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理学療法学科の新着情報一覧

理学療法学科の新着情報一覧

2012.10.02

学会発表でオーストラリアに行ってきました。(理学療法学科福本先生)

少々前ですが、7月19日から3日間、オーストラリアのブリスベンでISEK2012(国際電気生理運動学会)が開催され、参加発表のためにオーストラリアへ行ってきました。   この学会は前回イタリアで行われ、今回で二回目の参加でした。 前回のイタリア大会の時は森岡教授とニューログループの先生方との参加であったため、金魚のフンのように教授にくっついて行動をしておりましたが、今回は大学院生との参加であったため、非常に緊張しました。 私が緊張すると大学院生も皆が緊張してしまうので、事前準備ということで発表前日の夜、ホテルの一室で英語による予演会を行うことにしました。   緊張を解きほぐすためというのが目的でしたが、英語のみと言ったとたん…沈黙…… 少しずつ声が出始め、日本語も交えながら、最終的にはいつもの大学院ゼミのようになり、軽く1時間は超え、全員の顔が変わってきました。 写真はその時の様子ですが、この写真を見た人からは『これはやらせだろぉ~』とよく言われますが、これは正真正銘オーストラリアのホテルでの予演会の様子です。 それぞれが自分の研究をする姿勢まで変わった国際学会でした。 …余談… 学会発表前の緊張を解きほぐすには、ゼミより予演会より・・・地元のお酒が一番有効でした(^_^;) 理学療法学科 准教授 福本貴彦

2012.10.01

理学療法学科 田平先生の2012年欧州呼吸器学会への参加レポート

この度2012年欧州呼吸器学会に参加してきました。学会は、9月1~5日にオーストリア、ウィーンのReed Messe Wienで開催されました。この学会は、呼吸器の医師や医療従事者を対象にした学会では世界最大級であり、呼吸器の基礎から臨床まで幅広い演題の発表がありました。   私は、9/2(日)に”Exercise capacity: from elite athletes to severe impairment”セッションで”Skeletal muscle oxygenation during exercise in patients with chronic respiratory failure”という演題をポスター発表しました。ポスター発表は、ポスターの前に立って、参加者と討論するイメージがあったのですが、この学会ではほとんど(全て?)のセッションで、1演題につき質疑を含めて10分程度の口述発表の時間が設けられていました。事前情報がなかったため、セッションが始まってから口述発表の準備をしたのですが、不十分ながらも何とかプレゼンできたと思っています。   セッションのChairmanは、Romer LM、 Neder JAの2名で、特にNeder氏一派は、COPD患者の骨格筋の酸素動態に関して多数報告しており、私も研究で良く参考にしている研究者でした。私の演題では、近赤外分光法(NIRS)による酸素抽出率やその解釈について、chairmanから「大きな問題がある」と指摘を受けたのですが、承知の上で提示しており、それが本研究の解釈の限界であることを伝えました。またNIRSの指標についても質問がありましたが、脱酸素化ヘモグロビンが最も良い酸素利用の指標であることは明らかでないという点や、Fickの式から考えると組織酸素飽和度がベストの指標であると考えていると伝え、最終的には問題はあるが興味深い演題との評価をもらいました。参加者からは、発表で用いた式の理解が難しいとの質問を受け、ポスターのコピーを用いて手書きで説明しました。その他にも機器のことや、呼吸不全という表現はおかしいとか、沢山の質問やコメントをもらいました。 その他、今回一緒に参加した大学院生(D3有薗さん)や友人の発表、そして興味のある演題を聞きに行き、いくつか質問しました。印象としては、日本の呼吸器学会や体力医学会とレベルの差は感じないのですが、違いはただInternationalであり、討論するにはもっと英語力を付けなければと再認識させられました。いずれにしても、以前参加したWCPTより多くのDiscussionができ、またNeder氏とも意見交換出来て、とても充実した学会になりました。 健康科学部理学療法学科 教授 田平一行

2012.09.27

学生広報スタッフblog vol.35~第2回APTSA-Japanセミナーレポート!

