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2026.09.18
イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.5 ~あっという間の2週間、帰りたくない
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は7名の学生が2026年8月29日(土)~9月13日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。今回は現地からのレポート第五弾をご紹介します。 現代教育学科1回生の吉川 聡汰です。イギリス生活もあと2日になってしまいました。高校時代に短期海外研修に参加した友達が多く、大学生になったら今度こそ留学してみたい!と思っていたのですが、いざ留学が決まると「1回生は1人だけだし、男も1人だけだし、色々準備も大変だし……」と、不安も増えてきました。 しかし、何とかなるものです。現地の先生や友達、ホストファミリーはとてもフレンドリーで、出発前の不安は吹き飛び、とても充実した2週間を終えようとしています。言葉の壁や、文化の違いがあっても、コミュニケーションはとれるものだと実感しました。 明日は帰国……ということで、楽しかった思い出を振り返りながら、イギリス最後の2日間の思い出を書こうと思います。 留学で出会った大切な友達 今日は、語学学校で出会ったサウジアラビアの友達が、一足先に帰国することになり、駅までみんなで見送りに行きました。彼はとてもフレンドリーで、いつも楽しい会話ができ、授業やランチタイムをより楽しい時間にしてくれました。イギリスへ来る前は、英語で海外の人と仲良くなることができるのかと不安でした。しかし、彼と話しているうちに、完璧な英語を話せなくても、笑ったり身振り手振りを使ったりしながら気持ちを伝えることができると感じました。 英語でも、国によってイントネーションが全く違いました。短い間でしたが、一緒に過ごした時間はとても大切な思い出です。駅で別れるときはとても寂しい気持ちになり、電車を追いかけてダッシュしてしまいました。今はSNSでも繋がれる時代ですので、またいつか会えることを願っています。 音楽でつながった時間 ホストファミリーの家で、ドラムを叩く音が聞こえてきたので見に行き、叩かせてもらいました。普段、日本のスタジオや学校で叩くのとは少し違い、不思議で特別な感覚がありました。さらに、ホストシスターにもドラムを教えることができました。 英語での会話に苦戦することもありますが、音楽には言葉とは違った力で人と人をつなぐ力があるのだと感じました。大好きなドラムを通して、国や言葉の違いを越えてホストファミリーと楽しい時間を過ごせたことは、今回のイギリス滞在の中で心に残る大切な思い出のひとつになりました。 昔の「罪人」を体験 語学学校の「walk&talk」というイベントで、イギリスのサンドウィッチという所を訪れました。昔の罪人が手や足を固定される木製の処罰用の道具を体験しました。手と足を固定されると、思っている以上に身動きが取れないものです。「昔の罪人は、こんな風に町の人に見られていたのか……」と思うと、なんだか複雑な気持ちになりました。 また、サンドウィッチにある、HOLY GHOST ALLEY(精霊通り)に行くこともできて、大満足でした。 ストーンヘンジを訪ねる せっかくイギリスに来たので、この2週間、じっとしている時間がもったいなくて、常に街をウロウロして、買い物や散策を楽しみました。休日には、ストーンヘンジまで日帰りで往復しました。カンタベリーからストーンヘンジまで、気軽に日帰り旅行だと思っていたけれど、奈良から島根県の距離だと知って、自分でも無知ゆえの行動力に驚きました。電車・地下鉄・バス・タクシーをすべて使い、疲れ果てましたが貴重な経験になりました。 日本に帰ったらとても暑いだろうなあと思いながら、涼しく快適なここイギリスで、残された2日間を満喫したいと思います。帰りのスーツケースの重量オーバーが心配です。それでは!!! 現代教育学科 1回生 吉川 聡汰 関連記事 ▼今年度のイギリス短期留学レポートはこちら イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.1 ~イギリス留学がスタート! イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.2 ~ ロンドンを散策! イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.3 ~ ついに現地での授業開始! イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.4 ~ カンタベリーでの授業と放課後の様子をお届け! ▼昨年度の様子はこちら イギリス短期語留学 カナダ短期語学留学
2026.09.18
イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.6 ~ 最後の授業
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は7名の学生が2026年8月29日(土)~9月13日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。今回は現地からのレポート第六弾をご紹介します。 畿央大学健康科学部理学療法学科2回生の吉田 梓紗です。 2週間の語学研修を終え、帰国する頃にはみんな「まだ帰りたくない、もっと長くいたい」という気持ちでいっぱいでした。 最後の授業 学校最終日の金曜日は、先生や、クウェート・中国・イタリアなど様々な国のクラスメイトと写真を撮り、別れを惜しみ、「またいつか会おう」と話しました。授業では先生方が明るく、間違えることを怖がらずに発言できる環境を作ってくれました。初めは緊張していた私も、最終日には自分から質問したり、前に出て発表したりできるようになりました。日本にいた頃の自分なら絶対にできなかったことなので、成長を実感しました。 