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看護医療学科の新着情報一覧

看護医療学科の新着情報一覧

2026.01.17

<看護医療学科 3回生> 看護師学内病院就職説明会を開催しました!

2026年1月7日(水)・9日(金)の2日間、本学にて看護医療学科3回生を対象とした「看護師学内病院就職説明会」を開催しました。 実習先病院を中心に、2日間で計24病院様にご参加いただき、対面またはZoomにて各病院の概要、看護の特長、採用試験内容等のご説明をいただきました。     卒業生とともにご参加くださった病院様も多く、学生にとって身近な存在である先輩から現場のリアルな声を聴くことができました。病院紹介だけでなく、学生への激励メッセージもいただき、これから本格化する就職活動や国家試験勉強に向けて、大きな励みになったのではないでしょうか。     参加した学生からは、 「研修の予定が多く、プリセプター制度をとっているため自分が成長しやすい環境だと思った」 「実際に畿央の先輩に来てもらったことでリアルな現場の声を聞けたことが良かった」 「ローテーション研修は、様々な部署を短い期間でまわることができるため、仕事の選択肢を広げることに繋がると感じた」 などの声が寄せられ、充実した時間となったことがうかがえました。     ご参加いただいた病院の皆様、誠にありがとうございました。 そして学生の皆さん、納得のいく進路決定ができるよう、引き続き一緒に頑張っていきましょう!

2026.01.08

今年度6回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!

2025年12月19日(金)、本年度第6回目となる「こども寺子屋」がならコープ  真美ケ丘店で実施されました。「こども寺子屋」は、畿央大学とならコープ真美ケ丘店との連携事業です。「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みの一環として企画されました。近隣の皆さんにご好評いただき、定期的に開催しています。   今回は、現代教育学科から3名、看護医療学科から2名の合計5名の畿央学生が参加してくれました。学習の時間は、いつも通り店舗の2階で小学生の持参した宿題のお手伝いをしました。   ▼ 学習の時間の様子           クリスマスイベントを開催! レクリエーションの時間には、店舗1階のイートインで「クリスマスイベント」が開催され、畿央大学生の考えたジャスチャーゲームやクイズ大会で大いに盛り上がりました。       また、今回はならコープのマスコットキャラクター「コーすけ」と「ならっぴ」が登場し、大いに盛り上がりました。   ▼ コーすけ     ▼ ならっぴ     最後はみんなそろって記念撮影をしました。   参加した学生の感想 ◇「子ども寺子屋に始めての参加で緊張しましたが、子どもたちの明るく元気なふるまいを見て、私も楽しく取り組むことができました。」 現代教育学科 2回生 楳田 幸生   ◇ お子さんに勉強を教えるときにどのように伝えたらやる気につながるのかを考えながら補助をし、苦手としていることの改善に少しでも貢献できるようにしました。レクリエーションでは、勉強とはまた違った方法で頭を動かせるクイズ・なぞなぞを行い、お子さんも自分で問題を出してくれるなど積極的に参加してくれて、お互いに楽しく過ごすことができたと思います。 看護医療学科 2回生 太田 花凛 小学生の保護者の声 ◇ なぞなぞをしたようで、それが楽しかったみたいです。今回も大変楽しませていただいたようです。いつもありがとうございます!   ◇ いつも楽しい企画を考えてくださり、感謝しております。なにより息子が楽しみにして参加してくれているのがうれしいです!たくさんの方々との交流の機会を与えてくださり、とてもうれしいです。         次回の「こども寺子屋」の実施について 次回の「こども寺子屋」は2月20日(金)に開催します。 今年後最後の開催になります。みなさんの参加をお待ちしております。 関連記事 今年度5回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 今年度4回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!   無印良品あさかつレポート第5弾 「効果実感!肩こり・腰痛予防のためのダイナミックストレッチ&きおまる」を開催しました! 香芝市鎌田防災訓練に参加しました!~ ボランティアセンター  

2025.12.26

2/22(日)看護実践研究センター母子包括ケア部門研修会「支援者への贈り物~育児に穏やかさを届けるために~」

イベントチラシ 申込フォームはこちら

2025.12.22

<看護医療学科3回生>就職対策講座を実施しました!

