2024年の健康栄養学科の新着情報一覧
2024.12.25
就職レポートNo.804(大阪府・堺市・京都府/栄養教諭)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第804弾! 今回の合格体験では、栄養教諭の採用試験に合格された健康栄養学科19期生(25卒)の4名に、お話をお聞きしました。協力してくれたのは、M.U.さん(大阪府・栄養教諭)、Si.N.さん(大阪府・栄養教諭)、Sa.N.さん(堺市・栄養教諭)、M.M.さん(京都府・栄養教諭)です。 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 M.U.さん オープンキャンパスに参加した際に在学生の明るい雰囲気に魅かれたこと、また、栄養教諭になるために教育学部の先生の授業を受講できるという点に魅力を感じたからです。 Si.N.さん 私も、オープンキャンパスに参加して学生と先生との距離が近いと感じたことが、畿央大学を選んだ決め手です。栄養士や管理栄養士の他に栄養教諭の免許も取得できること、自宅から通学できる距離であることも魅力でした。 Sa.N.さん 私もなんですが、オープンキャンパスに行った際に説明がわかりやすかったこと、実際に体験授業を受ける機会があり、先生の印象が良かったことがきっかけですね。また、大学自体が落ち着いた雰囲気で、先生との距離が近く、安心して学べるように感じたことも大きな理由です。 M.M.さん 管理栄養士の国家試験の合格率がとても高かったことがまず挙げられます。幼いころからの夢であった管理栄養士になるにあたり、先生方の手厚いサポートを受けられる担任制や、座学だけでなく様々な実験や実習が充実していてより実践的な学びができるところに魅力を感じたのも、畿央大学を選ぶ際の決め手となりました。栄養教諭という職業に出会い、その魅力を感じて受験を決意し、合格をいただくことができたのは、教育学部の学生との交流や、先生方の手厚いサポートを受けることができた畿央大学ならではの強みだと感じています。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 M.M.さん 勉強、アルバイト、遊びのすべてに全力になれたとても充実した4年間だったと思います。管理栄養士必修の授業に加えて、栄養教諭必修の授業も取っていたため、決して楽な大学生活ではありませんでしたが、教職課程を履修している仲間や学科の先生方、教採・公務員対策室の先生方の支えのおかげで最後までやり遂げることができました。仲間と切磋琢磨して乗り越えた定期試験や実習、教員採用試験など大変なこともたくさんありましたが、今振り返ると学生生活のすべてがかけがえのない素敵な思い出となっています。 M.U.さん 他学部の人たちや先生方との距離がとても近くアットホームな学校でした。共に頑張ろうという気持ちの学生が多く、試験や行事ごとなど何事にも全力で楽しむことができ、最高の学生生活でした。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 M.U.さん 多くの子どもと関わるために3つの小学校と3つの子ども食堂へボランティアに行っていました。ICTが当たり前に使用されていることや1週間後には苦手なことができるようになっている子どもたちの日々の成長には驚きばかりでした。そして子どもたちが何を必要としているのか、何を大切にしているのかを考え、一人ひとりにあった対応が必要であるということを学びました。 Sa.N.さん 私も、子どもと関わる機会を作らないといけないと考え、地元の友達から紹介してもらったフリースクールに2回生の終わり頃からボランティアスタッフとして参加しました。そこでは、子ども達の得意なもの、興味のあることを伸ばすためにどんなサポートができるかについて学ぶことができました。また、大学のボランティアサークル「ヘルスチーム菜良」に所属していたのですが、子どもに関わることができるイベントには参加するようにしていました。4回生になってからは、小学校の現場の様子も知る必要があると考えて、スクールサポーターに参加しました。教室での子どもの様子、動機づけの方法、給食の時間の課題などたくさんのことを学ぶことができました。 Si.N.さん 私は3回生の9月から週に1日、スクールサポーターとして母校の小学校にボランティアに行っていましたが、ボランティア経験で得た学びは、教員採用試験の面接試験でも活かすことができました。学校現場の様子を知ることはもちろん、子どもたちとの関わりを通して、なぜ栄養教諭になりたいのか、栄養教諭になって何をしたいのか、たくさん自分と向き合って考えることができました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 M.M.さん 栄養教諭の教員採用試験を受験すると決めてからは、とにかく必死に各対策講座を受講し、講座での配布プリント(教育関係の法規、時事)を暗記しました。