2013年の健康栄養学科の新着情報一覧
2013.11.14
橿原商工会議所連携「新商品認定式」にマッチング商品制作学生らが出席しました。
連携事業「橿原産生姜レシピ」で橿原市の農商工の発展に寄与! 橿原商工会議所とは2009(平成21)年度から連携し今年で5年目で、今回のテーマは「橿原産生姜を使ったレシピ開発」。 例年とは一味違って商工会議所傘下の熱意ある事業所に、商品化できそうなものを最初にピックアップしていただき、これに健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)学生約40名が応える形でレシピを創作し「産官学マッチング会」で事業所に挙手していただいた点です。 過去4回は学生たちの思い思いのレシピを考えたあとで事業所に提案していたのとは大きく異なり、今回マッチングで産まれた商品は7つにのぼりました。 その7つの商品に対して2013(平成25)年11月12日(火)夜7時、橿原市役所4階会議室で『産官学(農商工)連携事業 かしはらの新商品認定式』が行われ、事業所代表者、指導教員とともにマッチングした学生20数名が出席しました。 橿原商工会議所岡橋守幸 i チャレンジ委員長の主催者挨拶の後、森下豊橿原市長から各事業所代表に対して「かしはらの新商品認定証・認定シール」が授与され、事業者からはなぜその商品を選んだのか商品化に苦労した点などが発表されました。 続いて連携の畿央大学を代表して健康栄養学科浅野恭代教授から「学生たちに新商品レシピ開発の機会を与えていただき、またこのような栄誉ある式典に参加させていただいたことは今後彼らの良き体験として残り学業、就職にも活きることでしょう」と感謝の言葉を述べられました。 森下市長からの認定証授与式のあとは、隣の部屋に移って市長、事業所様、浅野先生、創作学生ら出席者全員による記念撮影を行いました。 どの事業者様もこの商品が売れるか売れないかは自分たち製造販売業者の腕いかんにかかっていることを自覚されており、この連携事業をきっかけにさらに商売に磨きをかける決意がみなぎっておられる様子でした。 6月に商品化が決まってからも原材料、味、形状、キャッチコピー、包装容器とデザイン、価格などいろいろな微調整の検討会が事業所様と学生たちの間で何度も何度も繰り返されてきていることがその証です。7商品ごとに森下市長との記念撮影で今までの労がねぎらわれた感じがしました。 11月22日(金)・23日(土)・24日(日)の3日間、近鉄百貨店橿原店6階センターコートにおいて「第19回橿原のうまいもん市」が開催され、これら7つの商品が販売デビューします。 学生たちも3日間交代で売り子・呼び込みで参加することになっています。 みなさま、ぜひ、ご来場ください! また、12月8日(日)11時~16時まで畿央大学キャンパスにおいて、「畿央大学開学10周年記念 地域連携フェア」を開催し、常温販売できる商品は出張販売していただく予定です。 噂のナライガーショーやせんとくんはじめ連携自治体・商工会のマスコットキャラクターも多数来てくれます。 こちらにもぜひお越しください! → うまいもん市のご案内 → 地域連携フェアin畿央大学のご案内
2013.11.13
奈良県中央卸売市場の食祭市へ参加しました!!
