2019年の公開講座の新着情報一覧
2019.07.10
10/13(日)第2回現代教育特別講演会「教師の働き方改革×主体的な学びを支える授業」のご案内
卒後教育・リカレント教育の一環として第2回目となる特別講演会を開催いたします。卒業生以外の教育関係者の方にも受講料1,000円にて公開させていただきますので、ぜひご参加ください! 「教師の働き方改革×主体的な学びを支える授業」 現職教員および教職をめざす学生のために開催される、畿桜会(同窓会)主催の「現代教育特別講演会。第2回目となる今年のテーマは、「教師の働き方改革×主体的な学びを支える授業」です。近頃、書籍を出版され、SNSやブログ等でも精力的に発信されているお2人の講師をお招きし、具体的な実践からそこにある哲学まで、明日からの働き方や授業の改善のヒントとなるお話を伺い、みなさんと一緒に考えたいと思います。 日 時 会 場 2019年10月13日(日)13:00~16:30 (12:30~受付) 第1部:講演会 13:00~15:00 @KB01講義室(予定) 第2部:交流会 15:00~16:00 @KB02講義室(予定) ※交流会には、軽食・ソフトドリンクをご用意します。 講演テーマ 教師の働き方改革×主体的な学びを支える授業 講 師 坂本 良晶 氏(京都府公立小学校教諭) ビジネス界のマインドや手法を取り入れ『教育の生産性改革』を提言。Twitterフォロワー数は13,000人超。 watcha!TOKYO、関西教育フォーラムはじめ登壇多数。2019年3月に『さる先生の「全部やろうはバカやろう」(学陽書房)出版。 葛原 祥太 氏(兵庫県公立小学校教諭) 無意味な宿題に革命を起こす!「計画⇒テスト⇒分析⇒練習」のサイクルで自己学習力を身につける学習法「けテぶれ学習法」を開発。広く深い知識に裏付けられた理論で子どもたちの可能性を引き出す実践を発信している。子どもたちを信じて、任せて、認める教育の創造をめざし「学習界マンダラ」「NKS思考法」「心マトリクス」などのオリジナル実践を公開中。 対 象 現職教員または教員志望の学生(本学卒業生以外も参加可) 受講料 一般参加者1000円(卒業生は無料) 主 催 畿桜会現代教育部会(企画担当:現代教育学科4期生 片岡利允) 申込方法 「現代教育特別講演会参加希望」とご記入の上、下記①~⑥の必要事項をE-mail、FAXのいずれかでお申し込みください。 受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 畿央大学 広報センター 現代教育特別講演会係 FAX : 0745-54-1600 E-mail:dousoukai@kio.ac.jp ①氏名(ふりがな) ②卒業年度 ※本学卒業生の場合 ③住所(郵便番号から) ④電話番号 ⑤メールアドレス(お持ちの方) ⑥所属先 申込締切 2019年10月8日(火) 問合せ先 TEL:0745-54-1603(担当:畿央大学広報センター増田、伊藤) ※公共交通機関を利用してご参加ください。
2019.06.24
8/14(水)「教職員のための夏の公開講座」を開催します。
校内研修では経験できないような「教育課題」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供します。参加を希望される先生方におかれましては、実施要項をご確認の上、お申し込みください。 公開講座テーマ 子供たちの成長と適応を支えるポジティブ行動支援 「やってほしいことを、やってくれない」、「やめてほしいことを、やめてくれない」。子どもに関わる中でそのような問題に直面することはありませんか?行動の成り立ちを理解し、適切に対応するための方法は、実はかなりの部分科学的に明らかにされてきています。本講座は、罰に頼ることのない肯定的で積極的な「ポジティブ行動支援」に関する「目からウロコ」の内容が多く含まれています。 日時 令和元年8月14日(水)14時~16時(受付13時30分~) 講師 教育学部 現代教育学科 准教授 大久保 賢一 実施要項 受講対象 幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の教職員 会 場 畿央大学 P棟2階 P201講義室 申込方法 Fax、もしくはE-mailにて、①②を記入の上、下記へお申込みください。 先着順で受付いたします。 ①氏名(フリガナ) ②連絡先の電話番号および所属学校名 【申込先】 〒635-0832 北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 Fax:0745-54-1600 E-mail:info@kio.ac.jp 定 員 150名 申込締切 令和元年7月31日(水) 主 催 畿央大学 後 援 奈良県教育委員会 お問合せ 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601 《気象警報発令時の講座の開催について》 正午現在で奈良県北葛城郡広陵町を含む地域に暴風警報または特別警報が発令されている場合、講座は中止します。
