VOICE 夢をかなえた先輩たち
健康科学研究科(理学療法士)
瀧口 述弘さん
医療法人社団医聖会 学研都市病院
⇒2022年4月~ 畿央大学理学療法学科 助教
健康科学研究科修士課程・博士後期課程修了
畿央大学理学療法学科2011年3月卒業
患者さんと喜びを共有できる仕事
薬剤師として働く父の姿を見て、子どもの頃から医療系の仕事に憧れていたこともあり、畿央大学の理学療法学科に入学しました。今は夢がかなって総合病院のリハビリテーション科で理学療法士として働いています。やりがいは、私のリハビリで運動機能が回復し、社会復帰をはたした患者さんを身近に見られること。ともにリハビリに励み、その成果を共有できることに大きな喜びと誇りを感じます。患者さんに対しては同じ目線に立って寄り添いながら、一方で技術をみがき続けてより良い治療を提供できる理学療法士でいたいですね。もちろん、患者さんの心のケアなどが上手くいかないこともありますし、毎日が試行錯誤の繰り返しです。それでも仕事に情熱をもって続けられるのは、畿央大学で理学療法士として大切な志を学んだからだと思っています。
技術と志を学んだ母校で研究を
畿央大学は医療業界でも有名な先生が教鞭を執ってくださり、さらに先生と学生の距離が近いのが特長です。授業では理論や技術だけでなく、ご自身の経験から現場の実情や厳しい面も教えていただきました。医療の世界は日進月歩で進化し、理学療法士も常に新しい知識・技術を身につけなければなりません。理学療法士として成長し続けるためには、常に高い理想と志を持つことが大切。それを心の根っこに植えつけてくれたのがこの大学です。職場の同僚や実習に来る学生から色んな養成校の話を聞きますが、畿央大学を選んで良かったと心の底から思います。また卒業後も気軽に母校に帰ってきて担当患者さんについて相談できるのでとても心強いです。働きながら畿央大学の大学院に通ったのも「仕事で疑問を持つことがあるなら理学療法の研究をしてみないか」と恩師に声を掛けていただいたからです。研究に携わることで視野を広げ、得たものを患者さんに還元したいと思います。また理学療法はまだまだ未知な部分が多い分野。以前は当たり前だったことが、新しい研究で覆されることもあります。自分の研究が理学療法のスタンダードとなり患者さんに役立てるように、仕事も研究も頑張ります。
畿央OB・OGが語る
「今の仕事のやりがい」って?
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