また、問題集や各自治体の過去問を繰り返し何度も解き、苦手分野の克服に努めました。また、面接や論作文の練習は「週○回する!」と回数を決め、教採・公務員対策室の先生方に添削・助言をいただきながら取り組みました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 Sa.N.さん 給食を通して子ども達を笑顔にできる栄養教諭になりたいです。学校の現場を見て、給食は子どもたちにとって楽しみの一つだとわかりました。そんな給食を通して食に関する色々なことを伝え、子どもたちを笑顔にし、さらに生涯にわたって食を楽しむことのできる子どもを育てたいです。 Si.N.さん 私は、一人ひとりの気持ちに寄り添える栄養教諭になりたいです。肥満や痩身、偏食、食物アレルギーなど、子どもたちが抱える悩みはそれぞれ異なります。栄養教諭として子どもや保護者の方の食に関する悩みや不安を受けとめ、その子どもにとっての最善を一緒に模索していきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 Si.N.さん 大切にしてほしいのは「周りの人に頼る」「絶対に諦めない」ことです。教員採用試験は長期戦です。取り組んでいくなかで、合格できるのかと不安になったり、終わりが見えずに辛くなったりすることがあるかもしれません。そういう時は、ひとりで抱え込まずに周りの人に相談するのが一番です。家族、教員を目指す仲間、先生方にたくさん頼って、最後まで諦めずに頑張ってほしいです。積み重ねた努力は絶対に無駄にはなりません。応援しています! M.U.さん 栄養教諭になるためには、しんどいと思うこともたくさんあります。ですが自分のペースで落ち着いて少しずつ前に進んでください。また、ひとりでは何も乗り越えることができません。共に教員を目指す友達と「絶対一緒に合格するぞ」という思いで頑張ってください!応援しています。 Sa.N.さん 栄養教諭を目指すこと自体、結構な勇気がいると思います。でも、実際は、一緒に夢を目指す仲間がいて、教採・公務員対策室の先生、健康栄養学科の先生方がサポートしてくださるので大丈夫です!弱気にならずにむしろ強気で、時々ご褒美なんかも用意して、自分のペースで頑張ってください! M.M.さん 教員採用試験はとても長期戦な上、栄養教諭は倍率が高く、先が見えないと不安になることもたくさんあります。実際、私も面接練習がうまくいかなかったり、模試の点数が伸びなかったりと何度も何度も心が折れそうになりました。しかし、周りを見るといつも頑張る友達がいて「一緒に頑張ろう」と励ましてくれました。私よりも私自身のことを考え、合格のために力を尽くしてくださる先生方もついています。周りと比べて落ち込む必要はありません。自分のやり方やペースを見つけ、無理なく試験勉強に取り組んでください。教採に挑む仲間、全力でサポートしてくれる先生方のお力を借りて、最後まで自分を信じて、合格を信じて頑張ってください。応援しています。 4名のみなさん、管理栄養士の国家試験の勉強で忙しい中、どうもありがとうございました。来年4月から、みなさんが学校現場でご活躍されることを楽しみにしています。 畿央大学では、教育学部のみなさんだけでなく、健康栄養学科、人間環境デザイン学科、看護医療学科で教員採用試験や公務員試験の受験を考えているみなさんへのサポートも行なっています。採用試験について何か聞きたいことがあれば、いつでも気軽に教採・公務員対策室まで足を運んでくださいね。
2024.12.17
「教採受験者から学ぶ会」を実施しました。
教員採用試験と公立幼保採用試験に合格した4回生が、来年度採用試験を受ける3回生に向けて自身の受験体験を語る「教採受験者から学ぶ会」を、校種や自治体ごとに日程を分けて実施しました。 小学校は11月7日(木)[大阪府]、11月21日(木)[大阪市] [奈良県]、養護は11月7日(木)、英語は11月13日(水)と18日(月)、特別支援は11月20日(水)、栄養は12月5日(木)、そして公立幼保は12月3日(火)に実施されました。 4回生は、いつから受験勉強を開始したのか、どのような教材を用いたのか、面接対策はどのように行っていたのかなど、具体的なエピソードを交えながら、自身の経験を話してくれました。公立幼保では、集団・個人面接や模擬保育の実演も行われ、参加者は試験本番さながらの緊張感と臨場感を味わうことができました。 発表を聞いた3回生は、先輩方の話を聞いて、具体的な勉強方法をイメージできたほか、面接対策の重要性を改めて感じているようでした。 発表後には、フリータイムを設け、3回生は4回生が使用した面接ノートやテキストを手に取り、個別に質問するなど、活発な交流が行われました。 卒論の忙しい時期にもかかわらず、貴重な時間を割いて発表してくれた4回生の皆さん、どうもありがとうございました。 3回生の皆さん、先輩たちのアドバイスを参考に、教採・公務員対策室も全力でサポートしていきます!来年度の採用試験に向けて頑張りましょう!
