来と自分のことを振り返るワークを行いました。自分のことを改めて振り返ることで、皆さんいろいろなことを思い出しており、とても真剣に集中して取り組んでいました。     『座学による知識のインプット』『グループワークによる参加者同士でのアウトプットやフィードバック』を講座内で繰り返すことで、自分の伝えたいことを分かりやすく相手に届けていくためのポイントを実感し掴んでいました。 受講生からの声 何が足りていなかったのか自己分析ができました。 決して難しいワークではなく、貴重な学びが得られました。 初めて習うことが多く、実際にその場で体験して理解することができました。 次世代教育センターでは、今後も学生の皆さんにとって役立つスキルを磨いていける講座を企画していきます。多くの皆さんからの参加をお待ちしています!今回参加いただいた皆さん、ありがとうございました!   本年度 次世代教育センター プログラムスケジュール     畿央大学 次世代教育センター 次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!(今年度3回目) 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~PowerPointの活用~」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~相手に伝わる発信力強化~」を開催!  

2024.09.25

次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!

※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。   2024年9月19日(木)に、次世代教育センタープログラム「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催しました(対象:2回生以上)。   本講座は4月5日(金)に開催した内容と同じではありますが、学生の皆さんの都合の良いタイミングで参加できるようにと、複数回開催しています。本講座はこれまで2年間開催しており、すでに約70名の畿央生の皆さんが受講してくれています。   ▼2024年度 次世代教育センタープログラム     1回生必修科目「情報処理演習Ⅰ・Ⅱ」を担当している福森貢教授(次世代教育センター長)の指導により、「知っておくと便利なExcelの活用」について学びました。     「就職してからExcelを使うことが多いと先輩から聞いたから」「Excelは大事と聞いたけど、理解できていないことが多いから」等、それぞれの思いのもと、社会に出るまでの残りの大学生活を有効に使っていきたいと、4回生が参加してくれました。   レジュメを参考にして、Excelの基本的な関数の使い方を思い出していきました。自分のペースで焦らず取り組めるので、皆さん安心した雰囲気の中で課題に向き合っていました。     気になることはその場で質問し、解決できるのが本講座の良さです。学んだことが「使えるスキル」として定着していきます。       本講座では、MOS(Microsoft Office Specialist)資格試験で出題される中でも、特に苦手意識が強い分野を集中的に解説しています。本講座の受講後は、「MOS資格対策講座」や「Excelスキルアップ講座~応用編~」にチャレンジする等、さらにスキルを高め伸ばしていくための講座を準備しています。今回学んだことをきっかけにExcelへの苦手意識を払拭し、社会に出てからも使えるスキルとして活用していってもらえることを期待しています。     次世代教育センターでは、社会から求められているスキルを在学中から磨き、卒業後も社会で活躍していくことができるよう畿央生の皆さんを応援しています。今後も多くの皆さんからの参加をお待ちしています!今回参加いただいた皆さん、ありがとうございました!   畿央大学 次世代教育センター   次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!(今年度3回目) 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~PowerPointの活用~」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~相手に伝わる発信力強化~」を開催!

