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理学療法学科の新着情報一覧

理学療法学科の新着情報一覧

2025.09.17

「理学療法学科2回生×卒業生交流会」を開催しました!

2025年9月12日(金)に「理学療法学科2回生×卒業生交流会」を開催しました。 本企画は、低回生から将来の理学療法士像を考える機会を創出することを目的に開催しています。 今年度は卒後2~4年目の卒業生11名と在学生約40名が参加し、卒業生からの自己紹介後、卒業生と在学生のグループに分かれ座談会形式で交流を深めました。     卒業生の働く領域は、急性期、回復期、スポーツ、小児など多岐にわたります。中には、キャリアアップを目指して病院勤務と並行して大学院に通う方や、病院外でトレーナー活動を行っている方もいます。 座談会ではそれぞれの仕事内容や理学療法士としてのやりがい、就職活動や学生時代に取り組んでいたことに加え、普段はなかなか聞けないリアルな現場の話も交えながら、これまでのさまざまな経験をお話しいただきました。 最初は緊張気味だった学生たちも徐々に打ち解けていき、現在の学校生活や勉強の悩みを相談する様子もみられました。   ▼座談会の様子         参加した学生からは、 ・「将来のために今から出来ることが具体的にイメージできた」 ・「就活が不安だった自分にとって大きな安心材料となった」 ・「またこのような機会があれば参加したい」 などの感想が寄せられました。 また卒業生からも、「在学生と話すなかで、理学療法士という仕事の楽しさを再発見できた」といった声があり、双方にとって有意義な時間となりました。   後期授業もスタートし、2回生はより専門的な授業が増えてきます。 今回の交流会を通して、身近なロールモデルである先輩方との対話から理学療法士としてのやりがいを再確認し、「将来のために今できること」に積極的に取り組んでほしいと思います。     ご協力いただいた卒業生の皆さん、ありがとうございました!  

2025.09.16

理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.8 ~ 亜洲大学訪問と、宮原眼科で”EYE SCREAM”を実食!

理学療法学科では、6回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生19名、教員4名で令和7年9月4日(木)〜10日(火)までの7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、亜洲大学の理学療法学科との交流や英語での講義・プレゼンテーション・レクリエーション、輔仁大学のスポーツ医学センターの視察などが予定されています。 初日はまだまだこれからだと楽しみにしていた台湾インターンシップも帰国日を除き、今日で最終日となりました。本日は、亜洲大学附属現代美術館の見学と亜洲大学の理学療法学生との交流、そして台中で有名な土産店”宮原眼科”へ訪問しました。 亜洲大学附属現代美術館 亜洲大学附属現代美術館は、有名な日本の建築家の安藤 忠雄によりデザインされました。建物全体が三角形をベースに設計され、各階を少しずつずらした配置をすることで、見る角度によって立体的な変化を楽しむ事が出来ます。美術館前の芝生にもいくつかのモニュメントが設置されており、近代的な美術館の雰囲気を感じる事が出来ました。   亜洲大学を訪問! その次に向かった亜洲大学ではプレゼンテーションを通し、互いの大学、理学療法、文化や観光について学びました。まず5日目と同様、畿央大学の学生から 畿央大学について 日本の理学療法について 日本の文化,観光について の3つの内容をプレゼンしました。   亜洲大学の学生たちがとても興味をもって真剣に聞いてくれている姿がとてもうれしかったです。そして、練習してきたプレゼンテーションもこれで最後となりました。私たち自身もこのインターンシップを通してプレゼンテーションスキルが上がったように感じられました。   亜洲大学の学生からは、亜洲大学について、台湾の理学療法について、台中の観光地についてプレゼンテーションをしていただきました。亜洲大学にはPTキャンプという四日間の高校生を対象とした大学紹介や理学療法紹介・レクリエーションを含めたイベントがあり、とても興味深かったです。     交流の最後に、文化交流・パフォーマンスとして亜洲大学の学生とソーラン節を踊りました。私は裏方としてソーラン節紹介を担当していました。みんなが踊っている姿を練習から見ていました。現地の大学生がとても盛り上がって楽しそうにしている姿をみて、練習の成果を感じられたとともに感動しました。   お土産を購入するために”宮原眼科”へ その後、土産店である”宮原眼科”を訪れました。廃院した眼科医院が改装され台湾で有名なお土産屋さんとなりました。今では多くの観光客が訪れています。歴史的な建造物を活かしたレトロな空間でした。   また、交流した亜洲大学の学生が「宮原眼科に行くなら絶対にアイスを食べて!!」と教えてくれました。宮原眼科のアイスは、様々な種類のフレーバーがあり、私は桃とマンゴーを選びました。フルーツの味が濃厚でとても美味しかったです。     私達を暖かく迎えて下さった、亜洲大学の学生、先生方、ありがとうございました。理学療法学科19名そして先生方4名と最高の6日間を過ごすことができました。この6日間での経験と成長を活かし、これからの大学生活でも積極的に勉強し、努力を続けていきたいと思います!   理学療法学科 3回生 上杉 さつき、中山 紗希 関連記事 ▼▼ 今年度の理学療法学科 海外インターンシップレポートはこちらから ▼▼ 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.1 ~ 事前学習開始!タイの学生と交流しました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.2 ~ フランスの理学療法や教育・中国語を学びました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.3 ~ 英語でのプレゼンテーションを学ぶ! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.4 ~ 台湾での活動が始まりました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.5 ~ 台湾理学療法協会50周年記念学会に参加! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.6 ~ 台北での観光の様子をご紹介 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.7 ~ ソーラン節で文化交流

