SNS
資料
請求
問合せ

すべての新着情報一覧

2026年のすべての新着情報一覧

2026.10.15

痛みに過敏になると注意も変化する-実験的な痛覚過敏に伴う注意の偏りと脳波変化-~ニューロリハビリテーション研究センター

痛みは身体の危険を知らせるだけでなく、私たちの注意の向け方にも影響します。畿央大学大学院健康科学研究科博士後期課程の森川 雄生氏、大住 倫弘教授らの研究グループは、健康な成人を対象に、一時的な痛覚過敏状態をつくり、時間順序判断課題と安静時脳波を用いて、身体への注意と脳機能がどのように変化するのかを調べました。その結果、痛みに敏感になった側の刺激を相対的に早く知覚するようになることが分かりました。さらに、両側楔前部の安静時脳波由来のネットワーク指標が増加し、その変化と身体内への注意との間に関連がみられました。この研究成果はPLOS One誌(High-frequency stimulation–induced secondary hyperalgesia shifts temporal order judgment and increases precuneus nodal degree in healthy adults)に掲載されています。   研究概要 痛みは、身体に生じた危険を知らせる重要な警告信号です。そのため、痛みが生じている身体部位の情報は、ほかの感覚情報よりも優先して処理されることがあります。一方で、痛みに対する感受性が高まった「痛覚過敏」の状態で、身体への注意がどのように変わり、その変化が脳のはたらきとどう関係するのかは、これまで十分に分かっていませんでした。 そこで本研究では、健康な成人の前腕に高頻度電気刺激(high-frequency stimulation:HFS)を行い、一時的な痛覚過敏状態を誘発しました。HFSの前後には、左右の前腕へわずかな時間差をつけて刺激し、どちらを先に感じたかを答えてもらう「時間順序判断課題」と、安静時脳波の測定を行いました。 その結果、HFS後には、痛みに敏感になった側の刺激を相対的に早く知覚する方向へ時間順序判断が変化しました。これは、痛みに敏感になった身体部位の情報が優先的に処理された可能性を示しています。 さらに脳波を解析すると、注意や自己・身体に関連した情報処理に関わる楔前部で、θ(シータ)帯域のノード次数(nodal degree)がHFS後に増加していました。nodal degreeは、ある脳領域がほかの脳領域とどの程度つながっているかを表すネットワーク指標です。そして、楔前部の変化が大きい人ほど、HFSを行った側を相対的に早く知覚する方向への変化も大きいことが分かりました。一方で、こうした変化と本人が感じた痛みの強さとの間には、明確な関連は認められませんでした。 研究グループは、これらの結果から、痛覚過敏によって生じる変化は単に「痛みが強くなる」ことだけではなく、痛みに敏感になった身体部位へ注意を向けやすくなる変化を伴い、その背景には、楔前部における安静時脳波のネットワーク指標が関わっている可能性があると考えています。   本研究のポイント 一時的な痛覚過敏を誘発すると、HFSを行った側の刺激を相対的に早く知覚する方向へ時間順序判断が変化しました。 HFS後には、θ(シータ)帯域における両側楔前部のノード次数(nodal degree)が増加しました。 楔前部の変化が大きい人ほど、痛みに敏感になった側を相対的に早く知覚する方向への変化も大きいことが分かりました。   研究内容 本研究では、健康な成人を対象に、前腕へのHFSによって一時的な痛覚過敏状態を誘発し、その前後で身体への注意と安静時脳波を評価しました。HFS前には、pinprick刺激による痛みに対する感受性を評価し、閉眼安静時脳波を測定した後、時間順序判断課題を行いました。その後、前腕にHFSを10 trains実施し、再びpinprick刺激、安静時脳波、時間順序判断課題を行いました。   図1.一時的な痛覚過敏状態を誘発し、注意と脳活動の変化を調べた実験 健康な成人を対象に、HFSの前後で痛みに対する感受性、時間順序判断課題、安静時脳波を評価しました。HFSによって前腕に一時的な痛覚過敏状態を誘発し、身体への注意と脳活動がどのように変化するかを調べました。   時間順序判断課題では、左右の前腕にごく短い時間差をつけて刺激し、どちらを先に感じたかを参加者に答えてもらいました。この課題を用いることで、左右どちらの身体部位の情報がより早く処理されているのかを調べました。 HFS後には、HFSを行った側の刺激を相対的に早く知覚する方向へ時間順序判断が変化しました。このことから、痛みに敏感になった身体部位に注意が優先的に向けられていた可能性が考えられます。 脳波については、64チャンネル脳波計で記録した安静時脳波から大脳皮質の活動を推定し、脳領域間の関係をネットワークとして解析しました。その結果、theta帯域において両側楔前部のnodal degreeがHFS後に増加しました。さらに、両側楔前部のnodal degreeの変化が大きかった人ほど、HFSを行った側を相対的に早く知覚する方向への変化も大きいことが示されました。   図2.痛覚過敏に伴う注意の偏りと楔前部の脳波ネットワーク指標の変化 A: HFS後には、HFSを行った側の刺激を相対的に早く知覚する方向へ時間順序判断が変化しました。B: 安静時脳波の解析では、θ(シータ)帯域において、両側楔前部のノード次数(nodal degree)がHFS後に増加しました。ノード次数は、ある脳領域がほかの脳領域とどの程度つながっているかを表すネットワーク指標です。赤丸は両側楔前部を示します。C: HFSを行った側を相対的に早く知覚する方向への変化が大きい人ほど、両側楔前部のノード次数の増加も大きいという関連が認められました。   健康な成人を対象に、HFSの前後で痛みに対する感受性、時間順序判断課題、安静時脳波を評価しました。HFSによって前腕に一時的な痛覚過敏状態を誘発し、身体への注意と脳活動がどのように変化するかを調べました。これらの結果から、実験的に誘発した急性の感作状態では、感作された身体部位への注意の変化と、楔前部における安静時脳波由来のネットワーク指標の短期的な変化が関連する可能性が示されました。   本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究では、一時的な痛覚過敏状態において、痛みに敏感になった身体部位への注意の変化と、楔前部における安静時脳波由来のネットワーク指標の変化が関連することを示しました。痛みを評価するときには、「どのくらい痛いか」という痛みの強さが中心になります。しかし今回、時間順序判断で捉えた注意の変化や楔前部の脳ネットワーク指標の変化は、本人が感じた痛みの強さとは明確な関連を示しませんでした。つまり、痛みによって起こる変化を理解するには、痛みの強さだけを見るのではなく、身体のどこに注意が向けられているのかという認知的な側面も捉える必要があると考えられます。 今後は、より多くの対象者で今回の結果を確認するとともに、時間順序判断課題を行っている最中の脳活動を測定することで、注意の変化と脳活動がどのような時間関係で生じるのかを詳しく調べていく必要があります。こうした研究を重ねることで、痛みを単なる「強さ」だけではなく、注意や認知を含めた多面的な現象として理解することにつながると考えています。   論文情報 Yuki Morikawa,Michihiro Osumi High-frequency stimulation–induced secondary hyperalgesia shifts temporal order judgment and increases precuneus nodal degree in healthy adults PLoS One. 2026 Sep 25;21(9)   問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 博士後期課程 森川 雄生 教授 大住 倫弘 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: m.ohsumi@kio.ac.jp

