SNS
資料
請求
問合せ

理学療法学科の新着情報一覧

理学療法学科の新着情報一覧

2010.12.10

就活レポート~就職活動の現場から~No.85

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第85弾!       理学療法学科5期生(11年卒) 渡邊 仁志さん 兵庫 西宮渡辺病院 勤務         【その病院施設に決めた理由】 実習中整形外科の患者様を多く診させていただいて、内定先病院が整形外科疾患を多く診れる環境であること、心リハを行っている施設と同じ系列で機会があれば移動も可能であること。訪問や老健施設の設置などを予定しており、様々な経験が可能であること。     【就職活動を振り返って】 もっと見学に行くべきだったなと思った。小論や面接など、少々下手でも熱意があればなんとかなること。自分のペースを崩さないこと。   【就職活動でPRしたポイント】 この病院で働きたいという気持ち。面接時、自分のことばかり答えている人もいるが、患者様あってのセラピストという観点で面接者の質問に答えた。5年後、10年後のビジョンを持って面接に望めば、ただ頑張るだけじゃないことを見せられるのでは?   【畿央大学キャリアセンターについて】 行きたい病院の条件を絞り、調べたほうが選びやすい。求人が来た病院の案内を別のところに置いてくれるとありがたいと思う。面接の練習など、1度やっているのとやっていないとのでは大違いだった。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 大学生活、あっという間ですが、自身を持って趣味・生きがいと言えるものを見つけること!それが面接時、最後のアピールとなりました。仕事以外に趣味をしっかり持っている人は要領良くこなすと判断されるみたいです。勉強、バイト・・・学生生活もいろいろ忙しいけど、学生生活しか無茶できないと思うので、少々しんどくても遊ぶ!!誘いは断らない!!フットワーク軽く飛び回る!!を実行できると後々色々な場面でいいことがありました。時間が無いと常に考えるのは心のゆとりが無い象徴だと思うので、時間は無いのではなく作る。忙しいのを楽しむ。これが大事だと思います。したいことはしたいときに、食べたいものは食べたいうちに、やるべきことはやるべきときにすれば楽しい大学生活になるんじゃないかな?と思います。全力で楽しんでください!!!

2010.12.04

就活レポート~就職活動の現場から~No.79

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第79弾!   理学療法学科5期生(11年卒) 河西 美佐さん 大阪 みどりヶ丘病院 勤務     【その病院施設に決めた理由】 急性期から在宅までローテーションにより経験でき、偏らず多くの症例をみることが出来るから。また、勉強会を熱心にしており、知識・技術を身に付け、専門性を追求していけると思ったので決めました。   【就職活動を振り返って】 自分が本当に希望する病院を見つけることが大変でした。いくつか病院見学に行く中で、それぞれの病院の雰囲気や特徴があり、自分が納得する病院を見つけることが出来てよかったです。就職面接前に友達に面接の練習をしてもらい、改めて友達の優しさ、温かさを感じました。面接練習の中で、社会人としてのマナーも少し学べたのでよかったです。 【就職活動でPRしたポイント】 ・バスケットボール部のキャプテンをしていたこと ・いつも笑顔でいること ・自転車で五位堂から友人と博多や有馬温泉に行ったこと ・何事も最後まで諦めずにやり遂げること ・就職してどの配属になっても自分が出来ることを精一杯頑張ること 【畿央大学キャリアセンターについて】 履歴書の添削をしていただきました。また、就職試験前に個人面接の練習をしていただき、グループディスカッションのポイントも教えていただきました。就職活動で分からないことがあれば、気軽に相談でき、アドバイスしていただけ、心から感謝しています。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動については、それぞれの病院によって特徴があるので、1つではなくいくつか病院を見学してから選択した方がいいと思います。自分の中で条件があり、妥協しなければいけない場合もあると思いますが、まわりが就職が決まってきても、諦めずに自分が納得がいく就職活動をしてください。就職活動や病院について分からないことがあれば、先輩の話を聞いたり、アドバイスしてもらうこともすごく参考になると思います。 大学の勉強ももちろん大切ですが、いろんなことを経験することで話題が広がり、就職活動時でも自分のPRの1つになると思うので、大学生活の時間があるときにいろんなことにチャレンジして大学生活を楽しんでください。応援しています!!

