地域連携センタ―の新着情報一覧
2025.12.05
今年度5回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!
2025年11月21日(金)、本年度第5回目となる「こども寺子屋」がならコープ 真美ケ丘店で実施されました。「こども寺子屋」は、畿央大学とならコープ真美ケ丘店との連携事業です。「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みの一環として企画されました。近隣の皆さんにご好評いただき、定期的に開催しています。 今回は、現代教育学科から7名、看護医療学科から2名の合計9名の畿央学生が参加してくれました。学習の時間は、いつも通り小学生の持参した宿題のお手伝いをしました。 そしてお楽しみのレクリエーションの時間には、畿央学生が考えたクイズ大会で大いに盛り上がりました。 参加した学生の感想 看護医療学科では、疾患を持つ小児を対象として学んでいるが、今回のボランティア活動を通して、健康な小児の活動や行動を実際にコミュニケーションを取ることによって知ることができたため良かった。また、よくお話してくれる子や恥ずかしがってあまり話してくれない子など個人差もあり、その個人差に合わせたコミュニケーションの取り方も学ぶことができた。 看護医療学科 2回生 松田 蒼空 お子さんに勉強を教えるときにどのように伝えたらやる気につながるのかを考えながら補助をし、苦手としていることの改善に少しでも貢献できるようにしました。レクリエーションでは、勉強とはまた違った方法で頭を動かせるクイズ・なぞなぞを行い、お子さんも自分で問題を出してくれるなど積極的に参加してくれて、お互いに楽しく過ごすことができたと思います。 看護医療学科 2回生 太田 花凛 今回が私自身にとって初めてのボランティアであったこともあり、少し緊張していましたが、子どもたちと関われる貴重な経験をさせて頂き、良い時間を過ごすことが出来ました。また、参加したいと思います。 現代教育学科 1回生 西田 願叶 子どもたちが元気ですごくかわいかったです。たくさん元気をもらえました。また時間が合えばぜひ参加したいです。 現代教育学科 1回生 盧 侑緯 はじめて、寺子屋に参加してみて色々なことを学べてよかったです。私は小学1年生の宿題を見ていたのですが、黄金の『金』をどうやって読み方を伝えるのか難しかったです。クイズ大会の際に1年生で答えるには難しいのが多くてあまり楽しめていなそうでした。だから、その子の漢字ドリルに出ていた『年越し』というワードを答えるクイズを私が出したのですが、惜しくも答えて貰えなかったです。子どもたちと触れ合えて楽しかったです。 現代教育学科 1回生 万庭 美夏 子どもたちと関わることができて良かったです。また参加したいと思います。 現代教育学科 1回生 村上 結菜 小学生の保護者の声 いつもみなさんとの交流が楽しいみたいで、喜んで通わせていただいています。 何より子どもが楽しく参加しているのをうれしく思います。 次回の「こども寺子屋」の実施について 次回の「こども寺子屋」は12月19日(金)に開催します。 12月はクリスマスバージョンです。レクリエーションの時間には、店舗1Fのイートインに移動して楽しいイベントを開催します。 ならコープのマスコットキャラクター「コーすけ」と「ならっぴ」も参加します。いつもと違う「こども寺子屋イベント」を小学生と一緒に楽しみましょう! 関連記事 今年度4回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 今年度3回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 国保中央病院「第13回健康フェスティバル 畿央大学コラボコーナー」活動報告 ~ 看護医療学科 西宮市苦楽園地区コミュニティ交通の時刻表&車体ラッピングデザインを担当!~ 人間環境デザイン学科 清水研究室
2025.11.17
国保中央病院「第13回健康フェスティバル 畿央大学コラボコーナー」活動報告 ~ 看護医療学科
