2018.02.16
平成29年度在外研究報告会を開催しました。
畿央大学では、教育研究水準の向上、国際交流の進展、若手研究者の育成等を目的とした在外研究員制度があります。この制度は、畿央大学開学10周年記念事業の一環として創設され、これまで5名(内1名は在外研究中)が在外研究員として各国で研究活動にあたってきました。
平成30年度在外研究員が決定し、また、平成28年度在外研究員1名と平成29年度在外研究員1名が研究活動を終え、帰国したため、2月16日(木)に在外研究報告会を実施しました。
◆平成30年度在外研究員
教育学部 現代教育学科 准教授 ランディ ムース
在外研究期間 平成30年4月1日~平成31年3月31日
研究実施場所 Universidad de Oviedo, Dept, of Education Sciences(スペイン)
研究課題名 「内容言語統合学習法 (Content Language Intergrated Learning, CLIL)を用いた第二言語によるアイデンティティーの構築に関する研究」
ムース准教授から在外研究計画について、研究の背景や研究目的等の説明があり、渡航先のスペイン:オビエドの紹介がありました。
引き続き、研究を終えて無事に帰国された乾准教授と大城講師から、在外研究で得た新たな知見や成果、今後の展望についての報告がありました。異なる文化・環境の中、研究活動に集中して従事することで研究者として、また、教育者として大きな経験ができる機会との感想を述べられました。
◆平成29年度在外研究員
健康科学部 看護医療学科 准教授 乾富士男
在外研究期間 平成29年6月1日~平成29年11月30日
研究実施場所 University of Helsinki(フィンランド)
研究課題名 「閉じこもり症候群とうつの関連に関する行動遺伝学的研究」
◆平成28年度在外研究員
教育学部 現代教育学科 講師 大城愛子
在外研究期間 平成28年4月1日~平成29年3月31日
研究実施場所 Göteborg University, Department of Education, Communication and Learning(スウェーデン)
研究課題名「スウェーデンにおけるEducare理念に基づく幼児教育・保育の理論と実践に関する研究」
先生方の在外研究の経験が還元され、大学全体の教育研究活動が更に推進されることが期待されます。