2019年12月25日の記事
2019.12.25
関屋駅前「ちゃんこ好の里」のサイン看板作成PARTⅡ!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
関屋駅前「ちゃんこ好の里」さんに大きなサイン看板が取り付けられたのは今年の3/28でした。その時は取り付け場所が変更になり、お店の入り口付近の線路側に鉄骨柱を組み取り付けることになりました。電車側から見ると看板がよく目立ち大成功だったのですが、お店の入り口側からは看板の裏側しか見えず、悪く言えばまるで楽屋裏のような状態でした。 ▼2019年3月の設置状況 そこで今回、店頭側にも電車側の半分の大きさの看板を取り付けることにしました。 いざ取り付けるという段階になり、大きなアクシデントが発生しました。看板の寸法が少し大きすぎて柱間に入らなかったのです。急遽現場で看板を数センチカットして何とか無事に納めることが出来ました。 ハラハラドキドキの取り付け作業でした。 ▼看板前で記念撮影 左が勝屋君で右が米田君です。 【学生からのコメント】 当初は単調な作業でしたが、みんなで協力していくうちに面白みを感じるようになり、最終的に色塗りが終わったときはとても達成感がありました。参加できて良かったです。 2回生 津瀬彪磨 好の里さんの看板をもう一枚作ると決まり、上回生が作ってくださった看板の縮小版を作ると言われ、緊張しました。枠組みの作成と並行して下書きを描き、彩色し、完成した時、達成感と充実感を感じました。ですが、取り付け作業当日、取り付け位置に看板がはまらないという不測の事態に陥り、その場での対応に迫られ、現場で一度寸法を測り直し、看板を解体、切断して寸法を合わせ直さなくてはならなくなりました。この時、あらゆる事態を予測し、その場でも即座に対応できる判断力が必要だなと痛感しました。この経験は必ず次に活かしていきたいです。 2回生 勝屋翔太 看板作成にあたって、様々な工程に取り組みましたが、依頼された物ということで少し緊張しました。依頼主の好の里さんのご要望通りの作品になっているのかというのと時間の少なさという不安があったからです。しかし、最終的に好の里さんがとても喜ばれているのを見て、安心と達成感がありました。とても貴重な体験が出来たと思います。 2回生 米田雄人 取り組みを終えて好の里さんからコメントを頂き、自分達が関わった活動が思っていた以上に地域の方々に喜んで頂けて、とても嬉しかったです。これからも今回のように喜んで頂ける作品を作れるよう、もっと色々な勉強をして、よりたくさんの方々に愛される作品を作っていきたいと思いました。外での取り付け作業中では、参加した2回生全員にちゃんこを振舞っていただき、しみしみのお野菜や鶏肉、おうどんまで入っていて、本当に美味しくてとても幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。 2回生 麻田彩花 【最後に好の里さんから】 ご来店いただいたお客様は、立ち止まり読んでくださるようになりました。今までは私達が「この裏に畿央大学の学生さんが書いてくださった香芝市PRの看板があるんですよ!」とお声をかけないと、素通りされてしまっていました。 立ち止まって読んでくださり、お客様からお話をして来てくださる事もありました。 お客様から、すごいね!かっこいいね!若さかなぁパワーがあるね!今度電車に乗ったら見るよ!電車に乗るのが楽しみだわ!とお声を頂くと、香芝市の為に、地域活性化のために少しはお力になれたかなと、思っています。これから沿線沿いに沢山たくさん活気のある看板が増えていき、全国から注目を浴びる香芝市になればいいな!と、心から思っています。 ●相撲茶屋ちゃんこ好の里 さんの公式Facebookにて【あおぞら号】の通過の様子がご覧いただけます。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 【関連記事】 福岡県理学療法士会ロゴマークデザインコンペ~人間環境デザイン学科加藤ゼミ G20大阪サミット シンボルデザインコンペの思い出~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 学生が店舗デザインを担当した「izhaori」が令和元年5月1日にOPEN!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 「ちゃんこ好の里」さんのサイン看板作成!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
