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健康科学研究科

心豊かで健やかな人間生活を追求する
総合的取り組み

WHO(世界保健機構)は「健康とは単に病気でない、虚弱でないというだけでなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも健全な状態であること」と定義しています。つまり健康は医療だけでは実現せず、精神的な健康と、衣・食・住に代表される生活環境が整備されて初めて成立するものです。健康科学研究科の修士課程では生命医科学、リハビリテーション学、看護学、健康栄養学、人間環境学、ライフテクノロジー(生活支援技術)学の6つの分野から健康を追究します。また、博士後期課程においてはその6分野を一度合体させ、人間の健康維持・増進に必要な生体機能を研究する「健康生命科学分野」、人間の健康維持・増進を最も効果的に支援できる方法を研究する「健康支援科学分野」と生活の質向上のための使い勝手の良い技術を研究する「ライフテクノロジー(生活支援技術)学分野」をおき、健康に関する最先端から応用までの幅広い研究を行います。これらは全国の大学院でも初めての試みで、よりよい生活の質(QOL)の実現に貢献します。

 

コース紹介

健康科学専攻
(修士課程)

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健康科学専攻
(博士後期課程)

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研究科長挨拶

健康科学分野のリーダーを養成
世界に発信する独創的な研究を

畿央大学大学院健康科学研究科は、リハビリテーション、看護、栄養、住環境を専門分野とする大学卒業生や、すでに資格を得てその分野で活躍している方々がより高い目標に向かって学習し、研究を行うことを目的に2007年4月に設置されました。
本研究科修士課程ではこれらの職場でリーダーとなり、やがては後輩の指導に当たることができる人たちを育てようとしています。また、実務を経験して自分の持っている知識に不足を感じている方たち、新たな疑問を感じてその解決に取り組もうとしている方々も対象になります。
さらに健康科学分野で高いレベルの研究を志す方を対象に博士後期課程が設置されています。既に320名の修士と47名の博士(健康科学)を世に送り出すことができました。博士論文は国際学術雑誌に掲載され、高く評価されたものです。長期的な研究テーマに取り組むための環境も整い、活発な研究活動が展開されています。教員は研究指導に十分な資質を有しているだけでなく、自らも熱心に研究に取り組み、世界レベルの成果をあげています。人間の健康増進を科学する健康科学という新しい学問領域の開拓をめざし畿央大学大学院は発展しつつあります。優れた教育研究環境を自己研鑽の場に役立ててください。

健康科学研究科長

植田 政嗣

大阪大学招聘教授。産婦人科専門医、細胞診専門医、婦人科腫瘍専門医、がん治療認定医。日本臨床細胞学会会長、日本婦人科がん検診学会会長、日本ヒト細胞学会会長を歴任。子宮頸がんの予防・診断・治療では自他ともに認める日本の第一人者。

働きながら通える「畿央大学大学院」紹介ムービー