誕生日サプライズ その日の夜は、同じホームステイ先で過ごした先輩の誕生日がもうすぐだったため、ホストファミリーと一緒にサプライズをしました。みんなで誕生日を祝い、楽しく過ごしました。 ホストファミリーとのお別れの日 土曜日はホストファミリーとのお別れの日でした。朝から記念写真を撮り、感謝の気持ちを込めてホストマザーとファザーにメッセージカードを渡しました。本当の娘のように可愛がってくれたふたりと離れるのはとても寂しかったです。 忘れられない2週間 カンタベリーの人々の優しさにも触れました。お土産屋さんでは顔を覚えてもらい、「明日も待ってる」と声をかけてもらいました。英語が苦手でも、街の人や空港、お店、飛行機で隣になった方など、たくさんの人と話せました。今回の研修で日常から一歩踏み出し、「人と関わることが好きな自分」に気づきました。みんなが「また絶対にイギリス、カンタベリーに来たい」と思う、忘れられない2週間になりました。 私も1回生の頃から担当の先生に相談し、説明会にも毎回参加していました。しかし、海外への怖さや英語力への不安があり、なかなか勇気が出ませんでした。それでも勇気を出して今回参加して、本当に良かったです。参加を迷っている人には、不安があっても一歩踏み出して参加してほしいです。 理学療法学科 2回生 吉田 梓紗 関連記事 ▼今年度のイギリス短期留学レポートはこちら イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.1 ~イギリス留学がスタート! イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.2 ~ ロンドンを散策! イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.3 ~ ついに現地での授業開始! イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.4 ~ カンタベリーでの授業と放課後の様子をお届け! イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.5 ~ あっという間の2週間 帰りたくない ▼昨年度の様子はこちら イギリス短期語留学 カナダ短期語学留学
2026.09.17
みやけウェルネスタウンプロジェクトとしての三宅町&畿央大学ウェルネス共創研究センターコラボレーション企画“気ままに健康交流会”開催!
奈良県三宅町健康こども課との初のコラボ企画として、三宅町のお祭りであるMフェスの場で、TASK(健康支援学生チーム)と健康栄養学科学生の合同チームが食育SATシステムと運動機能測定を行いましたので、ご紹介します。 この企画は、住民の健康づくり活動のきっかけとして『気軽に楽しく参加して、自分の健康に関連する状況を理解する』ことで意識の向上を図ることをコンセプトとした実施内容としました。 食育SATシステムと魚釣りゲーム まず、会場である交流まちづくりセンター1階で、健康栄養学科学生による食育SATシステムと子どもたち向けの魚釣りゲームを行いました。 食育SATシステムは、フードモデルを選んでセンサーに乗せるだけで、 栄養価計算と栄養素の過不足でその食事のバランスが☆の数でチェックできる体験型栄養教育システムです。 参加者は、いつも食べている昼食を想定してフードモデルを選んで測定してみると、☆が半分や一つで「あれ、意外に低い」という表情でしたが、学生が冷ややっこや野菜の副菜1品を追加することを提案して☆が増えると「なるほど!」と栄養バランスを考えることの大切さを体験していました。会場は親子連れで行列が絶えないほど大盛況で、延べ123人の方が体験しました。 食育SATシステム体験 また、魚釣りゲームも子どもたちには大人気でした。釣った魚の名前のクイズなどで遊びながら楽しく食育を体験してもらいました。 健康チェックと体力測定 3階では、握力・体組成計・足趾把持力・ツーステップテスト・立ち上がりテストと三宅町健康こども課による肺年齢測定を行いました。 立ち上がりテスト 握力 午前は中高年の方々が中心でしたが、1階で食育SATシステムを経験した親子家族が3階の測定を促されて午後は子どもたちで大賑わいとなりました。 子どもたちの反復横跳びを観ていた保護者の方も健康測定に関心を示され、これまでに測定したことのない下肢筋力を中心とした測定結果が実年齢平均よりも低い結果に普段の運動不足を実感された様子でした。 子ども反復横跳び ツーステップテスト 測定した子どもたちは約30名でしたが、子どもを対象にすることで、その保護者の方も健康測定をしてみようと参加するだろうという企画がみごとに功を奏した結果となりました。健康測定は44人の方が体験しました。 足趾把持力テスト 食育SATシステムや健康測定をして、アンケートに回答した方にはお土産にキーウィをプレゼントしました。当初の事前申し込みは2名と参加者数確保が心配されましたが、快晴でMフェス会場に沢山の来場者があったことで、予想を上回る参加者となりました。 参加した方からは、こんな測定を今までしたことがなかったので、来年もまた参加したいという声をたくさん頂きました。 また食育SATを担当した9名の健康栄養学科学生と、理学療法学科5名、看護医療学科2名のTASKチームは、参加者に配慮した関わりができるなど大活躍でした。お昼には、4名の学生がお祭りの舞台に立って、参加へのPRを行いました。 参加した学生の感想 畿央生として初めて地域のイベントに参加し、健康栄養学科の学生として、どのように参加者の方々と関わり、対応すべきなのかという点に大きな不安を感じていました。それと同時に、自分自身にとっての課題でもありました。 しかし、先輩や先生方の対応を間近で見たり、参加者の方々から気軽に声をかけていただいたりする中で、少しずつ緊張がほぐれていきました。始めは、まるで用意されたセリフを読むようだった会話も、次第に相手に合わせて自分なりの言葉を加えられるようになり、「ひとりひとりを見る」ということを、少しずつ実践できるようになったと感じています。 