国保中央病院より参加協力依頼があった「第13回健康フェスティバル」に地域連携事業として本学は初めて参加しました。その様子をご紹介します。 2025年11月8日(土)国保中央病院外来に設置された「畿央大学コラボコーナー」において、1年生4名、2年生5名の合計9名の学生と教員3名が参加しました。 今回の企画では、フレイル予防をテーマとして、骨密度測定・足趾把持力と握力・体組成計の計測を行いました。足趾把持力と握力は、結果用紙をもとに年代や性別での結果説明までを学生が行い、結果全般について保健指導の希望があった方には保健師資格保有教員が担当しました。 当日は10時開場予定でしたが、9時過ぎから多くの地域住民の方が病院玄関に行列となって開場を待たれていたため10時前にオープンとなりました。 最初は練習以外で初めて実際に住民の方の測定を行うということで緊張した表情の学生たちでしたが、地域住民の方々とお話をしながら誘導や測定を行うことを通していきいきとした笑顔が多く見られました。 畿央大学のコラボコーナーは、受付を待つ方の列が途切れることがほとんどありませんでしたが、学生同士で声を掛け合いながら自主的に助け合う姿がとても印象的でした。初めての国保中央病院とのコラボ企画でしたが、足趾把持力・握力86名、インボディ・体組成測定97名、骨密度106名と、多くの方々が測定を体験され、5名の保健指導希望があり、大盛況で終わることができました。 国保中央病院 丸橋敦子看護部長から、以下のメッセージを頂戴しました。 国保中央病院 丸橋 敦子看護部長より 国保中央病院第13回健康フェスティバルに参加していただきありがとうございました。当日は、好天にも恵まれ多くの地域住民の方々が足を運んでくださいました。畿央大学の学生の方には、病院職員と共に「骨密度」「足趾把持力・握力」「体成分分析」の測定コーナーを担当してもらいました。 今回の経験はいかがでしたか?学生の皆さんには多くのことを吸収できる柔軟性があります。皆さんの周りには多くの学びの機会があります。その時には気づかないことでも、あとで思い返すと「あの時の経験が自分の中で活かされているな」と思える瞬間が必ずあると思います。それを感じ取れる感性を身につけてもらえたらと願っています。今回参加してもらった経験もそのひとつになれば幸いです。 参加学生からの感想 地域住民の方の握力や足趾把持力を測定して、様々な年代の方とコミュニケーションをとれたのが楽しかったし、想像以上に沢山の人に来ていただけたのが嬉しかったです。普段あまり関わることのない年代の人が多かったので、最初はどのように接すると良いのか分からず難しかったですが、測定だけでなく受付なども行う中で意識しなくても笑顔で接することが出来るようになって、初対面の人と関わることの楽しさに気づくことが出来ました。また、今回は測定結果を元に参加者さんに何かを伝えることはあまり出来なかったので、今後さらに学びを深めて対象者さんに測定結果を元に今後の生活に繋げられるような助言を行えるようになりたいと思いました。本日はありがとうございました。 藤田 初めてのボランティアでたくさんの地域の方と関わり、コミュニケーションをとることができました。自分の骨密度に不安を感じている人に対して、どのような言葉をかけることができるかを考えながら活動し、私の言葉で安心してもらえた時はとても嬉しかったです。そして、安心できる声かけの大切さを学ぶことができました。初めてで不安なボランティア活動でしたが、参加できて貴重な体験ができました。地域住民の方々や病院の医療スタッフの方々が温かい人ばかりであったため、楽しく交流することができました。地域住民の方々に測定の手順や状態をわかりやすく伝えるために、言葉の表現や表情、話し方などの工夫が必要であると感じました。 大門 地域住民の方々の骨密度を測定しているなかで、はじめて測定するから不安だと話してくださる方や、勉強がんばってねと声をかけてくださる方がいました。初めてのボランティアで不安もありましたが、普段関わることの少ない、地域で過ごす方々とコミュニケーションをとることができ、地域の方々の温かさを感じました。また、実際に病院で働く方々がどのような声かけを行なっているか、関わり方など学ぶことができました。 島本 測定を体験された地域住民の方々からの感想 「自身の健康・体に気を付けるきっかけとなり、知ることができて良かったです。」 「自分の体について数値でわかり、生活を見直すきっかけになった。」 「足趾把持力、初めてでした。平均より上とのこと、持続したいです。」 「次回も受けたいと思いました。」 看護部長様からは、来年もぜひ協力してほしいとの要望を頂きましたので、今後もこのような地域でのイベントに協力していきたいと思います。 看護医療学科 助手 北村 有希 講師 中西 恵理 教授 松本 泉美
2025.11.11
健康栄養学科ヘルスチーム菜良の活動が学生団体応援メディア「GAKUNITY」で紹介されました。
2025.11.07
今年度4回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!