9月28日(土)、奈良県大和郡山市の中央卸売市場で 行われている「食祭市」に参加しました。 食祭市では、 私たち健康栄養学科の学生が大和の食材を使って考えた「Kioバーガー」を 約200食、無料で提供しました。朝早くからの準備は 大変でしたが、当日は多くの方が行列を作って待って下さいました。 大和丸なすを使った「Kioバーガー」 ~きっかけ~ 今回、畿央大学と連携協定を結んでいる奈良県中央卸売市場から大和の食材を使ったレシピを開発してほしいとの依頼を受け、私たちは給食経営管理論実習の授業の中でレシピの開発に携わりました。 授業の最後には品評会があり、その中で、私たちが考えた「KIOバーガー」が選ばれ、賞をいただきました。 Kioバーガーの中には大和の食材である「大和ポーク」と「大和丸なす」が使われています。大和ポークはカリッとした食感になるように、一枚一枚丁寧に油で焼き、大和丸なすは その丸い形を生かし、なすの紫色がどの面から見てもきれいに見えるように輪切りにして焼きました。これらの食材に、みんなが大好きなケチャップとソースで味をつけ、パンにはさむことで、大和の食材を生かした「Kioバーガー」が完成しました。 当日、試食をしていただいたお客様に、アンケートへのご協力をいただきましたが、評価は上々で、満足していただけたようです。これを機に、大和の食材をもっと広げていくことができたら嬉しいです。今回ご協力いただいた奈良県中央卸売市場の皆様、このような機会をいただき、本当にありがとうございました。 食祭市に参加した健康栄養学科3回生 1組4班
2013.11.08
就活レポート~就職活動の現場から~№212
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第212弾! 健康栄養学科8期生(14卒) 川本智尋さん 日本赤十字社和歌山医療センター 勤務 【この病院に決めた理由】 この病院の基本方針に共感し、自分もそのような形で医療に携わりたいと思ったからです。 【病院管理栄養士を目指した理由】 大学生活4年間学んだ知識・技術を1番活かしていけると思ったことと、病院ではさまざまな他職種との方の関わりも多く日々知識を増やしていけると感じ、もっと学びたいと思ったからです。 【就職活動を振り返って】 履歴書に使用する、自己PRを考えるのに苦労しました。自己分析は案外難しいなあと実感しました。 私はあがり症なので面接はとても緊張しましたが、これは場数を踏むことも大切だと思うけれど、素直に思っていること、自分の思いを伝えようと思いながら望むようにしていました。この病院を受けるときも、それを意識していたので思いを伝えることができたのだと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 私は人と接することがとても好きで、チャレンジ精神があるということをPRしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 個人面談をしていただいて、履歴書やESの添削、相談にも乗ってもらい、とても親身に対応していただき、背中押してもらえてとても感謝しています。授業の一環として、SPI、一般常識の模擬試験や、マナー講座、面接練習での指導などもしていただき、就職活動を進めていくうえでとても役に立ちました。 資料室にある、先輩方の報告書もすごく参考になったので、ぜひ活用したほうが良いと思います。 何か悩んだら、キャリアセンターに行くと良いと思います! 【後輩へのアドバイス】 私は、病院への就職しか考えていなかったですが、やはり就職活動はさまざまな企業様との出会いや、貴重なお話が聞ける良い機会だと思ったので、説明会には行ったりしていました。でも、それを経ても病院に就職したい!という気持ちは変わりませんでした。 一般企業に就職する人が多い中、病院への就職は時期が遅いことや、1つの病院への採用人数が少ないこともあり、不安はありました。でも、まずは自分からアクションを起こし、気長に根気強くいることが大切なんだと私は思います。病院へ就職したいという強い気持ちと、病院1本で就職活動するという決心があったからこそ、合格をいただくことができたのだと思います。努力は必ず実るし、思いは強ければ強いほど叶うのだと思います! 就職活動は、自分自身との戦いでもあるので、つらいこともあるかもしれないけど、適度に息抜きもして、就職活動を楽しんでください!(^^)! 応援しています☆