この経験は、将来、管理栄養士として患者さんと向き合う際に大切にしたい「病気ではなく、人を診る」という姿勢にもつながりました。栄養や健康について一方的に伝えるのではなく、目の前にいる一人の人を見て、その人に合った関わり方を考える。その大切さを実感できたことは、今回の活動における大きな学びの一つでした。 また、もう一つ、身近なところで印象に残った気づきがありました。それは、私が想像していた以上に、納豆を好むお子さんが多かったことです。「納豆好き!」と笑顔でプレートに納豆を追加していく姿がとても微笑ましく、その笑顔が強く印象に残りました。こうした子どもたちの反応から得た気づきを、将来、学校給食の献立を考える際にも活かしていきたいと思いました。 一方で、自分自身の課題として強く感じたのが「塩分量」です。特に、みそ汁を選択された方の多くが塩分の基準値を超え、食育SATシステムでの評価が星2つ以下となっていました。みそ汁や汁物は日常的に口にするものであり、和食には欠かせない存在であるからこそ、その結果に驚かれる参加者の方も多くいらっしゃいました。私自身も、以前オープンキャンパスで同様の体験をした際に、同じような驚きを感じたことを思い出しました。 その中で、参加者の方と「食育SATシステムで、設定されている塩分量がどの程度かによっても結果が変わりますよね」という話をする機会がありました。現在では、減塩味噌や減塩醤油など、さまざまな減塩商品が販売されています。これらを上手に活用することで、実際にどの程度塩分量に差が生じるのかを自分でも調べ、次回このような機会があれば、参加者の方々に具体的に伝えられるようにしたいと感じました。 今回のイベントを通して、栄養に関する知識だけでなく、人との関わり方や、相手に合わせて伝えることの大切さなど、さまざまな面から多くの学びと気づきを得ることができました。今回得た経験を一度きりの学びで終わらせるのではなく、今後の実習や学習、そして将来、管理栄養士として人と向き合う際に活かしていきたいと思います。自分自身の課題と新たな視点の両方を見つけることができた、とても有意義な一日でした。 健康栄養学科 1回生 前田 陽菜 私は体力測定コーナーを担当しました。当日は、お子さんから高齢者の方まで幅広い年代の方々が来て下さいました。今回は「Mフェス」というお祭りの中で健康イベントを実施する形だったため、会場はとても賑やかで、皆さん楽しみながら参加されていました。参加者の方との距離が近く、一人ひとりと親密に関わることができ、地域活動ならではの良さを感じました。 地域活動に参加したことがない学生や、ボランティア活動に興味がある学生にとっても、気軽に参加できるイベントになったと思います。 理学療法学科 4回生 大西 晴翔 今回のコラボをスタートとして、畿央大学ウェルネス共創研究センターは、今後もみやけウェルネスタウンプロジェクトに連携協力していく予定です。 畿央大学ウェルネス共創研究センター 理学療法学科 准教授 松本 大輔 健康栄養学科 准教授 野原 潤子 看護医療学科 教授 松本 泉美 *写真を掲載した住民の方には、撮影許可を頂いています。 関連記事 ▼ウェルネス共創研究センター 【健康づくりで地域とつながる】無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」(クラス制)に教員・学生が協力!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第2回を開催しました!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第3回を開催しました! 〜 ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第4回を開催しました! 〜 ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ3rdトライアル」を開催しました。 無印良品あさかつスピンオフレポート第1弾 「カラダチェック&簡単レシピ~アンチエイジング」を開催しました!~ 健康栄養学科 無印良品あさかつスピンオフレポート第2弾 「カラダチェック&簡単レシピ~アンチエイジング」を開催しました! ~ 健康栄養学科 無印良品あさかつスピンオフレポート第3弾「カラダチェック&簡単レシピ~骨に良い食事」を開催しました!~健康栄養学科 ▼TASK・理学療法学科 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.104~ならコミでのピッチ参加と奈良市の他大学学生との交流! TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.103~バンビシャス奈良とのコラボイベントに参加協力! 大学キャンパスを地域に開放!「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」春イベント開催 ~人間環境デザイン学科×理学療法学科 ▼健康栄養学科 ならコープ「らくらくお料理パック」商品開発2025~ 学生考案の6品すべてが商品化決定! ~ 健康栄養学科 「4大学対抗ピザバトル」で畿央大学が考案した大和丸なすとりんごのピザが最優秀賞に!~ 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 【畿央大学✕家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト2026」を開催!~ 健康栄養学科 ▼看護医療学科 カンボジアの医療従事者へBLS講習を実施しました ~看護医療学科 子どもも大人も笑顔に!畿央大学の学生ボランティア23名が工夫を凝らした認知症啓発活動を実施 ~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 2026年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました ~ 看護医療学科
2026.09.16
次世代教育センター主催「ライフプランニング講座」を開催しました!