畿央大学とならコープ 真美ケ丘店との連携事業「こども寺子屋」は、「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みの一環として企画されました。近隣の皆さんにご好評いただき、定期的に開催しています。今回が今年4回目、通算13回目の開催となります。 今回の参加学生は健康栄養学科 2回生の市原 美咲さんおひとりだけでしたが、4名の小学生を相手に、勉強でもレクリエーションでも小学生たちと打ち解けて、とてもうまく盛り上げていただきました。 初めは子供たちの宿題のお手伝いをしました。おひとりで4名のサポートは大変だったと思います。 レクリエーションでは、ならコープの職員の皆さんが用意してくれたクイズで大いに盛り上がりました。 最後まで楽しい時間を過ごすことができ、4名の小学生はご満悦でした。市原さん、ありがとうございました。 参加した学生の感想 普段かかわることが少ない小学生とのコミュニケーションの取り方を知ることができた。職種によっては子どもとかかわることが多いと思うため、どのように接すればよいのか、どのような話題があればよかったのかを考える良いきっかけになりました。 健康科学部 健康栄養学科 2回生 市原 未咲 小学生の保護者の声 プリントでのクイズが楽しかったみたいです!いつもお世話になり、ありがとうございます。 今日は学生のお姉さんが一人と小学生4人でクイズや指スマしてとても楽しかったと話してくれました。毎回楽しい時間をありがとうございます。 次回の「こども寺子屋」の実施について 次回の「こども寺子屋」は11月21日(金)16:30に開催します。 関連記事 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 今年度3回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! ならコープ「らくらくお料理パック」商品開発2025が始まります!~ 健康栄養学科 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.2
2025.10.29
無印良品イオンモール橿原「あさかつ」に理学療法学科・健康栄養学科の学生が協力しました。
本学の学生は日々、リハビリや医療分野について学んでいますが、超高齢化社会を迎えた昨今では、フレイル※や未病に取り組むことも大きなテーマです。 ※フレイル:加齢に伴う予備能力低下のため、ストレスに対する回復力が低下した状態 2026年3月にイオンモール橿原(ウェストビレッジ)にオープンした、世界最大の無印良品では、地域貢献とお客様の健康増進のため、店舗の中心エリアに、血圧・体組成計・野菜摂取度測定器(ベジミル)などの測定器が設置されており、誰でも自由に測定可能です。さらなる健康増進をめざして、10月19日(日)から、近隣地域にお住まいの方と店舗のスタッフが共に軽い運動と健康状態の測定を行い健康を考える『あさかつ』イベントを日曜日の朝に開催することになりました。 本学は、イオンモール橿原近隣の橿原市・大和高田市とも連携協定を結んでおり、地域住民の健康増進やフレイル対策に取り組む目的を同じくした『あさかつ』の取り組みに賛同し、毎月2回、運動・栄養面でのサポートをすることになりました。 10/19(日)に開催された、記念すべき第1回目の『あさかつ』では、本学の教員・学生が【いきいき!ウォーキング】と【野菜スープ試食会】を行いました。 脳トレ・バランスを組み合わせた「いきいき!ウォーキング」 理学療法学科の高取 克彦教授と松本 大輔准教授の主導のもと学生4名も加わり、その日の健康状態(血圧・体組成計などの測定)をチェック → 簡単なストレッチ → 効果的なウォーキングのポイントのレクチャーを受けました。 準備が整ったら、2グループに分かれて、身体と脳を刺激する「コンボウォーク」を開始。レクチャーで教わった正しい姿勢と正しいフォームを意識しながら、開店前の広大な店舗を活かして、早歩き・脳トレ(3の倍数で手拍子)・横歩き・綱渡りなど、様々な歩き方でウォーキングエクササイズしました! もぐもぐタイム「野菜スープ試食会」 ウォーキングのゴールは、Cafe&Meal MUJI。 ここでは、運動後の参加者へのご褒美として、無印良品から無料で提供された「ごろごろ野菜のトマトクリームスープ」を、健康栄養学科の野原潤子講師と学生がサーブしました。このスープは、本学のヘルスチーム菜良の学生(管理栄養士のタマゴ)が、無印良品の商品「すぐに使えるスープの野菜」と「カットトマト缶」を使ってレシピ開発した5分でできる時短ヘルシー野菜スープです。試作とレシピ改善を何度も行い、簡単だけど味わい深いスープが完成しました。 試食が終わる頃には参加者同士の会話も生まれ、参加された方の満足度も高かったようです。このイベントを通して初めて畿央大学のことを知った参加者もいて、「奈良県内に良い大学があって嬉しい」との声をいただきました。 運動・軽食の後は自由解散となり、個別に質問がある方に、健康・栄養相談(フィードバック)を行いました。 理学療法学科・健康栄養学科の学生にとっても、地域の方々と交流しながら学びを実践する絶好の機会となりました。学生の教育と地域社会への貢献につながる取り組みとして、今後も継続して協力していく予定です。 次回、畿央大学が協力する『あさかつ』は、11/16(日)です。参加申込は無印良品HPから可能です。ぜひ、ご参加ください。
2025.10.14
西宮市苦楽園地区コミュニティ交通の時刻表&車体ラッピングデザインを担当!~ 人間環境デザイン学科 清水研究室
