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地域連携センタ―の新着情報一覧

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2019.09.02

明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科

明日香村国際サマーワークショップ2019 International Summer Workshop in Asuka 2019   人間環境デザイン学科では2年次配当「海外インターンシップ」の一環として、ただ今『明日香村国際サマーワークショップ2019』を開催しています。畿央大学(人間環境デザイン学科)学生2・3回生22名と台湾の高雄大学の学生12名が明日香村に集い、空き家の利活用提案や町並み調査などを行っています。8月25日(日)から8月31日(土)まで、明日香村で約1週間過ごす中で、旧集落における課題に向き合い、地域活性化につながる提案を行います。   ●4日目:8月28日(水) 明日香村サマーワークショップ4日目となった今日は、奈良市の東大寺や今井町の街並みを見学し、日本の伝統的な木造建築や町並みについて学びました。   AM10:00-PM1:30 東大寺 東大寺では、僧侶の方に案内していただきました。   ▲僧侶の方の説明の様子   大仏殿の裏側や蓮華座の周りにも上がらせていただき、普段では行くことの出来ない場所を見ることが出来て、貴重な体験をさせて頂きました。現存する大仏殿は、正面の幅57.5m、奥行き50.5mありますが、国家事業として創設された大仏殿は当時、その1.5倍もの大きさであったと伺い、その壮大さに驚きました。 蓮の花びらには当時の職人達が一つ一つ大仏様を彫り込んでいます。この絵は宇宙を表しており、宇宙までも大仏様の慈悲で包んでいる様子を表しているそうです。他にもこの絵には、「人は誰でも修行を積めば悟りを開いて仏になれる。」という意味もあるそうです。 ちなみに花びらで絵のない部分は、修復された部分となっています。 この花びらの絵を細かく解読しようと思えば、論文を書き上げられるくらい奥深いそうです。   ▲蓮華座の花びらの一部(レプリカ)   PM2:00-PM4:30 今井町 今井町の歴史を聞いた後に、実際に町屋を見せて頂きました。今井町は平成5年に重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、歴史的な建物が多く残っています。説明によると他の地域より瓦葺きの建物がほとんどを占めていたことだけでなく、住人一人ひとりが防災についての役割を持っていたそうです。ハード面だけでなくソフト面の防災も緻密に行われて、今の今井町の美しい街並みが残っている事に感銘を受けました。   ▲街並みの説明                                   また、模型を使って今井町特有の木造構造を三井田先生に解説していただきました。 今井町では大きな家がコーナーのように、隅にあるものも多く、入母屋型が多いのが特徴です。梁は小屋ばりが多く、長い木を使わなくても作れるようになっています。 他には、一階と二階の壁面が揃っていないことも特徴的です。今井町では、一階の壁面が出ているものが多く、これは店屋が多かったため、店部分である一階部分を広くしたのでは?と三井田先生が仰っていました。京都や奈良は一階と二階の壁面は揃っているので、今井特有の景観と言えます。     ▲構造の説明の様子   説明を受けた後は、住民の方と一緒に今井町を歩きながら、主に旧米谷家や、旧南町にある恒岡醤油店などを解説して頂きました。   ▲恒岡醤油店での説明の様子    ▲旧米谷家での説明の様子   明日は課題制作最終日なのでコミュニケーションをしっかり取って良いものをプレゼンテーションしていきたいです。     ▲東大寺大仏殿前での記念撮影                                       人間環境デザイン学科2回生 麻田彩香 追田奈菜 中山瑞貴   主催:畿央大学  共催:国立高雄大学(台湾)、明日香村商工会、大和飛鳥ニューツーリズム 後援:明日香村役場   【関連記事】 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科

2019.08.29

明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科

明日香村国際サマーワークショップ2019  International Summer Workshop in Asuka 2019   人間環境デザイン学科では、2年次配当「海外インターンシップ」の一環として『明日香村国際サマーワークショップ2019』を開催しています。畿央大学(人間環境デザイン学科)学生2・3回生22名と台湾の高雄大学の学生12名が明日香村に集い、空き家の利活用提案や町並み調査などを行っています。8月25日(日)から8月31日(土)まで、明日香村で約1週間過ごす中で、旧集落における課題に向き合い、地域活性化につながる提案を行います。   ●2日目:8月26日(月) この日は、明日香村役場の方から明日香村の概要と抱えている課題などについてお話をしていただきました。    ▲明日香村の説明をしていただいている様子   明日香村の位置、地勢、明日香村の特殊な法律、人口推移、文化財や今後の課題まで詳しく説明していただきました。明日香村全域で村の魅力を体感できる「明日香まるごと博物館づくり」を進めているそうです。   今回のワークショップは主に以下の2地区に分かれて進めていきます。 ①    岡地区→集落街道再生計画 ②    栢森地区→空き家の利活用提案   AM11:00 岡地区の街並み散策 とてもいい天気で散策日和でした。建物の色味や街並みはとても落ち着いていて、外観にもまとまりがある印象でした。1つの建物でも屋根の高さに変化があり、面白みを感じました。建物の中は日中でも風が通り、とても涼しく快適に過ごせました。住民の方からも当時のお話を聞くことができました。   ▲格子や貴人口などについて説明している様子   PM1:00 栢森地区の空き家見学 奥明日香といわれる栢森地区にある空き家を見学しました。大和棟の屋根裏に入り、珍しい屋根構造を見ることができました。     屋根裏に登り、どのような空間かを確認した後、台湾の学生達と広い屋根裏の空間をどんな風に活用できるかを話し合いました。言語に戸惑うこともありましたが、漢字や英語を用いて、意見をたくさん伝い合いました。   ▲土間玄関から屋根裏へ登る様子   ▲空き家全体を見るために少し裏山へも登りました。   PM3:00 班わけ  ▲話し合いの様子   岡地区と栢森の空き家を見学した後、岡と栢森の2チームに分かれ、それぞれどのような方向性で課題を進めていくかを話し合いました。   PM3:30 石舞台見学 少し時間ができたので、石舞台を見学することになりました。台湾の学生達は初めての石舞台にとても興奮していて楽しそうでした。     PM4:30 入村式   これから5日間、家族として暮らすホストファミリーと顔合わせをしました。私はギャラリーでしたが、ホストファミリーはとても優しそうで少し羨ましく思いました。これを機に台湾の学生達が明日香での暮らしや文化に少しでも興味を持ってくれると嬉しいです。     この日から本格的にはじまったサマーワークショップ。 お互い言語が違う中で話し合うのは難しいことですが、考え方の違いや新しいアイデアを共有できることはとても新鮮でワクワクします。明日からのディスカッションもとても楽しみです!!   人間環境デザイン学科3回生 辻沙希   主催:畿央大学  共催:国立高雄大学(台湾)、明日香村商工会、大和飛鳥ニューツーリズム 後援:明日香村役場   【関連記事】 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!~人間環境デザイン学科

2019.08.28

明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科

明日香村国際サマーワークショップ2019 International Summer Workshop in Asuka 2019   人間環境デザイン学科では2年次配当「海外インターンシップ」の一環として、ただ今『明日香村国際サマーワークショップ2019』を開催しています。畿央大学(人間環境デザイン学科)学生2・3回生22名と台湾の高雄大学の学生12名が明日香村に集い、空き家の利活用提案や町並み調査などを行っています。8月25日(日)から8月31日(土)まで、明日香村で約1週間過ごす中で、旧集落における課題に向き合い、地域活性化につながる提案を行います。   ●1日目:8月25日(日)  この日は翌日からスタートするワークショップに向けて、石舞台古墳近くの創作料理屋さん「ポカフレール」にて歓迎会とお互いの大学生活の紹介を行いました。   ▲明日香村の森川村長よりご挨拶をいただき、明日香村の課題や取り組みについてお話していただきました。   ▲冬木学長にもお越しいただき、ご挨拶をしていただきました。   その後、高雄大学と畿央大学の学生がそれぞれ授業で取り組んできたことや大学生活についての発表を行いました。海外の建築学生の活動の様子や作品を見たり聞いたりする機会は少ないため、皆さんとても真剣に発表を聞いていました。   ▲畿央大学の紹介の様子 人間環境デザイン学科での活動や設計演習での作品を紹介しました。   ▲高雄大学の紹介の様子 面白い作品をたくさん紹介してくれました。   ▲高雄大学からお土産を頂きました。   大学紹介が終わるとお待ちかねの夕食です。 高雄大学と畿央大学の学生が同じテーブルで会話を楽しみながら交流を深めました。   ▲交流しながらの夕食   ポカフレールでは明日香村産の旬の食材を使用しているとのことで、野菜や五穀米など色鮮やかなプレートをいただきました。   ▲彩も鮮やかな旬野菜プレート   翌日からのワークショップも充実したものになるよう、国際交流も楽しみながら真剣に取り組んでいきたいです。 2日目からの様子もどんどんアップしていきますので、お楽しみに!   主催:畿央大学  共催:国立高雄大学(台湾)、明日香村商工会、大和飛鳥ニューツーリズム 後援:明日香村役場   人間環境デザイン学科4回生 外尾華奈子・3回生 饗庭美咲

2019.08.21

「めざせ!減塩マスター」親子減塩教室に参加!~ヘルスチーム菜良

2019年7月27日(土)、中和保健所にて親子減塩教室が開催されました。 畿央大学からはヘルスチーム菜良※健康栄養学科4回生3名が参加しました! 今回は近畿大学の実習生とヘルスチーム菜良のメンバー、帝塚山大学の実習生と共に参加しました。   ※ヘルスチーム菜良・・・管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。     9つの体験ブースや展示ブースで楽しみながら減塩について学んでもらいました。その中で主に担当させていただいたブースについて紹介します。   ~目で見る!1日の目標食塩摂取量~ 目標とする食塩摂取量や、日本人の平均摂取量、普段よく使う調味料に含まれている食塩量を、実際に食塩が入っている小袋などを用いて可視化した展示となっていました。     内容に興味を持って下さる方が多く、中には「薄味にしている」など、すでに減塩に取り組んでいるという方もおられました。   ~1日に必要な野菜はどのくらい~ 実際に本物の野菜を用意し、ボウルに数種類の野菜を100g、200g、300g、350g入れてどれが必要量の350gであるのかを選んでもらいました。     350gのボウルを当てる親子は多いように感じましたが実際には食べていないという方がほとんどでした。     必要量を満たすために色々なおかずに野菜を入れてみる提案や、かさを減らすために加熱することなどを提案しました。また実際に切られた野菜を測定するコーナーでは、重量の感覚を知ってもらうことができ、自分が食べることができそうな野菜の重さを知ってもらい、「これが△gなら意外と食べれそう!」「鍋(加熱野菜)の時はよく野菜を摂れているんだなぁ」などの声を聞くことができ、楽しみながら野菜について関心を持ってもらえる機会はこのような地域のイベントでつくっていけるということを学びました。   ~調理で使用する塩の量を計る~ このブースでは、調理中に目分量で使っている塩が実際どれくらいの量なのか知ってもらうために参加者の方々とお話しました。     塩の量は1g単位の少ない量のため摂りすぎかどうか気付きにくい傾向にあるので、出来るだけ分かりやすく、また、少しでも減らさないといけないと思ってもらえるように意識してお話しました。 他にも、だしの試飲やゲームなど、様々なブースを通して、減塩や野菜について楽しく学んでいただけたのではないかと思います。 自分にできそうな減塩方法を1つでも見つけ、実践してみようと思って下さった方がいれば嬉しいです。     参加者に減塩について学んでもらうことはもちろんですが、私たち自身も経験を重ねていくことで、現場の保健師の方や管理栄養士の方に「分かりやすくて良かったよ」と言っていただいたことは、自信につながりました。 今回の4回生の参加メンバーは、もう何度か減塩教室に参加させていただいていますが、毎回自分自身の成長につながる良い機会だなと感じています。 この経験や成長をまた他のイベントや卒業後も活かせるよう努力しようと思いました。   次回は8/25(日)の香芝市総合福祉センターでの親子減塩教室に参加を予定しております!次回も楽しいイベントになるように頑張ります。   ヘルスチーム菜良 健康栄養学科4回生 山田さくら、葛本葉月、竹元優花   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

2019.08.13

「バーンデザイン」第4弾!葛城自動車学校倉庫~人間環境デザイン学科加藤ゼミ

人間環境デザイン学科加藤ゼミ、4回目となる「バーンデザイン」レポート   今年度で4年目となる「バーンデザイン」は最大のピンチにおちいりました。昨年までは関屋地区の農業を盛り立てるというスローガンのもと、主に農家小屋にペイントをして環境アートをつくってきました。しかし、電車内からよく見えるという条件を満たす農家小屋はすべて塗りつぶしてしまったのです。 意気消沈して五位堂駅で降りる寸前、葛城自動車学校の倉庫が目に飛び込んできました。妻側の幅が15mもある大きな壁面です。これだ!と思い、突撃開始しました。葛城自動車学校様も初めは戸惑っていらっしゃいましたが、次第に打ち解けていきました。しかし先方様にとって、どんなものが描かれるのか不安だったと想像します。まず、昨年12月、私がラフなスケッチを持っていきデザインの方向性を示しました。   ▼ラフデザイン案   その後、今春からゼミ生と現場を視察し、自動車倉庫を採寸しました。次にゼミ生を4グループに分け、それぞれ1つずつデザイン案を作成し、葛城自動車学校様にもっていきました。   ▼学生からのデザインA案   ▼学生からのデザインB案                                                                                                                                                            ▼学生からのデザインC案   ▼学生からのデザインD案     A,B,C,Dのデザイン案を審議された結果、C案に決定しました。C案の原画作成者は3回生の北村航太君です。彼には総合ディレクターになってもらい、プロジェクトは進行していきました。   提案したデザイン画は縮尺1/50のため、実際の大きさにするためにデザイン画を50倍しなければなりません。コピー機で単純に4倍して、それを4倍してまた3.125倍するという地味な作業を繰り返し、幅15mの実寸大原図が出来上がりました。ここまで順調に進んでいきましたが、思わぬ問題が発生したのです。実はイラストの中に香芝市イメージキャラクターの「カッシー」を採用し、その利用許諾通知書(環境アートの目的として)もいただいておりました。ところが、香芝市都市環境部都市計画課のほうから「屋外広告物」にあたるのではないかという指摘がありました。その条例では、イラスト画の面積が壁面面積の1/3以下にし、かつ20㎡を超えてはならない、というものでした。つまり今のままですと条例違反になります。えーーーー、困った‼一時は今回のプロジェクトの中止も考えたほどです。 香芝市の方からも助言を受け、今回は香芝市が公共の利益のために表示するもので、自家用広告物という範疇になり、幸いにも「適用除外」ということになりました。イラストには、設置者:香芝市と明記し、「くらしば しごとば めぐりば 香芝」という香芝市のキャッチフレーズを入れることになりました。いろいろとありましたが、逆に産学官連携事業としてのお墨付きをいただいたようで再びプロジェクトは動き出しました。   ▼作業の様子   ▼香芝市のキャッチフレーズ「くらしば しごとば めぐりば 香芝」、設置者:香芝市   8月8日(木)、現場作業の初日を迎えました。当日は朝の9時からうだるような暑さで、熱中症が心配されました。十分な水分補給、キャンデー補給をしながら始まりました。日中は思考能力がゼロ状態でしたが、それでも3回生は暑さにめげずに頑張ってくれました。夕方からは暑さもやわらぎ、試験を終えたばかりの2回生も加わってもらい、集中して作業がはかどっていきました。当初は2日間でも完成しないのでは、と考えていたぐらいでしたが、蓋を開けてみれば日没時にすべて完成していました。 大阪方面から近鉄電車に乗られたら、五位堂駅に到着する直前に、駅北側手前(進行方向に向かって左側)にある「葛城自動車学校倉庫」を見て下さいね。   ▼完成!     ちなみに毎年、学生がデザインしたTシャツをユニフォームにして作業をしています。   ▼今年のTシャツデザイン(3回生の橋本菜緒さんがデザイン)右側の写真は畿央大学の文字を書いた山下創平君です。   ▼担当者&葛城自動車学校の方々と記念撮影   ※徐行の標識は自動車学校の筆記試験によく出題されます。徐行の標識を再認識していただくたため、デザインの中に取り入れました。徐行の標識は左側から2人目の八田采芽さんが描きました。   ~参加した学生からのコメント~ ●北村 航太君 旅行用キャリーバッグに貼られているステッカーをイメージしてデザインしました。ステッカーなので、時間が経って風化したとしても味がでて、いい感じになると思います。   ●稲井 葉澄さん 作業開始前は2日間の日程でも終わらないと思っていましたが、みんな頑張って進めようとという気持ちが強く、一人一人が積極的に取り組んだので、1日で完成することができました。炎天下での作業だったので大変でしたが、みんなで楽しく会話もしながら進めることができました。   ●陣田 真衣さん 1日中、陰が出来ない南面の壁に描いたのでずっと暑かったです。当初は2日で終わらないかもしれないと焦っていましたが、みんなで協力して、予定よりとても早く1日で出来上がりました。壁に写しとる方法に試行錯誤して原寸大コピーをしましたが、最終的にはグリッドを設けて直描きをし、仕上げることができました。誰か熱中症で倒れるかもしれないくらいほんとに暑かったです。が、誰も倒れず怪我もせず完成できて良かったです。   ●福嶋 佳奈子さん こんなにも大きなキャンバスに描くことは初めてで、貴重な体験ができました。達成感が半端ありませんでした。   人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜   【関連記事】 「バーンデザイン」農家小屋アート 第3弾 ~人間環境デザイン学科 「バーンデザイン」農業小屋アート 第2弾 ~人間環境デザイン学科 「バーンデザイン」農家小屋アート 第1弾 ~人間環境デザイン学科

2019.08.07

初めてとなる「マタニティ・カフェ」を開催しました。~助産学専攻科

畿央大学助産学専攻科は今年で開設8年目となり、これまで52名の助産師を育成してまいりました。本学専攻科の教育の特徴の一つは、入学時に学生が描いた理想の“めざす助産師像”に、近づくために自己と他者を理解しながら、自らの助産師としてのアイデンティティを一歩一歩育んでいくことを大切にしていることです。   この度、7月13日(土)に妊婦さんに絶大な支持を得ている助産師の国際医療福祉大学大学院 助産学分野教授 佐藤香代先生をお招きして「世にも珍しいマザークラス」の講演をしていただきました。また、学部長の産婦人科医の植田政嗣教授には、「妊娠中のホルモンの不思議」をお話していただき、最後は、妊婦さんと家族の方々が語り会える場として、カフェしながら何でもトークの時間をもちました。       今回のマタニティカフェは、助産学専攻科の学生が4月から話し合いを重ねて会場設営、環境づくりをしました。以下、参加学生の声も交えながら当日の様子をレポートします。     マタニティ・カフェの準備・運営に携わった学生から 環境の影響を学び、飾りだけでなく、私たちも妊婦さんの環境の一部になるため、自分の言葉や態度に気をつけていきたいと思いました。(学生 大賀 彩香)      ▼助産学専攻科教務主任の中居由美子准教授からのご挨拶       【第1部】講演「妊娠中のホルモンの不思議」 講師:植田正嗣先生(健康科学部長・健康科学研究科長 畿央大学教授)     「妊娠中のホルモンの不思議」を受講して  入学当初は、何もわからないまま作業をしていましたが、学びが進むにつれて、ポジティブになるには、妊婦に起こっている現状を受け止め、その現状は妊婦が持っている素晴らしい力であると捉えるようにすることが大切であると考えるようになりました。当日、妊婦さんの反応から本当に頑張ってきて良かったと感じました。(学生 田中 魅紅)   【第2部】講演「世にも珍しいマザークラス」 講師:助産師 佐藤香代先生(国際医療福祉大学大学院 助産学分野教授)     「世にも珍しいマザークラス」を受講して   みんなで「妊婦さんのための何ができるのか」を考えていくことがとても楽しかったです。エレベーターから教室までは表情もかたく「緊張します」とおっしゃっていた方が、マタニティカフェの終わりでは「今日は楽しかった。来てよかった」と言ってくださり、内容・交流・環境の大切さを学びました。(学生 佐田 聖奈)   佐藤先生の講義を受けて、助産師の役割は、女性の持つ力を最大限に発揮できるように導くことであると学び、参加してくださった妊婦さんが今後のマタニティライフ、出産、育児が幸せなものになってほしいと改めて思いました。(学生 西原 真弥)         ▶イラスト作成に携わった学生のコメント 胎児はお腹にいるときからメッセージを伝えていることをイラストで示し、学生からのメッセージはマタニティカフェを楽しみにしていたことや温かく迎える姿勢をひまわり畑に想いを込めて表現しました。相談しやすい雰囲気をつくることも環境の一つなので、対象に寄り添う気持ちを忘れず助産師像に向けて頑張りたいと思います。(学生 谷田 佳世)       【第3部】カフェをしながら何でもトーク     マタニティ・カフェを終えて 妊娠をポジティブにとらえることができる環境づくりとは何かを常にみんなで話し合い進めて行きました。こだわればこだわるほど自己満足になっていないか不安になり、当日を迎えましたが、妊婦さんやご家族が喜んでくださる姿を見てとても嬉しくその時の笑顔が忘れられない素敵な光景となりました。(学生 原 茅穂)   マタニティカフェのイメージが全くつかないところからスタートしましたが、学びが進むにつれて、カフェに来て下さる妊婦さんやご家族さんを想像しながら環境を作ることが楽しく、わくわくしてきました。当日、妊婦さんとご家族さんの生の声を聞くことができ、よりマタニティライフをイメージすることができ、楽しさや幸せを感じました。(学生 塩崎 萌)   マタニティカフェを通じて、妊婦さんが主体的に交流を行い、お互いに情報交換をし、不安なことを質問して問題解決しながら笑顔になっていく姿を見てとても嬉しく感じました。(学生 岡野 葵)   雨の中参加してくださった妊婦さんとそのご家族の方がポジティブに喜びに満ち溢れたマタニティライフ・出産・育児になる一つの経験になれたらよいと思います。(学生 高田 咲貴)   妊婦さん同士の交流から自分自身を振り返り学ぶことが多く、自分の表情なども環境を作る一部なのだと感じました。帰って行かれる妊婦さんたちがとても素敵な表情をされていたのが印象に残っています。(学生 岸 奈生)    ▼参加された皆様と記念写真   【佐藤 香代 先生からのメッセージ】 妊婦さんへ 身体に備わる智慧と赤ちゃんの力を信じて、油の海と青い海を泳いでください。素敵な出産のご報告、お待ちしています! お父さんへ 講演の後は、皆さん輝いていましたよ!やっぱり世界を変えるのはパパですね! 助産師学生さんへ 素晴らしい環境づくりをありがとう。皆さんの笑顔と妊婦さんを大切に想う気持ちが伝わって、とても素敵な会になりました。本物の助産師めざして、頑張れ!   今回、マタニティカフェに参加した学生は、佐藤香代先生が活動されておられる「身体感覚活性化(世にも珍しい)マザークラス」の趣旨を学習し、妊婦さんが妊娠をポジティブにとらえることができる環境とは何かを研究し環境づくりに取り組みました。妊婦さんとご家族の方からの、お話を直に聞かせていただくことで、女性の素晴らしさ、家族の優しさを実感し、めざす助産師像が広がったようです。 この会に参加していただきました妊産婦さんとそのご家族の方々に深く感謝申し上げます。これからのマタニティライフが素敵な日々であることを願い、お子さまの誕生を心待ちにしております。ありがとうございました。            助産学専攻科教員 中居由美子 戸田千枝 上原麻利

2019.07.26

Orange Project「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」in熊本大学~看護医療学科

私たち老年看護学分野の教員1名とゼミ生6名(山崎ゼミ・上仲ゼミ)は、認知症サポーターとして、認知症に優しいまちづくりを行なっていく「Orange  Project」を畿央大学でも立ち上げるため、先行してOrange Projectの活動を行なっている熊本大学と認知症カフェ"あやの里(as a Café)"へヒアリングに行ってきました。   午前:あやの里(as a Café)でのヒアリング あやの里(as a Café)への訪問では、とてもおしゃれな空間!というのが第一印象でした。海外のデザイナーの方と協力して作り上げたというこのカフェは、とても落ち着く空間で、足を運びたい!と思えるような場所でした。   ▲あやの里(as a Café)のおしゃれな内装   ここでは熊本大学や熊本保健科学大学などの学生が主催・協力してお祭りなどのイベントを行なったり、認知症高齢者の家族が主催する家族の会などが行われたりしているそうですが、いつでも誰でも来ることができて、相談したり楽しくお話をしたりする場にもなっています。 今回あやの里(as a Café)で説明をしてくださった施設長の岡元ナオさんからは、カフェの活動内容や地域の方々に来てもらうための工夫、地域の団体との協力の必要性について教えていただきました。   ▲カフェの活動内容について説明を受けている様子   ▲あやの里(as a Café)の岡元さんとともに   午後:熊本大学でのOrange Projectヒアリング 熊本大学では、Orange Projectでの活動について、実際に所属している熊本大学の安武先生と看護学生の方2人からお話を聞くことができました。    ▲熊本大学の安武先生と看護学生2人からOrange Projectについてのお話を聞いている様子   Orange Projectとは、熊本大学や熊本保健科学大学、崇城大学の学生が主体となって行っているボランティア団体で現在120人の学生が登録しているそうです。 Orange Projectでは、あやの里(as a Café)と協力してお祭りなどのイベントを通して認知症の方と交流するだけでなく、小学生から大人まで、様々な世代を対象に認知症サポーター養成講座を行なったり、認知症徘徊模擬訓練を行なったりするなど、若い世代にも認知症を知ってもらう活動が行われていました。 Orange Projectの活動は、あやの里(as a Café)を含め、たくさんの地域団体との協力があることから、熊本県では、全域でOrange Projectの目的「認知症になっても暮らしやすい街づくり」が行われているのだと思いました。   ▲熊本大学Orange Projectの学生の方とともに   認知症をたくさんの方に知ってもらうため、また、認知症の方やその家族が暮らしやすい街をつくるために、私たちと同じ大学生が地域の方々とともに取り組んでいることを聞き、とても刺激になりました。あやの里(as a Café)と熊本大学でのヒアリングを通して、学生にもできることはたくさんあること、学生だからこそ力になれることがあることを知り、とても勉強になりました。また、医療の多職種連携だけでなく建築デザインの専門家や放送作家などの異業種との連携も事業を展開していくために、これから(Society 5.0)の時代には重要なことだと学びました。これらを卒研の文献レビューの根拠として、卒業論文を作成する際の参考にしたいと思いました。 私たちは今回熊本で学んだことを踏まえ、奈良県が認知症になっても暮らしやすいまち、認知症の方に優しいまちになるように社会に貢献していきたいです。   看護医療学科4回生 山崎ゼミ 辻林もも   ■Orange Projectの関連サイト WEBマガジン「KUMADAI NOW」「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」を目指して[Orange Project]  「百聞は一見にしかず-VRで学ぶ認知症のこと」を開催しました 熊本大学特別シンポジウム「豊かな未来を私たちの手で」を開催しました   【関連記事】 2019年度 第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 御所」を開催!~看護医療学科 2019年度第1回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科 広陵町と連携して認知症サポーター養成講座を開催!~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅰ」

2019.07.23

近鉄連携「香芝SAフードコード麺メニュー開発プロジェクト2019」質問会を開催しました。

恒例となった香芝SAフードコートメニュー開発プロジェクト。昨年度は「鶏肉を使用した丼メニュー」をテーマとし、「大和三山の雪化粧」がグランプリを受賞、「すき焼き風奈良の郷土どんぶり」が準グランプリとなり、それら2メニューが香芝SAのフードコートで、特別賞受賞の「鶏のザクザクあんかけ丼」は岸和田SAで販売され、現在も好評発売中です。   今年のテーマは「麺メニュー」。健康栄養学科学生8グループ34名が6月にプレゼンテーションを行った後、各グループ試作を重ねてきました。その中で実際に出た疑問を質問させていただく機会として、7月22日(月)に㈱近鉄リテーリング香芝SAの小椋支配人をお招きして質問会を行い、8グループのうち7グループが参加しました。       あらかじめグループで考えた質問・疑問についてお聞きし、その回答を学生たちは熱心にメモを取っていました。「今香芝SAで一番高いメニューは何ですか」「出汁の濃度の調整は可能ですか」など、具体的な質問も多く出ていました。現場ならではの意見や案をいただき、いただいた意見をさっそく取り入れて試作をしようとするグループや、中には原価が定価程の値段になってしまい、販売価格を換算すると驚きの値段になってしまったというグループもありました。         小椋支配人からは「材料などこちらで準備できる限界はもちろんあるが、今の段階ではそれらに捉われず、学生さんの豊かな発想を第1に考えて試作を行ってみてください。」等、多くのアドバイスをいただきました。   4月に始動したプロジェクトも、いよいよ折り返しとなりました。今後のスケジュールは、9月中旬にレシピ検討会、そして9月28日(土)にコンテストを実施し、来年1月~2月には西名阪道 香芝SA上下線にて発売開始予定です。ぜひご期待ください!     【過去の商品化関連記事】 2019年度  近鉄連携「香芝SAフードコート 麵メニュー開発プロジェクト」第6弾が始動しました! 平成30年度  畿央生が考案した丼メニューが香芝SA・岸和田SAで販売中! ~ 近鉄連携「香芝サービスエリアメニュー開発プロジェクト」  平成29年度  畿央生が考案した麺メニューが香芝SA・岸和田SAで販売されます~近鉄連携「香芝サービスエリアメニュー開発プロジェクト」 平成28年度  近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 阪和自動車道 岸和田サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 平成27年度  近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作ったカフェメニューが発売されます。 平成26年度  西名阪香芝サービスエリアで畿央生が創作した新メニュー試食会が行われました。

2019.07.17

2019年度 第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 御所」を開催!~看護医療学科

畿央大学と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同で運営している「金曜カフェ〜つどい〜」で2019年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」(認知症カフェ)が7月12日(金)に開催されました。「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」は、御所市認知症啓発事業として、畿央大学健康科学部看護医療学科老年看護学教員と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同して行っているものです。当日の様子を参加した学生と教員がレポートします。   こんにちは!今回の認知症カフェ(通称:オレンヂカフェ)には、老年看護学分野の教員2名と私たち学生8名が参加してきました!   また地域の方たちの参加は、住民の方々や、御所市の地域包括支援センターの方、地域ボランティアの方も含めて15名の参加がありました。   ▲学生ボランティア   <午前の部> ~認知症についての講話~ 午前の部は認知症サポーター養成講座として、畿央大学の島岡先生による認知症についての講話が実施されました。   ▲認知症についての講話   講話では、認知症高齢者の介護経験がある方が書かれた絵本「ばあばはだいじょうぶ」の紹介や認知症の統計、分類、症状、改善・予防・対応方法についての話が行われました。絵本では小学生の主人公の祖母が認知症になっていくことに対する戸惑いや作者の思いなどを感じとることができ、私たちも聞いていて胸が熱くなりました。また、最新の情報として、高齢者の難聴が認知症に影響を及ぼす可能性があるという話もあり、認知症への理解が深まりました。   ~学生によるアクティビティ~ 講話の後は、脳を刺激する活動として学生によるアクティビティ『後出しじゃんけん』と『もしもしかめよの手遊び』を実施しました。   『後出しじゃんけん』は、学生に勝つ、もしくは負けるように、後出しでじゃんけんをするゲームで、初めは手だけを使用していましたが、後半では足も使用し、手と足同時にじゃんけんを実施しました。皆さん、勝つ方はわりと簡単にできるようですが、自分が負けるように後出しじゃんけんをするのは難しく、苦戦されていました。後になるにつれてどんどんと難易度が上がっていき、「手は学生に勝つ、足は学生に負けるように出してください」という説明に、「えー!難しい!!」という声も上がっていましたが、笑顔で楽しみながら参加してくださいました。   ▲皆さん一緒に後出しジャンケン♪   『もしもしかめよの手遊び』は、童謡「うさぎとかめ」のリズムに合わせながら、片手をグー、もう片方の手をパーにして、グーにした方の手を隣の人のパーにした手の上に乗せ、手を一回叩くごとに交互に変えていくゲームです。はじめは隣の人と手を合わせるのをためらう様子も見られましたが、学生が間に入り一緒に行うことで、皆さんが一体化してゲームを楽しむことができました。手を一回叩くごとにパー・グーを交互に変えるのは難しそうにされていましたが、何度か実施していくうちに慣れてこられ、リズムのスピードを上げながら実施していきました。こちらも皆さん笑顔で、歌も歌いながら楽しそうに参加してくださいました。   ▲もしもしかめよの手遊び   アクティビティ後は学生も一緒にコーヒーをいただきながら、参加してくださった皆さんとお話をすることができました。「楽しかった」と言って下さる方も多く、学生自身も楽しみながらカフェに参加することができました。認知症について、基本的な知識だけでなく、認知症の方を介護している人の思いや最新の情報なども学ぶことができ、認知症について改めて考え直す良い機会になったと感じました。   ▲参加者さんとの語らい(ご本人様の許可を得て写真を掲載しております。)   看護医療学科4回生 田中香名子   <午後の部> ~認知症の人の介護について語る会~ 午後は「認知症の人の介護について語る会」として、認知症の人やその家族・介護者、介護経験者やケアマネジャー、地域包括支援センター職員、大学教員などが集い、認知症の人の介護について語り合う場を設けています。今回も11名の参加がありました。 今回は、認知症の人や介護者に対する地域の支援の在り方や、ご近所との付き合い方等について話し合いました。 認知症高齢者が一人暮らしをしていると、何かとお世話をしてくださる近隣の方がいてくださりありがたい反面、距離が近すぎて、離れて暮らす家族がプレッシャーに感じることがあるという話や、新興住宅地ではあまり近所のことを干渉しないため、何かあった時に不安と感じているという話もありました。しかし、地域によっては、住民同士の話し合いで、75歳以上の人はゴミ当番の立哨を免除しようと決めたり、自分がゴミ出しする際はついでに隣人の高齢者にも声を掛けて一緒にゴミを持っていくなどの工夫をしていらっしゃる方もおられました。また、御所市では、大型ゴミや不燃物の回収を電話で依頼すると家の前まで取りに来てくれるサービスが始まったそうです。 このように、地域の住民や行政が協力し合って認知症の方やその介護者が暮らしやすくなる地域をつくっていくことが大切だと再認識しました。   ▲認知症の人の介護について語る会   認知症の人の介護の話を他人事として捉えず、みんなで分かち合えばもっといろんな解決策が出てきて、たとえ自分が認知症になったとしても安心して過ごすことができる地域づくりにつながると考えます。認知症にご興味のある方は、ぜひ一度お越しください。   次回は10月11日(金)10時から、若年性認知症の丹野さんをゲストにお招きして行います。皆さんのご参加をお待ちしています。   看護医療学科 助手 島岡昌代   【関連記事】 ・過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2019.07.10

