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在学生の方へ一覧

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2010.09.22

2010橿原商工まつり「まほろばフェスタ」に出店しました。

2010(平成22)年9月18日(土)、19日(日)の両日、近鉄八木駅前の近鉄百貨店と橿原文化会館前広場で開催された 2010橿原商工まつり「まほろばフェスタ」に畿央大学ブースとして出店しました。 畿央大学と橿原商工会議所とのコラボ事業「万葉人からの贈り物」は、橿原市が誇れる新しい食の土産物を創作する目的で今年1月から始動し、橿原市の歴史文化、洋菓子・和菓子職人さんらによる指導など見学会を含めて5回の勉強会を重ねて学内選考の結果、グランプリ賞と審査員特別賞を受賞した作品レシピが見事に商品化、販売デビューにこぎつけました。       特設ステージ前の一等地に出店 きな粉味、抹茶味など7種味の葛ボーロ 製造販売元は、第3回目勉強会で和菓子づくりの指南をしていただいた、橿原で創業100年の歴史をもつ老舗「岩出湖月堂」。この日はきな粉、抹茶、いちご、紫いも、かぼちゃ、ココア、プレーンの7種味の葛ボーロを1袋100円で販売し、午前中には完売御礼となりました。きな粉と抹茶は決定しているのですが、他の5種の中から2つ加えて4つのセット販売を予定しているため、午前と午後に分けて来場者に試食投票を実施しました。ここで発案者らの健康栄養学科女子学生たち、指導教員の浅野恭代先生と薗田雅子先生が大奮闘、北田善三学科長も応援参加して盛り上がりました。   試食投票の呼び込み風景 これまでの事業経過をパネルで説明 フェスタ主催者橿原市森下豊市長を囲んで岩出湖月堂の場所はこちら → http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0005298607/coupon/?sc=3 もう一つの嬉しい話題は、フェスタに合わせて近鉄八木駅前商店街のcocoai(ココアイ:心に愛をという意味を込めた店名で、奈良の活性化のために大和奈良の厳選野菜を材料とする洋菓子店)で“月の誕生石”(大和まなのタルト)が同時販売されたことです。お礼方々みんなで会場から2~3分のcocoaiの野菜ソムリエ原田知里店長を訪ねました。奥のキッチンではちょうど“月の誕生石”を追加製造しているところで、可愛いお店の雰囲気と心優しい、そして美人の原田さんの話に感激!   増産中の“月の誕生石” ショーケースの中に作品が! 発案した学生と原田店長   近鉄八木駅前商店街cocoai原田知里店長を囲んでcocoaiのホームページはこちらから → http://cocoai-nara.com/   今回で14回目を数える橿原商工まつりは、平城遷都1300年記念の年でもありムーンライトIN藤原京とは昼・夜2日間の同日開催となりました。このムーンライトIN藤原京には畿央大学生ボランティアが10数人参加しています。フェスタ終了後はバスに乗って藤原旧跡へ。2007年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した河瀬直美監督が森下市長らとカウントダウンを行い、天の香具山からの花火や天空にも届く緑のサーチライトが照らし出す悠久の世界が演出されました。     また、監督の新作映画“朱花(はねづ)の月”という、橿原・明日香・高取を舞台に、木工作家の男性と、染色が趣味の女性が互いにひかれあうストーリーで2人の祖父母の恋愛や飛鳥時代の天武、持統両天皇の史実なども織り交ぜながら、「連綿と続く命の営み」をテーマに描かれる約2時間の長編映画の宣伝トークショー。河瀬監督は「(橿原市の)藤原京跡に立つと、空が広く夕日もきれいで、世界遺産級の場所だと感じた。明日香村にも多くの自然が残り、日本が世界に誇れる風景として、映画を通して発信していきたい」と語っていました。   畿央大学では学生と教員のアイディアを活かすさまざまな形での産学官連携事業に取り組んでいます。学生にとってはいずれ学窓を巣立ち社会や企業の荒波に揉まれるわけですので、貴重な体験となります。今年度の「万葉人からの贈り物」プロジェクトも、また昨年度の「古代弁当」プロジェクトにしても、参加するしないは自由ですがいったん手を挙げたからには「建学の精神」をもって最後までやり遂げる気概が大事です。今年開学8年目を迎えた畿央大学の気風・風土が産学官連携事業を通しても醸成されつつあります。(夢をカタチに!)