2026年9月15日(月)、「ライフプランニング講座~未来につながるお金の話~」を実施しました。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 ライフプランニング講座 「ライフプランニング講座」は、昨年に引き続き、ファイナンシャルプランナーとして開業されている、薬師寺 洋子先生にご講義いただきました。 前半では、「1億円あったら何に使いますか?」「あなたにとって『お金』とはなんですか?」という問いを通して、お金に対する価値観は人それぞれであることを確認しました。 その後、物価や金利のお話を交えながら今後の人生においてゆとりある生活を送るためにはどれくらいのお金が必要か、そしてそのお金はどのように調達するのかといったライフプランニングについても考えました。 結婚やマイホームの購入、出産などのさまざまなライフイベントを想定して自身がどのような人生を歩みたいかを考えたあとには、「10年後の自分」をシミュレーションする『ライフプラン診断』を実施。 貯蓄をするためには支出をコントロールすることが大切ということを教えていただきました。 後半では、投資についての考え方にも触れていただきました。 投資のイメージは?の問いに参加者からは「こわい」や「わからないことが多い」といった答えがありました。 最初はマイナスイメージが多かったですが、投資と投機の違いやリスクのお話を聞くことで、抽象的だった資産運用の考え方がより具体的になったのではないでしょうか。 全体を通して、受講者同士の考えを共有し合うことで他者の視点も知ることができ、より深くお金について学び、考える時間となりました。 受講生の声 「ライフプランからマネープランを考えること、状況に応じてマネープランを見直すことの大切さを学べた」 「お金についての不安が解消された」 「NISAなど最近話題になっているお話をよく知ることができました」 「支出を見直し、コントロールすることが一番大切だと知れた」 参加されたみなさんは、これからの人生設計において注意する点などが見えてきたのではないでしょうか。 身近なお金のお話が中心でしたがまだまだ知らなかったこと、これまで気にしていなかったことも多かったと思います。 今回の講座で培った力は社会に出てからも必ず活かされるはずです。 次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「アンケート集計とグラフ作成マスター講座」を開催!
2026.09.15
【啓発活動&学生ボランティア報告】 香芝市認知症啓発イベント「オレンジDays」で看護医療学科の室谷准教授と室谷ゼミの学生が啓発活動に参加しました! ~ 看護医療学科
2026年9月5日(土)、世界アルツハイマー月間にあわせて香芝市主催の認知症啓発イベント「オレンジDays」が開催され、老年看護学領域の室谷 牧子准教授が「認知症を学び、みんなで考える」をテーマに講演を行いました。 当日は、ドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の上映後に講演が行われました。私自身、この映画を初めて鑑賞した数年前は父の介護をしていた時期であり、今回あらためて鑑賞しながら当時のことを思い出し、胸が熱くなりました。普段は老年看護学の授業を通して、高齢者や介護、認知症についてお伝えする立場ですが、この日はひとりの家族として映画を鑑賞させていただきました。 学生が参加者約100名の前で簡単なストレッチと脳トレを紹介! 映画上映後のブレイクタイムでは、室谷ゼミの4回生 藤田 有里さんと角野 美百合さんが、15分程度、約100名の参加者の前で簡単なストレッチと座ってできる脳トレを紹介し、全員参加で楽しい時間を過ごしました。2人とも、これまでも多くの地域活動やボランティア活動に積極的に参加してくれています。学生時代からこのような経験を重ね、地域の方々の前で主体的に活躍する姿はとても頼もしく、今後社会人として活躍していくうえでも大きな財産になると感じました。 認知症講演会「認知症を学び、みんなで考える」 室谷先生の講演では、「認知症サポーター養成講座」に準じて、認知症の基本的な知識と、新しい認知症観を理解し、認知症の人のできることや役割を奪うことなく、本人・家族の気持に寄り添うこと、地域で支え合う環境を一緒に作っていくことの大切さをわかりやすく話され、参加者の皆さまが、時にはメモを取りながら熱心に耳を傾けられていました。一人ひとりが認知症について正しく理解し、考える機会を持つことが、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりにつながります。今回のイベントを通して、そのような輪が少しずつ広がっていることを実感し、香芝市のあたたかな地域づくりを改めて感じることができました。 今回のイベントでは、学生ボランティアの成長と地域の皆さまとのあたたかな交流を感じることができました。認知症について学び、考える機会を地域とともに創り出していくことは、本学にとっても大切な役割のひとつです。これからも学生たちが地域の中で学び、活躍できる機会を大切にしながら、認知症にやさしい地域づくりに貢献していきたいと思います。 看護医療学科 助教 伊藤 千春 関連記事 子どもも大人も笑顔に!畿央大学の学生ボランティア23名が工夫を凝らした認知症啓発活動を実施 ~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 2026年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました ~ 看護医療学科 小学生に寸劇で伝える!