地域連携センタ―の新着情報一覧
2019.06.24
8/14(水)「教職員のための夏の公開講座」を開催します。
校内研修では経験できないような「教育課題」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供します。参加を希望される先生方におかれましては、実施要項をご確認の上、お申し込みください。 公開講座テーマ 子供たちの成長と適応を支えるポジティブ行動支援 「やってほしいことを、やってくれない」、「やめてほしいことを、やめてくれない」。子どもに関わる中でそのような問題に直面することはありませんか?行動の成り立ちを理解し、適切に対応するための方法は、実はかなりの部分科学的に明らかにされてきています。本講座は、罰に頼ることのない肯定的で積極的な「ポジティブ行動支援」に関する「目からウロコ」の内容が多く含まれています。 日時 令和元年8月14日(水)14時~16時(受付13時30分~) 講師 教育学部 現代教育学科 准教授 大久保 賢一 実施要項 受講対象 幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の教職員 会 場 畿央大学 P棟2階 P201講義室 申込方法 Fax、もしくはE-mailにて、①②を記入の上、下記へお申込みください。 先着順で受付いたします。 ①氏名(フリガナ) ②連絡先の電話番号および所属学校名 【申込先】 〒635-0832 北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 Fax:0745-54-1600 E-mail:info@kio.ac.jp 定 員 150名 申込締切 令和元年7月31日(水) 主 催 畿央大学 後 援 奈良県教育委員会 お問合せ 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601 《気象警報発令時の講座の開催について》 正午現在で奈良県北葛城郡広陵町を含む地域に暴風警報または特別警報が発令されている場合、講座は中止します。
2019.06.18
2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第2回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 【第2回:6/11(火)】 〇好きな遊び 〇手遊び『さかながはねて』 〇絵本『おしくら・まんじゅう』 〇ふれあい遊び『バスに乗って』 今回は6組の親子が参加してくださいました。 好きな遊びでは、積み木やままごとなど子どもたちそれぞれが好きな遊びを見つけ、自分が興味を持ったもので夢中になって遊ぶ姿が見られました。 ふれあい遊びでは歌に合わせて親子の触れ合いを楽しみ、たくさんの笑顔があふれる活動となりました。 今回のメッセージカードは「カエル」でした!紙からカエルが飛び出す仕掛けのカードに子どもたちも興味津々な様子で嬉しかったです。 ▲ 参加してくれた子どもたちへのプレゼントを一生懸命作っています。 子どもたちの成長を温かく見守り、これからも、安心して楽しく活動できる場を作っていけるよう学生一同努力していきたいと思います。 次回の活動は、6月25日(火)に和室で行います。たくさんのご参加をお待ちしております! 現代教育学科3回生 大西真央 【関連記事】 畿央大学付属幼稚園の園児たちが大学に来てくれました!~マミポコ・親子ひろば 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第1回活動報告!
2019.06.14
10/19(土)・20(日)第17回畿央祭「繋~つながり~」を開催します。
手と手を取り合い、最高の学園祭へ! 実行委員がお送りする畿央祭のイベント情報ページです。プログラムや企画などの詳細が 決まり次第、随時更新していきます!畿央祭は当日だけでなく、準備から力を合わせて行っています。畿央祭を一から作り上げる学生の様子は実行委員ブログでご覧になれます!! 日時 10月19日(土)10:00~17:00 10月20日(日)10:00~16:00 会場 畿央大学 アクセスはこちら 駐車場はありませんので、 公共交通機関を利用してご参加ください。 大学周辺道路や近隣商業施設への駐停車は地域住民の皆様へのご迷惑となりますので、ご遠慮くださいますようお願い申し上げます。 同時開催 ウェルカムキャンパス ミニオープンキャンパス ▼クリックで拡大します。 子ども向け企画 「ハピネスワールド」 両日開催 アリーナ(体育館)では、「ぞうさん」「ダンボールめいろ」「ボールプール」「紙飛行機飛ばし」、小体育館では「魚釣り」「ぬりえ」「プラバン」「スライム」「幼児コーナー」を開催!アリーナ前では「ヨーヨー釣り」も実施します!様々な遊びが盛りだくさん!ぜひご参加ください! 吉本お笑いLIVE 20日(日)10:00~11:00 女と男、藤崎マーケット、アインシュタイン ※出演者は、都合により変更になる場合がございます。ご了承下さい。 畿央祭のテーマと実行委員長からのメッセージ 第17回畿央祭テーマ:繋〜つながり〜 繋〜つながり〜には、畿央祭を通じてクラス、学科、学年を超えて繋がり、その繋がりがいつかまた別の場所でなにかが生まれるきっかけになればという願いを込めました。また、去年のテーマである掌を受け、畿央生が手を取り合って、繋がり、輪を作って、2019年度の畿央祭を作り上げられたらなという意味も込めました。令和1発目の畿央祭です!最高の畿央祭を作っていきます!ぜひお越し下さい! 第17回畿央祭実行委員長 稲本 百花 畿央祭に向けて頑張る、実行委員たちの奮闘記!畿央大学公式ブログ「KIO Smile Blog」でご覧いただけます。 ●昨年の記事・写真はこちらから! 第16回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。
2019.06.13
近鉄連携「香芝SAフードコード麺メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催!