2019.06.14
10/19(土)・20(日)第17回畿央祭「繋~つながり~」を開催します。
手と手を取り合い、最高の学園祭へ! 実行委員がお送りする畿央祭のイベント情報ページです。プログラムや企画などの詳細が 決まり次第、随時更新していきます!畿央祭は当日だけでなく、準備から力を合わせて行っています。畿央祭を一から作り上げる学生の様子は実行委員ブログでご覧になれます!! 日時 10月19日(土)10:00~17:00 10月20日(日)10:00~16:00 会場 畿央大学 アクセスはこちら 駐車場はありませんので、 公共交通機関を利用してご参加ください。 大学周辺道路や近隣商業施設への駐停車は地域住民の皆様へのご迷惑となりますので、ご遠慮くださいますようお願い申し上げます。 同時開催 ウェルカムキャンパス ミニオープンキャンパス ▼クリックで拡大します。 子ども向け企画 「ハピネスワールド」 両日開催 アリーナ(体育館)では、「ぞうさん」「ダンボールめいろ」「ボールプール」「紙飛行機飛ばし」、小体育館では「魚釣り」「ぬりえ」「プラバン」「スライム」「幼児コーナー」を開催!アリーナ前では「ヨーヨー釣り」も実施します!様々な遊びが盛りだくさん!ぜひご参加ください! 吉本お笑いLIVE 20日(日)10:00~11:00 女と男、藤崎マーケット、アインシュタイン ※出演者は、都合により変更になる場合がございます。ご了承下さい。 畿央祭のテーマと実行委員長からのメッセージ 第17回畿央祭テーマ:繋〜つながり〜 繋〜つながり〜には、畿央祭を通じてクラス、学科、学年を超えて繋がり、その繋がりがいつかまた別の場所でなにかが生まれるきっかけになればという願いを込めました。また、去年のテーマである掌を受け、畿央生が手を取り合って、繋がり、輪を作って、2019年度の畿央祭を作り上げられたらなという意味も込めました。令和1発目の畿央祭です!最高の畿央祭を作っていきます!ぜひお越し下さい! 第17回畿央祭実行委員長 稲本 百花 畿央祭に向けて頑張る、実行委員たちの奮闘記!畿央大学公式ブログ「KIO Smile Blog」でご覧いただけます。 ●昨年の記事・写真はこちらから! 第16回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。
2019.06.12
8/19(月)ひらめき☆ときめきサイエンス「運動と脳との不思議な関係〜運動の脳科学」を開催します。
運動と脳との不思議な関係性を学ぼう ~運動の脳科学~ 物を掴んだり、走ったり跳んだり、ヒトは様々な運動が可能ですが、それはなぜでしょうか?通常、自分の身体や運動は自分のものであると感じることができますが、それはなぜでしょうか?これらは全て健康な脳機能に支えられています。その証拠に脳に問題を生じると、運動することが困難になったり、自分の身体や運動を自分のものと感じることができなくなったりします。こうした運動と脳との密接な関係性について学びましょう。 日 時 2019年8月19日(月)10:00~16:10 会 場 畿央大学 P棟1階 ニューロリハビリテーション研究センター →アクセスはこちら 内 容 運動と脳との密接な関係性について学ぶ ※詳細は下のチラシをご参照ください。 対 象 高校生 (保護者の同伴も可能です) 定 員 20名(先着順、参加無料) 持ち物など タオル、筆記用具、動きやすい服装でお越しください(運動靴・外靴可) ▼クリックで拡大します。 【参加申込方法】 下記をご記入の上、FAX(0745-54-1600)、もしくはメール(info@kio.ac.jp)でお申込みください。 ①氏名(ふりがな) ②性別 ③高校名・学年 ④〒住所、電話番号 ⑤保護者の同意の有無 ⓺家族同伴の有無 ⑦食物アレルギーの有無(有の場合、品目名を記載) 【申込み締め切り】 2019年8月5日(月) 【お問い合わせ】 畿央大学教育推進部ひらめき☆ときめきサイエンス担当係 TEL:0745-54-1601 ※定員を超えた場合のみ、参加できない旨を申込者に電話等で連絡します。 ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 ※本イベントは独立行政法人日本学術振興会の選定助成事業です。
