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健康栄養学科の新着情報一覧

2013年の健康栄養学科の新着情報一覧

2013.12.26

奈良県中央卸売市場連携「奈良県産食材を使ったレシピ開発」事業 後期授業第6回目を行いました。

給食経営管理論実習6回目のメニューは12月25日にちなんで“クリスマスランチ”!   今年5月に奈良県中央卸売市場(奈良県農林部)と連携協定を交わし、奈良県産食材を使ったレシピ開発に取り組み、健康栄養学科給食経営管理論実習の前期授業に続いて後期授業(上地加容子准教授、金一玲助手、餅田尚子助手、学生78名)においては「サラダわさび菜」や「たまご」のレシピに挑戦しています。   2013(平成25)年12月25日、ちょうどこの日にちなんで“クリスマスランチ”メニューの提供となりました。メインは皮をパリパリに焼いたチキン、歯ざわりさわやかなミニトマト・おじゃこ・大根・水菜のサラダ、キャベツ・人参・じゃがいもを大きめに切って食べ応えのある野菜ごろごろスープ、デザートにもクリスマスらしくミックスベリーケーキを添えた洋食ランチが登場しました。     実習食堂のオープン時刻の11時30分になるとランチを待ちかねた教職員が押し寄せてくるので給仕担当学生もおおわらわです。ご協力いただいている奈良県中央卸売市場から直接仕入れている食材は販売経路を経ていないので新鮮さを活かした調理ができ、おいしさにつながり、食欲をそそっています。     給食提供では食べた人から毎回アンケートをとって、食卓に立てられたメニュー表や栄養価表、ホワイトボードの見易さも含めてランチの見た目・量・味・感想を聞いて次回に役立てることも授業の一環となっています。     この日は冬木智子学長先生が学生たちの作ったクリスマスランチを食べられるということで学長室まで運んでいきました。学長先生は献立の特徴や食材について必ず学生に質問し、人が生きるために必要な栄養や作る人の「思い」の大切さを語られています。クリスマスランチを召し上がってのご感想は、ベリーベリー おいしかったとのことでした!      

2013.12.14

健康栄養学科4期生による写真展「SMILE」開催中!

こんにちは! 畿央大学健康栄養学科4期生の河野葵です。   先日行われた畿央大学開学10周年記念フィナーレイベント「地域連携フェア」で、 人生初の写真展をさせて頂きました。     「いつか個展をやりたいな〜」   と漠然と思っていたのですが…こんなに早く夢が叶って嬉しいです。 しかも、大好きな母校で写真展が何より嬉しいです。   <写真展の準備を手伝ってくれた友人(同じく卒業生)と>   「ステキ」って思った瞬間をそのまま切り取る写真の楽しさを知り、今でも趣味で取り続けています。   イメージどおりの写真が撮れればもちろん嬉しいけれど、予想外の写真になるのが「人」を撮影する醍醐味です。   よく友人や知り合いに私が撮った写真をプレゼントしますが、 部屋に飾ってくれたり「ありがとう」「すごくお気に入り!」と言ってもらえると、嬉しくてやめられません。   これからも、”笑顔”をお届けできたらいいなという想いをこめて、 「SMILE」と名付けました。       写真展は12月17日(火)まで延長して展示させて頂けることになったので、ご都合よければ是非見に来て下さい!! 場所は、エントランスホールです!   河野 葵(健康栄養学科4期生) <地域連携フェアに来ていたせんとくんと>