こんにちは!理学療法学科3回生、学生広報スタッフのほーりーです。私は理学療法学科の学生による団体、APTSA-Japan(Asia Physical Therapy Student Association-Japan)の運営委員をしています。2012年8月28・29日に、京都大学国際セミナーハウスで行われた“第2回APTSA-Japanセミナー”に参加してきたのでレポートします! まずは簡単にAPTSAの紹介をしたいと思います。APTSAとは「アジア理学療法学生連盟」の略で、アジア9カ国の理学療法学生による学生主体の団体です。11月にはフィリピンにてThe 3rd APTSA congressの開催が予定されており、APTSA-Japanはそれに向けて準備を進めています。つまり、海外の学生と交流を持つことができる団体なのです!! セミナー参加者:畿央大学(14名)神戸大学(7名)京都大学(2名)大学院生(2名)理学療法士(2名)教員(2名)司会進行役:畿央大学健康科学部理学療法学科 松本大輔先生 海外またはAPTSAに興味のある学生が自主的に参加しているのですが、見て分かる通り畿央生が多くを占めていました! 【APTSAとAPTSA-Japanの紹介】 まずはじめに、松本先生、畿央大学卒業生で現在京都大学大学院生である吉村和也さんからAPTSAの紹介がありました。その後、学生からAPTSA-Japanとして行っている活動の報告を行いました。 アメリカスタディーツアー、タイスタディーツアー、The 3rd APTSA congress、日韓合同カンファレンスへの参加etc…これらの活動は異なった大学間で活動しており、色んなところで様々な人たちが頑張っていることを知ることができました。 【特別講演:フランスの理学療法士とは】 フランスで理学療法士として活躍されている立花先生を講師として招き、フランスの理学療法の歴史、教育、将来についてお話していただきました。初めて聞くフランスの話はとても面白く、日本とフランスの違いを感じることができ勉強となりました。フランスと日本の1番の違いは、やはり「開業権がある」ところです。ほとんどのPTが開業しており地域の身近なところにPTの存在があることで、フランスでのPTの知名度が高いことも初めて知りました。また実習形態も日本とは違うことや国試がないことにも驚きました。国試がない代わりに、実技テストやレポート課題が厳しいようです。その他にも様々な違いを知ることができ、その国の人の特色や背景を知ることでさらに「海外ってすごいなあ」と思いました。だからといって日本がだめだということではなく、その国に合うものが1番いいということも改めて感じました。 【ディスカッション:global healthにおけるこれからのリーダーの発展について】 グループでディスカッションを行い、お互いの理解を深め、自分たちの考え・思いを伝え合いました。APTSA-Japanの運営委員はもちろんですが、運営委員以外の参加者と交流ができたことはとても嬉しかったです。また今回の参加者は海外に行ったことがある人が多く、さまざまな視点でのディスカッションができたのではないかと思います。私も今年の3月にフィリピンへ行き、フィリピンの学生と話をしたり、病院や小児施設を見学してきました。海外を知ることで、今の日本の現状をより感じることができました。また海外の学生はとても向上心があり、日本の外でも頑張っている友達がいると考えると「私も頑張らなくっちゃ!」という気持ちになりました。 今回のセミナーを通して、畿央大学の学生だけでなく他大学の学生やPTとして活躍されている先輩方とたくさん話ができて多くの刺激をいただきました。そして何よりも一緒に頑張っていく仲間が増えたことがとても嬉しかったです。この輪を、もっと広げることができたら、少しでも興味を持つ人が増えたら嬉しいです。これからも様々な活動を行っていく予定ですので、APTSA-Japanをどうぞよろしくお願いします! HP:http://www.aptsaweb.org/index.htmlMail:aptsa-japan@live.jp

