ゼミ活動で学んだ利用者目線が仕事に活きています

インフラや建築分野に興味があり、鉄道会社に就職しました。現在は技術職土木部門で、レールや枕木の保守管理を行っています。ホームと車両の“離れ”を測り、レール調整をするほか、レール交換を行うことも。数ミリの違いで乗り心地に影響が出るため、常に丁寧な仕事を心掛けています。現場では「測量実習」で身につけた技術など、大学の学びが役立つことも多いです。特に文化施設に設置する本棚作りなど、まちづくりに携わるゼミで地域の方の地元愛を体感した経験は印象深く、利用者の目線で考える大切さを学んだことが、快適性を重視する現在の姿勢につながっています。また、ゼミ生で意見を出し合いながらものづくりをした経験も、チームワークが大切なこの仕事に欠かせません。今後も経験を 積み、将来は工事全体を取りまとめる部署で、駅関連の構造物にも関わりたいです。