2026.10.15

脳卒中患者の実生活における上肢活動量パターンの特定-ウェアラブルセンサーを用いた横断研究-~ニューロリハビリテーション研究センター

脳卒中患者では、運動麻痺が回復しても日常生活では十分に上肢を使用できない場合があります。しかし、同程度の運動麻痺の重症度であっても、実生活での手の活動にどのような違いがあるのかは十分に明らかになっていませんでした。畿央大学大学院博士後期課程の南川 勇二氏と森岡 周教授らの研究チームは、脳卒中患者101名の両手首に加速度計を装着し、24時間の実生活における上肢活動量を計測しました。その結果、運動麻痺の重症度と上肢活動量の組み合わせから、6つの異なるサブグループが存在することを明らかにしました。さらに、そのサブグループには麻痺側上肢に対する注意や利き手などによって、上肢活動量が異なる可能性が示されました。この研究成果は学術誌Journal of NeuroEngineering and Rehabilitation(Identifying heterogeneous patterns of real-world upper limb use beyond motor severity: a cross-sectional sensor-based study in people with subacute stroke)に掲載されています。   研究概要 脳卒中後には、上肢の運動機能が回復しても、日常生活の中で麻痺した手が十分に使われないことがあります。また、同程度の運動機能を有する患者であっても、実生活での上肢の使い方には大きな違いがみられることが知られています。その背景には、運動機能だけでなく、麻痺側上肢への注意や使用習慣、利き手との関係など、さまざまな要因が関与している可能性があります。そのため、脳卒中患者の上肢機能を理解するには、練習場面での上肢機能評価だけでなく、実生活で実際にどのように使っているかを捉えることが重要です。 畿央大学大学院博士後期課程の南川 勇二氏、西 祐樹氏、生野 公貴氏、森岡 周教授らの研究チームは、亜急性期脳卒中患者101名を対象に、両手首に装着した加速度計を用いて24時間の日常生活における上肢活動を測定し、運動麻痺の重症度と実生活での上肢活動量の関係から6つの特徴的なサブグループを明らかにしました。 その結果、同程度の運動麻痺であっても上肢活動量が異なるサブグループが存在し、中等度の運動麻痺では学習性不使用が示唆されるグループ、軽度の運動麻痺では上肢への不注意と関連して使用の非対称性が大きいグループなどが認められました。また、臨床評価を用いた分析から、上肢機能、日常生活での上肢使用の質、上肢への不注意、麻痺側と利き手の関係などが、各グループを特徴づける要因として示されました。 本研究は、従来の運動麻痺の重症度だけでは捉えきれない、実生活における上肢活動の多様性を明らかにした点に新規性があります。さらに、ウェアラブルセンサーによる客観的な上肢活動の評価と従来の臨床評価を組み合わせることで、患者ごとの特徴をより詳細に把握し、実生活での上肢活動に応じた個別的なリハビリテーションにつながる可能性を示しました。   本研究のポイント 脳卒中患者101名を対象に運動機能と実生活での上肢活動の関係から6つのサブグループを明らかにした。 同程度の運動機能であっても上肢活動には異なる特徴がみられ、運動機能だけでは実生活での上肢活動を十分に捉えられないことが示された。 上肢機能に加え、上肢への不注意、利き手との関係などがサブグループを特徴づける臨床的特徴として示された。   研究内容 本研究では、脳卒中患者における運動麻痺の重症度と実生活での上肢活動量との関係を明らかにし、その特徴に基づくサブグループを特定することを目的としました。亜急性期脳卒中患者101名を対象に、両手首にリストバンド型の3軸加速度計を24時間装着し、日常生活における両上肢の活動を客観的に測定しました。加速度データから、麻痺側と非麻痺側の活動強度の対称性を示す指標である上肢活動強度比を算出し、上肢運動麻痺の重症度を評価するFugl-Meyer Assessment(FMA-UL)と組み合わせてクラスター分析を行いました。 クラスター分析の結果、FMA-ULと実生活での上肢活動量の組み合わせから、6つの特徴的なクラスターが明らかになりました(図1)。   図1.運動機能と実生活での上肢使用に基づく6つのサブグループ   重度の運動麻痺に伴って麻痺側上肢の活動量が少ないクラスターだけでなく、同程度の運動麻痺でありながら、上肢使用の左右差が大きく異なるクラスターが認められました。また、運動麻痺の重症度が軽度であっても麻痺側上肢の活動量が少ないクラスターや、比較的両上肢を左右対称に使用するクラスター、麻痺側上肢をより強く使用するクラスターなど、多様な活動パターンが確認されました(図2)。   図2.各クラスターにおける24時間の上肢活動量パターンの代表例 6つのクラスターそれぞれについて、24時間の日常生活における両上肢の活動を1秒ごとに可視化した代表例。日常生活における麻痺側・非麻痺側上肢の活動強度の比を示す上肢活動強度比を示し、中央の0に近いほど両上肢を対称的に使用していることを示す。