2013.12.12

平成25年度 健康栄養学科の卒業研究発表会が開催されました。

12月7日(土)に健康栄養学科の卒業研究発表会が行われ、4回生56人が35演題について発表しました。 食品化学や調理科学、臨床栄養学、スポーツ栄養学、栄養教育論など多岐にわたる分野の発表がなされました。   4回生は、今年2月に各研究室に配属され、授業や管理栄養士国家試験対策、教育実習、就職活動をしながらも、合間をぬって日々研究に励んできました。   9時30分から発表が始まり、発表者はもちろん、聞いている者も緊張した面持ちで順番を待っていました。発表では、図や表をわかりやすく用い、原稿を見ずに正面を向いて発表できるように心がけている学生も多くいました。発表後、先生方からの質問に戸惑いながらも頑張って答えた学生たちは、降壇し、しばらくたつと安堵感と達成感に満ち溢れていました。     また、当日は多くの3回生のほか2回生、1回生も参加しており、特に3回生は来月に迫ったゼミ配属に向け先輩達の発表を熱心に聞いていました。一年後の発表会で現3回生が成長し、堂々と発表する姿を見るのを楽しみにしています。   北田学科長が、本会を締めくくるにあたり、卒業研究での経験を今後に生かすとともに、次は来年3月の管理栄養士国家試験に向かって頑張るよう、激励の言葉をかけられました。     <発表を終えた4回生に突撃インタビューしました!> ●一番つらかったことはなんですか? 卒業研究と管理栄養士国家試験対策の模試や学外実習との両立です。 ●一番うれしかったことはなんですか? ゼミ生の絆が深まり、生涯の友人ができたことです。 ●発表が終わった後の感想を教えてください。 原稿を見ずに発表できたことや、質疑応答がうまくできたことが、自信につながりました。わかりやすく伝えることや、論理的思考を学ぶことができて、本当に良かったと思います。 ●最後に一言 卒業研究を進める中で、これまでの3年間の各講義や実習、実験で学んだことがつながり、生かすことができました。同じゼミの仲間でもテーマが違うので、自分のことは自分で計画を立ててしなければならない大変さはありましたが、友人の研究内容を理解し、協力し合いできたことが、とても良かったです。 4回生は卒業研究を通して、多くのことを学び、自信をつけたようです。次は、国家試験に向けて頑張るとともに、最後の学生生活を謳歌してほしいと思います。応援しています。   健康栄養学科 助手 小西佳奈

2013.12.11

学生広報スタッフBlog vol.111~ 健康栄養学科「食品衛生学実験」授業風景の紹介!

こんにちは。 栄養学科2回生の仙度光麻です。   今回は「食品衛生学実験」の授業風景を紹介します。 食品衛生学実験とは、食品の中に含まれている添加物をとりだしてどんな色素が使われているかや、保存料はどのくらい含まれているのか、飲料水や牛乳は法律で定められている基準を満たしているのかを調べる方法を学びます。   実験の内容は “天然色素と合成色素の判別” と“牛乳の規格検査”です。 まずは“天然色素と合成色素の判別”です。 下の写真を比べてみてください。     ▲上下の写真の違いがわかりますか? 左4つの透明度が変わっています。これは合成着色料であるタール色素が使用された試料です。 右から2つめは何も変化がありません。 最後に一番右のものは色が変化しています。   このように比べて判定していきます。微妙な変化のものもあるので、しっかりと見ておかないとわかりません。観察力が必須のように思います。   この授業は3,4,5限に行われるので途中に休憩がはいります。 休憩中に友人にカメラを向け、実験っぽさをだしてとお願いすると、ノリノリでしてくれました。       下の写真は、機械の説明を聞いています。説明してくださっているのは学科長の北田先生です。わかるまで何回でも説明してくださいます。 講義内で分からなければ、直接先生の研究室にお邪魔して質問することもあります。 タイミングがよければお菓子が貰えることもあります(笑)     実験はさまざまな試薬を使います。その中には危険なものもありますので、注意事項を守らなければなりません。 日常の生活で、ためになる楽しい授業ですよ。     オープンキャンパスのキャンパスツアーでは、実験室で実際にしている実験を、簡潔に説明してくれます。 一度、畿央大学にお越し下さい!

2013.12.02

「ハート・イン」「キヨスク」で畿央大生が作ったお弁当・おにぎりが12月11日より販売されます!

健康栄養学科の学生が考えた「バランス弁当」や丼・おにぎりをお近くのハート・インで!   ハート・インやキヨスクを展開する㈱JR西日本デイリーサービスネット、食品ロジスティックスの㈱日本アクセス、食品加工大手のカネ美食品㈱、惣菜米飯の㈱サンデリカ(山崎製パン系列)の4社連合と畿央大学健康栄養学科(指導教員:喜多雅子講師、餅田尚子助手、学生約40名)が共同開発したお弁当4種、丼2種、おにぎり4種が、前半2013(平成25)年12月11日~12月24日、後半1月8日~1月21日に分けてJR西日本近畿エリアの駅中店舗ハート・インおよびキヨスク(キヨスクは一部店舗)にて発売されます。     ≪前半≫12/11(水)~12/24(火)の販売商品            ≪後半≫1/8(水)~1/21(火)の販売商品                                                  ▲クリックで大きくなります                    ▲クリックで大きくなります     今年7月に始まった企画「管理栄養士の卵の大学生がつくったお弁当・丼・おにぎり商品化事業」は夏休み期間中も含めて10回以上の打合せ会、試作、試食を重ねてようやく販売にこぎつけました。12月8日(日)に開催の『畿央大学開学10周年記念 地域連携フェア』ではこれらお弁当4種を先行販売させていただきます。