2025.09.15

理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.7 ~ クリニック&大学訪問と文化交流!

理学療法学科では、6回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生19名、教員4名で令和7年9月4日(木)〜10日(火)までの7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、亜洲大学の理学療法学科との交流や英語での講義・プレゼンテーション・レクリエーション、輔仁大学のスポーツ医学センターの視察などが予定されています。 PTクリニックで衝撃体験   今日はPTクリニックの見学、中国医薬大学訪問を行いました。       PTクリニックでは、施設見学や院長、スタッフの方々からのレクチャーを受けました。Finger surgery(親指を活用して治療する)を行い、少しの治療を行うだけで可動域や筋力が大きく変わることを体験しました。     先生と学生合わせて3人が体験しましたが、治療前と治療後で結果が大きく変わったため、本当なのかと疑いながらも驚きを隠せなかったです。   中国医薬大学 訪問 また、クリニック見学後に中国医薬大学へ訪問させていただきました。   ランチには餃子や肉まん、スイカジュースをご準備していただき、ご飯を食べてからパフォーマンスの最終練習をみんなで行いました。     緊張ではじめは話しかけることができませんでした。しかし、瀧口先生の物理療法レクチャーでグループワークを行う中で少しずつですが、学生と話せるようになりました。     プレゼンテーション発表では初めての本番で上手くいくか不安でしたが、カタコトになりつつも練習通り最後まで発表できたので、全員合格だと思っています。みんな身振り手振り、問いかけをしながら、自信を持って発表できていました。     最後には、私たちからのパフォーマンスでソーラン節を披露し、台湾の学生とも一緒に踊り、日本の伝統的な踊りを共有することができました。     中国医薬大学の学生と夜市へ その後は、中国医薬大学の学生と夜市へ観光に行き、たくさん一緒に遊びました。     屋台ならではの食べ物を食べたり、お買い物したり、射的をしたり。台湾の学生もとてもフレンドリーで自国でないとわからないことを教えてくれたり、リードしてくれたおかげで充実した一日を過ごすことができました。       理学療法学科 3回生 石塚 心菜、山﨑 真由 関連記事 ▼▼ 今年度の理学療法学科 海外インターンシップレポートはこちらから ▼▼ 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.1 ~ 事前学習開始!タイの学生と交流しました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.2 ~ フランスの理学療法や教育・中国語を学びました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.3 ~ 英語でのプレゼンテーションを学ぶ! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.4 ~ 台湾での活動が始まりました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.5 ~ 台湾理学療法協会50周年記念学会に参加! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.6 ~ 台北での観光の様子をご紹介  

2025.09.14

理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.6 ~ 台北での観光の様子をご紹介!