2024.12.11
就職レポートNo.796(食品メーカー/品質管理職) 健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第796弾! 健康栄養学科4回生 貴島 日菜子さん 食品メーカー (品質管理職) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 畿央大学での授業や実習を通して、私には病院や給食会社などでの仕事はあまり向いていないと感じるようになりました。それよりも大学で学んできた栄養学の知識を活かせる食品メーカーで働きたいと思うようになりました。様々な職種を調べてみて、私は几帳面な性格であることなどから、品質管理に携わりたいと思いました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 印象に残っていることは畿央祭です。3、4回生のときに、揚げパンと牛乳の模擬店を出しました。クラスで協力して看板づくりや調理、販売をしました。私たちが作ったものをお客さんに食べてもらい、喜んでもらえたときはとても嬉しかったです。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 品質管理職がある食品メーカーの説明会や面接を何社か受けた中で、当社のホスピタリティを重視しているという社風、オーダーメイド商品を作っていることや新しいことに挑戦していているという強みに惹かれました。また、会社、社員の方の雰囲気や福利厚生など様々な面で比較して、当社が最も働いてみたいと思える会社でした。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 私は文章を書くことや、人前で話をするのが得意ではなかったので、苦労しました。キャリアセンターの方に何度もESの添削や面接練習をしてもらい、大変お世話になりました。また、友人や家族にも相談したり、面接練習をしてもらったりしました。話しているうちにエピソードを思い出せたり、客観的に自分のことを知れたりするので、一人で考えるよりも視野が広がります。大学でサークルには入っておらず、アルバイトも短期しかしていなかったので、あまり話せるエピソードがなく、大学での授業や実習、趣味の話などをしていました。心がけていたことは、面接で緊張して声が小さくなってしまわないように意識して話すことです。面接を1日で2社受けたこともありましたが、私はできるだけ説明会や面接の予定を詰め込みすぎないようにしていました。面接で話す内容などが混乱してしまわないように、1つの会社の面接練習にできるだけ時間をかけて挑むようにしていました。就職活動を始めたころは、面接を受けるのは不安でいっぱいでしたが、終わった後には人前でも自信をもって話せるようになったと感じています。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 リフレッシュ方法は、アニメを見ることです。私はアニメを見ることが好きなので、就職活動期間中もアニメを見たり、友人とアニメ映画を見に行ったりしていました。面接などうまくいかず落ち込んでいても気分をリフレッシュでき、気持ちを切り替えることができました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 就職活動は忙しくて、大変だと思いますが、様々な会社のことを知って、自分がそこで働いている姿を想像したりするのは楽しいと感じるときもあります。面接などで失敗したりして辛くなることもあるかもしれませんが、趣味とか友人と話したりするだけで気持ちが楽になると思うので、息抜きもしながら最後まで諦めずに頑張ってください。
2024.12.09