2013.10.24
奈良県中央卸売市場連携『冬の市場まつり』(11月23日)出展予定メニュー「牛鍋」の試作をしました。
冬の市場まつりでは、『大和のぬくもりギュギュ牛鍋(ぎゅーなべ)』をご提供します! 今年2013年5月に畿央大学は奈良県中央卸売市場と包括連携協定を締結し、授業の中で「奈良県産食材を使ったレシピ開発」を行っています。連携事業の一つとして、今般同市場協会主催の『冬の市場まつり』鍋フェスタ(2013年11月23日)に参加することになり、新メニュー『大和のぬくもりギュギュ牛鍋(ぎゅーなべ)』をご来場者のみなさんにご提供する予定です。 そのため、2013(平成25)年10月22日その試作が健康栄養学科(指導教員:上地加容子准教授、小西佳奈助手、峰松祐至助手、協力学生10名)によって行われました。 鍋の具材はすべて主催者の奈良県中央卸売市場協会より新鮮な野菜や肉が前日に搬入されており、11時前から考案のレシピにより手際よく開始。 2種類の味付け方法で作り、みんなでいずれの方がみなさんに喜んでいただけるか、具材の良さを引き立てて美味しいのはどちらかを実食で確かめました。鍋物は煮炊きながら食べるのが普通ですが、市場まつりでは200食以上をご提供することから具材ごとの煮込み具合が難しくなります。 さて、11月23日当日はどんな牛鍋に仕上がるか、お楽しみに!! トピックスへのリンク → 「冬の市場まつり」鍋フェスタ(奈良県中央卸売市場)
2013.10.21
2013年度ヨーロッパ呼吸器学会 参加レポート
平成25年度前期畿央大学海外研究旅費助成により、2013年9月7日から11日の会期でバルセロナ(スペイン)で開催されたヨーロッパ呼吸器学会 (ERS)に参加し、1演題を発表しました。演題は「Biological activities of components of essential oils to alveolar type II cells」。 9月6日朝10時に関西国際空港を発ちオランダのスキポール国際空港にてヨーロッパへの入国手続きを済ませ、飛行機を乗り換えてスペインのバルセロナEl Pratt国際空港に到着したのは現地時間の18時過ぎになり、狭い機内の座席で約11時間も拘束され、エコノミー症候群の防止のため体の位置を変えたり、足を伸ばしたりして格闘することになりました。現地の日照時間は20時過ぎまで明るく、日本との時差ボケの修正はなかなかできず、会期の期間中続いていました。 初日の7日は宿泊ホテルから会場となるPlaç Europaまで地下鉄を利用して移動し、当会場にて参加登録手続きを行いました。会場はとてつもなく広い3つの大ホールを使って各部門毎の会場が区分され設定されていました。 ERSは呼吸器に関する臨床、基礎医学、コメディカル分野を含めた領域の呼吸器に関するヨーロッパ最大の団体で、今年度は上記日程の会期で各セッションに分かれての早朝からのシンポジウム、オーラルまたはポスター等による発表となりました。 9日開かれた部門別のCell and Molecular Assembly member’s meeting では、当グループでの過去4~5年の発表演題内容の推移やグループの将来取り組むべきテーマについて討論が行われました。非常に細分化された専門領域での分野での発表であり、お互いの共通専門領域での呼吸器疾患に対する治療から傷害機構についての最新情報の意見交換を行うことができました。 以前にも感じたことであるが、生活環境と呼吸器疾患との関連をテーマにした発表も多く、近年のヨーロッパ各国における環境と健康障害との関心の高さを改めて感じました。国際学会ならではの情報交換の意義を強く感じました。 以下はバルセロナ(スペイン)滞在中に感じたり、体験したことを述べてみたいと思います。 