理学療法学科では、6回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生19名、教員4名で令和7年9月4日(木)〜10日(火)までの7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、亜洲大学の理学療法学科との交流や英語での講義・プレゼンテーション・レクリエーション、輔仁大学のスポーツ医学センターの視察などが予定されています。 台北での観光の様子です。私たちのホテルの近くにある西門町へ行きました。       西門町ではダージーパイなどたくさんの名物を食べたり、台湾Tシャツなどお土産を買いました。香辛料が効いていておいしかったです。そして写真スポットとなるレインボーロードで集合写真をとりました。     2日目には、台北市で最大規模を誇るナイトマーケットである士林夜市へ行ってきました。夜のお祭りの雰囲気に通りの両側に並ぶ屋台のスパイスの効いた料理との組み合わせが抜群ですごく楽しかったです。       北から台中の移動日には中正紀念堂へ行ってきました。     中正紀念堂は、台北の真ん中にそびえる蒋介石の記念館です。中正紀念堂では蒋介石の座像や展示物を見学しました。14時からは兵隊パレードを見ました。これは台湾の軍隊の誇りと規律を象徴する場であり迫力に圧倒されました。     理学療法学科 3回生 拝中 隆平・大西 晴翔 関連記事 ▼▼ 今年度の理学療法学科 海外インターンシップレポートはこちらから ▼▼ 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.1 ~ 事前学習開始!タイの学生と交流しました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.2 ~ フランスの理学療法や教育・中国語を学びました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.3 ~ 英語でのプレゼンテーションを学ぶ! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.4 ~ 台湾での活動が始まりました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.5 ~ 台湾理学療法協会50周年記念学会に参加!    

2025.09.12

新校舎の建設が始まります!

畿央大学では、教育研究環境のさらなる充実を目指し、新校舎の建設を進めています。 その工事の着工に先立ち、2025年9月2日(火)、「地鎮祭」を執り行いました。 まだまだ厳しい暑さが残るなか、神主をお招きし、学園、設計者、施工者の三者がそろって、工事が安全に、そして無事に完成するよう祈願しました。     新校舎には、教育研究活動の成果発表や地域交流イベントなどで幅広く活用できる2層吹き抜けのプレゼンテーションホールを設けます。畿央大学の持つ「知」のリソースを地域へ発信し、繋がりを育む拠点となることをめざしています。     新しい校舎の完成に、どうぞご期待ください!

2025.09.09

理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.4 ~ 台湾での活動が始まりました!

理学療法学科では、6回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生19名、教員4名で令和7年9月4日(木)〜10日(火)までの7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、亜洲大学の理学療法学科との交流や英語での講義・プレゼンテーション・レクリエーション、輔仁大学のスポーツ医学センターの視察などが予定されています。 台湾に到着しました! 台湾での海外インターンシップがいよいよ始まりました。午前中に桃園国際空港へ到着し、まずは台湾の有名な観光地「九份」を訪れました。九份はジブリ映画『千と千尋の神隠し』の舞台に似ている場所として世界中の観光客に人気があります。     坂道や細い路地に並ぶ赤い提灯、レトロな雰囲気は、本当に映画の世界に迷い込んだような気分でした。台湾ならではのスイーツや食事も楽しむことができ、初日から充実した一日を過ごせました。   2日目:輔仁大学 訪問 2日目は輔仁大学を訪問しました。初めにSam先生の講義を受けました。初めて英語で授業を受けましたが、英語を聞き取るのに必死でした。Sam先生の「勉強に終わりはない、常に学び続けろ!前向きな姿勢が大事!」という言葉が印象に残っています。     その後、Sam先生がアドバイザーをしているデルタ社の方の話を聞きAIでの遠隔リハビリについても教えていただきました。医療職だけでなくエンジニアなどの様々な方がよりよいリハビリテーションを提供できるような環境を作っていることを感じることが出来ました。     その後大学の隣にあるスポーツメディカルセンターで、スピーディーに質の高いトレーニングが出来る環境を見学しました。様々なマシンがありと実際に体験させていただきとても貴重な経験になりました。     理学療法学科 3回生 津田 真優、米田 有希 関連記事 ▼▼ 今年度の理学療法学科 海外インターンシップレポートはこちらから ▼▼ 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.1 ~ 事前学習開始!タイの学生と交流しました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.2 ~ フランスの理学療法や教育・中国語を学びました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.3 ~ 英語でのプレゼンテーションを学ぶ!   ▼▼ 昨年度の理学療法学科 海外インターンシップレポートはこちらから ▼▼ 理学療法学科 海外インターンシップ2024  

2025.09.09

理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.5 ~ 台湾理学療法協会50周年記念学会に参加!