10/13(日)第2回現代教育特別講演会「教師の働き方改革×主体的な学びを支える授業」のご案内

卒後教育・リカレント教育の一環として第2回目となる特別講演会を開催いたします。卒業生以外の教育関係者の方にも受講料1,000円にて公開させていただきますので、ぜひご参加ください! 「教師の働き方改革×主体的な学びを支える授業」 現職教員および教職をめざす学生のために開催される、畿桜会(同窓会)主催の「現代教育特別講演会。第2回目となる今年のテーマは、「教師の働き方改革×主体的な学びを支える授業」です。近頃、書籍を出版され、SNSやブログ等でも精力的に発信されているお2人の講師をお招きし、具体的な実践からそこにある哲学まで、明日からの働き方や授業の改善のヒントとなるお話を伺い、みなさんと一緒に考えたいと思います。 日 時 会 場 2019年10月13日(日)13:00~16:30 (12:30~受付) 第1部:講演会 13:00~15:00 @KB01講義室(予定) 第2部:交流会 15:00~16:00 @KB02講義室(予定)     ※交流会には、軽食・ソフトドリンクをご用意します。 講演テーマ 教師の働き方改革×主体的な学びを支える授業 講 師 坂本 良晶 氏(京都府公立小学校教諭) ビジネス界のマインドや手法を取り入れ『教育の生産性改革』を提言。Twitterフォロワー数は13,000人超。 watcha!TOKYO、関西教育フォーラムはじめ登壇多数。2019年3月に『さる先生の「全部やろうはバカやろう」(学陽書房)出版。 葛原 祥太 氏(兵庫県公立小学校教諭) 無意味な宿題に革命を起こす!「計画⇒テスト⇒分析⇒練習」のサイクルで自己学習力を身につける学習法「けテぶれ学習法」を開発。広く深い知識に裏付けられた理論で子どもたちの可能性を引き出す実践を発信している。子どもたちを信じて、任せて、認める教育の創造をめざし「学習界マンダラ」「NKS思考法」「心マトリクス」などのオリジナル実践を公開中。 対 象 現職教員または教員志望の学生(本学卒業生以外も参加可) 受講料 一般参加者1000円(卒業生は無料) 主 催 畿桜会現代教育部会(企画担当:現代教育学科4期生 片岡利允) 申込方法 「現代教育特別講演会参加希望」とご記入の上、下記①~⑥の必要事項をE-mail、FAXのいずれかでお申し込みください。 受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。   畿央大学 広報センター 現代教育特別講演会係 FAX : 0745-54-1600 E-mail:dousoukai@kio.ac.jp ①氏名(ふりがな) ②卒業年度 ※本学卒業生の場合 ③住所(郵便番号から) ④電話番号 ⑤メールアドレス(お持ちの方) ⑥所属先 申込締切 2019年10月8日(火) 問合せ先 TEL:0745-54-1603(担当:畿央大学広報センター増田、伊藤) ※公共交通機関を利用してご参加ください。

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