看護医療学科の学生は、3回生の実習が終了すると一気に就職活動が本格化します。その動き出しをスムーズにするため、12月の早い時期に「就職対策講座」を実施しています。今年度は、2025年12月6日(土)1限から4限の時間帯で実施しました。   【1限】キャリアガイダンス(就職活動の進め方について)                                    前半はキャリアセンターが担当し、就職活動スケジュール、卒業生の就職先、就職活動の心構えなどに関して具体的に説明しました。後半は、看護roo!の谷様をお招きし、実習を経験し深まった看護観について、就職活動でどのようにアウトプットしていくのか、ワークを通して整理しました。     【2限】自己紹介書の書き方と自己PR講座                                            アクセスアカデミーの西口講師による講座です。就職活動に必須の自己分析の基になるエピソードをワークシートに書き出し、この材料からどうやって「自己PR」と「学生時代に頑張ったこと」に繋げていくかを学びました。学生は後日、この講座内容を基に「自己PR」と「学生時代に頑張ったこと」を作成し、一人ひとり西口講師の添削を受ける予定です。     3限】論作文対策講座                                                        ワークアカデミーの森下講師より、論作文作成のコツを学びました。採用試験で論作文を課している病院があるほか、特に実習経験の何に焦点を当ててアピールしていくのかという点は、エントリーシートや面接対策にも通じる重要なポイントです。講座内では、森下講師から提示いただく複数の例文を比較しながら、客観的な目線でより良い論作文を学びました。論作文も後日、添削課題を提出し、森下講師の添削を受ける予定です。     【4限】面接マナー講座                                                         実習前にも「医療接遇マナー講座」としてマナーを学びましたが、今回は就職活動に特化した内容で、あらためてCAREER LABOの小松講師より実践的な内容を学びました。お辞儀などの実践練習後に着席を促された際、学生たちから自然と「失礼いたします」と声が聞こえてきました。4コマ連続の講座でしたが、疲れを見せず、最後まで集中して受講している様子が印象的でした。     年明け1月には「看護師学内病院就職説明会」、2月・3月には「グループ面接対策」の実施を予定しています。 その後はそれぞれの志望先病院のスケジュールに合わせて、キャリアセンター職員がマンツーマンでサポートしていきます。 希望の進路に向けて、一緒に頑張っていきましょう!

2025.12.13

「つながろう!国際交流、共同研究を目指して」交流集会で講演 ~ 看護医療学科

2025年12月7日(日)、新潟県朱鷺メッセにて開催された第45回日本看護科学学会学術集会において、「つながろう!国際交流、共同研究を目指して」と題した交流集会で、日本看護系大学協議会国際交流推進委員会の委員として講演を行いました。テーマは、国際交流の魅力や課題、そしてその解決策についてです。   本学の「海外インターンシップ」プログラムに参加した学生たちは、当初、日本とは異なる文化や習慣に戸惑いを覚えながらも、次第にその背景を理解し、相手の「その人らしさ」を尊重した看護の重要性を学びます。さらに、海外の学生の高いモチベーションに触れることで大きな刺激を受け、将来のキャリア形成にも良い影響を与えています。   ▶ 本学看護医療学科で実施している海外インターンシッププログラムについてのブログはこちら     一方で、コロナ禍の影響もあり、他大学では国際交流が十分に進んでいない現状があります。そこで私たちは、大学間での連携を強化し、情報交換やプログラムの共有を通じて、より多くの学生に国際交流の機会を提供できるよう、講演やセミナーを通じた呼びかけを続けています。     今回の交流集会には、大学教員や大学院生、さらには医療系企業の方々など、多方面からの参加をいただき、活発なディスカッションが展開されました。この貴重な出会いを大切にしながら、大学間のつながりを深め、豊かな思考を育むプログラムを今後も実践していきたいと考えています。   看護医療学科 准教授 酒井 啓子 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.1~ 事前学習プログラムレポート 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.2~ 無事カンボジアに到着しました! 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.3~ カンボジアでの医療の現状を学びました! 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.4~ 現地大学生や本学卒業生との交流 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.5~ プノンペンでの最終日 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.6~ トンレサップ湖での水上生活とナイトマーケット 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.7~ 世界遺産・アンコールワットへ! 国際看護Ⅰの授業で「海外インターンシップ」発表 ~ 看護医療学科    

