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重要なお知らせ一覧

2021年の重要なお知らせ一覧

2021.12.27

年末年始の休業期間について(冬季休業期間12/29~1/3)

2021年12月29日(水)~2022年1月3日(月)は冬季休業とさせていただきます。ご不便をおかけしますが、ご了承くださいますようお願いいたします。   お問合せについて 上記期間中は電話・FAXでのお問い合わせには対応できません。Eメールでお問い合わせいただいた場合、ご返信は1月4日(火)以降となりますのでご了承ください。また、キャンパス内への立ち入りもできません。   なお、本学学生の冬季休業期間中における新型コロナウイルス感染症に対する対応については以下を参照してください。 新型コロナウイルス感染症に対する対応について   資料請求について 年内の資料の発送は12/27(月)にて終了させていただきます。年明け1月5日(水)以降は通常通り発送可能となります。なお、テレメールによる資料請求の場合は、12月31日(金)・1月1日(土)を除き通常通り発送を行っていますので、お急ぎの方はご利用ください。   → 資料請求フォームはこちら   一般選抜前期日程・大学入学共通テスト利用選抜前期日程の出願受付について 出願期間は2021年12月17日(金)~2022年1月12日(水)です。出願期間中はいつでもインターネットで出願登録を行うことができますが、冬季休業期間中はお問い合わせには対応できません。誠に申し訳ございませんが、お問い合わせは1月5日(水)以降にお願いいたします。また受験票の発送は、1月5日(水)以降に開始いたします。   → 一般選抜前期日程   → インターネット出願  

2021.12.15

イケアによるコーディネート、ラーニングコモンズがリニューアルします!

E棟1階のラーニングコモンズで学生の皆さんがより過ごしやすく、多目的に活用できる空間を提供できるよう、リニューアルプロジェクトが始動しました。家具で世界的にも有名なイケアにコーディネートいただきます。   ▼現在のラーニングコモンズ   今回のコンセプトは、「講義室と異なり自由でくつろいだ雰囲気の中で知的好奇心を満たし、個人・仲間と共に自主学習ができる場所」とし、建学の精神のひとつでもある【知をみがく】の具現化を支援する場所としています。   ▼イケアからご提案いただいたイメージ図 ※あくまでもイメージ図です。   会話ができる学習スペースやリラクゼーションブース、落ち着いた空間と適度な照明など、 現在はイケアからご提案いただいたコーディネート案を基にプロジェクトメンバーで検討し、有志の学生さんとの意見交換の機会も設けて進めています。 学生さんからは「グループワークできる大きな机がほしい」「一人で静かに勉強できる環境も必要」「1回生でも気後れせず利用したい」等、貴重な意見をたくさんもらうことができました。 ご参加いただいた 阿部匠真さん(理学療法学科4回生)、大西竜平さん(看護医療学科4回生)、堀江玲那さん(現代教育学科2回生)、廣瀬舞果さん、松原雅姫さん、横田百咲さん(人間環境デザイン学科1回生)ありがとうございました! 年内に完成し、年明けにリニューアルオープンの予定です。お楽しみに!   リニューアルプロジェクト担当

2021.10.19

奈良県産規格外りんごを使用したジャムを管理栄養士の卵とパティシエが共同開発!~ヘルスチーム菜良

【地産地消×フードロス削減】奈良県産規格外りんごを使用したジャムを共同開発! 11月上旬からOhisama・lunchで販売開始 10/24(日)にオンライン親子料理教室で披露   奈良県内管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」に所属する畿央nutrition egg team(畿央大学ヘルスチーム菜良)は、社会福祉法人せせらぎ会の田中貴也パティシエと、窪田りんご園(奈良市矢田原町)の奈良県産規格外りんごを使用した「りんごジャム」を共同開発しました。11月上旬より、Ohisama・lunch(おひさまらんち)での販売を開始いたします。また販売に先立ち、畿央祭「ウェルカムキャンパス企画」として「学生と作ろう‼旬の果物を使った親子オンライン料理教室」を、10月24日(日)に小学生高学年の親子を対象に実施し、今回開発したりんごジャムを作ります。   日 時 2021年11月上旬~ 場 所 Ohisama・lunch(おひさまらんち) 住所:奈良県大和高田市神楽3-8-8   奈良県内管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」に所属する畿央nutrition egg team(畿央大学ヘルスチーム菜良)は、奈良県の健康課題に対し、若い世代を対象とした若い世代自らの情報発信、政策提案、商品開発などを通した食育活動が評価され、第4回食育活動表彰で農林水産大臣賞を受賞することができました。 畿央nutrition egg teamでは、「地産地消」として奈良市矢田原町の窪田りんご園で栽培された奈良県産りんご(紅玉・シナノスイート等)を、「食品ロス削減」として規格外りんごを使用し、学生が考案したオリジナルりんごジャムを使ったスイーツを「子どもの料理をする力を伸ばす」ことを目的に親子で作成します。本企画のスイーツのレシピ考案にあたっては、kioクッキーを製造している社会福祉法人せせらぎ会の田中貴也パティシエの指導を受けながら完成させました。 今回、田中パティシエと共同開発した「りんごジャム」は11月上旬より、コラボジャムとして、Ohisama・lunch(おひさまらんち)での販売を開始いたします。また、販売に先立って第19回畿央祭ウェルカムキャンパスオンライン企画において、小学校高学年の親子を対象に「旬の果物を使った親子オンライン料理教室」を実施し、今回開発したりんごジャムを作ります。   【問い合わせ先】 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原 潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1603 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp  