2019.06.11
ニューロリハビリテーションセミナー“リハビリテーションのための人間理解”を開催しました。
2019年6月8日(土)、3年ぶりに『ニューロリハビリテーションセミナー』が開催され、全国各地から300人以上の方が参加してくださいました。 前回のまでのニューロリハビリテーションセミナーでは、「○○の脳内機構」や「○○のニューロリハビリテーション」というタイトルでセミナーを開催していましたが、休止中の3年間に『そもそも、人間の行動あるいは認知・社会性の根本的理解が必要ではないか?』という考えに至り、今回のセミナーでは“リハビリテーションのための人間理解”ということを主眼に構成しました。そのため、今回のセミナーでは、認知・運動制御・学習・社会性・身体性・発達から人間を理解することを試みました。 以下、今回の“リハビリテーションのための人間理解”講義内容と簡単な概略です。 ●「生活の基盤となる注意のメカニズム」(森岡 周) “注意”の機能を細かく分類しながら、それぞれのメカニズムについて概説。 ●「社会とつながる脳と心のメカニズム」(松尾 篤) 社会ネットワークのサイズ・共感・利己/利他的・感情などについて概説。 ●「運動学習をもたらす身体メカニズム」(冷水 誠) 運動学習の種類とそれぞれの神経メカニズムについて概説。 ●「自己および環境から影響される痛みのメカニズム」(前岡 浩) 痛みが心理社会的背景によって影響を受けること示したエビデンスを紹介。 ●「しなやかな歩行を支えるメカニズム」(岡田洋平) 単なる平地歩行だけでなく、あらゆる環境で臨機応変に歩くことのできるメカニズムを概説。 ●「身体性を形づくる感覚運動メカニズム」(大住倫弘) 身体性を形づくるのは、感覚運動の統合だけではなく、それより高次な認知的要素が必要であることを概説。 ●「子どもの健やかな発達メカニズム」(信迫悟志) 自他区別・身体表象・共感・視点取得・利他性などの発達を幅広く概説。 今回のセミナーは、講師にとっても非常に挑戦的な構成にしており、どこまで参加された皆さんと共有できるか心配しておりましたが、アンケートの回答をみていると、セミナー形式にして正解だったと実感しています。また、個別対応での質疑応答では、非常にハイレベルな質問が飛び交い、こちらも更に研究をしていかなければならないと体感しつつ、皆さんの日々の努力に感激するところでした。今後とも、皆さんとディスカッションできることを楽しみにしいますので、次回(2020年 2月22日『人間理解からリハビリテーションへ』)も、どうぞ宜しくお願い致します。 2/22(土)開催「人間理解からリハビリテーションへ」は、2019年12月中旬に受付を開始する予定です。
2019.05.27
8/9(金)現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅦ」を開催します。
教育現場における教育力向上の一助となることをねらいに、畿央大学現代教育研究所が主催するワークショップの第7回目です。昨年は、「ロボットプログラミング」、「道徳」、「発達障害支援」に関連するワークショップに取り組みました。2019年度は、コンピュータを使わない活動も含めた各教科等におけるプログラミング学習の開発、社会科学習における地図の発展的な活用、音楽科に新しく導入される和楽器の箏の指導方法の体験の3 つを用意しました。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 【日時】2019年8月9日(金)10:00~15:30 ワークショップ1 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【小学校教員・保護者 対象】 定員40名 体験から活用へ!初等教育におけるプログラミング教育 西端 律子(教育学部 教授) ワークショップ2 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【小・中学校教員 対象】 定員40名 地図で社会科学習を豊かに-地図を読むコツと防災学習での活用- 小谷 恵津子(教育学部 准教授) ワークショップ3 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【小・中学校教員 教育関係者 対象】 定員40名 弾いてみよう箏!わらべうたによる音楽活動 衛藤 晶子(教育学部 教授) 昼食交流会 12:10~13:20 学生食堂にて、軽食を準備いたします。 食事しながら、日頃の教育に関する話題を交流しましょう。 ※講座の詳細はPDFでご確認ください(下記画像をクリックすると、PDFが開きます)。 ※3講座とも「午前の部」と「午後の部」は同一内容です。 ▼ワークショップ案内チラシ ▼ワークショップ詳細と申込用紙 申込方法 専用申込フォーム(QRコード) または 上記の申込用紙にご記入の上、FAXにてお申込みください。 【QRコード】 【FAX送付先】 畿央大学総務部 畿央大学現代教育研究所ワークショップ係 宛 FAX:0745-54-1600 問合せ先 TEL:0745-54-1602 畿央大学総務部