2024.09.25

理学療法学科 海外インターンシップ2024 in 台湾 vol.6 〜海外インターンシップ報告会・総括〜

理学療法学科では、4年ぶり5回目となる「海外インターンシップ」を行いました。3回生12名、教員4名で令和6年9月5日(木)~10日(火)の6日間の日程で台湾を訪れました!台北にある輔仁大学や国立台湾大学 、台中の中国医薬大学や附属病院を訪問し、施設見学や現地の学生と交友関係を築きました。   台湾から帰国後、9月12日(木)に理学療法学科の下級生や先生方に向けた「海外インターンシップ報告会」を行いました! 台湾滞在中に学んだことや感じたことを共有できる場を用意していただき、実際に経験してきたことをプレゼンすることで、より深く記憶に刻み込むことができました。     下級生や先生方が積極的に質問してくださり、内容の濃い報告会になりました!また、下級生の皆さんには、3回生になった時に是非参加してほしいと感じました。       今回の海外インターンシップを通して、台湾の理学療法や医療技術を学ぶことができたり、現地の学生と仲良くなったり、普段の日常では経験することの出来ない貴重な体験をさせていただきました。今回学んだことを心に留め、今後の学習に生かしていきたいです!   ▼ 報告会後の集合写真       事前指導として中国語レクチャーをしてくださった林先生、プレゼンレクチャーをしてくださったマリアンヌ先生をはじめ、引率してくださった先生方、私たちが安全に海外インターンシップを終えることができるよう尽力してくださった方々、本当にありがとうございました! 理学療法学科 3回生 藤本 夕英 森口 愛南 関連記事 ▼ 理学療法学科 海外インターンシップ 2024 ▼ 理学療法学科 海外インターンシップ2024~タイの理学療法士が来校! 理学療法学科 海外インターンシップ2024 vol.2~フランスの理学療法士と交流! 理学療法学科 海外インターンシップ 2024 vol.3 ~林先生の中国語講座、マリアンヌ先生のプレゼンレクチャー!~ 理学療法学科 海外インターンシップ 2024 in 台湾 vol.4 〜現地レポート①:輔仁大学・国立台湾大学を訪問! 理学療法学科 海外インターンシップ2024 in 台湾 vol.5 ~現地レポート②:PTクリニック・中国医薬大学訪問、台北・台中観光!   ▼ 理学療法学科 関連記事 ▼ 「チーム医療ふれあい実習」レポート!~理学療法学科 第12回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました~健康科学研究科・理学療法学科 瓜谷ゼミ 第12回日本運動器理学療法学会学術大会 大学院生レポート ~健康科学研究科 第12回日本運動器理学療法学会学術大会 ③ 学部生レポート ~理学療法学科 第14回呼吸・循環リハビリテーション研究大会を開催しました!~健康科学研究科 田平研究室 4大学での合同ゼミで学部生・院生・教員が交流しました!~理学療法学科 瓜谷ゼミ  

2024.09.25

【へき地医療体験実習】大友准教授のインタビュー記事がキャリアビジョン協会HPに掲載されました~看護医療学科

看護医療学科の本学独自科目「へき地医療体験実習」について語った大友絵利香准教授のインタビュー記事が、キャリアビジョン協会のホームページに公開されました。   へき地医療体験実習がめざすところや看護師をめざす学生の成長、地域医療への貢献についてのディープインタビューになっています。ぜひご覧ください!     畿央大学_大友絵利香准教授に訊く:畿央大学が考える、地域に寄り添うこれからの看護のカタチ | 一般社団法人キャリアビジョン協会 (career-vision.or.jp)      

