2018年の理学療法学科の新着情報一覧
2018.05.01
メルボルン大学の研究チームとしてイギリスへ!~理学療法学科瓜谷准教授
昨年度メルボルン大学で1年間にわたり在外研究を行っていた理学療法学科瓜谷准教授が、同大学の研究チームとともにイギリスを訪問!現地のレポートを寄稿いただきました。 2018年4月22日(日)~4月29日(日)の日程で、客員研究員として1年間所属したThe University of Melbourne, Centre of Health, Exercise and Sports Science (CHESM)のメンバーとしてイングランドに行ってきました。 初めにKeele University Primary Care Centreを訪問し、Krysia Dziedzic教授が率いる研究チームとの研究交流会を行いました。Dziedzic教授とお会いするのは、私のメルボルン滞在中にDziedzic教授がCHESMを訪問された時以来2回目でした。研究交流会ではイギリス、オーストラリア、オランダの研究者が会し、各国の変形性関節症の現状や、それぞれの研究者の研究内容の紹介とディスカッションを行いました。 私は「Burden of Osteoarthritis in Japan」というテーマで、日本の特に変形性膝関節症の現状を、欧米の研究や文化などと比較しながら20分ほどプレゼンさせてもらいました。日本ではほとんどの場合、海外のエビデンスを援用することで理学療法の評価や治療が行われていますが、日本と海外の疫学的な違いや生活習慣、文化的な背景による心理的特徴の違いなどをお話しし、日本でのエビデンスを構築していくことの重要性をお話ししました。Dziedzic教授からは、Keele Universityが中心となってヨーロッパの複数の国をまたいで進められているような実践的研究を日本でも推進していくことを勧められました。 次にリバプールへと移動し、4月26日(木)~29日(日)まで、変形性関節症に関する世界最大の国際学会であるOARSI2018に参加しました。 こちらでは「The association between physical activity and psychological characteristics in people with knee osteoarthritis」という題で、メルボルン大学滞在中に行った、変形性膝関節症患者の日々の身体活動量と心理的な特徴との関係についての研究結果を発表しました。我々の研究に対して欧米や南米の研究者の方が興味を持ってくださり、深いディスカッションをすることができました。 学会では変形性関節症に関する基礎研究からリハビリテーションに関する研究まで、幅広い研究が紹介されていました。日本人で発表者として参加していた理学療法士は他にも数名いらっしゃったようですが、リハビリテーションあるいは理学療法分野での研究は残念ながらまだまだ日本は諸外国と比べて圧倒的に遅れを取っていると言わざるを得ない状況だと改めて痛感しました。 それと共に今回のKeele University訪問とOARSIへの参加を通じて、これからやりたいこと、やらなければならないことが少し見えてきたような気がしました。CHESMのKim Bennell教授やKeele UniversityのDziedzic教授との共同研究という形で、日本でも諸外国に負けない水準で日本に合ったエビデンスを構築していきたいと考えています。 理学療法学科准教授 瓜谷大輔 【関連リンク】 平成29年度在外研究~メルボルンからの現地レポート メルボルン大学で4回生が卒業研究発表+ラボ見学レポートPart1~理学療法学科 メルボルン大学で4回生が卒業研究発表+ラボ見学レポートPart2~理学療法学科 理学療法学科教員が「運動器の10年・優秀賞」を受賞しました。 WCPT Congress 2015で、本学理学療法学科教員が日本人初受賞!