兵庫県西宮市苦楽園地区コミュニティ交通の「バス停時刻表デザイン」および「車体ラッピングデザイン」を、畿央大学 人間環境デザイン学科 清水裕子研究室のゼミ生が担当しました! 兵庫県西宮市苦楽園地区で、2025年10月14日(火)より西宮市の補助事業として、市民主体によるコミュニティ交通の試運行がスタートしました。運行は第一交通株式会社が担い、地域住民が中心となって計画・運営を進めてきたものです。 このコミュニティ交通の「バス停時刻表デザイン」および「車体ラッピングデザイン」を、畿央大学 人間環境デザイン学科 清水裕子研究室のゼミ生が担当しました。 時刻表は停留所ごとにすべて異なるデザインとし、地域ごとの特色や利用シーンを反映。一方で、全体の統一感を持たせるために、共通の黄色い枠でまとめています。車体ラッピングも、親しみやすく明るい印象を意識し、地域の方々に愛されるデザインをめざしました。 運行期間は2025年10月14日(火)から2026年1月16日(金)までの3か月間。平日のみ(土日祝および1月1日・2日を除く)の運行です。この試験運行をもとに、今後は運行時間やルートなどの改善を行い、本格運行の実現をめざしています。 清水研究室は、都市計画や協働のまちづくりをテーマに研究を進めており、交通はその中でも都市計画における重要な基盤の一つです。今回のプロジェクトを通して、学生たちは地域課題を実践的に学び、コミュニティ交通の意義と、まちづくりにおける公共交通の役割を改めて実感しました。 清水研究室ゼミ生一同、このコミュニティ交通が地域の皆さまに長く愛される存在となることを心から願い、応援しています。 人間環境デザイン学科 准教授 清水 裕子 関連記事 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 6大学建築合同ゼミ合宿2025が三重県で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ 明日香村ワークショップ2025報告会を実施!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」 西洋服飾史を学ぶ「服飾史」~ 人間環境デザイン学科
2025.10.10
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.101 ~東生駒地域包括支援センターとのコラボ「TASK介護予防教室」を開催!!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※ 理学療法学科 高見 亮佑、中山 紗希、鶴岡 聖也、高山 紗帆です。 2025年9月19日(金)に奈良県生駒市にある小明町自治会館にて「TASK介護予防教室」を実施しました。東生駒地域包括支援センター様から3月中旬コラボイベントのお話をいただき、実施に向けて連携を取り合いながら準備を進めてまいりました。5月末から数回に分けて、TASKメンバーが東生駒地域包括支援センターを見学し、地域包括支援センターの業務や活動内容を学ぶとともに、地域の皆様とも交流を深めてまいりました。 ▼▼ 以前実施した東生駒地域包括支援センターでの活動の様子はこちらから ▼▼ TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.98~東生駒地域包括支援センターを見学、健康増進のための畑カツも体験! ※TASK…‟Think、Action、Support for Health by Kio University”の略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 実施項目のご紹介 今回のイベントで、TASKは体力測定、オリジナル体操を実施しました。 行った測定項目は以下の4種類です。 TMT(Trail Making Test)※注意機能と処理速度を評価できる国際的検査法 5m歩行テスト バランステスト 5回立ち上がりテスト また、体操はコグニサイズ※²を参考にしたものを自分たちで考案し行いました。 ※²コグニサイズ…国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語 当日の様子 当日は70代の方から90代の方まで合計18名の方にご参加いただき、体力測定では楽しみながら少しでも良い結果が出るように皆さん頑張ってくださっていました。そして、自身の健康状態に対して意識を向けるきっかけになっていたと感じました。また、学生からフィードバックを行ったり、健康に関する相談、茶話会などを通して学生と参加者の方と交流を深めたりすることができました。 介護予防教室を開催する機会を提供してくださった東生駒地域包括支援センターの方をはじめ、松本先生、高取先生、準備や当日ご協力くださったスタッフの皆様には心より感謝申し上げます。 参加学生からのコメント ● 私は副代表として企画・運営を行いました。最初の東生駒地域包括支援センターの方と打ち合わせでは漠然としたもので開催までの道のりが果てしないように感じました。しかし、TASKの中で意見交換を進め、先生方と構成を練る中でどんどん開催への期待が膨らんでいきました。当日は予定通りとはいきませんでしたが参加された方が非常に楽しそうにされており良い会になったと感じます。特にオリジナル体操では、最初は慣れない動きや指示に戸惑われる場面がありましが、間違えることも面白さに変えることができており、体操の目的である、頭と体を使った体操になっていたと思います。 さらに、茶話会では「私の楽しみ」を題材としたお話を通して参加者の方たちと交流を行いました。参加者の方からも学生とのお話が楽しかったと多くの声をいただき、私としても高齢の方々とコミュニケーションをとる良い機会になったと感じました。これからも、このようなイベントを定期的に行うことでTASKの活動もより活発に行っていければと考えています! 理学療法学科 3回生 高見 亮佑 ● 今回の活動はTASKにとっても私自身にとっても初めての試みでした。個人的にはフィードバックの対応について、全体的には事前準備についてなどいくつか反省点がありました。