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2009.12.07

第8回 畿央大学公開講座を開催しました。

平成21年12月5、6日「若さを保つ」ための公開講座を開催しました。

今回は『ヒトは若さを保てるか?!~自分をきたえる!~』をテーマに公開講座を開催しました。 ヒトは年齢とともに脳機能や身体的機能は衰えていくと言われています。しかし、日常のトレーニングを通して年齢以上の機能を保つことは可能であり、ある意味「若返る」ことにつながります。若さを保つためには、理論的な方法を知り継続的に自分をきたえることが何よりです。

 

平成21年12月5日の公開講座Aは、健康科学部看護医療学科坂田進教授による「血液と血管の若返り法~サラサラ血液とゲンキな血管のつくり方~」がテーマ。
私たちを取り囲む現代社会では、ストレス、飽食、運動不足などにより、血管が詰まりやすくなっています。血管は血液を介して酸素と栄養を全身に運びますが、一旦詰まってしまうと、命に係わる重い病気を引き起こします。サラサラ血液と弾力のあるゲンキな血管をつくり、血管が詰まらないようにする生活について詳しく解説していただきました。

 

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看護医療学科坂田進教授

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熱心に聞き入る受講者の方々(約150名)

 

公開講座Bは、健康科学部理学療法学科福本貴彦准教授による「若さを保つためのトレーニング ~トップアスリートも行っている脳トレ筋トレ~」の理論と実践方法のお話です。
手や指の動きが脳を若返らせるということを聞いたことがある方も多いと思います。この考え方は年齢層を問いません。最近ではプロ野球選手も簡単な手遊びをトレーニングの一環として取り入れています。簡単な手遊びなどで、脳と体だけではなく心まで若返る方法について教えていただきました。

 

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理学療法学科福本貴彦准教授

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座ったままの運動も取り入れて(約150名)

 

6日の公開講座Cは、健康科学部健康栄養学科大薮加代子講師による「今日のその食事があなたの若さの決め手です~食事バランスが基本、その秘訣をお教えします~」と題して、健康に良くない塩分の過剰摂取をクイズ形式で組み入れたり、食育サッとシステムを使った食事チェックを行うなど、興味満載の講義でした。

 

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健康栄養学科大薮加代子講師

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食育サッとシステムでカロリー計算(約80名)

 

公開講座Dは、教育学部現代教育学科岡本啓子准教授による「『やってみよう!』の志を生涯の友に~意識して行動することから始まる若返り~」について、脳の活性化によって若返る方法など。
人は目的をもって行動するとき、生き生きとしています。いつも何かにチャレンジしている自分を思い浮かべてみるとワクワク、ドキドキします。そこで、意識して行動することから始まる若返り~第一歩として、毎日の生活で、すぐできる学びについて一緒に考えてみました。

 

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現代教育学科岡本啓子准教授

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すぐできる日常の中の学び(約80名)

 

本学では、今年の夏「やまとフォーラム」(8月30日冬木学園主催、特別対談と21の公開講座)で畿央大学教員10名と地域で活躍されている実業界の方々11名による講座を開催しており、地域のみなさまに親しまれ、喜ばれる「畿央大学公開講座」が定着してまいりました。そして今回の冬の公開講座にも大変多くの方々に受講いただき、講義内容もわかりやすかった、科学理論の裏付けで納得できた、楽しく学べ参考となった、などのご感想をいただきました。ご来場いただきましたみなさまにおかれましては、大学の授業と同じ90分という長い時間に関わらず熱心に受講いただき、ありがとうございました。

 

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