2018.04.27
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.55~4月勉強会は「重心動揺」!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※理学療法学科の礒兼実沙です。2018年4月25日(木)に「重心動揺」をテーマに勉強会を行いました。 ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称で、学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 ニューロリハビリテーション研究センターの施設を利用させていただき、重心動計を使って目を開けたときと閉じたときの重心の揺れ方を比較しました。 また、椅子から立ち上がるときの重心の移動についても確かめました。ゆっくり立つときと早く立つときを実際にやってみて違いを感じたり、膝の角度でも立ちにくさが変わったりすることを体験しました。介助をするときに役立ててほしいですね。 支持基底面と重心線の関係を知ることができました。 ▼最後はみんなでTASKのT(^^)/ 理学療法学科3回生 礒兼実沙 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2018.04.11
平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~理学療法学科
平成30年4月5日(木)・6日(金)の2日間にわたり、新大阪にある大阪ガーデンパレスにて理学療法学科の平成30年度新入生宿泊研修が行われました。研修には新入生76名、4回生5名、卒業生5名、キャリアセンター(理学療法学科就職担当)の竹村忠司次長、学科長の庄本康治先生、学科主任の田平一行先生、1組担任の峯松亮先生、2組担任の高取克彦先生が参加しました。 宿泊研修の目的は下記の通りです。 ① 新入生同士だけでなく、先輩・教員とも交流を深める ② これからの学生生活について考え、理学療法士としての自分達の将来像を持つ 【1日目】 まずはアイスブレーク(初対面同士が打ち解けやすくするためにゲーム等を行うこと)ということで、4回生が司会で新入生の自己紹介を学籍番号順ではなくランダムに指名していく形式で行い、新入生の緊張をほぐしてくれました。 ▼自己紹介タイム 続いてグループに分かれて、4回生司会進行での全員参加の○×ゲームを行いました。理学療法学科の特色や担任の趣味、癖などが問題としてスクリーンに映し出され、新入生は○コーナーか×コーナーに分かれて集まるというもので、かなり盛り上がりました。このあたりから新入生の緊張も徐々に解け、とても穏やかないい雰囲気になっていきました。 4回生の5名からは畿央大学での学びや学外活動(クラブ、サークル活動、アルバイト、遊び)などについて自身の経験から新入生ととても近い距離感で楽しく話してくれました。 その後、グループワークで「大学生活をよりよく過ごすために送るために」についての討論があり、学外活動の面から考え発表してもらいました。新しい仲間の前での初めてのグループ発表では、緊張感もありながら、各々の個性が出ていました。 【2日目】 2日目は「建学の精神と理学療法士を考える」というテーマで、卒業生5名から、臨床現場で患者様と日々向き合っている理学療法士として、畿央大学の建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」についてどのように考えるのかについて、熱いメッセージを添えて話していただきました。 ▼卒業生によるプレゼンテーション ▼4回生を交えてのグループワーク 最後は、グループで今後、理学療法士を志すにあたり建学の精神をどのように考えるのかについて話し合い発表してもらいました。難しいテーマでしたが、4回生や卒業生がグループワークのファシリテーターとして入り、意見をまとめることができていたと思います。 【建学の精神】は理学療法士としてはもちろん、一人の人間として成長していくために重要なこころの持ち方だと考えています。入学して間もない時期に、全員で、これからのことをしっかり考えたこの研修は、彼らにとって非常に有意義な時間になったと思います。考えるだけでなく、これから実際に行動することにより、皆さんの夢を実現していってくれることを祈っています。 【理学療法学科16期生 1組担任 峯松先生のコメント】 「大学生活をよりよく過ごすために」「建学の精神と理学療法士を考える」とのテーマで、卒業生および4回生の講演を聞き、グループワークと発表を行いましたが、講演内容が分かりやすく身に染みたのか、活発な意見交換と内容の濃い発表ができたと思います。