健康栄養学科の学生8グループ34名が考案したメニューをプレゼン! 恒例となった香芝SAフードコートメニュー開発プロジェクト。昨年度は「鶏肉を使用した丼メニュー」をテーマとし、「大和三山の雪化粧」がグランプリを受賞、「すき焼き風奈良の郷土んぶり」が準グランプリとなり、それら2メニューが香芝SAのフードコートで販売されています。また、特別賞受賞の「鶏のザクザクあんかけ丼」は岸和田SAで販売され、現在も好評発売中です。 そして2019年6月10日(月)、健康栄養学科学生8グループ34名(指導教員:中谷 友美先生、岩田恵美子先生)が、プレゼンテーション会に挑みました。 今年は「麺メニュー」がテーマ。前回の学生募集説明会に引き続き、㈱近鉄リテーリングサービスエリア事業部の林エリアマネージャー、香芝SA小椋支配人にお越しいただきました。各グループは事前に香芝SAを見学しており、そこで得た情報も基にして考案したメニューを発表しました。 ▼プレゼン発表の様子 各グループは「ターゲット層」を定め、考案したメニューに「奈良らしさ」、さらに “管理栄養士の卵”ならではの「セールスポイント」を盛り込んでプレゼンを行い、お二人から貴重なコメントや評価を述べていただきました。すでに何回か試作を行った班や、原価率から計算した販売希望価格をプレゼンする班もあり、これらには非常に驚かれていました。またメニューの内容についてだけでなく、「アピールポイントがしっかりしているので、もっと自信を持ってプレゼンすれば相手に伝わるはずです」等、学生のプレゼンについてもご指導いただく場面もありました。 全発表が終了した後は、林マネージャーから総評をしていただきました。全体的にレベルが高かったことを挙げられ、また今後について質問会や試作、レシピ検討会があるので、「更なる試行錯誤を重ねていただき、メニューが進化することを大いに期待しています」とのお言葉を頂戴しました。 ▼林エリアマネージャーによる総評 また指導教員の中谷先生からは、今後のスケジュールや事務連絡に加え、これまでのコンテストを指導してきた教員の立場として、「先輩たちの受賞作品とよく似たメニュー案も見られました。これまでの受賞作品も研究し、受賞したメニュー、惜しくも受賞できなかった作品にはそれぞれの理由があるはずなので、よく研究して良い部分を自分たちのメニューに取り入れてください。」と、アドバイスをしていただきました。 学生たちは、実際に企画や販売をされる現場の方たちの貴重なコメントや、指導教員からのアドバイスに対して熱心にメモをとり、次の試作や質問会へ向けて考案したメニューの磨きをかけようと意欲的な様子でした。 今後のスケジュールは、7月22日にメニュー質問会、9月上旬にレシピ検討会、そして9月28日(土)にコンテストを実施し、来年1月~2月には西名阪道 香芝SA上下線にて発売開始予定です。ぜひご期待ください! 香芝SA新メニュー開発プロジェクトに関する記事はコチラ!