縦軸は両上肢の活動強度の和を示し、色が暖色となるほどその活動パターンが多くみられたことを示す。同程度の 運動麻痺の重症度(FMA-UL)であっても、実生活での上肢活動には異なるパターンがみられている。   さらに、各クラスターを特徴づける臨床的要因を検討するため、上肢機能評価であるAction Research Arm Test(ARAT)、Motor Activity Log(MAL)、上肢への不注意の有無、感覚機能、心理面、麻痺側と利き手との関係などの複数の臨床評価を用いた決定木分析を行いました。その結果、ARATを中心に、上肢への不注意、MAL、麻痺側と利き手との関係などが、各クラスターを特徴づける臨床的指標として示されました(図3)。   図3.臨床評価による6つのクラスターの特徴 各クラスターを特徴づける臨床的特徴を決定木分析により示した。最終的に分岐した後の割合は、それぞれの条件を満たした患者が各クラスターに分類された割合を示す。   本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究成果は、脳卒中患者では同程度の運動機能を有していても、実生活における上肢の使い方には多様なパターンが存在することを示した重要な知見です。この結果は、脳卒中患者の上肢機能を評価する際に、従来の運動機能評価だけでなく、実生活でどのように上肢使用しているかを評価することの重要性を示しています。また、上肢への不注意や日常生活での主観的な上肢使用状況、麻痺側と利き手との関係など、運動機能以外の臨床的特徴も考慮することで、患者ごとの特徴に応じた個別的なリハビリテーションにつながる可能性があります。 今後は、今回明らかになったサブグループの上肢活動量が回復過程の中でどのように変化するのかを縦断的に調査するとともに、それぞれのサブグループに応じた介入方法や長期的な機能予後との関係を検証していく必要があります。 論文情報 Yuji Minamikawa, Yuki Nishi, Koki Ikuno, Shu Morioka Identifying heterogeneous patterns of real-world upper limb use beyond motor severity: a cross-sectional sensor-based study in people with subacute stroke Journal of NeuroEngineering and Rehabilitation. 2026 Oct 5   問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 博士後期課程 南川 勇二 教授 森岡 周 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp

2026.10.14

10/17、18 大和の黒豆“KAWAI BLACK” 即売会にて学生考案のメニューを販売!~ヘルスチーム菜良

奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」に所属する本学健康栄養学科の学生が、包括連携協定を結んでいる河合町から依頼を受け、河合町のPatisserie TRICOと協同のもと、特産品「大和の黒豆“KAWAI BLACK”」を使った「パフェ(プレーン・黒ゴマ)」「さつまいもずんだ餡のとうふ大福」の3種のスイーツを開発しました。また10月17日(土)、18日(日)に馬見丘陵公園北エリアで実施する「KAWAI BLACK即売会」にて本商品を販売いたします。   販売日時 2026年10月17日(土)、18日(日)10:00~16:00 イベント詳細 販売場所 馬見丘陵公園北エリア(奈良県北葛城郡河合町佐味田2202) 商品内容 「KAWAI BLACKパフェ(プレーン・黒ゴマ)」各1,000円(税込) 「さつまいもずんだ餡のとうふ大福」400円(税込) 学生が思いを込めて開発した「さつまいもずんだ餡のとうふ大福」については、河合町のPatisserie TRICOの小西夫妻にアドバイスをいただき、ブラッシュアップし完成したものです。さらに、Patisserie TRICOで大人気のパフェに「とうふ大福」が「豆腐白玉団子」に生まれ変わってコラボした「KAWAI BLACKパフェ(プレーン・黒ゴマ)」も開発しました。スイーツに使われているKAWAI BLACKはカルシウムが豊富な食品で、骨折0(ゼロ)のまちをめざす本学が立地する広陵町のコンセプトにもマッチしたスイーツです。河合町との地域連携事業として特産品「大和の黒豆“KAWAI BLACK”」を普及啓発していきます。 KAWAIBLACKについて 問い合わせ先 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 准教授 野原  潤子 Tel: 0745-54-1601   Fax: 0745-54-1600 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp

2026.10.14

英語教育コース「セメスター留学2026」 現地リポート vol.1 ~ 現地での生活をご紹介します!