2010.12.03

就活レポート~就職活動の現場から~No.78

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第78弾!   理学療法学科5期生(11年卒) 伊達 美彩子さん 大阪 府中病院 勤務     【その病院施設に決めた理由】 評価実習の実習先でした。その際に、患者さまがリハビリの時間以外にも、看護師や介護士の方々と動作訓練を病棟で行っている場面を何度も拝見しました。回復期リハ病棟で実際にチーム医療が実践されていることに感銘を受けました。また、総合病院であり、急性期病棟もあるので、多様な疾患・病期の患者さまのリハビリを経験・勉強できるのではないかとも考えました。先生方もとても指導熱心な方が多く、自分の理学療法士としてのスキルをここなら高めることができるのではないかと考えたのも、この病院に決めた決め手の一つです。   【就職活動を振り返って】 私は、実習中に「この病院に絶対就職したい!」と強く思っていたので、病院見学にはほとんど行きませんでした。実習が終わり、なかなか就職活動に切り替えることが出来ていない中、その病院からの求人票が届いていました。求人票を見て、一気にやる気になりました。さっそく、履歴書の作成・筆記試験の勉強に取り掛かりました。卒業研究のデータ取りと並行して試験対策も行ったので、とてもバタバタしました。筆記試験も難易度が高く、勉強中に何度も諦めそうになりましたが、「この病院で絶対働きたい!」という思いが強く、やり遂げることができました。あのとき、挫折せず努力して本当によかったです。 【就職活動でPRしたポイント】 私のアピールした点は、明るさ・積極性・チームをまとめる力の3点です。それぞれの長所をどのように生かしていこうと思っているのか(自分ならではの視点・方法)についてアピールしました。具体的には、クラブ活動(部長をしていました)・クラス委員のエピソードを通じて、自分のチームをまとめる力をアピールしました。そして、チームをまとめる力は、チーム医療の中で必ず役立つと考えていることを伝えました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 岡田さんには、履歴書の添削や、面接の練習を行っていただき本当に感謝しています。履歴書は、自分ではまとまって書けたつもりでも、添削していただくとわかりにくいところや文章が一貫していないところなどたくさん見つけることができました。面接の練習で指導していただいたことを思い出し、リラックスした本番に臨むことができました。また、本番は個人面接だったのですが、キャリアセンターのグループ面接に参加したことも本当に役立ったと思っています。グループで練習することで、周りの人のいいところ・悪いところを見ることができ、自分はどのようにすればいいのかを考えることができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動は、短期決戦だと思います。実習が終わってすぐに就職活動に切り替えることは難しいと思いますが、自分の行きたい病院があるなら、すぐに動き出しましょう。自分のやりたいことがはっきりしていなくても、とにかくたくさんの病院に見学に行き、自分の視野を広げ、やりたいことを探しましょう。自分から積極的に動くことが大切だと思います。1・2回生は、勉強だけでなく、遊び・クラブ活動・バイトなどでできるだけたくさんの経験を積んだほうがいいと思います。学生時代に「これは、がんばった」と言えることを見つけていってください。

