2026.02.26
カンボジアの病院でBLS(一次救命処置)講習を実施!~ 看護医療学科教員
2026年2月24日(火)、カンボジアのプノンペンにある「国立クメールソビエト友好病院」にて、新人看護師30名を対象としたBLS(一次救命処置)講習会を開催しました。現地で講師を担当した看護医療学科の酒井准教授が講師を務めた活動をご報告いたします。

交流のきっかけは、カンボジアでの「海外インターンシップ」
今回の講習は、昨年度の「海外インターンシップ」でお世話になったNGO団体「Side by Side」の代表・佐々木明子氏よりお招きいただき、実現したものです。
カンボジアは交通量が多く交通事故が多発していますが、救急車の不足などにより「救えるはずの命が救えない」という厳しい現状があります。そのため「Side by Side」では、医療従事者だけでなく、一般市民へのBLS※普及にも力を入れて活動されています。
※BLS(Basic Life Support)…一時救命措置のこと。具体的な手技としては「胸骨圧迫」「気道管理」「人工呼吸」「AED」のことを指します。

言葉の壁を越えて伝わる「命を救いたい」という情熱
講習では、酒井が英語でレクチャーを行い、現地の若手医師がポイントをクメール語に通訳する形で進められました。
- レクチャー: 循環器の解剖、胸骨圧迫の評価ポイント、AEDの使い方など
- 実技演習: 胸骨圧迫やAEDの使い方など、一連のシナリオ


現地の看護師たちは非常に勉強熱心で、講習中は質問が飛び交いました。日本に比べると、BLSの知識や技術がまだ十分に浸透していない面も見受けられましたが、参加者の表情からは「目の前の命を救いたい」という強い使命感がひしひしと伝わってきました。説明をすると、何度もうなずいて聞いてくれる姿が印象的でした。


今後の展望
今回の経験を通じ、今後も継続的にこのような教育の機会を提供していく必要性を強く実感しました。

一昨年の「海外インターンシップ」という学生指導の縁から、このような国際的な社会貢献活動へとつながったことに、心より感謝申し上げます。これからも、国内外を問わず「命を支えるプロフェッショナル」の育成と支援に努めていきたいと思います。

看護医療学科 准教授
酒井啓子
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