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地域連携センタ―の新着情報一覧

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2024.02.21

第23回畿央大学公開講座 「妊娠・出産とウィメンズヘルス」/「ロックと映画で見るイギリス」を開催しました。

地域の皆さまに生涯教育の機会を提供することを目的として開催している「畿央大学公開講座」。開学以来大変ご好評いただいております。 今年は、2024年2月17日(土)に、理学療法学科と現代教育学科の教員より、畿央大学らしい「健康」と「教育」の2つの分野で開催いたしました。   講座① 「妊娠・出産とウィメンズヘルス~からだの変化とセルフケアを学ぼう~」 講師:健康科学部理学療法学科 梶原 由布 助教     1つ目の講座は午前中に開催され、お子様や男性を含む5組11名の方がご参加いただきました。妊娠・出産にかかわる女性の体の変化とセルフケアについて、正しい姿勢を知り、次に女性の体の構造、そして妊娠・出産することで、なぜ変化して、その影響でどんな症状がおこりやすくなるのかを講義と実技を通して詳しく学びました。   まずは、良い姿勢について。また、良い姿勢で座るためのコツ「足の裏を床につける」や「お尻の後ろ半分にタオルなどを挟む」などを各自で試してみました。普通に座った時と比べ、足の裏を床につけ、お尻の後ろ半分にタオルを挟むと、先生の言う「骨盤を立てる」という感覚がよくわかりました。     次に、女性の骨盤模型を使いながら、女性の骨盤の構造を学びました。出産するために骨盤やその周辺の関節の靭帯を緩めるホルモンが分泌されるそうですが、そのような体の変化と妊娠中の体重の増加による姿勢の変化などが、妊婦に腰痛を起こしやすくすることがわかりました。そのほかにも産前・産後に尿もれになりやすい理由と対処方法や、赤ちゃんを抱っこする時は手のひらではなく腕全体で支えると良いなどの役立つ知識がたくさんありました。     最後にそれぞれマットの上で、首や肩回りなど、育児で下を見ることの多い女性が凝りやすい場所のストレッチや体幹トレーニングなどをリラックスしながら行いました。今後の生活にぜひ加えてもらい、毎日を元気で健康に過ごしていただければと思います。以下に参加者のアンケートを抜粋してご紹介します。   妊娠中の妻の身体の変化や起こりやすいトラブルについて知ることができてよかったです。 模型やストレッチを通じて実体験として学べたため、自分の身体を使って学べて面白かったです。   講座② 「ロックと映画で見るイギリス~多文化社会の明暗から学ぶ~」 講師:教育学部現代教育学科 竹下 幸男 教授     2つ目の講座は、午後から開催され、ご夫婦やお子様もご一緒にご家族での参加など、様々な年代、性別の皆さんが40名ご参加いただきました。よく知っている曲や映画、イギリスの街角で見ることができる公共のオブジェ等をイギリスの歴史、時代背景や事件との関連を深く読み解き、多文化共生と対立から学び考える大変内容の濃い講座となりました。   講義では、最初にローリング・ストーンズの「ブラウンシュガー」という1971年の大ヒット曲が流れました。よく知っているメロディーに少し心が躍りましたが、歌詞に奴隷制や女性差別を思わせる表現があるため2019年を最後に、公演で一度も演奏されていないことが説明されました。知っている曲でも背景や日本語訳などを気にせずにいると、この現状に驚くのではないでしょうか。     続いてイギリス17~18世紀の太平洋奴隷貿易から始まり、1948~1973年代のカリブ地域からやってきたウィンドラッシュ世代と呼ばれる移民の人々、そしてその子ども世代へと続く苦難を、同時代の音楽グループやミュージシャンの言動、歌詞、そして映画や事件などと深く関連づけながら説明させていただきました。また、共に黒人の影響を受けているバンドでありながら、観客層やミュージシャンの言動などが違う「ローリング・ストーンズ」と「スペシャルズ」を比較して説明いただいたことは参加者の方も関心深く聞いているように感じました。     そんなイギリスのレイシズム(人種差別)の流れの中でも、黒人と白人が共に在籍するバンド「スペシャルズ」が、前の世代の同様のバンド「イコールズ」を見て、黒人と白人がうまくやっていけると感じて活動を始めたのと同様に、現代ではスペシャルズを見て同じように感じ、行動する若者が続いています。「このような音楽が触媒となって社会を変えていく働きが世代を超えて受け継がれていることに希望を感じる」と講義を締めくくりました。     ロックをレイシズム(人種差別)という別の角度からの視点で見ることができた本講座はとても興味深い内容であり、イギリスのレイシズム(人種差別)が遠い昔の話ではないことを知ることができました。参加した皆さんも大変熱心に聞き入っていて、深くうなずきながら受講されていたのが印象的でした。以下、参加者のアンケートを抜粋してご紹介します。   イギリスの文化には興味がありますが、今回の講演内容には知らないことばかりで世界が広がりました。 とても、ダイナミックなご講演内容で、なぜイギリスという国を選ばれたのかが、歴史と地政学からよく理解できました。 観光旅行では伺い知れない英国の一面を興味深い側面から講義していただきました。 あまり知識を持ち合わせていない私にも分かりやすく、かつ面白く教えて頂けました。 非常に勉強になりました。実際に音楽を聴き映像を見ての講義はわかりやすく、また政治と社会、芸術の三者の関わりを知ることができて良かったです。テーマについては初心者でしたが、もっと知りたいと知識欲が刺激されました。   両講座共に、大変好評のもと無事に終わることができうれしく思います。畿央大学では、これからも本学の特色を生かした内容で、地域の皆さまに地域連携の形で貢献できるような公開講座を開催していきたいと考えております。今後ともたくさんの方々にご参加いただき、生涯を通して学び続けていただければと願っております。   【関連記事】 第22回畿央大学公開講座「入浴着にできること」を開催しました。 第21回畿央大学公開講座を開催しました。  第20回畿央大学公開講座「コロナ時代におけるこれからの認知症ケア」をオンライン開催しました。 第19回畿央大学公開講座「感染症を知ろう~新型コロナウイルスとこれからの生活~」をオンライン開催しました。 第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。 第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。  

