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健康栄養学科の新着情報一覧

健康栄養学科の新着情報一覧

2017.09.25

イギリス短期語学留学プログラム2017 現地レポート vol.9

夏季(イギリス)と春季(カナダ)それぞれの休暇中に、英語の実用能力のさらなる上達をめざす短期語学留学プログラム。2017年9月2日(土)~22日(金)の日程で、畿央生11名がイギリスへ!現地からのレポート、第10弾です!   私たちはカンタベリーでの2週間のホームステイを終え、ロンドンに戻りそれぞれに計画を立て、これまでの学びを活かしながらロンドンでの生活を楽しみました。ビックベンは残念ながら少し工事中でしたが、ロンドンアイ、タワーブリッジ、バッキンガム宮殿といった有名な観光地の他、ハリーポッターの舞台やマーケットなど様々なところへ行ってきました。         イギリスでは、日本とは違い自転車用の道路が設けられていたり、ほとんどの横断歩道では信号が押しボタン式であったりと道路だけでもたくさんの違いがあり、街を歩くだけでもたくさんの発見があります。   その中でも私が一番驚いたのは、たくさんの博物館や美術館がありそのほとんどが無料で入場できることです。たくさんの人が博物館や美術館を訪れていました。また、ずっと楽しみにしていたミュージカルも見ることができ、ロンドンで楽しい時間を過ごしました。     長いと思っていた留学も、最後の日が近づくにつれ短く感じました。今回の留学で、「思ったことを伝えるための単語を知らない」という自分の英語力で足りない部分を知ることができました。日本に戻ったらさらに勉強していきたいです。   健康栄養学科3回生 河邊彩花   【関連記事】 ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!

2017.09.22

イギリス短期語学留学プログラム2017 現地レポート vol.7

夏季(イギリス)と春季(カナダ)それぞれの休暇中に、英語の実用能力のさらなる上達をめざす短期語学留学プログラム。2017年9月2日(土)~22日(金)の日程で、畿央生11名がイギリスに留学中です。現地からのレポート、第8弾です!     学校での授業や課外活動について紹介します。参加している学校は日本人スタッフさんがいて心強いです。クラス分け後、10人程度で授業を受けます。私のクラスにはイタリア、サウジアラビア、スペイン、ブルガリアの生徒さんがいました。クラスにもよると思いますが、文法、発音、リスニングを中心に勉強しています。先生が板書をすることはあまりなく、一緒に授業を進めていきます。ペアワークが多く、自分を含めて全員が母国語のなまりがある英語を話すので、聞き取りにくいことが多々ありますが、それが面白かったりもします。分からない単語を英語で説明されたり説明することで、かなり英語の勉強への意識が高まりました。 授業外の活動は、自分をずいぶん冒険させました。日本では知らない土地には極力一人で行かないのですが、カンタベリーの空気に後押しされて、一人でトコトコ歩き回ることができました。 私は午後の授業をとっていなかったので自由時間が大いにあり、カンタベリーのガイドブックに載っていたほとんどを行くことができました。今回のホームステイ期間が丁度、歴史的建造物が解放されていたときで、普段は入ることのできない教会や博物館、古い病院など、カンタベリーの土地と歴史を知ることができました。街を一望できる築山もおすすめです。日本のように、高いビルやマンションが林立している風景はなく、レンガの屋根と緑がほとんどでした。車の往来はありますが中心街へは入れないようになっているので、空気は澄んでいるように感じました。また、学校が企画してくださった街への遠足や、貴重なプログラムもとても面白かったです。     ムース先生に教えてもらった、カンタベリー中心街からバスで20分ほどの街whitstable(上の写真)は、とても綺麗なところでした。バスの運転手さんは優しくて、難なく一人で行けました。海岸沿いの漁業が盛んな街で、生ガキのお店がたくさん並んでいました。イギリスの人々は自分たち外国人にとても親切です。歩いているだけで声をかけてくれたり、お店でゆっくり話してくれたり…異国では誰もが不安ということを実感したので、私も「日本にいる外国人には声をかけようかなぁ」と少し思いました。 私の不安を一番取り除いてくれたのは、ホストマザーでした。彼女の料理はとてもおいしく、毎晩楽しみに帰宅していました。”遠慮のかたまり”を毎回私が嬉しそうに?食べているのを見て、マザーがいくつかレシピを書いてくれました。イギリスの伝統料理ではないのですが、一番の思い出の品です。   ▼手書きのレシピ     今回の短期留学を通して、改めて気づく日本・自分がありました。非常にいい経験ができ、参加できて本当に良かったです。   健康栄養学科1回生 平原明歩 【関連記事】 ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!