2010.11.25

2011年1月22日(土)畿央大学 理学療法特別講演会のご案内

循環器疾患のリハビリテーションの分野でご活躍されています姫路獨協大学の泉唯史先生をお招きして、心疾患を合併した症例に対するリハビリテーションについてお話頂きます。この特別講演会は、畿央大学卒業生に向けてリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)を兼ねて行います。なお本講演は専門的な内容になりますので、医療関係者を対象に一般公開させて頂きます。 日時 2011(平成23)年1月22日(土)13:30受付   14:00~16:00 会場 畿央大学 冬木記念ホール→交通アクセスはこちらをご覧ください。近鉄大阪線「五位堂」駅下車 ※公共交通機関をご利用ください。 テーマ 心疾患を合併した患者に対するリハビリの注意点 講師 泉 唯史(いずみ ただふみ) 氏(姫路獨協大学医療保健学部理学療法学科 教授) 講師略歴および講演内容 泉唯史先生の専門は、循環器疾患のリハビリテーションであり、日本心臓リハビリテーション学会の評議員をされています。また、臨床及び教育経験の豊富な先生でもあります。著書には、理学療法ハンドブック(改定第3版)「循環器疾患・障害に対する評価の進め方」、協同医書出版社。レクリエーション改訂第2版-社会参加を促す治療的レクリエーション「虚血性心疾患」、三輪書店。臨床実習フィールドガイド「急性心筋梗塞」、南江堂など著書も多数あります。ご講演は、循環器疾患の基本的な病態生理からリスク管理までお話頂く予定です。具体的には、心疾患に対するリハビリテーションとしてより、臨床上良く遭遇する合併症としての心疾患(特に心不全)をどのようにリスクマネージメントしていくかという点を中心にご講義頂けるようお願いしております。 受講料 1,000円(当日受付でお支払いください。)   申込方法 参加を希望される医療関係者の方は2011年1月17日(月)必着にて、下記1~6の内容をE-mail、はがき、FAXのいずれかでお申し込みください。受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。   1. 氏名2. 氏名ふりがな3. 住所(郵便番号から)4. 電話番号5. メールアドレス(お持ちの方)6. 所属先(団体名、病院名等)   宛先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2畿央大学 企画部 理学療法特別講演会係E-mail:kikaku@kio.ac.jpFAX : 0745-54-1600   お問い合わせ TEL:0745-54-1601(担当:水野、増田)   ※本学卒業生の方々には、別途ご案内していますので、上記方法でのお申し込みは不要です。 ※公共交通機関を利用してご参加ください。

2010.11.16

就活レポート~就職活動の現場から~No.71

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第71弾!   理学療法学科5期生(11年卒) 加藤 翼さん 藤田保健衛生大学病院 勤務     【その病院施設に決めた理由】 緩和ケア病棟をもっている大学病院であったことが、1番の決め手でした。PTとして緩和ケアに関わっていけたらなという気持ちが以前からあり、病院見学の際に、5年程度で付属3病院での転勤を積極的に斡旋しているとのことでした。付属の3病院はそれぞれ担当疾患・病期に特徴があり、超急性期~回復期、退院後の外来まで、様々な疾患の患者様に対応できるよう、勉強していけるところに魅力を感じました。   【就職活動を振り返って】 就職活動は、PTになろうと思ったきっかけを思い出し、今後どんなPTになりたいか考えるいい機会になりました。初めは履歴書、面接のために自己分析を始めたんですが、自分がこれから何をしていきたいのか、以前より少し具体的になったと思います。また、苦労したことはクラブ活動との両立でした。公式戦シーズン前で、夏合宿や練習と、病院見学や採用試験対策を並行して行っていくのは少ししんどかったです。 【就職活動でPRしたポイント】 クラブ活動で苦労したこと、実績を交えてアピールしました。特に、立ち上げたクラブの運営や後輩の指導を通して、後続の指導・牽引をしていきたいという気持ちや、そのための実行力を伝えました。面接の際にも、自分のストレス耐性や対処法としてクラブ活動をアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 採用試験のシーズンが早まっていることを教えて頂き、就職活動を早めに始めることがでたのが、今回の内定に繋がったと思います。岡田さんには、休日にもメールなどで対応して頂いて本当に有難かったです。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 病院実習後、遊びたい気持ちでいっぱいになると思いますが、その中で少しだけ優先して、早めに病院見学に行くのは大切なのかなと思いました。 実習が秋まである養成校も多いようなので、行きたいと思える病院が見つかって、早めに採用試験を受けられたらラッキーだと思います。 僕も他の病院にも、もっと見学に行っておけばよかったな~と思いました。 卒業研究、就職活動、国試対策、クラブ活動、遊び...実習後、やることがたくさん出てくると思いますので、スケジューリングを大切にして、病院とのいいご縁を見つけられるように頑張ってください。

