SNS
資料
請求
問合せ

健康栄養学科の新着情報一覧

2021年の健康栄養学科の新着情報一覧

2021.10.31

2021年度畿央祭で「親子オンライン料理教室」を開催! ~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良

令和3年10月24日に開催された畿央祭1日目に、ヘルスチーム菜良※のメンバーで「親子オンライン料理教室」を催しました。   ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。         午前の部・午後の部の2部構成で、それぞれ6名・5名のお子さんとそのご家族の方にご参加いただきました。この料理教室では、【りんごジャム・カスタードクリーム・パンケーキ】を、ネットを通じて学生が親子に教えながら調理していただきました。料理指導のほかにも、事前に用意した料理動画・地産地消や食品ロスに関する食育・食材を提供してくださった農園さんの紹介も行いました。         お子さんでも作ることができ、火加減や食材のサイズなど工程がインターネット上でも伝わるもの、そして美味しいものをつくることができるよう、奈良県の県知事賞を受賞されたこともあるパティシエの田中貴也シェフのお力も借りて、メンバーが考案したレシピを作成しました。   製作期間約1カ月という厳しい期間の中、夏休みにZOOM会議や自宅・学校での試作を繰り返して準備した結果、午前の部・午後の部共に大成功に終わりました!料理教室終了後のアンケートでは、「分かりやすく優しく教えてくれて楽しかった」「美味しくできて嬉しかった」「100点満点!」といったお声をたくさんいただきました。           りんごジャムで用いたりんごは、「食品ロス削減」として、商品として売れなくなった規格外りんごを最大限に活用し地産地消とも絡めて、奈良市矢田原町の窪田りんご農園さんにご用意いただきました。     今回、田中パティシエと共同開発した「りんごジャム」は11月より、コラボジャムとして、Ohisama・lunch(おひさまらんち)で販売を行っております。(なくなり次第終了)   当日の料理教室での学生スタッフのほか、当日までのレシピ開発、リーフレット制作、レシピ動画制作、当日親子に行った食育の資料制作など、計24名の学生で創り上げました。   今回のイベントを通じて、参加された方がレシピを積極的に取り入れ食材や料理に興味を持つきっかけになれば光栄です。   この活動で得たことを、今後のヘルスチーム菜良の新たな活動に活かして積極的に取り組みたいと思います!         健康栄養学科3回生 清木 晴香・初岡 杏       【関連記事】 奈良県産規格外りんごを使用したジャムを管理栄養士の卵とパティシエが共同開発!~ヘルスチーム菜良 オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう!」レポート!~ヘルスチーム菜良 「2021年度 第1回 ならコープらくらくお料理パック 新メニュー試作会」開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 食育SATシステム勉強会を開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良      

2021.10.22

理学療法特別講演会「2020東京五輪の活動報告」をアーカイブ配信します(在学生・卒業生限定)

11月末までの見逃し配信が決定!   理学療法学科卒業生のリカレント教育として、畿桜会(同窓会)主催で実施されている「理学療法特別講演会」。第14回となる今回のテーマは『2020東京五輪の活動報告~理学療法サービス部門としてのレガシー~』とし、TOKYO2020MEDスタッフとして参加した教員・卒業生3名を講師に招いて、2021年10月13日(水)19時30分よりオンライン開催されました。     都合が合わずに参加できなかったという声を受けて、講演会(約60分)のアーカイブ配信を行うことになりました。お申込みいただいた方(在学生・卒業生・修了生・教職員)にのみメールにて視聴用URLをお送りしますので、希望される方は下記からお申込みください。   ※視聴期間は11月末までです。  ※今後のイベント企画の参考とするため、視聴後にはアンケート回答をお願いいたします。 ※後半の座談会についてはアーカイブ配信の対象外となります。   ▶アーカイブ配信を申込む   【関連記事】 第14回理学療法特別講演会「2020東京五輪の活動報告」を開催しました。 10/13(水)第14回理学療法特別講演会「2020東京五輪の活動報告」を開催します。 東京五輪に理学療法士として本学教員・卒業生4名が参加します。