2017.09.20

イギリス短期語学留学プログラム2017 現地レポート vol.6

夏季(イギリス)と春季(カナダ)それぞれの休暇中に、英語の実用能力のさらなる上達をめざす短期語学留学プログラム。2017年9月2日(土)~22日(金)の日程で、畿央生11名がイギリスに留学中です。現地からのレポート、第7弾です!     健康栄養学科1回生の横田美帆です。短期語学留学も折り返し点となります。今回はこちらでの学びについて紹介していきたいと思います。1週間前に比べると英語力はかなりよくなってきたと実感しています。まず、リスニングがとても苦手だったのですが、単語が聞き取れるようになりました。ただし、質問の意味までは一度聞いただけではなかなか理解できません。実際、何回も聞き直しています。特に私は知っている単語が少ないので、授業で出てくる単語の意味が分からず、とても難しく感じます。けれども、先生や他の留学生に丁寧に教えてもらったり、畿央生に助けてもらったりして、中学英語レベルの私でもなんとかやっていけています。 留学生はいろんな国から来ていて、午前の私のクラスでは私を含めた畿央生4人に加え、イタリア人が2人、スペイン人、サウジアラビア人がいます。ちょうど今はアラビア系の方がたくさんいるようで、午後のクラスはほぼサウジアラビア人と日本人で構成されています。他のクラスには韓国人や別の大学から来た日本人もいるようです。     主な授業内容は先生によって異なります。ペアワーク、座学、ゲーム、校外活動などさまざまです。ペアワークは自分の伝えたいことを伝えることができるととても嬉しいです。慣れてくると、自分から質問して会話の内容広げることが可能に!伝えたいことに関連する単語や文法表現を知らなくても、自分が知っている単語やジェスチャー、絵などで十分伝えることができます。ジェスチャーは本当に大事です。カンタベリーに来てから実感してます。 もちろん、日本と同じく宿題も出ます。問題の問いが英語なので、まず問題の意味を理解するのに時間がかかることもしばしば…午前の授業は2コマでそれぞれ先生が異なるので、それぞれで宿題が出ます。とある先生の授業では、買い物のときに使う連語や表現、単語をメインに授業を行っているので、その宿題が出ます。ちなみに先週は仕事や働くことについてだったので、今週よりも苦労しました。 学校から帰宅後も学ぶことはたくさんあります。私がお世話になっているホストマザーは色々なことを教えてくれます。例えば、イギリスの宗教や文化などです。なので、私も日本について説明しています。先週末くらいからメモ用紙に単語や絵を描いたりして、お互いの会話の内容をよりわかりやすくしています。     カンタベリーを発つ日が刻一刻と迫ってきています。初めはどうなることかと不安でいっぱいでしたが、今ではお別れのときを考えると寂しいものです。初めの不安が噓のようです。残りの期間を悔いの残らないよう過ごしたいと思います。   健康栄養学科1回生 横田美帆 【関連記事】 ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!

