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2015.02.13

教職員対象のFD研修会が開催されました。

2月10日(火)13:00からP棟301講義室において、教職員対象の「FD研修会」(畿央大学教育推進室主催)が開催されました。

 

FDとはFaculty Development(ファカルティ デベロップメント)の略で、教員が授業の内容や方法を改善し、向上させるための組織的な取り組みの総称です。

この間、本学の専任教員による優れた授業をピックアップしてビデオ撮影し、参加者がそれを視聴して分析し、エッセンスを探るというスタイルで実施してきましたが、今年は非常勤講師として「日本語と表現」の講義をご担当いただいている占部礼二先生を講師に迎え、「大学生が抱える”書く力”についての問題点~『日本語と表現』の講義紹介と文章力の実情~」と題する講演を行っていただきました。

 

FD2014

 

日頃、「日本語と表現」の講義を通して感じておられる学生の「文章を読む」「書く」力に関するさまざまな問題点を取り上げ、ご自身の授業の中でどのように対応し、能力向上を図っているかについて、豊富な事例に基づき、平易な語り口でわかりやすく紹介していただきました。さらに授業を通して感じられる本学の学生の特質について「学習意欲が高い学生が多い反面、新しい世界を開こうとする意欲がやや低いのかも・・・」という鋭いご指摘をいただきました。

 

講演の後は意見交換の時間が設けられ、参加者からは日頃の授業や学習指導の中で感じている事柄などを引き合いに出して、さまざまな質問や意見が投げかけられました。

 

新たなスタイルでの試みとなった今回の「FD研修会」。示唆に富んだ発言の数々に、参加者それぞれ大いに感じるところがあったと思います。今後も大学全体の教育力を向上させるためにどのような手立てが有効であるか模索しつづけなければならないと改めて感じました。

 

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