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。現地からの学生リポート第1弾です! こんにちは。現代教育学科 2回生の三好 愛留叶 です。私は自分の英語力をさらに伸ばしたいと思い、カナダのビクトリアに留学をしています。 ビクトリアと日本では時差が16時間あるため、長時間フライト、時差ぼけ、気温の変化により、はじめの一週間はとても疲れていました。   授業の様子 登校初日にクラス分けのテストを受けました。クラスは、1クラス 15人程度でレベルが1から8まであります。 私はレベル5のクラスに割り当てられました。クラスメイトには、ブラジル、メキシコ、スイス、ペルー、韓国、台湾など国際色豊かで個性あふれる仲間がいて、楽しく授業を受けています。   授業ではコミュニケーションをとる場面が多くあります。それぞれの国の英語の訛りを聞き取るのが難しく、例えばラテン語訛りの英語は巻き舌や「v」と「b」の発音の混同がよく見られます。帰国までには最高レベルのレベル8まで上がりたいです。   アイスホッケーの試合観戦をしました! 映画やご飯に誘ってくれる友人ができたので、休日や放課後は友人と遊ぶことが多いです。 最近ではアイスホッケーの試合観戦をしました。アイスホッケーはとても激しく、選手同士がぶつかったり壁に衝突したり、時には乱闘もあるなど、見ていて飽きないスポーツでした。今回最前列で観ることができ、座っている場所の数メートル先で試合が繰り広げられておりとても楽しかったです。     Orange Shirt Day 9月30日は「Orange Shirt Day」という祝日でした。カナダの先住民族が受けた歴史的被害や苦難を追悼し和解をめざす日です。人々はオレンジの服を着て、カナダの先住民族のイベントに参加していました。   なぜイベントの参加者は皆 オレンジのシャツを着るのかをホストファーザーに聞いたところ、1973年 子どもがオレンジのシャツを着て寄宿学校に行き、学校に着いた途端その服を無理やり脱がされ、二度と返してもらえなかったという話があったそうで、その体験からオレンジのシャツは、子どもたちの個性、自尊心や先住民族の文化の象徴となり全国に広まったそうです。   イベントでは、先住民族の力強い歌や踊りを見ました。学校でできた友人と参加したので、お互いの国の文化についても話し合うことができました。       毎日が楽しいホームステイ! 私はカナディアンのご夫婦の家でメキシコ人、韓国人と住んでいます。散歩やドライブ、ボードゲームに誘ってくれる愉快なご夫婦です。夕飯の際は5人で楽しく喋り、食事が終わっても話し続けることが多く毎日が楽しいです。         現代教育学科 2回生 三好 愛留叶   関連記事 ▼セメスター留学2024の様子 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.7 ~ 残された時間を有意義に! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.8 ~ 新年も積極的に活動しています! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.9 ~ お正月を2回体験しました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.10 ~ カナダでの学びと私生活を振り返って 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.11 ~ 留学生活を振り返って 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.12 ~ 待ち望んだ雪が降りました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.13 ~ 短期語学留学生と現地中学校を訪問 ▶イギリス短期語学留学2026についての記事はコチラ ▶カナダ短期語学留学2026についての記事はコチラ  

2026.10.13

10/18(日)広陵かぐや姫まつりにて、畿央大学×LOVOTのイベントを開催!

~靴下製造工程で発生した残糸を新しい衣装へ再生~ 10/18(日)に開催される広陵町が主催する祭り「広陵かぐや姫まつり」にて、畿央大学とLOVOTによるイベントを開催します。 当日は学生プロデュースのイベントして、本学にも導入している家族型ロボット『LOVOT[らぼっと]』と学生それぞれのために制作した衣装を披露するファッションショー、村田ゼミのこれまでの取り組みと『LOVOT[らぼっと]』を紹介する展示ブースの2企画を実施します。またショーでは足と歩行が専門の本学現代教育学科の上田恵子教授がウォーキングを指導しますので、衣装とともに学生のパフォーマンスにもご注目ください。 人間環境デザイン学科 村田浩子ゼミでは広陵町内の靴下工場にて製造工程で発生した残糸を再活用した取り組みをこれまで進めてきました。この度、その残糸を活用して再生させた衣装を披露するだけでなく、『LOVOT[らぼっと]』を一緒に作り上げる共創にもなります。 「広陵かぐや姫まつり」では他にも様々なイベントをしていますので、ぜひお越しください!   日 時 2026年10月18日(日)11:00~16:00 内 容 11:00-16:00 展示ブース 12:30-13:00 ファッションショー 場所 竹取公園 〒635-0823 奈良県北葛城郡広陵町三吉391−1 ※イベント当日は周辺道路混雑が想定されるため、公共交通を利用ください。 広陵かぐや姫祭りチラシ