室谷ゼミの学生が安堵町で認知症キッズサポーター養成講座を開催 ~ 看護医療学科 室谷ゼミ 2026年度の地域包括ケア実習がいよいよ始まります-交通安全講習を実施 ~ 看護医療学科 2026年度「へき地医療体験実習」実践報告会 ~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました ③ ~ 看護医療学科 『国際看護学Ⅰ』世界を知り、自分を見つめる― 海外インターンシップ報告会で広がる看護の可能性 ~ 看護医療学科 地域の方々を大学へご招待!看護学生との交流会を開催しました~ 看護医療学科「認知症ケア論」 在宅における終末期看護の実際~ 看護医療学科「終末期ケア論」 フィールドワークを実施しました。 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 第13回 危篤・臨終・死亡時の看護の実際 ー エンゼルケア演習 ~ 看護医療学科「終末期ケア論」 「薬害の実情」と「患者の人権」-医療倫理や患者安全を学ぶ ~ 看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」
2026.09.15
無印良品イオンモール橿原「あさかつ3rdトライアル」を開催しました。
畿央大学 ウェルネス共創研究センター・理学療法学科・健康栄養学科は、世界最大級の店舗である無印良品 イオンモール橿原店で実施されている「あさかつ」に協力しています。本取り組みは、2025年秋に実施された単発イベントから発展し、2026年度は教室型プログラムとして実施しています。 日曜の開店前の世界一広い店舗を利用して、地域住民の方々の世代を超えた健康づくりの場となっています。「あさかつ」は、運動習慣づくりだけでなく、参加者同士の“つながり”を育むことも大切な目的のひとつです。 「あさかつ3rd」の10月始動に向けて、9月6日 (日)に行われたトライアルイベントの様子をご紹介します。 ▲大学から『きおまる』も参加しました! 残暑に負けない体づくり! トライアルのテーマは「残暑に負けない体づくり」です。 受付後は、まず健康チェックを行います。血圧、ベジミル(野菜摂取度測定)、体組成計、握力を測定し、運動前にご自身で当日の体調と向き合ってもらいます。 セラバンドを使ったストレッチ・筋肉増強 運動メニューは、セラバンドを使ったストレッチ・筋肉増強。 声を出してカウントしながらのゆったりした動きですが、セラバンドの反発に苦戦して汗ばむ場面もありました。 理学療法学科 3回生 4名が企画した 脳トレ×運動 体の左と右で、交互に違う動きをします。お手本となる学生でさえも、脳が混乱してしまい、苦笑いです。 コンボウォーク 最後は、あさかつ恒例のコンボウォーキング。 シャキシャキコースとゆっくりコースの2グループに分かれて、10分間の店内ウォーキングを行いました。 数字を数えながら、3と5の倍数で手を叩いたり、横歩き、綱渡り、アキレス腱のばしをしたりなど、普段の歩行と違う筋肉を使ってウォーキング! もぐもぐタイム「ごろごろ野菜の冷製バジルソースパスタ」 運動の後は、「本と喫茶」に移動して、もぐもぐタイムです。 健康栄養学科が無印良品の食品を使ってレシピ考案した「ごろごろ野菜の冷製バジルソースパスタ」をいただきました。 教員から、夏バテを「汗かき」「食欲不振」「冷え性」の3タイプに分けて、タイプ別の食事面からの解決レクチャーの後、学生がバジルソースパスタの作り方を説明しました! 参加学生からのコメント 今回はセラバンドを用いた運動、脳トレ、コンボウォーキングを行いました。参加者の方と一緒に身体を動かしながら、楽しく運動することができました。脳トレでは、参加者の皆さんが笑顔で楽しく取り組まれているのが印象的でした。コンボウォーキングでは、皆さんと会話しながら歩くことで、運動だけでなく交流を深めることもできました。今後も参加者の方が楽しく活動できるように積極的にコミュニケーションをとっていきたいです。 理学療法学科 3回生 曽田 光莉 『あさかつ3rd』は10月中旬頃から開催の予定です。 (9月下旬受付開始) 初回は、健康栄養学科と理学療法学科のコラボ回になります。 みなさまのご参加を心よりお待ちしております。 社会連携推進部 関連記事 ▼2025年度「あさかつ」に関する記事 無印良品イオンモール橿原「あさかつ」に理学療法学科・健康栄養学科の学生が協力しました。 無印良品あさかつレポート 第2弾「呼吸と姿勢で整うチェアヨガ」 無印良品あさかつレポート第3弾 「爽やかモーニングストレッチ」「おくらと生姜のスープ試食」 無印良品あさかつレポート第4弾 代謝アップでぽかぽか!冬の「筋トレ&コンボウォーク」を開催しました! 無印良品あさかつレポート第5弾 「効果実感!肩こり・腰痛予防のためのダイナミックストレッチ&きおまる」を開催しました! 無印良品あさかつレポート第6弾「からだも心も軽くなる!音楽に合わせて 楽しく健康づくり」を開催! ▼2026年度「あさかつ2nd」に関する記事 【健康づくりで地域とつながる】無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」(クラス制)に教員・学生が協力!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第2回を開催しました!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第3回を開催しました! 〜 ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第4回を開催しました! 〜 ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 ▼2026年度「あさかつ2ndスピンオフ」に関する記事 無印良品あさかつスピンオフレポート第1弾 「カラダチェック&簡単レシピ~アンチエイジング」を開催しました!~ 健康栄養学科 無印良品あさかつスピンオフレポート第2弾 「カラダチェック&簡単レシピ~アンチエイジング」を開催しました! ~ 健康栄養学科 無印良品あさかつスピンオフレポート第3弾「カラダチェック&簡単レシピ~骨に良い食事」を開催しました!~健康栄養学科
