畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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2010年06月18日 一覧

2010年6月18日(金)

6月16日の朝、蛹(さなぎ)から羽化したオオムラサキ。その立派な姿を学長先生にお披露目しました。
その後、廣瀬研究室に戻り、しばらく飛翔を楽しんだ後、自慢の青紫色の翅(はね)を静かに休めていました。母蝶から産み落とされた卵の時代、榎の葉を食べ脱皮を繰り返し活動的であった幼虫の時代、糸を吐きじっと静止していた蛹の時代、そして成虫となった今、それまでの各時代の思い出に浸っているかのようです。

 

オオムラサキ.jpg

 

さて、このオオムラサキは、本学の教育学部を3月に卒業し、4月から橿原市立耳成西小学校教諭として3年生を担任している頃橋先生が、理科の単元「チョウを育てよう」の教材研究を深めるために研究室に14日に連れてきたものです。
今、学校では、ビジュアルな世界に浸っている子どもたちに生きる力をつけるために、本物に出会うリアルな体験・観察・実験・活動から感じ取ったこと(命の重み、自然の不思議さや規則性等)を表現することに指導の力が注がれています。畿央大学でも児童の実体験を豊かに支え知識を広げ深めていく先生を育て、そして先生方をバックアップしています。

 

これまでも廣瀬研究室では何頭ものアゲハ蝶・キアゲハ蝶がそれぞれの時代を過ごして大自然に飛び立っていきました。今年のこのオオムラサキも暫くは研究室で過ごしてもらう予定ですので『国蝶:オオムラサキ』の姿に興味のある方は是非お越しください。そして、明日の教育を実践的に共につくりましょう。

 

蝶の豆知識 **オオムラサキ**
チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種
学名:Sasakia charonda(Hewitson,1863)
日本に分布するタテハチョウ科の中では最大級(大きさ:前翅長50~55mm)
オスの翅の表面は光沢のある青紫色で美しい。メスはオスより一回り大きいが 翅に光沢はなく、こげ茶色。日本各地に分布している。
成虫は年に1回だけ6~7月に発生する。成虫は花の蜜は吸わず、クヌギやコナラ(広葉樹)の樹液を吸う。幼虫は、エノキ、エゾエノキの葉を食べて成長する。
なお、国蝶として1957年日本昆虫学会で「日本における代表的な大型美麗種」という観点で選ばれている。

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