畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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2015年03月09日 一覧

2015年3月9日(月)

2015年2月26日(木)に小学校一日見学を行いました。

大阪教育大学のご配慮により、平成22年度より同大学附属天王寺小学校でお世話になっています。

今年度の参加者は、115名です。

ご存知のように、教員養成大学である大阪教育大学の附属小学校は、多くの教育実習生の指導をされています。また、教育研究校としても各教科等の指導や教材開発等の研究に積極的に取り組まれ、全国から多くの教員が研修に来られる学校です。

将来、教員を目指す1回生にとっては、先進的な教育や指導の実際を拝見し、多くの知識や技術、教育観を体中で学習できる機会です。 当日はあいにくの雨の朝でしたが、一人の遅刻者もなく8時25分に、出席者全員がオリエンテーションの席についていました。

 

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8時30分から附属小学校の教育実習指導担当の先生による諸注意、変更点等の講話をうかがった後、午前中4時間の授業参観、昼食をはさんで清掃指導の参観、午後2時からは同校副校長である山手隆文先生から将来教員をめざす学生へのご講話を頂くという、学び多い充実した一日となりました。

教師になることを夢見て畿央大学に入学後1年を終えた学生達は、教師を目指す意識をもちつつあります。小学校1日見学でえた学びを近い将来の自分の力に結びつくよう、私たち大学教員も指導に努力していきたいと考えています。

 

参加した学生のレポートから、見学の感想や学んだことなどを紹介します。

多かったのは学習指導についてです。どの学生も、子ども主体の指導を実感しています。

 

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●どの教科においても、児童の意見を大切にしているということが感じられた。児童が話し合っているときは、先生は見守るだけ。児童の主張、意見については、クラス全体で考え、比べ、さらに学習のレベルを高めていく。児童の要求にはできる限り応えるなど、まさに授業は先生が進めていくものではなく、子どもたちが主体となって進められていくということが感じられた。

 

●学習参観の際、毎時限、特に国語の時間に教師と児童のやりとりの重要性を感じた。なぜならそれは、前回からの続きとして,練習している音読の場面で、児童一人一人が順番に読んでいく中、一人の児童が読み終わる度、教師が何かひとこと言い、それに対しての児童の反応が違ったからである。ある児童の発言に対し、教師がほめると他の児童もほめられようと同じような行動をとったり、自分のアピールをしたりしようと行動をとることが多く見られた。

 

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●どの教科も先に教師がある程度導いてから考えさせるのではなく、本当に必要最低限のところまでしか先に言わず、児童たちが少し悩み、考えなければならないような状態を多くつくっているなという印象を受けました。また、ちょっとしたことでも取り上げて意見を言わせるという機会も多いなと思いました。間違っていてもいいので、まずは自身をもって自分の意見を堂々と言わせると言うことを大切にしているのだなと感じました。特に算数は、式と答えだけでなくなぜそのような式や答えになったのかがわかるように、図なども書かせ、またその書いたものを正しいものだけでなく間違っているものも説明させて、どこで間違ったのかがはっきりとわかるようにしていたのがすごいなと思いました。

 

●児童が楽しめるように、リズムに乗ったり手拍子をして覚えやすくしたり、音読でも間の取り方、ペース、声の大きさがよい児童には、一人一人「上手」「大きい」とほめ、できてない子どもには「おそい」「もう少し」など的確にアドバイスをしていた。算数では、児童が発表する前と後で、「聞いてください」「ありがとう」という言葉のルールを決め、児童の話を聞くことができる環境づくりができていた。また、似ている考え方をしている児童を前に出し、より理解を深めるためにの工夫が多くあった。

 

子どもたちの様子では、どの学生にも心を開いて接しようする親しみやすさ、元気に遊ぶ時間としっかり学習する時間の切り替えのよさ、先生方のご指導の成果が子どもたちからうかがえることにも着目しています。

 

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●実習生がぞろぞろと入っていったにも関わらず、児童があまりざわつかず、しっかり先生の話を聞いている、という教室全体の雰囲気に驚きました。1時間目は体育だったので、すぐに移動にも関わらずきちんと列に並んで体育館に移動、しかし体育館に入ると子どもらしい様子で走り回ったり、活動をのびのび楽しんだりする様子から、とてもメリハリのある学級経営を行っているのだろうということを感じました。

 

