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地域・社会連携

ヘルスプロモーションセンター

センター長あいさつ

さまざまな取り組みで地域の健康をサポート。

ヘルスプロモーションとは、WHO(世界保健機関)が1986年のオタワ憲章において提唱したもので、「人々が自らの健康とその決定要因をコントロールし、改善することができるようにするプロセス」と定義されています。すべての人々が自分自身の健康を管理し、QOL(Quality of Life)の向上をめざして幸せな生活を送ることを目標にしたものです。
ヘルスプロモーションセンターは、このヘルスプロモーションの考えかたに基づき、自らの健康をコントロールし改善することや、健康長寿をめざした環境づくりへの協力および支援をもって、本学の教育研究および地域貢献に寄与することを目的としています。本学の健康科学部理学療法学科、看護医療学科、健康栄養学科においては理学療法士、看護師、管理栄養士など人の身体や健康管理に直接携わる人材を育成し、また人間環境デザイン学科では健康に暮らすための環境づくりを、教育学部では健康教育を指導できる人材を育成しています。学生たちは自分の健康管理を学ぶだけでなく、地域の人々へのサポートができるように地域とのかかわりの中で学んだ知識・技術を磨いています。また教員は、地域の健康をサポートする研究やプロジェクトを支援しています。このように畿央大学としてはこれまでもヘルスプロモーションの活動を行なってきたわけですが、それを組織的に進めていくのがヘルスプロモーションセンターです。地域の健康をサポートするセンターとして、地域の方たちの頼れるセンターになることをめざしたいと考えています。


センター長
理学療法学科 教授
高取 克彦

ヘルスプロモーションセンターの主な取り組み

各部門を中心に、ヘルスプロモーションを推進する各事業に取り組んでいます。

健康チェック部門

畿央祭(学園祭)と同時開催される「ウェルカムキャンパス」では、地域の方の健康チェックをし、経年変化の結果を示してご自身の健康を考えていただく取り組みをしています。

TASK(健康支援学生チーム)部門

全学の学生によるサポートチームTASKを結成し、学生たちが自ら勉強会を実施し、知識と技術を学びながら、自ら地域の健康サポートを考えることを支援しています。TASK活動レポートは、大学公式ブログでご覧になれます。

広陵町連携事業部門

広陵町主催の教室での運動指導・栄養指導や、介護予防リーダーの育成に貢献します。

広陵町連携 介護予防リーダー養成講座の取り組みが「奈良介護大賞2015」に選ばれました。

研究部門

平成27年度文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に採択され、広陵町での地域密着型研究プロジェクトを進めました。平成31年度まで5年間にわたり、住民のヘルスケアデータを一つにまとめるデータベースを構築し、地域住民リーダーや学生を養成して地域でさまざまな活動を実践することがいかに住民の健康増進や介護・認知症予防につながるかを研究しました。

▼広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト(クリックするとPDFが開きます)

平成27年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に本学が採用されました。
広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の記者会見を行いました。