2026.10.13

2026年度 看護医療学科 卒業研究発表会 を開催しました。~ 看護医療学科

2026年10月3日(土)、 看護医療学科 4回生 85名による卒業研究発表会 が開催されました。 4回生は各教員のゼミに所属し、4月から半年間かけて「卒業研究」(看護医療学科4年次科目)に取り組んできました。当日は、発表や質疑応答にやや緊張しながらも、一生懸命、自身の研究成果を発表していました。 また、発表会には年明けから卒業研究に取り組む3回生も実習の合間を縫って参加し、先輩たちと発表や質疑応答に熱心に耳を傾けていました。 4回生にとっては研究の集大成を発表する貴重な機会となるとともに、3回生にとっては今後の卒業研究に向けて学びを深める有意義な時間となりました。   以下 一部ではありますが、2026年度の卒業研究発表会について報告します。 中西ゼミ所属学生のレポート 昨年 先輩方の発表を聴講したときは、先輩方のように卒業研究論文を完成させ発表できるのかと不安でいっぱいでした。 しかし、3回生の春休み頃から、ゼミ担当の先生やゼミメンバーとともに、卒業研究論文ならびに発表資料の作成を進めていく中で、ゼミ担当の先生からは丁寧なアドバイスをいただき、ゼミメンバーとは活発な意見交換など協力し合いながら進めることができました。そのため、完成したときには、これまでに感じたことのないくらい大きな達成感を抱きました。 今回、自分自身で卒業研究論文を執筆するといった経験を通して、今まで触れたことのなかった新たな発見がたくさんありました。   発表会では他の学生の発表を聴くことで、自分にはなかった考え方や視点を知ることができ、自身の考えの幅を広げる機会となりました。 また、学生同士で意見を交換したり、先生方からご意見をいただいたりすることで、自分の研究を振り返るとともに、今後の課題について考えることができました。       実習や模試、就職活動など、大学生活の中で様々な予定が重なり、卒業研究を思い通りに進めることができない時期もありました。しかし、先生方のご指導やゼミ生との支え合いがあったからこそ、最後まで取り組むことができたと思います。   卒業研究を通して、研究の進め方だけでなく、ひとつの物事を様々な視点から考えることや、周囲の意見を取り入れながら考えを深めていくことの大切さを学びました。   今回の経験を今後の看護実践にも活かし、患者さんやご家族の様々な背景や思いに目を向けながら、自分なりに考え、行動できる看護師になりたいと思います。   看護医療学科 中西ゼミ 4回生 木村 莉子、溝端 優美、森 裕美、森山 貫太     須藤ゼミ所属学生のレポート 4月から取り組んできた卒業研究が無事に終わりました。私の卒業研究は、自分自身が思春期に尋常性座瘡で悩んだ経験をもとに選びました。研究を通じて、座瘡は皮膚だけでなく、子どもの気持ちや学校生活にも影響することを学ぶことができました。実習や就職活動、国家試験対策と並行して進める中で、思うように進まず、何度も悩み大変なこともありましたが、先生や研究メンバーにも恵まれ、支えてもらいながら最後までやりきることができました。         私は「看護DX導入による看護師の協働の在り方に関する文献検討」について研究を行いました。研究を始めた当初は、看護DXについて知らないことも多く、文献を読み進めながら、どのように研究をまとめていけばよいのか悩むこともありましたが、先生からのアドバイスをいただきながら研究を進めることができました。卒業研究を通して、疑問に思ったことはそのままにせず、自分で調べ、考え、周囲の人からの意見をもらいながら学びを深めていくことの大切さを学びました。就職後も日々の看護の中で疑問をもつことを意識しながら、学び続ける看護師をめざしたいと思います。   私は『乳がん患者が治療を受けながら生活や仕事を続ける中で、どのような困難を抱え、看護師がどのような支援を行うことができるか』について研究しました。研究を進める中で、先生やゼミのメンバーからのアドバイスもあり考察を深めることができました。これまで取り組んできた研究成果の発表会では緊張しましたが、無事に発表を終えることができました。この卒業研究で学んだことを、来年から看護師として働く現場で活かしたいと思います。       看護医療学科 須藤ゼミ 4回生 上田 真衣、池田 早織、笠松 なづな   一生懸命取り組んできた研究成果を無事に発表することができ、大変嬉しく思います。一つのテーマに沿って学んだことを、今後の人生に活かしてほしいと思います。   関連記事 今年も「アルツハイマー月間」学内啓発活動を実施しました。~ 看護実践研究センター 認知症ケア部門 2026年度 地域包括ケア実習を終えて―地域で自分らしく生きる支援と看護の視野 〜 看護医療学科 【啓発活動&学生ボランティア報告】 香芝市認知症啓発イベント「オレンジDays」で看護医療学科の室谷准教授と室谷ゼミの学生が啓発活動に参加しました! ~ 看護医療学科 子どもも大人も笑顔に!畿央大学の学生ボランティア23名が工夫を凝らした認知症啓発活動を実施 ~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 2026年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました ~ 看護医療学科 小学生に寸劇で伝える!室谷ゼミの学生が安堵町で認知症キッズサポーター養成講座を開催 ~ 看護医療学科 室谷ゼミ 2026年度「へき地医療体験実習」実践報告会 ~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました ③ ~ 看護医療学科 『国際看護学Ⅰ』世界を知り、自分を見つめる― 海外インターンシップ報告会で広がる看護の可能性 ~ 看護医療学科 地域の方々を大学へご招待!看護学生との交流会を開催しました~ 看護医療学科「認知症ケア論」 在宅における終末期看護の実際~ 看護医療学科「終末期ケア論」 フィールドワークを実施しました。 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」  