●自分から積極的に関わってきてくれる子や反対に全く自分からは関わってこようとしない子までさまざまですが、どの子も話しかけると嬉しそうに楽しそうにしゃべってくれ、みんながそれぞれいろいろな子に声をかけながらコミュニケーションをとろうとしているのがとてもよく分かりました。授業中も自分一人でわからないことがあれば、隣の子と自分の意見を言い合いながら、なぜそうなるのか理解していってる姿もあり、2年生でこのようなことをしているのに驚きました。

 

●先生方にも驚きましたが、子どもたちの表情にも驚きました。休み時間に「先生,先生」と言いながら甘えてきたり遊んでいたりするのに、チャイムが鳴ると「戻らないと」といって席へ戻っていく気持ちの切り替えができていることに感心しました。

 

先生方と子どもたちの関わりから、教師という職業の大切なポイントに気づいた学生もいます。

 

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●授業の目標を明確にすることや、教師は答えを教えるのではなく、子どもたちに考えさせ少しずつヒントを出していく、子どもどうしでの意見の交換など、子どもたちとの関わり合いを大切にし、授業は教師と児童のコミュニケーションによって成り立つものだということを改めて学べたように思います。

 

●担任の先生は児童に対して礼儀や態度に厳しく、初めは2年生にそこまで厳しく教える必要があるのか、無理があるのではないかと思っていましたが、だんだん授業を受けていると、児童は礼儀正しく、私たちに対する態度もとてもていねいで、2年生とは思えませんでした。しかし、授業以外での担任の先生にはいつも笑顔で児童と楽しく接する姿が見られました。このような切り替えが児童の指導にとても重要だと思いました。

 

●3時間目の授業が終わった後、担任の先生がある児童のノートを見せて下さいました。そのノートの初めは四角のマスに収まらない文字やぐちゃぐちゃな図などとてもわかりにくいものでした。しかし、数ヶ月後の今日のページではとてもきれいな文字でまとめられていました、そのことから先生は、児童が1日1日でとても成長することを教えて下さいました。同時に、たった1日の授業で手を抜くだけで、大きな差が生まれてしまうことも教えて下さいました。先生という職業は、子どもの成長に大きく関わることをわかっていたけれど、今回実際に見て感じたことで、より責任感を感じることができました。また、叱り方や褒め方や全員と平等に接することの難しさを感じたので、これからの大学の授業の中でしっかり学んでいきたいと思いました。

 

ご協力いただきました大阪教育大学附属天王寺小学校の皆様、ありがとうございました。

 

現代教育学科 教授

西尾 正寛

 

2015年3月9日(月)

大学へ向かう道筋も、肌寒い季節から 3月に入って桜の蕾がつき、少し春らしさを感じる季節へとなってきました。

 

さて、私たち助産学専攻科は2月の国家試験と卒業研究発表会も終え、 3月4日(水)に学内最後のイベントでもある『NCPR新生児の蘇生:Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitation)Bコース』を受講しました。

今回は、学生全員と先生方と一緒に受講しました。

 

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NCPRとは、日本周産期・新生児医学会により「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立をめざし、新生児の蘇生を新生児科医のみならず、分娩にかかわる産科医、助産師、看護師、さらには医学生・看護学生、救急救命士等にも学んでもらおうというものです。講習会受講後、試験に合格し所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることが出来ます。

 

1日の流れとして、まず講習を受けた後、実際に人形を使って蘇生法のデモンストレーションを行います。その後、試験を受けて終わりです。

 

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インストラクターによる蘇生時に必要な知識や実践の講座を受け、新生児の緊急時に対応出来る助産師となるためには的確な判断と、現場で迅速に動くことが出来るよう訓練することが大切であることを学びました。

デモンストレーションでは、一つ一つの行動に時間がかかってしまい、次に何をすればいいのか考えている時間がなかったり出生後30秒単位で行動することの難しさを体感しました。

その時の対応によって生まれてくる新生児の生命が左右するという話を聞き、改めて生命の誕生に関わる助産師としての責任感や、チームとして動いていく大切さを感じました。

 

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また、実施のデモンストレーションでは、真剣な眼差しの先生方の姿もみられ、いつまでも勉強し学んでいる姿勢は今後とも見習っていきたいと思いました。

 

最後にテストを受け全員合格していることを願いながら最後のナース服姿を写真におさめ、1日が終わりました!(緊張感が取れて、いい笑顔☆)

4月から現場で、今回の学びを活かし笑顔を忘れずそれぞれが自分の理想とする助産師になれるように精一杯頑張っていきたいと思います!

 

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助産学専攻科 吉安 生希

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