2019.06.12
8/19(月)ひらめき☆ときめきサイエンス「運動と脳との不思議な関係〜運動の脳科学」を開催します。
運動と脳との不思議な関係性を学ぼう ~運動の脳科学~ 物を掴んだり、走ったり跳んだり、ヒトは様々な運動が可能ですが、それはなぜでしょうか?通常、自分の身体や運動は自分のものであると感じることができますが、それはなぜでしょうか?これらは全て健康な脳機能に支えられています。その証拠に脳に問題を生じると、運動することが困難になったり、自分の身体や運動を自分のものと感じることができなくなったりします。こうした運動と脳との密接な関係性について学びましょう。 日 時 2019年8月19日(月)10:00~16:10 会 場 畿央大学 P棟1階 ニューロリハビリテーション研究センター →アクセスはこちら 内 容 運動と脳との密接な関係性について学ぶ ※詳細は下のチラシをご参照ください。 対 象 高校生 (保護者の同伴も可能です) 定 員 20名(先着順、参加無料) 持ち物など タオル、筆記用具、動きやすい服装でお越しください(運動靴・外靴可) ▼クリックで拡大します。 【参加申込方法】 下記をご記入の上、FAX(0745-54-1600)、もしくはメール(info@kio.ac.jp)でお申込みください。 ①氏名(ふりがな) ②性別 ③高校名・学年 ④〒住所、電話番号 ⑤保護者の同意の有無 ⓺家族同伴の有無 ⑦食物アレルギーの有無(有の場合、品目名を記載) 【申込み締め切り】 2019年8月5日(月) 【お問い合わせ】 畿央大学教育推進部ひらめき☆ときめきサイエンス担当係 TEL:0745-54-1601 ※定員を超えた場合のみ、参加できない旨を申込者に電話等で連絡します。 ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 ※本イベントは独立行政法人日本学術振興会の選定助成事業です。
2019.06.05
ヘルスチーム菜良の学生が考案した「大和丸なすピザ」をイオンモール大和郡山で6月8日(土)・9(日)に試食販売!
大和郡山産野菜使用「大和丸なすピザ」をヘルスチーム菜良が共同開発 イオン大和郡山店「大和郡山フェア」で試食販売! 大和郡山市、石釜ピッツェリア&BARサンプーペーと奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」は、大和の伝統野菜「大和丸なす」をはじめとした大和郡山産野菜を使用した各大学1種類合計4種類のピザを共同開発しました。 イオン大和郡山店「大和郡山フェア」期間中の6月8日(土)・9日(日)15時より、学生による試食販売を行います(試食は無くなり次第終了)。また、同日より石釜ピッツェリア&BAR「サンプーペー」でも提供いたします(期間限定)。 日 時 2019年6月8日(土)・9日(日)15時~ @イオン「大和郡山フェア」 2019年6月8日(土)~ @サンプーペー 会 場 イオン大和郡山店 石窯ピッツェリア&BAR「サンプーペー」 概 要 ■学生による試食販売 ■6/9(日)14:15~14:45 4大学対抗!ピザバトル 16:45~17:00 表彰式 ※いずれもイオンモール大和郡山にて 大和郡山市で古くから栽培されている大和の伝統野菜「大和丸なすは、東京、大阪、京都の料亭などでも用いられる高級食材として好評を得ていますが、地元奈良では販売機会が少なく、知名度アップが課題となっています。また、大和郡山市では地産地消促進計画に基づき、地産地消の推進をめざして取り組んでいます。 大和郡山フェア開催にあたり、大和丸なすのPRと野菜摂取量の増加をめざして、管理栄養士をめざす学生の実習を市保健センターが受け入れるなど関係がある奈良女子大学の学生に大和丸なすを使ったピザの開発を2017年度に依頼。ヘルスチーム菜良がレシピ開発に取り組みました。その後、2018年度は3大学、2019年度は4大学のヘルスチーム菜良と年々広がりを見せています。 大和丸なすを初めて見る学生も多く、その大きさに驚いていましたが、生産者から「肉質はよくしまり煮くずれしにくく、焼いても炊いてもしっかりとした食感があり、いろいろな調理に合う」という大和丸なすの特性を伺い、サンプーペーのオーナーシェフ松原朱美さん、イオン大和郡山店のアドバイスを受けながらピザを完成させました。 畿央大学ではしゃぶしゃぶ餅を使った「初夏を感じる大和野菜たっぷりモッチリーザ」を開発。チーズや野菜との相性も良く自信の1品です。また、当日は、4大学対抗ピザバトルと銘打ち、大和野菜の使用度、見た目、コストパフォーマンス、栄養価、作りやすさ、当日のプレゼンなどをもとに審査員による審査で優勝ピザを決めるため、優勝をめざして演出もいたします。大和丸なすをはじめ、大和郡山市産野菜の魅力が詰まった4種類のピザ、ぜひ一度食べ比べてお好みのピザを見つけてください。 →イオンモール大和郡山 →サンプーペー
2019.05.31