2017.09.20

健康栄養卒業生交流会レポート!~健康栄養学科卒業生

9月9日(土)、健康栄養学科の卒業生を対象とした「健康栄養卒業生交流会」を開催しました。交流会には1期生から11期生までの卒業生117名が参加しました。また、お世話になった先生方もお招きして、退職された先生方も含めて29名の教職員の皆様が参加して下さり、参加者合計146名と予想を上回る盛会となりました。     健康栄養学科は横のつながりが強く、卒業後も各学年で同窓会などが開催されているものの、学生時代から先輩や後輩と関わる機会も少なく、縦のつながりがあまりないことを「もったいないな」とずっと感じていました。 卒業後もそれぞれの進路を知らず、同じ業種で働いているのに情報交換できる場もあまりない、と感じていたことから、卒業生が大学に戻ってきて交流できるような機会があれば良いのに…!と思っていました。 そんな想いを(同窓会)健康栄養学科代表幹事の先輩や後輩に打ち明けたところ、みなさん共感して下さり、今回の交流会を企画することとなりました。   当日は、2部構成にして、第1部は熊本登司子先生に「高齢者の特徴と栄養管理~私たち管理栄養士にできること~」をテーマとして特別講演をしていただきました。 「高齢者」というキーワードで、仕事だけでなく、日常生活にも生かせる内容であったため、熱心に聞き入っている様子もたくさん見られました。また、久しぶりに教室で講義を受けるのをとても懐かしく感じてもらえたようです。     第2部は、KIOカフェ「カトレア」で交流会を行いました。まず、1期生の鈴木さんの司会で始まり、教員紹介として参加して下さった先生方に一言ずつ自己紹介をしていただきました。懐かしい先生方がマイクを握ると、拍手や先生の名前を叫ぶ声が聞こえたりと、大いに盛り上がりました。 小西洋太郎学科長にマイクが戻り、初めの挨拶をしていただき、交流会はスタートしました。 初めは軽食を囲みながら、同級生同士やお世話になった先生方と思い出話に花を咲かせました。久しぶりに会う友達は、結婚していたり、子供がいたり、仕事で奮闘していたりと、学生時代から比べれば大人になったなと感じる一方で、懐かしい顔が集まると一瞬で学生に戻ったような気分になりました。     交流会の後半では、職種間での交流を行うべく、「臨床関係(病院、高齢者施設)」「学校、行政」「給食関係」「スポーツ栄養」「商社、小売、食品企業」「研究関係」「主婦」の7つのグループに分け、それぞれで交流を行ってもらいました。自己紹介をした後、仕事内容について話したり、仕事の悩みを相談したり、アドバイスをもらう姿も見受けられました。同じ業種で働く者同士で意見交換することで良い刺激を受けることができたのではないでしょうか。また、違った職種のグループに話を聞きに行く人もおり、情報収集の場にもなったと思います。   最後に締めの挨拶として、前学科長の北田善三先生から「全国からこれだけたくさんの卒業生が集まる大学は他にはない」という誇らしいお言葉を頂き、交流会は終了となりました。   参加してくださったたくさんの卒業生や先生方から「とても楽しかった」「懐かしい先生方や卒業生に会えてうれしかった」「企画してくれてありがとう」という言葉を頂き、代表幹事一同、本当に開催して良かったなと感じました。 今回だけで終わるのではなく、今後もこういった機会を作り続けていきたいなと思います。   畿桜会(同窓会) 健康栄養学科 代表幹事一同 文責:健康栄養学科9期生(2015年卒) 北野文理 【関連記事】 第1回健康栄養卒業生交流会を開催しました。 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2017.09.15

「東アジア・サマースクール2017」で留学生と交流を深めました!