就職レポートNo.795(調剤薬局/管理栄養士職)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第795弾! 健康栄養学科4回生 筒井 結衣さん 調剤薬局 (管理栄養士職 ) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 生きていくうえでなくてはならない“食”を通して人を健康に導けるようになりたいと思ったからです。小さい頃から食べることが好きで食に関わる仕事がしたいと思ったとき、母から管理栄養士という仕事があることを教えてもらいました。食事の楽しみを失わないように管理しながらも健康のサポートができるという仕事にとても魅力を感じ、目指すようになりました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 同じ目標をもった友達や自分の悩みに真剣に向き合ってくれる担任の先生が居てくれたおかげですごく充実した生活を送ることができたと思います。高校生のときに文系だったこともあり、最初は理系分野の授業内容に苦戦しましたが、基礎からわかりやすく教えてくれるので次第に理解できるようになりました。実習では様々なグループで活動するので色んな人と関わり合うことができ、協力しながら1つの課題をこなす楽しさと達成感を味わうことができました。 畿央大学の行事の中では、特にクリスマス会が印象に残っています。授業後に友達とクリスマスパーティーをしてから、大学主催のクリスマス会に参加し、恒例のビンゴゲームで盛り上がって、寒い中ビンゴゲームの景品が当たらなかった悔しさを分かち合いながら帰るのが楽しかったです。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 内定先の企業理念と品質基本方針にある「あなたにやさしい」、「自分を患者自身に置き換えて接するよう心がける」というフレーズに惹かれたからです。説明会に参加したときに社員の皆様がとても温かく、優しい接し方で本当にこのフレーズを大切にしていることを肌で感じることができ、私もそうなりたいと思いました。また、内定先の調剤薬局の管理栄養士は、病気の予防と改善の両方に関わることができるところも魅力の1つだと思います。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 自己分析をして自分の魅力を伝えるという機会はなかなかないと思います。だからこそ苦戦すると思います。最初の頃は自分の思いを言語化するのが難しく、失敗しては改善方法を考え、実践する、の繰り返しでした。そのような中で私が特に意識したことは「本音で自分に向き合い、ありのままの自分で相手と関わること」です。様々な就職活動の参考になる自己PR方法を目にするうち、その例にとらわれすぎて無意識に背伸びをしている自分に気が付きました。そんなときに周りの人からありのままの自分で挑んだほうが自分の魅力を活かすことができると教えてもらい、無理に取り繕うことをやめてから気持ちが楽になりました。 就職活動は大変なことも多いですが、自分を見つめなおすいい機会だと思います。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 マイナビ、リクナビで気になる企業を絞り込んでエントリーし、就活会議で情報収集をして面接対策をしていました。また、企業のホームページで詳しい事業内容をノートやスマートフォンなどにまとめていました。また、面接後に何かご褒美を作ると気持ちの切り替えができるのでいいと思います。趣味の時間を設けたり、美味しいものを食べたり、自分なりの息抜きを見つけてみてください。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 就職活動を始めるのはなかなか気乗りしないかもしれませんが、終わってみるとやってよかったと思えるいい経験だと思います。マイナスなイメージばかり考えずに「まずはやってみる!」につきると思います。 行動してみると意外とすぐに慣れてくるはずです。しかし、しんどいときは息抜きも忘れずに。プライベートタイムでは自分のことを大切にしながらも、面接では秘めたる魅力を存分に発揮してください!応援しています!!
