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理学療法学科の新着情報一覧

2013年の理学療法学科の新着情報一覧

2013.09.04

学生広報スタッフBlog vol.89~理学療法学科シンポジウムレポート!

学生広報スタッフ、理学療法学科4回生の山野です。   8月24日(土)に開催された理学療法学科の開学10周年記念事業に参加しました。在学生に加えて1期生から7期生の卒業された先輩方、総勢300人以上が冬木記念ホールに集まりました。       午前の部では、松田輝先生による「プロフェッショナルとしての理学療法士への処方箋」の基調講演がありました。臓器移植に対する理学療法の重要性、他職種連携、生涯教育などの内容で、大変興味深く考えさせられる講演会でした。最後は、畿央大学の建学の精神である「知・徳・美」の融合がプロフェッショナルへの道である、と締めていただきました。   お昼休憩、卒業生は食堂にて懇親会が行われました。(私は参加していませんが、、、) ▼親睦会の様子はこちらから!  開学10周年記念 理学療法特別講演会を開催しました。      午後の部では、「理学療法士として道を拓く」というテーマでのシンポジウムが行われました。       司会は三ツ川拓治さん(1期生、西大和リハビリテ−ション病院)、シンポジストは、千賀恵さん(1期生、喜馬病院)、吉田陽亮さん(1期生、大和橿原病院)、尾川達也さん(3期生、西大和リハビリテ−ション病院)、石垣智也さん(4期生、東生駒病院)、加藤美奈さん(5期生、愛仁会リハビリテ−ション病院)、貴島みのりさん(5期生、藤井会リハビリテーション病院)、峯耕太郎さん(6期生、徳島赤十字ひのみね総合療育センター)、上田和輝さん(6期生、ポシブル株式会社)です。シンポジウムを進めていく中で、「スペシャリスト」「プロフェッショナル」がキーワードとなっており、様々な視点から先生方の考えを聴き、理学療法士の今後を考える貴重な機会となりました。   4回生である現在、理想の理学療法士像を思い浮かべていますが、社会に出ると現実ではうまくいかないことも多々あると思います。しかし、そんなときに一緒に考えることのできる先生、先輩、同級生、後輩がいるんだなと再確認しました。こういった環境で日々過ごしていることを誇りに思います。 久しぶりにお会いする先輩方も多く、とても有意義な時間を過ごすことができました。4回生前期からスタートした4ヶ月にわたる長期実習も終わり、残すは就職活動・卒業研究・模試、そして来年2月にある国家試験となりました。   あと少しの残された学生生活を楽しみながら、切磋琢磨し頑張っていきたいと思います!