2019.05.24
7/13(土)助産学専攻科主催「マタニティ・カフェ」のご案内
畿央大学助産学専攻科は今年で開設8年目となり、これまで52名の助産師を育成してまいりました。本学専攻科の教育の特徴の一つは、入学時に学生が描いた理想の“めざす助産師像”に、近づくために自己と他者を理解しながら、自らの助産師としてのアイデンティティを一歩一歩育んでいくことを大切にしていることです。そして、妊産婦の皆様に心から寄り添える助産師に成長して欲しいと一番に願っております。また、助産師にとって必要な知識や技術は、その専門性の高い外部講師をお招きし、更に最新で確実な情報のもと学修しております。その甲斐ありまして、臨床から高い評価を頂けることが多くなってまいりました。このことは、講師の皆様および学生の努力と、臨床指導者の皆様、そして、何よりも助産師学生のケアに快諾いただきました妊産婦ならびにご家族の皆様のご協力のおかげと思っております。 今回、ご協力いただきました地域の妊産婦及びご家族の皆様の健康向上のため、マタニティカフェを開催することにいたしました。産婦人科医の植田政嗣先生(本学健康科学部長)、「世にも珍しいマザークラス」を全国で開催しておられる助産師の佐藤香代先生(国際医療福祉大学大学院 助産学分野教授)をお招きしております。 先着約50名ですが、是非ご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。 日 時 2019年7月13日(土)13:00~15:30 会 場 畿央大学 L202教室・L203教室 第1部13:00~13:20 「婦人科医のワンポイントアドバイス」 講師:産婦人科医 植田政嗣先生(畿央大学健康科学部長) 第2部13:20~14:50 「世にも珍しいマザークラス」(奈良初開催) 講師:助産師 佐藤香代先生(国際医療福祉大学大学院助産学分野教授) 第3部15:00~15:30 「カフェしながら何でもトーク」 定員 50名 受講料 無料 申込方法 kio-josan@kio.ac.jpまで下記内容をメールでお送りください。 ①ご氏名(ご一緒に参加する方も) ②出産予定日 ③ご住所 ④電話番号 ⑤駐車場ご使用の有無 ※お送りいただきました個人情報は、今回のマタニティ・カフェ以外には使用いたしません。 ▼画像クリックでPDFが開きます。
2019.03.14
10/19(土)理学療法特別講演会「スポーツを通じた共生社会の実現」を開催します。
畿央大学卒業生向けのリカレント教育(卒後教育)を兼ねて行われている「理学療法特別講演会」。2020東京オリンピック・パラリンピックを前に、今年は広島大学病院スポーツ医科学センターの平田和彦先生から、理学療法士のスポーツへの関わりについて、お話し頂きます。なお、本講演は受講料1000円にて卒業生以外の医療関係者にも公開させて頂きます。 ▲昨年の様子 日 時 2019年10月19日(土)10:30~12:00 (10:00~受付) 会 場 畿央大学P棟2階 P201講義室 講 演 スポーツを通じた共生社会の実現 ~障がい者スポーツへの関わりを通して~ 講 師 平田 和彦 先生 /広島大学病院 スポーツ医科学センター 受講料 1000円(卒業生・在学生は無料) 備考 今年は、懇親会は行いません。卒業生は同窓会サロンにお越しください。 申込方法 下記①~⑥を明記の上、E-mail、ハガキ、FAXのいずれかでお申し込みください。受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 ①氏名(ふりがな) ②卒業年度 ③住所(郵便番号から) ④電話番号 ⑤メールアドレス(お持ちの方) ⑥所属先(団体名、病院名等) 申込締切 2019年10月15日(火) 申込先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学 広報センター 理学療法特別講演会係 FAX : 0745-54-1600 E-mail:dousoukai@kio.ac.jp (件名に「理学療法特別講演会」と明記) 問合せ先 TEL:0745-54-1603(担当:畿央大学広報センター増田、鈴木、伊藤) ※公共交通機関を利用してご参加ください。