2010.11.09

大和高田・橿原・葛城ものづくりメッセ2010に出展しました。

畿央大学は、地域社会・産業界・行政機関等学外の諸機関・団体との連携を社会的使命としてとらえ、“健康科学研究所”および“地域連携センター”を中心に組織的・総合的に取り組み、かつ積極的に推進しています。奈良県中南和地域の産業の活性化を図るため、発展意欲の高い事業者が交流を通じてネットワークを構築し、ものづくり技術の向上を図る機会作りとして、各社の技術・製品を一堂に集めた「ものづくりメッセ2010」(2010年11月6日~7日、於:奈良県産業会館)に出展しました。   もっとも人の出入りの多い近鉄大阪線高田駅・オークタウン側入口すぐの絶好のコーナーでの展示で、多数の来場者の目を惹きつけました。 畿央大学の教員と学生らが産学官連携事業として行っているほんの一部しかご披露できませんでしたが、「畿央大学って、こんなこともやっているの!」「どの学科の学生たちもいろんなことに参画しているんですね」という感嘆の言葉をいただきました。   【万葉人からの贈り物プロジェクト】 健康栄養学科浅野先生・薗田先生らによる産学官連携成果 橿原商工会議所と本学健康栄養学科および人間環境デザイン学科の教授陣・学生とのコラボで今年2月から取り組んできた、地元橿原の新しい食のみやげもの創作プロジェクトで産まれたのが、本葛ボーロ“千の香り”です。この日森下市長の名代として来賓出席された植田育宏橿原市副市長も新商品を持ってご満悦。(右写真)8日には森下豊橿原市長を訪ね正式に報告します。また11月13日~14日には近鉄百貨店橿原店うまいもん市で販売デビューします。 【大淀町番茶事業活性化支援プロジェクト】 健康栄養学科岩城先生・喜多先生らによる産学連携成果 大淀町商工会と連携し、大淀名産番茶の成分分析、新レシピ開発を行っています。畿央大学のいろいろな測定機器(高速液体クロマトグラフ:栄養成分や添加物、レオメータ:粘りや柔らかさ、マイクロプレートリーダー:抗酸化性物質量、におい識別装置:においセンサーなど)を使って大淀町中増番茶の特性を調べマーケティングに活かすとともに、その特性にあった茶がゆやリゾットをはじめとする新メニュー開発支援によって、大淀町経済の活性化を模索しています。   【桜井三輪町の古民家再生プロジェクト】 人間環境デザイン学科三井田先生らによる産学官連携成果   【転倒予防、速く走れる靴下など地元広陵町靴下メーカー支援プロジェクト】 理学療法学科庄本先生・福本先生らによる産学連携成果   【自然物を使った染め物体験教室】 人間環境デザイン学科村田先生らによる地域密着成果   パネルや実際の成果物展示によって、来場者のみなさんに広く知っていただきました。 以下、会場の様子を紹介します。     今年で第4回目を迎えた「ものづくりメッセ」は、単なるものづくりではなく“売れるものづくり”を標榜しています。そのためには消費者、来場者の声をものづくりに反映させようと、各ブーススタンプラリーによる景品抽選(フードコート券)、各社アンケート、順路・動線の徹底が図られました。また、販売実習体験のため高田商業高校の生徒らに各ブースで働いてもらったり、定期的にハモネスクラブ員がアカペラで歌うなど若い力を存分に発揮させていました。せんとくんも来場し、企業ブース、フードピア、体験コーナーも一段と工夫・充実し今までにない盛り上がりを見せていました。