2026.10.13

特別支援教育の新たな教育実践としてLOVOTを活用~奈良県、鳥取県の2県へ出張!~

現代教育学科 山根 康代ゼミは特別支援教育におけるICT活用の現状と大学・学校連携による新たな教育実践の可能性を探るべく、家族型ロボット『LOVOT [らぼっと] 』を活用した学習支援プログラムを実施し、その教育効果を検証する研究プロジェクトを開始します。 奈良県、鳥取県の2県6施設へ派遣するだけでなく、学生によるダンスのオンデマンド教材を作成や、オンラインでの交流を実施します。人と人との関わりを生み出すコミュニケーションの促進として「教えるロボット」ではなく「つながるロボット」としてLOVOTを活用することで、人とのつながりを学び合えるような、新たな特別支援教育のモデルを創造することを狙いとしています。 期 間 2026年10月~2027年3月 対 象 奈良県 特別支援学校3校 鳥取県 特別支援学校2校、放課後等デイサービス1施設   本プロジェクトに関わる家族型ロボット『LOVOT [らぼっと] 』は、ロボットなのにまるで生き物のような生命感があるのが特徴で、ペットのようにだんだん家族になるロボットです。ご家庭だけでなくオフィスや医療機関、介護施設などにも導入されています。本学も2025年3月から導入し、コミュニケーションシンボルとして、エントランスホールに常駐しています。 関連ページ 畿央大学にはLOVOT「きおまる」がいます! LOVOT

2026.10.13

畿央大学ウェルネス共創研究センター開設記念イベントを実施しました。

2026年4月1日に開設した「ウェルネス共創研究センター」のキックオフイベントとなる開設記念イベントを9月19日(土)に開催しました。イベントは二部構成で行われ、第一部は特別講演会、第二部は地域で活躍する学生チームを交え、参加者同士の意見交換会・交流会を実施しました。参加者は、今後のセンター運営およびウェルネス共創研究において重要な連携先となる、行政関係者、近隣地域住民、医療・介護施設関連、企業の方々、本学卒業生および在学生で、合わせて約90名にお越し頂きました。 はじめに、高取 克彦 ウェルネス共創研究センター長による挨拶とセンター設立の経緯、センターの目的や組織、事業内容と本日のイベント趣旨について説明がありました。     ウェルネス共創研究センターにおける「共創」とは大学の教員や、地域でさまざまな活動に取り組んでいる学生たち、行政、地域住民の皆さま、そして企業の皆さま、それぞれが持っている知識や経験、アイデアを持ち寄って、一緒に地域をより良くしていくことだと考えています。また私たちは研究センターでもあり活動の実践のみで終わるのではなく、その取り組みが本当に皆さんの健康や暮らしをより良くすることにつながったのかを、研究という方法を使って確かめていく。そして、そこで得られた成果を、地域での新たな取り組みにつなげていく。 「地域で実践する。研究で確かめる。そして、社会に還元する。」 この循環を、さまざまな立場の皆さまと共創していくことが、このセンターのめざす姿と考えております。   第一部 特別講演「ウェルビーイングを共創するー多世代が紡ぐ「三方よし」の未来―」 講師:藤原佳典 先生(東京都健康長寿医療センター研究所 副所長) これからの日本がめざす地域共生社会において、なぜ多世代交流が重要なのか、今後の地域づくりと多様な居場所づくり、ポピュレーションアプローチ(集団全体に働きかけて健康リスクを低減し、疾病予防や健康増進を図る手法)における「三方よし」について、エビデンスと実際に藤原先生が長年取り組んでこられた「りぷりんと(シニアが、ボランティアとして幼稚園、保育園、小学校、中学校などで子供たちに絵本の読み聞かせを行う団体)」の活動等を交えながらご講演いただきました。     第二部 交流会・意見交換会 第二部では本学の食堂に会場を移し、参加者同士の交流会および意見交換会が行われました。まず、本学で様々な地域貢献活動を行っている学生チームの中から健康支援学生チーム"TASK"(Think, Action, Support, for health by Kio University)、健康栄養学科の学生による栄養サポートチーム「ヘルスチーム菜良」のメンバーからそれぞれの地域における活動のプレゼンテーションがありました。 TASKのプレゼンテーションでは実際に地域で実施している健康増進体操の実演コーナーもあり、参加者の皆様と簡単なストレッチングや脳トレ運動で気分をリフレッシュしていただきました。これにより第一部の比較的フォーマルな雰囲気が和み、参加者同士の交流が生まれやすい雰囲気づくりができました。     これにより第一部の比較的フォーマルな雰囲気が和み、参加者同士の交流が生まれやすい雰囲気づくりができました。   学生チームのプレゼンテーションの後は、参加者の特性に合わせてテーブル配置を行政関係者、医療・福祉関係者、教育関係者、企業関係者、一般住民に分け「学生が地域のためにできること、地域の方が学生に期待すること」をテーマにディスカッションを行ってもらいました。   各テーブルでは、ヘルスチーム菜良が今年6月イオンモール大和郡山で行われた4大学対抗ピザバトルで最優秀賞を受賞した「自然な甘さ広がる林檎と大和丸なすのデザートピッツァ」をご試食いただきました。   各テーブルに学生がファシリテーターとして入り、参加者の方々とコミュニケーションを取ることで積極的な意見交換ができ、今後の活動への示唆となる貴重なご意見を伺うことができました。最後はグループで集約された内容を発表して頂く形式で、全テーブルから貴重なご意見を伺うことができました。   ウェルネス共創研究センターでは、現在取り組んでいる様々なプロジェクトに加え、今後は企業に向けた健康経営パッケージの開発とその導入効果の検証、さらに基礎研究分野の充実などを推進し、地域づくりのために様々な年代の方々を対象とした事業を展開・検証し、社会実装をめざしていきます。今後とも、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。   関連記事 みやけウェルネスタウンプロジェクトとしての三宅町&畿央大学ウェルネス共創研究センターコラボレーション企画“気ままに健康交流会”開催! 【健康づくりで地域とつながる】無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」(クラス制)に教員・学生が協力!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品あさかつスピンオフレポート第1弾 「カラダチェック&簡単レシピ~アンチエイジング」を開催しました!~ 健康栄養学科 「4大学対抗ピザバトル」で畿央大学が考案した大和丸なすとりんごのピザが最優秀賞に! TASK活動レポートvol.105 ~ 東生駒地域包括支援センターとのコラボ 「TASK 介護予防教室」を開催! TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.104~ならコミでのピッチ参加と奈良市の他大学学生との交流!  