2021.10.13

日本初、乳がん術後女性のQOL向上を支援する「使い捨て入浴着」が商品化されました。

人間環境デザイン学科の村田浩子教授、小松智菜美助手、看護医療学科中西恵理講師、理学療法学科福森貢教授、村田ゼミの学生らの研究グループは、乳がん術後女性が着用することにより、手術痕を気にすることなく入浴できる使い捨てタイプの入浴着を開発しました。   ▶プレスリリース ▶乳がんの後も温泉を楽しむ「入浴着」畿央大学のグループが開発(NHK NEWS WEB) ▶乳がん後の入浴着オシャレに 必要な理解と周知(産経新聞)     ▲村田教授(左)と小松助手(右)   【村田教授のコメント】 私たちは2016年度から入浴着の開発に取り組んできました。時間はかかりましたが、本不織布との出会いが入浴着完成へとつながりました。良いものができている実感はありましたが、商品化にたどり着けたことを大変嬉しく思っています。   プレスリリースを出して以来、おかげさまでいろんなメディアで取り上げていただき、北海道から沖縄まで幅広い地域からお問合せをいただきました。術後の入浴に悩みを抱えている方がいることを知り、力になりたいという思いからこの研究開発がスタートしました。やはり同様の悩みをもつ方や、つらい思いや経験を共有したご家族や友人のために何かをしたいという方が全国にいるのだと実感しています。     入浴着の開発にあたって奈良県の支援を受けて実施したアンケート調査では、乳がん患者さまにも、入浴施設の方にも入浴着の認知度は決して高くないという結果が出ました。まだまだ入浴着の存在や、着衣して入浴するということが受け入れられていないのが現状です。「これなら入浴したい」と思えるような商品開発を進めることと同じくらい(あるいはそれ以上に)、入浴したくても抵抗がある方がいらっしゃること、入浴着があればその負担を軽減できる可能性があること、入浴着着用を各施設にも世間にも認められるような啓発活動を進めることが大切だと考えています。オンラインや入浴施設で容易に購入できるようにすることも課題の一つと言えます。   今回の開発を通して、多くの乳がんサバイバーの方とつながりができました。繰り返し使える「マイ入浴着」の開発も着手しつつあります。微力ではありますが、「入浴着」の普及を進めていきたいと考えております。ぜひ皆さまのお力添えをいただければ幸いです。     【商品について】 商品の詳細や購入方法などについては、製造元の株式会社GSIクレオスまで直接お問合せください。 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町9-9 2階 Tel:03-5643-3140/3141 Fax:03-5644-1011   【入浴着が購入できる奈良県内の施設】 奈良健康ランド(今週末よりオンラインショップでも販売予定) 杉の湯(納品次第販売開始予定)   【入浴着が購入可能なオンラインショップ】 楽天市場「さわやか家族」 ※「入浴着」で検索するとヒットします

2021.09.06

就職率、3年連続で関西4位に!~2021年3月卒業生

  2021年3月卒業生の就職率について、300人以上の卒業者がいる国公私立大学の中で本学が関西4位にランクインしました(調査/株式会社大学通信)。同ランキングでは、 3年連続で関西4位(2019~2021年卒) 12年連続で関西8位以内(2010~2021年卒) と景気や新卒の採用動向にかかわらず、コロナ禍でもきわめて高水準で推移しています。 理学療法士・看護師100%、管理栄養士93.9%、小学校教諭71.2%、公立幼・保94.6%、養護教諭36.4%~2021年3月卒業生 なお、1期生以来の全卒業生15年間就職率は95.1%(就職希望者に限れば99.2%)になっています。 全卒業生データ(全卒業生15年間就職率95.1%)   また2021年9月に発行されたAERAムック「就職力で選ぶ大学2022」の特集記事「コロナ時代の就職事情」で、特徴をもったキャリア教育を実践している大学として学習院大学、昭和女子大学にならんで畿央大学が紹介されました。クラス・ゼミ担任とキャリアセンター、教採・公務員対策室のスタッフによる本学独自の「ダブル担任制」が取り上げられています。   ▼インタビュー取材を受けた辻谷キャリアセンター長     コロナ禍で学生生活も就職活動も絶えず変化していますが、学生一人ひとりに寄り添う姿勢はそのままに、どんな状況でも「100%進路保証」をめざした教育と支援をつづけてまいります。   【参考リンク】 畿央大学が就職に強い4つの理由 公立学校教員採用試験(1次試験)速報〜2022年3月卒業予定者 関西私大で5校だけ!文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に認定されました。

