2022年10月6日の記事

2022.10.06

夏のスポーツ実習2022「コアトレ・ウォーキング」リポート!

畿央大学では夏期、冬期の集中講義として「スポーツ実習Ⅱ」(1年次配当・選択科目)を開講しています。今年度からは新たな取り組みとして、アダプテッド・スポーツ、コアトレ・ウォーキング、バスケットボール及びバドミントンの4種目群から1種目を選択して履修します。 今年度はじめての試みとして、2022年8月16日(火)から19日(金)までの4日間にわたって「コアトレ・ウォーキング」を実施しました。   コアトレ・ウォーキングとは、良い姿勢づくりの土台となるコア(体幹)トレーニングを取り入れたウォーキングのこと。ただ黙々と歩くだけでは楽しくないので、最終日にはステージで美しいウォーキングを発表するというゴールをめざし、皆で一丸となって取り組みました。         1日目は、受講生ひとりずつの姿勢・歩行を動画に撮り、土踏まず形成状況を測定し、各自にフィードバックを行いました。姿勢では、皆さんスマホをよく見るためか、首が前に出た不良姿勢の方が多かったです。また、歩行では、歩幅が狭くて体の後ろ側が使えていない方が多いことがわかりました。実際に、画像や動画で客観的に自分の姿を見ていただいたことでそれぞれの目標設定が明確になったようでした。   2日目は、体幹エクササイズを行った後に正しい姿勢、ヒップアップする足運びを練習しました。ウォーキングは量より質!いかに体の後ろ側の筋肉を使うかが重要なので、体育館の全身が映る鏡の前で、良い姿勢を保持しつつ、足趾を使った一歩一歩の足運びを確認して練習しました。翌日、腹筋や背中、ヒップが筋肉痛になったという人が多く、いかに日頃、何も考えずに筋肉を使わない歩き方をしていたかということを実感したという声が多かったです。   3日目は、座学で、体幹が姿勢や健康に及ぼす影響、足の構造、足トラブル、正しい靴の選び方や履き方について学んでいただきました。その後、鏡を見ながら、発表に向けてポージングやターンの練習を行い、発表で身につける衣装を選びました(希望者には簡単なパーソナルカラー診断を行いました)。そして、音楽に合わせながら何度も動画に撮っては皆で振り返り、本番に向けた発表練習を行いました。   4日目は、これまでの成果発表として、ホールのステージでの本番に向け、ヘアメイクを完成させ、何度もリハーサル練習を行った後に本番の発表を行いました。皆さん、今までよりさらに美しい姿勢で堂々と歩いていただき、素晴らしいステージ発表でした。   ▼撮影時のみマスクを外しています。   受講した学生の感想 ●シラバスを見て想像していた講義内容よりも楽しく、新しいことを沢山学ぶ事が出来ました。初めの日に姿勢の癖を理解し、正しい姿勢には筋力が必要であることが分かりました。片方の脚に寄りかかって休憩する癖や、髪の分け目の方向に顔が傾く癖などのこれからも意識しやすい内容も、お尻の筋肉を使う慣れない歩き方もありましたが、4日間意識しただけで意識することに慣れてきたので、これからも継続していきたいです。パーソナルカラー診断や似合うお洋服、メイクまでも考えて頂き、新しい私についても知る事が出来ました。ステージ発表では、自分に合ったお洋服とメイクでウォーキングをする事ができて楽しかったです。正しい姿勢、自分に合った身だしなみをこれからも追求し、自分磨きを頑張ろうと思えました。   ●正しい歩き方、姿勢を知ることができてすごく良い4日間だと思いました。1日目の測定では自分でも知らなかったようなことを知れて良かったです。2日目で笑顔や正しい姿勢の練習をし、自分を良く見せるために必要なことを学ぶことができました。正しい歩き方をすると、次の日にお尻が筋肉痛になって、普段使ってない筋肉を使ったんだなと感じ、嬉しくなりました。3日目は、すごく興味のあったパーソナルカラーを診断してくださって、自分に似合う色を知ることができました。それを踏まえてショーのための衣装を決め、どんどん実感が湧いてきました。4日目は、ショーのために、ヘアメイクを友達にしてもらったり、先生にメイクをしてもらって、すごく楽しかったです。本番では少し緊張したものの、楽しんでステージを歩くことができました。この4日間で、普段会わないような人たちと交流して仲良くなったり、色々なことを学ぶことができて本当に楽しかったです。         ●基礎から本格的に、歩き方や姿勢、ポージング、パーソナルカラーやメイクまで教えていただき、自分自身と向き合うよいきっかけとなりました。学んだことを今回で終わりにせず、これからの人生に活かして美しい女性に近づいていけるよう努めていきたいです!   ●この講義はとてもハードであまり楽しそうと思ってはいませんでしたが、多くのことを学ぶことができ、日常生活で取り入れることで大きく成長できることが多かったです。特に、正しい姿勢やパーソナルカラーを知れたことなどは自分にとってすごく価値のあることだと感じています。最後の本番では笑顔はぎこちなかったですが、ウォーキングは1日目に比べてすごく上達したと思えたのでよかったです。とても楽しかったです!       ●自分の姿勢の悪さを改善したいと思い、参加しました。1日目に自分の立ち姿を見たときにここまで悪い姿勢だったんだととてもショックを受け、この4日間で絶対に姿勢に対しての意識を変えようと強く思いました。2日目のトレーニングがとてもしんどくて自分の体力がすごく落ちていることに気づきました。笑顔についてはアルバイトなどで少し自信があったのですが、先生の説明を聞いてから自分の表情を見るとまだまだ口角を上げることができるし、ぎこちない表情になっていると感じました。発声練習では、自分は滑舌が悪く早口言葉は無理だろうと思っていましたが、事前に口角を動かしたことで、思っていたよりうまくできました。滑舌を良くするためにも口角を上げて笑顔で生活していきたいです。衣装決めでは、まだ会って数日しかたっていないのに洋服を貸してもらったり、先生やみんなにアドバイスをもらったことで、服装に自信が持てるようになりました。ウォーキング練習は、姿勢、笑顔、手、足運びを全て同時に意識することがとても大変でした。最終日は、みんなでメイクをしあったり、髪を巻いてもらったりして自分の新たな一面を知ることができました。また、先生に自分の顔や骨格に合った眉毛にしていただけてとても嬉しかったです。ウォーキング発表ではターンや立ち位置のことを考えすぎて、学んだことを全て生かすことができずとても悔しかったですが、ペアの人と息を合わせてターンやポーズをすることができました。この4日間で沢山学ぶことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。学んだことを今後の生活で生かしていきます。         ●最初はもっとキツいトレーニングなどをして、ウォーキングも沢山歩いてしんどいだろうと思っていました。けれど、本当にいい意味で全く想像と違い、沢山の友達も出来て、先生に似合う色や正しい姿勢を教えてもらい、本当にこれからの生活で為になることを沢山学べ、女子力が上がって品のある女になれる気がしてとても嬉しかったです。最初は夏休みに行くのは嫌だなと思っていましたが、本当に楽しい授業でコアトレ・ウォーキングを受けてよかったなと思いました。   ●他の学部の人と交流する機会がなかったので、新鮮な気持ちと共に人脈が新たに広がって嬉しく感じました。コアトレ・ウォーキングでも、畿央大学が大切にしている「皆で話し合う」ということがされていて、歩き方や姿勢、お洒落やメイクを学ぶ事も楽しかったのですが、先生だけではなく、皆の力を合わせて作り上げる事がなによりも楽しかったです。 最後の発表では姿勢良く出来ていても緊張で顔が引き攣ってしまっていたかもしれないのですが、先生と共に自分達で試行錯誤して作ったステージを含め衣装、メイク、曲などが全て合わさった舞台に立つことが出来て楽しかったです。コアトレ・ウォーキングで学んだ姿勢や歩き方、メイク、服装は今後も必ず活用したいと思います。4日間、興味深いことばかりで楽しかったです。     この授業を通して健康増進のためのウォーキング習得だけでなく、将来の面接につながる自己表現力や学科を超えたチーム活動によるコミュニケーション能力など、社会人基礎力の向上に繋がればと思います。ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。       教育学部現代教育学科 准教授 上田恵子     【関連記事】 夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.5 夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.4 夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.3 夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.2 夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.1