2010.09.14

「学習キャンプ2010夏~笑~」を実施しました。

野外活動体験やコミュニケーションゲームなどを通じて社会性や教育について学ぶ1泊2日の「学習キャンプ」が、9月6日(月)~7日(火)に奈良県立野外活動センターで開催されました。このキャンプでは学生自らが実行委員を務めており、夏の企画は4年目を迎え、今回は各学科から1・2回生87名が参加しました。笑顔になれる体験を!との思いから、今回のテーマを“笑”にして、数ヶ月前からスタッフが何度も会議を重ねてきました。この「学習キャンプ」は、企画段階から当日におけるまでの様々な出来事を通じて学ぶことを目的としているので、参加学生やスタッフ学生は共に学び合う同志です。ハプニングもつきものですが、その場の状況やタイミングをいかに見極めて相手や自分を思いやる行動ができるかどうかによって内容や達成感が左右されます。各種のプログラムを通じて自然から学ばせてもらい、お互いを思いやるこころを育て、そしてお互いが笑顔になれる体験を!という想いが、1回目の先輩スタッフから脈々と引き継がれていることを感じるキャンプとなりました。いつもご指導いただいている奈良県立野外活動センター所員の皆様には、今回も多大なご協力をいただき、最後には2日間の思い出映像を編集したDVDまで製作・上映していただきました。   入所式ではまだ緊張している人も? わからないことはスタッフに聞いてね 同センター吉藤先生によるレクリエーション指導 アイスブレーキングで笑顔がこぼれて 座学(野外活動の重要性について) 座学・実技(キャンプファイア指導) さあ、薪を組んでみよう 夕食は食堂で班ごとにいただきます 吉藤先生のリードで大いに盛り上がる クライマックスのキャンプファイア 朝の頭と体を目覚めさせる活動 食材探しのウォークラリー ポイント地点でお題をクリアして次へ 吐山(はやま)の森を皆で散策 竹を使ってバウムクーヘン作り 自炊(炊き込みご飯とロールキャベツ) フィードバックでノートに思いを書く 全員で2日間を振り返って共有 退所式ではセンターからのプレゼント映像も 最後は皆で歌ってお別れ 様々な思いと笑顔に満ちた2日間でした。この経験を今後の学生生活で深めてくれることでしょう。