2024.11.29
ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.1~健康栄養学科
2024年度4月より中谷 友美先生と上西 梢先生の指導の下、健康栄養学科の学生たちが、株式会社CWS *1 と連携して、ならコープで販売している「らくらくお料理パック」*2 のレシピ開発に取り組んでいます。 *1 株式会社CWS ならコープの子会社で、ならコープで販売しているらくらくお料理パックなどの商品開発や製造をしています。 *2 「らくらくお料理パック」 ならコープが販売しているミールキットのことです。お肉や野菜などの必要な食材と付属のタレが入っていて、自宅で煮たり焼いたりするだけで一品が完成するお手軽なキットです。 レシピ開発 説明会 今年度初めに本レシピ開発の説明会を実施して、参加学生を募った結果、現在5つのチームが、レシピ開発に取り組んでいます。このお料理パックの開発には、価格設定、調理時間、過去のレシピは使用できない、既存のタレを使用するなどたくさんのポイントがあります。学生らは、これらのポイントを踏まえてレシピを考えていきました。 ▼ 株式会社CWS様の説明の様子 学内プレゼン大会 5月23日(木)学内プレゼン大会を開催しました。学生たちは、チームごとにレシピ案やそのコンセプトなどを発表しました。それぞれしっかりと考えられており、とても有意義な回となりました。7月には、2回の試作を経て、株式会社CWSに書面によるメニューの提出をしました。 参加している学生の感想 今回のレシピ開発を通じて、最も楽しかったのは、自分が考案したレシピを試行錯誤しながら形にしていく過程でした。アイデアを基に料理を作り上げることで、想像していたものが実際の一品に仕上がる瞬間には非常にやりがいを感じました。特に、味や食材の大きさなどを微調整しながら、理想通りに仕上げるという経験は今までになかったので非常に楽しかったです。 一方で、ミールキット特有の制限や課題にも直面しました。まず、販売価格帯に設定が有るため、原価を抑える必要があったことです。ただおいしい料理を作るだけではなく、限られた予算の中で食材を選び、安くておいしいレシピを作るという点は、これまでの料理とは異なる取り組みでした。また、使える材料に制限があったため、その範囲内で工夫を凝らす必要があり、想定していたレシピを修正・改善する必要がありました。さらに、ミールキットでは、誰でも手軽に作れるように手順を簡略化することも必要であり、複雑な工程をいかに簡単にできるかが難しい部分でもありました。 こうした制限がある中で工夫を重ね、レシピを作り上げる経験は、管理栄養士になるうえで重要な経験になったと思います。 健康栄養学科 2回生 滝澤 人和 田中 菜々羽 ▼ 実際に市販されている商品を調理しました 今後、学生が考案したレシピについて、株式会社CWSよりフィードバックが行われ、選考に残ったメニューをならコープに提案する準備に入ります。ドキドキしますが、来年4月にならコープで販売できることをめざして、今後も取り組んでいきます。 畿央大学 地域連携担当 関連記事 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 奈良県中央卸売市場で「第17回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央祭にて ”がんカフェ「きらめき」” を開催しました!~ 看護実践研究センター 今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました!
2024.11.29
令和6年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!~ 教員レポート ~
健康栄養学科の卒業研究発表会が2024年11月16日(土)10時30分より冬木記念ホールにて開催され、62名の4回生が22演目の発表を行いました。 食品科学や調理科学、臨床栄養学、公衆栄養学、スポーツ栄養学、栄養教育など、食や栄養に関わる様々な研究成果を興味深く聴くことができました。4回生たちは、昨年の12月(3回生の後半)に各研究室に配属され、管理栄養士国家試験の勉強や就職活動、臨地実習と忙しい中、先生方の指導の下日々研究に励んできました。 発表している学生たちの中には、声や手が震えている学生もおり、非常に緊張している様子が伺えました。一方で、1年間の研究成果を伝えようと一所懸命に発表している姿をみて、学生たちの成長を感じることができました。 発表後の質疑応答では、先生方からの質問に対して返答に詰まっている場面もあり、今ある自分の知識から何とか返答をみつけようとしている必死さが伝わってきました。 また、3回生をはじめとする下級学年も聴講に来ており、希望する研究室の研究発表を真剣に聞いている様子も、とても印象的で次年度の卒業研究への意欲が感じられました。 最後に栢野学科長より閉会の挨拶があり、卒業研究発表会の講評と社会に旅立つ4回生へ激励の言葉が送られました。 すべての研究発表が終わったあとは、緊張も解け、達成感からかとても晴れやかな笑顔が印象的でした。 今回の卒業研究発表会で得た経験を社会に出てからも活かしてください。とても素晴らしい卒業研究発表会でした。4回生のみなさん、本当にお疲れ様でした。 健康栄養学科 助教 上西 梢 関連記事 ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.1~健康栄養学科 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 奈良県中央卸売市場で「第17回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 ラジオ「FMヤマト」で、4大学対抗ピザバトルを紹介!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「4大学対抗ピザバトル」に出場しました!&サンプーペーで販売します~ 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 【全国4位】フードスペシャリスト資格認定試験で特別表彰!~健康栄養学科
2024.11.25
3回生対象『畿央大学学内合同企業説明会』を開催しました!