2026.09.14
カンボジアの医療従事者へBLS講習を実施しました ~看護医療学科
2027年9月6日(日)から10日(木)まで、カンボジアを訪問し、現地の医療従事者を対象としたBLS※(一次救命処置)講習を実施しました。 今回のチームは、山梨県立大学、富山県立大学、日本福祉大学、畿央大学の教員、2・3・4回生の学生、そして看護師を含む、総勢19名という大所帯での活動となりました。 ※BLS(Basic Life Support)…一時救命措置のこと。具体的な手技としては「胸骨圧迫」「気道管理」「人工呼吸」「AED」のことを指します。 プロジェクトの始まりと広がり このプロジェクトは、「海外インターンシップ」プログラムでお世話になった佐々木様(Side by Side International)との連携で、今年2月に第1回が行われました。当時は大学教員3名のみによる小規模な活動でしたが、その内容がカンボジア看護協会に高く評価され、なんと看護師免許更新に必要なポイント制度に組み込まれる、公認の講習として認められることになりました。 そして迎えた9月の活動には、畿央大学から4回生5名が「私たちも一緒に活動したい!」と自ら名乗りをあげ、参加してくれました。学生たちの熱意が、このプロジェクトをさらに大きく育てています。 ▶2月のBLS講習の様子はコチラ 1日目:国立小児病院にて 活動初日は、カンボジア看護協会会長が勤務する国立小児病院で実施しました。看護師60名が参加し、胸骨圧迫の初動対応からAEDの使い方、さらに小児病院ならではの内容として、乳児・幼児へのCPRや窒息時の対応まで、講義と演習を行いました。 演習ではグループに分かれ、学生たちもジェスチャーや覚えたてのクメール語を駆使しながら、一生懸命に指導にあたりました。 2日目:国立クメール・ソビエト病院にて 2日目の対象は、国立クメール・ソビエト病院の看護師40名でした。院長からも大変期待しているとのお言葉をいただきました。 会場の形式は病院によって様々でしたが、学生たちはその都度臨機応変に工夫を凝らしました。人形を手に机の間を回って教えたり、演台に上がって説明したりと、限られた環境の中でも工夫を重ねながら講習を進めていきました。山梨県立大学の大学生たちと畿央生が連携を取って、準備から後片付けまでスムーズに行うことができました。 言葉や環境を越えて 環境や言葉が違っても、「目の前の救える命を救いたい」という気持ちは共通です。その共通の目的のために心をひとつにして学び合い、協力し合えたことは、参加者全員にとって貴重な経験となりました。 参加学生の声 前回のカンボジア訪問(海外インターンシップ)で日本との医療格差に衝撃を受け、少しでもカンボジアで亡くなる命を減らすお手伝いがしたいと思い、今回参加しました。BLS講習を通じて、拙い英語でも一生懸命伝えようとすれば、相手も応えてくれることを実感しました。この経験を糧に、入職後は一人ひとりの患者に寄り添う日本の看護に誇りを持ち、安心・安全な看護を提供できるような看護師を目指したいです。 看護医療学科 4回生 山下 愛夏 このプロジェクトは、今後も国境を越えた学びと協力の場として、さらに発展していくことが期待されます。 看護医療学科 准教授 酒井 啓子 関連記事 子どもも大人も笑顔に!畿央大学の学生ボランティア23名が工夫を凝らした認知症啓発活動を実施 ~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 2026年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました ~ 看護医療学科 小学生に寸劇で伝える!室谷ゼミの学生が安堵町で認知症キッズサポーター養成講座を開催 ~ 看護医療学科 室谷ゼミ 2026年度の地域包括ケア実習がいよいよ始まります-交通安全講習を実施 ~ 看護医療学科 2026年度「へき地医療体験実習」実践報告会 ~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました ③ ~ 看護医療学科 『国際看護学Ⅰ』世界を知り、自分を見つめる― 海外インターンシップ報告会で広がる看護の可能性 ~ 看護医療学科 地域の方々を大学へご招待!看護学生との交流会を開催しました~ 看護医療学科「認知症ケア論」 在宅における終末期看護の実際~ 看護医療学科「終末期ケア論」 フィールドワークを実施しました。 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 第13回 危篤・臨終・死亡時の看護の実際 ー エンゼルケア演習 ~ 看護医療学科「終末期ケア論」
2026.09.13
10/4(日)オープンキャンパス&公募推薦選抜プレ・チェックテストを開催します
2026.09.11
〈2回生健康栄養学科・人間環境デザイン学科・現代教育学科〉就活に向けた『Webテスト受検会』を実施!