2010.09.02

第2回やまとフォーラムを開催しました。

2010(平成22)年8月29日(日)13時より17時まで、畿央大学冬木記念ホールおよび講義教室において、「第2回やまとフォーラム―教育・文化・健康―」(基調講演を含む全15講座)を開催しました。このフォーラムは、学校法人冬木学園の社会貢献活動の一環として開いているもので、昨年度に続いて2回目となります。まず、冬木智子理事長のご挨拶とお礼、地元広陵町平岡仁町長のご挨拶に続いて、奈良「法徳寺」副住職倍巖良明(ばいがん りょうみょう)師の基調講演が行われました。   正面玄関 ホール受付 冬木智子学長ご挨拶   平岡仁広陵町長ご挨拶 講座の詳細はこちら→   倍巖良明師の基調講演「喜びと感謝と敬いの心」~私たちは支えられ、生かされている~ 冬木記念ホールには、350人を超える聴講者が集まり、倍巖良明師の説法に聴き入りました。倍巖師は、大学卒業後、薬師寺故高田好胤師に師事し薬師寺伽藍にて法話を担当。現在、奈良市生涯学習財団理事、NPO法人さんが俥座副理事長として活躍中で、ならまち復興と奈良の観光産業の発展に奔走されています。趣味でバンジョーを弾いては歌手の高石ともやさんらと一緒に歌ったり、ならまちにある「テンテンカフェ」(故河島英五氏奥様経営)で2カ月に1度「カフェDE説法」を開催している異色の名物和尚さんです。   五観の偈(食前の言葉)から、人は食物を摂らなければ死に至るが、その食物は多くの人々の労力と家畜や魚など生あるものの犠牲のうえに我々の糧となっているのであるから感謝して食さねばならない。食前にはいただきます(合掌)の感謝の言葉が大事で、日本には茶道、華道など良き文化作法として残ってきているが、それは形を大事に今に伝えてきたからこその結果であり、感謝の心も声に出し表現していくことから始めなければなりません。そして、仏の道においても私たち普通の人でも、毎日続けることによって人格を磨いていくことにつながります。故高田好胤師の当時のエピソードやユーモアを交え、わかりやすい言葉で説法していただきました。   ●公開講座ではカラーセラピー、アロマテラピーの癒し系が人気   一挙14の公開講座を開講しましたが、癒し系の講座が人気でⅠ限目中屋和恵講師による「人類の遺産アロマテラピー入門」では有機物質がもたらす自然療法、芳香としての精油の使い方と効果などについて実演もしていただきました。Ⅱ限目林由恵講師による「人の心をギュッとつかむカラー活用術」では人は最初の6秒間の第一印象で決まるので、パーソナルカラーを知り自分の魅力を引き出す色づかいに心がけることが大事、そして相手の心をつかんでなりたい自分になろう、と力説されました。   アロマテラピー入門(中屋講師) あなたの魅力を引き出す色づかい(林講師) また、自然と向かい合う新井博子講師による「化学マジック&葉っぱと森と炭素のゆくえ」、自然とエコの菜の花バイオマス提唱の高澤正雄講師による「あなたも取り組める地球温暖化防止対策」も好評で、人は自然とともに生きる、共存していることを実感できる講座に多くの方の関心が集まりました。   化学マジック&葉っぱ…(新井講師) 菜の花バイオマス(高澤講師)   ●大和伝統野菜の栽培と農家レストラン経営で地産地消、食文化の継承!   地元広陵町は靴下となすびの町、サラダなすや大和伝統野菜に有機農法をとり入れている杉本雅照講師による「農家さんってガンコ!」、そして奈良市高樋町で大和野菜を自農し奈良まちで農家レストランを経営する三浦雅之講師による「大和野菜について学ぶ」の2つの講座には、“大和野菜”に関心がある方、家庭菜園を楽しむ方や専業農家の方など、多くの受講生で賑わいました。   農家さんってガンコ!(杉本講師) 大和野菜について(三浦講師 ●公開講座で根強い人気は考古学や歴史文化です(広陵町は古墳の町)   広陵町のもう一つの顔は、日本で一番古墳の多い町。町文化財保存センター井上義光講師による「巣山古墳の発掘調査」、そして香芝市教育委員会事務局山下隆次講師による「長屋王と葛城北部地域」、また万葉文化館曹咏梅講師による「万葉の歌から北葛城を訪ねてみよう」には、地元の考古学ファンや万葉ファンが教室を埋め尽くしました。   巣山古墳の発掘調査(井上講師) 長屋王と葛城北部地域(山下講師)   万葉の歌から北葛城を…(曹講師)     ●畿央大学は「健康」・「教育」に力を入れています!   健康に関心のある方が多い、その証明となったのが畿央大学理学療法学科助教瓜谷大輔先生による「姿勢を正して、健康なカラダをつくろう!」で、最大230名収容の大教室が満員になりました。姿勢が悪いと肩こり、腰痛、手足のしびれ、頭痛などすべてに影響します。好きな音楽を聴いたり演奏したりすると、血管機能や生理器官、心の安定に効果があると説く現代教育学科准教授坂本暁美先生による「今こそ音楽!」も音楽室が溢れんばかりとなりました。   姿勢を正して…(瓜谷講師) 今こそ音楽!(坂本講師)   また、人間環境デザイン学科教授佐藤昌子先生による「水の力、光の力」、健康栄養学科教授森友彦先生の「畿央大学発健康スィーツが全国デビュー」、看護医療学科助教目良宣子先生の「ひきこもる若者の理解と対応」の畿央大学らしい多彩なテーマの講座も人気を博しました。   今回外部講師として講義していただいた9名、畿央大学教員5名の14の公開講座の延べ受講者数は約900名、倍巖師の基調講演を含めると約1,250名以上となります。昨年度第1回目フォーラムの2~3割増の聴講者のみなさんが来校していただき、ありがとうございました。 受講後アンケート結果においては、「共感できる内容で、いつも楽しみに受講しています。」「学生時代にかえったようです。」など、リフレッシュな公開講座として地域のみなさんに受け容れられていることが窺えました。倍巖師の言葉どおり、畿央大学をはじめとする学校法人冬木学園も地域のみなさんに支えられ生きており、これからも志高く発展し続けてまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。(合掌) /p

