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地域連携センタ―の新着情報一覧

2016年の地域連携センタ―の新着情報一覧

2016.09.02

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.51~太極拳とマジックサークルによるパフォーマンス!

8月19日(金)畿央大学と御所市、地域住民が共同で運営している「金曜カフェ~つどい~」に参加しました。毎月第3金曜日の午前中には「太極拳」を開催しています。   太極拳はゆっくりとした動きですが、ひとつひとつの動きの際に、筋肉を意識し、体を動かすので、最初は少しむずかしかったです。一通り動きを教わったのち、音楽にあわせて、太極拳をしました。その後は、扇を使った太極拳をしました。扇を開く際には、先に習った動きに加えて手首の動きが入るので、これも難しかったです。 最後に先生方が「涙そうそう」の音楽で扇をつかった太極拳を披露してくださりました。 とても洗練された動きにうっとりしました。     午後からは、夏休み特別企画「畿央大学のマジックサークルによる『マジックショー』」が行われ、小学生からお年寄りまで幅広い世代の方々が参加してくださいました。 トランプを使ったマジックでは、地域住民の方が選んだカードを、ピタリと当てたり、また選んだカードが、山札の一番上や机の上のピーマンの中から出てきたときには、歓声があがりました。他にも地域住民の方が考えた人の名前をあてたりと、様々なマジックがあって、皆さんとても楽しんでおられました。     【関連記事】 過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2016.08.31

小学生向け「ひらめき☆ときめきサイエンス2016~大学の研究室へようこそ~」を実施しました。

小学校5・6年生29名が、大学で「運動中のからだのしくみ」を学びました。     2016年8月27日(土)、小学生の夏休み最後の土曜日、午前10時から『ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~』に、奈良県をはじめ遠くは京都・大阪・和歌山からも元気な小学校5・6年生29名の参加がありました(奈良新聞8月29日(月)付2面にも掲載されました)。   畿央大学では文部科学省の外郭団体である独立行政法人日本学術振興会の助成を受け、平成21年から毎年連続実施している小学校高学年向けイベントです。大学は教育研究機関として、国の科学研究費を使っていろいろな社会に役立つ研究を行っており、その成果を子どもたちにも知ってもらい、未来の科学者を育てていくのがこのイベントの狙いです。   この日のプログラムは「運動中のからだのしくみを発見しよう~健康をたもつ運動と栄養の科学~」と題して、健康科学部健康栄養学科 永澤健准教授が実施責任者、同学科小西佳奈助手と北野文理助手、および理学療法学科松本大輔助教が実施分担者、健康栄養学科10名と理学療法学科8名の学生チームで実施しました。     事務局より簡単な事務連絡を行った後、日本学術振興会の定藤規弘先生(写真右上/医歯薬学専門調査班専門研究員)からこの事業の目的と科研費についてわかりやすく説明いただきました。引き続き、永澤先生から当プログラム概要とスタッフの紹介を行いました。そのあと生理機能実習室に移動し、講義と実験が行われました。 胸の上から聴診器をあてて心臓のドクドク音を聞いてポンプの働きによって血液が全身に送られる様子を観察。運動をすると筋肉はたくさんの酸素を必要とするので拍動が増えます。筋肉の反応時間を知る=脳が筋肉へ指令を出すメカニズムを理解するために落ちる棒をつかむ時間を測定、また自分の腕や背中の体脂肪の厚さを測りました。超音波を使って筋肉や脂肪を観察するのも普段できない珍しい実験です。いろんな機器を使用して自分のからだの仕組みを知ってもらいました。     学食棟に移動して運動効果アップの食事を学びました。主菜、副菜、デザートをバランスよく食べることで筋肉をつけ骨を太くし健康な体を作ります。たくさんのフードモデルが並ぶ食育SATシステムを使って毎日自分が食べている食事がどのくらいのカロリー、栄養素なのか瞬時に計算します。     食事タイムには、「まごはやさしいわ」(豆、ごま、発酵食品、野菜、魚、しいたけ、いも、わかめ)という中身の食材ゴロ合わせで、1つひとつのメニューに込められている意味を噛み締めながら、特別に発注した栄養バランス弁当を食べていただきました。 お腹が空いているとスポーツや勉強にも集中できません。筋肉をつけるには、肉や魚、大豆などのたんぱく質をしっかり摂取することが大切です。スポーツと食事についてのスポーツ栄養クイズにもチャレンジ!     昼食後は生理機能実習室に戻って、光を使って体内の酸素量を測る実験です。座っているときと運動したときの酸素飽和度と心臓の拍動数を比べてみました。赤い光をあてて自分の血管を見て、ヒトの血管を全部つなげると10万km(地球2周半)にもなることを学びました。     最後の授業は、運動療法実習室に移動して理学療法学科松本大輔先生による体力アップのための健康体操。運動でも勉強でも大事なのは、背筋を伸ばした姿勢、規則正しい生活、十分な睡眠、適度な運動です。血圧の測定方法を学びながら血圧の変化を測定し、さらにストレスの測定を行いました。参加者からは「ストレスってはかれるんだー」という声があがりました。 そして保護者の方々も一緒になって、ゲーム感覚で出来るおすすめの健康体操を全員で行いました。     朝から約7時間も勉強しました。すべてのプログラムが終了し、受講生一人ひとりに畿央大学の冬木正彦学長から修了証書(未来博士号)が授与されました。後ろで見守っていた保護者の方々からは笑みと大きな拍手が響き渡りました。     畿央大学が毎年「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を開催するのは、子どもたちとその保護者の方々に喜んでいただいているからです。   今回の参加者(児童・保護者の方)からの感想は、「いろいろな実験ができて楽しかった」「畿央大学のイベントにまた参加したい」「大学生のお兄さん・お姉さんと楽しく過ごすことができ、記念写真も撮りました」「違った小学校の方とお友たちになれて良かった」「夏休みの終わりに貴重な体験ができた」「先生方や学生さんの説明はとてもわかりやすかった」と有意義な一日を過ごすことができたと評価をいただいています。   理科や科学に興味を持った子どもが増えてくれることを願っています。「未来博士号」をもらった元気な子どもたち、また畿央大学に来てくださいね。