2013.09.03

第5回やまとフォーラムを開催しました。

冬木学園教員と地域で活躍されている多彩な方々を講師に迎え、第5回やまとフォーラムを開催!   学校法人冬木学園(畿央大学)は地域の文化交流の要となり、その発展に貢献することをめざしています。やまとフォーラムでは、畿央大学はじめ冬木学園各校の教員とともに、地域の実社会で活躍されている方たちを講師に招いて教育・文化・健康に関する14の公開講座を開講しています。基調講演を含めてお一人様3講座に参加いただけます。   例年は8月最後の日曜に開催していましたが、畿央大学開学10周年記念事業等と曜日の調整から、今年は2013(平成25)年9月1日(日)に、『第5回やまとフォーラム』を開催しました。     この日は、台風15号の到来で開催が危ぶまれましたが、温帯低気圧に変わり雨模様ながら無事ご来場者をお迎えすることができました。お客様の受付・誘導・各教室で講師紹介などをするのは畿央大生約30名のボランティアで、やまとフォーラム運営にはなくてはならない存在で手作り感いっぱいのイベントになっています。     開会にあたり、冬木学園理事長(畿央大学学長)冬木智子先生からは「畿央大学を開学して記念の10周年の節目を迎えられたことは地域の皆さまのおかげ」との感謝の言葉が語られ、続いて地元広陵町山村吉由町長からはその御祝いと大学のある町として発展している広陵町の様子を紹介するご挨拶がありました。   坂本信幸氏の基調講演には約350名、1限目7講座350名、2限目6講座300名、のべ約1,000名を超える受講者にお越しいただきました。   今年の基調講演は、「古事記」、「日本書紀」、「万葉集」のふるさと、奈良県が推進する『記紀・万葉プロジェクト』に呼応する形で、万葉集の著名な編者であり、また高岡市万葉歴史館館長・奈良女子大学名誉教授坂本信幸氏をお招きして、『葛城の万葉歌と大伯皇女の歌』と題してお話いただきました。     坂本講師の読み上げる万葉歌によって、1300年の時代を遡って昔の大和人がどのような思いで生きていたのか、宮廷の暮らしは華やかだったのか、政変にあけくれるなかでも兄妹や愛しい人を慕う恋の歌によって古代へと引き寄せられてしまいます。この日の講演に合わせて畿央大学近辺の葛城地域で詠まれた万葉の歌を現在の推定地の写真や地図を示して解説していただき、とても親近感のわく、わかりやすい講演でした。私たちは固有名詞として「万葉集」を知っているだけで、その中身に触れる機会は少ないので、とても勉強になったのではないでしょうか。   基調講演に続くⅠ限目(14:40~15:40 )7講座、Ⅱ限目(16:00~17:00)6講座の概要を紹介します。   【No.1】重信茜講師:香芝市役所 高齢福祉課、地域包括支援センター保健師 「ラジオ体操で健康!元気!~たった3分であなたも変われます~」 誰もが知っているラジオ体操。健康維持、介護予防に最適で短時間で簡単にでき、様々な効果があるラジオ体操の魅力について、実技を交えながら紹介していただきました。     【No.2】北田善三講師:畿央大学健康科学部 健康栄養学科教授 「健康長寿をめざして~『養生訓』にみる健康づくりの秘訣~」 生活習慣病が死因の上位を占める現代にも通じる、短命といわれた江戸時代に84歳の長寿を全うした貝原益軒の養生訓の教えを解説していただきました。          【No.3】西本登志講師:奈良県農業センター総括研究員 「美味しい野菜の新品種をつくりたい!~トウガラシ、イチゴ、菜っ葉の新品種の紹介~」 カプシエイト効果のある育成中の新しい「ヒモトウガラシ」、10年もかかったイチゴの新品種「古都華」、大和真菜の新品種「夏なら菜」・「冬なら菜」の特徴と育成の苦労話などをお聞きしました。      【No.4】中山順講師:畿央大学健康科学部 人間環境デザイン学科准教授 「人にやさしい生活環境づくり~みんなに快適で魅力ある生活環境を求めて~」  高齢者も含める皆にわかりやすく、使いやすく、魅力的な生活用品や空間について、ベビーカーやエレベーターなど私達の身の回りのものを例に挙げ、ユニバーサルデザインの視点から考察しました。      【NO.5】上山好庸講師:あすか劇団「時空」主宰、写真家JPS会員 「先ず思うこと、すべてはここから始まる~手作り舞台はこうして出来上がる~」 15年前に立ちあげた手づくり劇団「時空」は毎年千人以上の観客の前で幻想的な明日香の魅力を大掛かりな舞台装置を用いて演じています。その足跡をたどりながら地域の活性化、地域づくりのあり方を語っていただきました。      【No.6】堀江尚子講師:畿央大学健康科学部 看護医療学科准教授 「孤独死のことについて考えます~それは人ごとではありません~」 孤独死の背景として家族構成や地域社会の変化があり、いまや放置できない社会問題となっている現状を考察し、全国における取り組み事例などを紹介しつつ、みんなが希望を持てる社会づくりについて考えました。      【No.7】石井正信講師:田原本町観光協会事務局長、元奈良県公民教育研究会副会長 「日本人の美しい心が日本を救う~国中と邪馬台国?~」 畿央大学は『太陽の道』の線上にあり、まさに大和の真秀ろばです。この地は大和心と日本文化(稲作文化)の発祥地です。古事記から大和心を紐解きわかりやすく説明していただきました。      【No.8】片上裕之講師:片上醤油 代表者 「醤油 再発見 ~醤油の歴史や種類などをわかりやすく解説~」 毎日使っていて、あまりに身近な醤油ですが、これまでの発展、歴史を振り返り、理解を深めるとともに、現在の醤油の種類やその特徴、使い方などをわかりやすく解説。受講生の皆さんに黒豆の醤を試食していただきました。      【No.9】大城愛子講師:畿央大学教育学部 現代教育学科講師 「スウェーデンの子育て支援と保育 ~仕事と子育ての両立を支えるシステムとは~」 北欧スウェーデンでは女性の就労率の高さと共に高い出生率を維持しており、子どもは社会のものであり“社会的子育て親”の考え方で保育費も安価、小学校から大学まで学費は無料です。日本との制度の違いは根本的に物の考え方の相違があることを学びました。     【No.10】田尾秀寛講師:東寺真言宗権少僧正、四国八十八ケ所霊場会、四国別格霊場会、西国三十三ケ所霊場会の公認先達 「お遍路の社会学」 四国霊場開創1200年を来年に控え、お四国には年間50万人の方がお参りに訪れています。本四架橋後バス遍路が盛んになり世界遺産登録に向けて活動している様子など、お遍路さんについてさまざまな観点からわかりやすい言葉で教えていただきました。      【No.11】近藤芳嗣講師:県民招待作家、奈良市天理市芸術協会員、水門会員、近藤豆腐店代表取締役 「入江泰吉先生に学んだ事 ~表現芸術としての写真~」 大和路は歴史とそこに生きた人々のドラマ。…と自らの作家活動の原点を入江泰吉先生は記述しています。情緒性、空気感、滅びへの愛着などが作品を通じて感じる事が出来ます。今回やまとフォーラムちらし(表面)には入江先生の“二上山暮色”を拝借し、入江ワールドの一端にも触れています。      【No.12】峯松亮講師:畿央大学健康科学部 理学療法学科教授 「筋トレ?いいえ、骨トレ! ~転ばぬ先の骨トレーニング~」 骨折は寝たきりの原因となります。健康のために体を鍛えるように、骨も鍛えることができます。骨粗鬆症と運動を中心にその予防法を概説。運動と栄養のバランスをとって転ばぬ先の骨トレへの挑戦を推奨していただきました。      【No.13】米田安佐子講師:香芝市保健センター 保健師 「あなたにも忍び寄る・・・がん! ~私は大丈夫 そんなあなたが心配です~」 日本では1981年から、がんが死亡原因の第1位を占めており、現在では3人に1人ががんで死亡すると言われています。がんのことをクイズ形式で紹介しながら、がん予防についてみんなで考えてみました。     地域のみなさまに支えていただき、今年でこの「やまとフォーラム」は5回目を、また畿央大学も開学10周年を迎えることができました。心から感謝申し上げますとともに、今後ともご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。