2026.10.09

【プロジェクトゼミ】暑さに気づくディスプレイと遊具をデザイン!(観察編)~ 人間環境デザイン学科 東ゼミ

人間環境デザイン学科では、2回生後期から3回生までの1年半、少人数のゼミに分かれてさまざまな課題に取り組みます。建築・インテリア・アパレルデザインの各コースに沿った学びに加え、地域連携や歴史保存、SDGsなど、幅広い課題の解決にも挑戦しています。   このブログでは、各ゼミの活動を通して、学生が卒業研究や就職に生かせる実践力をどのように身につけているのかをご紹介します。 ▶前回、設置編のブログはコチラ ツールに対する子どもたちの反応を調査! 7月に畿央大学付属広陵こども園への設置作業を終えた後、行動観察用のフォーマットを作成するなど、調査の準備を進めました。9月には、ツールの利用状況や子どもたちの反応を確認するため、再びこども園へ。みんな楽しんで使ってくれているかな、と内心ドキドキしながら訪問しました。 4歳児クラスを訪問 4歳児クラスの先生と子どもたちが、私たちの到着を待っていてくれました。最初はどう反応すればよいのか戸惑いましたが、担任の先生の声かけや、元気な子どもたちの言葉に助けられ、少しずつ距離が縮まっていきました。最後には、子どもたちとたくさんお話しすることができました。会話の中では「ねっちゅうしょう」や「アラート」という言葉も聞かれ、子どもたちの知識に驚きました。     子どもたちは私たちの前で、図柄を指でぎゅっと押したりこすったりしながら、色が変わる様子を見せてくれました。     担任の先生によると、ある子どもの「外に持っていったら?」という発想をきっかけに、「やってみよう!」と実験が始まったそうです。   暑い夏、外に出ると一瞬で色が変わります。「え!なんで?」と不思議そうに観察し、保育室に戻ると、色はすぐに元通りに。この体験を通して、子どもたちは「色が変わるのは暑いから」と気づき始めたそうです。   その後も、「ここは?」と場所を変えて試すなど、遊びを通して夏の暑さを楽しく学ぶことができたと、うれしいご報告をいただきました。   5歳児クラスを訪問 後期に入り、今度は2回生とともに、5歳児クラスの子どもたちの行動観察にうかがいました。遊びの様子を見ていると、大人数で手や足を押し当て、協力しながら色を変えようとしていました。この日は少し涼しく、色が変わりにくかったため、「しばらく触れていると色が変わるよ」と伝えると、みんなで数を数えながら変化を確かめていました。     聞き取り調査では、さまざまな遊び方や気づきも教えてくれました。磁石入りの遊具が、設置したホワイトボード以外にもくっつくことを発見したり、箱の上に立体的に積み上げたりと、多様な遊び方が見られました。     しばらくお話していると、子どもたちが私たちの手を引いて保育室へ連れて行き、工作で作った色とりどりのケーキを見せてくれました。どれもとても上手で、かわいらしく、おいしそうに作られていました!       担任の先生によると、エアコンをつけていない更衣室では、クマが赤くなり、水の色が薄くなる一方、温度管理された保育室や遊戯室では、クマは茶色く、水は青く見えるとのこと。子どもたちは、こうした観察を通して、暑さと色の変化の関係を理解している様子でした。また、年齢によって反応や気づき、遊び方にも違いがあることを教えていただきました。   今後は、行動観察の結果をまとめ、後期の活動へとつなげていく予定です。   ツールや遊具を撤収していると、近寄ってきて「これ、取っておいてね」と声をかけてくれた子どももいました。夏の間、たくさん遊んでくれてありがとう!   こども園の先生方には、ご多忙の中、ゼミ活動にご協力いただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。     ▶KIO D-project 人間環境デザイン学科「プロジェクトゼミ」レポートはコチラ 関連記事 畿央大学付属広陵こども園の子どもたちと染色体験!~人間環境デザイン学科村田ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の絵描きワークショップ ~ 河合町×佐味田自治会×畿央大学 人間環境デザイン学科 陳ゼミ×現代教育学科 中村ゼミ 「第57回 毎日・DAS学生デザイン賞」 大学生の部 金の卵賞<建築部門>において、白木 滉大さんの卒業制作が入選 ~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 伝統漆喰壁の補修実践ワークショップ 第2回・第3回を実施しました ~ 人間環境デザイン学科 大学キャンパスを地域に開放!「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」の夏イベント開催(2回目) 〜 人間環境デザイン学科×理学療法学科 「0.5思いやり備蓄」エコバッグロゴデザインプロジェクト表彰式を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 人間環境デザイン学科「海外インターンシップ」 台湾ワークショップ2026報告会を実施しました 【プロジェクトゼミ 】奈良県立桜井高等学校の歴史的建築物を実測調査 ~ 人間環境デザイン学科 前川ゼミ  