「積極性」というキーワードが多くの班から出ましたが、勉強にも遊びにも、そして課外活動にも積極的に取り組み、目標に向かってこの4年間を過ごせてもらえればと思います。一泊二日の短い研修でしたが、新入生にとって有意義であったと確信しております。最後に、お忙しいところ参加いただいた卒業生の先生方、4回生の皆さん、関わっていいただいた教職員の皆様に深謝いたします。 【4回生からのコメント】 4回生の発表では、大学生活をより良いものにするためにイベント事を楽しむ、チャレンジ精神、積極的な態度について話しました。その後の1回生の発表では、各班の個性的なアイデアがあり、笑いも起きましたが、授業や積極的な態度の重要性についても話してくれたので、私たちの発表が伝わって良かったと感じました。1回生のみなさんが私たちの発表を少しでも心に留めて4年間を過ごしてもらえたらいいなと思います。 私たち自身も宿泊研修を通して、初心を思い出し残りの学生生活を大切にしようと思いました。 理学療法学科4回生 黒原由季、西谷真由子、西村勝志、兵野瑛祐、吉歳拓磨 【関連記事】 平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科
2018.04.06
瓜谷准教授の在外研究報告会兼同窓会レポート!~理学療法学科「運動器ラボ」
オーストラリアのメルボルン大学で1年間在外研究に赴かれていた瓜谷大輔先生が帰国されたことを受けて、2018年3月25日(日)に、瓜谷先生と共同研究をおこなっている団体「運動器ラボ」にて、瓜谷先生による報告会兼同窓会を開催しました。(オーストラリアに出発する前には卒業生・ゼミ生たちによる壮行会も開催しています) まず日中に畿央大学にて、瓜谷先生による研究報告会を開催しました。ここでは、瓜谷先生がメルボルン大学で学ばれてきたことを3時間以上にも渡りお話し頂きました。内容はメルボルン大学での研究内容や方法に加え、オーストラリアと日本における理学療法士の環境の違いなど多岐に渡り、海外にさらに興味がわいたメンバーも多くいました。 その後は場所を移動し、同窓会兼懇親会が開かれました。途中、お土産をかけたオーストラリアに関するクイズ大会やメンバーから瓜谷先生へのケーキや花束の贈呈が行われ、会場は大盛り上がりでした。 今後もこの団体で、瓜谷先生を中心に畿央大学における運動器の研究を楽しく真面目に盛り上げていければと思います!! 理学療法学科7期生 坂東 峰鳴 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。 【関連記事】 平成29年度在外研究~メルボルンからの現地レポート メルボルン大学で4回生が卒業研究発表+ラボ見学レポートPart1~理学療法学科 メルボルン大学で4回生が卒業研究発表+ラボ見学レポートPart2~理学療法学科
2018.04.03
平成30年度入学式を行いました。
新たに586名が畿央生に! 2018(平成30)年4月3日(火)、畿央大学健康科学部333名、教育学部222名、健康科学研究科19名(修士課程10名、博士後期課程9名)、教育学研究科修士課程4名、助産学専攻科8名あわせて586名の新しい畿央生が誕生しました。学部は午前10時、大学院と助産学専攻科は午後3時から入学式を行いました。 桜も残る穏やかな天気に恵まれながら、新入生と保護者の笑顔でキャンパスは華やぎました。 冬木記念ホールで開催された健康科学部・教育学部の入学式では、学科長から新入生が一人ひとり呼名され、冬木正彦学長による入学許可をいただきました。 学長式辞では冬木学長が「建学の精神である『徳をのばす、知をみがく、美をつくる』を実践し、自ら学ぶ態度を身につけてほしい」と述べられました。 続いてご来賓の山村吉由広陵町長、香芝市の吉田弘明市長、前垣昇司後援会長からも新入生へのエールの言葉をいただきました。 新入生代表の現代教育学科1回生の竹上はるかさんから宣誓、在学生代表の大津留黎さんから歓迎の言葉があり、閉式となりました。 閉式後には教員の紹介、畿友会およびアカペラ部有志による学歌披露、畿央大学パフォーマンスチームKiPT、アカペラ部ADVANCE#、チアリーディング部TINKERSのコラボレーションによる「ウェルカムショー」で入学生を歓迎しました。 午後3時からは大学院健康科学研究科・教育学研究科および助産学専攻科の入学式が行なわれました。大学院および専攻科の入学生、全員の名前が読み上げられ入学を許可された後、それぞれの研究科長、専攻科長から祝辞をいただきました。より高度な学びと研究活動に向けての決意を固める、緊張した中にも和やかな入学式となりました。 新入生の皆さん、入学おめでとうございます! ●入学式の様子は、大学公式facebookページでもご覧になれます。