2010.11.01

就活レポート~就職活動の現場から~No.70

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第70弾! 理学療法学科5期生(11年卒) 貴島 みのりさん 石切生喜病院 勤務   【その病院施設に決めた理由】 病院見学の際、部長の「在宅復帰率は決して高いほうではない。でもそれは重症患者の受け入れも行っているから。」という言葉に感銘を受けました。私の理想とするノーマライゼーションという考えと一致していると感じました。また法人採用ということだったので、法人が持っている3つの病院に勤務することができ、より広い人間関係、視野を持てるのではないかと思ったのでここに決めました。   【就職活動を振り返って】 実習が7月末に終わり、実習後すぐは就職活動はまだ先の話と思っていたのですが、学校で行われた病院合同説明会に参加し、キャリアセミナーなど講義を受け、今年は早まる傾向にあると言われ、実際に動き出そうという気に駆り立てられました。早速病院見学に行き、私の受けた病院は試験日がとても早かったので、急いで履歴書に取り掛かりました。しかし、郵送では間に合わないと気づき、病院からは「遅れてもいい」と言われましたが、誠意を伝えるため完成したばかりの履歴書を直接病院まで届けにいきました。途中で「もう間に合わない...諦めようかな。」とも思いましたが、ここで諦めたら後悔するだろうなと志気を高めて完成させました。 【就職活動でPRしたポイント】 学生生活において頑張ったことです。具体的には部活動のこと、遊びのことなど。直接理学療法にかかわることでなくても、自分らしさ、自分の特徴をアピールできるポイントをしっかり伝えました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書や論作文の添削、面接指導など細やかな指導はもちろんのこと、試験前日の不安などの相談も聞いてくださり、アドバイスをいただけるので、自分が今どの様な状況にあるのかしっかり報告・連絡・相談をすべきです。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動に関しては、自己分析をしっかりしてください。私は実習後1カ月もたたないうちに就職活動を終えたのですが、決して適当に選んだわけではなく、自分の性格(色々見ると悩みすぎる、そこと決めたら後悔せず全力で取り組む)を知っていたので、決めることができたと思います。まずは自分と向き合うことが大切です。そして色々なことを経験しておくのが良いです。どんなことでも人生の肥やしになりますし、就職活動においても自分のエピソードとして話をすることができます。 先生や先輩にもたくさん相談してください。たくさんのアドバイスをくれますし、応援もしてくださいます! 今を精一杯楽しんで後悔のないようにしてください(^u^)/

2010.10.06

就活レポート~就職活動の現場から~No.68

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第68弾!   理学療法学科5期生(11年卒) 太田 武志さん 石切生喜病院 勤務     【その病院施設に決めた理由】  法人(施設)が掲げられている理念に共感しました。「愛情・信頼・奉仕」の理念を基に、患者様と接するときは思いやりの心を忘れず「生きる喜び」を分かちあることをモットにしておられ、患者様と理学療法士が一緒に同じ目標に向かってリハビリをしているところに惹かれました。私も、患者様と「生きる喜び」を共感するために努力していきたいと思ったのが、この法人に決めた理由です。   【就職活動を振り返って】  実習が終わるまでは就職についてほとんど考えたことはなく、大学生活を満喫していただけでした。しかし、実習が終わり、学校側から就職活動についてのセミナーやマナーセミナーなどが開催されるうちに、自分の中で就職活動が徐々に始まっていきました。そして、実習が終わってすぐに開催された「病院合同説明会」にこの法人が説明に来られていたので、説明を聞かせていただき、見学に行くことを決めました。そして、上記の理由で受験することを決めました。 結局、見学に行った病院は一つでしたが、自分がここと決めたら挑戦する気持ちを持って受験しました。他にいい病院はないのか?と悩むときもありました。でも、病院見学やいろんな人からアドバイスをもらううちに、悩むこともなくなりました。今では、まったく後悔することなく、来春から理学療法士として働けることが楽しみでしかたありません。 【就職活動でPRした点】  志望動機を精一杯伝えました。 試験は、面接と小論文でしたが、特に面接を頑張って好印象を与えられたと思います。面接中はリラックスして笑顔で頑張りました。 【キャリヤセンターと就職サポートについて】  就職セミナーやマナーセミナーなどを開講してくださるので、履歴書の書き方や面接でのマナーなどは非常に助かりました。また、学生の相談にも親身になって対応してくださるなど、心の支えにもなってくださりました。感謝しています。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】  就職活動は早く始めて、早く終わらせるのが良いと思いますが、自分が納得いくまで病院見学に何施設も行って、最終的にここだ!という病院に就職できると良いと思います。そのためには、自分から積極的にキャリヤセンターに足を運ぶことや、病院を調べることが重要です。良い病院を探して積極的に見学に行くことをお勧めします。そして、来春から自分がここで働くんだというイメージができればより良いでしょう。でも今は、目の前のこと(テストや実習や遊び)を精一杯頑張って、また実習が終わってから就職活動を始めればいいと思います。これからも畿央生として頑張っていきましょう。