2016.08.30

御所市で流しそうめんのギネス世界記録に協力!~ボランティアレポート

8月27日(土)、奈良県御所市にある温泉かもきみの湯で、流しそうめんのギネス記録に挑戦するイベントがありました。 これは、流しそうめんでギネス世界最長記録である最長3216,7mに挑戦するというもので、日本語での正式名称は、『竹といに流した麺の最長距離』です。 私たち人間環境デザイン学科4名(谷、斉藤、松永、安川)は、監視員としてボランティアで参加しました。 監視員の主な役割は、麺や水が追加されていないかの確認です。監視員だけでも60人位いました。 10時頃から簡単な説明を受けて、それぞれの場所にスタンバイ。私たちの持ち場はゴール付近の3000m辺りでした。 記録認定には (1)直径15.24cm以内の竹を使用 (2)ゴールした時点でそうめんが25g以上ある (3)食べること が必要です。 いよいよ12時過ぎに麺を投入! なにせ、山の麓から流しているもので、私たちの所に流れてきたのは約一時間後でした(笑) 私は、初めて本物の「流しそうめん」を見たので、目の前を素麺が流れていくの見たときは感動しました!     しかし、喜んだのもつかの間、麺が団子状になって詰まってしまい、やむをえず1回目は失敗となってしまいました。 地元の人たちの試行錯誤の末、気を取り直して臨んだ2回目では、1回目よりもスムーズに流れていく素麺を見て、誰もが「行ける!」と思いました。 無事に既定の25gを大きく超える約300gが到着し、不正行為もなく、見事ギネス世界記録に認定されました!! 記録は3317,7mです。   ↑認定式の様子   こんなに長い距離の流しそうめんを見る機会はもうないと思うので良い経験になりました。また、地元の人たちは皆さん親切で面白くて、とても楽しいボランティア経験となりました。                          人間環境デザイン学科3回生 安川侑希  