2名の学生が、来日留学生と共に学びました。 グローバルに活躍する人材を育成することを目的に、奈良県立大学を中心会場として8月17日(木)~8月29日(火)の13日間にわたり「東アジア・サマースクール」が開催されました。本学からは教育学部現代教育学科2回生の福本奈央さんと健康科学部健康栄養学科1回生の安松由華さんが参加しました。   左:安松由華さん 右:福本奈央さん   サマースクールでは、中国、韓国、台湾、ベトナム、アメリカから来日した学生達と奈良県内の学生達が共に学び、グループディスカッションの後に、成果発表を行うなど相互交流を深めました。 参加学生は、「東アジアの人々と交流することはとても刺激的で楽しく、よい経験になった」「コミュニケーション力やディスカッション力を養え、国外にたくさんの友達ができた」と有意義な13日間を過ごし、成長を感じることができたようです。今回の経験を活かして、次世代を担う未来のリーダーとなることを期待しています。   以下、学生のコメントです。   東アジア・サマースクールに参加し、すごく楽しく有意義な時間を過ごせたと思います。有名な講師の方の講義をいくつも受けることができ、視察やホームビジットなど様々な経験をすることができました。プログラムと同時進行で、同じ学びをめざす学生でグループをつくり、10分の成果発表をおこなうことになりました。うまくいくことばかりではなく、時には悩むときもありました。日本だけでなく、中国・韓国・台湾・ベトナムなどの国の人と、考えを共有しなければならなかったので、少し難しい部分はありましたが日本人の私たちが引っ張っていき、積極的に発言しました。何度もグループで集まって練習したため、最初は話すのも苦手だった仲間が、最後にはすごく仲良くなり、別れが悲しいほどでした。発表は成功し、本当に頑張ってよかったと思います。 私がこのスクールで学んだことは、もっと国際理解をすることが必要だし、自分の国についてもっと知ることが必要だということです。また、様々な国の人とディスカッションしたこと、意見をまとめたことは私にとって「自信」へと繋がりました。私にとって予想以上の充実感を得ることができた13日間でした。 教育学部現代教育学科2回生 福本奈央   この13日間の間に様々なプログラムに参加しました。講義を聞き、その日の講義について、中国・韓国・台湾・ベトナム・アメリカの人たちとディスカッションを行ったり、東大寺や橿原考古学研究所に視察に行きました。「東アジアの価値と可能性について」というテーマで様々な分野にわかれて成果発表会に向け、準備を行いました。 ディスカッションの中で外国の方に日本の文化について聞かれ、海外の方と交流する中で自分が日本のことを知らないなと感じることが多く、日本のことに興味をもつことが大切だと感じました。また、成果発表では、同じグループの人と発表に向けて取り組み、ディスカッションをして一つにまとめたことはとても貴重な体験だったと感じています。講義や視察日の後に、参加者と一緒にご飯を食べに行ったり様々な話をして交流を深めることができたこともとても良い経験となりました。 私がこのサマースクールで学んだことは、相手の言葉に耳を傾けしっかり聞くことの大切さと自国の文化を再認識できたことです。このサマースクールで多くの友達ができましたので、機会を作ってみんなに会いに行きたいです。 健康科学部健康栄養学科1回生 安松由華   ▼8/28(月)のフェアウェルパーティには、冬木学長が来てくださいました。   【関連記事】 「東アジア・サマースクール2016」参加レポート!

2017.09.11

イギリス短期語学留学プログラム2017 現地レポート vol.2

夏季(イギリス)と春季(カナダ)それぞれの休暇中に、英語の実用能力のさらなる上達をめざす短期語学留学プログラム。2017年9月2日(土)~22日(金)の日程で、畿央生11名がイギリスに留学中です。現地からのレポート、第3弾です!     こんにちは、健康栄養学科3回生の近藤希歩です。 現在、イギリスのカンタベリーにてホームステイをしております。ホームステイを始めてちょうど今日で一週間が経ち、少しずつこちらの環境に慣れてきました。 こっちに来てすでに、たくさんの初めての経験をしました。たくさん不安に思うことももちろんありました。しかし、留学先の学校の先生も生徒もみんなとても優しくて、今では学校に行くのが楽しみになっています。あと一週間と少しでこのプログラムが終わってしまうと考えると、少し寂しく感じます。そして、何より私の中では、一緒に畿央大学からこのプログラムに参加している人たちの存在が大きいです。     畿央から参加している学生の中では最高学年で、同い年が私ともう一人という事もあり、少しアウェイ感がいつか出てくるのでは…と思っていました。ですが、そんなことは一切なく、学年・学科関係なく昨日起こった話をしたり、お昼にみんなで集まってご飯に行ったり、そこからまた友達の輪が広がり違う国の友達ができたり、そこで話したことをホストファミリーにも話してみたり…と、すごく大切な存在になっています。     ひとりだと怖いことも、協力しあうことで安心して語学の勉強もできて、日本では体験できない異国での生活も体験できるこのプログラムに参加して良かったと感じています。カンタベリーでのホームステイは、あと一週間。もっと色んなことを吸収して帰りたいと思います!   健康栄養学科3回生 近藤希歩 【関連記事】 ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!