2013.09.03

開学10周年記念 理学療法特別講演会に参加して~卒業生レポート

2013年8月24日、畿央大学開学10周年記念事業の一環である、理学療法学科企画の特別講演会に参加しました。 当日は、特別講演会に始まり、昼食の懇親会を挟んで、最後に、「理学療法士として道を拓く」というテーマに対するシン ポジウムで終了するという進行でした。 講師は大阪大学名誉教授の松田暉先生でした。 心臓外科として臓器移植や、再生医療の推進事業に尽力された先生です。     ご自分の臨床医としての経験や臓器移植に対する知見から、専門職としてよりよく差別化していくべき理学療法士への道しるべ、コンピテンシーと生涯教育、等、「プロフェッショナルとしての理学療法士への処方箋」というテーマについて、多岐に渡ってご講演いただきました。 普段であれば到底聞けないような濃密な講演を聞かせていただき、充実した時間を過ごすことが出来ました。 理学療法士のプロフェッショナルを目指す上で、その基盤になるものは何か、という命題に対する先生の答えは、理学療法士の仕事に限らず、もっと全人的とも言うべきものでした。 生涯学習の姿勢やコンピテンシー、科学的知識に裏打ちされた信頼される技術と技能、相互理解の中で責任ある仕事の達成、探究心、人への思い遣り、自己への振り返り。 これら先生が訴えた答えは、理学療法士という仕事をする以前に、人間として、社会人としてまず基盤となるものであり、活かされるものであると感じました。 これらの要素を持ち合わせられるような人はいつでもどの場面でも、どのような業界においても、その場所でのプロフェッショナルになっているだろうと容易に想像出来るからです。 そしてこれらの要素を保持することを常に念頭に置きながら、それが普遍的に持っていられるものとなった時、周りの同僚や人を巻き込んで、その集団や場所がより良く潤滑で快活に、機能するだろうと感じました。 そんなことを考えていると、医療の業界で常に最先端に立ちながら積み上げた松田先生のその知識と経験、人生観というのは凄いなあと感動しました。 そして、最終的には畿央大学の建学の精神、「徳・知・美」と融合する事で、更に洗練されるといったお話をされるのを聞いて、また感銘を受けたとともに、畿央大学の卒業生だからこそ時には建学の精神を思い起こし、社会に融合させていかないといけないなと思いました。 午前の講演会を終えると、昼食兼懇親会は、お馴染みの食堂で開かれました。       くじ引きによって割り振られた席では、まさにランダムが故の初対面っぷりでした(^^;; 1~7期生の理学療法学科同窓生が、皆顔を合わしました。 ちらほらと先生方も、その歓談の席に同席して昼食を食べておられ、それぞれ懐かしみに浸りました。 そしてそのくじ引きで割り振られた席こそが、後の景品交換のチケットになるわけでした。 懇親会では、前座的に、席番のくじを用いて自己紹介コーナーがありました。 こういう時に当たったらこんなこと言おうとか、考えてる時には当たらないものですね(笑)(^^;; 懇親会も終了し、午後からは理学療法学科卒業生7名のプレゼンテーションを皮切りとしたシンポジウムが開かれました。 恐らく何度も顔合わせを行って綿密に、着実に当日のシンポジウムを完成させたのでしょう、非常に流動的で白熱した討論が開かれていました。       同窓生の先輩方だけでなく、同期の同窓生からも活気ある意見が発表されていたのを聴いて、何か昂ぶるものがありました。 シンポジウムに参加することは出来ませんでしたが、様々な位置の様々な立場から発表される意見や提案に、色々と考えを巡らせることが出来ました。 一見すれば非常にお堅く、緊迫した内容のシンポジウムでしたが、畿央大学で理学療法学を専攻した1~7期生が一同に会し、それぞれの立場からもう一度自分達の仕事に真剣に向き合い、討論する画は非常に素敵なものでありました。 また、そのような真剣な画を、同席した現役の畿央大学生が観覧できた事は、現役大学生の将来像の設計にも役立ったでしょうし、その縦の代が横一文字になるような画に、畿央大学の10年の濃さを感じました。 盛況のうちにシンポジウムが終われば、残されたのは席番くじによる景品交換だけになりました。 まあ、まさか当たることはないやろうし適当に楽しんどこうかな。 と、思ってる時に当たるものですね(笑)(^^;; 約70名の卒業生参加者に対して、用意されたのは3つのiPad miniでしたが、なんと3番目の当選者に選ばれてしまいました(笑)     それも1番目、2番目の当選者が松尾ゼミ出身者で繋いでの、3番目の僕も松尾ゼミ出身者で締めくくるという快挙でした(笑)\(^^)/ 懇親会では、当たった時に備えてユーモアを含ませた無難な挨拶を用意してたのですが、 iPad miniの当選時には、あっけらかんと傍観していただけなので、舞台に上げられても特に気の利いたコメントを残せず、見事に滑ってみせました(笑) その節は運営・企画の方や先生方に謝辞の一つも申し上げることができなかったことを、ひどく反省しておりますのでここで頭を下げておきますm(__)m 普段の生活で、毎日仕事をしていると、色々な事に頭を悩ましながら、この仕事や自分の人生について考える機会があります。 ですが、たまにこうして帰ってこれる母校の存在というのは本当に大きいものです。 そして建学の精神によるものなのか、この大学を卒業して、同期や同窓生の方々とお会いしても、自分を高めてくれる立派な人が多いのが本当に救いであるというか、そういう人たちと顔を合わせられる事がまた楽しみでもあります。 この大学を、ただ卒業した一つの学校と思うのではなく、帰属意識に近いものを持って、建学の精神を持ち続ける事で社会に貢献しながら、いつでも気軽に立ち寄れるような場所として思いたいですね(^^) 畿央大学、開学10周年、万歳!\(^^)/   理学療法学科6期生 小西 佑