しかし、茶話会の際に参加者の方々から「楽しかった!」「また参加したい!」という声をいただけたことが何よりも嬉しく、無事に終えることができてよかったと感じています。 私自身、東生駒地域包括支援センターさんとの関わりをきっかけに地域リハビリテーションに興味を持ち、実際に話を聞き、体験することで以前より理解を深めることができました。またイベント当日には体力測定、運動などを地域の方々と一緒に行う機会があり、そうした「集まって活動できる場」の必要性、地域リハビリテーションの魅力を改めて実感することができました。そして自分の目で確かめ、実際に体感出来たことはとても貴重な体験になりました。自分自身ここで得た反省点と成果などを次の活動に活かせるように努力していきたいです。 理学療法学科 4回生 鶴岡 聖也 ● 高校生や保護者が来られるオープンキャンパスでの健康チェックと違って、今回は対象となる方が高齢であるという初めての経験であったため、最初はとても緊張しました。しかし、参加してくださった皆さんがたくさん優しくお話してくださり、私の緊張も徐々にほぐれ、楽しく参加することが出来ました。地域の方、学生問わず笑顔に溢れていたことが特に印象に残っています。 健康チェックでは、テストの手順や注意点を分かりやすく説明することの難しさを実感しました。適切な説明をどのように伝えるのか、事前準備の大切さを感じました。 今回のイベントでは課題もたくさん見つかりましたが、楽しく活動できたことが何よりも嬉しかったです。これからもこのような地域の方とのイベントに積極的に参加していきたいと思います。 理学療法学科 2回生 高山 紗帆 ● 本番まで、学生だけでリハーサルを実施し、話し合いを重ねていく中で、参加者の方々にとってわかりやすく楽しんでいただけるイベントにしようと内容の修正や改善を繰り返してきました。当日は参加者の方々のたくさんの笑顔が見られ、「またこのようなイベントをしてほしい」というお声をいただき、とても大きな達成感を感じることができました。 茶話会では、地域の方々の意見や普段の生活についても実際に知ることができ、非常に良い機会となりました。このような連携イベントの第1回に幹部として関われたことにとても嬉しく思います。貴重な機会をくださった東生駒地域包括支援センターはじめ生駒市の皆様、先生方に改めて心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 理学療法学科3回生 中山 紗希 今後もTASKでは地域包括支援センターとの連携をはじめとしたさまざまな活動や企画を通して学生主体の取り組みをさらに発展させてまいります。畿央大学、そしてTASKでしか経験できない活動をこれからも大切に続けていきたいと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。 ◆メールアドレス task@kio.ac.jp ◆ X(Twitter) @kio_task ◆ Instagram @kio_task TASK(健康支援学生チーム)活動レポート はこちらで詳しくご覧いただけます。
2025.10.01
学生考案「彩り野菜弁当」が近畿地区のイオン89店舗で販売!~ヘルスチーム菜良
奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」に所属する本学健康栄養学科の学生が、イオンリテール株式会社と協同で「彩り野菜弁当」を開発しました。この取り組みは、奈良県の「やさしおベジ増し」プロジェクトの一環として、本学を含めた4大学が「野菜を120g以上」使用し、「主食・主菜・副菜がそろった」お弁当を各大学1種類ずつ、合計4種類開発したものです。 販売期間は、10月15日(水)から28日(火)までの2週間、近畿地区2府4県のイオン89店舗で販売されます。また、イオン大和郡山店にて10月18日(土)に大和郡山フェア内で実施するお披露目イベントでは、11時と14時から試食を予定しています。 販売日時 2025年10月15日(水)~28日(火) 販売店舗 近畿地区のイオン・イオンスタイル 計89店舗(一覧はこちら) 販売価格 1個598円(税込646円) 販売内容 秋の彩り野菜弁当 ~秋のうまみギュッと!旬の野菜が詰まった彩り弁当~ ・枝豆としらすの茶飯 ・焼きサーモンのポン酢がけ ・ベーコンと小松菜和え ・鶏肉とさつまいものカレー炒め ・ほうれん草入り卵焼き ・さつまいもとかぼちゃの大学いも お弁当の詳細はこちら 生活習慣病の発症予防のために目標とする野菜摂取量は一人1日あたり350g以上で、1食あたり120gが目安です。ところが、奈良県県民一人1日あたりの野菜摂取量は約270gとなっていて、1日の目標量に達していない現状があります。そこで、管理栄養士をめざす学生で構成された食育ボランティアサークルである4大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)ヘルスチーム菜良が考案した1日の必要量の1/3にあたる「野菜120g以上を使用」し、バランスの良い食事として定義されている「主食・主菜・副菜がそろった」お弁当を販売することで、奈良県民の健康的な食生活の実践継続を目指しています。 本学お弁当の品数は全部で6品。昨年も好評だった、魚、大豆、鶏肉のヘルシーメインとちょっとしたご褒美の「健康スイーツ」にこだわりました。 問い合わせ先 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原 潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp
2025.09.05
今年度3回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!