2021.10.19

奈良県産規格外りんごを使用したジャムを管理栄養士の卵とパティシエが共同開発!~ヘルスチーム菜良

【地産地消×フードロス削減】奈良県産規格外りんごを使用したジャムを共同開発! 11月上旬からOhisama・lunchで販売開始 10/24(日)にオンライン親子料理教室で披露   奈良県内管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」に所属する畿央nutrition egg team(畿央大学ヘルスチーム菜良)は、社会福祉法人せせらぎ会の田中貴也パティシエと、窪田りんご園(奈良市矢田原町)の奈良県産規格外りんごを使用した「りんごジャム」を共同開発しました。11月上旬より、Ohisama・lunch(おひさまらんち)での販売を開始いたします。また販売に先立ち、畿央祭「ウェルカムキャンパス企画」として「学生と作ろう‼旬の果物を使った親子オンライン料理教室」を、10月24日(日)に小学生高学年の親子を対象に実施し、今回開発したりんごジャムを作ります。   日 時 2021年11月上旬~ 場 所 Ohisama・lunch(おひさまらんち) 住所:奈良県大和高田市神楽3-8-8   奈良県内管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」に所属する畿央nutrition egg team(畿央大学ヘルスチーム菜良)は、奈良県の健康課題に対し、若い世代を対象とした若い世代自らの情報発信、政策提案、商品開発などを通した食育活動が評価され、第4回食育活動表彰で農林水産大臣賞を受賞することができました。 畿央nutrition egg teamでは、「地産地消」として奈良市矢田原町の窪田りんご園で栽培された奈良県産りんご(紅玉・シナノスイート等)を、「食品ロス削減」として規格外りんごを使用し、学生が考案したオリジナルりんごジャムを使ったスイーツを「子どもの料理をする力を伸ばす」ことを目的に親子で作成します。本企画のスイーツのレシピ考案にあたっては、kioクッキーを製造している社会福祉法人せせらぎ会の田中貴也パティシエの指導を受けながら完成させました。 今回、田中パティシエと共同開発した「りんごジャム」は11月上旬より、コラボジャムとして、Ohisama・lunch(おひさまらんち)での販売を開始いたします。また、販売に先立って第19回畿央祭ウェルカムキャンパスオンライン企画において、小学校高学年の親子を対象に「旬の果物を使った親子オンライン料理教室」を実施し、今回開発したりんごジャムを作ります。   【問い合わせ先】 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原 潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1603 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp  

2021.10.18

「2021年度 第1回 ならコープらくらくお料理パック 新メニュー試作会」開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良

令和3年7月14日(水)・15日(木)に、畿央大学ヘルスチーム菜良※1のメンバーでならコープさんとの共同レシピ開発「らくらくお料理パック※2」の新メニュー試作会を開催しました。14日には4回生1名2回生6名1回生3名、15日には2回生3名が参加し、それぞれの考案したレシピを数人グループに分かれて試作しました。また、自宅での試作を希望しているメンバーは、自身の考案したレシピを自宅で試作しながらレシピ開発を行いました。   (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。   (※2)らくらくお料理パック…コープさんが販売しているミールキットのことです。あらかじめお肉や野菜などの必要な食材と付属のタレが入っていて、家で煮たり焼いたりするだけで1品が完成する手軽なパックが販売されています。ヘルスチーム菜良では、このミールキットの新商品開発に携わっています。   もともと考案していた4品については、味付けや彩りを実際に試作・試食しながら改良し、新たに思い浮かんだレシピについては、その場で作ってみるなど、2日間合わせて予定していた品数を超える試作を行うことができました。 感染症の対策として離れた席での黙食にはなりましたが、試食後に改善点を出し合いました。     昨年はコロナ禍で活動がほとんどできず、1回生も2回生も初めて活動するメンバーばかりでしたが、先生や先輩から助言をもらいながら、食材や手順なども一から開発するという経験をし、良い刺激をたくさん受けることができました!   また、「もっと野菜の量を増やしても味が薄まらずたくさん食べることもできそうじゃない?」「水溶き片栗粉の割合はどのくらいが食べやすい?」とメンバーの意見を取り入れて臨機応変に試作している様子が多く見受けられました。     なかなか活動しづらい状況ではありますが、十分な対策を行いつつ、これからも手軽で美味しいらくらくお料理パックの開発に努めていきます!   健康栄養学科2回生 清木晴香   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