2013.11.29

奈良県中央卸売市場連携「奈良県産食材を使ったレシピ開発」事業 後期授業2回目を行いました。

11月にちなみ「収穫のお祝い」と題して秋のうまみを追求しました!   2013(平成25)年11月28日給食経営管理論実習の後期授業(指導教員:上地加容子准教授、金一玲助手、餅田尚子助手、学生78名)で提供されたのが“収穫のお祝いランチ”です。メインディッシュは野菜ときのこたっぷりの「豚肉のきのこあんかけ」、「白菜ともやしのおひたし」、寒いときにぴったりの「さつま汁」、そして今回はご飯は「赤飯」、デザートは「白玉団子~黒蜜きな粉~」など、収穫の秋を満喫できる逸品に仕上がりました。     今年5月に奈良県中央卸売市場(奈良県農林部)と包括連携協定を締結し、前期授業から食材は同市場から新鮮素材を仕入れることになり美味しさは一段とランクアップした感があります。事前申込により毎回約100食が教職員および学生の希望者に提供されるのですが、最近はすぐにいっぱいになって締め切られています。     食べる前にはアルコール消毒が義務付けられており、消毒後にアンケートを受け取って席に着き配膳を待つことになります。 次回の申込の食券販売を担当するグループも控えていて、調理グループとともにみんなが役割分担して授業が成り立っています。今回もとても美味しくいただきました!  

2013.11.28

近鉄百貨店橿原店「うまいもん市」で生姜レシピ開発の学生20名が販売協力

健康栄養学科学生たちが作った7商品が販売デビューし、売り切れ続出!     橿原市および橿原商工会議所と畿央大学との連携事業、2013『かしはら産生姜レシピ開発』(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手、参加学生約40名)で事業者マッチングした7商品が2013(平成25)年11月22日(金)近鉄百貨店橿原店「うまいもん市」で新発売されました。       うまいもん市出店16業者のうち7社が橿原市産官学認定品マークを授与されていますが、7社のほとんどがうまいもん市常連出店者であり元々発展意欲の高い事業所だったともいえます。11月12日橿原市庁舎で認定式が行われ森下豊市長、事業所代表、畿央大学浅野教授とレシピを開発した学生たちの記念写真と商品の特別コーナーの前で、あらためて森下橿原市長にPR役をかって出ていただきました。     デパート開店前9時40分から(主催者)橿原商工会議所、橿原物産協会、(来賓者)橿原市、同市議会議長、近鉄百貨店橿原店の各代表者によるご挨拶とテープカットが行われ、畿央大学からは金助手、学生20名が参列。緊張感みなぎるセレモニーの雰囲気に学生たちも神妙に聞き入っていました。開店後は自分たちが作った商品の売り場ブースに立って、お客さまを「おもてなし」しました。学生たちも初めての対顧客セールスの難しさと楽しさを学んだことでしょう。     橿原商工会議所との連携事業も今年で5年目となり、橿原市の全面的なバックアップのもと「商品化」が今まで以上に推進されました。「産官学」連携で出来た製商品等はお客さまに買っていただき、喜んでいただいてこそ「完成」に近づいていくことになります。畿央大学は少しでもそのお手伝いができればと考えます。これらの製商品は12/8(日)に行われる畿央大学開学10周年記念『 地域連携フェア(於・畿央大学)』でも販売される予定です。お楽しみに!       【関連記事】 11月12日 橿原商工会議所連携「新商品認定式」(森下市長訪問) 9月13日 試食会 6月15日 新商品マッチング会    

2013.11.27

奈良県中央卸売市場連携「奈良県産食材を使ったレシピ開発」事業 後期授業1回目を行いました。

「サラダわさび菜」を使った“野菜たっぷりヘルシー中華”を作りました!   奈良県中央卸売市場と畿央大学は2013(平成25)年5月29日に包括連携協定を締結し、健康栄養学科給食経営管理論実習の前期授業で「奈良県産食材を使ったレシピ開発」事業を推進、大和肉鶏・大和ポーク・大和丸なすなど奈良の伝統野菜各種を使って多くのランチメニューを作ってきました。   そして後期授業((指導教員:上地加容子准教授、金一玲助手、餅田尚子助手、学生78名)では同市場青果卸売協同組合(西川恵三理事長;㈱ならにっか社長)一押しの生のままでも柔らかくちょっぴりわさび味が効いて美味しいシャキシャキ食感の「サラダわさび菜」を使用したメニュー開発に取り組んでいます。   2013(平成25)年11月21日給食第1回目で昼食時に提供されたのが“野菜たっぷりヘルシー中華”です。メインディッシュは「いかと豚肉のオイスターソース炒め」、「はるさめの中華酢あえ」、これらいずれにもサラダわさび菜を使用、中華風たまごとじスープ、デザートに「柿のヨーグルトソース添え」の美味しい中華定食が出来上がりました。     この給食実習では病院や学校、施設、一般企業などの食堂における大量調理を短時間にスタッフ全員が衛生管理を怠らず各自の役割を果たし、カロリーや栄養バランスに注意し、そして1食の定価350円の原価計算も行う管理技術の修得をめざしています。そして美味しいものの提供こそが食べて喜ばれるという当たり前なのですが難しい課題に挑戦しています。     昨年2012年度後期は川西町商工会連携の「結崎ネブカネギ」、本年2013年度前期からは奈良県中央卸売市場と連携して同市場の新鮮食材をテーマに取り組んでいます。 さて、今年はどんな美味しいメニューができるか楽しみです。