2017.09.11

第1回健康栄養卒業生交流会を開催しました。

卒業生・教職員あわせて146名が参加!   2017年9月9日(土)13時より、畿桜会(同窓会)主催による「健康栄養卒業生交流会」を初めて開催しました。2007年~2017年3月に卒業した1期生~11期生と退職教職員、現教職員をあわせて146名が集まりました。     この交流会は同窓会で各年度の役員を務める11名の卒業生が「ヨコだけではなく、タテのつながりも強くしていきたい」という思いから企画がスタートしました。大学からのハガキ郵送だけでなくLINEやfacebookといったSNSも活用しながら周知をはかり、また「どんな先生に会えるのか」が関心事だろうということで出席予定教員もホームページ上で事前告知するなど、企画においても募集活動においても同窓会役員が中心的な役割を担っています。   交流会はKB04教室にて、第一部の特別講演「高齢者の特徴と栄養管理~私たち管理栄養士にできること~」からスタートしました。     健康栄養学科講師の熊本登司子先生に、管理栄養士として医療福祉分野で働いている方々にもそうでない卒業生の方にも役立つテーマで講演をしていただきました。久しぶりの「講義」に真剣に耳を傾けている様子が印象的でした。       講演後に記念撮影を行った後は、畿央カフェ「カトレア」に会場を移して第二部「交流会」へと進みました。1期生の同窓会代表幹事である鈴木慶一さんの司会のもと「同期や先生たちと仲が良いのが健康栄養学科の特徴ですが、昔を懐かしむだけではなく、少しでも先輩や後輩、面識のない先生方との交流もあわせて楽しんでほしい」と説明がありました。     ▼1期生鈴木さんによる司会     ▼参加教員によるマイクリレー式の自己紹介     小西学科長からの乾杯の発声で、交流会がスタート!子連れで参加する卒業生も多く、アットホームな雰囲気に笑顔の絶えない時間になりました。       途中で「業種別・職種別」にグループ分けをして、卒業年度の枠をこえて交流できる機会を創出しました。病院、福祉施設、保育園、フィットネス、ドラッグストア、食品スーパー、食品メーカーや総合商社の営業職や開発職、香料関係、委託給食、栄養教諭・小学校教諭などの教員、専業主婦まで、バラエティに富んだ卒業生が一堂に会しました。     前の学科長である北田先生に中締めのご挨拶をいただきました。「こんなにたくさんの卒業生や退職した教員を含めて集まる大学は日本には他にない」と力強いお言葉を頂戴して交流会は終了…となりましたが、熱気冷めやらずに交流会は終了時刻をこえても続き、そのまま夕食に出かけるグループも見受けられました。     当日の様子は、畿央大学公式facebookページのアルバムでもご覧になれます。   終了後に回答いただいたアンケートをもとに、畿桜会の役員および健康栄養学科では卒業生のつながり創出や卒後教育について検討を進め、卒業生の皆さんにとって有益な機会を提供していく予定です。今回参加できなかった健康栄養学科卒業生の皆様、次回はぜひご参加ください。   なお、10月21日・22日には畿央祭(学園祭)で同窓会サロンを開催いたします。例年300人以上の卒業生が集まる人気の企画となっております。多数のご来場、心よりお待ちしております。   【関連記事】 第15回畿央祭~虹 ウェルカムキャンパス in 畿央祭2017

2017.09.08

平成29年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました!

