ニューロリハビリテーション研究センター「シンポジウム企画 × プロジェクト研究報告会」を開催しました。

2019/03/04更新

2019年3月2日(土)に、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターによる「シンポジウム企画 × プロジェクト研究報告会」を開催しました。今回は「身体性・社会性システムからニューロリハビリテーションを考える」というテーマで、教員がプロジェクト研究として実施してきたこれまでの研究成果を中心に、以下の内容を報告させて頂きました。

 

松尾 篤:「社会におけるコミュニケーションの役割」

信迫悟志:「発達性協調運動障害の病態分析から見える必要なニューロリハとは?」

前岡 浩:「痛みと情動とリハビリテーション」

大住倫弘:「疼痛に対するニューロリハの“具体的”な効果」

冷水 誠:「社会心理学的知見から考える運動学習戦略の検証」

岡田洋平:「姿勢、歩行制御の障害を理解するための行動および神経生理学的分析」

森岡 周:「身体意識の視点から神経障害の種々の病態を捉える」

 

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多岐にわたった研究プロジェクトにみえるかもしれませんが、身体性・社会性システムからニューロリハビリテーションを考える取り組みは一貫しており、どちらが疎かになってもニューロリハビリテーションとして成り立たないことが再確認されました。例えば、“痛み”は身体的問題のみならず、情動的問題にもアプローチする必要があり、それは自分を取り巻く社会のかかわりによって大きく左右されることが報告されました。あるいは、“運動学習”は1人で黙々と練習をするだけでなく、激励や技術共有といったコミュニケーションが欠かせないことも報告されました。このように、ニューロリハビリテーションを“身体性”と“社会性”の両面から考えることによって、その解釈が立体的になり、リハビリテーションの奥深さをみることができると考えています。

このような背景も含め、来年度から再スタートする「ニューロリハビリテーションセミナー」では、“人間理解”と“リハビリテーション”を一緒に学ぶ機会にしていこうと考えています。こちらはホームページ・Facebook等で後日お知らせ致しますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

助教 大住倫弘

 

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