2010.09.21

畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(応用編)を開講しました。

2010(平成22)年9月11日(土)、12日(日)、「平成22年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー 応用編」が開講されました。7月24日、25日の基礎編に続くものとして、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を中心に全国から約200名の方が受講され、脳科学(Brain Science)とそれを基盤にしたリハビリテーション介入であるニューロリハビリテーションへの応用の取組みが期待されています。   ほとんどの受講者は7月の基礎編参加者であるため、前回とは趣きを変えて、冬木記念ホールというすり鉢状の講演会場で講義を聴く形式としました。今回の応用編では、基礎編のような局在機能ではなく、ヒトの行動や思考についての脳機能を神経ネットワークの視点から考えるという高度な講義内容でした。基本的な内容から最新の知見をはじめ臨床的な症例を交えながらわかりやすく説明しました。 時計台の左の冬木ホールが今回の会場 受付風景(東北~九州の全国から約200名) 森岡周教授による開講のご挨拶 講義ホールの大画面を見ながら受講 ニューロリハビリテーションセミナー応用編の講義テーマおよび講師陣等は、以下のとおりでした。   (1日目) 1.感覚情報処理機構  森岡 周 2.上肢運動制御の脳内機構  谷口 博 3.姿勢・歩行制御の脳内機構  冷水 誠   テーブル討議     懇親会     (2日目) 4.運動学習の脳内機構 冷水 誠 5.情動とコミュニケーションの脳内機構 信迫 悟志 6.思考と記憶の脳内機構  前岡 浩 7.運動イメージとミラーニューロンシステム 松尾 篤   質疑応答     このセミナーでは大学の授業と同じ1コマ90分としていますが、講師陣はできるだけ多くの知見の紹介に心掛けており、基礎編(174頁)、応用編(256頁)のテキスト資料編纂には多大な労力をかけています。単なる神経疾患のリハビリ(Neurologic rehabilitation)ではなく、Neurologyはもちろん、Neuroscience的知見の臨床応用をめざす点において重要だからです。したがって、Neuro-rehabilitationの研究を推進するためには、リハビリ医学、理学療法学、作業療法学、言語療法学、神経内科学だけでなく、解剖学、神経生理学、バイオメカニクス、心理学、計算論的神経科学、などの学際的な知恵を結集する必要があるからです。そして、畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー次回12月の「臨床編」は、リハビリの現場で働くみなさま方に一筋の光をご提供できるのではないかと考えています。

2010.09.06

学習への意欲につながった「チーム医療ふれあい実習」

 理学療法・看護医療・健康栄養学科のコラポレーション科目「チーム医療ふれあい実習」が、去る8月23日から27日の5日間実施されました。  1日目は、学内で実習の目標や課題発表、オリエンテーション等、2日目から3日間は、8施設9病院に分かれて施設実習、最後の1日は、各施設から多数の指導者にご参加いただき、施設ごとの学びを共有する場として実践発表会を行いました。    27日の実践発表会の運営は学生主体で進行し、3日間の学びをどのように表現して伝えたらよいかを考えた資料を作成し、発表にも工夫があり、短時間で精一杯頑張った素晴らしい発表となりました。また、施設でご指導いただいた方々にご同席いただき、自分たちの発表を聞いていただけたことは、学生にとっては何よりの励みと学びの確認の機会となったと思います。      今年は、3回目の実践発表会となりましたが、学生の発表は、実際に体験して分かることのすばらしさや、他の専門職を理解し連携することからよい医療が始まるということを学生自身が実感したということに集約されます。指導者のコメントでは、将来につながる目標ができたこと、医療の現場を具体的にイメージできたことや、同世代以外の人とのコミュニケーションが苦手と言われる学生が、どのように関わったら、その人の生活を支えることになるかを考え、前向きに取り組んでいる姿に涙した、と発言してくださった方もいて、学生は、この実習に一生懸命取り組み、体験を通して多くのことを学び、これから学ぶ専門の学習への意欲につながる実習となりました。  ご指導いただいた実習施設の皆さんの暖かいご指導ご協力に心より感謝申し上げます。

1 109 110 111 112 113 116