2013.08.29

チーム医療ふれあい実習発表会(健康科学部1回生)を開催しました。

健康科学部1回生の『チーム医療ふれあい実習』が、8月19日(月)~23日(金)に実施されました。 最終日(8/23)には施設側の担当者をお招きして、本学にて実践発表会を開催し、関係者全員で実習の学びを共有しました。     各学科それぞれの学びの様子をレポートを掲載します。   【理学療法学科】 私たちは、この実習を通し医療の世界を肌で感じることで、座学で学んだ知識をより深い理解へと繋げることができました。実際の医療現場を見させていただいたことで新たな気づきがありました。一つは、医療従事者が他職種間で相手の職種を尊重し、また自分の専門分野に誇りを持って仕事をされていたこと。二つ目に、医療従事者だれもが「患者中心の医療」を基に行動されていたこと。どちらもチーム医療に欠かせない要素であり、医療の軸であると思いました。今後、私たちがその要素を育てていくためには、相手を思いやる気持ちや専門職としての知識を、より深く追求することが必要となるでしょう。そのためにも、今教わっていることをしっかり押さえなければならない、と再認識しました。 理学療法学科の学生として、やはりリハビリテーション室の見学は大きな刺激がありました。理学療法士の方の患者さんと常に笑顔で接する様子や、リハビリの様子を見させていただき、患者さんとの信頼関係を築く大切さと、適切な理学療法を提供できる知識の必要性を感じ、自分自身のコミュニケーションや知識の未熟さを知りました。さらに、この実習において患者さんと触れ合い感じたことは、理学療法士になりたいという気持ちをより強くさせてくれました。 最後となりましたが、忙しい中私たちに時間を割いていただき、院内での丁寧な説明のみならず、より多くの学びを与えてくださるよう実習内容を組んでくださった病院の皆様に心からお礼申しあげます。  理学療法学科 1回生  塩谷 純朗   【看護医療学科】 まだまだ専門知識が少ない段階での短期間の実習でしたが、この実習を通して新たな視点や今後の課題が見つかり、今まで学習してきたことがより深まりました。 実習では病棟見学だけでなく、院長先生の貴重なお時間をいただいての座談会や、学校ではあまり深く学習することのない看護師以外の医療従事者の方のお話を聞かせていただいたり、合同カンファレンスの様子を見学させていただいたり、また実際に自分たちでカンファレンスをする機会をいただきました。学校の授業だけではあまりイメージできなかった多職種間の連携や各医療職のチーム医療における役割、チーム医療を実践することの難しさ、そして医療従事者としていつも大切にしなければならいことを学ぶことができました。 また医療従事者としての視点からの学習だけでなく、実際の患者さんとのふれあいや、疑似体験などから患者さんの気持ちや、医療従事者として患者さんとコミュニケーションをとることの難しさが身をもってわかりました。私が一番印象に残ったのは、看護師さんが処置をする時やバイタルチェックを行う時、看護師さんが必ず挨拶していたことです。するとそれまでぼんやりとした表情だった患者さんの顔が明るくなり、やる気を出して痛くてつらそうな治療にも暴れたりせず、じっと耐えていました。その時、挨拶などの何気ないことでも重要なコミュニケーションであること、そしてその積み重ねが信頼関係を築くために大切であること、看護の持つ力の大きさに改めて気づかされました。 今回の実習で入学当初の看護師になりたいという気持ちがより具体的なかたちで心によみがえりました。この実習で得た学びや気づきを今後の学習に活かし、自分の中で育てていきたいと思います。   看護医療学科 1回生      森 知玲   【健康栄養学科】 今回「チーム医療ふれあい実習」で私は市立奈良病院に行き、たくさんのことを学ばせていただきました。 この実習の最終的な目標は、実際にチーム医療が実践されている医療の現場を見学することで、チーム医療を担っているさまざまな職種の役割や機能を理解することでした。3日間という短い間でしたが、さまざまな事を体験し、初めて気づいたこと、勉強になったことがたくさんありました。患者さんに元気になってもらいたいという同じ思いを抱く多種多様な医療スタッフが連携し、チームとして医療を行なっているということ、目的と情報を共有し合い、患者さんの状況に適切な医療を提供しているということを、改めて実感することができました。大学で学んだことと現実が直結した瞬間でした。 また、現場で働く管理栄養士の方からもお話を伺い、実際に患者さんに提供している献立も見せていただきました。具体的な業務や役割をより明確にイメージすることができました。 実習を通して、学んだこと・新たに発見したことは多く、自分自身にとっての課題も見つかりました。すべてを今後の勉学に活かしていきたいです。   健康栄養学科  1回生 寺尾  幸   この実習での学びは、学生の将来に大きく役立つものとなったようです。 実習病院の指導者・スタッフの皆様、そして患者様、実習期間中は大変お世話になり、有り難うございました。    