2016.07.26

田原本町と包括連携協定の調印式を行いました。

畿央大学は田原本町と一層の関係強化を図ります。   畿央大学は2008年5月に田原本町教育委員会と連携協力に関する協定を締結しており、すでに多方面において親密な関係でありましたが、2016(平成28)年7月26日、特別会議室において「田原本町・畿央大学との包括的な連携協力に関する協定書」を取り交わす調印式を行いました。       この調印式には田原本町から森章浩町長、片倉照彦教育長、持田尚顕総務部長、森博康産業建設部長、小林昌伸観光・まちづくり推進課長、本学から冬木正彦学長、金子章道健康科学部長、前平泰志教育学部長、三井田康記地域連携センター長、水上亨男大学事務局長に出席いただきました。協定書の全文が読み上げられた後、森町長と冬木学長が協定書に署名いたしました。     今後、田原本町と畿央大学相互が人的・知的資源の交流・活用を図り、田原本町におけるまちづくり、健康づくり、子育て支援や教育等の充実等多岐にわたる分野で協力し、地域社会の総合的な発展と大学の学術研究の深化に努めてまいります。田原本町との包括的な連携協力は奈良市・香芝市・大和高田市・御所市・橿原市・広陵町・斑鳩町・宇陀市に続き9つ目となります。   【関連リンク】 自治体等との協定一覧 奈良県田原本町連携「味間いもを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。 田原本町「やどかり市」でアンケート調査を実施!~人間環境デザイン学科清水ゼミ

2016.07.23

近鉄連携「近鉄香芝SAフードコート丼物メニュー開発プロジェクト」審査会を行いました。

近鉄香芝サービスエリアで販売される丼物メニューが決定しました!   昨年2015年度は「近鉄香芝SAカフェメニュー開発」を実施、今回2016年度は「近鉄香芝サービスエリア丼物メニュー開発」を行っています。この事業には畿央大学健康栄養学科(指導教員:中谷友美先生、餅田尚子先生)の主に食品開発コースの2回生36名が参加、10チームに分かれて創作メニューに取り組んでいます。このプロジェクトの締め括りとして、2016(平成28)年7月9日(土)12時10分から入賞(サービスエリアで採用)作品を決める審査会が行われました。       主催者として㈱近鉄リテーリング 中井潔 代表取締役社長、岩崎雅浩 取締役、山中久次 香芝SA支配人、来賓として西日本高速道路株式会社 後藤由成、阪奈高速道路事務所長および西日本高速道路サービス・ホールディングス㈱ 大野元 執行役員関西支社長、大学側からは冬木正彦学長、栢野新市健康栄養学科主任らが出席し、学生たちが精魂込めて作った丼メニューを審査していただきました。   (左から栢野学科主任、冬木学長)   (左から後藤事務所長、大野支社長、中井社長)   (左から岩崎取締役、山中支配人)   審査基準は、1)課題達成度(SAの客層を勘案しているか)・2)課題達成度(管理栄養士の卵としてのセールスポイントは魅力的か)・3)課題達成度(見た目)・4)課題達成度(味)・5)課題達成度(独創性)・6)課題達成度(注文したいと思うか/審査員自身が)・7)課題達成度(調理作業時間/提供時間)の7項目各6点42点満点でのチェックです。   SAでのトラックドライバーやファミリー層向けへの幅広い顧客層をターゲットとしており、商品のネーミングや提供時間(単純・短時間調理)などいろんな場面に照らしてのプレゼン能力も問われます。   (10種類の創作丼メニューが完成)   学生たちは10時頃から作りはじめ、自分たちの順番・プレゼン時刻に最良の状態で出せるよう準備していました。自分の前のチームがプレゼンする頃には盛り付け、まるで店売りのように直前調理が出来栄えを左右します。プレゼン持ち時間10分で1チーム、餅田先生が調理室で「急いで!準備出来てる?」と指揮をとっていました。     10チームの新メニューのプレゼンを聞き、試食し、審査となるとかなり時間を要しましたが、ほぼ時間通りに終了しました。その後、講義教室に移動し、いよいよ表彰式が始まりました。最初に特別賞2作品、準グランプリ賞、グランプリ賞の計4作品が受賞対象になり、㈱近鉄リテーリング中井社長から各チームに表彰状と賞品が贈られました。ここで当初の予定とは違うサプライズがありました。特別賞が岸和田SAで販売に向け検討という副賞がついたのです。     以下、4作品を掲載します。   【グランプリ】大和ポークねばねばアボカ丼 グループ5 下平愛、奥田佳菜、上山蓮実、辻川裕里江 «受賞者のコメント» グランプリ受賞時、驚きましたが何度も繰り返し試作し、努力してきたので受賞の自信はありました。メニュー開発に向けて、実際にサービスエリアに行って、客層やメニュー、厨房の様子を生で見ました。あっさりしたメニューが少なく、厨房が忙しそうだったので、それらを考慮して手軽にできるメニューを考えました。     【準グランプリ】まほろば大和のうるわし豚丼 グループ7 今北知世菜、岡本愛海、谷南萌子、中家安也奈、橋本咲穂里 «受賞者のコメント» 準グランプリを受賞できて、驚きと感動でいっぱいです。サービスエリアとしてのメニューと管理栄養士の卵としての考えを結びつけることと、奈良のイメージを丼に表現することが難しかったです。それでも、どのグループよりも一番奈良への愛情を持っていたことがこの丼の完成につながったと思っています。     【特別賞】1杯で2度美味しい♪一石二豚丼 グループ9 北島進吾、垣尾大輔、高橋直也、中村啓、古川貴章、柳本博輝 «受賞者のコメント» 特別賞受賞できうれしかったですが、グランプリ・準グランプリではなかったことが悔しかったです。一杯で全く違う味を楽しめるという独創性と遊び心は他のチームより自信がありました。その分、冷汁の調味料の微調整や大和ポークのどの部位を使うかとても悩みましたが、チームみんなで試行錯誤しこの丼が完成しました。     【特別賞】二上山のトントン丼 グループ4 築紫茜、池内美聡、的場萌、三木恵実 «受賞者のコメント» 選ばれると思っていなかったのでびっくりしましたが、素直に嬉しかったです。この丼ができるまで、考えた作り方と実際に作ってやってみるのでは全然違って、実際に作るのはともて難しかったです。小さなパンフレットを手書きで作成し、より丼の魅力を分かりやすく伝える工夫をしました。       最後に、西日本高速道路株式会社 後藤阪奈高速道路事務所長、西日本道路サービス 大野支社長、㈱近鉄リテーリング 中井社長、冬木学長、中谷先生から講評をいただき、みんなで記念写真を撮りました。4月から始まった近鉄SA丼メニューも勉強会、検討会を経ていずれの作品も甲乙付け難い見事な仕上がりとなりました。学生にとっては思い出に残る貴重な体験になったはずです。このような機会を与えていただいた近鉄関係者のみなさま、ありがとうございました。   グランプリ、準グランプリは2016年10月頃から香芝サービスエリアで販売開始となる予定です。     【関連記事】 近鉄連携「香芝SAフードコートメニュー開発プロジェクト」レシピ検討会を行いました。 近鉄連携「香芝サービスエリア 丼物メニュー開発」質問会を開催しました。 近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」がスタートしました。 近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」~第1回目プレゼンテーション会を開催!