バルセロナの市内は航空写真で見るとわかるように、整然と区画された街として作られています。建物もガウディで代表される歴史的な建造物の世界遺産があり、その市内建築物も百年以上もの時間をかけて完成または完成しようとしているものもあり驚きます。 生活面に注目すると、スペイン人の日常生活の時間は大きく日本と異なり、食事の回数、その時間帯も非常に異なり、特に日本での昼食および夕食に相当する時間はほぼ2時間後にずれた時間帯で食事の時間も非常に長く取ることです。 バル(カフェ兼レストラン兼居酒屋)では簡単な食事をするには入って行きやすいお店で、パスタなどはおいしく食べることができました。 人々の活動時間は午後11〜12時くらいまでは行われているので午後10時に学会会場近くのモンジュイック地区のスペイン村にある「タブラオ・デ・カルメン」というお店に予約を入れ、タパスセットを食べながらフラメンコショーを1時間ぐらい楽しみことができました。その時の店内のショーの様子を写した写真をお見せします。 また店内でモンジュイックの噴水ショーがあるという情報を得たので、その後、カタルーニャ美術館前の場所に移動し素晴らしい光と音響効果をあわせた幻想的な噴水ショーを楽しむことができました。 ちなみにその噴水は1929年のバルセロナ国際博覧会のために作られた約1世紀の歴史を持つ噴水だそうです。 学会最終日の9月11日はカタルーニャの特別な日『DIADA』で、カタルーニャがスペイン・ブルボン軍に包囲され降伏、陥落して敗北した日でしたので、街中が見られる写真の州旗を持って人間の鎖を作り独立を訴える人で溢れていました。 このようにヨーロッパ諸国でも国や地方により人々の文化・生活習慣は大きく異なり、その一端を経験できたことは大きな収穫でした。 健康科学部健康栄養学科 教授 高野康夫
2013.10.21
奈良県中央卸売市場「冬の市場まつり」鍋フェスタに出店します!
今年は『大和のぬくもりギュギュ牛鍋』で体も心も温まっていただきます! 冬の季節の定番となってきた奈良県中央卸売市場協会主催『冬の市場まつり』が2013(平成25)年11月23日(土・祝日)に開催されます。 今年5月には同市場(奈良県農林部)と畿央大学は包括連携協定を締結し、健康栄養学科の給食経営管理論実習Ⅱ(上地加容子准教授、金一玲助手、小西佳奈助手、学生76名)の授業の中で「奈良県産食材を使ったレシピ開発」に取り組んできました。連携事業の一環として「冬の市場まつり」鍋フェスタに参加することになりました。 この鍋フェスタには2年前にもクエ・カニ・ハマグリ等新鮮魚介類をふんだんに使った“畿央部屋のえみ(笑み、塩味)ちゃんこ鍋”で好評を博しました。 今回は“大和のぬくもりギュギュ牛鍋(ぎゅーなべ)”のネーミングで、お肉鍋で体も心も温まっていただきます。 みなさんお誘い合わせの上、ご来場ください。 平成25年11月23日(土・祝) 奈良県中央卸売市場 特設会場 8時~13時 大和のぬくもりギュギュ牛鍋 限定200食 (1食300円で販売予定です。) ※過去の「冬の市場まつり」出店の様子
2013.10.21
近鉄百貨店橿原店「第19回うまいもん市」で学生が創作した商品が販売!
近鉄百貨店橿原店「第19回うまいもん市」で 健康栄養学科学生らが創作した7つの商品が販売デビュー! 2009年から始まった橿原商工会議所と畿央大学との連携事業、橿原にちなんだレシピ開発事業は5年目を迎えています。藤原京時代の木簡に生姜(ショウガ)を意味する「薑根」(はじかみね)の文字が発見されたことから、橿原市では生姜の生産を増やす政策がとられています。そこで、今年のテーマは「橿原産の生姜を使った商品開発」とし、畿央大学健康科学部健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手、学生約40名)では4月から数回の勉強会、市内見学会、レシピコンテスト・業者マッチングを実施してきました。 マッチングの結果、学生のアイデアと橿原商工会議所傘下業者さんの意気込みが7つの商品を生み、いよいよ2013(平成25)年11月22日(金)・23日(土)・24日(日)の3日間、近鉄百貨店橿原店で開催される「第19回橿原のうまいもん市」で販売デビューすることになりました。