2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第1回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 【第1回:5/28(火)】 〇好きな遊び 〇手遊び『キャベツの中から』 〇絵本『だるまさんが』 〇ふれあい遊び『ひっついた』 今回は10組の親子が参加してくださいました。今年度の活動開始が遅くなってしまったのですが、普段よりも沢山の親子が来てくださり、賑やかな活動になりました。 初めての親子ひろばで緊張している様子も見られましたが、学生達と一緒に遊んでいるうちに緊張もほぐれたようで、普段遊べないおもちゃを見つけて生き生きと遊んでいました。 昨年から継続して来てくださっている親子もおられ、お友達におもちゃを貸してあげたりするなど、お兄ちゃんお姉ちゃんになった姿を見る事ができ嬉しく思いました。 今年度初めての親子ひろばで学生も緊張していたり不慣れであったりして至らない点もありますが、参加してくださった皆様が楽しい時間を過ごせるよう、学生スタッフ一同頑張りますのでよろしくお願い致します。 次回の活動は、6月11日(火)に和室で行います。たくさんのご参加をお待ちしております! マミポコ親子ひろば副代表 現代教育学科3回生 保延和奈 【関連記事】 昨年度の「マミポコ親子ひろば」の取り組みはコチラ!! 【追加の申し込みについて】 「マミポコ親子ひろば」に多くのご参加・お申込みをいただきまして、ありがとうございます。現在のところ定員を越えてのお申し込みがあり、待機をお願いしております。状況が整い次第、順次ご連絡をさせていただきますので、参加ご希望の方は、お名前(保護者様、お子様)、ご連絡先を下記までお電話にてご連絡ください。 ▶連絡先・問い合わせ◀ 畿央大学 教育学部 マミポコ・親子ひろば係 TEL:0745‐54‐1601 FAX:0745-54-1600
2019.05.27
8/9(金)現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅦ」を開催します。
教育現場における教育力向上の一助となることをねらいに、畿央大学現代教育研究所が主催するワークショップの第7回目です。昨年は、「ロボットプログラミング」、「道徳」、「発達障害支援」に関連するワークショップに取り組みました。2019年度は、コンピュータを使わない活動も含めた各教科等におけるプログラミング学習の開発、社会科学習における地図の発展的な活用、音楽科に新しく導入される和楽器の箏の指導方法の体験の3 つを用意しました。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 【日時】2019年8月9日(金)10:00~15:30 ワークショップ1 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【小学校教員・保護者 対象】 定員40名 体験から活用へ!初等教育におけるプログラミング教育 西端 律子(教育学部 教授) ワークショップ2 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【小・中学校教員 対象】 定員40名 地図で社会科学習を豊かに-地図を読むコツと防災学習での活用- 小谷 恵津子(教育学部 准教授) ワークショップ3 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【小・中学校教員 教育関係者 対象】 定員40名 弾いてみよう箏!わらべうたによる音楽活動 衛藤 晶子(教育学部 教授) 昼食交流会 12:10~13:20 学生食堂にて、軽食を準備いたします。 食事しながら、日頃の教育に関する話題を交流しましょう。 ※講座の詳細はPDFでご確認ください(下記画像をクリックすると、PDFが開きます)。 ※3講座とも「午前の部」と「午後の部」は同一内容です。 ▼ワークショップ案内チラシ ▼ワークショップ詳細と申込用紙 申込方法 専用申込フォーム(QRコード) または 上記の申込用紙にご記入の上、FAXにてお申込みください。 【QRコード】 【FAX送付先】 畿央大学総務部 畿央大学現代教育研究所ワークショップ係 宛 FAX:0745-54-1600 問合せ先 TEL:0745-54-1602 畿央大学総務部
2019.05.27