2024.09.25

令和6年度「全学年症例検討会」を開催しました~理学療法学科

理学療法学科 4回生が下級生とグループになって「総合臨床実習」での学びや経験を伝える「全学年症例検討会」を2024年9月12日(木)に開催しました。 理学療法学科の全学年が全員集合し、集合写真を初めて撮りました!!       理学療法学科4回生は4月~7月までの期間、総合臨床実習を2施設で合計16週間行います。実習施設で理学療法士(実習指導者)の指導のもと、様々な患者さんに対して基本的な理学療法評価と治療を経験していきます。最初は緊張しながらの経験になりますが、場数を踏むことで少しずつ理解が進み、色々なことが指導者の指導のもと実施できるようになります。4回生は、実際の臨床現場で半年間ほど過ごすので、専門的な技能だけではなく、社会的および人間的にも大きく成長していきます。         症例検討会では各学年混成の小グループに分かれて、4回生が司会進行を担当し、教員はファシリテーターとして見守ります。4回生は担当した症例から学んだことをまとめ、基本的な知識を再確認し、下級生たちに説明できる能力を高めます。1~3回生は現在学んでいる基礎医学と臨床との関係を理解することで、学習へのモチベーションを高めます。     症例以外の質問やコミュニケーションも生まれ、学年をこえた「タテのつながり」が生まれる絶好の機会です。臨床実習を経験してきた4回生は、逞しく成長しており、教員や後輩から見ても格好良い先輩で輝いて見えました。       参加学生の感想(学年別) 4回生 私達はコロナウイルスの流行の影響で1回生時に症例検討会が無かったため、今回が3回目の症例検討会でした。今年はこれまでとは違って発表する側となり、3年間憧れ続けた4回生になったという事がとても感慨深かったです。 1・2回生には評価の流れや、具体的に実習ではどんな事をするのかなど、授業で習っている範囲と関連付けながら実習のイメージが湧くようにお話しました。3回生には評価・治療の進め方を詳しくお話ししました。また、自分が実習で苦労した事、後悔している事、嬉しかった事など様々なエピソードを話し、3回生の実習がより良いものとなるように、かつ実習が始まる前の漠然とした不安を軽減できるように心がけました。   症例発表後は、学校生活や勉強に関する質問をたくさんいただきました。その、どれもが自分自身が1・2・3回生の頃に感じていた不安や疑問と同じで、懐かしい気持ちになりました。   今回、1・2・3回生に向けて症例説明を行う中で、今後働いてから患者さんやそのご家族に話すように専門知識の少ない人に対して説明する練習になるとても良い機会になりました。1・2・3回生にとっても、今回の症例検討会がこれからの学校生活や実習で少しでも参考になれば嬉しいです。 理学療法学科 4回生 濵﨑 加奈子     3回生   今年度は元気塾などに参加していることから実際に行ったことのある評価内容などは特に理解しやすく、日々の学習が少しずつ身に付いていることを嬉しく思いました。   初めはベッドから車椅子間の移乗も介助が必要だった患者さんが、実習が終わるころには補助無しで移乗できるようになったというお話に心を打たれ、私もそのような経験がしたいと強く感じました。