2016.07.21

2016年度「マミポコ・キッズ」前期活動報告!~現代教育学科

こんにちは、マミポコ・キッズです。 私たちは畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行っています。2016年度前期の活動を振り返ってご紹介します!   最初の活動回では、個性豊かな名札づくりを行った後に、となりのとなりというグループの他の子の名前を覚えることを目的としたゲームをしました。初めてグループとして一緒に遊ぶ子どもたち同士でしたが、緊張もほぐれ、たくさんの笑顔が見られました。     地域の方々に地域あそびを教えていただいた回では、伝統的な遊びである“あやとり”や“とんとんずもう”など6つの遊びを教えていただきました。地域の方々の説明を真剣に聞いてグループごとに楽しく活動することができました。     「島に行こう!」というテーマを基に、グループごとに6つの島でゲームをしました。「フルーツ島」ではストラックアウトに挑戦し、たくさんのフルーツの的を当てることができました。また、グループの友だちを応援する姿も見られました。「うおうお島」では魚釣りに挑戦し、グループのみんなで協力して幻の魚『レインボーフィッシュ』を釣り上げることができました。     最終回では伝説の遊びを知っているという「おかつ先生」を探すため、「れいぴん警部」とその部下と一緒にゲームをして、「おかつ先生」の手がかりを集めました。6つの手がかりが見つかると、ついに「おかつ先生」に出会うことができました。伝説の遊びを教えてもらい、グループの友だちだけでなく、他のグループの友だちとも楽しく遊ぶことができました。 最終回ということで、子どもたちもマミポコ・キッズの雰囲気に慣れて、最初から最後まで、たくさんの笑顔で活動ができました。最後に、グループリーダーと今までの振り返りをしました。最後に、グループリーダーからプレゼントを受け取って子どもたちはとてもキラキラした笑顔をしていました。     保護者の方のアンケートには「参加してよかった」「子どもが毎回楽しみにしていた」「家でも、マミポコの話をしてくれる」といった、嬉しい感想・意見がたくさんありました。保護者の方からのご意見も励みにしながら、よりよいマミポコ・キッズにしていきたいです。   2016年度前期マミポコ・キッズはこれで終了となりますが、活動をより良いものにするために、子どもたちと共にわたしたち大学生も成長していけるようなマミポコ・キッズをつくっていきます。今後ともマミポコ・キッズをよろしくお願いします。   現代教育学科3回生  林 夏穂 2回生 竹田 卓司 2回生 森上 優佳  