2025.12.05

2025年度 研修会 「感染症と人権 〜ハンセン病問題から問い直す〜」を開催しました ~ 畿央大学看護実践研究センター

2025年11月29日(土)、本学看護実践研究センター主催の研修会として、 「感染症と人権 〜ハンセン病問題から問い直す〜」をテーマに講演会を開催しました。   今年度は、看護医療学科学生による長島愛生園の訪問報告と、ハンセン病家族訴訟原告団副団長・黄 光男(ファン・グァンナム)先生によるご講演の二部構成で実施し、学生・「架け橋 長島・奈良を結ぶ会」のみなさまをはじめとする多くの参加がありました。 第1部 学生による長島愛生園訪問報告 今回の講演会に先立ち、看護医療学科の学生たちが国立ハンセン病療養所・長島愛生園を訪問しました。訪問を通して得た学びを、以下の5つのテーマに沿って報告しました。   ▶ 長島愛生園を訪問した際のブログはこちら   1 )歴史的背景と社会的偏見の理解 ハンセン病をめぐる隔離政策は、1907年「癩予防ニ関スル件」に始まり、1953年「らい予防法」によって強固な隔離政策が続きました。学生たちは、   「社会の無理解と偏見が、法制度の誤りを後押ししてきた歴史」、「無らい県運動によって強められた差別の連鎖」など、資料館での学びをもとに、時代背景と人権侵害の構造を丁寧に説明しました。   特に、家族まで差別の対象となり、偽名で生きざるを得なかった現実や、島と本土の間に橋を架けることすら許されなかった社会状況は、参加者にも強い印象を残しました。   2 )人権と医療倫理の学び 学生たちは、医療倫理の四原則(自律性・無危害・善行・公正)を用いながら、ハンセン病隔離政策で何が踏みにじられたのかを自分たちの言葉で考察しました。   「国の方針だから」「社会がそうだから」という思考停止が、医療者までも人権侵害に加担してしまった歴史を振り返り、現代の医療者が持つべき“倫理的勇気と、患者の尊厳を守る姿勢”の重要性を強調しました。   語り部の方の実際の言葉からの、「家族から手紙が届かなかった」「帰ってくるなと言われた」といった証言は、学生たちにとって強烈な学びとなりました。 3 )医療・看護・福祉の視点から 現在、長島愛生園の入所者の平均年齢は約89歳、平均在園年数は62.4年(2024年度)です。高齢化・後遺症・社会的孤立という複合的な課題に対し、医療・看護・介護・栄養・リハビリといった多職種が連携しながら支援を行っていることが紹介されました。   学生たちは、「高齢による身体機能の低下」+「ハンセン病の後遺症」という二重の困難に向き合うケアの実際を見学し、“生活を支える看護” “多職種協働”の重要性について深く学んだと語りました。 4 )社会復帰と地域との共生 らい予防法廃止後も、偏見や差別は根強く残り、帰る場所を失った回復者が少なくありませんでした。しかし、人々は芸術・音楽・教育活動などを通して力強く生き抜き、療養所は「苦しみの場」であると同時に「人々が文化を築いた場所」でもあると学生たちは伝えました。   さらに、地域交流活動、語り部活動、世界遺産登録に向けた取り組みなど、“共生社会に向けた歩み”が現在も続いていることも報告されました。         5 )見学後の振り返り 見学前は、ハンセン病について「昔の病気」「可哀想」という印象を持っていた学生も少なくありませんでした。しかし訪問後は、     「差別の歴史を生き抜いた人々への尊敬」 「医療者としての人権感覚の必要性」 「隔離のない社会を次世代へ伝える使命」 など、認識が大きく変化した様子が語られました。   「無関心は差別を生む」という学生の言葉に、参加者の多くが強く頷いていました。        第2部 講演会「ハンセン病家族の想い」 第2部では、ハンセン病家族訴訟原告団 副団長・黄光男先生を講師にお招きし、ご家族として経験された深い苦悩と、訴訟へ踏み出した経緯、社会の無理解や偏見との闘いについてご講演いただきました。     差別されるのは患者本人だけではなく、家族もまた進学・就職・結婚など人生のあらゆる場面で困難を強いられたこと、家族訴訟で初めて国にその責任が認められたこと、そして「過去の歴史を正しく伝えなければ、偏見は形を変えて再び現れる」という力強いメッセージは、参加者の胸を強く打ちました。           学生たちは、自分たちが学んだハンセン病の歴史と、黄先生の生の声がつながることで“差別の痛み”をより深く実感し、「看護者として社会に何ができるのか」を真剣に考える時間となりました。       まとめ:私たちは差別の歴史を「終わらせる世代」になれるか 今回の研修会は、「感染症と人権」という普遍的なテーマを、ハンセン病という具体的な歴史を通して深く学ぶ貴重な機会となりました。   感染症への恐れが差別を生む構図は、現代の感染症、災害、外国人差別など、あらゆる場面に通じます。学生たちの学びと、黄先生のご講演を通じて、   「正しい知識を持つこと」 「無関心でいないこと」 「人の尊厳を守る勇気を持つこと」 の重要性を改めて確認しました。   これからも人権教育を重視し、学生とともに“差別のない社会づくり”に取り組んでいきます。     看護実践研究センター 地域包括ケア部門 看護医療学科 准教授 前田 則子 関連記事 長島愛生園を訪問し、正しい知識を持ち、語り継ぐことの重要性を学ぶ ~ 看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病療養所を訪問し「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病療養所を訪問、当事者家族の声を聴き「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病療養所で、当事者家族の声から「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病当事者家族から「疾病と差別」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 国立療養所長島愛生園でハンセン病回復者の現状を体感する~看護医療学科「健康学特論」  