2024.02.06

2023年明日香村竹テントワークショップvol.5 【完成編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

人間環境デザイン学科2・3回生対象「プロジェクトゼミ」では、学年をこえたグループを組み、フィールドワークや学生相互の話し合いを通して、具体的な課題を見つけ出し解決策を考える力を身につける事を授業の到達目標としています。 人間環境デザイン学科の陳ゼミでは2023年9月19日~21日までの3日間の明日香村竹テントワークショップにて、竹テントを制作しました。明日香村商工会、商工会青年部が中心となり、使われなくなった古民家を修復し新たな活動拠点の創造を目的とする「明日香スタンド(旧岡本邸プロジェクト)」の一環として行われたものです。   ▶前回の記事はこちら(準備編、1日目、2日目、3日目)   前回の竹テント制作の続きとして、2023年11月17日に、陳ゼミで明日香村の竹テントの設置および竹椅子の制作を行いました。なお、大学で事前に制作した竹風鈴や竹照明を設置しました。陳ゼミの学生14名と教員1名で、竹テント設置グループと竹ベンチ制作グループに分かれて、作業を進めました。   竹テント設置グループ 前回の作業で完成した竹テントのフレームにテント布をかけ、また、大学で制作した竹風鈴、竹ランプの設置を行いました。雨上がりで地盤が固まっておらず、テントを安定させるためのベグ打ちは苦労しましたが、完成したテントを見ると達成感を感じられました。       下記の写真は、竹テントのフレームにテント布をかけた作業の様子です。       また、竹風鈴、竹ランプをつけたことによって華やかさが生まれ、明るい雰囲気になりました。       竹ベンチ制作グループ 次に竹ベンチの制作グループです。大学で事前に1脚目を試作として作り、現地で残りの3脚の制作をしました。まず、3脚分のフレームを作り、その後、根太と座面という順番で作業を進めました。当日は雨天で、主に家屋の屋根の下で作業を行いました。     足場の悪い中ですが、なんとか4脚分の椅子が完成し、設置を行って試しに座ってみました。すると、1脚の椅子脚が斜めに倒れこんでしまいました。     この出来事があり、竹ベンチの横材を追加で入れてみるなどの補強を試みましたが、現地で道具と時間の制限で、竹ベンチが完成させることができず、一旦持ち越しになりました。     1脚の竹ベンチを大学に持ち帰って、補強作業を行い、竹ベンチの強度を確かめました。     2023年11月29日に、陳ゼミの学生3名と教員2名はもう一度明日香村の現地へ、4脚の竹ベンチを補強して、無事完成することができました。竹テントの布と竹フレームとの結び方も現地で調整しました。         営業日前日の最終確認 2023年12月8日に、明日香スタンド初回営業日の前日、陳ゼミの学生9名+教員1名で保護の塗装作業を行い、竹テントと竹ベンチの最終確認をしました。         明日からお客さんに利用してもらえると思うと、感慨深い思いと同時に、貴重な体験ができたことを嬉しく思いました。     営業日当日の様子 明日香スタンドの営業日に、竹テントと竹ベンチが使われている様子の写真を頂きました。(写真提供:明日香村商工会、2023年12月)   ▼竹テントType A「座りぃなbamboo」     ▼竹テントType X「いらっしゃいbamboo」           まとめ【感想】 久々の明日香村での作業でしたが、民家の改修も進んでおり、明日香スタンド(旧岡本邸プロジェクト)の完成が少しずつ見えてきたように思います。今回のようにハプニングもありますが、一旦冷静になって、案を練り直し、再考することで乗り越えられることを学んだので、この経験は学びにつながったと思います。 夏休み前からみんなで意見を出し合いながら竹テントの計画を行い、自分たちの手で作りそれが目に見える形となったことにとてもやりがいや達成感を感じます。またこうして一から自分たちで考え出したものが実際に使われることや、村の人々や訪れた人々が楽しく明るい時間を過ごせる空間になっている様子を見てとても喜びを感じました。     人間環境デザイン学科 陳ゼミ 3回生 富久 菜乃華、中谷 天音、廣瀬 舞果     【関連記事】 2023年明日香村竹テントワークショップvol.4【最終日】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.3【2日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.2【1日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.1【準備編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.9~最終日、無事に帰国しました! 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画で「佐味田みんなの縁側」“縁台”を提案!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園で使う子ども用スツールが完成しました!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」

