卒業生が語る“現在”

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小さい頃の憧れを叶え、毎日が充実しています。

 

私が助産師をめざしたのは、子どもの頃、親戚の出産のお見舞いに行った時、赤ちゃんをあやす助産師さんの姿を目にしたことがきっかけです。「これだ、この仕事がしたい!」と思い、憧れるようになりました。
その憧れを実現して、現在は大阪赤十字病院の産婦人科病棟に勤務しています。病棟での仕事は、妊娠期の妊婦さんの状態の観察や呼吸法のアドバイスから赤ちゃんを安全に出産するための分娩介助、出産後は褥婦さんと赤ちゃんの観察、母乳のお手伝いなど。仕事内容は多岐に渡り大変ですが、毎日が充実しています。

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がむしゃらに頑張り、感動も味わった実習期間。

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振り返ってみれば、助産学専攻科で過ごした1年間は勉強、勉強の毎日。特に実習はがむしゃらでしたね。助産師になるには、直接介助で10例の分娩介助経験が必要なので、秋から冬にかけては、朝から夕方までみっちり実習に取り組みました。いつお産が始まるかわからないため、夜間実習もしましたし、病院の寮に泊まって朝5時頃「お産の人、来られたよ!」の電話で起こされ、病院に駆け付けたこともあります。
分娩介助をする時は、大学で繰り返し教えられたことをひとりでブツブツ言いながら確認し、作業をしていました。出産の現場での仕事は本当に大変ですが、その分、感動も大きいですね。無事、お産が終わって気持ちが落ち着くと、出産に立ち会ったご主人やお母様が新しい命の誕生を喜ぶ光景が目に入り、涙が出そうになったこともあります。

患者さんに喜ばれることが大きな自信とモチベーションに。

 

大学の講義では知識と技術を、実習では患者さんとの関わり方を学ぶことができました。「どうすれば患者さんに心を開いてもらえるのだろう」と悩んだこともありましたが、看護実習で「自分を知ってもらうことができれば、患者さんも心を開いてくれる」という指導者の方や先生方からのアドバイスが役立ちました。また、実習を通して「患者さんに何を聞きたいのか」と目的を持って話かけることが大切だとわかったのも大きな成果です。
思考錯誤をして一生懸命取り組み、産婦さんと信頼関係を築くことができたことは、実習のいい思い出。「誘導がわかりやすかったです」とお礼のお手紙をいただき自信を持てるようになりましたし、「これからも喜んでもらえるよう頑張ろう」というモチベーションにもつながりました。

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ピンチをチャンスに!

先輩がいないことが、同期生や先生との絆を強くした。

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私たちは助産学専攻科では一期生だったので、テストや実習について先輩からアドバイスをいただくことはできませんでした。でも、先生との距離が近かったので、よく先生の部屋に行って色々と質問していましたね。助産学専攻科では、覚えなければならないことがたくさんあって大変でしたが、それでもなんとか乗り越えることができたのは、励まし合える同級生がいたからこそ。今でもときどき会って、近況を報告をしながら、後輩のためにアドバイスなど出来る限りの協力をしていこうね、と話しています。

目標は、「2人目もこの人に取り上げてほしい」と言われる助産師になること。以前、先生が未熟児のママの悩みを聞いたり、おっぱいマッサージについて優しくアドバイスをされる姿がとてもステキだったので、先生のように患者さんに接することができれば、と思っています。大学で学んだ看護の基礎知識と助産師の専門知識をフルに活かして多くの患者さんの役に立ちたいと思います。

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