在学生の方へ一覧
2007.08.06
KIO介護予防プロジェクト第1期の取り組み終了。
要支援や要介護の状態になることを予防し、高齢になっても自分のことは自分でできる生き方を続けていくために、「介護予防」に対しての期待が高まっています。その介護予防についての研究と教育に、運動、栄養そして生活環境という、健康科学部が持っている多様な側面から取り組もうというのが本学の「KIO介護予防プロジェクト」です。昨年度から準備を進めてきたプロジェクトですが、学内のコミュニケーションスペースで西大和リハビリテーション病院を退院された方5名を対象に5月9日から開始しました。週に2回ずつ3ヶ月間実施し、7月27日にいったん終了。みなさん熱心で、ほぼ無遅刻・無欠席状態で継続する事ができ、最終週に身体的評価を実施しましたが、多くの項目で改善が認められました。また参加した学生にとっても、学習意欲が高まり、また知識・技術の向上に役立ったようです。我々教員も少しずつ慣れてきて、この成果を教育,研究へと反映させていきたいと考えています。なお、2期目は9月10日から開始予定にしています。
2007.08.06
シンポジウム「心の処方箋 輝くいのちのために~」を開催。
畿央大学は8月2日、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生を迎えて、シンポジウム「心の処方箋~輝くいのちのために~」を冬木記念ホールを会場に開催しました。これは、健康科学部に看護医療学科を来年度設置予定であることを記念して本学と朝日新聞社(広告局)が主催して開いたもので、約3千人の申込者の中から抽選で選ばれた約600人の聴衆でホールはいっぱいになりました。 日野原先生は、95歳でなお現役の医師であり、人の生き方について多くのベストセラーを出しておられますが、基調講演では、心の処方箋として、心にかかっている雲を取り除いていのちを輝かせるためには動くことや寝る姿勢、声の出し方など簡単な方法でできることを自らの実践を交えながらユーモラスな語り口で話し、会場を沸かせました。 その後の座談会では、日野原先生、冬木智子・畿央大学学長、看護医療学科長に就任予定の伊藤明子教授の3人が医療や看護教育のあり方などについて語りあい、会場の皆様の心に響く感動的な対談となりました。
2007.07.05
看護医療学科開設記念シンポジウムのご案内を掲載しました。
超高齢化が進み高度化する医療現場で必要とされる知識や技術力を備え、かつ人を幸せに導ける人材の育成をめざす畿央大学。本シンポジウムでは、60年以上もの長きにわたり医療現場の最前線をはじめ、多方面で今もご活躍中の日野原重明氏をお迎えし、すべての人が輝いて生きるための心のあり方を探ります。 終了しました。 日時 2007年8月2日(木)開場12:30 開会13:00 終了15:15(予定) 会場 畿央大学 冬木記念ホール 基調講演 日野原 重明 氏(聖路加病院理事長) 座談会 日野原 重明 氏(聖路加病院理事長)冬木 智子 氏(畿央大学学長)伊藤 明子 氏(畿央大学健康科学部 看護医療学科長就任予定) 詳細はこちら→(PDF) 入場無料・定員500名(事前申込・抽選制)・一般の方もお申し込みできます。 【申し込み・お問い合わせ先】朝日新聞大阪本社広告第2部 「畿央大学健康科学部看護医療学科開設記念シンポジウム」係 TEL:06-6201-8914(平日10:00〜18:00)
2007.04.24
宿泊研修で新入生が仲間作り
大学生になったばかりの不安を解消し、仲間作りを進める一連のオリエンテーションが展開されました。その最大のイベントは4月6日(金)・7日(土)の一泊二日で実施した「宿泊研修」です。それぞれの学科の特徴を生かした研修地や内容で、1回生は仲間とすっかりうちとけて大学生としての学びやその他の活動にスムーズに入っていけたようです。 宿泊研修は、昨年度は教育学部だけでしたが、今回は健康科学部の各学科も参加し、全学イベントとなりました。行き先は、理学療法学科が奈良県葛城市、健康栄養学科が奈良市、人間環境デザイン学科が岐阜県白川郷、現代教育学科が和歌山県串本町です。目的は「全国から集まった志を同じくする学友と仲間作りをしよう」「心を開き、自分を見つめることで、他者をも理解する広い視野を持とう」などですが、健康栄養学科はテーブルマナー、人間環境デザイン学科は世界遺産の合掌造り見学、現代教育学科はコミュニケーションゲームや造形活動など、それぞれ学科に合ったプログラムを織り交ぜて行われました。行動はクラス単位で行われ、終了後のアンケートでは「早い時期に友だちができてよかった」など高い評価が寄せられました。
2007.04.19
畿央大学入学式が挙行されました
桜の花が開きはじめた4月3日、平成19年度畿央大学入学式が挙行されました。午前10時から健康科学部と大学院健康科学研究科、午後2時からは教育学部の入学式が冬木記念ホールで行われ、保護者や来賓の方々、大学の教職員に祝福されるなかで大学院生を含む372名の学生が畿央大学に入学しました。 式では、各学科・研究科の学生の氏名がそれぞれの学科長・研究科主任から一人ひとり読み上げられました。冬木智子学長からの入学を歓迎し、学生生活への激励を込めた式辞、来賓祝辞などに続いて、入学生の宣誓、在籍生の歓迎のことばが力強く会場に響き、キャンパスの中心となる学生がそろって新年度の畿央大学の活動がスタートしました。 厳かな入学式のあと、在学生による新入生歓迎のパフォーマンスが披露されました。心に響くハンドベル、そして勇壮な「よさこいソーラン」の群舞に新入生の緊張もほぐれていき、大学生になった喜びをかみしめていたようです。