2016.07.20

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.48~「太極拳」

7月15日(金)、畿央大学と御所市、地域住民とで毎週金曜に開催している、「金曜日カフェ~つどい~」に参加しました。毎月第三金曜日の午前中は「太極拳」を開催してます。地域のみなさんにも、徐々に定着してきており、今回は21名もの人たちに参加していただきました。   まず、「太極拳」をする前に、先生から正しいストレッチの仕方を学びました。特に印象に残っているのは「丹田(たんでん)」のトレーニングです。丹田はへその下のあたりのことをいい、丹田に力を入れると健康と勇気を得るといわれています。     ストレッチ後は、いよいよ「太極拳」です。 右も左もわからない私たちで、とても苦戦しましたが地域住民の方々の丁寧なご指導により、後半には多少のぎこちなさは残ったものの、少しは上達したかなと思います。     「太極拳」が終わった後は地域住民の方とお昼ご飯を一緒に食べました。 お昼ごはんには商店街に肉屋さんで「美味しいコロッケ」を紹介していただいたり、地域の方の手作り弁当を分けていただいたりしました。地域の情報や料理のコツなどを教えていただき、有意義な食事ができました。   今月は特別に午後1時から「御所音頭」が開催されました。私たちは授業があったため参加することはできませんでしたが、ぜひまた次の機会に「御所音頭」を学びたいと思います。   次回、7月22日(金)の金曜カフェは「社交ダンス」と「折り紙」です。 地域住民の方と一緒に「社交ダンス」や「折り紙」も楽しく学んでいきたいと思います。 皆様のご参加お待ちしています。   人間環境デザイン学科 4回生 石原卓磨 【関連記事】 過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2016.07.19

