本学の教養科目「情報処理演習」が、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されました。このプログラムは通称「MDASH」(Approved for Mathematics, Data science and AI Smart Higher Educationの略)といい、高度情報化社会に向けて誰もが必要とされる「数理・データサイエンス・AI」への知識とそれを活用する能力を体系的に学べる取り組みを、文部科学省が評価・認定するものです。

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ICTにも強い健康・教育のスペシャリスト育成をめざす本学の「全学生へのノートPC貸与」、ならびにそれを活用した「情報処理演習」の教育内容が評価されました。

 

  • 関西全体で12大学が選出(そのうち関西私大は5校)
  • 理学療法士、看護師、管理栄養士、一級建築士養成課程をもつ私立大学で関西初
  • 奈良県の大学では本学のみが認定

▼関西の採択校一覧(都道府県・アイウエオ順/文部科学省ホームページより) 

種別

大学名都道府県
国立滋賀医科大学

滋賀県

国立滋賀大学

滋賀県

国立京都大学

京都府

私立京都ノートルダム女子大学

京都府

公立福知山公立大学

京都府

私立大阪歯科大学

大阪府

国立大阪大学

大阪府

私立阪南大学

大阪府

私立関西学院大学

兵庫県

国立神戸大学

兵庫県

私立畿央大学

私立

国立和歌山大学

国立

採択校一覧(文部科学省ホームページ/本学は25ページに記載あり)

 

本学では2014年度から全学生への貸与PC導入を開始しました。「情報処理演習」の授業では、それを活用しながら「問題解決パターンの会得」「能動的学修」「情報セキュリティ」「ICT活用の背景にあるモデルの理解」「対象や処理の仕組みの理解」「統計学」「データサイエンス及びAI利用・活用の理解と演習」などの演習を行い、大学での専門的な学びの基盤となる情報処理能力の涵養に努めてきました。今回の認定は、まさにそうした取り組みが認められた成果であるといえます。

 

社会の高度情報化がますます進む中で、文部科学省は「AI戦略2019」において「文理を問わず全ての大学・高専生(約50万人卒/年)が正規課程にてリテラシーレベルの数理・データサイエンス・AIを修得すること」を目標に掲げています。本学も引き続き時代の流れに即応した意義深い学びを学生の皆さまに提供していけるよう、努めていきたいと考えています。

 

MDASH