2019.03.04
ニューロリハビリテーション研究センター「シンポジウム企画 × プロジェクト研究報告会」を開催しました。
2019年3月2日(土)に、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターによる「シンポジウム企画 × プロジェクト研究報告会」を開催しました。今回は「身体性・社会性システムからニューロリハビリテーションを考える」というテーマで、教員がプロジェクト研究として実施してきたこれまでの研究成果を中心に、以下の内容を報告させて頂きました。 松尾 篤:「社会におけるコミュニケーションの役割」 信迫悟志:「発達性協調運動障害の病態分析から見える必要なニューロリハとは?」 前岡 浩:「痛みと情動とリハビリテーション」 大住倫弘:「疼痛に対するニューロリハの“具体的”な効果」 冷水 誠:「社会心理学的知見から考える運動学習戦略の検証」 岡田洋平:「姿勢、歩行制御の障害を理解するための行動および神経生理学的分析」 森岡 周:「身体意識の視点から神経障害の種々の病態を捉える」 多岐にわたった研究プロジェクトにみえるかもしれませんが、身体性・社会性システムからニューロリハビリテーションを考える取り組みは一貫しており、どちらが疎かになってもニューロリハビリテーションとして成り立たないことが再確認されました。例えば、“痛み”は身体的問題のみならず、情動的問題にもアプローチする必要があり、それは自分を取り巻く社会のかかわりによって大きく左右されることが報告されました。あるいは、“運動学習”は1人で黙々と練習をするだけでなく、激励や技術共有といったコミュニケーションが欠かせないことも報告されました。このように、ニューロリハビリテーションを“身体性”と“社会性”の両面から考えることによって、その解釈が立体的になり、リハビリテーションの奥深さをみることができると考えています。 このような背景も含め、来年度から再スタートする「ニューロリハビリテーションセミナー」では、“人間理解”と“リハビリテーション”を一緒に学ぶ機会にしていこうと考えています。こちらはホームページ・Facebook等で後日お知らせ致しますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 助教 大住倫弘 関連リンク ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター Facebook
2019.02.26
第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。
畿央大学が開催している公開講座も、今回で17回目を数えることとなりました。平成31(2019)年2月21日(木)、超高齢化社会を迎えている日本において耳にすることも多くなった「認知症」をテーマにした公開講座を開催し、約140名の受講生をお迎えしました。 認知症の正しい理解-認知症かなと思ったときの対応- 【講師】看護医療学科教授 山崎尚美 昨今、認知症の人はMIC(認知症予備軍)の人を含めると800万人時代とも言われており、家族だけでなく地域社会で認知症の方がいる場合、どのように接することが望ましいのかということを参加者の皆さまと一緒に考えました。 本講座では、認知症に関するミニ講義から始まり、模擬患者による演習、また簡単なもの忘れのチェックを実施しました。特に模擬患者による演習は、スーパーマーケットを舞台に、店員がどのように認知症の方に接するのか、家族がどのように認知症の家族に接するのかということを実際に見ていただくことで、参加者からは納得や共感の反応があり、時折笑いも起こっていました。 ▼模擬患者による演習の様子 実施後のアンケートでは、「認知症への理解・対応がよく分かりました。」「ロールプレイでの熱演がより真剣に考えるきっかけとなりました。」「認知症サポーターのリングがあることを初めて知り、自分自身は何ができるか考えてみたい。」などの感想があり、参加者自身の理解や意識が深まっただけでなく、地域社会でどのように認知症の方々を支えていくのかを考えるよい機会となったようです。 多くの方々にご参加いただき、非常に活気ある講座となりました。本学では、今後も受講者の皆さまにご満足いただけるような公開講座を開催してまいります。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。