「実習中は本当に必死だけど、終わったらあっという間だったって思えるから!」という先輩方の言葉を聞き、不安だった気持ちが少し軽くなりました。   いよいよ後期が終わると臨床実習が始まります。先輩方が話してくださった貴重な経験談を心に留めて、成長できる有意義な実習になるよう努力したいです。 理学療法学科 3回生 藤本 夕英   2回生 実習や就活、勉強のことについてたくさんお話しして頂きました。1回生の時は目の前の勉強のことで頭がいっぱいで実習や就職のことを聞いてもピンときていませんでしたが、今回は2年の最後に実習が控えていることもあり、自分の事としてしっかり話を聞くことができました。実習の内容を話して下さり、実習に対する不安が少し和らぎました。   また実習レポートを見た時、去年はほとんど理解できませんでしたが、今年はある程度理解できるようになっており、少しずつ知識がついていると実感しました。   この症例検討会で話を聞いて、自分の専門にしたい分野や就職について考えるきっかけになりました。そういったことも考えながらまずはしっかりと日々の勉強を頑張ろうと思います。 理学療法学科 2回生 岡島 悠海 1回生 全体症例報告会を通じて多くのことを学び、理学療法士のなりたいという意欲が向上しました。4回生の実習報告では難しい内容もありましたが、1回生にも理解しやすいように伝えて頂きました。そして、自分はどのような理学療法士になりたいのか、そのためにまず何をすべきなのかを再確認できるきっかけになりました。自分もこれから多くの知識や技術を身に付けていくために、上回生のような主体的に学ぶ姿勢を身に付けたいと思います。 また、実習報告以外の交流では、学生生活の不安や悩みを相談することが出来たので、これからのモチベーションにつながりました。今回の症例報告会で得た経験を活かし、上回生のようになれるよう日々努力していきたいと思います。 理学療法学科 1回生 松本 晄希       理学療法学科 教授 松尾 篤 関連記事 「チーム医療ふれあい実習」レポート!~理学療法学科 第12回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました~健康科学研究科・理学療法学科 瓜谷ゼミ 第12回日本運動器理学療法学会学術大会 大学院生レポート ~健康科学研究科 第12回日本運動器理学療法学会学術大会 ③ 学部生レポート ~理学療法学科 第14回呼吸・循環リハビリテーション研究大会を開催しました!~健康科学研究科 田平研究室 4大学での合同ゼミで学部生・院生・教員が交流しました!~理学療法学科 瓜谷ゼミ 森岡研究室の同門会に院生・修了生49名が参加!~健康科学研究科 第3回日本老年療法学会学術集会で大学院生と修了生(客員研究員)が発表~健康科学研究科 本学にて第33回奈良県理学療法士学会が開催されました。~健康科学研究科・理学療法学科 大阪経済大学との合同研究発表会を実施!~地域リハビリテーション研究室 【快挙】本学の研究グループがパーキンソン病の姿勢障害の5因子を抽出することができました  