2024年10月24日(木)・31日(木)・11月7日(木)の3日間、「業界・企業研究」の取り組みとして合同企業説明会を対面で開催しました。 3日間で15社、卒業生が活躍していたり、4回生が進路決定したりと本学とご縁の深い企業様にご参加いただきました。 ★全大会の様子★ 全体説明会では、各企業様の概要など説明いただいた後、個別説明会会場に分かれました。 ★個別説明会の様子★ 個別説明会会場では、企業様の紹介や仕事内容・求人情報など詳しく説明していただき、質疑応答も実施しました。 一般企業への就職を希望する3回生3日間で77名が参加しました。 説明会終了後には参加学生から「就職活動の視野を広く持つことができた」「企業様のお話を聞く ことで就職活動を進める気持ちになった」などの感想が寄せられました。 今後は、インターンシップや個別企業説明会などに積極的に参加し、就職活動を進めてください。 希望進路の実現に向けて頑張っていきましょう!
2024.10.16
奈良県中央卸売市場で「第17回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科
畿央大学では、奈良県中央卸売市場 と「同市場の活性化と大学の充実発展」を目的に2013年より包括連携協定を締結し、学生を交えて様々な事業に取り組んできました。その取り組みの1つとして、2015年より同市場の関連商品売場棟内に「ならいちばのキッチン」がオープン。本学健康栄養学科の教員と学生が、市場の新鮮な食材を使って料理を作る「ならいちばのキッチン料理教室」を実施しています。コロナウイルスの感染拡大により中止が続いていましたが、ついに2024年9月28日(土)に4年ぶりの開催となりました! 健康栄養学科の学生プロデュースによる料理教室@奈良県中央卸売市場。 今回のメニューは、アジを使った「魚の揚げ焼きと野菜たっぷり彩りトマトソース」 当日は、事前に申し込みをした年齢・性別も様々な12名の方々にご参加いただきました。。本学健康栄養学科 上地教授と矢内助手、上地ゼミの学生4名が担当し教室を進めました。実習などで当日参加できなかった学生もいましたが、4名が協力して頑張って進めていました。今回は、主に水産物卸協同組合のご協力をいただき、新鮮なお魚を使ったメニューをプロデュースしました。 まず本イベント開催にご尽力いただいた同市場の方々にご挨拶いただきました。また、鮮魚をご提供いただいた七海水産株式会社の方が、食材についての説明をしてくださいました。 ▼ 企画管理課 戸澤課長の挨拶 ▼ 水産物卸協同組合 吉田理事長の挨拶 ▼ 七海水産株式会社より魚の説明の様子 料理教室が始まると、上地教授より挨拶と説明、そして学生からは、手作りのテロップを使って、魚に関するクイズを参加者の皆さんに答えていただきました。みなさんの反応も良く、良いアイスブレイクになったようです。 その後、上地教授が、調理のポイントやコツを丁寧に説明され、学生がその隣でデモンストレーションを行いました。 アジのウロコと内臓を取り除き、3枚におろす、 丁寧に骨取りをして切り身にする、 衣をつけて揚げ焼きにする、 そしてソースを作って揚げ焼きにしたアジの上におしゃれにかけて出来上がりです。 たくさんの工程があったのですが、皆さん熱心に聞き、学生のデモンストレーションを食い入るように見て勉強されていました。 説明が終わるといよいよ参加者の皆さんの調理が始まりました。各調理テーブルに学生が付いて、参加者の補助をしました。やはり、最初のアジの3枚おろしにみなさん苦労されていましたが、学生が楽しく、丁寧にフォローしていました。普段スーパーで切り身を買うことが多い一般の方には、とても貴重な体験だったと思います。 最後は、お楽しみの試食タイムです。苦労して作った魚の揚げ焼きは、ふっくらとボリュームがあってとてもおいしかったです。野菜たっぷり彩りトマトソースのさっぱりした味と相性も良くとてもおいしくできあがりました。試食タイムでは、学生が別に準備した四川風ソースも試食していただきました。こちらはピリッと辛めのソースで、大人の方に人気でした。みなさん和気あいあいと楽しく過ごされました。 試食タイムでは、同市場の業務課 川合係長が、大和野菜についてご紹介してくださいました。 参加した学生の感想 ● 今回のならいちばのキッチンには、市場で開催されるため単純に「楽しそう!」という思いと、栄養学生として魚の美味しさをもっと知ってほしいという思いから参加を決めました。