2022.10.27
「第10回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会」に教員・大学院生が参加!~健康科学研究科
2022年10月22日~23日に第10回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会が東京工科大学蒲田キャンパスでハイブリッド開催されました。
畿央大学からは瓜谷大輔准教授と瓜谷研究室の粕渕賢志さん(博士後期課程3年)、佐々木紀奈子さん(修士課程2年)、熊部翔さん(修士課程2年)、座間味栄治さん(修士課程1年)、私、山藤滉己(修士課程1年)が口述・ポスター発表をしてきましたので報告させていただきます。
本学会では「徒手理学療法のエビデンスと技術 “Cutting Edge”」をテーマで行われました。特別講演、教育講演、シンポジウム、口述・ポスター発表において、日々の臨床における新たな取り組みや評価治療における問題点・研究手法などを提示して活発な議論がなされました。
シンポジウムでは瓜谷大輔准教授が「徒手理学療法と研究法」をテーマに、徒手理学療法領域における研究において科学性を担保する徒手理学療法研究の科学性を高めるための内容についてご講演をされました。
大学院生の発表に対しては症例報告・研究内容に対する多くの意見・アドバイスを頂き、我々の今後の研究テーマを発展させるための知識を得る事ができた良い学会発表となりました。
また、瓜谷大輔准教授が昨年度の第9回日本運動器理学療法学会学術大会で優秀賞に選ばれた演題が本学会で表彰され、さらに第10回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会でも大会優秀賞を受賞されました。
今回の発表演題名は以下になります。
発表演題
●瓜谷大輔准教授
「変形性膝関節症患者の主観的stiffnessの関連因子:システマティックレビュー」(口述)
「徒手理学療法と研究法」(シンポジウム)
●粕渕 賢志(博士後期課程3年)
「慢性足関節不安定性を有する者における足関節同時活動と運動力学的動態の関係」(ポスター)
●熊部 翔(修士課程2年)
「外側広筋における筋疲労に伴う筋浮腫の変化について」(ポスター)
●佐々木 紀奈子(修士課程2年)
「筋電図評価を用いて可動域運動方法を工夫した橈骨頭骨折の一症例」(ポスター)
●山藤 滉己(修士課程1年)
「人工膝関節置換術後の QOL に関わる複合的な要因の探索」(口述)
●座間味 栄治(修士課程1年)
「外傷性左示指伸筋腱損傷で握力に支障が生じた症例」(口述)
最後になりましたが、今回の学会発表をするにあたり、瓜谷大輔准教授をはじめとする多くの先生方・先輩方のご指導と畿央大学のご支援・ご協力があってのものです。この場を借りて深く感謝申し上げます。
畿央大学大学院健康科学研究科修士課程1年 山藤滉己
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