2007.04.02
卒業パーティで社会での活躍を誓い合いました
卒業式があった3月20日、スイスホテル南海大阪で卒業パーティが開かれました。厳かな卒業式の雰囲気から一転してなごやかな雰囲気の中での立食パーティで、友人同士で4年間の学生生活の思い出を語り合い、先生方に社会での活躍を誓う場となりました。 各学科長のお祝いの言葉が会場に響き渡り、冨田学部長の音頭による乾杯のときも卒業生、教職員とも笑顔一杯でした。卒業生が作ったスライドショーで学生生活を振り返り、ゲームを楽しんだりするうちに、あっという間に2時間が過ぎていきました。この日に撮りあった何枚もの写真は今後の人生の中でいい思い出としていつまでも残り続けることでしょう。
2007.04.02
畿央大学卒業式が挙行されました
♪茜さす ふたかみの峯に 雲遠く 求めつづけし 希望の光— 3月20日、冬木記念ホールに「畿央大学 学歌」が厳かに流れ、畿央大学として初めての卒業式(卒業証書・学位記授与式)が挙行されました。 最初の学生が壇上に上がると「本学を卒業したことを認め、学士の学位を授与する」と冬木智子学長が卒業証書を読み上げ、「第1号」という言葉が会場に響き渡って、畿央大学初の卒業生が誕生しました。第一期卒業生は176名。深々とお辞儀をする卒業生一人ひとりに「おめでとう」という冬木学長のやさしい言葉がかけられました。 式辞の中で冬木学長は「私にできる限りのことを」というロマン・ロランの言葉と「心に陽光を」という学長自身の言葉を卒業生に贈りました。心に明るい光を宿し、心の現れであるやさしい微笑みが多くの人を明るくすることを望んだのです。 学歌には、「世界に幸せ 伸ばしてゆかん」「真理のみちを みがきてゆかん」「美わしすがた 創りてゆかん」という言葉があります。これは「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の建学の精神を表しています。来賓の挨拶や在学生の送辞、卒業生の答辞などのなかでも建学の精神が強調され、畿央大学関係者の精神的支柱であることを確認しあいました。 3月15日には、最後の短期大学部の卒業式が行われました。短期大学部の歴史は四年制の畿央大学が引き継ぎ、その精神は連綿として生き続けます。一期生として大学の歴史を創り上げてきた畿央大学卒業生、有終の美を飾った畿央大学短期大学部の卒業生、ともに畿央大学を母校として誇りに思う仲間です。社会での大いなる活躍が期待されます。
2007.02.22
2月19日、ボランティア入門ガイダンスを実施しました。
学内にボランティア情報室が開設されて半年。今年度を締めくくるプログラムとして初めて実施しました。内容は3部構成で、第1部では「ボランティアってなんだろう?」という問いをわかりやすく解説する講演。第2部では5組の学生による活動報告、第3部ではボランティア活動先となる県内外の団体の皆様のご協力を得た出展ブース、という形で進めました。 参加した学生からは「リアルな体験談を聞くことができた」「他の学生がどんな活動をしているのか分かって自分も頑張ろうと思った」などの感想が寄せられました。ご協力いただいた団体からも「とても良い試みだった」「このような機会があればまた参加したい」という評価をいただきました。 ボランティア情報室を利用する学生も増えてきています。今回の内容をもとに、より学生に身近な存在となれるよう、来年度も取り組む計画です。
2006.10.13
奈良市と教育およびスクールサポート事業に関する協定を結びました。
本学は、9月29日(金)に奈良市と「教育に関する協定(市長と学長)」「スクールサポート事業に関する協定(教育長と学長)」について調印式を行いました。この協定は奈良市が近隣大学6校と既に結んでいる協定で、本学は7番目の大学として協定を結びました。この協定に基づくスクールサポート事業は、昨年度は延べ300名の学生派遣の実績のあるプログラムです。このプログラムは、奈良市立の幼稚園、小学校、中学校へ教育活動の補助として大学生を派遣し、野外活動、体育的行事、学芸的行事等の学校行事に関する指導補助やクラブ・部活動に関する指導補助等を行っているものです。今回の協定締結は、本学が奈良市での教育の充実に貢献できるとともに教員を志望する学生の学びの場を拡げることとなります。本学では、近隣自治体との連携をさらに積極的に進めてまいります。
2006.10.10
冬木学園創立60周年記念シンポジウムを開催しました。
去る9月24日(日)、畿央大学において冬木学園創立60周年を記念したシンポジウム、「脳と身体が織りなす心のデザイン〜心豊かに生きるために〜」が開催されました。当日は汗ばむほどの好天にめぐまれ、600名収容の記念ホールは満席となりました。事前申込みでは定員を大きく上回る4000名以上の応募があり、多くの方にご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。第一部では東京大学名誉教授の養老孟司氏が基調講演をおこないました。続く第二部では畿央大学教育学部助教授の渡辺幸重氏が司会を務め、畿央大学健康科学部助教授の森岡周氏と養老孟司氏との対談形式で、現代の教育や社会、心豊かな生き方などについて活発な意見が交わされました。参加者のアンケートでも、「目からうろこの話でした」「わかりやすく退屈しませんでした」「もう少し時間があればよかった」など大変好評で、多くの方が今後の講演会に期待を寄せて帰路につかれました。