当日は、3枚おろしを参加者の方の前で実演することになっていたのですが想像以上に立派なアジを提供いただいたので、捌くことに緊張もあり少し苦労しました。しかし、参加者の方々からとても良いリアクションをいただくことができ、とても嬉しく、私自身にとってとても良い経験となりました。参加者の方々にも、この機会を経て魚の魅力が伝わっていれば嬉しく思います。大学生最後の年に思い出に残るとても貴重な経験ができて良かったです。ありがとうございました。 井岡 裕 ● ならいちばのキッチンに参加するにあたってやはり緊張はしましたが、私たちが考えたレシピで少しでも魚を手に取りやすいようになり、より「美味しい」と感じてくださればいいなという思いで頑張りました。私はデモストレーションの際にしか参加者の皆さんと顔を合わせる機会が無かったのですが、用意したクイズや三枚おろしへのリアクションがとても良くて嬉しく感じました。また、美味しいという言葉を頂くことができて参加できてよかったと思いました。魚の美味しさをもっと知って欲しいという市場の方々や私たちの気持ちが参加者の皆さんへ届いていると良いなと思っています。市場にも行くことが出来て良い経験となりました。 大山 真弥 ● 普段市場に行く機会がないため、市場の活気ある雰囲気を感じることができて新鮮な気持ちになりました。ならいちばのキッチンは意外にも親子での参加者が多かったため、市場の方が若い世代に向けて食に関心を持ってもらうためのきっかけづくりをされているのだと知ることができました。今回、私たちがそのお手伝いをすることができて良い経験になったと感じています。料理に対する嬉しい感想をいただくこともできて喜ばしい限りです。 小林 苑子 ● 今回のならいちばのキッチンに参加し私たちの食が市場によって支えられているということと新鮮で良質な魚を食べてもらいたいという市場の方の思いを直に知ることができました。家庭でも簡単に作ることができながらも、食べたことのないような料理を作ってもらいたいと感じ、今回のレシピを考えました。参加してくださった方や食べてくださった方から「ひと工夫でいつもの料理がこんなに変わるんだね!」といった声も聴くことができとても嬉しかったです。実際に市場の雰囲気を知ることができ貴重な経験となりました。 更井 李穂 今回のイベントは、料理教室を通して、奈良県中央卸売市場を知ってもらい、調理を通じて食材に興味を持ってもらうとても有意義な機会でした。参加した学生は、4回生で来春には卒業予定です。この体験を社会に出てからも生かして頑張ってもらいたいです。 次回の『いちばのキッチン料理教室』は、12月に開催予定です。詳細は、奈良県中央卸売市場 HPでご確認ください。 畿央大学 地域連携担当 関連記事 ならいちばのキッチン 過去開催分のブログ ラジオ「FMヤマト」で、4大学対抗ピザバトルを紹介!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「4大学対抗ピザバトル」に出場しました!&サンプーペーで販売します~ 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 【全国4位】フードスペシャリスト資格認定試験で特別表彰!~健康栄養学科 6/2(日)テレビ大阪「発見‼︎“食”遺産」に健康栄養学科上地ゼミの学生が出演します! 2024年度 新入学生研修 学科別レポートvol.4~健康栄養学科
2024.10.07
学生考案「野菜のとれるお弁当」が近畿地区のイオン85店舗で販売!~ヘルスチーム菜良
奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」に所属する本学健康栄養学科の学生が、イオンリテール株式会社と協同で「野菜のとれるお弁当」を開発しました。この取り組みは、奈良県の「やさしおベジ増し」プロジェクトの一環として、本学を含めた4大学が「野菜を120g以上使用し、主食・主菜・副菜がそろった」4種類のお弁当を考案・開発したものです。 販売期間は、10月16日(水)から29日(火)までの2週間、近畿のイオン85店舗で販売されます。またお披露目イベントとして、イオン大和郡山店にて10月19日(土)に大和郡山フェア内で実施予定、当日は14時から試食を予定しています。 