2013.11.25

奈良県中央卸売市場連携「冬の市場まつり」の鍋フェスタに参加しました。

心も体も温まる「大和のぬくもり ギュギュ牛鍋(ぎゅーなべ)」170食が1時間で完売!   今年2013年5月29日畿央大学は奈良県中央卸売市場と包括連携協定を締結し、健康栄養学科給食経営管理論実習前期授業の中で大和肉鶏・大和ポーク・大和伝統野菜など「奈良県産食材を使ったレシピ開発」事業に取り組みました。後期授業(指導教員:上地加容子准教授、金一玲助手、餅田尚子助手、学生78名)では青果卸売協同組合(西川恵二理事長、㈱ならにっか社長)推奨の「サラダわさび菜」を素材に給食メニューを作っています。   2013年11月23日には冬の市場まつり(奈良県中央卸売市場協会主催、西川実行委員長・写真右)の鍋フェスタ「大学生のおもてなし鍋」に、畿央大学は「大和のぬくもり ギュギュ牛鍋(ぎゅーなべ)」メニューで参戦(上地加容子准教授、小西佳奈助手、峰松祐至助手、協力学生10名)しました。     食材は市場から大学へ前日に届き、下ごしらえを済ませ、当日早朝7時大学に集合、味付けをして9時前に市場ブースへ搬入という強行スケジュールをこなし、9時過ぎには上田大和郡山市長、中央市場場長らの審査員試食、ご来場者への販売(1杯300円)を行いました。     右隣は奈良女子大学「奈良の食をごちそうさん鍋」、左隣は帝塚山大学「おやこなべ~てづかガールのお・も・て・な・し~鍋」、市場のみなさんによる「カニ鍋」「愛媛流芋たき鍋」「結崎ネブカ丼」など趣向を凝らした鍋の競演のなか、9時過ぎに販売を開始すると、本学の「大和のぬくもり ギュギュ牛鍋(ぎゅーなべ)」は約1時間で170食分をスピード完売しました。     (写真左)「大和のぬくもり ギュギュ牛鍋(ぎゅーなべ)」は結崎ネブカなど具材たっぷり、大和牛、温泉たまご、加えてマッタケ入りの豪華な食材を使った牛鍋で、箸袋までも学生の手づくりで、心も体も温まる逸品でした。お味は、市場提供のセコがに1匹入りのかに鍋にも負けないほどの旨みがたっぷり詰まっていました。   以下、表彰式、神戸から駆けつけてくれた学生の保護者、早朝からお手伝いしていただいた北田学科長、その他市場内の様子を紹介します。昨年第4回やまとフォーラム講師をお願いした奈良白鹿荘料理長竹内智志氏の高円御流庖丁式も行われていました。恒例となったマグロ解体ショー&即売会、模擬せり体験、さんま炭火焼き、金魚すくい、市場食材廉価販売など盛りだくさんのイベントでした。  