2010.08.11

今年もKiPTが司会を担当★「真美ヶ丘夏祭り」

8月7日(土)・8日(日)に「真美ヶ丘夏祭り」があり、そこでKiPT(Kio Parformance Team)が司会を務めさせていただきました。   1日目、2日目と、二つのグループに分けて進行をしました。一回生は学外での司会が初めてだったので、自分達が思っていたようには進ないこともありました。いつもより人も多く、予想できないことがあってもうまく対応しなければいけないということの不安もあり、緊張もいつも以上でしたが、お祭りならではの空気が楽しくドキドキしながら進んで行きました。それでも何とか無事乗り越えることができ、「また来年もよろしくお願いします。」と最後に地元の運営の方に言っていただき、とても嬉しかったです。     またKiPT全員も盆踊りに参加したりして、夏祭りを大いに楽しませていただきました。   こうやって地元の方々と自分達が関わっていくことによって、少しずつ畿央大学がこの地域の一員となっていければいいなと思います。

2010.08.07

卓球部:男子ダブルスが県大会3位入賞しました!

奈良県大学卓球夏季大会が7月4日に奈良教育大学の体育館にて行われました。 男女合わせて約80人が参加出場。男子のダブルス参加者が14組28人のなかで、本学の男子ダブルスで、牛之濱君(写真左)&南久保君(写真右)ペアが見事3位入賞と大健闘しました!!   今回はお二人にコメントをいただきました。     体育館中は、熱気でとても暑く、熱中症への注意が喚起されていました。 一回戦は、奈良県立大学のペアとあたりました。 緊張してしまい、ミスが目立ちましたが、なんとか初戦を突破することが出来ました。 二回戦は、奈良大学のペアとあたりました。 試合前に相手の試合内容を見て分析していたので、いい流れで試合を運べましたが、相手も強かったので、かなりの苦戦を強いられましたが、勝ちました! 三回戦では、関西でも強豪の天理大学とあたりました。 こちらのプレーをする暇もなく負けてしまいました。 強い大学の強さを身にしみるほど感じた瞬間でした。   しかし、3位になれたことに喜びが溢れました。 今まで畿央大学は、大学対抗の試合に出場したことがなったようで、初出場にしては十分なくらいの成績だと思いました。 これからもたくさん練習して、いろいろな試合でいい成績を残していきたいです。   ≪今後の目標≫ ●今回の試合を通して成長もしましたが、課題点もまだまだたくさん見つかったので練習に打ち込みたいです。         人間環境デザイン学科1回生 牛之濱 雄哉   ●試合を通して、自分の実力がまだまだ低いことを強く感じたので、これからの練習でしっかりと実力をつけて、いい試合をできるようにしたいです。 教育学部1回生 南久保 侑也

2010.08.04

YOMIURI SPECIAL「就職に強い大学2011」で関西1位に!

YOMIURI SPECIAL「就職に強い大学2011」(2010.7.17号)で2010年度の大学別就職ランキングが発表されました。就職決定者300人以上の国公私立大学の中で畿央大学は関西地区で堂々の1位となりました。全国でみても5位にランクイン、また就職決定者300人未満の大学を含めても全国で18位ということになります。また、2010年3月に初めての卒業生を送り出した教育学部の就職率は93.6%で、初年度から分野別ランク全国4位となっています。 長びく不況で多くの大学が率を落とす中、91.5%→93.1%→94.3%と率を伸ばしてきた畿央大学は「本当に就職に強い大学である(記事本文より)」ということがデータとして証明され、受験生や関係者の皆様に知っていただくことができたと思います。  ※就職率 = 就職決定者/卒業者数-大学院進学者数     「All for One & One to One」 ~全ては一人のために、そして、個々に合った支援を個人のために~畿央大学はこれからも希望者の就職率100%を追求していきます。それが学生の夢を実現することだと信じるからです。入学当初から将来の進路について考える充実のキャリアサポート、夢の実現につながる就職活動支援プログラム、そしてクラス担任とキャリアセンタースタッフが一体となった徹底した個別指導。全ては一人のために、そして、個々に合った支援をモットーに、畿央大学はこれからも万全のキャリア教育を行い、就職支援体制を整えていきたいと考えます。 進路支援部長 大山 章博

2010.07.28

クラブ活動などにおける応急手当の講習会を実施しました。

7月23日(金)18時~、E棟3階多目的室にて、クラブの代表者40名を対象に、「RICE処置・三角巾の使い方・体位保持法・熱中症について」と「AEDを用いた応急手当の行う講習会」を開催し、健康支援センターの上田依子先生から講習を受けました。     速やかな通報・救急体制は、傷病者の生命を救うためにも大切なこと、スポーツクラブ中一番多い怪我の捻挫・靭帯損傷時のRICE処置・三角巾の使い方についてお話ししていただきました。学生たちは、上田先生からの質問に答えながら、三角巾の使い方などを学び、つづいて、心肺蘇生・AEDについても実習しました。   多くの学生たちに応急処置や心肺蘇生法を学ぶ機会を提供することで、クラブ活動などでの対応だけでなく、家庭や地域の安全性の向上にも貢献できると思います。今後も計画的に開催していく予定です。

2010.07.27

Kids(幼児教育研究クラブ)復活!

昨年はすこし休憩気味だったKids(幼児教育研究クラブ)。今春卒業した1期生の先輩達の精力的な活動を受け継ぐことが少し荷が重かったのか・・・。「やろう!」という気持ちはありながら活動に移すことができない1年を過ごしてきたようです。   今年からは、計画を見直し、自分達のできることから少しずつ取り組みを始め、活動が波にのってきています。 4月からの壁面制作は4点目になり、現在、8月号が完成しました!↓     他にも学外からの依頼を受け、ペープサートをつくったり、移動式のペープサートの舞台をつくって公開の準備をしたりしています。活動日は木曜日の5時間目で、日によってはなかなか部員が集まることができず、苦労することもありますが、地道に少しづつ実践力を身に付ける活動を続けていきたいと考えています。 関心のある人は、美術実習室をのぞきに来て下さいね♪

2010.07.16

軟式野球部が全国大会に!!

5月23日から『軟式野球全日本大学選手権奈良県予選』が開催されました! 本学、畿央大学は3勝1敗でした。奈良県立大学も3勝1敗で同率首位に並んだため、6月27日に平群町中央公園グラウンドで優勝決定戦を行いました。 試合は序盤両チームとも得点することができず、試合が動いたのは4回でした。 0-0で迎えた4回裏、畿央大学は1死から、この大会好調の5番甲斐が左前打で出塁しました。そのあと、7番石井がきっちりとバントを成功させ、続く木村の内野ゴロを相手がエラーし2死1、3塁。8番ピッチャーの山岡が左越えにはじき返して2点を先制しました! これで緊張がとれたかのように、5回には先頭の福岡が三塁打で出塁し、続く1回生の田々美も3塁打、この日4番の中北が2塁打を放ち、2点を追加しました。 守備では、エラーなどで危ういところもありましたがそこは選手全員でカバーしあい、山岡、福岡の投手リレーで奈良県立大学を完封しました! その結果、4-0で勝利した畿央大学が、3年ぶりに全日本学生軟式野球選手権に出場することが決まりました!! (さらに…)

2010.07.01

大阪教育大学附属池田小学校を訪問しました。

平成22年7月1日(木)、教育学部の必修科目であるベーシックセミナーと現代教育論との拡大授業として、教育学部現代教育学科1回生が大阪教育大学附属池田小学校(以下、「附池小」)を訪問しました。引率は、粕井みづほ、西尾正寛、深田將揮、安井義和でした。将来、教育にかかわる仕事を志す学生たちが1回生の段階で学校現場の児童の学習や生活の様子に触れ、児童へのかかわり方や指導のあり方をより具体的に学ぶということが附池小訪問の大きな目的でした。附池小は平成13年6月8日に刃物を持った男が侵入し、8名の児童が亡くなり、13名の児童と2名の教員が負傷するという惨劇が起きた学校でもあります。「学校は安全である」という神話を根底から崩したこの未曾有の大事件から附池小が何を学び、二度とこのような事件を起こさない安心・安全な学校づくりにどう取り組んできたのかを学ぶことも目的でした。     学生たちには事前に附池小事件の概要や、改築された校舎の内容も一切説明せずに訪問しました。学生自身が知っている学校とどこが違い、そこから何を感じ、何のためかを考えることに意義があると考えたからです。まず、学生たちは、附池小の全学年、全教室(計18教室)に分かれて授業を見学させていただきました。まず驚かされたのが教室。ドアも壁もないオープン教室で、廊下からすべての子ども達の様子が伺え、さらには他学級の様子も一目瞭然です。また、教室だけでなく、体育館、職員室はじめ多くの場所でガラスが多用され、見通しがよくなるような工夫が施されていました。       担当の先生のご配慮で、授業に参加させていただいたクラスもありました。音楽の授業では、自己紹介をリズムにのせて行い、子どもたちの笑いを誘っていました。また、英語で行う護身術の授業では、学生たちが悪者役に扮し、子どもたちに見事に撃退されるというお手伝いもさせていただきました。       子どもたちを見る学生の目は、普段より一層キラキラしたもので、みなそれぞれが「楽しい!」「かわいい!」「はやく、先生になりたい!」と口々に言っていました。中には、子どもたちに囲まれ、満面の笑みで接している学生もおり、この訪問が学生たちにとっていかに有意義だったかと感じさせられる瞬間でした。       授業見学後、子どもたちと昼食も一緒にさせていただきました。一緒に昼食をとることで、子どもたちの興味を持っていることや、考えていることがわかり、なおいっそう子どもたちのことがわかったようでした。     午後からは、「安全で安心な学校づくり」というテーマのもと、本学現代教育学科の安井先生より講義がありました。安井先生は、当時から対策委員としてこの事件に今も関与されており、そこから先生自身が得た教訓を学生たちに伝えていただきました。まず、学生たちと教員が「祈りと誓いの塔」に黙祷を捧げ、献花しました。  実際の現場を歩きながら当時の詳しい説明を受け、事件の悲惨さ、命の尊さ、そして何よりも安全・安心な学校づくりを考え、一同が神妙な表情でした。     講堂では、オープン教室が三角形に配列されていること、廊下に先生コーナーがあり、授業のない時でも直近から子どもを見守っていること、ガラスが多用されている理由等安全・安心の学校づくりの具体的な方策に加え、事件の主な現場となった旧南館1階改築の経緯の説明もありました。講義の最後には、安井先生が被害者の保護者からいただいたメールを読まれ、涙ぐむ学生もいました。実際に附池小で現場を経験し、説明を受けたからこそ、校舎改築の意義も実感できたのでしょう。     この訪問を通し、将来広く教育界に携わる者として、子どもの安全を守る、子どもが安心する環境をつくる重要性を認識したと確信しています。最後に、160名という人数であったにもかかわらず、附池小の校長先生始め、全教職員の皆さんの多岐に渡るご配慮・ご厚意に感謝申し上げます。そして、授業中の真剣な態度と休憩時の素晴らしい笑顔を見せ、話しかけてくれた附池小の子どもたちにも「ありがとう!」。   参加学生には附池小訪問で感じたことについてのレポートを数日中に提出することを課題にしました。レポートを見て、今回の校外授業は初めてのことでしたが、学生には大変有意義で、来年も継続すべきと意を強くしました。以下に学生が書いたレポートの一部を紹介します。   口石綾乃さん中でも私が一番印象に残ったのは、各学年の廊下に設置してある「先生コーナー」でした。普通なら職員室にあるはずの教師の机や資料など全てがそこにあり授業のない先生方がそのコーナーで仕事をしていました。子ども達に「職員室はないの?」と聞くと「あるけどほとんど行かへんし、先生も職員室にいてないよ。」と言っていました。こうすることによって子ども達に安心感を与え、もし何か起こったときすぐに子ども達の傍に行くことができるし、他の先生との連携もとりやすいようにしていました。   小川晴矢さん先生は、ほとんど答えを言わず、児童たち自身に気付かせるというものだった。私は、あの授業は、知識をつけさせるというよりは児童に考える力をつけさせるものだと思った。   渡部真希さん池田小学校へ行って私自身が変わったことは、教師という仕事に対する認識だ。教師は勉強を教える仕事だという認識だったが、子ども達の命を守る使命があるということをひしひしと実感し、認識した。    

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