9月10日(木)、後期オリエンテーション期間を活用して、『2回生プレキャリアガイダンス』をハイブリッド方式(対面+リアルタイム配信)で実施しました。一般企業・公務員就職(教員希望者を除く)を希望者する健康栄養学科、人間環境デザイン学科、現代教育学科の2回生を対象に、昨今の就職活動早期化への対策として、例年実施しているプレキャリアガイダンスに追加して新規で実施しました。 さらに、今回の目的としてはもう1点、コツコツ計画的な準備が必要となる適性検査への早期からの準備へと繋げていくことです。 50分間の受検でしたが、学生の皆さんは真剣な表情で1つ1つの問題に取り組んでいました。初めての受検でもあり、気づきや学びの多い機会となりました。これまで小中高で学んできた内容ではありますが、思い出すのに時間がかかり苦戦する様子も見られました。 ~プレキャリアガイダンスを終えて~ ※参加学生の感想から抜粋 「分かりそうで分からない問題がたくさんあった。これから計画的に対策していきたい。」 「受検を通して足りていない部分が可視化され、得意分野と苦手分野が明確になった。」 「思っていたより難しかった。これから勉強していきたい。」 例年3回生前期に行っていた内容を、今回は前倒しで2回生で実施しましたが、参加した学生の皆さんにとって、早期からの気づきのきっかけとなりました。今回の気づきを3・4回生で行っていくことになる就職活動で活かし力を発揮できるよう、これからコツコツと計画的に対策していってもらえることを期待しています! 後期開講後も12月頃にプレキャリアガイダンスを、さらに、3回生前期からは毎週1コマキャリアガイダンスを継続的に実施していきます。就職活動に向けた準備のために必要な情報を毎回のガイダンスで伝えていきますので、一緒にレベルアップしていきましょう!
2026.09.11
【3年連続で最優秀賞・優秀賞を受賞!】第24回日本神経理学療法学会学術大会で本学大学院生が最高位の評価を獲得しました。
2026年9月5~6日、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて「第24回日本神経理学療法学会学術大会」が開催されました。約3,000名が参加し、全741演題が発表された大規模な学術大会において、畿央大学大学院健康科学研究科の大学院生が、最優秀賞1名、優秀賞2名という輝かしい成果を収めました。 そして今回の受賞により、本学関係者は第22回、第23回、第24回の3大会連続で「最優秀賞」と「優秀賞」の双方を受賞することとなりました。一度の成果にとどまらず、複数の大学院生・修了生が3年間にわたり継続して高い評価を受けていることは、本学の神経理学療法・ニューロリハビリテーション研究の層の厚さと、継続的な研究教育の成果を示すものです。 全741演題の中から、最優秀賞・優秀賞を受賞 最優秀賞 山崎 雄一郎 氏(畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程・森岡周研究室) 演題名:脳卒中後運動失調の回復軌道:ベイズモデルによるパラメータ分離とクラスター特性 第23回大会 奨励賞 → 第24回大会 最優秀賞 前年度の第23回大会において「小脳性運動失調歩行における方向特異的・速度依存的な体幹制御特性の定量的解析」を発表し、奨励賞を受賞しました。今年度は、運動失調という臨床課題への探究をさらに発展させ、脳卒中後の「回復軌道」をベイズモデルによって捉える研究へと展開し、最優秀賞を受賞しました。 前年の受賞を一つの到達点とするのではなく、そこから新たな問いへと研究を継続・深化させた成果が、今回の最高位受賞につながりました。 優秀賞 田上 友希 氏(畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程・森岡周研究室) 演題名:脳卒中後歩行能力に至る体幹・下肢機能の階層的カスケード―動的座位を媒介ハブとする統合モデル― 第23回大会 最優秀賞 → 第24回大会 優秀賞(2年連続受賞) 前年度の第23回大会において「脳卒中後体幹機能評価の統合的構造解明―多尺度因子分析とRasch解析による新評価モデル―」を発表し、最優秀賞を受賞しました。今年度は、体幹機能そのものの構造を明らかにする研究からさらに発展し、体幹・下肢機能が歩行能力へどのようにつながるのか、その階層的な関係を統合的にモデル化した研究を発表し、優秀賞を受賞しました。 田上氏にとっては、これで2年連続の受賞となります。 大西 空 氏(畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程・森岡周研究室) 演題名:脳卒中患者の歩行における機能的筋協調パターンの再構造化―部分情報分解による情報構造解析― 脳卒中後の歩行における筋協調を、機能的な協調パターンと情報構造の観点から解析した研究が高く評価され、優秀賞を受賞しました。 