2018.03.30
第25回Cognitive Neuroscience Societyで研究発表!~健康科学研究科
平成30年3月24日から27日にかけてボストンで開催された第25回Cognitive Neuroscience Societyに森岡周教授、石垣智也(博士後期課程)と私(林田一輝 修士課程)が参加発表してきましたのでここに報告させていただきます。 本学会は知覚、運動制御、注意、記憶、情動、発達など認知神経科学に関連する約800の一般演題があり、どの演題も非常に活発に議論されていました。1日目に運動主体感の研究を私と森岡教授が連番で発表を行いました。私にとって初めての国際学会で非常に緊張していましたが、多くの方が間髪入れずに質問に来ていただき、2時間の発表時間はあっという間に過ぎました。発表に向けて準備に時間をかけていたため、なんとか伝えることができたと思いますが、議論するための英語スキルが無く非常にもどかしく感じました。そんな中、拙いプレゼンテーションながらもVery interesting! You did it!!と言っていただき、今後の活動に対してモチベートされました。 3日目はこの3月に博士後期課程を修了した石垣智也が対人ライトタッチの研究を発表し、その内容に多くの方が興味を持たれていました。英語での発表は慣れているようで、複雑な方法論を丁寧に話されている印象を持ちました。発表内容はすでに原著論文として国際雑誌に掲載されており、私も早く論文化せねばという思いが強くなりました。 シンポジウムでは座長やシンポジストの発表で会場から笑いが起こることがしばしばあり、今回初めて国際学会に参加した印象は良い意味で皆が非常にラフであるということです。リクルートスーツを着ている者は一人もなく、コーヒーを飲みながら議論している風景が多く見られました。私の研究に対して、何も知らないけど面白そうだから教えて欲しいといった方が少なくなく、自身の研究領域と全く関係の無い研究に対して質問し、興味関心を広げようとする研究者としてのあるべき姿を感じ、それはまさに森岡教授が普段から言われている「他人の研究に興味を持ちなさい」という教えそのものでした。それを身をもって経験できたと感じています。 このような貴重な経験ができたのは森岡教授をはじめとする研究室の仲間の日頃のご指導と、畿央大学の手厚いバックアップがあったからであり、ここに深く感謝致します。 【発表演題】 森岡 周 教授 Sense of agency and motor performance are stronger when an individual is capable of motor prediction 林田 一輝(修士課程) Effects of sharing goals with others on sense of agency and motor performance 石垣 智也(博士課程) Association between Unintentional Interpersonal Postural Coordination Produced by Interpersonal Light Touch and the Intensity of Social Relationship 健康科学研究科 修士課程 林田一輝 ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターHP ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターFacebook 【関連記事】 長崎大学大学院 運動障害リハビリテーション学研究室と研究交流会を開催!~ニューロリハビリテーション研究センター 大学院生が第41回日本高次脳機能障害学会学術集会で発表!~健康科学研究科 大学院生が第41回日本神経心理学会学術集会で発表!~健康科学研究科
2018.03.27
理学療法士、関西私大で唯一の3年連続100%を達成~理学療法学科
第53回理学療法士国家試験(2018年2月25日実施)の合格発表が3月27日に行われました。関西の4年制大学では最も多い12回目の卒業生となる健康科学部理学療法学科では、今春卒業した72名が受験し、全員が合格しました。全国平均は87.7%(新卒のみ)でした。 ・3年連続の全員合格を達成したのは、関西の私立大学で畿央大学だけ ・受験者50名以上での3年連続全員合格は、全養成校257校の中で畿央大学だけ という快挙です。 今回の試験の合格率(新卒者全国平均)は昨年よりも8.6%のダウンという厳しい結果でしたが、本学の学生はいつも通りのがんばりで、3年連続となる全員合格をはたしました。どのような問題にも対応するためには、普段からのたゆまぬ努力が大切です。来年にむけても気をゆるめることなく、一層の努力を期待したいと思います。 理学療法学科 学科長 庄本康治