2024.09.25

「チーム医療ふれあい実習」レポート!~理学療法学科

理学療法学科1年生75名が、2024年8月27日(火)~8月30日(土)に「チーム医療ふれあい実習」に参加しました。「チーム医療ふれあい実習」は、チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養い、職種間の協働の重要性について学ぶ、本学の特色ある実習です。 「チーム医療ふれあい実習」の特色 ①:1年次の入学早期に実施 入学早期実習をEarly Exposure Programと言います。   Early Exposure Programの教育効果として、        ● 入学して間もない時期から、現場に出て、実際働いている専門職の姿を見る。        ● 自分たちが将来専門職としてかかわる患者さんたちと関わる。        ● 大学で学んでいること(理論)と医療の現場で起きていること(実践)とのつながりを感じる。   など、学生のモチベーションにつながりやすいと言われています。 特色②:単一施設ではなく、異なる施設で実施 近年、医療機能の分化・連携が重要視されており、機能の異なる施設を急性期型の病院、回復期・療養型・生活期を含むリハビリテーション病院で実習をすることで、それぞれのチームの形や理学療法士の役割も異なることを知ることができます。 特色③:医療施設だけではない 本実習では医療施設だけではなく、障害者スポーツセンターにも訪れます。障害者スポーツに関わる理学療法士はまだ少ないのが現状です。アダプテッドスポーツは、けが・病気・障害があるからできないのではなく、性別や年齢、体力、障害の有無などにかかわらず、誰もが参加できるようルールや用具を工夫したスポーツです。「障害とは何か」を考えさせられる機会となります。患者さんの退院後の生活として、スポーツ活動を提案できることは、社会復帰やQOL向上にもつながります。 実習風景 西大和リハビリテーション病院(回復期、療養型、生活期)での実習       平成記念病院(急性期、亜急性期、回復期)での理学療法士のあり方についての講義 各専門職からの講義を受け、リハビリテーション室では1対1で実際の理学療法場面を見学したり、ウェルウォークというリハビリテーション支援ロボットを体験させていただきました。   大阪市舞洲障がい者スポーツセンター(障がい者スポーツ)での実習 ちょうどパリパラリンピックが始まるタイミングだったので、施設を利用されている選手が出場していたり、パラリンピックでのサポートの経験のお話も聞くことができました。   ▼ 学生からの質問     ▼ 視覚障害体験・さまざまなタイプの車いす試乗     オンラインでの発表会 最終日は、台風の影響により対面ではなく、オンラインで、3日間の学外実習を「チーム医療における理学療法士の徳・知・美」というテーマにまとめ、発表会を行いました。   学生たちは、3~5名のグループ内で学びを共有し、オンライン上でパワーポイントを共同編集し、限られた時間ではありましたが、プレゼンテーションをまとめ、分担して発表することができていました。   ▼ 最終日の学内発表会の発表スライドやオンライン発表会の様子           発表会では、それぞれの気づきや学びは少しずつ異なっていたものの、共通して、傾聴や共感などを含めた態度・コミュニケーションや基礎医学の重要性について発表してくれました。 学生の感想 ● チーム医療ふれあい実習を終えて、非常に有意義な時間を過ごせたと思っています。理学療法士の方が普段のリハビリで意識していることを直接聞くことができ、患者さまのことを第一に考える姿勢を感じました。また、患者さまに「ありがとう、頑張ってね」という優しい言葉をもらい、自分も理学療法士として病気や怪我に悩んでいる方の力になりたいと強く思いました。今回の実習で感じたことを忘れず、日々成長できるよう努力していこうと思います。   理学療法学科 1回生 大塚 陽南子                                                                                                ● チーム医療ふれあい実習を通して、私たちは「自分のなりたい理学療法士像」をより明確にすることができました。初めて理学療法士が現場で働いている姿を見学させて頂き、「患者様が何を望んでいるのか」を汲み取り、目標を定め、患者様と共に治療に取り組む姿勢が、一流のセラピストにとって重要であると学ぶことができました。また、患者様にとって最善の医療を提供するためには、多職種と連携・協働し、信頼関係を築く架け橋であるコミュニケーションを大切にすることが不可欠であると実感しました。そして、これからの学習のモチベーションにつなげることができました。                                                                                                    理学療法学科 1回生 古川 裕貴 最後に・・・ 専門職になるためには現場での実習が欠かせません。実習に向けて、4月から「チーム医療論」という講義を通して、準備を進めてきました。しかし、わかってはいたものの思い通りに、患者さんとコミュニケーションがとれなかったこともあったようです。彼らの感想から、本実習が学生のモチベーションを高め、「こんな専門職になりたい」という想いをつくる手助けになったのではないかと感じております。   彼らのやる気の火を消さぬように、引き続きサポートしていきたいと思います。   最後に、この場を借りて、ご協力いただきました患者様、施設・指導者の方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。   理学療法学科 准教授 松本 大輔 関連記事 第12回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました~健康科学研究科・理学療法学科 瓜谷ゼミ 第12回日本運動器理学療法学会学術大会 大学院生レポート ~健康科学研究科 第12回日本運動器理学療法学会学術大会 ③ 学部生レポート ~理学療法学科 第14回呼吸・循環リハビリテーション研究大会を開催しました!~健康科学研究科 田平研究室 4大学での合同ゼミで学部生・院生・教員が交流しました!~理学療法学科 瓜谷ゼミ 森岡研究室の同門会に院生・修了生49名が参加!~健康科学研究科 第3回日本老年療法学会学術集会で大学院生と修了生(客員研究員)が発表~健康科学研究科 本学にて第33回奈良県理学療法士学会が開催されました。~健康科学研究科・理学療法学科 大阪経済大学との合同研究発表会を実施!~地域リハビリテーション研究室 【快挙】本学の研究グループがパーキンソン病の姿勢障害の5因子を抽出することができました  