2013.11.22

産学連携「不二製油新豆乳クリームレシピ開発事業」コンペが行われました。

健康栄養学科1~3回生課外授業で過去最大の22グループ72名が23作品を出品!逸品が続出!   油脂と大豆たんぱくを原料とする食品素材大手企業の不二製油㈱(伊藤忠グループ)が世界初の特許製法でつくった新豆乳クリームを使ったレシピ開発事業で畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、協力学生72名)が7月から連携推進してきたフィナーレを飾る「学内コンペ」が2013(平成25)年11月16日(土)午前9時から午後7時すぎまで行われました。 不二製油の新製品「新豆乳クリーム」は卵黄や生クリームと比べて低カロリーで、他の食材と組み合わせてもその食材本来の味が損なわれず食材の持ち味を活かせることができるのが特徴です。 食品加工の幅が広く、和洋中からデザートまで何にでも使える夢の素材として世界の食品業界から注目されおり、同社ではこれからの有力な食品加工素材として売りだそうとしています。     この日は同社東京営業部から担当の長森真信氏が料理研究家松村佳子氏、企画会社MCAweb村山浩之社長、作品撮影カメラマン2名、および有名な某局TV番組撮影で活躍されているプロカメラマン2名を帯同して本格的な取材活動をしていただきました。 この模様は一冊の写真集・レシピ本として発刊されるとともに記録DVDとして学生たちに配付されることになっています。不二製油の新豆乳クリームにかける意気込みが窺え、学生たちも見事に応えてくれました。その一日の様子をご紹介します。     1~3回生の授業のない学生は朝9時から、授業の合間をぬって調理する者もさまざまですが、そのあとグループ写真、インタビュー撮影、そして14時40分から自慢の作品のプレゼンテーションを行い、16時から試食、18時からの表彰式に臨みました。   今回浅野先生が配慮されたのが審査員への料理の提供順で、16時から15分おきに4~5品を温かいものは温かく、冷製ものは冷たく、まるでレストランで出される最良の状態で提供するよう指示されたことです。作品数が多いのでついないがしろにされがちな点に細心の注意が払われていました。     プレゼンターは冬木正彦副学長、賞品授与は不二製油長森さんに務めていただきました。 2~7名程度の友達で構成された22グループ73名が23作品を出品。表彰部門は総合的に秀でた作品に最優秀賞、「スイーツ部門」「ベジフル部門」「ネオ和食部門」「ネオ洋食部門」「グルーバル部門」の5つの優秀賞、選にもれた中からこれはと思われる作品の5つには特別賞、そして全員に参加賞が与えられました。   受賞作品の一部をご紹介します。   【最優秀賞】麻婆豆乳しろくまくん(1N 三宅、中、佐藤、(浜出)組。麻婆豆乳まん:豆乳本来の味を強調しホワイトソースでまろやかに仕上げられたもので審査員を唸らせ最高得点を獲得。)         【スイーツ部門 優秀賞】おしるこフォンデュ(3N 中田、西田、萩本、羽生、渡邊組。白玉団子・抹茶団子・さつまいも・ホットケーキをフォンデュ風に豆乳おしるこにつけて食べるのが一ひねり。)         【ベジタブル部門 優秀賞】濃久豆衣(KOKUKURO)(3N 河原、田畑、板倉、小松、北野組。長芋・しめじ・枝豆入りの豆乳クリームと和風だしを合わせたサクサクな和風クリームコロッケ)       【ネオ和食部門 優秀賞】濃久里夢し(3N 中西(沙)、橋崎組。豆乳クリームのまろやかさと風味を活かした口溶けの良い新感覚の茶碗蒸し。今までにないおせち料理の一品としてイメージ。)       【ネオ洋食部門 優秀賞】濃美味おむらいす(1N 堀内、原田、北條組。とろとろの豆乳入り卵と濃くのある旨味のきいた、ふんわり豆乳ソースの新しい発想を採り入れたオムライス。)       【グローバル部門 優秀賞】舞妓はんのおもてなし(2N 上原、井本、上薗、上平、植村、清川組。  舞妓さんのおしろいをイメージした生姜と白ねぎの薬味をアクセントにした豆乳クリームのつけ麺。)       【特別賞】以下、作品名、創作学生名のみ披露します。   ○手作りチーズのおおきなスコーン (1N 西川、寺尾、吉森組、豆乳スコーンと豆乳チーズのコラボ。) ○2種の旨辛つめ麺 (2N 西村、吉田、養覚、領家組。豆乳ごまだれとトマトカレーだれのつけ麺。) ○豆乳くりぃむぷりん (2N 藤崎、早佐古、森組。みかん・ごま・抹茶のプリンに黒糖のせ3層仕立。) ○大和美人・こゆずちゃん(3N 森本、西野組。吉野葛・ゆずの栄養と美肌効果期待の新食感プリン。) ○豆乳かぼちゃグラタン (1N 高石、廣瀬組。かぼちゃ・玉ねぎ・人参等野菜たくさんのグラタン。)   ほかにもたくさんの美味しい豆乳クリームレシピが誕生しましたが、ほとんど僅差での評点でした。   ここに行き着く経過をよくご存知の松村さん、北田学科長、浅野先生は、「最初の頃は心配だったが学生たちが何度も試作を繰り返しどれだけ苦労してこのレベルまで引き上げてくれたか、予想もしていなかった組み合わせを考え付いたか、この経験はきっと社会人になって活きるはず。学生たちにこのような機会を与えていただいた不二製油様に感謝しています。」と締め括っていただきました。

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