2025.12.05

今年度5回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!

2025年11月21日(金)、本年度第5回目となる「こども寺子屋」がならコープ 真美ケ丘店で実施されました。「こども寺子屋」は、畿央大学とならコープ真美ケ丘店との連携事業です。「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みの一環として企画されました。近隣の皆さんにご好評いただき、定期的に開催しています。   今回は、現代教育学科から7名、看護医療学科から2名の合計9名の畿央学生が参加してくれました。学習の時間は、いつも通り小学生の持参した宿題のお手伝いをしました。     そしてお楽しみのレクリエーションの時間には、畿央学生が考えたクイズ大会で大いに盛り上がりました。         参加した学生の感想 看護医療学科では、疾患を持つ小児を対象として学んでいるが、今回のボランティア活動を通して、健康な小児の活動や行動を実際にコミュニケーションを取ることによって知ることができたため良かった。また、よくお話してくれる子や恥ずかしがってあまり話してくれない子など個人差もあり、その個人差に合わせたコミュニケーションの取り方も学ぶことができた。 看護医療学科 2回生 松田 蒼空 お子さんに勉強を教えるときにどのように伝えたらやる気につながるのかを考えながら補助をし、苦手としていることの改善に少しでも貢献できるようにしました。レクリエーションでは、勉強とはまた違った方法で頭を動かせるクイズ・なぞなぞを行い、お子さんも自分で問題を出してくれるなど積極的に参加してくれて、お互いに楽しく過ごすことができたと思います。 看護医療学科 2回生 太田 花凛     今回が私自身にとって初めてのボランティアであったこともあり、少し緊張していましたが、子どもたちと関われる貴重な経験をさせて頂き、良い時間を過ごすことが出来ました。また、参加したいと思います。 現代教育学科 1回生 西田 願叶 子どもたちが元気ですごくかわいかったです。たくさん元気をもらえました。また時間が合えばぜひ参加したいです。 現代教育学科 1回生 盧 侑緯 はじめて、寺子屋に参加してみて色々なことを学べてよかったです。私は小学1年生の宿題を見ていたのですが、黄金の『金』をどうやって読み方を伝えるのか難しかったです。クイズ大会の際に1年生で答えるには難しいのが多くてあまり楽しめていなそうでした。だから、その子の漢字ドリルに出ていた『年越し』というワードを答えるクイズを私が出したのですが、惜しくも答えて貰えなかったです。子どもたちと触れ合えて楽しかったです。 現代教育学科 1回生 万庭 美夏 子どもたちと関わることができて良かったです。また参加したいと思います。 現代教育学科 1回生 村上 結菜 小学生の保護者の声 いつもみなさんとの交流が楽しいみたいで、喜んで通わせていただいています。 何より子どもが楽しく参加しているのをうれしく思います。   次回の「こども寺子屋」の実施について 次回の「こども寺子屋」は12月19日(金)に開催します。   12月はクリスマスバージョンです。レクリエーションの時間には、店舗1Fのイートインに移動して楽しいイベントを開催します。   ならコープのマスコットキャラクター「コーすけ」と「ならっぴ」も参加します。いつもと違う「こども寺子屋イベント」を小学生と一緒に楽しみましょう! 関連記事 今年度4回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 今年度3回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!   国保中央病院「第13回健康フェスティバル 畿央大学コラボコーナー」活動報告 ~ 看護医療学科 西宮市苦楽園地区コミュニティ交通の時刻表&車体ラッピングデザインを担当!~ 人間環境デザイン学科 清水研究室  