2012.09.26

就活レポート~就職活動の現場から~№148

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第148弾! 理学療法学科7期生(13卒) 山田知憲さん 貴島病院本院 勤務   【志望理由】 スポーツ医学に力を入れている病院だったから。そのほかの理由としては、実習先の病院も考えていましたが、幅広い年齢層の患者さんを相手に理学療法士として働きたかったので内定先の病院に決めました。また、自宅から通える距離にあったことも決め手でした。 【就職活動を振り返って】 早いうちにはじめました。そして、本当に悩みました。自分が理学療法士としてなにがしたいのか、しっかりと自分と向き合って決めました。理学療法士を目指したときの高校生のときの気持ちを思い出して、自分はやっぱりスポーツに関わっていきたいと改めて思うようになりました。 【就職活動でPRしたこと】 ・元気さ ・印象の良さ ・就職したいという熱意 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの岡田さんには面接の練習や履歴書・お礼状の添削など様々なことに協力していただきました。また、実習が終わってから就職セミナーなどの授業があったのでそのときの資料もとても参考になりました。就職に対して悩んだときにすぐに相談にいける場所、人がいることはとても強みではないかと思います。特に就職面接の直前の面接練習をしていただいたときには、しっかり指導していただいたことで就職面接に自信をもって挑むことができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職は自分の夢への第一歩ではないかと思います。その夢への第一歩にはたくさん悩んでいいと思います。僕は悩むことで初めて家族・友人などのありがたさに触れることができました。特に自分の夢は家族の夢でもあるので、自分だけで考えて就職を決めることも必要ですが、家族としっかり話し合うことも大切ではないかと思います。特に理学療法学科の人は理学療法士として働くことになりますが、将来自分はどんな理学療法士として働きたいかを早くから考えておくことも大切だと思います。

2012.09.20

就活レポート~就職活動の現場から~№147

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第147弾! 理学療法学科7期生(13卒) 松岡勇祐さん 城山病院 勤務   【志望理由】 僕の理想とするPT像は「患者様の全体像をしっかりと把握でき、将来について一緒に考えられるセラピスト」です。その理想に近づくために、城山病院を選びました。城山病院では急性期と回復期のリハビリを同じ病院内で継続して行っており、患者様の経過をより具体的に把握することが可能であると考えました。これが、城山病院に決めた一番の理由です。 【就職活動を振り返って】 臨床実習に行くまで「自分の理想のPT像」というものが、見えていませんでした。しかし、臨床実習でお世話になったバイザーの先生の姿を見て、「自分もこのようなセラピストになりたい」という想いが具体的になりました。 実習が終わるとすぐに、就職活動のセミナーや病院の合同説明会がありました。病院合同説明会は、畿央大学に病院の先生方が出向いてくださり、病院の説明をしてくださいます。そのときに、各病院のお話を聞けるのですが、一番に惹かれたのが城山病院でした。 病院説明会が終わり、後日すぐに病院見学の申し込みをしました。病院見学では、質問を10個以上考えていました。「せっかく見学に行くのだから、すべて質問してやろう!」「真剣に話を聞いている姿勢を見せよう!」という気持ちで行きました。実際、技師長の先生は優しくて、質問した項目はすべて丁寧に答えてくださいました。やはり、前向きな姿勢は大切なのではないかと思います。 試験日が8月末であったので、かなり早い時期だとは思いましたが、城山病院に決めました。筆記試験もあったのですが、面接練習を中心に行いました。面接練習はキャリアセンターの岡田さんに行ってもらったことで、注意点や自分をPRするべきところもわかるようになりました。試験本番も緊張はしていましたが、自分の思い、自己PRはしっかり言うことができたと思います。 最後に、就職活動を進めていくにあたって大切なことは、「自分の考え・理想を持つこと」、「思い立ったら即行動」だと思います。 【就職活動でPRしたこと】 ・自分の理想の理学療法士像 ・真面目さ、元気よさ(面接の態度で) ・今後、どのような人間になりたいか。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの方々にはとてもお世話になりました。 谷口さんに履歴書やお礼状の添削、送付状の書き方をとても親切に教えてもらいました。また、岡田さんに面接練習を行ってもらって、自分の良いところ、面接での注意点を指摘していただいたので、本番でも指摘された点を充分に発揮できたと思います。 【後輩へのアドバイス、メッセージ】 ・自分の「今」の理学療法士像を考える。 面接でも必ず聞かれることであると思います。就職する病院を想像するときにも必要なことであると思うので、充分に考える必要があると思います。「将来」を考えるのは難しいので、「今」の自分の気持ちに正直になればいいと思います。 ・「思い立ったら即行動」 僕の理想とするPT像がぶれないために、早く病院見学に行って考えようと思っていました。僕は城山病院を含め、2病院しか見学に行ってないです。でも、早く病院見学に行くことによって、より集中して今の自分と向き合えたような気がします。 ・わからなくなったら、キャリアセンターの方々に聞いてみる。 キャリアセンターの方々は、何か質問をするととても親切に教えてくださいます。履歴書の書き方から面接の練習まで、すべて支えてくださいます。とても心強かったです。頼りにするべきだと思います。