畿央大学とならコープ 真美ケ丘店との連携事業「こども寺子屋」は、「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みの一環として企画されました。近隣の皆さんにご好評いただき、定期的に開催しています。今回が今年度3回目、通算12回目の開催となります。 平和学習を実施しました 今回は、今年が「被爆、戦後80年」という節目の年でもあるため、いつもとは少し違い、初めの30分間「平和学習」の時間を設けました。 ならコープ くらし・環境政策担当の上田さんより、ならコープが取り組んでいるさまざまな平和活動についての説明があり、「平和とは何か?」というテーマについてお話を聞きました。 「子どもたちに平和な未来を残したい」 「核兵器のない世界の実現」 「平和とは戦争がないだけの状態ではなく、人が人らしく尊重され、よりよく生きること」 小学生には難しい内容もありましたが、平和について考える良い機会となりました。 「平和学習」の後は、いつも通り夏休みの宿題のサポートとレクリエーションを行いました。レクリエーションでは、「各テーブルで遊びましょう」という学生からの提案で、テーブルごとにお絵かきしたりトランプをしたりして楽しみました。 参加した学生の感想 ● 今回は平和学習が冒頭にあって、小学生の児童には少し難しい部分があったかもと感じました。 小学生でも平和や戦争について分かりやすく学ぶことが出来るように、工夫をする必要があると感じました。(例えば、絵本や紙芝居などを用いるなど)難しいですが、私自身も考えたいと思いました。私自身も平和学習に関しては興味・関心があったので、今回寺子屋に参加させて頂いてとても勉強になりました。大学生も平和学習に参加して、子ども目線になって、どのように伝えたらいいのか、事前に考えるのも方法の1つかなと感じました。 後半の学習においては、夏休みの宿題を進める児童が多かったので、いつものようにあまり活発に関わることが出来なかったなと感じました。児童が気軽に質問しやすいように、学生も声掛けを行う必要があると思いました。 グループで固まって学習支援をするのではなく、学生も周りを見て色んな児童に関わりにいく必要があるなと感じました。 現代教育学科 4回生 西浦 萌 ● 久しぶりに小学生と会話やレクリエーションをして今の子供たちの生活や頑張っていることを知ることが出来たことに加え、子供たちの元気な笑顔にたくさんパワーをもらうことができました。 現代教育学科 2回生 木下 心愛 ● 初めての参加で緊張してしまい、来てくれた子を不安にさせてしまいました。ですが勉強や遊びを一緒にする中で笑顔が増え、最後は楽しそうに帰ってくれました。私自身もとても楽しく、まず自分が前向きに楽しむ姿勢が大切だと気づきました。 健康栄養学科 2回生 津田 悠妃 小学生の保護者の声 ● 「学校でも広島のことを勉強したけど、今回寺子屋で写真を見て、より平和の大切さと戦争の悲惨さを知った。」と話してくれました。学校では写真はあまりなく、本や話で学んだそうです。 ● 子どもがとても勉強になったし楽しかったと帰りの車の中でずっと話していました。 今後の実施予定について 第13回 2025年10月17日(金)16:30~18:00 第14回 2025年11月21日(金)16:30~18:00 第15回 2025年12月19日(金)16:30~18:00 第16回 2026年 2月20日(金)16:30~18:00 関連記事 広陵町「いのちを守るまちづくり」イベントに畿央大学の教員・学生が参加! 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科
2025.08.22
広陵町「いのちを守るまちづくり」イベントに畿央大学の教員・学生が参加!
広陵町 けんこう推進課主催の体験型イベント「いのちを守るまちづくり」が、2025年8月3日(日)にさわやかホールにて開催されました。本イベントは、参加者が「いのち」の大切さについて考えるきっかけとなるよう、さまざまな体験型コーナーが設けられています。当日は、およそ600名の来場者がお越しになり、大変賑わいました。 畿央大学からは、教員と学生総勢33名が【食育コーナー】【親子体力チェック】【積み木コーナー】【認知症予防の啓発コーナー】の4つのブースを担当しましたので、その様子をそれぞれご紹介します。 食育コーナー 健康栄養学科 野原 潤子講師、岩田 惠美子准教授と学生8名が参加し、会場内に食の大切さを楽しく学べるコーナーを設けました。魚釣りゲームでは、魚のペープサートを釣りながら魚の種類を学び、すごろくでは好きな野菜を答えたり、ご飯を作ってくれる人に「ありがとう」を伝えたりするマスを通して、食の知識や感謝の心を育みました。かるたでは家族や友達と一緒に楽しく学び、ペアマッチゲームでは旬の食材をペアにして季節の野菜について理解を深めました。 魚釣りゲームやすごろく、かるたは特に子どもたちに人気で、ペアマッチゲームは保護者やご高齢の方にも好評でした。同じ会場には食育SATシステムと大塚製薬コーナーも設置し、保護者は子どもたちが遊んでいる間に、栄養バランスチェックや健康クイズに参加してくださいました。