2025.12.03

「慢性期看護学援助論Ⅰ」卒業生による授業―筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護― ~ 看護医療学科

「慢性期看護学援助論Ⅰ」は、看護医療学科2年後期に必修科目として開講しています。この授業では、臨床現場で勤務する看護師を外部講師として招き、最新の筋萎縮性側索硬化症(以下、ALS)患者の看護の実際について講義を受けるというプログラムを組み込んでいます。 令和7年11月25日(火)、第6回目の授業では、講師として本学の看護医療学科7期生である富本 尚寛さん(大阪急性期・総合医療センター脳外科・神経内科病棟勤務)から、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病態や最新の治療法、看護および意思決定支援についてご講義いただきました。       また、卒業生であり、かつ現場での臨床実習指導者の視点から後輩へのアドバイスとして3年次後期からの臨地実習における心構えなども話していただきました。今年の講義には、同じ病棟で勤務する12期生の2名(金山 春香さん、藤原 萌花さん)も参加してくださいました。   ALSとは、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される病気で、難病の一つに指定されています。病気の進行に伴い、手や足が動きにくくなったり、コミュニケーションが取れなくなったり、嚥下(えんげ)ができなくなったりします。その一方で、認知機能や、かゆみ・痛み、視力や聴力といった感覚機能、内臓機能などは保たれます。進行は個人によって違いますが、想定より早く進行する場合があるそうです。そのため、早期からの患者様やご家族に対する意思決定支援が重要になってきます。   本人の意思決定には、コミュニケーションが重要になります。しかし、それが困難である患者様には、コミュニケーションツールの活用が必要になります。今回は、ALSコミュニケーションツールである「伝(でん)の心(しん)」(発語や筆談ができない方を対象としたパソコンを用いた意思伝達装置)を持参していただき、デモンストレーションを行ったり、実際に病棟で意思確認をしている様子について、説明していただきました。         ALS患者の約8割は自宅で生活している現状から、病棟での看護において退院支援は重要となります。そのため、看護師は他職種と連携しながら、患者様およびご家族への支援を行う必要があると説明されました。退院支援を進める上では病棟看護師が中心的な役割を担うことから、学生の間に授業内のグループワークやディスカッションに積極的に参加して、多職種連携や患者支援に関する視点を養うとともに、自己のコミュニケーションスキルを高めるよう助言を受けました。   授業の終盤では、実際に富本さんが関わった退院支援の事例をもとにした検討課題が提示され、学生は、「患者ならば家族に迷惑をかけたくないと思うが、家族の立場なら介護が大変でも(自宅に)帰ってきてほしいと思う。」など、患者様・ご家族双方の視点をふまえたディスカッションがされました。     また、富本さんからは、コミュニケーションが困難な患者様との関わりであっても、信頼関係を構築する工夫を行い、患者様が納得した意思決定ができるよう支援していることとその重要性が説明されました。ケアの対象者である患者様・ご家族と真摯に向き合い、コミュニケーションが困難な場合でも理解しようと努力し、意思決定を支援できる看護師を目指してほしいと思います。     富本さん、貴重なお時間をいただきありがとうございました。     看護医療学科 教授  山本 裕子                 准教授 對中 百合 関連記事 セーフケアが関西に!「知的障がいを持つ親への子育て支援を学ぶ3日間」 ~畿央大学看護実践研究センター地域包括ケア部門母子分野研修報告~ 四天王寺大学でOrange Project®の交流会を行いました!! ~ 認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 長島愛生園を訪問し、正しい知識を持ち、語り継ぐことの重要性を学ぶ ~ 看護医療学科「健康学特論」 国保中央病院「第13回健康フェスティバル 畿央大学コラボコーナー」活動報告 ~ 看護医療学科  

2025.12.03

看護医療学科2回生対象キャリア講座「自己理解と病院研究」を開催しました!