理学療法学科では、6回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生19名、教員4名で令和7年9月4日(木)〜10日(火)までの7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、亜洲大学の理学療法学科との交流や英語での講義・プレゼンテーション・レクリエーション、輔仁大学のスポーツ医学センターの視察などが予定されています。 3日目:台湾理学療法協会50周年記念学会に参加 この日は国立台湾大学を訪問し、台湾理学療法協会50周年記念学会に参加しました。     学会は午前と午後の2部構成で行われ、午前中は世界理学療法協会会長のMichel Landy氏をはじめ、イギリス・アメリカ・オーストラリアの各国理学療法協会会長のお話を伺いました。またエントランスロビーでは、企業の方々が自社のリハビリ機器についてのプレゼンを行っており実際に体験させていただくことができました。イギリスではコロナ禍に始まったバーチャルクリニックが今も活用され、地方在住や通院困難な方々の支援につながっていること、またこれら3ヵ国ではダイレクトアクセスが認められていることなど、日本にはない特色を知ることができました。     昼食は台湾大学のAPTSA(アジア理学療法学生協会)に所属する学生とともにとり、大学や協会の説明を受けながら交流し、和やかな時間を過ごしました。       午後は午前に続き、世界理学療法協会会長やアメリカ理学療法協会会長に加え、腰痛研究の第一人者であるPaul W. Hodges氏の講演を聴講しました。Hodges氏は腰痛を「身体・精神・行動」の3側面から解説され、世界最先端の知見に触れることができました。     学生のうちに世界理学療法学会へ参加できたことは、今後の人生において大きな財産となるに違いありません。この貴重な経験を、これからの学生生活に活かしていきたいと思います。   理学療法学科 3回生 東垣 廉、増田 理沙 関連記事 ▼▼ 今年度の理学療法学科 海外インターンシップレポートはこちらから ▼▼ 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.1 ~ 事前学習開始!タイの学生と交流しました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.2 ~ フランスの理学療法や教育・中国語を学びました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.3 ~ 英語でのプレゼンテーションを学ぶ! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.4 ~ 台湾での活動が始まりました!   ▼▼ 昨年度の理学療法学科 海外インターンシップレポートはこちらから ▼▼ 理学療法学科 海外インターンシップ2024      

2025.09.03

理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.2 ~ フランスの理学療法や教育・中国語を学びました!~

理学療法学科では、6回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生19名、教員4名で令和7年9月4日(木)〜10日(火)までの7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、亜洲大学の理学療法学科との交流や英語での講義・プレゼンテーション・レクリエーション、輔仁大学のスポーツ医学センターの視察などが予定されています。出発に向けて事前学習をしている様子を報告します。 フランス・インドネシアの理学療法・教育などについて学ぶ 6月5日(木)にフランスのクレマンス先生、アドリアン先生とインドネシアのプトリ先生に来ていただきました。アドリアン先生にはフランスの教育について、クレマンス先生にはフランスの理学療法士の開業やウィメンズヘルスについてお話していただきました。特に実習期間が長いことが印象的でした。       プトリ先生にはインドネシアの観光地や小児の理学療法についてお話していただきました。たくさんきれいな場所を紹介していただいたのでインドネシアを訪れた際には必ず行きたいなと思いました!   中国語講座 2025年7月3日(木)には中国出身で畿央大学14期生の林先生に中国語講座をしていただきました。 日本語では発音が大切であるように中国語ではアクセントが大切だと教えていただきました。発音が多少違っていてもアクセントがあっていれば通じることに驚きました。   まず、4つのアクセントを教えていただきました。     次に、私たち全員の中国語の名前を一人一人教えていただき、自己紹介の練習を行いました。他にも簡単な日常会話なども教えていただきました。     また、講義終了後にお土産もいただきました!ありがとうございました!   理学療法学科 3回生 藤原 優希 山本 和音 関連記事 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.1 ~ 事前学習開始!タイの学生と交流しました! 理学療法学科 海外インターンシップ2024   TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.100 ~ オープンキャンパスにて「カラダチェックコーナー」を出展! 第15回呼吸・循環リハビリテーション研究大会を開催しました!~健康科学研究科 田平研究室 筋肉かるたで“知識”と“絆”を強化!~ 理学療法学科 2・3回生交流会レポート ~ 中国の理学療法、リハビリテーション事情について~理学療法学科 第15回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」

2025.09.03

理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.3 ~ 英語でのプレゼンテーションを学ぶ!