2013.08.28

2013ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~を開催しました。

小学校5・6年の受講生・保護者26組が夏休み最後の楽しい思い出づくりイベントに参加!     2013(平成25)年8月25日(日)、独立行政法人日本学術振興会への応募採択事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~「世界から注目される『日本料理』のおいしさをサイエンスする―おだしの文化の調理科学体験―」を実施しました。大阪府はじめ、奈良県内からは御所市、橿原市、葛城市、大和高田市、三郷町、そして畿央大学近隣の広陵町、香芝市、上牧町、三郷町などから、元気な26名の小学校5・6年生に調理科学と運動科学を学ぶため参加していただきました。このイベントは2009(平成21)年から5年連続で実施しており、毎年8月子どもたちの夏休みに親子の楽しい思い出づくりとして好評を博しています。    ▲冬木智子学長(前列中央)を囲んで受講生・保護者、実施教員、協力学生全員で記念撮影     午前10時から開校式(ご挨拶・オリエンテーション)、本事業の説明に続いて、第1限目は畿央大学健康栄養学科山本隆教授による「世界の“うま味”と日本料理のおだしの文化について」の講義がありました。日本料理は“かつお”と“こんぶ”の出汁(だし)がうま味のベースになっていて、1907年東京大学理学部池田菊苗教授が、甘味,酸味,塩味,苦味に次ぐ第五の味と言われるおいしさの素“グルタミン酸ナトリウム”を発見しました。世界の国・地域のうま味のもとはこのグルタミン酸やイノシン酸が含まれていて地域の食材を活かした料理がつくられているのです。    2限目は、健康栄養学科上地加容子准教授による実験「味覚の測定方法」。山本先生から教えていただいた五味について薄い溶液からだんだん濃い溶液を口に含んでみてどの時点で味として感じることができるかを実験してみました。年齢や食生活、家庭環境、体調によっても大きく異なるそうで、これをレーダーチャート化して個人の味覚グラフを作りました。味覚には個人差があって当然だそうです。    3限目は、いよいよお楽しみの、健康栄養学科上地加容子准教授、冨岡華代助手、餅田尚子助手による「調理をサイエンスする」実習です。6つの班に分かれた子どもたちが今日のお昼ごはんになる素麺のトッピング具材の切り分けを行い、健康栄養学科の学部生10名がサポートしました。調理実習室の後ろには保護者のみなさんが見守るなか、家庭でもお母さんの手伝いをよくやっている包丁使いが上手な子どもたちも見受けられました。    そして、調理班ごとに分かれて保護者と一緒に学生食堂でランチタイム! 子どもが作ったものを食べるなんて家庭ではめったにありません。お母さん、お父さん方は大喜びでした!!    食後の4限目は、上地先生による「味覚測定」結果のお話です。2限目に行った味覚測定でのレーダーチャート化された結果についてもう少し踏み込んだ解説です。うま味のもとであるグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸には具体的な食材としてどのようなものがあるのか、料理とだしの関係、西洋料理・中華料理も日本料理と同じように“うま味の相乗効果”によっておいしく食べられることを学びました。    5限目の授業は、理学療法学科松本大輔助教による「胃腸の機能を整える健康体操」です。この授業には理学療法学科の学生8名が子どもたちのサポートをしてくれました。健康でいるためには、胃腸の機能を整えること、それには規則正しい生活、バランスのとれた食事と定期的で適度な運動が必要です。激しい運動をする場合は食後1時間くらいは休憩をとったあとにする、など基本的なことを学びました。また、腹筋運動(複式呼吸、身体のひねり運動)などを毎日続けることが肝心です。    最後は、畿央大学の冬木智子学長先生から全員に「未来博士号」の修了証書授与式と講話があり、そのあと、冬木記念ホール前に集まり小学生・保護者・教職員・学部生スタッフ全員で記念写真を撮りました。    身体にとって栄養と運動は欠かせないものです。畿央大学健康栄養学科と理学療法学科の先生方、協力学生にとってこの「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」は本学にマッチしたプログラムを地域の小学生のみなさまにご提供できるものであり、5年もの間続けてご好評いただいています。参加してくれた小学生たちから、博士が育ってくれることを期待したいと思います。