2026.10.09

【プロジェクトゼミ】暑さに気づくディスプレイと遊具をデザイン!(設置編)~人間環境デザイン学科 東ゼミ

人間環境デザイン学科では、2回生後期から3回生までの1年半、少人数のゼミに分かれてさまざまな課題に取り組みます。建築・インテリア・アパレルデザインの各コースに沿った学びに加え、地域連携や歴史保存、SDGsなど、幅広い課題の解決にも挑戦しています。   このブログでは、各ゼミの活動を通して、学生が卒業研究や就職に生かせる実践力をどのように身につけているのかをご紹介します。 暑さに気づくデザインの提案 今年度のプロジェクトゼミ(東ゼミ)では、子どもの熱中症予防をテーマに、「暑さに気づくデザイン」の提案に取り組んでいます。2022年度の東ゼミの卒業研究で高齢者向けに提案した「温度で色が変わるティッシュケースとさいころボックス」を活用し、子どもたちが遊びながら楽しく暑さについて学べるツールを考えました。   まずは、畿央大学付属広陵こども園にご協力いただき、園内を見学しました。園内には、子どもたちの作品やお知らせが数多く掲示され、明るく楽しい雰囲気に包まれていました。園長先生をはじめ職員の皆さまと相談しながら、設置場所を検討。その結果、出入り口近くのホール壁面、水槽のある休憩コーナー、廊下に設置されたカラフルなボックス、水遊びの際に更衣室として使用する保育室の4か所に決まりました。   大学に戻ってからは、現地で観察・採寸した結果を共有し、安全性や子どもの目線の高さ、興味を引く工夫などについて検討しました。暑くなる前に園へ届けられるよう、学生たちは集中して話し合いを重ねました。       デザインをみんなで検討中   ティッシュケースを分解して収納箱として活用する案 大きな1枚の掲示物としてデザインする案 腰壁にボーダーラインのように連続して配置する案 モビールのようにつり下げる案 さいころボックスに磁石を入れて遊具にする案 など、既存のツールを生かしたさまざまなアイデアを出し合いました。試作を重ねてデザインを決定し、2026年7月3日(金)、いよいよ園内に設置することになりました。   今回設置したデザインをご紹介します! 現地では、接着や固定の方法を工夫し、全体のバランスを細かく調整しながら作業を進めました。     29℃以上になると、茶色のクマが赤くなり、水の表示が消えます。   水草にも、暑くなると色が変わる素材を使用しました。奥に見えるのは、ホール壁面のディスプレイです。     磁石入りのおもちゃコーナーを3か所に制作しました。   ティッシュケースをおもちゃの収納箱に活用!   水草の間を泳ぐ魚と、温度で色が変わる夜空の花火をデザインし、水槽のある休憩スペースに設置しました。   水遊びの際に更衣室として使用する保育室には、腰壁の上部にクマときらきら星を連続してデザインしました。   子どもたちがどのような反応を見せてくれるのか、今から楽しみです。夏休み明けには行動観察を行い、今回のデザインの効果を検証します。   後期からは、2回生も加わり、一緒にゼミ活動に取り組みます!今後の活動にも、ぜひご注目ください。   ▶KIO D-project 人間環境デザイン学科「プロジェクトゼミ」レポートはコチラ   関連記事 畿央大学付属広陵こども園の子どもたちと染色体験!~人間環境デザイン学科村田ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の絵描きワークショップ ~ 河合町×佐味田自治会×畿央大学 人間環境デザイン学科 陳ゼミ×現代教育学科 中村ゼミ 「第57回 毎日・DAS学生デザイン賞」 大学生の部 金の卵賞<建築部門>において、白木 滉大さんの卒業制作が入選 ~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 伝統漆喰壁の補修実践ワークショップ 第2回・第3回を実施しました ~ 人間環境デザイン学科 大学キャンパスを地域に開放!「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」の夏イベント開催(2回目) 〜 人間環境デザイン学科×理学療法学科 「0.5思いやり備蓄」エコバッグロゴデザインプロジェクト表彰式を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 人間環境デザイン学科「海外インターンシップ」 台湾ワークショップ2026報告会を実施しました 【プロジェクトゼミ 】奈良県立桜井高等学校の歴史的建築物を実測調査 ~ 人間環境デザイン学科 前川ゼミ  

1 2 3 … 36