  2025年11月21日(金)、看護医療学科2回生を対象としたキャリア講座「自己理解と病院研究」を実施しました。今回の講座では、株式会社マイナビ メディカルサポーター小泉様を講師としてお招きし、就職活動のスタートラインに立つ2回生が「自分らしいキャリア」を描くための第一歩となるよう企画したものです。     まずは、就職活動は自分と仕事との「マッチング」であり、自分の興味・能力・価値観の整理が重要であることを学びました。「長所短所診断」などのツールも活用しながら、「どんな看護師になりたいか」「どんな職場で働きたいか」と一人ひとりが自身と向き合いました。     また、病院選びは「理想のすべてが叶う場所」を探すのではなく、優先順位を整理しながら、自分の看護観に合った病院を見つけることが重要とのお話もありました。病院の種類(大学病院・民間病院・公立病院・訪問看護ステーションなど)や医療機能、看護方式、教育体制などについて整理し、各病院の特徴や働き方の違いを学びました。   就職活動は人生の分岐点とも言えます。この講座が「自分らしいキャリア」を描くための第一歩となることを願っています。 焦らず、じっくりと自分と向き合い、一人ひとりが納得のいく選択ができるよう、キャリアセンターもサポートしていきます。

2025.12.02

セーフケアが関西に!「知的障がいを持つ親への子育て支援を学ぶ3日間」 ~畿央大学看護実践研究センター地域包括ケア部門母子分野研修報告~

看護実践研究センター地域包括ケア部門の母子分野で展開している「安心感の輪子育てプロジェクト」の新規事業として、障がい者の子育て支援としてA市と協働して「セーフケアプログラム」を始動しました。 ▶「安心感の輪子育てプロジェクト」についての関連記事はこちら     2025年10月23日と24日のオンライン、そして11月13日の対面研修会を企画し、講師には東京科学大学の山岡 祐衣先生と福岡国際医療福祉大学の木村 一絵先生をお迎えし、家庭訪問型ペアレンティング支援プログラム「SafeCare®(セーフケア)」を学びました。保健師6名と大学教員2名が参加しました。   SafeCare®について SafeCareは、米国で開発されたエビデンスに基づくプログラムで、知的障がいを持つ親への子育て支援が十分でない現状を踏まえ、親が子どもとの関わり方や室内の安全管理を学び、自信を持って子育てできるように支えることを目指していきます。その成果として児童虐待の再通告リスクを26%低減し、親のストレスを軽減しつつ子どもの問題行動を減少させることが確認されています。日本では複数の地域で導入されています。   研修会の様子をご紹介します オンライン研修会ではまず、支援の基本としてエンゲージメント(家族との関わり方)を理解しました。子ども支援は健康や発達に焦点を当て、親支援は情報提供やメンタルケアを提供しますが、ペアレンティング支援は親子のかかわりを評価し、親が実践できるように伴走するものです。   対面研修会では、家庭訪問のロールプレイを通じて、親のスキルを向上させるトレーニングを日常生活の活動をより順序立てて行いやすくすることを目標に、肯定的な関わり合いを増やすためのスキルを説明し練習します。親が困っている日常活動に対して、肯定的な関わり方、適切な応答、アタッチメント促進、子どもの発達支援を学びます。   実技では3つのモジュール「親と乳幼児の相互交流PII」「親子の相互交流PCI」「安全」に取り組みました。親子相互交流では、遊びを通じた褒め方や説明の技術をロールプレイで練習し、家庭内の安全では模擬部屋でハザードを特定・除去するスキルを身につけました。   演習を通じて、モデリングから練習、フィードバックの流れを体験し、家庭訪問のシミュレーションを行いました。参加者からは「家庭訪問での観察と声かけのイメージが明確になった」といった声が寄せられました。     この研修は、2025年からA市と協働して知的障がいを持つご家庭へのパイロットスタディ実施に向けた体制構築の一歩です。研究では、本研修会を企画した教員が愛着形成支援のプロセスを可視化し支援モデルを構築していきます。SafeCareは親を責めない支援で、できないことをできるに変える小さな一歩を一緒に踏み出します。   障がいのある親と子どもが笑顔でつながる未来につなげていけるように、今後も障がい保健に焦点をおいた地域包括ケアを推進していきたいと思います。   *本活動は、科研費基盤研究C(24K14212)の助成を受けて実施しました。   看護実践研究センター 地域包括ケア部門 母子分野 准教授 田中 陽子 前田 則子 助教 大平 俊介 関連記事 2025年度 ウエルカムキャンパス「スマイル交流サロン」開催報告 ― 医療的ケア児や発達障がい児、その家族が笑顔でつながる2日間 ― 畿央祭にてウェルカムキャンパス ”がんカフェ「きらめき」” を開催!~ 看護実践研究センター アルツハイマー月間の学内啓発活動を実施しました。~ 看護実践研究センター 認知症ケア部門 「ママは立ち入り禁止?パパのためのベビークラス」を開催 ~ 看護実践研究センター母子包括ケア部門

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