食育SATシステムでは食品模型を使って1食分の栄養価や栄養バランスを確認、大塚製薬コーナーではクイズの後に啓発チラシやポカリスエットを配布しました。世代を問わず、楽しみながら学べる時間となりました。 参加学生の感想 ● 今回の食育イベントでは、魚釣りゲームが特に人気で、子どもたちが釣った魚の名前をどんどん覚えていく様子を身近に見ることができました。最初は知らなかった魚の名前も、2回目以降には自信を持って答えてくれる姿に、楽しみながら学んでいるんだと実感しました。小さな子どもも上手に魚を釣っていて、その集中力や吸収の早さに驚かされました。 また、ペアマッチゲームでは子どもたちが真剣に取り組む姿も印象的で、保護者の方も一緒に参加してくださるなど、親子で楽しく食について学ぶ場になりました。私は子どもたちの目線に合わせてしゃがみながらゆっくり説明し、入り口で来場者に声をかけて各コーナーへ案内することを心がけました。 今回の経験を通して、楽しみながら子どもたちと関わる上で役立つ貴重な経験を積むことができました。地域の方々と直接触れ合うことで、教室では学べない現場の実情を知ることができ、自分自身の成長も実感しています。 健康栄養学科 4回生 林 実樹 ● 食育に関するブースでは、「旬の野菜についての神経衰弱」、「食事についてのかるた」など、一度は遊んだことのある遊びを用いたものだったので、小さい子どもでも旬の野菜や食事について楽しく遊びながら学ぶことができるので、参加してくれた子どもたち、みんなが楽しんでいてくれて嬉しかったです。 特に、「旬の野菜についての神経衰弱」では、小さい子どもだけでなくご高齢の方や親子でも楽しんで旬の野菜について学んでくれていてとてもよかったです。旬の野菜をただ知ってもらうだけでなく、「一年中売っている野菜でも、旬の時に食べると栄養価が一番高いですよ」などの声掛けも行うことで、より、理解が深まったのではないかと思います! 今回、スタッフとして参加させていただいて、小さい子どもにどうしたら食事に関して興味を持ってもらえるのかを考えながら小さい子と関わることができ、すごく貴重な経験をできたと思っています。 健康栄養学科 4回生 奥本 しずく ● 食育のブースでは"魚釣り"や"食事についてのすごろく"など、子供も楽しめるようなものが、多くて小さいお子さんと関わることが多かったです。その中でお子さんが少しでも食に興味を持ってもらえるように、また楽しんでもらえるように声掛けを行いました。参加してくださったお子さんは例外なく、夢中になって遊んでくれました。 また、すごろくでは、マスの一つに「ご飯を作ってくれている人にありがとうを伝える」というマスがあるのですが、お子さんが保護者の方に素直にありがとうを伝えている姿を見てすごく感動しました。 今回参加させていただいて、小さいうちから遊びを通して食育を行うことで、日常生活に不可欠な食事に興味を持ってもらえることがわかりました。今後の学業に活かしていきたいです。 健康栄養学科 4回生 三堀 紗穂 親子体力チェック ご自身の体力を知り、日頃の運動の啓発を目的としたコーナーです。理学療法学科 松本 大輔准教授、梶原 由布助教と理学療法学科の学生16名が参加しました。 子どもからご高齢の方まで幅広い世代の方々が約300名も興味を持って参加してくださいました。握力測定に加え、本学が開発にもかかわった足指筋力測定や、世代に合わせて、子どもには立ち幅跳び、ボール的狙い、大人には筋肉量やロコモチェック、歩行・バランスチェックなどを実施しました。 実習を終えた4年生が中心だったので、学生との会話も弾み、笑顔あふれるブースとなりました。 参加学生の感想 ● 小学生を対象にしたブースでは全身運動や協調運動をする課題でした。短い練習時間の中で全身での動きを一致させ、大きな力を発揮したり、力の調節をしたりする難しい課題でしたが、動きの上達が見られました。これを通して子供たちに身体を動かす楽しさを感じてくれたらと思います! 理学療法学科 4回生 高田 翔平 ● 小学生に向けたブースではポイントを確認して何度も挑戦する様子が見られました。練習、試行錯誤することで記録が伸びるお子さんが多かったです。子どもたちの喜ぶ顔を見ることができて、こちらまで嬉しい気持ちになりました! 理学療法学科 4回生 菅野 愛子 ● 私はご高齢の方々の体力測定を担当しました。なかなか普段測定する機会の少ない項目を用意していたので、特に理解しやすいルール説明に力を入れ、安全に楽しんでいただける環境づくりに努めました。多くの方々に喜んでいただけたことが、何よりうれしかったです。 理学療法学科 4回生 森岡 真優 積み木コーナー 現代教育学科の永渕泰一郎先生と幼児教育コース2回生の学生6名が参加。児童文化演習で積み木の授業を受けた学生が、子どもと直接かかわる実践編にもなっています。子どもたちは、自由に積み木を積んだり並べたりしながら想像力を発揮。学生たちは、そんな子どもの姿を見守りながら一緒に作品づくりを楽しみました。 教育学科2回生幼児教育コースの学生は、この夏はじめて保育所実習に2週間行きます。実習に行く前に子どもとかかわりたいと思う学生が集まってくれました。