2018.03.23
毎年恒例の沖縄ゼミ旅行!~理学療法学科 瓜谷ゼミ
2018年3月17日(土)~3月21日(水)に理学療法学科瓜谷先生のゼミ生5名、裏瓜谷ゼミ(ゼミ生ではないけど諸々の集まりに参加してくれる人たち)2名、さらに今年は台湾から来た友人2名、そして瓜谷先生の計10名で恒例の沖縄卒業旅行へ行ってきました! 1日目は夕方に到着し、昨年卒業された先輩と合流してブルーシールアイスクリームのパフェを全員で食べました!このビッグサイズのパフェを食べるのは瓜谷ゼミ沖縄ツアーの伝統になっています(笑)夜は民宿近くの居酒屋でおいしい沖縄料理を頂きながら飲み会を行いました。 2日目は朝3時すぎに起床し、沖縄の本部半島に位置する嘉津宇岳の登山に挑戦しました。瓜谷ゼミツアーではこれまでにも何度か挑戦したことがありましたが、曇ったり靄がすごかったりで一度も日の出を見られたことがなかったそうです。そのため今年も日の出が見られるかドキドキしながらの登山になりました。泥まみれになりながら険しい山道を進んでいくと、なんと素晴らしい青空が!!今年は念願の日の出を見ることができました!山頂で涼しい風にあたりながら見る朝日は最高でした! そのあと古宇利島へ行き、ビーチでのんびりしました。非常に天候に恵まれたため、太陽の光が沖縄の青い海を照らしている景色は絶景でした。 夜ごはんは国際通りにある市場で調達し、民宿に帰ってみんなで料理を作りました。沖縄ではポピュラーなオリオンビールや泡盛を楽しみました。 3日目は座間味島へ船で渡り一泊しました。午前中はシュノーケルで美しいサンゴ礁や、カラフルな魚を見ることができました。また間近でウミガメも見ることができ、一緒に泳いでいるような感覚になりました。午後からはレンタカーを借りて島の散策へ。夕暮れ時だったのでお昼の太陽がさしている海とはまた違った景色を見ることができました。夜はBBQをしながら座間味の星空を眺めました。途中から曇ってしまい見えにくくなってしまいましたが、海の堤防で寝ころびながら見た星空は忘れられません。 4日目は本島へ戻り、斎場御嶽やニライカナイ橋、知念岬を訪れました。 斎場御嶽は沖縄では昔から神聖な場所とされており、ここに来ただけでパワーをもらえるような気がしました。また、知念岬から目の前に広がる海は非常に壮大で、ずっと眺めていたい・・・。そう思えるような素晴らしい景色でした。 最終日のお昼頃には那覇空港へ到着し、名残を惜しみながら台湾の友人や瓜谷先生とお別れをしました。 毎晩遅くまで飲み会をして、4年間の思い出など本当に色々な話をしました。今年は例年に比べ、人数も少なく家族旅行のようなアットホームな沖縄旅行でした。思い出が多すぎて上手くまとめられませんが、とにかく何が言いたいかというと、沖縄旅行最高!!”でした!!(笑) 理学療法学科4回生(2018年3月卒業) 浅野紗也香 【関連記事】 メルボルン大学で4回生が卒業研究発表+ラボ見学レポートPart2~理学療法学科 メルボルン大学で4回生が卒業研究発表+ラボ見学レポートPart1~理学療法学科 卒業生・在学生で恒例の沖縄ゼミ旅行!~理学療法学科瓜谷ゼミ(昨年の様子)
2018.03.15
平成29年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。
平成29年度卒業証書・学位記・修了証書授与式が3月15日(木)、冬木記念ホールにて挙行され、健康科学部309名(理学療法学科72名・看護医療学科93名・健康栄養学科93名、人間環境デザイン学科51名)、教育学部200名、助産学専攻科9名、大学院23名(健康科学研究科修士課程19名、博士後期課程3名、教育学研究科修士課程1名)の合計541名を送り出しました。 午前10時に開式し、国歌・学歌の斉唱の後、学部学科ごとの代表者に卒業証書・学位記・修了証書が手渡されました。その後、学長表彰が行われ、特に優秀な成績を修めた学生が各学科から1名選ばれ、表彰状と記念品が手渡されました。 冬木正彦学長による式辞では、「卒業してからも、建学の精神である『徳をのばす、知をみがく、美をつくる』を実践し、常に仲間との絆や支えてくださる周囲の皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、社会で大いに活躍してください。」という言葉が送られました。 続いて山村吉由広陵町長、前垣昇司後援会長、唄大輔畿桜会長よりご祝辞をいただきました。 その後、学生自治会である畿友会長の松岡紗夜さんが在学生を代表して送辞を、卒業生を代表して現代教育学科の光岡克真さんが答辞を述べました。 大学公式facebookページに式典のフォトレポートを掲載しておりますので、合わせてご覧ください。 (facebookアカウントをお持ちでない方もご覧になれます) ◆卒業式 フォトレポート ◆卒業パーティー フォトレポート