2024.01.22

河合町佐味田の居場所「佐味田みんなの縁側」の活用状況調査~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

私たち陳ゼミは、河合町役場と佐味田地区の皆様と協力して『佐味田みんなの縁側』を制作し、2023年5月12日から河合町佐味田集会所前に設置されています。これまで、①提案時、②製作・発表と計2回ブログで紹介してきました。   今回は「佐味田みんなの縁側」の活用状況を把握するために、2023年12月20日に住民への聞き取り調査を行い、同時に障子の貼り替えや塗装のメンテナンスの作業も行いました。     住民への聞き取り調査   「佐味田みんなの縁側」への評価や活用状況を把握するために、10名ほどの住民に聞き取り調査を行いました。活用状況については、「休憩」の他に、「集まり」、「会話」などの目的で使用していただいていることが分かりました。また、座り心地がよいなどの評価をいただきました。     週2回程度、佐味田地区に来られてる移動スーパー「とくし丸」の方には、買い物に来た住民の利活用状況をお伺いしました。「佐味田みんなの縁側」を、買い物に来てくださった方が「とくし丸」が来るのを待つ間に座ったり、座ってお話をするのに使っていて、役立っているとのお声をいただきました。 聞き取り調査にご協力いただき、ありがとうございました。     塗装のメンテナンス 雨や日差しで縁側が変色してしまっていたため、塗装を行いました。以前は柿渋で塗装をしていたのですが、今回は雨や汚れに強い塗料を使用しました。見た目が綺麗になったので、より一層住民の方たちに気持ちよく利用していただけたるのではないかと思っています。       障子の貼り替え   2023年12月22日(冬至)に、塗装の乾燥後、冬のイメージへの模様替えを行いました。障子を貼り替えた際に、ちょうど雪が降って、冬の雰囲気が感じられました。       設置位置の調整 住民の意見に反映して、雨に掛からないように、「佐味田みんなの縁側」の設置位置を調整しました。今後、引き続き皆さんの利活用を期待しております。     学生の感想 初めて縁側が実際に利用されているところを見られて、嬉しい気持ちになると同時に、優しい地域住民の方々とお話ができてとても暖かい気持ちになりました。また、地域住民の方々のお話から縁側の新しい使い方や改善点も見つかったので、これからもこの縁側がもっと愛される場所になるよう改良していきたいと思いました。(天野)   今回の聞き取り調査で日常的に利用していただいている佐味田地区の住民のお声を聴くことができ、私たちが制作し、ここへ設置したという実感が沸きました。代替わりしても下の学年へ受け継ぎメンテナンスを続けていき、これからもこの縁台を利用し続けてもらえるようにしたいと思います。(上野山)   今回初めて河合町佐味田地区の方々とコミュニケーションをとらせていただきました。住民の方が今回の聞き取り調査を快く受け入れてくださり、とても楽しくお話することができました。皆様とのお話から、思いやりや助け合いの気持ち、地域愛などをとても感じました。今後は「佐味田みんなの縁側」のメンテナンスや進化の提案をしたいと思っております。ありがとうございました!(杉山)   様々な人が、様々な目的で縁台が利用されていることを知り、改善点が把握できたと共に嬉しく思いました。今回の地域交流と河合町の人たちに答えてもらった内容を基により快適に、楽しく利用してもらえるように頑張ります。(辰巳)   なお、今回の活動は河合町役場のホームページにも掲載されました。 畿央大学との連携事業:住民の方々が憩える場の提案について/河合町       人間環境デザイン学科 3回生 天野 夏菜・上野山 陽香 2回生 杉山  輔・辰巳  心太     【関連記事】 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画で「佐味田みんなの縁側」“縁台”を提案!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 明日香村で、屋外の居場所づくりとオリジナルグッズをプロデュース!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 三井田ゼミの学生が河合町へ空き家の利活用案をプレゼン!~人間環境デザイン学科「プロジェクトゼミ」 【人間環境デザイン学科×河合町】町長に駅前のリ・デザイン案を直接プレゼン!~ランドスケープ演習 【人間環境デザイン学科×河合町】少子高齢化時代における郊外駅前のリ・デザインを提案!~ランドスケープ演習 【広陵町×河合町】小学生を対象とした「竹馬★クイズラリー」を実施しました!~人間環境デザイン学科清水ゼミ