理学療法学科では、6回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生19名、教員4名で令和7年9月4日(木)〜10日(火)までの7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、亜洲大学の理学療法学科との交流や英語での講義・プレゼンテーション・レクリエーション、輔仁大学のスポーツ医学センターの視察などが予定されています。出発に向けて事前学習をしている様子を報告します。 7月10日(木)と8月26日(火)に、オーストラリア出身のMarianne先生にお越しいただき、私たちが台湾で行う英語プレゼンテーションのレクチャーをしていただきました。     プレゼンをより良くするために、姿勢・表情・発音の大切さを熱意を持ってご指導いただき、多くの学びがありました。繰り返し練習を重ねて、台湾での本番ではその成果をしっかりと発揮できるよう全力で取り組みたいと思います!   今回学んだことを生かして、台湾の現地の方たちに日本の魅力や、理学療法について伝えていけたらと思います。また今回は渡航前最後の講義だったため、最終の確認などを行いました。     これまでの先生方のご指導を糧にし、自信をもって臨めるように取り組んでいきたいと思います! practice  practice practice(^^♪   理学療法学科 3回生 大澄 柊真・山元 滉大 関連記事 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.1 ~ 事前学習開始!タイの学生と交流しました! 理学療法学科 海外インターンシップ 2025 vol.2 ~ フランスの理学療法や教育・中国語を学びました!~ 理学療法学科 海外インターンシップ2024 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.100 ~ オープンキャンパスにて「カラダチェックコーナー」を出展! 第15回呼吸・循環リハビリテーション研究大会を開催しました!~健康科学研究科 田平研究室 筋肉かるたで“知識”と“絆”を強化!~ 理学療法学科 2・3回生交流会レポート ~ 中国の理学療法、リハビリテーション事情について~理学療法学科 第15回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」