2013.08.27

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)と共同で第一回スマートライフケアコミュニティワークショップを開催!

情報通信技術(ICT)により医療と患者をつなぐ仕組みの開発と実証実験   超高齢社会に突入にしている我が国において高齢者や患者、障がい者のライフケアの充実とその継続は喫緊の課題です。そして様々な病気や障害を持つ方々の医療や生活の質(QOL)向上を実現するために必須なのが、コミュニテイです。 スマートライフケアコミュニティとは,情報通信技術(ICT)をうまく活用するライフケア(スマートライフケア)を持続的に機能させるためのコミュニティのことです。  奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)の柴田智広准教授の研究グループはMedictome(メデイクトーム)というソフトウェアを開発されました。 超高齢社会の我が国において、在宅での医療介護は極めて重要な役割を担っています。 しかし、医療従事者が在宅での患者の様子を定量的に知る手段はほとんどありません。 また、ケアを受ける人々自身も、自分の能力や障がいの程度を定量的に知る手段がほとんどなく,自分の困っている状態を医療従事者に伝えることがなかなかできません。これらの問題をICTで解決することを目的として開発したのがMedictomeです。Medictomeとは、Medical, ICT, Homeを融合した造語です。現在は,マーカーレスで身体姿勢を簡単に取得できるKinectをMedictomeと連動させることにより,医療従事者が在宅における患者さんの姿勢や動作の状態を知り,患者さんが自身の身体の状態を知ることが可能になりました。                      ▲Medictomeの概念図                         ▲Kinectによる姿勢検査   現在NAISTの柴田智広准教授の研究グループと畿央大学健康科学部理学療法学科,ニューロリハビリテーション研究センター の岡田洋平は共同で,パーキンソン病の在宅ケアの充実をめざして,Medictome,Kinectをパーキンソン病患者さんの自宅に導入して,その効果の実証実験を実施しています。   2013年8月25日に,スマートライフケアコミュニティづくり,今回の成果の発表のため,奈良経済倶楽部にて第一回スマートライフケアコミュニティワークショップを開催しました。   当日は日曜日で大雨であったにもかかわらず,全国パーキンソン病友の会奈良県支部の役員の方々とその支援者,全国から有志の理学療法士,作業療法士の先生方と学生,神経内科医師,リハビリテーション専門病院医師,行政,企業と多分野から計55名参加いただきました。今回のような取り組みを本当に実現していくには,このように多分野からの参加が欠かせないと思います。ご参加いただきました皆様、ご支援いただいた皆様本当にありがとうございました。今後も開催しますのでどうぞよろしくお願いいたします。   ▼産経新聞WEB版に今回のワークショップが掲載されていました。  http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130826/wlf13082609560007-n1.htm       ▲ワークショップ風景   畿央大学健康科学部理学療法学科助教 ニューロリハビリテーション研究センター研究員 岡田 洋平

2013.08.27

開学10周年記念 理学療法特別講演会を開催しました。

8月24日(土)畿央大学開学10周年記念事業の1つとして理学療法学科主催による「特別講演会」と「シンポジウム」を開催しました。    特別講演会では松田暉先生をお招きして「プロフェッショナルとしての理学療法士への処方箋」と題しお話して頂きました。松田暉先生は大阪大学名誉教授および東宝塚さとう病院名誉院長であり、大阪大学医学部附属病院長そして兵庫医療大学長を歴任されており、長く医学および教育分野で活動されています。また、我が国の臓器移植の第一人者でもあり、臨床医としても第一線でご活躍され続けている先生でもあります。      講演内容は、我が国の臓器移植の歴史と現状と理学療法士を中心としたリハビリテーションチームの重要性、そして専門職としての生涯教育についてのお話でした。臓器移植とリハビリテーションでは、臓器移植は1つの治療であり、移植患者の機能回復そしてQOL向上には理学療法士による専門的な関わりが必要不可欠であることを強く示唆して頂きました。今後、畿央大学の卒業生からもこの分野で専門性を発揮してくれる理学療法士が増えてくれればと期待しながら拝聴しました。    生涯教育については、チーム医療の重要性から、我が国における理学療法士の専門制度に対して、医師の教育制度そしてアメリカおよびカナダの理学療法士教育制度を取り上げながら今後の方向性を示して頂きました。プロフェッショナルには科学的知識・技術の修得および教育はもちろん、コミュニケーションなどを含めた人間性の向上も指摘されていました。さらに、専門職としての社会的信頼についても示唆を頂き、理学療法士の職業団体としての方向性も示して頂けました。    最後には本学の建学の精神「徳をのばす・知をみがく・美をつくる」にも触れ、この精神を持ち続けることがプロフェッショナルへの道であると心強いメッセージを投げかけて頂きました。  松田先生ご自身も理学療法を経験されているからか、それとも先生のお人柄なのか、単なる医師から理学療法士への提言というよりも、人生の偉大な先人から、現代そして将来の理学療法士に向かって熱く語られているような感覚でした。      午後からは「理学療法士としての道を拓く」と題して、卒業生によるシンポジウムを開催しました。      1期生から6期生まで合計8名のシンポジストを壇上に迎え、1期生の三ツ川さんの司会で進められました。まずは、三ツ川さんから日本の人口未来として総人口の減少と高齢人口の増加、そして今後予想される理学療法士の供給過多と高齢化が提示され、プロフェッショナルとして理学療法士の今後についての問題提起がなされました。続いて、1期生の千賀さんから新たな職域としてチーム医療の中の「コーディネーター」としての可能性が提案され、6期生の上田さんからは介護職の方々への介助指導や腰痛予防などサポートとしての役割が提案されました。  この内容を受け、シンポジウムでは患者のQOL向上のために、患者さんにしっかり向き合うことはもちろん、医療・保健分野だけでなくさまざまな分野にて患者さんを支える関係者とのパイプ役としての可能性について議論されました。フロアの卒業生からも意見が出され、本当に畿央大学の卒業生は、患者のQOLを考えた理学療法を心がけ、そしてその理学療法の先を見据えていることがわかりました。  講演会とシンポジウムは1回生から4回生までの学部生も参加しました。1・2回生は自分の中に落とし込めない内容もあったと思いますが、「畿央大学の先輩はプロフェッショナルな理学療法士として、熱く真剣に向き合っている」ということが感じ取れ、3・4回生は話の内容も理解でき、改めて理学療法士の専門性と可能性を再認識できたようです。        理学療法特別講演会は、リカレント教育として同窓会が主催し、毎年行われています。今年は畿央大学開学10周年事業の一環として行い、講演会とシンポジウムの間に卒業生のみで懇親会を開きました。1期生から7期生の卒業生約70名と教員とで昼食を取りながら、懐かしい思い出を語り合いあっと言う間に時間が過ぎてしまいました。卒業生も7年分であり、「初めまして」の挨拶から始まったりと、畿央大学も10年という歴史を刻んだことが実感できました。        最後になりましたが、シンポジストのみなさん、そして司会の三ツ川さん、本当にご苦労様でした。また、講演会から懇親会、そしてシンポジウムと、運営に携わって頂いたみなさんも本当にありがとうございました。

2013.08.19

2013年度教職員のための夏の公開講座を開講しました。

所属学校の夏休みに教員自身が自己研鑽するための任意参加講座に多くの先生が参加しました。   この講座は、奈良県教育研究所の依頼に基づいて、先生方に子どもたちが夏休みの間に知識を深め、得意分野をさらに伸ばしていただくことを目的に受講していただく講座です。 2013(平成25)年8月16日(金)午前と午後に、奈良県下の教職員を対象として開講しました。      午前の部は、畿央大学健康科学部理学療法学科准教授の冷水誠先生による『意欲的な学習を生み出すための報酬~報酬による学習「強化学習」の神経科学的見地~』。     ひと口に「記憶」といってもいろいろな種類の記憶があります。子どもの頃の思い出や昨夜の夕食献立、テレビや映画の1シーンなどが人間の脳のどこに納められるのか。人にとっての「報酬」とは金銭だけで片付けられるわけではなく、他人から信頼を勝ち得る社会的報酬(褒める、認める、アイコンタクト)などが動機付けとなって学習の強化が図られます。 理学療法学科神経(ニューロ)リハビリテーションの研究者として活躍されている冷水先生からは、記憶―学習―脳の関係から効果的な学習・勉強方法とは、という内容の講義をしていただき、参加された40数名の受講者のみなさんも納得されていました。   午後の部は、畿央大学教育学部現代教育学科講師の八木義仁先生のよる『小学校国語科 読解指導の進め方』。   小学校教員として長年教育の現場におられた八木先生の経験から、教材研究、指導計画、学年別の授業内容展開についてどうすればよいか具体的な指針が話されました。若い先生方に国語の授業の進め方に自信を持って頂きたいとの思いが込められていました。 音読、物語、説明文、視写についての読み解き方のポイントについてもお話していただき、講義終了後も受講者からの質問に丁寧に答えていただきました。     受講者アンケートからも「指導の土台となるところをご教示いただき、さっそく2学期からの授業にとりいれたい」と、先生方のモチベーションとスキルアップにつながったことが伺える意見が多く見られました。