2012.09.19

学生広報スタッフblog vol.33~畿央大学・星城大学との理学療法合同合宿!

こんにちは!理学療法学科3回生、学生広報スタッフのほーりーです。初めてのブログを投稿します! 私は理学療法学科の学生による理学療法研究会”SAPS”(Studying About Physical therapy by Students)に所属し、副代表として活動しています。8月25・26日に愛知県の星城大学との合同合宿に行ってきましたのでレポートします☆ 場所は三重県志摩市にある「橘」という旅館を貸切にして行われました。私たちSAPSと、星城大学リハビリテーション学部理学療法専攻・作業療法専攻の学生による“機能形態部”の合同合宿は、今年で5回目を迎えます。今年の幹事は畿央大学2回生諸橋くんと糸川さん。参加者はSAPSより顧問である金子先生をはじめ学生・OB合わせて39名、星城大学より渡邊先生、田邉先生、学生合わせて30名の70名近くの人が集まりました。 旅館にて合流した後、自己紹介から始まりました!今年は交流をメインに企画しており、紙に自分の好きなもの・アピールポイントを書いてグループ内でそれを相手に伝えることで、人見知りする学生でも話しやすいように工夫されていました。ここでぐんと大学間の距離が縮まりました!! 夜はBBQを行い、学年・学校関係なくグループとなり交流を深め、また先生方と普段出来ないような深い話をしている人もいました。  続いて2日目です。それぞれの部活内で行われている活動報告、ディスカッションが行われました。ディスカッションのテーマは「患者さんの笑顔・セラピストの笑顔がリハビリにおいてどんな効果をもたらすか」です。グループに分かれて話し合いをした後、グループの代表者が出た意見を発表しました。1日目で仲良くなることが出来たため、ディスカッションも発言が多かったように思います。また様々な学年の意見を聞くことはとても刺激を受け、畿央大学にはない作業療法学科の人の意見を聞くことができてすごく嬉しかったです。 最後には金子先生・渡邊先生の専門分野である生理学的な視点からのテーマに関するお話を聞きました。私たちは1回生でしか金子先生の授業がないため、3回生である私は懐かしく思うと同時に「聞き逃せない!」と必死でメモを取っていました(笑)“笑顔”という身近なものについて誰かと意見交換をすることは、1回生にも分かりやすかったようで、「初めてのディスカッションが楽しかった」という声も聞くことができ嬉しかったです。学校で学ぶ知識とは違い、こういった場でしか出来ない大切なことを考えることができたのではないかと感じました。 お別れの時には「来年また会おう!」と約束し、最後まで手を振りバスを見送ってもらいました。たった2日間と短い時間でしたが、今までで1番仲良くなることができた合宿だったのではないかと思います!!このつながりを大切にし、これからもお互いを刺激しあうような関係を築いていけたらいいなと感じました。今年の畿央大学・星城大学による合同合宿も最高でした!!! ▼畿央大学健康科学部 学部長 SAPS顧問 金子先生より「5年前まで私が星城大学におりましたご縁で、両大学のクラブ間の交流が始まってすでに5回目を迎えました。リハビリテーションという同じ分野に進む両校の学生間で交流を深め、意見交換をすることは、視野を広め、互いに励みあう上で大変有意義な行事になっています。そんなきっかけを作ることが出来たことを大変嬉しく思っております。以前は、同行した教員のセミナーなどもありましたが、昨年来、100%学生主導で会が企画運営されています。こうした交流が卒業後の彼らの活動に役立つことを願っております。」 左からOBの諸麦さん、金子先生、OBの筆保さん