ぜひご来店ください! 近鉄百貨店橿原店 6階 11月22日(金)~24日(日) 10時~19時(最終日のみ17時) 販売される7商品→ (クリックで大きくなります) 【関連記事】 橿原商工会議所連携「かしはら産しょうがを使った新商品開発プロジェクト」試食会を行いました。 橿原商工会議所連携「新商品開発」事業 新商品開発マッチンング会を開催しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第3回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第2回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業で橿原市内見学会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第1回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
2013.10.15
橿原「ふれあい・いきいき祭」~橿原市健康と福祉の祭典~に協賛・出展しました。
橿原万葉ホール4階「なるほど!健康のフロア」で体力測定とテンペ・豆乳の試食会を実施! 畿央大学は、万葉ホール1階から5階までの全フロアで開催される橿原「いきいき祭」~橿原市健康と社会福祉の祭典~には2011年度より協賛・出展して、今年で3回目となります。 2013(平成25)年10月13日(日)、午前8時に大学から測定機器を搬出し8時30分万葉ホール4階に理学療法学科(指導教員:瓜谷大輔先生、学生14名)、健康栄養学科(指導教員:浅野恭代先生、学生10名)の約30名が参加し、数百人の来場者に健康を実感・実践していただくために、体力測定と健康食品試食会のプログラムをご提供しました。 毎日を健康に生きていくためにはまず自分の体力を知り、年齢と体力に合った運動メニューを続けることが肝心です。体力測定コーナーでは、身長・体重・垂直跳び・ファンクショナルリーチ・足趾握力などを行い年齢別平均値との乖離を知っていただきました。お隣の橿原市医師会のコーナーでは特定健診推進のための血圧測定・脳年齢チェック・ストレス度テストなどで賑わっていました。 別室ブースでは健康栄養学科の健康食品(豆乳クリームとテンペ)の試食会が実施されました。生乳の分離法に近い方法で大豆を分離することで従来の豆乳にはなかったおいしさと機能性を多く含む画期的な食品として注目を浴びている「豆乳クリーム」の良さを体験していただきました。 また「テンペ」も、大豆を原料としており発酵により栄養価が高くミネラルが豊富です。血液をサラサラにし美肌効果もある健康食品を味わっていただきました。 このイベントは午前10時から全ブースで一斉に始まりましたが、同時に1階大ホールでは橿原市社会福祉協議会会長感謝状の贈呈式、テレビ・ラジオでお馴染みの明るい口調と機転の利くキャラクター落語家三笑亭夢之助師匠による講演会「~健康は笑いから~人生は楽しく面白く」が開催されていました。昭和24年に北海道は南富良野の大自然の中で育った夢之助さんが高校卒業後上京して三笑亭夢楽師匠に弟子入りする際の面白エピソードを交えた、新作落語調の語りに笑いの渦が起こっていました。 万葉ホール2階は「わくわく!遊びのフロア」、3階は「いきいき!健康のフロア」、5階は「わいわい!ふれあいのフロア」と、まさに「健康と福祉の祭典」に相応しいプログラムが用意されていました。
2013.10.01
奈良県中央卸売市場連携「食祭市」に参加しました。