2021.10.18

オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう!」レポート!~ヘルスチーム菜良

令和3年7月11日(日)、18日(日)に畿央大学のオープンキャンパスが開催されました。 ヘルスチーム菜良※1から学生がスタッフとして参加し、食育サッとシステム※2を用いて、体験コーナーを実施し栄養指導を行いました。   (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。   (※2)食育サッとシステム…ICチップが入ったフードモデルをトレーに選び、専用の機械に乗せるだけで、一食分の栄養価計算とその食事のバランスがチェックできる体験型の栄養教育システムです。星(★)1~5の5段階で評価されます。    今年のオープンキャンパスは新型コロナウイルス対策のため、午前と午後に分けた二部制で行われました。11日は64名、18日は72名の方に参加していただき、普段食べているような昼食を選んでいただきました。     ヘルスチームの活動に初めて参加したため不安なことも多くありましたが、たくさんの方が楽しそうにフードモデルを選ぶ姿を見て、私たちも嬉しくなりました!   栄養指導をさせていただく際、詳しく、的確にアドバイスをすることの難しさに気づきました。 しかし、「トークを楽しむ!」という気持ちでお話しさせていただいたので、とても楽しいくやりがいを感じ、より栄養についての知識を増やしたい、勉強をがんばるぞ!と思えるきっかけになりました!   これからもヘルスチーム菜良の活動として、積極的に食育活動に取り組んでいきたいと思います!   人に栄養指導をするということが初めてで難しかったので、もっと知識をつけてより分かりやすくアドバイスできるように学んでいきたいです!   健康栄養学科1回生 國枝佑衣・小林苑子 細谷菜月・前愛夏・前澤夢可   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

2021.09.30

11/27(土)日本産業衛生学会「中小企業安全衛生研究会第55回全国集会」が開催されます(対面、オンライン)

本学看護医療学科松本泉美教授が世話人を務める「日本産業衛生学会 中小企業安全衛生研究会第55回全国集会」が本学にてオンラインと併用して開催されます。詳細はチラシPDFをご覧ください(画像クリックでもPDFが開きます)。     期  日 令和3年11月27日(土)10時~16時半 会  場 畿央大学 KB04講義室(座席指定)、Web開催  ※Web開催のみの可能性あり 主  催 日本産業衛生学会中小企業安全衛生研究会  代表世話人 錦戸典子(東海大学医学部看護学科教授)  担当世話人 松本泉美(畿央大学健康科学部看護医療学科教授) 後  援 奈良産業保健総合支援センター  (その他大阪・兵庫・滋賀・京都も依頼予定) 畿央大学看護実践研究センター 参 加 費 無料 ※ただし、会場参加(定員 120 名)、     Web 参加(定員 90 名)で定員設定 研修単位 会場実施の場合、午後の特別報告は  日本医師会認定産業医生涯(専門)単位  *単位認定は会場参加のみとなります。   産業保健看護専門家制度単位 2 単位(Web 参加可能) 演題申込 参加申込 表題を「第 55 回全国集会参加希望」として、 別紙に①氏 名、②所 属、③連絡先、 ④一般演題発表希望の有無、⑤日本医師会認定産業医単位希望者は認定番号、 ⑥会場参加か Web 参加などを明記の上、 E-mail: kio6350832@gmail.com 又は Fax: 0745-54-1600(畿央大学代表) あてに送信下さい。 なお、演題発表希望者には頂戴したメールアドレスに執筆要領をお送りいたします。 Web 参加者には後日参加方法を連絡いたします。   申込用紙はこちら    演題申込み締切:  令和 3 年 11 月 12 日(金)*抄録提出期限となります。 参加申込み締切:  令和 3 年 11 月 22 日(月)ただし、定員になり次第締切ります。    【注意事項】 1. 会場は密を避けるため人数制限(会場収容人員 300 名中 120 名*座席指定)があり、定員となりましたら締切ります。 2. Zoom を使用した Web 参加併用型での開催ですが、Web 参加も人数制限(90 名)があります。これについても定員となりましたら締切ります。 3. 今後の新型コロナの感染状況により Web 開催のみとなる可能性もあります。 4. 申請中の研修単位は会場参加のみの場合もありますのでご注意ください。(web 参加証での認定がなされない日本医師会認定産業医研修単位)。 日本産業衛生学会産業看護部会産業保健看護専門家制度研修単位は専門研究[統括管理]2 単位が認定されました。こちらは、web 参加でも可能ですので、認定単位表と参加証を別途事務局までご請求ください。 5. 会場では、入室時に体温と健康状況のチェック、1 時間に 1 回の換気を行い、感染防止に努めます。当日までの 2 週間以内に発熱や咳・味覚障害等のCOVID-19 感染が疑われる症状がある場合、または、無症状でも濃厚接触者となっている場合は、会場参加を見合わせてください。その際には、会場参加からweb 参加への登録変更を必ずお願いします。また会場参加の方でCOVID-19 ワクチン接種済の場合には、証明書画像をスマホ等に保管していただき、受付の際にご提示ください。 6. Web 参加ではご自身のパソコン・スマートフォンなどで Zoom が使用できるようZoom のダウンロードを準備として各自していただきますようお願いします。 7. 配信した画像や音声の録画・録音、再利用は固く禁止致します。 8. Web 参加の場合は当日の開始 10 分前には事前に連絡します URL にアクセスをお願いします。お問い合わせ先:第 55 回全国集会用下記アドレスに直接メールにてご連絡ください。 E-mail:kio6350832@gmail.com TEL:0745-54-1601 (代表) ⇒代表電話ですので看護医療学科 松本へと電話応対者に必ずお伝えください。 FAX: 0745-54-1600(畿央大学代表)  送信先看護医療学科松本へ *当日のキャンセルにつきましては、電話連絡での対応はできませんので、できるだけ大会参加用のメールアドレスへの連絡または集会用 LINE への連絡(参加申し込み者に連絡)をお願いします。