熊本地震ボランティア報告会in御所コミュニティカフェ!~災害復興ボランティア部HOPEFUL

こんにちは!教育学部現代教育学科3回生の安井友紀子です。   今回は、HOPEFULの部員3名で、奈良県の御所市にあるコミュニティカフェ「金曜カフェ~つどい~」にて、熊本地震ボランティアの報告会をさせていただきました。この日も、御所カフェには近くに住む50代~80代くらいの方達が朝から集まって下さりました。     私は、6月4日(土)~6日(月)の3日間、益城町と熊本市でボランティア活動に行ってきた時のことをお話ししました。震災から3か月が経った今、ニュースなどで熊本地震について取り上げられることはかなり少なくなったように思います。では、復興は順調に進んでいるのでしょうか…? 私は、初日は特に被害が大きかった益城町の一番大きな避難所である益城町総合体育館でボランティアをさせていただいたのですが、避難所に向かう途中、住宅街の方に入っていくと、崩れたまま手付かずの家がほとんどで人気もなく、正直、テレビなどで見てきた光景よりも、実際自分の目で見る光景の方が何倍も衝撃的で、言葉が出ませんでした。   ▽跡形もなく崩れてしまった家▽   ▽1階部分が完全になくなってしまった家▽   ▽“危険”という意味の赤札が貼られた家▽   手付かずの家は数えきれないほどあり、今もなお避難所生活を余儀なくされている方はたくさんいるということを知りました。ニュースで取り上げられなくなった=復興が進んでいるのではないということを、皆さんにも知っていただきたいなと思います。   避難所では、足湯マッサージをしながら現地の方々とお話をしたり、ロビーに遊び場を設置して、子どもやお年寄りの方同士の交流スペースのお手伝いをさせてもらいました。そういった場を通して繋がりが広がったり、避難所の雰囲気が明るくなっていることが嬉しいという声も聞くことが出来ました。   ▽段ボールで作られた靴箱▽     ▽左:交流スペースでのお楽しみコーナー▽ ▽右:ハンドマッサージ▽   ただ、私がそこで感じたのは、そういった交流の場を通して明るく前向きに過ごしている方もいれば、その一方で現実を受け止めきれずにいる方や、プライバシーのない避難所生活に大きなストレスを感じている方もいるということです。 復興が進んでいたり、前向きに生活されている様子であったり、そういった面だけに目を向けるのではなく、仮設住宅の設立や長引く避難所生活での心身のケアなど、今課題となっている様々なことに関しても、もっと目を向けていく必要があるんだなと感じました。   そして、帰る家があって、毎日温かいご飯を食べることが出来て、何の心配もなく眠りにつく。被災地の方は、そんな当たり前の生活を一番に望んでいて、私達が日々当たり前だと思っていることも、決して当たり前のことではないんだということを強く感じました。   2日目、3日目は熊本市内でがれきの撤去や家の中の片づけなどをお手伝いさせてもらいました。熊本は、瓦屋根の家が多く、雨などで屋根が腐ってしまわないよう、至る所にブルーシートが被せられていました。     家で暮らしてはいるものの、自分達だけで片付けることが難しく、地震が起きた時のまま暮らされている方もたくさんおられました。家の中まではなかなか目が行き届きにくい分、被災者の方が“助けを呼びやすい環境”を支援する側から作っていくことが大切だと感じました。また、孤立してしまう家庭がないように、日頃から地域間での繋がりを深めていくことは、災害が起きた際の命綱にもなるということを知りました。   そして、実際の被災地の現状や被災地の方々の声を、まずは周りの人たちに伝えていくこと。どんな形であれ共に復興していく気持ちを持ち続けること。風化させないためにできることをこれからもやっていきたいと思います。   報告会が終わった後は、御所カフェに来てくださった皆さんと一緒に、熊本県産のスイカとお菓子をいただきました。甘くてとても美味しかったです(^^)!報告会を聞きに来てくださった方の中には戦争や阪神淡路大震災を経験された方もいて、貴重なお話もたくさん聞かせていただきました。   ▽熊本県産のスイカ▽     この記事を読んでくださった方も、周りの身近な人に“熊本の今”について伝えていってもらえたらな、と思います。                        教育学部現代教育学科3回生 安井友紀子 【関連記事】   学生広報スタッフblog vol.209~熊本地震の報告会in御所コミュニティカフェ!  

2016.07.06

平成28年度 理学療法特別講演会のご案内

畿央大学 理学療法特別講演会のご案内 特別講演会は、毎年、畿央大学卒業生に向けてリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)を兼ねて行っています。   今回の理学療法特別講演会では、現在、平成記念病院での臨床に加えて、畿央大学大学院の客員研究員としてご活躍されている徳田光紀先生(畿央大学理学療法学科1期生)をお招きし、大腿骨頚部骨折術後の理学療法についてご講演頂きます。大腿骨頚部骨折に対する理学療法の最新知見と徳田先生が実践している疼痛コントロールや筋力増強のための物理療法研究も含めてお話し頂きます。   なお本講演は、受講料1000円にて卒業生以外の医療関係者にも公開させて頂きます。   日 時 2016(平成28)年12月18日(日)  14:00~18:00  (13:30~受付) 会 場 畿央大学 L棟1階 L103講義室 講演 14:00~16:00 「大腿骨頚部骨折術後の理学療法の理論と実際」 徳田 光紀 先生 平成記念病院 リハビリテーション科 主任 / 畿央大学大学院健康科学研究科 客員研究員 受講料 1000円(当日受付でお支払いください。)   申込方法 参加を希望される医療関係者の方は下記①~⑤の内容をE-mail、ハガキ、FAXのいずれかでお申し込みください。 受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 ①氏名(ふりがな) ②住所(郵便番号から) ③電話番号 ④メールアドレス(お持ちの方) ⑤所属先(団体名、病院名等)   申込み締め切り 2016年12月18日(水)   本学卒業生はコチラをご参照ください。   宛先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学 広報センター 理学療法特別講演会係 FAX : 0745-54-1600 E-mail:dousoukai@kio.ac.jp (件名に「理学療法特別講演会」と明記)     お問合せ TEL:0745-54-1601(担当:増田、伊藤) ※公共交通機関を利用してご参加ください。