連携事業「奈良県の食材を使ったレシピ開発」で入賞した「大和のおかず(肉みそ)」と「大和ポークと大和丸なすのKioバーガー」の試食は好評につき、わずか10分でなくなりました! 畿央大学は奈良県中央卸売市場と本年5月包括連携協定を締結し、健康栄養学科「給食経営管理論実習」(指導教員:上地加容子准教授、金一玲助手、小西佳奈助手)の授業の中で「奈良県の食材を使ったレシピ開発」に取り組んできました。奈良県中央卸売市場の奈良県関係者、青果卸組合長、水産卸組合長、関連卸組合長らを審査員としてお招きしレシピ試食品評会(7月25日)を行い、そこで受賞した市場長賞「大和のおかず(肉みそ)」、青果卸組合長賞「大和ポークと大和丸なすのKioバーガー」の2品を、2013(平成25)年9月28日(土曜日)に開催された『第16回食祭市』にて地域の皆さんにも試食していただきました。 「食祭市」は奈良県中央卸売市場内の関連卸組合が主催するもので、原則小売ができない市場内卸業者が『市場』をもっと身近によく知っていただこうと一般消費者向けに年間数回開催し毎回約3,000人が訪れる特設マーケットです。試食開始前には幾重にも長蛇の列が続き、「大和おかず(肉みそ)」100食は10時30分から、「大和ポークと大和丸なすのKioバーガー」200食は11時ちょうどから試食開始し、いずれもアッという間の10分間でなくなってしまいました。中央市場の商品を安価で購入できると思って来られる方がほとんどで試食後アンケートを見ると「おいしい!どこで買えるの?」という声も聞かれました。 この日参加したボランティア学生は健康栄養学科3回生16名。 朝8時から大学で食材調理を始め、10時には近鉄筒井駅徒歩10分の奈良県中央卸売市場に再集合。加熱調理して来場者のみなさんに提供しました。 来年26年度秋に奈良県南部地域で開催される「第34回全国豊な海づくり大会」のPRマスコットせんとくんの海づくりバージョンも登場して試食会を盛り上げてくれました。腰かごを付け釣り竿とバケツを持ったせんとくんですが、奈良県には海がないため背中には農産物を入れたカゴを背負っている新しいバージョンです。 奈良県中央卸売市場連携事業の今後の展開は、中央市場青果卸協同組合(西川理事長)の一押し農産物「サラダわさび菜」を使ったレシピ開発に取り組み、また2013(平成25)年11月23日(土・祝日)市場協会主催「冬の市場まつり」に参加する予定です。ここでは畿央大学健康栄養学科ならではの美味しい鍋料理を披露しますので、ぜひご期待ください!
2013.09.19
奈良県市町村職員共済組合主催「食生活健康講座」が開催されました。
今年のテーマは「おいしさをサイエンスして、メタボを予防」! 2013(平成25)年9月18日(水)10時より、奈良県市町村職員共済組合主催の「食生活健康講座」が畿央大学調理実習室・給食実習食堂、L102講義室において開催され、奈良県下の各地(奈良市、天理市、橿原市、御所市、香芝市、田原本町など)から23名の受講生が来られました。この講座は同組合員および配偶者を対象として健康の維持増進を図る目的で9月中旬に毎年開催されています。 1限目は、畿央大学健康科学部健康栄養学科の上地加容子准教授、金一玲助手、小西佳奈助手による「おいしさをサイエンスする~メタボ予防のための“5つの味”の活用術~」と題しての調理実習体験講座です。 本日のメニューは、 ①うすくず汁(ホウレン草とき卵のおろし生姜添え) ②鯛の昆布じめカルパッチョ ③かぼちゃと万願寺とうがらしの焼き浸し ④人参のごま味噌あえ ⑤野菜ジュースのシャーベット ⑥味つき卵 など栄養価満点、でもさっぱりした食感を楽しめるちょっと豪華なお昼ご飯です。 この講座は“健康”な“食生活”に重点をおくところから上地先生から配付されたレシピ集には食材分量・作り方に加えて、「エネルギー・たんぱく質・脂質・カルシウム・鉄分・レチノール当量・ビタミンC・食物繊維・塩分」量が細かく示されています。受講者は料理の腕に自信のある主婦、主夫?の方も多いようですのでそのままご家庭でも使えるようになっています。 美味しい料理を食べたあとの2限目授業は、山本隆教授による「おいしく食べてメタボにならない食生活」の講義です。「人はなぜ食べるのか?食べるのは本能?人の食の特徴は?好き嫌いはなぜできる?本能はコントロールできる?健康の秘訣・長生きの秘訣とは?和食はヘルシー?うま味物質とは?」など、人の食についての疑問に答える形での興味あるお話でした。 生きていくために食べる、本能のままに食べるのではなく、おいしいものを満足して食べる、大人の食べ方、理に適った食べ方を学んだような気がしました。