2018.03.14
「サイエンスフェスティバル」に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーション サークル
こんにちは!KSCC(畿央サイエンスコミュニケーションサークル)の現代教育学科1回生岡﨑怜央です。私たちKSCCは平成30年3月11日(日)にかしはら万葉ホールで開催されたサイエンスフェスティバルに参加しました。 このサイエンスフェスティバルは、奈良県で唯一の科学館である橿原市立こども科学館が企画され、橿原市主催で行われています。未来を担う子どもたちに対し、楽しく遊んで理科・科学を学ぶ機会を提供するため、こども科学館だけでなくかしはら万葉ホール全館を利用して開催され、毎年1,000人以上が来場されます。畿央大学がブース参加したのは2013年度からで、今年で5年目になります。KSCCは昨年度からこのブースのスタッフとして活動しています。今年度も現代教育学科奥田俊詞教授、看護医療学科福森貢教授と私たちKSCCの学生9名で参加させていただきました。 今回、私たちは、子供たちに科学を楽しんでもらえるように、2つの企画をしました。 ① ロボットをプログラムで動かそう! この企画では、示されたコース上を走るためのプログラムを子供たちが考えて入力し、自分で動かしてみるという活動を行いました。実際に走行させてみてうまくいかなかった所を修正して、また走行させてみる試行錯誤の活動に、子供たちはとても熱中して根気強く取り組んでいました。そして、無事クリアできたときは保護者と手を取り合って喜んでおられました。この企画は行列ができて予約制に切り替えるほど人気で、大成功でした。 またプログラミングができない子供でもロボットを触われるように、あらかじめスタッフでプログラムを入力しておき、子供たちがiPadを傾けたりしてロボットを思い通りに動かす体験も用意しておきました。こちらも常に満員状態で大人気でした。 ② 発砲スチロールのグライダーを飛ばそう! この企画はロボットを動かせない小さい子供のために、少しでも科学的な面に触れてほしいと思いグライダーを作る活動を行いました。あらかじめ発泡スチロールを薄くスライスしたものを準備しておき、子供たちは型紙に合わせて切って、セロテープで重心の位置を調節するだけで済むようにしました。中には短時間で作ってすぐに飛ばす子供もいて、すごいなあと思いました。飛ばすコツをいったん子供に教えると、子供は自分で工夫しながらうまく飛ぶまでくり返していました。うまく飛ばせない子供は、いろいろな方法を試すという試行錯誤の活動ができており、とてもいい活動になったと思いました。 この2つの企画はどちらとも試行錯誤が必要なもので、このような試行錯誤に根気強く取り組める資質が、科学的思考を育成する基盤になると奥田教授はおっしゃっておられました。 たくさんの人が来場してくれ、様々な年齢の子どもたちが遊びに来てくれました!年齢に応じて、難易度(取り組むプログラミングや課題、提供するヒントの種類など)を変えることも、私たち教員をめざす学生には勉強になります。たくさんの子どもたちの笑顔、熱中している姿を見ることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。 このブログを通して、少しでもKSCCのことを多くの方に知っていただけたらいいなと思います。 現代教育学科1回生 岡﨑怜央 【関連記事】 バスケットボールチーム「バンビシャス奈良」にイベント協力!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル スーパーブルーブラッドムーンを観察!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 「サイエンスリンクin大阪」に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 科学教育ボランティア研究大会に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル バンビシャス奈良の公式キャラクター「シカッチェ」と科学実験!~畿央サイエンスコミュニケーションサークル 小学校での学習支援ボランティア&天体観測レポート!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル ホタル&天体観測会を開催!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル