2024年の助産学専攻の新着情報一覧
2024.03.29
\新たな一歩を踏み出す皆さんへ/卒業おめでとうムービーを公開しました。
4月から新たなスタートを切る卒業生・修了生の皆さんに贈る「卒業生おめでとうムービー」を大学公式YouTubeに公開しました。2024年3月14日(木)に行われた卒業式の様子と、晴れの日を迎えた畿央生の声をあわせたスペシャルムービーです。 特に入学直後からコロナ禍に突入し、オンラインでキャンパスライフがはじまった健康科学部・教育学部の皆さん。簡単に言葉にできないほど大変な時期もあったと思いますが、畿央大学で過ごした4年間を糧に、やさしさを「チカラ」に変えて新天地で活躍されることを祈っています。 この度は本当におめでとうございます!いつでも母校に帰ってきてください! 2024年3月卒業生 関連記事 理学療法士、2年連続100%を達成 看護師・保健師・助産師、4年連続100% 管理栄養士の現役合格率91.4% 人間環境デザイン学科「2023年度卒業研究・作品展」 小学校教諭74.0%、養護教諭50.0%、公立幼稚園・保育士100% 令和5年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。
2024.03.26
令和5年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。
2024年3月14日(木)、晴天に恵まれ春の陽気を感じる温かさのなか「令和5年度卒業証書・学位記・修了証書授与式」が冬木記念ホールで挙行されました。 健康科学部323名(理学療法学科68名・看護医療学科94名・健康栄養学科96名、人間環境デザイン学科65名)、教育学部現代教育学科192名、大学院30名(健康科学研究科修士課程26名、健康科学研究科博士後期課程3名、教育学研究科修士課程1名)、助産学専攻科9名、臨床細胞学別科10名の合計564名が門出の日を迎えました。 冬木記念ホールにて卒業生・修了生全員が一堂に会し、保護者の皆さまには別会場より中継を通じて授与式の様子を見守っていただきました。キャンパスには華やかな袴姿や笑顔があふれ、共に学び切磋琢磨した学友たちと手を取り合い写真撮影する様子が見られました。 午前10時に開式し、国歌斉唱、学歌斉唱の後、壇上で学科・大学院・専攻科・別科ごとの代表者に卒業証書・学位記・修了証書が授与されました。引き続いての学長表彰では、特に優秀な成績を修めた各学科学生1名が表彰を受けました。 冬木正彦学長による式辞では、入学直後からコロナ禍でのキャンパスライフを余儀なくされたことを労いながら、建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」を実践して社会で活躍すること、困った時にはいつでも母校に帰ってきてほしいと力強い激励のメッセージが贈られました。続いて、広陵町長代理 広陵町教育委員会教育長 植村 佳央様、畿央大学後援会 副会長 篠本 由美子様、畿桜会 副会長 川口 忠輝様より祝辞をいただきました。 その後、在校生を代表して現代教育学科3回生の岡 未知さんが送辞を、卒業生を代表して現代教育学科4回生の岸 維織さんが答辞を述べ、厳かな雰囲気でおこなわれた式典は、幕を閉じました。 式典終了後は各学科ごとにわかれ、卒業生・修了生一人ひとりに卒業証書・修了証書が手渡され、各学部長・学科長より祝辞として今後の社会での活躍に向けてエールが送られました。 卒業生・修了生の皆さん、本当におめでとうございます。これからそれぞれの場所へ羽ばたかれ、更に成長した姿を見せに母校に戻ってきてくださることを心待ちにしています。 皆さんの新天地でのご活躍を教職員一同、心から祈っています。 【関連記事】 令和4年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。
2024.03.22
看護師・保健師・助産師、4年連続100%!~2024年3月卒業生
2024年2月に実施された看護師、保健師、助産師の国家試験の合格発表が3月22日(金)に行われました。13回目の卒業生となる健康科学部看護医療学科では、看護師国家試験に94名、保健師国家試験に11名が挑戦し、全員が合格しました。また、12回目の修了生となる助産学専攻科でも9名が助産師国家試験を受験し、12年連続となる全員合格を達成しています。 畿央大学としては、看護職3資格で4年連続全員合格という快挙です。これからもすべての学生の夢をかなえ、看護師、保健師、助産師として医療現場に送り出せるようサポートしていきます。 看護師・保健師・助産師国家試験合格率 5年間推移 2024年卒 2023年卒 2022年卒 2021年卒 2020年卒 看護師 100% (94/94) 100% (90/90) 100% (85/85) 100% (95/95) 98.9% (87/88) 保健師 100% (11/11) 100% (9/9) 100% (12/12) 100% (15/15) 92.3% (12/13) 助産師 100% (9/9) 100% (10/10) 100% (10/10) 100% (10/10) 100% (10/10) 例年通りのがんばりで、看護医療学科も専攻科も卒業生・修了生全員が現役合格を達成することができました。特に学部生は入学直後からコロナ禍での学生生活を強いられる難しい環境でしたが、努力を惜しまず学修に励んでくれたことに敬意を表します。これからも国家試験の合格を確実にできるよう、さらなる支援の充実をはかりたいと思います。 看護医療学科 学科長 河野由美 ▶看護医療学科ホームページ ▶オープンキャンパス特設サイト
2024.02.28
ベビーマッサージとマタニティヨガの講義を受講しました!~助産学専攻科
2024年2月19日(月)、奈良佐保短期大学 生活未来科 生活福祉コース 特任教授 森田 婦美子先生によるベビーマッサージとマタニティヨガの講義を受けました。 ベビーマッサージ ベビーマッサージは、お母さんが赤ちゃんの肌に直接触れることで母子の絆を深め、下垂体後葉から分泌するオキシトシン(幸せホルモン)が赤ちゃんの前頭葉の発達を促進させることを目的としています。 ベビーマッサージは、発達の三原則(上から下、中心から末梢、粗大運動から微細運動)に沿って、赤ちゃんに話しかけながら行うことで、赤ちゃんの発達や愛着形成につながります。「特に1歳までにたくさん触れる」ことを意識してもらう関わりが重要であると学びました。 マタニティヨガ マタニティヨガは、妊娠中でも行うことができる妊婦さんのための身体と心をケアするヨガです。通常のヨガとは異なり、うつ伏せの姿勢や、お腹を圧迫するような強度の高いポーズを避けるなど妊娠中の身体を考えた負担の少ない動きを行います。妊婦さんが赤ちゃんと向き合う時間を作ったり、自分の身体のことを知る機会にもなります。 マタニティヨガを体験し、呼吸を意識しながら身体を動かすことで、リラックスしながら過ごすことができました。また、骨盤を整えたり、短息呼吸を行うなど、妊娠中からお産に向けた身体作りが重要であると改めて学ぶことができました。 今回、森田先生の講義・体験を受けて、実施するメリットを学びながら楽しい時間を過ごすことができました。今後は、一つ一つのケアの根拠や効果を理解したうえで説明し、お母さんが楽しく育児に取り組めるように関わっていきたいです。 助産学専攻科12期生 足立 百合菜、市本 有砂、森口 茉倫 【関連記事】 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました!~助産学専攻科 第12期生事例研究発表会を開催しました~助産学専攻科| 新たな産育コミュニティをめざして「マタニティクラス」を開催しました!〜看護実践研究センター 熟練助産師から学ぶ分娩介助の応用「会陰保護技術と肩甲難産の分娩介助技術」~助産学専攻科 産婦人科医に学ぶ!会陰縫合理論と縫合技術~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅱ」 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科「ヒューマンヘルス」 産婦人科医に学ぶ超音波診断法~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」
2024.02.26
「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました!~助産学専攻科
NCPR講習会は「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立を目的として実施されています。出生時、約15%の新生児は何らかの蘇生処置が必要な状況で生まれてきます。そうした新生児仮死に対する蘇生法を習熟することにより、児の予後を改善させることができます。 助産学専攻科は国家試験と卒業研究発表会を終え、令和6年2月13日(火)に「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました。このAコースでは、気管挿管や薬物投与も含めた高度な新生児蘇生法の習得を目指します。外部講師として、淀川キリスト教病院の周産期母子医療センター長の豊奈々絵先生と小児科医長の村山歩先生をお招きしました。 講義を受けた後、実習室でベビー人形を用いながら新生児蘇生に用いられる流量膨張式バッグの使い方や人工呼吸の手技、気管挿管の実践を1人ずつ行いました。人工呼吸の練習では、投与する酸素が漏れないようにマスクを密着させることが難しかったです。気管挿管では、挿管時のポイントを教えてもらいながら実施したことで、食道と間違えずにスムーズに挿管できるようになりました。しかし、練習とはいえ実際の現場では一刻を争う状況であることを想像すると、緊張を感じることもありました。 午後からは、事例をもとにした演習を行いました。事例では、NCPRのアルゴリズムに沿って、30秒ごとに新生児がどういう状況なのかを講師の先生から伝えられましたが、今行っている処置をそのまま続けるのか、新たに別の処置が必要なのか瞬時に判断するのが難しかったです。しかし、回数を重ねるごとに、徐々に落ち着いて判断できるようになり、お互いに気づいた点を指摘しあってスムーズに実施できるようになりました。 前期の授業でも新生児蘇生法は学習していましたが、その時点では臨床の現場をイメージすることがあまりできていませんでした。しかし、今回の講習を通して、スピード感や蘇生の優先順位などがより明確に考えられるようになりました。いつどのようなことが起こるかわからない臨床の現場では、落ち着いて対応できるように今回の学びを活かしていきたいです。 助産学専攻科12期生 小西 美幸、竹田 亜未、丸谷 麻友 【関連記事】 第12期生事例研究発表会を開催しました~助産学専攻科 熟練助産師から学ぶ分娩介助の応用「会陰保護技術と肩甲難産の分娩介助技術」~助産学専攻科 産婦人科医に学ぶ!会陰縫合理論と縫合技術~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅱ」 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科「ヒューマンヘルス」 産婦人科医に学ぶ超音波診断法~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」 2022年度 新生児蘇生法(NCPR)Aコース講習会を受講しました!~助産学専攻科 第11期生事例研究発表会を開催しました~助産学専攻科 外部講師に学ぶマタニティヨガとベビーマッサージ!~助産学専攻科 災害時の行動をロールプレイで学ぶ「地域母子保健論」~助産学専攻科
2024.02.26
第12期生事例研究発表会を開催しました~助産学専攻科
2023年1月17日(水)に「助産学専攻科第12期生事例研究発表会」を開催し、学生9名が発表しました。その様子を紹介します。 私たちは、7月から病院や保健センター、助産院にて助産学実習を行いました。助産学実習では、1人の対象者を妊娠期から産後1か月健診まで継続して受け持たせていただく「継続実習」があります。ほとんどの学生が妊娠期から産褥期まで実習させていただきました。 事例研究発表会では、継続実習でのそれぞれが実施した助産ケアについて論文や文献を用いて振り返りました。 前期から文献検索を行い研究発表に向けて準備してきました。実施した助産ケアについての先行研究をもとに考察することは難しかったですが、教員に助言をいただいたり、学生同士で意見を出し合ったりして当日を迎えることができました。 学生は、それぞれ最後に自身の「目指す助産師像」について発表しました。 当日は学生や本学教員の他、助産学実習で指導していただいた臨床教授の皆様や、助産学専攻科の次年度入学予定者、畿央大学の関係者の方々にも参加していただきました。多くの方に参加していただきありがとうございました。それぞれが一生懸命発表し自身の学びや思いが伝わるよう練習を重ねた結果、無事発表を終えることができました。 発表会を通して、臨床教授や教員から講評をいただくことで、自身の行った助産ケアを振り返り、より深く理解することができました。 「働いてからは、業務で忙しいと思うけれど、寄り添うべき時に寄り添える助産師になってほしい」「今の時代、お産だけでなく女性の人生にかかわることが求められる」などといった今後の私たちへの温かいアドバイスをいただきました。 最後に、実習で学生の受け持ちをご承諾していただきました妊産褥婦の皆様、ご家族の皆様、実習を受け入れてくれてくださった病院施設、保健センター、助産院の皆様、温かく熱心にご指導いただきました臨床教授・講師の皆様、教員の皆様に心より御礼申し上げます。 助産学専攻科12期生 岡田 七彩、欅谷 明、松浦 美夢 【関連記事】 熟練助産師から学ぶ分娩介助の応用「会陰保護技術と肩甲難産の分娩介助技術」~助産学専攻科 産婦人科医に学ぶ!会陰縫合理論と縫合技術~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅱ」 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科「ヒューマンヘルス」 産婦人科医に学ぶ超音波診断法~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」 2022年度 新生児蘇生法(NCPR)Aコース講習会を受講しました!~助産学専攻科 第11期生事例研究発表会を開催しました~助産学専攻科 外部講師に学ぶマタニティヨガとベビーマッサージ!~助産学専攻科 災害時の行動をロールプレイで学ぶ「地域母子保健論」~助産学専攻科