2021.09.03

12/11(土)第1回 発達科学と小児リハビリテーション研究会(WEB)を開催します。

2021.08.27

10/23(土),24(日)第19回畿央祭「咲~わらう~」を開催します

2021.08.12

公立学校教員採用試験(1次試験)速報〜2022年3月卒業予定者

  2022年度公立学校教員採用試験はピークをむかえ、各都道府県や市で実施された1次試験の結果が続々と発表されています。畿央大学でも多くの学生が1次試験を突破しました。教採・公務員対策室では現在、学生が実際に受験する都道府県や市に対応した2次試験対策講座を実施しています。1人でも多くの学生が所期の目標を達成できることを祈りつつ、これからも様々な支援を行っていく予定です。 一人ひとりの夢がかなうように、大学一丸となって最後まで応援していきます。ゴールは近い。頑張れ、畿央生!   教採・公務員対策室   公立学校教員採用試験 都道府県・市別の合格者数 公立小学校教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 奈良県 42 40 95.2% 大阪府 21 18 85.7% 大阪市 17 11 64.7% 堺市 6 4 66.7% 京都府 2 2 100% 京都市 1 1 100% 兵庫県 3 3 100% 神戸市 1 1 100% 和歌山県 6 6 100% 滋賀県 17 12 70.6% 三重県 12 12 100% 愛知県 26 26 100% 岡山県 9 8 88.9% 岡山市 1 1 100% 高知県 82 60 73.2% 愛媛県 1 1 100% 鳥取県 27 26 96.3% 島根県 2 2 100% 東京都 2 2 100% 神奈川県 2 2 100% 横浜市 4 4 100% 千葉県 13 10 76.9% 茨城県 3 3 100% 北九州市 3 3 100% 北海道 1 1 100%   公立学校養護教諭ー現代教育学科・看護医療学科 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 奈良県 7 4 57.1% 大阪府 4 1 25.0% 大阪市 3 1 33.3% 滋賀県 5 4 80.0% 三重県 3 3 100% 高知県 15 3 20.0% 愛媛県 1 1 100% 鳥取県 3 2 66.7%     特別支援学校教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 3 3 100% 大阪府 5 4 80.0% 滋賀県 1 1 100% 三重県 1 1 100% 岡山県 1 1 100% 高知県 5 5 100% 鳥取県 4 3 75.0% 神奈川県 2 2 100%     栄養教諭ー健康栄養学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 2 2 100% 滋賀県 1 1 100% 三重県 3 1 33.3% 愛知県 1 1 100%     中学校・高校(家庭科)ー人間環境デザイン学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 1 1 100%     注1. 過年度卒業生を含みません(すべて2022年3月卒業見込者)。 注2. 2021年8月12日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。 注3. 一部試験での1次試験免除者を含みます。

2021.08.05

文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に認定されました。

関西私大では5校が選出!     このたび本学の教養科目「情報処理演習」が、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されました。 このプログラムは通称「MDASH」(Approved for Mathematics, Data science and AI Smart Higher Educationの略)といい、「学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、かつ、数理・データサイエンス・AIを適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成することを目的として、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行うものを文部科学大臣が認定及び選定して奨励することにより、数理・データサイエンス・AIに関する基礎的な能力の向上を図る機会の拡大に資すること」(文部科学省ホームページより)を目的として今年度から開始されました。   ▼認定校が掲げることのできる「認定ロゴ」       初年度は全国から国公立合わせて66大学、うち関西の私立大学では本学を含め5大学が認定されました(奈良県下の認定は本学のみ)。   ▼関西の採択校一覧(都道府県・アイウエオ順)  種別 大学名都道府県 国立 滋賀医科大学 滋賀県 国立 滋賀大学 滋賀県 国立 京都大学 京都府 私立 京都ノートルダム女子大学 京都府 公立 福知山公立大学 京都府 私立 大阪歯科大学 大阪府 国立 大阪大学 大阪府 私立 阪南大学 大阪府 私立 関西学院大学 兵庫県 国立 神戸大学 兵庫県 私立 畿央大学 奈良県 国立 和歌山大学 和歌山 採択校一覧(文部科学省ホームページ/本学は25ページに記載あり)   本学では2014年度から全学生への貸与PC導入を開始しました。「情報処理演習」の授業では、それを活用しながら「問題解決パターンの会得」「能動的学修」「情報セキュリティ」「ICT活用の背景にあるモデルの理解」「対象や処理の仕組みの理解」「統計学」「データサイエンス及びAI利用・活用の理解と演習」などの演習を行い、大学での専門的な学びの基盤となる情報処理能力の涵養に努めてきました。今回の認定は、まさにそうした取り組みが認められた成果であるといえます。   社会の高度情報化がますます進む中で、文部科学省は「AI戦略2019」において「文理を問わず全ての大学・高専生(約50万人卒/年)が正規課程にてリテラシーレベルの数理・データサイエンス・AIを修得すること」を目標に掲げています。本学も引き続き時代の流れに即応した意義深い学びを学生の皆さまに提供していけるよう、努めていきたいと考えています。