2019.12.25
教員と院生が第6回日本地域理学療法学会学術大会に参加・発表!~健康科学研究科
2019年12月14日(土)、15日(日)に京都市内にある京都テルサにて、第6回日本地域理学療法学会学術大会が開催されました。高取研究室からは、高取克彦教授が口述発表を、松本大輔准教授はシンポジストとしての登壇、一般口述演題(老年学)の座長を務められました。私(修士課程1年 坂野)はポスター発表をしました。 <高取克彦教授> 「地域在住後期高齢者のフレイル発生を予測する社会・心理学的因子についての検討」というタイトルで、地域在住の後期高齢者におけるフレイルの予測因子を社会的側面および心理学的側面から明らかにする研究成果を口述で発表をしました。 <松本大輔准教授> 「地域在住高齢者に対するトレーニング効果のエビデンス」というテーマでシンポジウムの中で講演、他2名の先生と議論をしました。明らかになっているエビデンスや推奨グレードから運動強度や声のかけ方、ウォーカビリティの紹介等具体的な方法まで幅広い内容を解説し、大ホールの参加者は皆熱心に聞かれていました。 ▼左が松本准教授(右は畿央大学卒・大学院博士後期課程修了生の石垣先生) <健康科学研究科 坂野裕也> 「要介護高齢者における自宅内転倒と居室環境との関係~居室入口段差と明るさに着目して~」というタイトルで、ポスター発表を行いました。照度を客観的に評価した研究は少ないので面白かった等の意見を頂き、1時間の自由討論では大いに意見交換をすることが出来ました。 今回の学術大会は時代背景もあってか参加者は前年を上回る1100名超となり、関心の高さが伺える大きな学術大会となりました。健康寿命の延伸や介護予防、地域包括ケア実現等に向けて理学療法士としてどのような貢献が出来るのかを再度深く考えることができる学術大会でした。 教育講演や特別公演、パネルディスカッション、事例・症例セッション、シンポジウム等通じて最も多く出てきたキーワードの1つが「フレイル」です。今後、フレイル検診も本格的に始まりますが、改めて超高齢社会を乗り越えるために私たち理学療法士が全力で取り組んでいく必要性を感じました。 これからも高取研究室ではこれらの課題解決に寄与できるよう日々精進してまいります! 畿央大学大学院健康科学研究科 修士課程1年 認定理学療法士(地域) 坂野裕也 【関連記事】 第5回日本地域理学療法学会学術大会で本学教員・客員講師が表彰されました!~理学療法学科
2019.12.25
2019年度後期「マミポコ・キッズ」第3・4回活動報告!~現代教育学科
こんにちは、マミポコ・キッズです! 私たちは畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行っています。 今回は2019年後期の第3・4回の活動の様子を振り返ってご紹介します! 第3回:11月24日 第3回では、地域の方をお招きして、伝承遊びを教えていただきました。6つのブース「ぶんぶんゴマ」、「あやとり」、「紙飛行機」、「坊主めくり」、「とんとん相撲」、「お手玉」をグループごとにまわり、地域の方に教えていただきながら遊びました。 ▼左:「あやとり」うまくほうきを作れたかな? 右:「とんとん相撲」地域の方と勝負だ! ▲「紙飛行機」地域の方に飛ばすコツを教えてもらおう! ▲「ロンドン橋」地域の方と一緒に遊ぼう! 最後に、「じゃんけん列車」のゲームを地域の方も一緒に参加して遊びました。じゃんけんをしてだんだん列を長くしていき、最後には全員で一つの列になることができました。地域の方ともたくさん関わり、楽しんで遊んでいました。 第4回:12月15日 第4回では、お宝の位置が書かれた地図を発見し、みんなでお宝を探す「たんけん」をテーマに活動しました。 まず、探検の準備をするために「めざせたんけんマスター」というゲームをしました。このゲームは、グループの色のじゅうたんに乗り、お題の答えとグループの答えが違っていたら、だんだんじゅうたんが小さくなっていくというものです。出されたお題に対してグループの友達と一生懸命に考え話し合い、一つの答えを出すことができました。 ▲「めざせたんけんますたー」探検の準備をしよう! 次に、目の前に突如現れた岩を倒すために「こわしてすすんで」というゲームをしました。このゲームは、目の前に現れた岩を倒すために魔法の球を投げるものです。大きな岩に玉を上手に当て、グループの友達と協力して倒すことができました。 次は、「めくってみつけて」で隠れている鍵を探し出すゲームをしました。このゲームは、オセロを原型とするゲームであり、キノコ役・トナカイ役の大学生と、子どもたちが対戦するというものです。子どもたちは一つでも多くの鍵を探し出そうとグループの友達と作戦を立て、たくさんの鍵を集めることができました。 最後にクマに宝箱のありかを教えてもらうために、クマと一緒に「おしえてどうぶつさん」というゲームをしました。このゲームは、大学生が最後に言った言葉の文字の数で集まるものです。子どもたちは、クマや他のグループの友達とたくさん関わりながら、遊びを成功させ、最後にたくさんの笑顔をみることができました。 ▼「こわしてすすんで」大きな岩を壊せたかな? ▲左:「めくってみつけて」キノコ達に負けずに鍵を探そう! 右:「おしえてどうぶつさん」クマと仲良くなれたかな? 最終回の活動に参加して頂いた保護者の方を対象にアンケートを実施しました。 「参加してよかった」「毎回楽しみにしていた」「他の学校のお友達や違う学年のお友達と遊ぶ機会ができたのでよかった」「来期もまた参加したい」といううれしいご感想・ご意見をたくさんいただきました。保護者の方からいただいたご意見を参考にして、よりよいマミポコ・キッズにしていきます。 これで、後期の活動は終了となりますが、来年度も前期から活動は行う予定です。子どもも大学生も成長でき、楽しめる活動になるよう、頑張っていきます。今後も活動の様子をブログで紹介するので、ぜひご覧ください。 また、来年度からマミポコ・キッズの参加申し込み方法が変わります。2020年4月1日になりましたら、ご案内を開始いたしますので、畿央大学のホームページをご確認ください。 マミポコ・キッズでは毎回当日スタッフの方のご協力のもと活動を行っています。これからも、たくさんの当日スタッフの方の参加をお待ちしております。今後とも、マミポコ・キッズをよろしくお願い致します。 現代教育学科2回生 竹上はるか(おと) 1回生 柴田舞 (まい) 御崎夢乃(ゆめ) 【関連記事・リンク】 マミポコ・キッズ マミポコ親子ひろば 2019年度後期「マミポコ・キッズ」第1・2回活動報告!~現代教育学科 2019年度「マミポコ・キッズ」第3・4回活動報告!~現代教育学科 2019年度「マミポコ・キッズ」第1・2回活動報告!~現代教育学科
2019.12.25
畿友会(学生自治会)だよりvol.61~「クリスマス会」開催レポート!
2019年12月13日の金曜日に畿友会主催の「クリスマス会」が開催されました! 令和最初のクリスマス会を盛り上げてくださったのは、「ADVANCE#」「ジャグリング」「ぺんぺん草」「すごけん。」「TINKERS」の皆さんです!!! ▼ADVANCE#さんのポップな曲やバラード曲のアカペラで癒されました! ▼ジャグリングさんの息のあった動きと綺麗なパフォーマンスに感動しました! ▼ぺんぺん草さんのクリスマスデートの漫才でたくさん笑わせていただきました! ▼すごけん。さんのクリスマスソングで一緒に盛り上がりました! ▼TINKERSさんのチアダンスでとてもかわいく笑顔になるパフォーマンスを見させていただきました! 食事会はオートブルやお菓子、ジュース、ケーキがたくさんあり、皆さんで楽しくお話しておいしくいただきました。 最後には恒例のビンゴ大会で盛り上がりました!!様々な景品がたくさん用意されていました。今年の注目の豪華賞品はNintendo Switchでした! ビンゴされた皆さんおめでとうございます!! 皆さんのおかげで素敵なクリスマス会になりました。ご参加いただいた皆さんありがとうございました。来年もぜひ参加してください! 畿友会広報部署 現代教育学科1回生 下岸あすか 【畿友会(学生自治会)だよりの関連記事】 畿友会(学生自治会)だよりvol.60~クリスマスツリー点灯! 畿友会(学生自治会)だよりvol.59~イルミネーション点灯! 畿友会(学生自治会)だよりvol.58~イルミネーションを設置!
2019.12.25
令和元年度「臨床実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科
2019年12月14日(土)午後よりP201講義室において、看護医療学科の「令和元年度臨床実習指導者研修会」を行いました。この研修会は、臨床実習指導者および本学看護医療学科の教員が学生の看護実践能力の向上のために協働し、効果的な実習指導を行うことを目的として、また日頃の学生指導を振り返るとともに相互の交流と親睦を深める機会として年1回開催しており、今回で9回目となります。 当日は12月の寒い中にあっても暖かい日差しに包まれた日となり、15施設から45名もの臨床実習指導者の方々にご参加いただき、本学教員を含め70名での研修会となりました。 <第1部 講演> 「看護基礎教育における実習で教授する臨床判断能力とは」 大阪府立大学大学院看護学研究科 教授 細田泰子先生 本年度は、臨床判断能力について学んで実習指導に活かそうということで研修を行いました。第1部は、大阪府立大学大学院看護学研究科の細田泰子教授に、「看護基礎教育における実習で教授する臨床判断能力とは」というテーマでご講演をいただきました。臨床判断能力は経験のある看護師であれば誰しもが持っているものです。しかし、学生や新人のように、経験が浅いとなかなか「その場の判断」ができません。看護過程のような論理的な思考とは異なる、その場での判断能力である臨床判断能力のモデルを教えていただきました。 <第2部 グループワーク> 第2部では、場所を食堂「カトレア」に移し、本学の実習施設(病院や訪問看護ステーションなど)の指導者と本学教員が数名ずつ入り混じった小グループに分かれ、グループワークを行いました。第1部で臨床判断能力を評価するためには、ルーブリックという評価方法があることも、細田先生からご紹介いただきました。そこで、グループワークではこの評価を参考にして、学生の臨床判断能力を養うことを、実習指導場面でどのように実現するかについて議論をしました。いくつかのグループに意見交換の内容を共有していただきましたが、その多くが注目していたのが、臨床判断モデルの中の“気づき”のフェーズでした。たとえば、気づきを促すための学生への発問を難しいと感じるが、学生のレディネスに合わせて発問の前に助言を工夫しているという取り組みが紹介されました。 また、気づきの前段階として患者へ関心を寄せることができるように導いたり、そのためにも指導者自身の思考を言葉にして学生に伝えたりすることも大切だという意見もありました。想像力や非言語的コミュニケーションスキルが未発達でも、ちょっとした誘導や枠組みの設定で学生が気づくことができるのではないかとの意見も出てきました。最後に、共有された内容について細田先生が総括され、学生とともに行うデブリーフィング・振り返りによってさらに思考過程を深めることができる好機として、カンファレンスの重要性についても改めて強調されました。細田先生は、「Think like a nurse(看護師のように考える)」というタナー氏の言葉を添えられ、臨床判断モデルにより学生が実習で即興的に判断できる能力を養う可能性を示唆されました。 臨床判断能力というものは、可視化したり評価したりすることが難しいものではありますが、このようなモデルや評価を用いることで、学生や新人の教育に活用できるかもしれません。 研修会後のアンケートでは、グループワークでの教員のファシリテートに改善の余地が示唆されましたが、おおむね参加者の方々からは、「学生への関わりを振り返る機会になった」「指導について他施設の指導者と共有できた」「日頃の指導の裏付けができた」「今後の指導に活かしたい」など多くのご意見をいただくことができました。 最後に、本学看護医療学科長の河野由美教授による講評があり、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。 今後も臨床実習指導者と教員間でのコミュニケーションを図りながら、学生を導いていけるよう努力を重ねていきたいと思います。 ご参加いただきました臨床の皆様、ご講演とご指導いただきました細田先生、ありがとうございました。 看護医療学科准教授 乾 富士男・林田 麗 【関連記事】 平成29年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科 平成28年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科 平成27年度 臨地実習指導者研修会を開催しました~看護医療学科 平成26年度 臨地実習指導者研修会を開催しました。(看護医療学科)
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