2021.09.01

ボランティアレポート~小学生の夏休みの宿題をサポート@広陵中央公民館

2021年7月27日(火)~8月6日(金)にかけて広陵中央公民館で実施された子ども向け自習室の開放に、本学学生6名が学習ボランティアとして参加しました。 期間中は事前申込をした地元の小学生の皆さんが夏休みの宿題を持参、分からないところがあると学生ボランティアがそのサポートを行いました。     参加された小学生や保護者の皆さまからは「公民館に来て勉強もできるし楽しい。畿央大学のお兄さんいつ来るの?」「先生の説明がわかりやすい」「わかりやすく教えてもらっているので子どもが喜んでいます」などの感想が公民館に寄せられたとのことです。   この様子は奈良テレビにも取材いただき、放送されました。   今回参加された学生の皆さんの感想を一部ご紹介します。   実際に触れ合うことで子どもたちとの距離感や接し方を知ることができました。子どもたちが「分かった!」と反応してくれた時はとても嬉しかったし、「先生、ありがとう。」と言われたときは教えることの楽しさを感じることができました。反省点としては、子どもたちの集中力が切れてだらだらし始めたときに、子どもたちと楽しくお話をしてしまったことです。次回は、キャンプの補助員等のボランティアをしてみたいなと考えています。また、機会があれば今回のボランティアもしてみたいです。 現代教育学科2回生   実際に小学生と関わることで、とても多くのことを学ぶことができました。話し方やリアクションなどいろいろ工夫しなければいけないのでとても大変でした。しかし、何日か行くことでみんなとの壁をなくすことができ、とても親しみをもって接してくれました。公民館の人は、また今後もやりたいと言っていたので、ぜひまた参加してみたいです。 現代教育学科2回生   小学生の元気さに驚きつつ、宿題のサポートをできて良い経験になり楽しかったです。 健康栄養学科2回生   様々な子どもと関わる事ができ、有意義な時間を過ごすことができました。また、子ども達が自分の名前を覚えてくれてとても嬉しかったです。反省点として高学年の女の子と関わることがあまりできなかったので、次からは積極的にコミュニケーションを取れるように努力したいです。 現代教育学科2回生   子どもと触れあえて、とてもいい経験になりました。 現代教育学科2回生   コロナ禍でボランティアの機会が減っていますが、課外活動で得る学びや経験も学生の皆さんにとって大切な時間です。ボランティアセンターでは今後も情報発信に努めて参ります。興味のあるボランティアが見つかったらぜひ応募してみてくださいね。   ボランティアセンター