2022.10.06

英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.1~ホームステイ先に到着!

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。コロナ禍の影響で延期になっていた3回生と2回生あわせて11名が、2022年9月17日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第1弾です! 現代教育学科3回生の誉田です。ビクトリアに到着すると、港までホストマザーが迎えに来てくれていました(セメスター留学中はホームステイ)。家へと向かう途中にビクトリアを案内してもらい、美しく華やかな町並みに感動しました。特に、道に沿って大きな海が広がっている場所は、本当にきれいで、お気に入りのスポットになりました。道端にいるリスやウサギは、本当にかわいくて、いつも癒されています。       初めてのホームステイで緊張しましたが、ホストマザーはやさしく、おいしい夕食を準備してくれます。ビクトリアに来て初めての夕食は、チキンとフライドポテトでした。フライドポテトはほくほくで、サワークリームと一緒に食べるとおいしいです。         現地学校の初日、無事に予定のバスに乗ることができほっとしました。日本のバスと違うところは、バスの前方に自転車を乗せる場所があることです。学校帰りは、バスに乗っている最後の一人になることもあり、フレンドリーな運転手さんは、どこで降りるのか聞いてくれ、近い場所で下ろしてくれます。また、運転途中に食べ物を買いに行くことがあり、その時はバスで待っていなければなりません。日本ではあまり見られない光景で面白いです。         留学は始まったばかりで、まだまだ慣れないことも多いですが、様々な文化の違いを学びながら、英語が上達するよう、日々を大切に過ごしていきたいです。   現代教育学科3回生 誉田いぶき   【関連記事】 セメスター留学1期生、カナダへ出発!~現代教育学科 英語教育コース 「セメスター留学」が始まります!~現代教育学科