2024.09.24

第12回日本運動器理学療法学会学術大会 4回生参加レポート!~理学療法学科

瓜谷先生、大学院生からの学会レポートに引き続き、 学会に初めて参加した理学療法学科の4回生 5名から学会に参加した感想が届きましたのでご紹介します! 学部生の感想 その1 ● 2024年9月14日(土)~15日(日)にパシフィコ横浜で開催された、第12回日本運動器理学療法学会学術大会 に学部4年生・大学院生・大学院修了生と共に参加しました。私たちは、ポスター発表の部で「足底へのパッド貼付が片脚起立時および歩行時の足圧中心に及ぼす影響」について発表しました。筆頭演者の河合君は緊張した様子でしたが、しっかりと発表し、問題なく終えることができました。     第1,第2日程ともに参加し様々な講座や発表を聴講しましたが、どれも非常にレベルが高くこれから理学療法士となる私にとっては、とても良い刺激になり大変貴重な時間となりました。なかでも「進歩する低侵襲手術に応じた理学療法」という講座では、理学療法士が医師の行う術式への知見を深めていく必要があることを学び、働き始めてからも生涯勉強をすることの重要性を再認識することができました。   最後に、瓜谷先生をはじめ研究に協力してくださった安浦先生、芋川先生このような場に参加させていただき本当にありがとうございました。この経験を忘れず今後も精進していきます。   理学療法学科 4回生 柏井 英輝 学部生の感想 その2 ● 第12回運動器理学療法学会に参加させていただき、たくさんの病院や大学の先生方のポスター発表や教育演題を聴講しました。学生の私には難しく理解しにくい内容もありましたが、体内時計の話や肩関節の解剖の話など興味深い話をたくさん聞くことができてとても貴重な経験になりました。   ポスター発表では私が卒業研究で使用している機械を使用されている方がおられたので少しお話を聞いたりしました。     夜は瓜谷先生や院生、瓜谷先生のつながりで関東の病院の方と食事をしてみなさんから臨床での体験談など、とてもためになるお話を聞かせていただきました。   2日間を通して、自分も理学療法士になってからこのような学ぶ場に積極的に参加し先輩方からたくさんアドバイスをもらいながら成長していきたいと改めて感じました。   理学療法学科 4回生 後藤 香穂 学部生の感想 その3 ● 第12回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました。ポスター発表や様々な講演などを傾聴し、授業では学ぶことができない臨床現場での内容や多種多様な症例について学びを深めることができました。   実際に現場で働いている方のお話をお聞きすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。将来、根拠のあるリハビリを提供できるようこれからも学会などに参加し、知識を身につけ続ける必要があると感じました。     また、学会を通して理学療法士という職の素晴らしさを改めて実感しました。学生の間に学会という貴重な場に参加できてよかったです。   理学療法学科 4回生 繁地 佑果 学部生の感想 その4 ● 今回私たちは第12回日本運動器理学療法学会学術大会に参加させていただきました。私たちにとって初めての学会参加となり、ドキドキワクワクの2日間となりました。   今まで、大学院の先輩方や他の施設の先生方の研究を見聞きする場面がありませんでしたが、私にとって興味深い研究がたくさんあり自分の視野が広がったように感じています。     また、今回私たちの研究発表を聞いてくださった方からもたくさんの興味を示していただきとてもうれしく思いました。今後の自分にとってとても貴重な経験となり、より一層自分自身で研究活動を行ってみたいと思えた2日間になりました。   理学療法学科 4回生 前田 秀斗 学部生の感想 その5 ● 第12回日本運動器理学療法学会学術大会にて卒業研究で取り組んでいる内容に関するポスター発表を行いました。   初めての学会参加に加えて、現職者や教員の方々の前でのポスター発表はとても緊張しましたが、とてもいい経験になり発表を終えた後にはこの経験が自分を大きく成長させてくれたと感じています。   また、発表に関して多くの方に興味を持っていただきたくさん質問をもらった時に研究活動のやりがいや楽しさを感じました。質問内容から得るものが数多くあり今後の研究や自分自身の活動に活かしていきたいと思います。   本学会に参加し、様々な方々と交流を行えたのは、瓜谷先生をはじめ、研究室の皆様の協力のおかげだと思っております。この場をお借りして皆様に心より感謝いたします。 理学療法学科 4回生 河合 基 関連記事 ▼ 第12回日本運動器理学療法学会学術大会 参加レポート 第12回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました~健康科学研究科・理学療法学科 瓜谷ゼミ 第12回日本運動器理学療法学会学術大会 大学院生レポート ~健康科学研究科   ▶ 海外インターンシップ 出発に向けての取組や現地レポートはこちら   第14回呼吸・循環リハビリテーション研究大会を開催しました!~健康科学研究科 田平研究室 4大学での合同ゼミで学部生・院生・教員が交流しました!~理学療法学科 瓜谷ゼミ 森岡研究室の同門会に院生・修了生49名が参加!~健康科学研究科 第3回日本老年療法学会学術集会で大学院生と修了生(客員研究員)が発表~健康科学研究科 本学にて第33回奈良県理学療法士学会が開催されました。~健康科学研究科・理学療法学科 大阪経済大学との合同研究発表会を実施!~地域リハビリテーション研究室 【快挙】本学の研究グループがパーキンソン病の姿勢障害の5因子を抽出することができました