3年連続となる「最優秀賞・優秀賞」の受賞 本学関係者による受賞は、今回に始まったものではありません。第22回、第23回、そして第24回と、3大会連続で最優秀賞・優秀賞の双方を受賞しています。 大会 最優秀賞 優秀賞 第22回(2024年) 宮脇 裕 氏 藤井 慎太郎 氏 三枝 信吾 氏 第23回(2025年) 田上 友希 氏 寺澤 雄太 氏 本川 剛志 氏 第24回(2026年) 山崎 雄一郎 氏 田上 友希 氏 大西 空 氏 特に今年度は、昨年度に奨励賞を受賞した山崎氏が最優秀賞へ、昨年度の最優秀賞受賞者である田上氏が再び優秀賞へと選出されました。 評価された研究を終点にせず、そこから次の問いを生み出し、さらに研究を発展させていく。 山崎氏と田上氏の2年にわたる研究の歩みは、一つの研究成果を発表して終えるのではなく、臨床から生まれた問いを継続して掘り下げ、研究を発展させていく本学大学院の研究教育の一端を示しています。 臨床の問いを、より深く、より新しい方法で この3年間の受賞研究を振り返ると、本学の研究テーマが着実に広がり、深化していることが分かります。 第22回大会では、脳卒中後の運動主体感や患者自身の主観的な経験、予測制御など、人が自らの身体をどのように感じ、行為しているのかという身体性に関わる研究が高く評価されました。第23回大会では、体幹機能評価、パーキンソン病のすくみ足、脳卒中関連肺炎、小脳性運動失調、歩行時の視線制御など、病態理解から評価・予測へと研究の対象が広がりました。そして第24回大会では、回復軌道のベイズモデリング、身体機能の階層的構造、筋協調における情報構造解析といった方法によって、患者の回復や運動機能を構造的・時間的に捉える研究へと発展しています。 これらに共通しているのは、方法そのものを目的とするのではなく、臨床現場から生まれた問いを出発点として、その問いをより深く理解するために新しい計測・解析・理論を用いる姿勢です。 研究成果を支える、本学の研究・教育環境 こうした継続的な研究成果の背景には、本学大学院健康科学研究科とニューロリハビリテーション研究センターを中心とした研究・教育環境があります。 本学では、修士課程から博士後期課程まで一貫した研究指導に加え、臨床現場と密接に連携した研究を進めています。また、最新の計測技術や統計解析だけでなく、質的研究も含めた多様な研究方法を取り入れながら、神経理学療法・ニューロリハビリテーションに関する独創的な研究を展開しています。 今回の3年連続受賞は、個々の大学院生・修了生の継続的な努力はもちろん、研究にご協力いただいた患者様、共同研究施設、臨床現場の先生方、そして大学院生・修了生・教員が互いに議論しながら研究を育ててきた積み重ねによるものです。 第24回大会では講演・シンポジウムでも本学関係者が活躍 第24回大会では、受賞研究に加えて、本学関係者がモーニングセミナー、スキルアップセミナー、シンポジウム、一般演題など多くの場で研究成果を発信しました。 私自身は基調講演「神経理学療法はどこへ向かうのか―機能回復から自己再構成へ―」を担当し、身体機能の回復にとどまらず、患者の経験や自己の再構成を含めて神経理学療法を捉える今後の方向性について講演しました。また、受賞記念講演「コンパレータモデルに魅せられて30年―臨床の問いが描いた三層の見取り図―」では、30余年にわたる臨床と研究を通して発展させてきた考えについて紹介しました。 次の問いへ―研究は続く 受賞は研究のゴールではありません。一つの研究から生まれた新たな疑問を次の研究へつなげ、その積み重ねによって神経理学療法・ニューロリハビリテーションの発展に貢献していくことが重要です。3年連続という成果を新たな出発点として、畿央大学はこれからも神経理学療法・ニューロリハビリテーションの新しい可能性を切り拓いてまいります。 最後になりましたが、今回の研究成果を支えてくださったすべての関係者の皆様、研究にご協力いただいた患者様、大学院生の研究活動を支えてくださる臨床現場・共同研究施設の皆様に、心より感謝申し上げます。 今後も本学は、理学療法学ならびに神経リハビリテーション研究の発展に貢献するとともに、臨床と研究を結び、新たな知を生み出すことのできる人材の育成に取り組んでまいります。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター センター長 森岡 周 関連記事 第24回日本神経理学療法学会学術大会に参加しました ― 本学関係者が最優秀賞・優秀賞を受賞 第23回大会:【快挙】躍進と深化:第23回日本神経理学療法学会学術大会での圧倒的な成果 第22回大会:【快挙】挑戦と革新:第22回日本神経理学療法学会学術大会での輝かしい成果を収めました! 健康科学研究科の記事 理学療法学科の記事