2023.12.01

畿央祭で認知症カフェを開催しました!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学

Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、2020年にはロゴやマークが商標登録されました。 2019年9月に畿央大学では「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に、サークルとして発足しています。   10月21日・22日に、畿央祭が開催されました!今年はコロナの制限も緩和され、地域の方々も来場できるようになりました。 私たちOrange Projectは10月22日(日)に看護実践研究センター認知症部門主催で認知症カフェを開催しました。     認知症カフェに限らず、私たちOrange Projectは発足してしばらくすると、新型コロナウイルスの影響により外部での活動が制限されることとなりました。そのため私たちが企画して何かイベントを開催するということは初めての経験であり、計画や準備の段階で多くの壁に突き当たりました。 しかし、大学や教員の皆さま、Orange Projectと交流のある地域の方々のご協力もあり、無事開催することができました。   当日は老若男女問わず53名の方がこの認知症カフェに来てくださり、認知症について講義や会話などでとても盛り上がりました。   当日は最初に「若年認知症サポートセンターきずなや」や奈良県のピアサポーターとして活動されている平井正明氏にご講演をいただきました。平井さんの病歴や認知症のこと、当たり前にできていることが特別なことなど、平井氏の経験を元に認知症になることで気づくことを私たちに教えてくださいました。体を動かすこと、脳を動かすことなど、当たり前にできることを特別と感じることが今の私達が必要な考え方であると学びました。講演後の質疑応答では様々な意見が飛び交い、参加されている方の関心の高さを伺うことができました。     講演後はそれぞれ5・6人のグループに分かれて、「認知症になっても大丈夫な町ってどんな町?」をテーマに、ディスカッションを行いました。私たちも参加者の間に入りディスカッションを行いましたが、会話を仲介したり、こちらが積極的に発言せずとも様々な意見が出てくるなど、盛り上がりを見せていました。 それぞれの意見は付箋に書いてもらい内容ごとにグルーピングすることで、意見を整理し新たな意見を見出す機会にしました。     ディスカッション後には参加者の皆様に飲み物をお出しし、お菓子をつまみながらお話しするカフェタイムを用意しました。多くの席ではディスカッションの盛り上がりが残っており、それぞれの認知症への考え方・接し方を共有したり、知識の交換や、認知症当事者やその家族の方もいらっしゃったため、身の上話や介護の悩み・不安などをお話しされていました。 私たちOrange Projectのメンバーもそれぞれお席にお邪魔して、お茶を飲みながら話に花を咲かせました。認知症になった人の家族のことや生活の中で困ったことなど多くの経験を私達に話をして頂き、とても学びのある機会になりました。     最後に私たちOrange Projectメンバーが作成したコグニサイズを披露しました。 コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防運動のことで、それらが提唱する運動方法を学生でアレンジし、パンフレットを作成しました。 本来であれば認知症カフェに参加してくださった方と一緒にコグニサイズを実践する予定でしたが、ありがたいことに多くの方がお越しくださり、皆さんが運動するスペースを確保することができなかったため、学生がパンフレットを用いて皆さんの前で実施し、今後実施してもらえるようにしました。       今回多くの方がこの認知症カフェに訪れてくださったことで、改めて地域における認知症の関心の高さを知る機会となり、私たちの活動も多くの方に支えられているのだと実感することができました。 また実際に運営に深く携わることで、認知症カフェに限らずイベントを開催することの難しさ、継続することの大変さを学ぶことになり、現在広く展開されている全国の認知症カフェは、さまざまな方がそれぞれの強い意志を持ち、たゆまぬ努力により開催されているのだということを改めて理解することができました。   看護医療学科 3回生 大久保翼 今回の認知症カフェで認知症についての考えが180度変わりました。認知症という大きいくくりで考えるのではなく、一人ひとり認知症の症状の程度でどの機能が弱っていてどこの身体の部位を使って機能低下を抑えるのかなど、認知症を細かいくくりで考え、その人に合ったケアを行うことが大切だと学びました。   看護医療学科 1回生 田仲司     今回の経験を基にこれからもさまざまな認知症に関するイベントの企画、そして地域での認知症カフェ・イベントへの参加を続け、地域の認知症ケアに貢献していけるよう活動を広げていきます。 これからもOrange Project®をよろしくお願いします!       看護医療学科 3回生 大久保翼                 1回生 田仲 司     【関連記事】 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」9月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 真美ケ丘子ども会の児童に、認知症の啓発活動!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 認知症ケアサークルOrange Project®が活動を再開!~エリシオン真美ケ丘「ひまわりカフェ」活動報告 認知症ケアサークルが「2022年度Orange Project®記念式典」にオンライン参加! 対面とZoomで「七夕交流会」を開催!~Orange Project®畿央大学 第1回エコマミ公開講座に山崎教授と学生が協力!~Orange Project®畿央大学 認知症啓発のための「絵本・紙芝居で子どもから社会へつなげよう」活動報告!~Orange Project®畿央大学

2023.10.16

2023年明日香村竹テントワークショップvol.4【最終日】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

人間環境デザイン学科2・3回生対象「プロジェクトゼミ」では、学年をこえたグループを組み、フィールドワークや学生相互の話し合いを通して、具体的な課題を見つけ出し解決策を考える力を身につける事を授業の到達目標としています。 人間環境デザイン学科の陳ゼミでは9月19日~21日までの3日間、竹テントワークショップに参加しました。このワークショップは、明日香村商工会、商工会青年部が中心となり、使われなくなった古民家を修復し新たな活動拠点の創造を目的とする「明日香スタンド(旧岡本邸プロジェクト)」の一環として行われたものです。 陳ゼミの学生12名は2泊3日の宿泊しながら竹テントを制作しました。今回は作業最終日の様子を報告させていただきます。   ▶前回の記事はこちら(準備編、1日目、2日目)     竹テント作り最終日!午前中は1日目・2日目に続き、2種類のテントそれぞれの骨組みの組み立てからスタートしました。 竹テントType A「座りぃなbamboo」 まずは竹テントType A「座りぃなbamboo」です。主にサンシェードの柱と竹床の制作を進めました。竹床は昨日に引き続き一本一本丁寧に結んでいきました。       サンシェードの柱は屋根の一部になる布を支える重要部分なので慎重に作業を進めました。竹が割れるなどのトラブルも多く、何度も竹を製材しなおし苦戦しました。現地の方からもたくさんアドバイスしていただきました。       また、テントが左右の揺れにも耐えられるようにしっかり補強しました。ロープを強く張るほど揺れに強くなり、ロープの強さを実感しました。     そして完成形がこちらです!竹の暖かさや香りなど、竹の良さをしっかり感じることができるテントになりました。明日香村で愛される休憩テントになったら嬉しいです。     竹テントType A「座りぃなbamboo」が完成しました。     竹テントType X「いらっしゃいbamboo」 続いて竹テントType X「いらっしゃいbamboo」です。 このテントは、骨組みが完成しましたがバランスが不安定だったので、左右に倒れないようロープで筋交いを作り強度を高めました。       午前中は雨が降ってきたので中断し、午後からは残りの骨組みの完成と机や屋根を作る作業をしました。     机は約40本の竹をロープで縛っていき、一枚の板のようにしていきます。屋根の布は大学で事前に用意していたので、それを風に飛ばされないように固定させました。       そしてついに完成!!予定通りいかず何度もやり直しましたが、みんなで協力しながら完成させたテントはとてもかっこいい形になりました!     竹テントType X「いらっしゃいbamboo」が完成しました。     学ぶこともたくさんあり、3日という短さで完成させることができるか不安でしたが、無事に完成させることが出来てよかったです。     暑かったけどとても楽しく、いい経験ができたと思います!明日香村商工会の方や竹取指導の方、ボランティアの方々や民泊の家主さんの温かさを良く感じたワークショップになりました。ありがとうございました!     なお、この様子はKCN(近鉄ケーブルネットワーク)さんに取材いただき、その模様がKスタ!という番組内で放送されました。現在YouTubeでもご覧になることができますので、是非ご覧ください!     また、明日香村商工会の明日香スタンド(旧岡本邸)Youtubeチャンネルでも動画として紹介していただいています。          人間環境デザイン学科 陳ゼミ 3回生 川端 ひより、戸田 菜月、吉田 香葉     【関連記事】 2023年明日香村竹テントワークショップvol.3【2日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.2【1日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.1【準備編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.9~最終日、無事に帰国しました! 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画で「佐味田みんなの縁側」“縁台”を提案!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園で使う子ども用スツールが完成しました!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」

2023.10.15

2023年明日香村竹テントワークショップvol.3【2日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

人間環境デザイン学科2・3回生対象「プロジェクトゼミ」では、学年をこえたグループを組み、フィールドワークや学生相互の話し合いを通して、具体的な課題を見つけ出し解決策を考える力を身につける事を授業の到達目標としています。   人間環境デザイン学科の陳ゼミでは9月19日~21日までの3日間、竹テントワークショップに参加しました。このワークショップは、明日香村商工会、商工会青年部が中心となり、使われなくなった古民家を修復し新たな活動拠点の創造を目的とする「明日香スタンド(旧岡本邸プロジェクト)」の一環として行われたものです。 陳ゼミの学生12名は2泊3日の宿泊しながら竹テントを制作しました。今回は作業2日目の様子を報告させていただきます。   ▶前回の記事はこちら(準備編、1日目)     9月20日(水)、明日香竹テント作り2日目です。今日は2 回生も新たに参加しました!     竹テントType A「座りぃなbamboo」 竹テントType A「座りぃなbamboo」の班は、フレームの組み立て・竹床作りを分担して行いました。 フレームの組み立て作業では、インパクトドライバーで竹に穴を開け、ボルトや紐を使い、竹同士を接合しました。 まず、三角形のフレームを2つ組み立てました。次に、横架材を紐で接合しました。紐で結ぶ際、固く結ばないと接合部が緩んでしまうので、できるだけ固く結ぶことを意識しました。高いところの横架材は、脚立を使い結びました。     お昼休憩の際に、紐の結び方をみんなで練習したので、スムーズに作業を進めることができました。       竹床作りでは、一本一本丁寧に竹を紐で結んでいきました。竹が足りない時には、自分たちで竹を伐採し、竹の枝を鉈でカットし、製材を行いました。同じ大きさの竹を集めるのが難しかったです。       炎天下の中の作業は大変でしたが、しっかり休憩を挟み水分補給をしながら、声を掛け合い最後まで作業を頑張りました!       竹テントType A「座りぃなbamboo」のフレームを組み立てました。       竹テントType X「いらっしゃいbamboo」 竹テントType X「いらっしゃいbamboo」の班はフレームの組み立て作業を行いました。 竹に穴を開け、ボルトで竹と竹を接合します。 まずはインパクトドライバーで竹にボルトを通すための穴を開けていきます。しかし、竹が乾燥していないため、穴を開けようとすると、水が出てきて力加減が難しく、苦戦しました。     穴を開けた後は、テントの軸となるフレーム部分の組み立て作業を行いました。 この時に、両サイドの横架材が平行にならないとテントの形がアンバランスになってしまいます。なので、平行になることを意識して組み立てていきました。     しかし、メジャーでしっかり測っていたとしても、竹が歪んでいたり、穴を開ける際にインパクトドライバーが斜めになってしまっていると、うまく接合することができません。 私たちも半日以上何度も組みなおしをしました。     竹テントType X「いらっしゃいbamboo」のフレームを組み立てました。     苦戦したことが多く、集中力も低下しましたが、しっかり水分補給をし、美味しいお昼ご飯を食べたので、みんなで楽しく乗り越えることができました。     ボルトで竹を繋ぐことに苦労しましたが、2回生も一緒に手伝ってくれたので、作業も捗りにぎやかな雰囲気で進めることができました。3日目の完成に向けて、まだまだ課題はありますが、チームのみんなでコミュニケーションを取りながら頑張りたいです!     夜はBBQをして、ひと夏の思い出になりました!       なお、この日の様子は明日香村商工会の明日香スタンド(旧岡本邸)Youtubeチャンネルに動画として紹介していただいています。     人間環境デザイン学科 陳ゼミ 3回生 富久 菜乃華、中谷 天音、大谷 麻結     【関連記事】 2023年明日香村竹テントワークショップvol.2【1日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.1【準備編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.9~最終日、無事に帰国しました! 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画で「佐味田みんなの縁側」“縁台”を提案!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園で使う子ども用スツールが完成しました!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」

2023.10.13

2023年明日香村竹テントワークショップvol.2【1日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

人間環境デザイン学科2・3回生対象「プロジェクトゼミ」では、学年をこえたグループを組み、フィールドワークや学生相互の話し合いを通して、具体的な課題を見つけ出し解決策を考える力を身につける事を授業の到達目標としています。 人間環境デザイン学科の陳ゼミでは9月19日~21日までの3日間、竹テントワークショップに参加しました。このワークショップは、明日香村商工会、商工会青年部が中心となり、使われなくなった古民家を修復し新たな活動拠点の創造を目的とする「明日香スタンド(旧岡本邸プロジェクト)」の一環として行われたものです。 陳ゼミの学生12名は2泊3日の宿泊しながら竹テントを制作しました。今回は作業1日目の様子を報告させていただきます。   ▶前回の記事はこちら     9月19日(火)明日香村商工会と畿央大学陳ゼミのワークショップ1日目の作業が始まりました。     今日は主に竹テントの材料となる竹の伐採、笹取り、部材の準備に取り掛かりました。   竹の伐採 まず始めに皆で現地の竹林に入り、林業の久住さんに竹の伐採方法を教えていただきました。 竹がしなっている方向に倒れるように竹の根元にのこぎりを入れ切り落としました。実際に竹林に足を踏み入れたことも、丸々一本の竹を持ったことも初めての経験でした。       枝落とし その次に伐採した竹の枝落としをしました。のこぎりやなたを使い、刺さらないように枝を切り落としていくのは難しかったですが、作業を進めるにつれて、道具をうまく使いこなすことができるようになり、効率よく作業が進んでいきました。       部材の準備 次に、部材の寸法を測り、竹をカットしていきました。 竹の太さを大中小と分類し、それぞれの竹に墨付けをし、テントの上部が竹の節の部分になるように竹を切っていきました。節が上になるようにしたのは竹の中に雨水などが溜まらないようにするためです。     木材よりもカットしやすく、この作業はスムーズに進みました。 これらの竹の伐採、竹の枝落とし、部材をカットしていく作業はそれぞれ数人に分かれて進めていきました。     最後に、ボルトで固定する位置に穴をあけました。 竹は丸いので、同じライン上に穴を開けるのが難しかったです。     また、1日目のお昼では明日香村でつくっているお弁当をいただきました。 とても豪華でおいしくておなか一杯になり、午後も頑張れました!       夕方には明日香村で販売しているアイスを差し入れでいただきました。 様々な味があり、フルーツの味がとても濃厚でとてもおいしかったです。明日香村に行ったときにはぜひ!     夜は民宿に泊まりました。 夜ご飯は明日香村の郷土料理である飛鳥鍋をいただきました。味噌と牛乳が加わり、とてもコクがあり美味しかったです。     沢山食べてよく寝て明日も頑張れそうです!   なお、この日の様子は明日香村商工会の明日香スタンド(旧岡本邸)Youtubeチャンネルに動画として紹介していただいています。       人間環境デザイン学科 陳ゼミ 3回生 濱畑 桃花、廣瀬 舞果、林 和樹、前川 慧帆     【関連記事】 2023年明日香村竹テントワークショップvol.1【準備編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.9~最終日、無事に帰国しました! 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画で「佐味田みんなの縁側」“縁台”を提案!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園で使う子ども用スツールが完成しました!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」  

2023.10.12

2023年明日香村竹テントワークショップvol.1【準備編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

人間環境デザイン学科2・3回生対象「プロジェクトゼミ」では、学年をこえたグループを組み、フィールドワークや学生相互の話し合いを通して、具体的な課題を見つけ出し解決策を考える力を身につける事を授業の到達目標としています。 人間環境デザイン学科の陳ゼミでは9月19日~21日までの3日間、竹テントワークショップに参加しました。このワークショップは、明日香村商工会、商工会青年部が中心となり、使われなくなった古民家を修復し新たな活動拠点の創造を目的とする「明日香スタンド(旧岡本邸プロジェクト)」の一環として行われたものです。 陳ゼミの学生12名は2泊3日の宿泊しながら竹テントを制作しました。今回はワークショップに向けた事前準備の様子を報告させていただきます。 竹テントの設計・事前準備 竹テントワークショップ当日に向けて、大学ではゼミの時間や夏休みに作業を行っていました。 はじめに、実際にワークショップが行われる敷地である明日香村岡地区岡本邸を見学させていただきました。明日香村商工会や設計事務所の方からプロジェクトの内容を教えていただき、イメージがとてもつきました。       初めに敷地見学にて広さや雰囲気などを把握した上で後日、大学でこのプロジェクトに適しているテントはどのようなものなのか議論をしました。現地の竹を使って、竹テントを製作するにあたり、コンセプトとして「結び」という言葉をあてさせていただきました。竹と竹の結び、竹テントと竹テントの結び、また、畿央大学と明日香村の方々とで一緒に作るものであるため、その関係の結び合わせという意味も込めております。     それを踏まえ、竹テントを考える際には、組み立てが簡易的であること、用途によって使い分けができること、同時に多くの人が利用できること、竹の心地よさを感じられることが重要だと考え、その条件に適している 2つの竹テントに決定しました。   竹テントType A「座りぃなbamboo」 用途:休憩所 特徴:縦横約2メートルの竹床・用途によっての可変性・広々としたサンシェード下のスペース     竹テントType X「いらっしゃいbamboo」 用途:屋台(販売)や飲食 特徴:屋台にも飲食スペースにもなること・雰囲気のある暖簾     それからは、10分の1の模型を作り、組み立てや接合方法を考えました。その次は試作で、竹で実際の想定の7割のテントを製作しました。竹の歪みや重みでなかなかうまくバランスが取れず、試行錯誤を繰り返し、接合方法を変えたり、補強を加えたりしながらなんとか形にすることができました。               竹テントの接合方法については、主に2種類の方法を考えました。     準備を整え、7月21日(金)には明日香村商工会の方と明日香村で林業をされている方をお招きして大学で発表会を行いました。好評をいただき、また実際に制作するための問題点なども挙げていただき、さらに身の引き締まる思いで、とても良い発表会となりました。     それからは、ロープの結び方を練習して、サンシェードの布を大学で製作しました。         材料表や図面を仕上げ、いざ明日香村へ!絶対に良い竹テントを完成させるぞ!という意気込みで、大学での事前準備作業は終了しました。   人間環境デザイン学科 陳ゼミ 3回生 天野 夏菜、上野山 陽香   【関連記事】 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.9~最終日、無事に帰国しました! 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画で「佐味田みんなの縁側」“縁台”を提案!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園で使う子ども用スツールが完成しました!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」

2023.09.22

エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」9月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学

Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、2020年にはロゴやマークが商標登録されました。 2019年9月に畿央大学では「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に、サークルとして発足しています。   2023年9月3日(日)、広陵町にある介護付き有料老人ホーム「エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス」で開催されている「ひまわりカフェ」にボランティアとして参加させていただきました。 私たちがひまわりカフェに参加するのは5度目です。   「ひまわりカフェ」は認知症の方や認知症の家族がおられる方、地域の方々、施設ケアマネジャーや生活相談員、施設長などが集い、楽しいイベントや世間話、介護相談など地域の人々の交流の場として1か月に1回開催されています。   9月に入ったにも関わらず、厳しい暑さが続く中、今月もたくさんの方が参加してくださっていました。 皆さんが集まられてから、ランチをいただきました。今月のランチメニューはちらし寿司、にゅう麺、おひたしでした。     私たちもご一緒させてもらい、たくさんお話しながら、おいしくいただきました。     ランチが終わると、今月のメインイベント「ひまわり運動会」をしました。紅組と白組に分かれて、スタッフの方お手製の鉢巻きをつけました。玉入れ、借り物競争、パンつかみ競争、叩いてかぶってジャンケンポン(職員競技)の計4種目を行いました。             どの競技も接戦で、応援も盛り上がりました。結果は同点に終わりました。身体を動かした後は、コーヒーとお菓子で喫茶の時間です。     皆さん、運動会を振り返って、「久々にこんなに動いて疲れたけど楽しかった」と話されていました。毎月参加させてもらっていることで、参加者の方と顔見知りになることができ、名前を覚えていてくださったり、前に話したことを覚えていてくださったりと嬉しいことがたくさんありました。これからも参加を続けていきたいと強く思いました。   畿央祭で、独自の認知症カフェの開催を計画しているところなので、今回のカフェでの学びも取り入れていきたいと思います。   エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックスの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。 これからもOrange Project®をよろしくお願いします。   看護医療学科 1回生 四方 千尋   【関連記事】 真美ケ丘子ども会の児童に、認知症の啓発活動!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 認知症ケアサークルOrange Project®が活動を再開!~エリシオン真美ケ丘「ひまわりカフェ」活動報告 認知症ケアサークルが「2022年度Orange Project®記念式典」にオンライン参加! 対面とZoomで「七夕交流会」を開催!~Orange Project®畿央大学 第1回エコマミ公開講座に山崎教授と学生が協力!~Orange Project®畿央大学 認知症啓発のための「絵本・紙芝居で子どもから社会へつなげよう」活動報告!~Orange Project®畿央大学

2023.09.13

10/21(土)・22(日) 第21回畿央祭「跳~ODORU~」を開催します。

  地域最大のお祭り、畿央祭が完全復活! 今年の畿央祭は、4年ぶりに制限なしで開催!事前予約不要、入退場自由で参加できます。コロナ禍で見合わせていた模擬店やよしもとお笑いライブも復活!大人気のこども向け企画やお化け屋敷、ライブパフォーマンスはもちろん、健康チェックコーナーから染物体験まで、家族連れからお年寄りまで誰でも楽しめる企画をたくさんご用意して、皆様のご来場をお待ちしています!   イベント 第21回畿央祭 「跳~ODORU~」 開催日時 2023年10月21日(土) 10:00~17:00 2023年10月22日(日) 10:00~16:00 会  場 畿央大学 アクセス方法 ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。 近隣の商業施設等への駐車はご遠慮ください。 同時開催 ウェルカムキャンパス(10/21、10/22) ミニオープンキャンパス(10/21、10/22) 同窓会総会・同窓会サロン(10/22) 最新情報 実行委員のSNSやブログをご覧ください! インスタグラム KIO Smile Blog   吉本お笑いLIVE 10月22日(日)10:40~11:10    モンスターエンジン、フースーヤ、チェリー大作戦の3組が畿央大学に! ※都合により変更になる可能性があります。 模擬店 27団体による模擬店が、2日間キャンパスを彩ります!   出店予定 射的、スーパーボールすくい、バルーン、油そば、たこ焼き、たません、はちみつレモンソーダ&クッキー、ワッフル、餃子、オリジナルグッズ販売、チーズボール、ドーナツ、フランクフルト、チキンナゲット、ホットドッグ、スムージー、フルーツスティック、果物サイダー、ポップコーン、揚げパン&牛乳、チュロス、わたがし、ポテト、チャーハン、化学ジュース等 ※都合により変更になる可能性があります。   模擬店企画マップを見る(PDF) こども向け企画 小さいお子さんでも参加したり楽しめる企画が多いのも、畿央祭の魅力の一つ。 アリーナ(体育館)では小さいお子さまでも楽しめるこども向け企画を、すぐ横にある小体育館ではクラブ・サークル有志による「あつまれ!キッズチャレンジ」を開催!さらに小中学生の方はニューロリハ研究センター主催「運動の器用さにチャレンジしてみよう!」に参加すると、手先の器用さを測定できます。10月21日(土)にはいろんなおもちゃや積み木などに触れられる「子どもたちの遊びと学びの空間へようこそ!」、10月22日(日)には「プログラミングでドローンを飛ばそう」も開催されますので、お見逃しなく!   ステージ企画 今年は「中庭野外ステージ」と「冬木記念ホール」の2ステージで、各種団体がパフォーマンスをします。なお、野外ステージでは10月21日(土)限定で誰でも参加できる「ビンゴ大会」も開催されます!     タイムテーブルを見る(PDF)   他にも楽しい企画がもりだくさん! 畿央祭名物となりつつある食堂を使った「お化け屋敷」や、キャンパスをめぐって楽しめる「クイズラリー」や「人探しビンゴ」なども予定しています! 地域・一般の方向け「ウェルカムキャンパス」も開催! こども向け企画以外にも健康・栄養チェックコーナーや染色体験、がんや認知症に理解を深めるカフェなどバラエティ豊かな企画を準備しました!畿央祭とあわせてお楽しみください。 ▼画像クリックでPDFが開きます   実行委員長からのメッセージ/テーマに込められた想い 今年度はコロナ禍前の本来の畿央祭のような形で開催できたこと心から嬉しく思います。テーマの「跳る~おどる~」では、新型コロナウイルスにより発揮できなかった自分に秘められているパワーをぶつけ畿央祭を通してひとりひとりが心おどるような挑戦をしてほしいという思いを込めました。 模擬店の出店やゲストなどは、昨年度にはなく、私たち実行委員にとって新しい挑戦であり、来場者の方々、地域の方々にとって心おどるような畿央祭となるよう試行錯誤してきました。 心が飛び跳ねる、わくわくするような第21回畿央祭をぜひお楽しみください! 2023年度畿央祭実行委員長 松山咲新 ご来場の皆さまへ(注意事項) 酒類の持ち込みは禁止します 畿央祭期間中は年齢ならびに学生・来場客を問わず、大学構内での飲酒および 酒類の持ち込み・販売を禁止しております。 ※酒類を所持している方を発見した場合、畿央祭スタッフがお声掛けをする場合がございます。   完全禁煙をお願いします 畿央大学ではキャンパス内および大学周辺道路、住宅地内などでの喫煙、歩きタバコ、吸い殻のポイ捨て等を禁止しています。ご来場の皆様におかれましても、キャンパス内および大学周辺での喫煙をご遠慮いただきますようお願いします。   ごみの分別をお願いします ごみは分別してごみ箱にお捨て下さい。なお、ご家庭からのごみの持ち込みは一切禁止とさせていただきます。  

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