2012.09.14

2012年10月14日(日)平成24年度ふれあい・いきいき祭~橿原市健康と社会福祉の祭典~に協賛・参加します。

橿原市の「健康と社会福祉」をテーマにした総合イベント! 10月14日(日)に、橿原市と橿原市社会福祉協議会が主催する「ふれあい・いきいき祭り」が開催されます。「健康と社会福祉に関する諸情報を提供することにより、市民に対する健康づくりおよび社会福祉の啓発を行い、乳幼児から高齢者までの生涯にわたる健康と地域福祉を推進する」(実施要領より)ことを目的に、かしはら万葉ホールにおいて昨年度から行われている多彩なイベントです。 畿央大学は2011年から協賛するとともに、理学療法学科(瓜谷大輔先生)および健康栄養学科(浅野恭代先生)の教員・学生が参加しています。第2回目となる今年は、2012(平成24)年10月14日(日)10時から15時まで、かしはら万葉ホール1階~5階と周辺地域において開催されます。   日時  平成24年10月14日(日)10時~15時   場所  かしはら万葉ホール(畿央大学は4階、なるほど!健康のフロアに出展)   出展内容  「運動・食事・健診いきいきライフサポート」理学療法学科では運動機能測定(身長・体重・握力・足趾握力、膝伸展筋力、長座体前屈、垂直跳び、立ち上がり歩行テスト、ファンクショナルリーチテスト)、健康栄養学科ではアンチエイジングフード(テンペ)試食、貧血チェック、肌水分チェックなど、本学ならではの健康度チェックを行います。   広い万葉ホールのほぼ全館を使って、健康と社会福祉に関する多彩なイベントですので、お近くの方はぜひお越しください。  

2012.09.05

2012年卒543大学就職率ランキング関西2位!~読売新聞社「就職に強い大学2013」より~

2012年7月に読売新聞社より発行された「就職に強い大学2013」の543大学就職率ランキングにおいて就職者数が300人以上の国公私立大学の中で…     畿央大学が関西2位(全国26位)にランクインしました! また同誌の学部別ランキングでも教育学部が関西1位(全国6位)に入っています! 景気の低迷、産業・社会構造の変化に伴い、長期的な就職難が続いております。 そういった中でも学生の「熱意」とそれに応える教職員の「サポート」が高い就職率を達成しているのだと思います。 現4回生は2カ月遅れの12月より就職活動を開始するなど新たな試練があり、苦戦を強いられています。しかし、畿央大学では就職支援の総合窓口「キャリアセンター」、教員をめざす学生を支援する「教職支援センター」、今年度より開設された国家試験合格と公務員をめざす「スタディーサポートセンター」、この3つのセンターが学生のめざす進路に合わせて細かく支援する体制をとっています。     畿央大学は開学10年の大学ですが「就職に強い大学」を伝統とできるよう 今後も支援して参ります!

2012.09.02

学生広報スタッフblog vol.31~「チーム医療ふれあい実習」レポート!

