- 2024.09.24
- 【申込受付中】10/19(土)・20(日)ミニオープンキャンパスin畿央祭を開催します。
- 2024.03.22
- 看護師・保健師・助産師、4年連続100%!~2024年3月卒業生
健康科学部
定員:94名
看護は、個人や家族、地域社会が最大限の健康を取り戻し、できる限り質の高い生活ができることを目的とした支援的活動です。これからの看護師には、医師のサポートだけにとどまらず、主体的な判断や行動が求められています。また病院外の広いフィールドでの活躍、今までの看護師のイメージにとらわれない、患者の生活に視点をおいたケアを専門とする看護師が重要視されてきています。もちろん高度な技術や医学知識の修得、豊かな人間性がさらに重要になるのは言うまでもありません。今後、医療技術の進歩、超高齢社会の進展、社会構造の変化に伴い、さらにこの傾向は強まっていくことが予想されます。
〈めざす免許・資格〉
●看護師(国家資格)受験資格
●保健師(国家資格)受験資格
●養護教諭一種免許状
※保健師国家試験受験資格取得のための履修は、成績などにより選抜を行うことがあります。
また、保健師受験資格と養護教諭一種免許状は同時に取得できません。
Point1
他学科との連携で「チーム医療」を実感
1回生前期から、理学療法学科と健康栄養学科との共通科目を設置。協力し合って医療に取り組む姿勢と能力を養うために、早い時期にチーム医療の中でそれぞれの専門職が果たす役割を学びます。同時に、医療現場で不可欠なコミュニケーション力も身につけます。
Point2
豊かな人間性を養い、
看護師のエキスパートに
コミュニケーション力は、医療従事者間や患者さんとのやりとりにおいて重要な役割を果たします。そのため、心理学や脳科学といった人間理解につながる授業を設けたカリキュラムを設置。患者さんの気持ちに寄り添える、看護のエキスパートを育成します。
Point3
豊富な実習体験で臨地に強い看護師に
1回生から病院での実習がスタート。医療従事者間でのコミュニケーションや患者さんとの接し方などを医療現場で早期に確かめることは、今の自分を見直すきっかけになります。以後多くの現場での実習を通して、知識だけでなく臨地に強い看護師をめざします。
チーム医療ふれあい実習
看護師として患者さんの情報を他の職種に正確に伝えるには、他の専門職の役割を知ることが重要です。看護医療学科では理学療法学科と健康栄養学科の学生たちと一緒にチーム医療について学んだ後に、入学後わずか4ヶ月で病院や施設での実習を行います。実際の臨床現場を間近で見学することでチーム医療の重要性を肌で感じ、様々な医療従事者の役割や機能を学びます。また、患者さんとのふれあいを通してめざす看護像を考えます。研修後は報告会やレポート作成など学生自ら実習体験を振り返り、その後の学びに対する意欲の上につなげます。
海外インターンシップ
海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学ぶ「海外インターンシップ」。2017年度はオーストラリアで約1週間にわたり実施。高齢者施設や認知症ケアに関する研修センター、緩和ケア病棟を見学し、ラ・トローブ大学で英語での講義を現地の学生と共に受講しました。学生にとって国際的な視点で看護を考える貴重な機会となり、自らの看護観を改めて見直すきっかけになります。
母性看護学援助論
妊娠中から出産後の女性と胎児および新生児の生理的な経過、異常について学び、母子および家族に対し、適切な看護を実践するために必要な基礎的知識と技術を学びます。そのうえで、ベッドサイドでのやりとりなど実践場面を想定したシミュレーション学修により、学生間で体験を共有し、根拠に基づく看護について考えていきます。
教養科目と同時に専門の基礎も学び始める
●必修科目
看護師になるための専門分野の講義・演習が本格化
●必修科目
看護師に必要な理論と実践を臨地実習中心に学ぶ
●必修科目
卒業研究と統合・発展科目でより深く学び、4年間の総仕上げ
●必修科目
病院が掲げる、良質な医療により地域住民の健康を支えるという理念と、自分がめざす看護師像が合致。充実した教育制度で、基礎を固めたうえでステップアップできることも魅力です。三次救急病院という環境で、高度な技術に触れられることも今後の成長につながりそうです。
看護医療学科 2022年3月卒業
勤務先:奈良県総合医療センター(看護師)
森永 菜緒さん
病気予防に力を注げる保健師を志望。生駒市は子ども政策を重視しているため、面接では母子の産後ケアに興味があることや、皆を支える力になりという思いを伝えたことが、内定につながったと思います。就職後は障がい児家族にも目を向けるなど、学びを仕事に活かしたいです。
看護医療学科 2022年3月卒業
勤務先:奈良県生駒市(保健師)
神谷 優実さん
就職後も小児看護の学びを深めていきたいと考え、小児専門病院を選びました。キャリアセンターの方が、できる限り転職せず生涯働き続けたいという私の将来のビジョンを理解して、自分の思いを分かりやすくまとめる方法や、きちんとした応答ができるようアドバイスしてくださいました。
看護医療学科 2020年3月卒業
勤務先:大阪母子医療センター(看護師)
中林 佳大さん
地域の病気予防、健康増進に携わるため、保健師を志望。面接練習では公務員と保健師の両面からアドバイスをいただき、不安なときは担任の先生に支えられるなど、手厚い支援が心強かったです。 子どもの頃から馴染みのある地域で臨地実習での学びを活かし、住民から信頼されるよう頑張ります。
看護医療学科 2021年3月卒業
勤務先:奈良県田原本町(保健師)
谷村 彩さん
学外実習で学校に行き、子どもの病気予防に興味を持ったことから養護教諭の道を選びました。 養護教諭として働くうえでは、一人ひとりの顔色や変化を注意してみています。特にケガの手当てをする際に、看護師としての学びが役立っています。これからも担任の先生や保護者と連携し、子どもの健康を守りたいです。
看護医療学科 2018年3月卒業
勤務先:三重県公立小・中学校養護教諭
堤 香織さん
助産師にあこがれ、助産学専攻科のある畿央大学へ入学。大学3回生の「母子看護学実習」で妊婦さんに親身に寄り添い、分娩介助をする助産師の姿に感動しました。 卒業後は助産学専攻科では、実際に10例の分娩介助を経験して技術を修得し、今は産婦人科で授乳や沐浴などを指導し、出産後の母子を支えています。
看護医療学科 2019年3月卒業
勤務先:大和高田市立病院(助産師)
谷田 佳世さん