2024.09.24

イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.10~日本とイギリスの違い

こんにちは。人間環境デザイン学科の2回生の竹村弥恵です。イギリス生活もあと2日!今日はみんなで大英博物館を訪れました。晴れの予報でしたが、いきなり雨が降ってとても寒いです。思っていたよりもイギリスは寒いです。家族から奈良は今日34℃だと連絡が来て、驚いています。 先日授業で、気温のマークが出てきました。イギリスでは、℃の表記がCと表記されます。摂氏と華氏の関係で違う表記の仕方がされるのですが、授業で当てられた際読めませんでした。これはcentigradeといって、cent(i)(百)+ grade(度合い)で表すことができます。私が学んできた英語では馴染みのない言い方なので、新しいことを学べてとてもよかったです。     今日は私の放課後についてご紹介します。授業が12時半に終わり、そこから友達とご飯を食べ、電車に乗りロンドンへ向かいました。まずは大英博物館を訪れました。エジプトのコーナーを中心に見学しました。王族のミイラや、ツタンカーメンなどたくさんの歴史的なものを鑑賞できて、とても興味深かったです。   続いては、ビックベンに向かいました。イギリスの中で最も有名と言っても過言ではない場所。初めて見る大きな時計台に圧巻されました。映画・ピーターパンにも出てくる、とても美しく大きな時計台を見ることができて、本当に嬉しかったです。     そこからバッキンガム宮殿に向かいました。兵隊が入り口の前で警備をされていました。観光客が写真を撮っていました。そしてお土産を見て、みんなで電車に乗って帰りました。楽しいお兄さんとの出会いや、ちょっぴりトラブルもあったけど、とても楽しい1日でした。     私は今回初めての留学で、たくさんの外国の方と関わる機会がありました。ホストファミリーはもちろん、ステイ先にいるイタリア人留学生の高校生やクラスメイト。英語を自発的に話す機会がたくさんあります。イギリスに来て、本当に大切だと思った事は、自分のことを伝えると言うことです。自分の英語力に自信がなくても、恥ずかしがらずに伝えることが大切だと言うことを学びました。そしてそれは必ず返ってくるということ。イタリア人留学生4人とも本当に仲良くなり、楽しい夕食の時間を過ごしています。また会話をしていて、日本語とは違う言い回しをすることが多く、「この視点で感情を表現するんだ!」と新しいアプローチの仕方を学べてとても面白く感じています!   日本に返って寿司食べたい!という気持ちもありますが、イギリスにもっと滞在したいという気持ちもあります。ジレンマですね…残りのイギリスライフを楽しみたいと思います。   人間環境デザイン学科 2回生 竹村 弥恵 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.3~語学学校や観光の様子をご紹介! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.4~20歳の誕生日をイギリスで過ごしました! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.5~休日の過ごし方! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.6~今もなお続く、良きイギリス文化 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.7~英語学習と他国の留学生との交流 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.8~2週目に入りました! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.9~文化の違いから学ぶこと!|     カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活!

2024.09.23

第12回日本運動器理学療法学会学術大会で発表した院生レポート!~健康科学研究科 瓜谷研究室

瓜谷先生からの学会レポートに引き続き、 第12回日本運動器理学療法学会学術大会 において「ウェブ患者教育プログラム参加者の心理社会的側面の探索:質的研究」についてポスター発表をされた 健康科学研究科 修士課程 2回生 望木 茜さんからのレポートです。 2024年9月14日(土)~15日(日)にパシフィコ横浜で開催された、第12回日本運動器理学療法学会学術大会 に学部4回生・大学院生・大学院修了生と共に参加しました。瓜谷ゼミの理学療法学科 4回生の学部生や、大学院の先生方や修了生の方も発表されており、私自身も奮い立つ思いでした。     初めての対面でのポスター発表だったため緊張しましたが、学会に参加されている先生方から、直接、新たな視点でのご意見を頂けたことが良い経験となりました。また、研究結果を発表する際は、聞き手を意識して話したり、研究結果をどう表現すると伝わりやすいか考えることが大切だと学びました。   学会で議論したことやアドバイスを頂いたことをもとに、さらに研究をブラッシュアップしていきたいと思います。     今回の学会発表をするにあたり、瓜谷大輔准教授をはじめとする多くの先生方・先輩方のご指導、畿央大学からのご支援を頂きました。最後になりましたが、この場を借りて深く感謝申し上げます。   関連記事 第12回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました~健康科学研究科・理学療法学科 瓜谷ゼミ 第14回呼吸・循環リハビリテーション研究大会を開催しました!~健康科学研究科 田平研究室 4大学での合同ゼミで学部生・院生・教員が交流しました!~理学療法学科 瓜谷ゼミ 森岡研究室の同門会に院生・修了生49名が参加!~健康科学研究科 第3回日本老年療法学会学術集会で大学院生と修了生(客員研究員)が発表~健康科学研究科 本学にて第33回奈良県理学療法士学会が開催されました。~健康科学研究科・理学療法学科 大阪経済大学との合同研究発表会を実施!~地域リハビリテーション研究室 【快挙】本学の研究グループがパーキンソン病の姿勢障害の5因子を抽出することができました   ▶ 海外インターンシップ 出発に向けての取組や現地レポートはこちら