2013.08.13

第15回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました!

畿央大学理学療法学科4期生の松波です。 8月4日(日)に、第15回KSM(kio study meeting)を開催しました。   今回のテーマは、以下の通りです。 ①胸部X線、CTのみかた 臨床で役立つレントゲン、CTのみかたを再確認し、どのような治療手段を選択すれば良いか、どのようなリスクがあるかを再確認しました。 授業でも学んだはずですが、やはり細かいところは忘れていたため、日々の勉強の大切さも再確認することができました。     ②Stroke rehabilitation~in pursuit of "recovery"~ 「脳卒中のリハビリ」という壮大なテーマの下、今わかっていること、わかっていないこと、臨床でそれぞれが悩んでいることを出し合い、我々理学療法士が、どのような治療手段を提供できるかについてディスカッションしました。今回のディスカッションで出た疑問点について再び調べ、再度発表してくれるとのことなので、第2回にも期待です。       ③起業について 自分たちの今後について、どのような道があるかを考える機会となりました。「今」だけを見つめるのではなく、「未来」を見据えることの必要性を再確認しました。     今回はみんなの予定が合わず、少人数での開催となりましたが、その分フランクな雰囲気の中、言いたいことを言える会になったと思います。 少人数だったため、ディスカッションがメインとなった発表も多く、同じ学び舎で学んだ同期の悩みには共感し、将来の考え方について刺激を受けたりと、非常に濃い内容になった会でした。 医療系の知識を詰め込むだけの勉強会ではなく、仲間とディスカッションする中で、たくさんの刺激を受けることができるのがこの会の強みだと感 じます。 今後も、様々な角度から刺激を与えあえるような会にしていきたいと思います。 よろしくお願い致します。       【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html ▼第3回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html ▼第4回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/4ksm.html ▼第5回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4ksm-1.html ▼第6回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/10/6ksm.html ▼第7回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/11/7ksm.html ▼第8回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/12/8ksm.html ▼第9回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/02/ksm.html ▼第10回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/03/post-636.html ▼第11回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/10-1-2.html ▼第12回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/24-7.html ▼第13回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/06/25-1.html ▼第14回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/08/01ksm14.html

2013.08.09

畿央大学 呼吸・循環呼吸リハビリテーション研究大会-大学院:田平研究室-

第4回 呼吸・循環リハビリテーション研究大会が2013年7月27日から28日にかけ三重県にあるオテル・ド・マロニエ湯の山温泉にて開催されました。   年々参加人数、演題数も多くなり本年は15名(田平教授、在学生6名、卒業生8名)、演題数も16演題の発表となりました。 午後2時から田平一行教授による開会の挨拶に続きM2の久保、森田、山下、山本、M3の平山(敬称省略)による中間発表に向けた発表があり、田平教授を始め卒業生の先生から暖かいご指導、アドバイスを頂く事が出来ました。 今回の発表でM3、M2のメンバーは現在の研究内容について足りない所や今後必要な所等の整理が出来とても有意義な時間になったと思います。   その後にはM1高さんの研究計画内容についての発表、卒業された先生の現在行われている研究計画、研究結果発表と続いていきました。 卒業された先生の発表内容はとても濃いもので、田平研究室の幅の広さを改めて感じる事が出来ました。 研究大会は二日を通し約8時間と長時間となりましたが、時間の経過が短く感じる程充実した時間を過ごす事が出来たと思います。       今回の研究大会では普段会えない研究室メンバーが集まる数少ない機会でもあり、田平教授を囲んだ懇親会では何気ない会話や現在の近況、今後の研究等について話し合う事が出来、研究室の暖かい雰囲気、結束力を感じる事が出来る会であったと思います。 また、2日間を通し畿央大学の建学の精神にふさわしい「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の3つの精神がギュッと凝縮された内容になったと思います。今後も研究生一人一人が更に上をめざし、成果を出して行く事の重要性を確認出来た2日間であったと思います。       研究大会後には研究大会参加メンバー全員で景勝地である御在所岳に登山ではなくロープウェイで登ってきました。とてもいい天気で最高な登山日和でした。         (M2久保貴嗣) ※  M;Master(修士課程) 

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