チーム医療ふれあい実習を終えて   理学療法学科1回生、看護医療学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生たちが学科の枠を超えてグループを編成し、チーム医療が実践されている医療現場(病院・施設)を訪れ、チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養う「チーム医療ふれあい実習」。本学の特色ある学びの一つになっています。   今年度は8月21日(月)~25日(金)の10施設に分かれて実施しました。以下、学生たちの学びの様子を紹介します。     今回参加した学生の体験レポート 健康栄養学科2回生 チーム医療ふれあい実習では、病院の医療従事者としての働きや自分の専門分野以外の専門職がどんなことをしているのかを実際に見ることができました。3日間で各部署や救急センター、外来、病棟、リハビリテーション、チーム医療(NST*と口腔ケアチーム)を見学し、実際にどんなことをしているのか体験させてもらいました。 ※NST:栄養サポートチーム(Nutrition Support Team)の略語で職種の壁を越え栄養サポートを実施する他業種の集団(チーム)のこと。 その中で私たちは「コミュニケーションをとることがチーム医療にとって重要であること」を最もよく学んだと思います。 特に印象的だったのが、2日目に見学したNSTのラウンドです。最初はカンファレンスで患者さんの情報を共有し、そのあと実際に患者さんのもとへ話を聞きに行きました。カンファレンスでは温和な雰囲気で各専門分野が平等な立場で発言しているなと思いました。 NSTは看護師や栄養士など9人(その日は7人)構成でしたが、カンファレンスに参加した全員が患者さんのもとへ話を聞きに行くことに驚きました。しかし患者さんに話を聞くことでデータだけではわからなかった新たな発見があり、それをその場で全員に共有できることやチーム一人一人が患者さんに向き合うことができることがNSTの利点だなと思いました。 患者さんとの会話、看護師の言葉かけ、他職種間での情報共有、病院内でのあいさつなど様々なコミュニケーションの形を見ることができ、その大切さを体感しました。すごく貴重な体験をさせてもらったので、学んだことを忘れず将来に活かしていこうと思います。 健康栄養学科 2回生 岩本 優子・大野 心・久米川 奈穂     看護医療学科1回生 まず今回の実習で清潔ケアなども見せていただき、看護師はケア中に患者さんと直接話すことで得た希望や意見をカンファレンスの際に他の職種に伝えるという患者の代弁者の役割もしていると気づきました。 看護師は患者さんにかかわる時間が他の職種よりも長いため、患者さんから得る情報も一番多いということを実際に感じることができました。 病院見学もさせていただき、病院の物理的な構造も患者さんが動きやすいようになっていること、職種間の連携がスムーズにいくように工夫されていることなどにも気づくことができました。 さらに、カンファレンスでは毎朝他職種が集まって患者の情報を共有していると聞き、これにより患者さんの治療がスムーズに行われていると感じました。退院時には退院前カンファレンスで、ケアマネジャーなど地域の関係機関の担当者も来てどのように退院後の生活を過ごすのかを話し合い、退院後の目標を職種間で共有していると学びました。 チーム医療は、意識して行うものではなく、医療現場で自然に行われているということにも気づくことができました。実習は3学科合同で行われたため、毎日のショートカンファレンスで各学科からの視点での気づきを共有でき、自分の視野を広げることができました。 実習を終えてこれから私たちがさらに学びを深めたいと思っていることは、他の職種の働きや特徴についてです。今回、他の職種と連携するにあたり、他の職種に関する知識がまだまだ十分ではないと気づくことができたので、自分の専門領域について深く学び、そのうえでチームにおける職種ごとの役割を活かして連携するにはどうすればいいのかを考えていきたいです。 看護医療学科 1回生 飯田 貴美・唐住 澪     理学療法学科1回生 今回の実習で、実際に病院で外来・病棟、栄養科、薬剤部、検査部の仕事現場を見学させていただきました。どの部署でもチーム医療としての連携の大切さや、患者さんへの細やかな配慮の数々を知ることができました。 私が今回の実習で特に感じたことは、コミュニケーションの大切さです。患者さんとのふれあいの中でそれぞれの性格や好み、興味のある事柄や今1番何を求めているのかなどについて聞きだし、またその情報をきちんと細かく記録して多種多様な職種同士で共有し活用していく。この2つの事柄をきちんと行うには密なコミュニケーションが必須となります。 私は患者さんとお話をする機会があってもなかなか自分から話すことができなかったので、これからは患者さんとのコミュニケーションについて、色々な事柄に興味を持って少しでも多くの話題に対応できるようにし、そこから話しやすい環境作りに繋げられるようにしていきたいです。そのために新聞等で情報を集めたり、話術や対応の仕方についてはこれからの大学での座学で高めていきたいと思います。 この5日間、とても貴重な体験をさせていただきました。各施設の方々や引率の先生方、本当にありがとうございました。 理学療法学科 1回生 大和 千夏     専門職になるためには現場での実習が欠かせません。実習に向けて、4月からチーム医療論という講義を通して、準備を進めてきました。 今回、医療を受ける側とは異なり初めて提供する側の目線で病院実習に参加し、初めて経験したことや、わかってはいたものの思い通りにはいかなかったこともあったようです。 上記のように、このような経験を通して、知識・技術やコミュニケーション能力の重要性を再認識できたのではないかと思います。ぜひ今後の学習につなげてほしいと考えています。 この場を借りて、ご協力いただきました患者様、施設・指導者の方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。   理学療法学科 助教 松本 大輔 【関連リンク】 平成28年度「チーム医療ふれあい実習」を終えて