2021.08.30

令和3年度「チーム医療ふれあい実習」レポート

畿央大学では、理学療法学科1回生、看護医療学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生が、入学後早期にチーム医療の実際にふれ、職種間の協働の重要性にについて学ぶ「チーム医療ふれあい実習」を行っています。昨年度に引き続き今年度も新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、ほとんどの学生が臨床の場で実習を行うことが困難となりました。そのため、学内という限られた環境であっても学生にとって有意義な学びの機会となるよう、各教員が工夫を凝らしたプログラムを実施しました。 今回、看護実習室を模擬病棟と見立てて、病気を体験した方やそのご家族にご協力いただき「病を持つ人へのインタビュー」を実施しましたので、ご紹介します。     事前学習として闘病記を読み、病を持つ人とはどのような人なのか、そのような人を支える医療者のあり方についてグループワークを行います。病気を体験したことがない学生にとっては、このグループワークが病気を体験した方の想いを知る機会となります。 インタビュー当日は、このグループワークでの学びや疾患について学習した内容をもとに、各グループで質問内容を考え何度もインタビューの練習を行いました。また、学生自身がベッドメイキングをし、模擬病棟として看護実習室の環境を整えました。 インタビュー前は、かなり緊張した様子の学生たちでしたが、ご協力いただいた皆様方の温かい笑顔に緊張もほぐれた様子でした。積極的に質問するだけでなく、学習したコミュニケーション技術を活用することができた反面、フェイスシールドとマスクを着用してのコミュニケーションの難しさを実感した場面もありました。また、お子さんが小児科病棟で長期入院されていた方は、入院中のお子さんの記録、看護師さんからプレゼントされたカード、「勇気のビーズ(Beads of Courage®)」を見せてくださり、医療者に励まされた体験を語ってくださいました。 どのグループも設定していた時間では足りないほど、充実したインタビューを実施できました。     参加した学生からは、以下のような感想がありました。   今回病を持つ方々にお話を聞いて、医療従事者が実際に行っていることや、視点の違いについて学ぶことができました。また、コミュニケーション能力について改めて見直すきっかけになりました。どれだけ教科書の勉強をしていてもいざ行動に移すとなると難しく、実際に体験することで感じることや学ぶことが大きかったです。今後は話を聞いて考えたことを、考えて終わりではなく、自分が何をできるのかを常に考え、行動していきたいと思います。貴重な時間をありがとうございました。 池上 真由   病をもつ方に直接お話しを聞く機会は今回が初めてでした。病気に気づいた時の気持ちや病の経験についてお話を聞くことができ、とても良い経験になりました。また、医療者に求めることについても聞くことができ、自分たちがめざすべき医療者像をイメージすることができました。貴重な時間を割いていただきありがとうございました。 上垣 穂乃佳   初めて実際に病を持つ方とお話をする機会を用意してくださり、教科書で学習するだけではわからなかった、実際の医療現場のイメージやそれぞれの患者さんが抱く思いを知ることができました。今回の実習で、立派な医療従事者になろうと改めて強く思い、頑張ろうと思うことができました。 梅澤 津柚乃   病を持つ方々から話を聞いて、自分たちが想像していたことよりももっと細かいところや、身近なところで辛さを感じていることがわかりました。私は病名を聞いた時には、その治療の際の副作用などが辛いと予想していました。しかし話を聞いて、治療の前段階や、外見での辛さなど、予想していなかった答えが返ってきました。このことから、私たちは患者さんとは違う視点で見ていることがわかりました。話を聞いて、今まで自分が見ていた視点とは違う視点から病を持つ方々の気持ちを知ることができました。そして、病を持つ方自身が前向きな気持ちでいることができるのは、身近な人の支えのおかげという話も聞かせていただきました。家族の次に患者さんの気持ちの近くにいるのは看護師であり、少しだけの会話であっても積み重ねていくと大きいものになっていくので、小さなことの積み重ねで患者さんに寄り添っていくことが大切であると思いました。今後医療従事者になるにあたって、今日お話していただいたことを生かして、患者さんから信頼してもらえるような看護師になります。 吉森 玖実     今回の実習は「学内でどれだけのことが学べるのだろうか」と、教員自身も不安を抱えながらのスタートとなりました。しかし、多くの皆様方にご協力をいただき、学生自身の「学びたい」という強い想いも相まって、実習開始時には想像もしなかったような学生の成長を見ることができました。一人ひとりの学生がしっかりと自分の役割を果たし、まさに「チーム医療」という姿を見せてもらいました。 今回の実習での学びを忘れずに、患者さんを尊重し、患者さん中心のチーム医療が提供できる医療者となってくれることを願っています。   理学療法学科 准教授 前岡浩 健康栄養学科 助教 柴田満 看護医療学科 講師 中西恵理   【関連記事】 令和元年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催!~理学療法・看護医療・健康栄養学科 平成30年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました! 平成29年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました! 平成28年度「チーム医療ふれあい実習」を終えて