子どもたちの積み木の表現は素朴なものですが、積んだバランス感や規則正しい並べ方に保護者が「うまいね」「すてき」と喜んでいることがとても素敵でした。 参加学生の感想 ● 今回の積み木コーナーで子ども達と関わった経験から、沢山のことを得ることができました。まず、一人ひとり性格や表現が全く異なることに気が付き、それに合った言葉がけや、関わり方をすることが大切だと感じました。しかし同時に、実際に行うことの難しさを感じました。 このような沢山の子ども達と関わる機会は、今まであまり経験したことが無かったので、最初緊張していた子どもに対する接し方が難しかったですが、段々と笑顔になって積み木で遊んでいる姿が見られて、安心しました。最後、もう少し遊びたい、楽しかった、などと子ども達が話しているのを聞き、凄く嬉しく感じました。実習前にこのように子どもと関わることができて良い時間を過ごせたと思います。この経験を実習や将来に活かしていきたいと思いました。 現代教育学科 幼児教育コース 2回生 石口 真衣 ● 私は今回、「いのちを守るまちづくり」イベントのスタッフとして参加させて頂きました。当日には、積み木コーナーで乳児期の子どもから小学生の子どもまで色々な年齢の子どもたちと一緒に積み木で遊びました。年齢によって積み方や遊び方などが異なり、保育士を目指している身としてとても良い学びとなりました。 また、高く積み上げたり、積み木を電車のレールに見立てたり、家を作ったりなど遊び方は子どもたちみんなが違っていたのもとても興味深かったです。積み木が完成した時には喜んでくれたり、途中で崩れてしまった時には悔しがったりと一緒に遊ぶ中で様々な経験を子どもたちと共有することができ、参加して良かったと心から思いました。今回、このボランティアを通して沢山の貴重な体験ができました。 現代教育学科 幼児教育コース 2回生 伊藤 千聖 認知症予防の啓発コーナー 看護医療学科 島岡 昌代講師と本学の認知症啓発のための学生ボランティア団体Orange Projectの学生3名が参加。認知症クイズやブレスレットの作成体験を通じて、認知症について楽しく学べる機会を提供しました。また、ブースではオレンジ色の花をみなさんに作ってもらい、それをロバ隊長に貼り付けて「オレンジロバ」を作る催しも行いました。 オレンジ色は認知症サポートの象徴であり、ロバ隊長は認知症サポーターキャラバンのマスコットで、認知症の人々を応援する活動に参加しているというメッセージが込められています。小さなお子様からご年配の方までたくさんの方々にご協力を頂いて、素敵な「オレンジロバ」が完成しました。 参加学生の感想 ● 普段あまり認知症について考えることがない方でも、ブレスレットづくりやクイズを通して認知症について考える機会になったように思います。オレンジリングやロバ隊長を見つけたときに、今回のことを少しでも思い出してもらえたらうれしいです。たくさんの笑顔に触れることができて、私も一緒になって楽しむことができました。 看護医療学科 4回生 大久保 翼 ● 歯科検診に来られるお子さんを対象に認知症のシンボルカラーであるオレンジ色をベースとしたビーズブレスレットづくりのお手伝いをさせていただきました。子どもたちはみんな頑張ってビーズに糸を通して好きなビーズを組み合わせ個性が出るものが完成し、嬉しそうにする様子が可愛かったです。子どもたちがブレスレットを作成している間、親御さんたちが認知症のクイズをしており、広陵町のこういった幅広い世代を対象に啓発活動を行う工夫が素敵だと感じました。 看護医療学科 3回生 森 愛華 ● 私は今回、子どもとビーズ作りに参加しました。子どもの年齢によっては、ビーズを糸に通すのが簡単な子どももいれば、難しく手助けが必要な子どももいました。そこで、子どもが率先してビーズブレスレットの作成に取り組めるよう、個別性に合わせて楽しく話しかけることができました。また、子どもと関われるボランティアに参加することで、子どもが達成感や喜びを感じられるよう支援でき、自分自身も貴重な経験を積むことができました。 看護医療学科 3回生 福田 光紗 地域連携センターより 朝10時過ぎに会場へ伺ったところ、すでに多くの町民の皆さんが来場されており、にぎわいを見せていました。乳幼児や小学生などお子さま連れのご家族をはじめ、中高年のご夫婦やお友人同士など、幅広い年代の方々が、たくさんある体験コーナーを楽しみながら回られていました。待ち時間には、スタッフとの会話を楽しまれる様子も見受けられ、町民の皆さまに親しまれているイベントであることを強く感じました。 学生たちは、それぞれの役割を笑顔でしっかり果たしており、大学での学びに加えて、このような地域とのかかわりの中で多くのことを経験し、勉強以外の面でも大きく成長していることを実感しました。 このような貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。 地域連携センター 関連記事 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 第7回エコマミ公開講座で看護医療学科山本裕子教授が「口から見直す生活習慣」をテーマに講演! 広陵町町制施行70周年記念イベントに書道部と軽音学部が参加!