2017.09.06

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.46~ピクニックで深まる交流!

こんにちは!健康支援学生チームTASK※、理学療法学科2回生の礒兼実沙です。   ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。 学科の枠を超えて協力しあいながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   8月28日(月)TASKメンバーの交流を深めることを目的に、畿央大学近くの高塚地区公園で、ピクニックを行いました! サンドウィッチや唐揚げをみんなで楽しくいただきました。     そのあとに、レクリエーションを行いメンバー同士の仲を深めました。チームに分かれて人間知恵の輪や木とリスゲームをして勝敗を競い合ったり、敵の的を水てっぽうで狙ったりとたくさん体を動かしました。ついつい熱くなってしまいますね(笑)   そして、今年は流しそうめんができなかったので、わんこそば風に口の中に流し込むことに!それはそれで楽しかったですね!     メンバー同士の仲を深めるいい機会となりました。   また、この日は3回生から2回生へ世代交代する日でもありました!2回生が中心となってこれからの活動を進めていきたいと思います。よろしくお願いします!   ▼TASKの「T」!   TASK新代表 理学療法学科2回 礒兼実沙   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2017.08.31

小学生5・6年生向け「ひらめき☆ときめきサイエンス」を実施しました。

「ひらめき☆ときめきサイエンス2017~大学の研究室へようこそ~」で、 小学校5・6年生 24名が、「運動中のからだのしくみ」を学びました。     8月29日(月)午前10時から行われた『ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~』に、元気な小学校5・6年生24名の参加がありました(奈良新聞8月30日(火)朝刊 3面にも掲載されました)。 「ひらめき☆ときめきサイエンス」は、文部科学省所管の独立行政法人日本学術振興会の助成を受け、本学では、小学校高学年向けに、平成21年から毎年実施しています。 大学は教育研究機関として、国の科学研究費の助成を受けて社会に役立つ様々な研究を行っており、その成果を子どもたちにも知ってもらい、未来の科学者を育てていくのがこのイベントの目的です。         この日のプログラムは「運動中の体の不思議を探る~健康をつくる運動と栄養のサイエンス入門」と題して、健康科学部健康栄養学科教員3名(永澤健准教授<実施責任者>、北野文理助手、横田佳奈助手)と理学療法学科教員1名(松本大輔助教)、学生18名(健康栄養学科9名と理学療法学科9名)の計22名のチームで実施しました。     事務局より簡単な事務連絡を行った後、この事業の目的と科研費について説明を行い、永澤先生から当プログラム概要とスタッフの紹介を行いました。その後、生理機能実習室に移動し、講義と実験が行われました。実験では、胸の上から聴診器をあてて心臓のドクドク音(拍動)を聞いてポンプの働きによって血液が全身に送られる様子を観察しました。運動をすると筋肉はたくさんの酸素を必要とするので拍動が増えます。