2021.08.12

公立学校教員採用試験(1次試験)速報〜2022年3月卒業予定者

  2022年度公立学校教員採用試験はピークをむかえ、各都道府県や市で実施された1次試験の結果が続々と発表されています。畿央大学でも多くの学生が1次試験を突破しました。教採・公務員対策室では現在、学生が実際に受験する都道府県や市に対応した2次試験対策講座を実施しています。1人でも多くの学生が所期の目標を達成できることを祈りつつ、これからも様々な支援を行っていく予定です。 一人ひとりの夢がかなうように、大学一丸となって最後まで応援していきます。ゴールは近い。頑張れ、畿央生!   教採・公務員対策室   公立学校教員採用試験 都道府県・市別の合格者数 公立小学校教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 奈良県 42 40 95.2% 大阪府 21 18 85.7% 大阪市 17 11 64.7% 堺市 6 4 66.7% 京都府 2 2 100% 京都市 1 1 100% 兵庫県 3 3 100% 神戸市 1 1 100% 和歌山県 6 6 100% 滋賀県 17 12 70.6% 三重県 12 12 100% 愛知県 26 26 100% 岡山県 9 8 88.9% 岡山市 1 1 100% 高知県 82 60 73.2% 愛媛県 1 1 100% 鳥取県 27 26 96.3% 島根県 2 2 100% 東京都 2 2 100% 神奈川県 2 2 100% 横浜市 4 4 100% 千葉県 13 10 76.9% 茨城県 3 3 100% 北九州市 3 3 100% 北海道 1 1 100%   公立学校養護教諭ー現代教育学科・看護医療学科 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 奈良県 7 4 57.1% 大阪府 4 1 25.0% 大阪市 3 1 33.3% 滋賀県 5 4 80.0% 三重県 3 3 100% 高知県 15 3 20.0% 愛媛県 1 1 100% 鳥取県 3 2 66.7%     特別支援学校教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 3 3 100% 大阪府 5 4 80.0% 滋賀県 1 1 100% 三重県 1 1 100% 岡山県 1 1 100% 高知県 5 5 100% 鳥取県 4 3 75.0% 神奈川県 2 2 100%     栄養教諭ー健康栄養学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 2 2 100% 滋賀県 1 1 100% 三重県 3 1 33.3% 愛知県 1 1 100%     中学校・高校(家庭科)ー人間環境デザイン学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 1 1 100%     注1. 過年度卒業生を含みません(すべて2022年3月卒業見込者)。 注2. 2021年8月12日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。 注3. 一部試験での1次試験免除者を含みます。

2021.07.06

令和3年度「保護者懇談会」を開催しました。

2021年(令和3年)7月3日(土)に保護者懇談会を開催しました。昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により実施することができませんでしたが、今年度はオンライン会議システムによるリアルタイム配信とオンデマンドによる動画配信を併用した形で開催しました。   学長による挨拶と進路支援部によるキャリアガイダンスは、本学ホームページ上にてオンデマンドにより一定期間配信し、保護者懇談会終了後もご覧いただくことができるようにしました。      ▼保護者懇親会用のページ     すでに視聴されている保護者の方からは、「コロナ禍における就職活動の状況やサポート体制がよくわかった」「就職活動に対する保護者の心構えなどがよく分かった」という感想をいただきました。   保護者懇談会当日は、オンライン会議システムを使用して5学科の学科別説明会を実施し、250名を超える保護者様にご参加いただきました。「学科長のお話もとてもわかりやすく、学生すべてに配慮してくださっている様子がよく分かりました」「学校の方針や卒業までのスケジュールが把握でき、非常に有意義な懇談会でした」「大学や先生方がコロナ禍の中、学生達のことを考えて色々、試行錯誤しながら授業等を進めてくださっていることがよく分かりました」などのお声をいただきました。   ▼学科別説明会の様子    保護者の方と担任教員による個人面談についても、同じくオンライン会議システムを使用して実施しました。「どんな先生と関わっているのか、親としての不安なことなど色々聞けて良かったです」「個人懇談がリモートで出来てとてもよかったです。親身になってくださる先生にとても感謝しています」などの感想を多くいただき、顔を見ながら面談ができたことで保護者の皆さまにもご安心いただけたようです。   ご参加、ご視聴いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。コロナ禍の影響により直接お会いすることはできず、また保護者の皆さま同士の交流もかないませんでしたが、本学の取組や学生の現状を少しでも知っていただく機会になったのではないかと考えています。   これからも保護者の皆さまのご意見を参考に、教育の改善につなげてまいります。来年度も多くの保護者の皆様のご参加をお待ちしております。