販売日時 2024年10月16日(水)~29日(火) 販売店舗 近畿地区のイオン・イオンスタイル 計85店舗(一覧はこちら) 販売価格 1個598円(税込646円) 販売内容 10種の彩り野菜とつくね弁当 ~健康スイーツが嬉しい♪たっぷり野菜でさっぱりヘルシー~ ・ひじきの混ぜ込み茶飯 ・豆腐つくね(きのこ甘酢あん) ・小松菜の胡麻和え ・煮物 ・大学芋 お弁当の詳細はこちら 生活習慣病の発症予防のために目標とする野菜摂取量は一人1日あたり350g以上で、1食あたり120gが目安です。ところが、奈良県県民一人1日あたりの野菜摂取量は約270gとなっていて、1日の目標量に達していない現状があります。そこで、管理栄養士をめざす学生で構成された食育ボランティアサークルである4大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)ヘルスチーム菜良が考案した「野菜120g以上を使用」し、「主食・主菜・副菜がそろった」お弁当を販売することで、奈良県民の健康的な食生活の実践継続を目指しています。 開発したおかずの品数は全部で5品、このお弁当で1日の必要量の1/3にあたる約120gの野菜が摂取できます。 問い合わせ先 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原 潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp
2024.09.12
イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.9~文化の違いから学ぶこと!
健康栄養学科2回生の北森です。私がイギリスへの短期語学留学を希望した理由は、日本だけでなく違う国の違う文化を経験して、凝り固まった考え方に広がりを持てたらいいなと思ったからです。また、ホテルではなくホームステイができるのも、学生のうちしかできないと考えました。実際に留学をしてみて、テレビやインターネットで見るより、その場に足を運んで全身で感じることでたくさんのことを吸収できたように思います。 例えば、学校では虹色の髪色の先生がいて、みんな表情豊かで全身で感情を表現していると思いました。また、クラスの誰かが誕生日の時はお菓子を準備してくださって、日本にはない自由さを学びました。さらに、メッセージカード専門店があるほど、イギリスにはメッセージや花を送りあう文化があって、あらたなコミュニケーションの取り方を学びました。 ホストファミリーはとても親切で、ミュージカルのオンラインチケットをとれず困っているところを自分のスマホで代わりに取ってくれたりもしました。家に帰ったときはドアを開けて出迎えてくれ、朝の登校も仕事があるときは一緒にバスに乗ってくれました。温かく、安心できる場所になりました。 土曜日はナショナルギャラリーとミュージカルに行き、日曜日は衛兵交代式を見にバッキンガム宮殿、ハロッズ、クルーズに乗ってロンドンアイやビッグベンを見ました。ナショナルギャラリーやクルーズは先に予約することでスムーズに見ることができました。 地下鉄の乗り換えを間違え、走って何とかクルーズに間に合ったあとの、あのロンドンの絶景は、とても印象的です。イギリスの建物やミュージカルはとても細やかなデザインでそれでいて壮大でどこを見ても日本とは別世界だったのはもちろん、商品の売り方一つをとってみても刺激的で、すべてが勉強になっています! 健康栄養学科 2回生 北森 万菜 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.3~語学学校や観光の様子をご紹介! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.4~20歳の誕生日をイギリスで過ごしました! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.5~休日の過ごし方! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.6~今もなお続く、良きイギリス文化 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.7~英語学習と他国の留学生との交流 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.8~2週目に入りました! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活!