そのメカニズムを把握するために体に負荷をかける前とかけた後に拍動数の違いについて確認しました。     その後、「筋肉の反応時間を知る=脳が筋肉へ指令を出す」メカニズムを理解するために、落ちる棒をつかむ時間を測定しました。また自分の腕や背中の体脂肪の厚さを測ったり、超音波を使って筋肉の量や脂肪を計測するなど、普段できない珍しい実験で、いろんな機器を使用して自分のからだの仕組みを知ってもらいました。     学食に移動して運動効果アップの食事について学びました。主菜、副菜、デザートをバランスよく食べることで筋肉をつけ骨を太くし健康な体を作ります。たくさんのフードモデルが並ぶ【食育SATシステム(※)】を使って毎日自分が食べている食事がどのくらいのカロリー、栄養素なのか瞬時に計算します。 ※食育SATシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 ●本学の食育SATシステムを用いた取り組みはコチラから!!     食事タイムには、「まごはやさしいわ」(豆、ごま、発酵食品、野菜、魚、しいたけ、いも、わかめ)という中身の食材ゴロ合わせで、1つひとつのメニューに込められている意味を噛み締めながら、特別に発注した栄養バランス弁当を食べていただきました。   ▼『まごはやさしいわ弁当』     お腹が空いているとスポーツや勉強にも集中できません。筋肉をつけるには、肉や魚、大豆などのたんぱく質をしっかり摂取することが大切です。昼食後は生理機能実習室に戻って、光を使って体内の酸素量を測る実験です。座っているときと運動したときの酸素飽和度と心臓の拍動数を比べてみました。赤い光をあてて自分の血管を見て、ヒトの血管を全部つなげると10万km(地球2周半)にもなることを学びました。       最後の授業は、運動療法実習室に移動して理学療法学科松本大輔先生による姿勢改善と運動スキルアップエクササイズ。小学校5~6年生は、一生のうちで最も心や体が成長する時期の始まりと言われており、身長が急に伸びたり、内臓や骨、筋肉など体力や運動能力に関わる機能が大きく発達します。そのため、この時期に沢山体を動かすことは元気で丈夫な心や体を作るために必要で、現状の体力と運動スキルをチェックしました。     体力テストでは「握力」「反復横跳び」「上体起こし」の3つを測定し、運動スキルチェックでは「ボールキャッチ」「ボールねらい」「つぎ足バランス」「後ろつなわたり」「ジグザグホップ」の5つについて取り組みました。自身の得意、苦手なものを把握し、今後の改善に参考になったのではないかと思います。     以上のプログラムを朝から約7時間かけて学び、無事にすべてのプログラムが終了しました。受講生一人ひとりに冬木正彦学長から修了証書(未来博士号)が授与され、後ろで見守っていた保護者の方々からは笑みと大きな拍手が響き渡りました。     今回の参加者(児童・保護者の方)からの感想は、「いろいろな実験ができて楽しかった」「また参加したい!」「理科は好きじゃないけど楽しかった!」「筋肉や健康について学べた」等、有意義な一日を過ごすことができたとの評価をいただきました。今回の体験を通して、理科や科学に興味を持った子どもが増えてくれることを願っています。   「未来博士号」をもらった元気な子どもたち、また畿央大学に来てくださいね!       ●過去に本学で実施された「ひらめき☆ときめきサイエンス」の様子はコチラから!!

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