こんにちは。 看護医療学科1回生の、きーさんです! 今回は、8月20日~24日の日程で行われた「チーム医療ふれあい実習」について紹介してみたいと思います。 この実習は、健康科学部の学生が学科の枠を超えたグループ編成により、実際にチーム医療が実践されている医療現場を見学し、チーム医療を担う専門職としての資質および態度の涵養を目指す事を目的に行われているものです。 きーさんの実習先は市立奈良病院。 公設民営の病院で、へき地医療拠点病院として、へき地医療を担うとともに、急性期診療にも力を入れています。 ▲市立奈良病院外観                                   ▲実習グループ3班   実習生は、看護医療・理学療法・健康栄養の各学科から合計24名。 うち、きーさんは4階病棟(消化器内科・小児科・耳鼻科)で実習を受ける事になりました。 小児科があるフロアだけに、壁にかわいい動物の絵が貼ってあったりして、工夫が見られました。 これは、フロアに常駐している保育士さんが作ったもので、入院患者には様々な職種がかかわっているのだなと実感しました。 他にも、患者様がリハビリに向かう際には看護師と理学療法士との間で引き継ぎが行われていましたし、抗がん剤治療を受けていた患者様が退院する際には、退院指導を実施するため化学療法室との間で業務の連携が取られていました。 また、看護師同士でも固定チームナーシングという方式を採り、担当する患者様にチームで対応。 授業で学習した「チーム医療」の、実践の様子を知る事ができ、とても有意義な実習となりました。 患者様とお話をする時間も頂きました。看護師は患者様とのコミュニケーションを円滑に取らねばならない職種。授業でコミュニケーションについて学んではいましたが、実際に患者様と話す時にうまく出来るか不安もありました。話題が無くなって会話が途切れたりしそうにもなりましたが、逆に患者様の方から話題を振って頂いたりして、気を遣わせてしまったかなと少し後悔。 場数を踏んで練習し、もっと円滑に出来るよう更に頑張ります! 指導担当の看護師さんから教わったコミュニケーション上の留意点は、笑顔でいる事、目線を合わせて話す事、身体に触れるタッチングをする事、不安を聞く事、処置の際に声掛けする事等です。看護師は医師と患者の仲介をするという心構えを持つように教わりました。 3日間にわたる病院での実習。 ここで学んだ事を活かし、素晴らしい医療者になれるよう今後も頑張ります! 病院職員の皆様、患者様、その他ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました!! ▲カンファレンス準備の様子                 ▲立つ鳥跡を濁さず。気合いを入れてお掃除! 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html

2012.08.30

チーム医療ふれあい実習レポート2 <理学療法学科>

私は3日間「チーム医療ふれあい実習」として奈良県立三室病院に行き、そこでたくさんことを学ばせてもらいました。特に人間関係の重要性について、単に患者さんと医療従事者との間だけでなく、医療従事者同士の人間関係も同様に大切であるということを改めて感じました。 他の職種の人と仕事を共にするとなると、やはり意見が対立することもあり、それぞれが専門職としてのプライドもあるので、自分と反対の意見を聞き入れることはなかなか難しいものです。でも、それをすることはチーム医療を実行するにあたって、とても大切であるということ、また日頃から積極的に人と会話し、できるだけ多くの人とコミュニケーションをとり、他人をよく観察することで、相手の変化にもいち早く気付くことができ、良い医療を行うために必要な非言語的コミュニケーション能力や人間性が磨かれていくということを、実際の現場に立たれている看護師さんから教わりました。 もう一つこの実習でとても印象深かったことがあります。それは、ここにいるどの職種の方も本当に患者さんを第一に思って医療を行っているということです。患者中心の医療が重視されていて、たとえば院内を歩く時でも、患者さんが通りやすいように医療者側は先に患者さんが通る道を予測し道を確保してあげる、といった直接医療と関わりのない場面であっても、常に患者さんを最優先していることがわかりました。実際の医療の現場でも、外来の診察で来られた患者さんに対して医師は今後の治療法を一方的に進めるのではなくて、他にどのような治療法があって、それぞれの治療法がどのような効果があって、どのくらいの期間がかかるかなどを詳しく説明した上で患者さんに選択してもらっていました。あくまでも医師は治療法を提示するだけで、最終的に判断を下すのは患者さんだということを実際に見て学びました。 私はこの実習でたくさんのことを学びましたが、それをただ学んだだけのものにしておくのではなく、自分のものにして今後に活かしていこうと思っています。この実習を終えて理学療法士になりたいという思いやモチベーションもさらに高まりました。このような学びを得る機会を与えてくださり様々なサポートをしてくださった畿央大学の教員の方々、実習を受け入れてくださりたくさんのことを学ばせてくださった奈良県立三室病院の方々に私たちは心から感謝しています。この感謝の気持ちを忘れずに、4年間しっかり勉学に励み、今後の学校生活を有意義に過ごして行きたいと思います。 理学療法学科1回生 藤井公貴 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html

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