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.68~広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト「広陵町身体体力測定会」に参加!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※、理学療法学科2回生の春木彩那です。平成31年4月20日(土)に畿央大学の体育館で20歳~60歳までの地域住民の方を対象にした「広陵町身体体力測定会」を行いました。 ※TASKはThink,Action,Support,for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 この測定会は、畿央大学と広陵町が連携して行っている「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」の一環として、年に2回実施されるものです。測定内容は体組成・骨密度・血管機能・腹囲・握力・長座体前屈・ファンクショナルリーチテスト・立ち上がり歩行測定・足趾握力・膝伸展筋測定です。 今回の測定では、10月の測定に参加してくださった方や初めて参加された方合わせて100名くらいの方に参加していただきました。皆さんの結果はどうだったでしょうか? ▲ファンクショナルリーチテスト ▲足趾握力(足の指の握力)の測定 ▲膝伸展筋測定 今回私は、握力と長座体前屈の測定を行いました。長座体前屈では私自身が硬いので結果が伸びない話をしていると住民の方に「腰を折るように曲げるといい」と聞いたので、これから測るときは意識するようにしようと思いました。地域の方々とコミュニケーションをとる機会は少ないのでとても貴重な経験になりました。半年後に地域の皆様にお会いできることを楽しみにしています! ▲最後は恒例みんなでTASKのTポーズ! 理学療法学科2回 春木彩那 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。 「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」
2019.05.20
離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポート~看護医療学科
宇陀市の高齢化に伴う医療・介護の課題に向き合うことができました! 看護医療学科4回生の必修科目である「離島・へき地医療体験実習」の現地実習が2019年5月14日(火)~5月16日(木)の3日間で行われ、学生たちは奈良県内4か所の実習地にわかれて参加しました。そのうちの1か所である宇陀市大宇陀地区には20名の学生が参加しました。地域の医療職や介護職の方々、交通の便が悪い山中にお住いの高齢者の方々に多大なご協力を得て、たくさんの体験や感動、学びがありました。その様子を報告させていただきます。 1日目(5月14日) 朝から小雨の降る中、学生は宇陀郡曽爾村と大宇陀地区に分かれて実習に向かいました。曽爾村では2名の学生が、奈良県看護協会宇陀訪問看護ステーション東宇陀支所の訪問看護師さんに同行し、限界集落で疾患を持ちながら生活されている高齢者の訪問看護を見学しました。大宇陀地区に向かった学生18名は、まずこの実習の拠点となる大宇陀特別養護老人ホームラガールに向かいました。ラガールは1999年に開設された特別養護老人ホームで、玄関を入るとすぐに開放感のある広いホールが広がっています。大きなこいのぼりも私達を出迎えてくれました。 ラガールでは乃美施設長が、宇陀市の高齢化に伴う医療・介護の課題や行政との連携などを踏まえた地域全体での高齢対策の取り組みをわかりやすく説明してくださいました。また、へき地における高齢者施設としての役割や目標についても明確に提示して頂き、学生は真剣な表情でメモを取っていました。 ▲ラガール・乃美施設長の講義の様子(左)と訪問記念写真(右) 施設長の説明の後は、ラガールのデイサービスを利用しておられた皆さんに対して、生活調査や体力測定をさせていただきました。 午後からは、訪問入浴に同行するグループ、引き続きデイサービスで体力測定などを行うグループ、高齢者の自宅訪問をするグループに分かれて実習を行いました。 デイサービスに残ったグループは、利用者さんと一緒に理学療法士の方が行う体操に参加した後、自分達で準備した食生活の話や歌詞抜きカラオケ、ズンドコ体操などを披露し、利用者さん達との交流を深めました。 高齢者の自宅訪問グループは、2件のお宅にそれぞれ4人ずつ伺い、へき地で暮らす高齢者の生活状況を見聞させていただきました。 1件のお宅は、独居暮らしの90歳代の女性でした。よく片付いて掃除の行き届いたお宅は、「2人の嫁が月ごとに交代しながら、毎週帰ってきて掃除をしてくれる」と仰ってました。食事は毎食自分で調理し、家の近所を毎日30分ほど散歩するのが日課だそうです。また、近くに弟や従姉妹が住んでいて、病院に連れて行ってくれたり、食事に誘ってくれたりするそうです。「デイサービスに参加するときは歩いて行き、帰りは弟と待ち合わせて風呂に入って、車で送ってもらう」と仰っていました。公共交通機関が十分でない地域でも、まわりのサポートを受け、工夫しながら不自由なく生活しておられる姿に感銘を受けました。 学生が、準備していたちぎり絵をしはじめたときには、「指先がしびれてできへんわ。」と仰っていましたが、「じゃあ私が小さくちぎります。」「私は台紙に糊をつけていくので、ここにちぎった色紙を張ってください。」と役割分担をし、どんどん朝顔の花が出来上がっていきました。 