2025.09.02

子どもの“書きにくさ”を特性ごとに解明―DCD・ADHD・ASDの違いをタブレットで可視化~ニューロリハビリテーション研究センター

学校生活において運筆・書字スキルは学習の基盤ですが、神経発達症のある子どもたちの多くが書く行為に困難を抱えています。発達性協調運動症(Developmental Coordination Disorder:DCD)、注意欠如多動症(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder:ADHD)、そして自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:ASD)と運筆・書字困難との関連はすでに指摘されていますが、先行研究結果は必ずしも一致しておらず、客観的な指標に基づいた各特性と書く能力との詳細な関連は不明でした。畿央大学大学院博士後期課程の片岡新 氏と信迫悟志 教授らは、診断名で分けるのではなく、各特性の強さに着目する「Dimensional approach(次元的アプローチ)」で解析を行い、デジタル機器で運筆スキルを定量的に評価し、堅牢な書字評価バッテリーで書字スキルを評価することで、特性ごとの運筆および書字運動プロファイルの違いを明らかにすることを目的としました。この研究成果は、Human Movement Science誌(Kinematic and kinetic characteristics of graphomotor skills in children with neurodevelopmental disorders: The impact of DCD, ADHD, and ASD traits)に掲載されています。 本研究のポイント DCD特性が強い子どもほど、描線の正確性(逸脱量)、速度、加速度、ジャーク(動作の滑らかさ)など、多くの運筆指標が悪化することが明らかになった。 ADHD特性が強い場合には、筆圧が強くなり、描線速度も速くなる傾向が認められた。特に曲線や三角波といった複雑な描線条件で顕著であり、一方で直線条件では能力低下との関連は見られなかった。 ASD特性は二面性を示した。すなわち、「注意を細部に向ける特性」が強いと直線課題で速度、加速度、ジャークが悪化する一方、「注意の切り替え能力」が高いと書字スキル(書字流暢性)が向上するという、他の発達特性とは異なる特徴的な結果が得られた。   研究概要 本研究は、DCD、ADHD、ASDと診断された神経発達症の子ども17名(6〜11歳)を対象に、書字スキルおよび運筆スキルと神経発達特性との関連を調べた探索的研究です。書字スキルは Understanding Reading and Writing Skills of Schoolchildren II(URAWSS-II) を用いて「書字流暢性」を測定しました。運筆スキルは TraceCoder®を使用し、直線・正弦波・三角波の3条件(図1)で描線をトレースさせ、基準線からの逸脱量、筆圧、速度、加速度、ジャーク(動作の滑らかさ)、描線面積 の6指標を定量的に測定しました。さらに、神経発達症特性の評価として Developmental Coordination Disorder Questionnaire(DCDQ)、ADHD Rating Scale IV(ADHD-RS)、Autism Spectrum Quotient(AQ) を使用しました。その他の測定項目には、年齢、学年、全検査IQ(FSIQ)、レーヴン色彩マトリシス検査(RCPM)、感覚プロファイル(SSP) を含めました。   図1. Trace coder®を使用した運筆評価   研究内容 本研究では、6~11歳の神経発達症(DCD、ADHD、ASD)の診断を有する児17名を対象に、神経発達症特性と運筆・書字スキルとの関連を検討しました。運筆スキルは、各条件(直線、正弦波、三角波)における基準線からの逸脱量、筆圧、速度、加速度、ジャーク(動作の滑らかさ)、描線面積といった運動学的・運動力学的指標をTraceCoder®により測定し、書字スキルは URAWSS-II によって書字流暢性を評価しました。さらに、知的機能(FSIQ、RCPM)や感覚特性(SSP)も測定項目に含め、相関分析を行いました。 その結果、DCD特性が強い子どもほど、直線・正弦波・三角波といったいずれの描線課題においても、基準線からの逸脱が大きく、速度や加速度、ジャークの安定性が低下するなど、運筆の正確性や滑らかさが一貫して悪化することが示されました(図2、図3)。 一方、ADHD特性が強い場合には、筆圧が強く、描線速度が上がる傾向が認められ、特に複雑な正弦波や三角波課題でその特徴が顕著に現れました(図2,図3)。また、ASD特性については二つの異なる関係が見られました.すなわち,「注意を細部に向ける傾向」が強いと、直線課題における速度や加速度,ジャークが悪化しましたが,「注意の切り替え能力」が高い場合には、逆に書字流暢性(短時間で正確に多くの文字を書ける能力)が向上するというポジティブな効果も確認されました(図2,図3)。   図2.相関ヒートマップ   縦軸に運筆スキル(運筆における運動学的・運動力学的指標)と書字スキル(書字流暢性)を示し、横軸に神経発達症特性(DCD、ADHD、ASD)を示す。 SLC:直線条件、SWC:正弦波条件、TWC:三角波条件   図3. 各神経発達症児の代表的な運筆波形   これらの知見は、書字運動の特性が単なる診断名ではなく、DCD・ADHD・ASDといった発達特性ごとに異なる形で現れることを示しており、子どもの「書きにくさ」に対して、より特性に応じた個別的な評価・支援が重要であることを強調しています。   本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究は、子どもの「書きにくさ」の背景にある多様なメカニズムを解明し、診断カテゴリーではなく特性に応じた評価と支援の必要性を示しました。特に、タブレット端末による定量的評価と URAWSS-II の標準化された書字評価を組み合わせることで、臨床や教育現場において、子どもの課題点を客観的かつ効率的に把握できる方法を提示しました。 さらに、ASD特性に見られた「注意の切り替え能力」と書字流暢性とのポジティブな関連は、書字困難を単なる弱点としてではなく、特性に応じた強みを生かす視点の重要性を示しています。 今後は、より大規模な調査や縦断的研究を通じて、発達に応じた書字スキルの変化や介入効果を検証し、特性に応じた支援プログラムの開発につなげていくことが期待されます。   論文情報 Kataoka S, Nakai A, Nobusako S. Kinematic and kinetic characteristics of graphomotor skills in children with neurodevelopmental disorders: The impact of DCD, ADHD, and ASD traits. Human Movement Science. 2025 Aug 18;103:103388. doi: 10.1016/j.humov.2025.103388. Epub ahead of print. PMID: 40829511.   問い合わせ先 畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程 片岡 新   畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 教授 信迫悟志 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.nobusako@kio.ac.jp

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