2016.07.01

橿原市・橿原商工会議所連携 「橿原産いちごを使ったメニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション大会を実施しました。

グランプリ・準グランプリ・審査員特別賞の受賞グループが決まりました!   畿央大学と橿原市・橿原商工会議所連携事業は今年で8年目を迎えます。健康栄養学科(指導員:松村羊子先生、柴田満先生)の1回生58名が14グループに分かれて、いちごを使った新商品開発に挑戦しています。2016(平成28)年6月30日3限目授業後の14時40分から橿原市、橿原商工会議所および畿央大学学長へプレゼンテーション大会が行われました。   学生たちはチームに分かれてパワーポイントを使ってのプレゼンテーションがスタートしました。畿央大学から冬木正彦学長および健康栄養学科主任の栢野新市教授、橿原市役所から3名、商工会議所から3名を審査員として来ていただきました。1回生の学生たちは不慣れながらもPCおよびパワーポイントを活用しながら、自分たちが考案した「いちごを使った新商品」について発表しました。     そして、すべてのグループの発表が終了した後、別室で審査の集計が行われました。今回このプレゼンテーション大会では、グランプリ・準グランプリ・審査員特別賞の3つの賞が準備されています。審査員がつけていた評価表の得点を集計し、グランプリ・準グランプリが決定しました。その後、審査員特別賞の審査が行われ、話し合いの末1グループに決定しました。     審査の結果はすぐに学生たちに伝えられました。 グランプリは、『いちごクリームパスタ』(グループ13)です。 «受賞した学生のコメント» 「いちごを使ったレシピはデザート」という固定概念で始まったが、「いちご」のインパクトがあり「いちご」を生かしたレシピを考えて、何種類も試作をしてみました。試作をしたあとにはみんなで必ず検証・反省会をしました。最終的にはごはん系に移行することになったけど、そのときの決断が一番難しかったです。そしてプレゼン大会当日、グランプリで自分たちの名前が呼ばれとき、「え??うそ??」というのが正直な気持ちで、そのあと徐々に嬉しさが込み上げてきました。簡単に作ることができ、オシャレで美味しいです。       準グランプリは、『かしじんようかん』(グループ9)です。 ※かしじん…中高生、大学生は「橿原神宮」を略して橿神(かしじん)と呼ぶようです。 «受賞した学生のコメント» 準グランプリ受賞者発表時、私たちのグループ9が呼ばれた時はうれしさよりも驚きの方が大きかったです。でもその後、大きなうれしさがこみあげてきました。この「かしじんようかん」に至るまで私たちはとても多くの種類の試作品を作りました。全グループ内で一番多くの試作品を作ったのでは私たちではないかと思います。考えるだけでなく、実際に作ることで準グランプリをいただけた「かしじんようかん」にたどり着けたと思います。       そして、審査員特別賞は、『奈良の宝石コロッケ』(グループ7)です。 «受賞した学生のコメント» レシピ開発の初めからプレゼン大会まで一貫して「コロッケ」で考えていました。最初は、個人や小さなグループでバラバラに考えていましたが、「コロッケ」によって私たちのグループは集まることになりました。このこだわった「コロッケ」で賞をいただけて最初はびっくりしましたが、とてもうれしかったです。本当は、前方後円墳の形をしたコロッケを作りたかったのですがそれが難しく、その点はくやしいです。     今回のプレゼンテーション大会が最後ではないです。次は9月に飲食店マッチング審査会が行われます。マッチング審査会では、今回のようなプレゼンテーションだけでなく、試食も行われます。今回グランプリ・準グランプリ・審査員特別賞を受賞した新商品は飲食業者さんから手を挙げていただけるのでしょうか。はたまた、今回受賞しなかった新商品に手が上がるのでしょうか。乞うご期待です!     <これまでの取り組み> 2009年 『古代弁当製作プロジェクト』 2010年 『万葉人からの贈り物プロジェクト』 2011年 『橿原おみやげもの開発プロジェクト』 2012年 『かしはらスイーツレシピ開発プロジェクト』 2013年 『橿原産しょうがを使ったレシピ開発プロジェクト』 2014年 『橿原産しょうがを使った給食献立開発プロジェクト』 2015年 『橿原産しょうがを使った飲食店メニュー』   【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所連携 「橿原産いちごを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。