2021.08.03

日本初、乳がん術後女性のQOL向上を支援する「使い捨て入浴着」を開発

日本初、乳がん術後女性のQOL向上を支援する「使い捨て入浴着」を開発 ―奈良県でのアンケート調査に基づき健康改善への活用に期待―     畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科村田浩子教授、小松智菜美助手、看護医療学科中西恵理講師、理学療法学科福森貢教授、村田ゼミの学生らの研究グループは、乳がん術後女性が着用することにより、手術痕を気にすることなく入浴できる使い捨てタイプの入浴着を開発しました。   近年、日本女性の11人に1人が乳がんに罹患し、女性が家庭や社会で活躍する30歳代後半から急激に増加するがんといわれています。しかし、早期発見であれば約90%の人が治癒しています。このことから、乳がん治癒後の健康改善、QOL向上を支援することを目的に、日常の楽しみの一つである入浴に着目し、温浴施設等で着用できる入浴着を制作しました。   本研究は、奈良県福祉医療部疾病対策課、文化・教育・くらし創造部消費・生活安全課の協力を得て、奈良県内の乳がん術後女性および入浴施設へのアンケート調査等(注)により試作・着用テストを繰り返して行い、着脱がしやすく、お湯切れの良いデザインを実現しました。   (注)本研究に協力いただいた機関等については以下の通りです。 ・奈良県 福祉医療部 医療政策局 疾病対策課 ・奈良県 文化・教育・くらし創造部 消費・生活安全課 ・奈良県がん拠点3病院に通院する乳がん患者の方 45名(奈良県総合医療センター・市立奈良病院・近畿大学奈良病院) ・奈良県内入浴施設 110施設     1.研究の内容 2016年に行った乳がん術後女性への予備調査では、回答者の約半数の人が「温泉に行きたくてもいけない経験をした」と答え、市販されている入浴着についても半数の人が「知らない」と答えていました。入浴施設でも入浴着が認知されてなく、奈良県内の施設ではほとんど知られていませんでした。 再度、2020年に実施したアンケート調査でも、入浴着の認知度は術後女性・施設とも低く、「知らない」「あまり知らない」と回答した女性が57%、施設で88%にも及んでいました。調査から、奈良県における入浴着の認知度は低く、入浴施設での運用状況も徹底されていないことが明らかになり、行政等からの入浴着の着用についての周知が求められていました。   また術後女性そして施設等へのアンケート調査より、必要とされる入浴着のタイプや入浴着に必要な機能・素材等の課題が認められました。   2.研究成果 研究は、調査結果をもとに株式会社GSIクレオスの支援を受けて、日本初となる「使い捨て入浴着」を制作しました。 入浴着のデザインの特長は、肌に近い色の生地を使用することで着用していることが目立たず、胸の上部の切り替え部分にギャザーを入れることにより左右の胸のバランスをカバーしました。   生地の外側にはっ水性、内側に吸水性の性能を持つ素材を使用し、湯につかっても浮き上がらず、湯船から出た時にも湯切れを良くしました。生地の内層部に伸縮性のあるポリウレタンを使用し、背中をV字型に大きく開けるデザインにすることで身体を洗い易くしました。結果、首、裾部分のどちらからでも、着用時の動作や脱着がしやすくなりました。 入浴着が、公衆浴場、旅館・ホテルの浴場、サウナなどで活用できるよう奈良県は、本年3月、県内すべての施設に「入浴着を着用した入浴に理解を求める」ポスターを制作・配布し、県民への周知と理解を求めました。   3. 研究の発表 研究の成果を2021年6月19日に開催される日本繊維製品消費科学会2021年次大会(オンライン開催)で発表しました。   4.今後の展開(予定) 今後は入浴施設での運用を試みるとともに、持ち込みタイプの「マイ入浴着」についても、素材開発を進めていきます。   ※本研究は文部科学省令和元年度科学研究補助金の助成を受けて実施しています。   問い合わせ先 健康科学部 人間環境デザイン学科  教授 村田 浩子 E-mail:h.murata@kio.ac.jp