するとみるみるうちに興味を持ったのか「こんなんしたの初めてや。楽しいな。」と笑顔になられ、出来上がった朝顔を見て「ええわ。きれいやな。」と作品を眺めながら何度も繰り返しておられました。さすがは4回生!!対応力が素晴らしい! 最後は出来上がった作品とともに記念写真です。 学生を温かく迎え入れてくださり、貴重なお話を聴かせていただいたことに感謝いたします。 2日目(5月15日) この日は前日の雨もあがり、新緑が眩しいくらいの天気になりました。前日に曽爾村へ行っていた2名も合流し、朝から介護予防事業会場の準備グループと、グループホーム ラガールに行くグループとに分かれて活動しました。 グループホームでは、デイサービスを利用される方たちに対してバイタルサイン測定、体力測定、骨密度測定を行いました。 グループホームでは仲の良い利用者さん同士、和気あいあいと会話を楽しんでおられました。 午後からは、宇陀市介護予防事業『マダヤール』で介護予防をさせていただきました。『マダヤール』って何語?と思ったら、“まだまだやるよ!”の『マダヤール』で、体力と機能維持を目的とした取組みだからこのネーミングだと伺って納得しました。 マダヤールでは、2時間半の持ち時間で学生が企画から準備・実施・片付けまですべて主体的に行う、実習のメイン行事でした。 ▲準備に抜かりはありません。笑顔もバッチリ!準備オッケーです。 ▲参加者さんが来られました。問診をとる姿も落ち着いています。(左)バイタルサイン測定もこの笑顔!(右) ▲骨密度測定は慣れたもの。手際よく測定し、説明も完璧!? ▲お一人ずつに測定結果と、生活上の注意点をわかりやすく説明します。 測定が終わったら、認知症予防の内容に入ります。 ▲参加者の方々とやり取りしながら司会進行を行います。 ▲認知症予防には食事と運動、脳への刺激が大切であることを、図を用いながら講義してくれました。 次は体操です。氷川きよしの“ずんどこ節”に合わせて振付を準備し、参加者と学生が2人一組になって踊るズンドコ体操をしました。 ▲ズンドコ体操の様子。 ▲指を使った脳トレです。 カラオケで“高校3年生”“上を向いて歩こう”を歌い、すっきりした後は全員で交流会を行いました。 ▲交流会の様子。 交流会では、人生の先輩としてのアドバイスなども飛び出し、とても和やかで楽しい時間を過ごすことができました。 介護予防事業を終えた学生達は、少し周辺を散策した後、再びグループホームへ戻り宇陀市キャラバンメイト連絡会主催の認知症サポーター養成講座に参加しました。これは、畿央大学が実習に来ると知って、学生のために企画してくださったもので、特別養護老人ホームの介護支援員でキャラバンメイトの川北様がご講演をしてくださいました。川北様は、自身が体験した認知症の人を取り巻く他市町村の現状をお話しされ、「地域の支えあいという言葉をよく耳にするが、もっとみんなが認知症のことを理解しないと地域で支えることはできない」と熱く語っておられました。また、宇陀市医療介護あんしんセンターの紹介やICT宇陀けあネットの紹介などもしていただきました。遅くまでかかった講義でしたが、学生の態度がとても熱心で感心したとお褒めいただきました。 3日目(5月16日) 最終日は、高齢者の自宅訪問に行くグループ、道の駅宇陀路阿騎野で健康調査出張診断に行くグループ、宇陀訪問看護ステーション東宇陀支所に行くグループに分かれて活動しました。 訪問看護ステーションでは、胃がんのターミナル期にありながら住み慣れた我が家がいいと一人暮らしをされている80歳代女性や、神経難病で気管切開をされ、胃ろうチューブをつけながら、ご家族が手厚く介護しておられる90歳代男性のお宅などを訪問しました。男性のお宅では、週に4回の訪問看護が行われ、週2回の訪問リハビリが入り、2週間に1回医師が往診に来られるそうです。口腔ケアをする際の開口器はリハビリの方が、洗髪用のシャワーボトルはお家の方が作られたもので、へき地で暮らすからこそ資源の少ない状態をいかにカバーするか、至るところに工夫が感じられ、学びの多い実習となりました。 自宅訪問のグループは、片麻痺のある80歳代女性のお宅を訪問し、庭の草抜きのお手伝いや、ちぎり絵をしながら生活の現状を聴かせていただきました。 道の駅で出張健康診断を行ったグループは、道の駅に来られている人たちに声をかけ、測定をしながらその地域を訪れる方々との交流を楽しみました。 この3日間を通じ、体験を通して座学では理解しきれないたくさんの学びを得ることができました。 最後になりましたが、3日間私たちを温かく迎え入れ、学生の学びを深めるために様々なご協力を賜りました実習関係者の方々、地域にお住いの皆さまに深く感謝いたします。ありがとうございました。 看護医療学科助手 島岡昌代 【関連記事】 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポートvol.2~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポートvol.1~看護医療学科