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2017.08.31

小学生5・6年生向け「ひらめき☆ときめきサイエンス」を実施しました。

「ひらめき☆ときめきサイエンス2017~大学の研究室へようこそ~」で、 小学校5・6年生 24名が、「運動中のからだのしくみ」を学びました。     8月29日(月)午前10時から行われた『ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~』に、元気な小学校5・6年生24名の参加がありました(奈良新聞8月30日(火)朝刊 3面にも掲載されました)。 「ひらめき☆ときめきサイエンス」は、文部科学省所管の独立行政法人日本学術振興会の助成を受け、本学では、小学校高学年向けに、平成21年から毎年実施しています。 大学は教育研究機関として、国の科学研究費の助成を受けて社会に役立つ様々な研究を行っており、その成果を子どもたちにも知ってもらい、未来の科学者を育てていくのがこのイベントの目的です。         この日のプログラムは「運動中の体の不思議を探る~健康をつくる運動と栄養のサイエンス入門」と題して、健康科学部健康栄養学科教員3名(永澤健准教授<実施責任者>、北野文理助手、横田佳奈助手)と理学療法学科教員1名(松本大輔助教)、学生18名(健康栄養学科9名と理学療法学科9名)の計22名のチームで実施しました。     事務局より簡単な事務連絡を行った後、この事業の目的と科研費について説明を行い、永澤先生から当プログラム概要とスタッフの紹介を行いました。その後、生理機能実習室に移動し、講義と実験が行われました。実験では、胸の上から聴診器をあてて心臓のドクドク音(拍動)を聞いてポンプの働きによって血液が全身に送られる様子を観察しました。運動をすると筋肉はたくさんの酸素を必要とするので拍動が増えます。そのメカニズムを把握するために体に負荷をかける前とかけた後に拍動数の違いについて確認しました。     その後、「筋肉の反応時間を知る=脳が筋肉へ指令を出す」メカニズムを理解するために、落ちる棒をつかむ時間を測定しました。また自分の腕や背中の体脂肪の厚さを測ったり、超音波を使って筋肉の量や脂肪を計測するなど、普段できない珍しい実験で、いろんな機器を使用して自分のからだの仕組みを知ってもらいました。     学食に移動して運動効果アップの食事について学びました。主菜、副菜、デザートをバランスよく食べることで筋肉をつけ骨を太くし健康な体を作ります。たくさんのフードモデルが並ぶ【食育SATシステム(※)】を使って毎日自分が食べている食事がどのくらいのカロリー、栄養素なのか瞬時に計算します。 ※食育SATシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 ●本学の食育SATシステムを用いた取り組みはコチラから!!     食事タイムには、「まごはやさしいわ」(豆、ごま、発酵食品、野菜、魚、しいたけ、いも、わかめ)という中身の食材ゴロ合わせで、1つひとつのメニューに込められている意味を噛み締めながら、特別に発注した栄養バランス弁当を食べていただきました。   ▼『まごはやさしいわ弁当』     お腹が空いているとスポーツや勉強にも集中できません。筋肉をつけるには、肉や魚、大豆などのたんぱく質をしっかり摂取することが大切です。昼食後は生理機能実習室に戻って、光を使って体内の酸素量を測る実験です。座っているときと運動したときの酸素飽和度と心臓の拍動数を比べてみました。赤い光をあてて自分の血管を見て、ヒトの血管を全部つなげると10万km(地球2周半)にもなることを学びました。       最後の授業は、運動療法実習室に移動して理学療法学科松本大輔先生による姿勢改善と運動スキルアップエクササイズ。小学校5~6年生は、一生のうちで最も心や体が成長する時期の始まりと言われており、身長が急に伸びたり、内臓や骨、筋肉など体力や運動能力に関わる機能が大きく発達します。そのため、この時期に沢山体を動かすことは元気で丈夫な心や体を作るために必要で、現状の体力と運動スキルをチェックしました。     体力テストでは「握力」「反復横跳び」「上体起こし」の3つを測定し、運動スキルチェックでは「ボールキャッチ」「ボールねらい」「つぎ足バランス」「後ろつなわたり」「ジグザグホップ」の5つについて取り組みました。自身の得意、苦手なものを把握し、今後の改善に参考になったのではないかと思います。     以上のプログラムを朝から約7時間かけて学び、無事にすべてのプログラムが終了しました。受講生一人ひとりに冬木正彦学長から修了証書(未来博士号)が授与され、後ろで見守っていた保護者の方々からは笑みと大きな拍手が響き渡りました。     今回の参加者(児童・保護者の方)からの感想は、「いろいろな実験ができて楽しかった」「また参加したい!」「理科は好きじゃないけど楽しかった!」「筋肉や健康について学べた」等、有意義な一日を過ごすことができたとの評価をいただきました。今回の体験を通して、理科や科学に興味を持った子どもが増えてくれることを願っています。   「未来博士号」をもらった元気な子どもたち、また畿央大学に来てくださいね!       ●過去に本学で実施された「ひらめき☆ときめきサイエンス」の様子はコチラから!!

2017.08.30

「NARAソックス・プロジェクト」に参加!~人間環境デザイン学科

学生が考案した弾性ストッキングのデザインおよびネーミングが採用!   人間環境デザイン学科の村田ゼミ生ら9名が「NARAソックス・プロジェクト」に参加しました! NARAソックス・プロジェクトとは、圧迫療法の普及と国内随一の靴下産地である奈良県の地場産業の復興を目的として、下肢静脈還流促進および血栓症予防のためのソックスの開発・検証を奈良県内の医療機関で行い、デザイン・ネーミングは奈良県内にある大学の学生が発案し、奈良県内の靴下会社で制作するプロジェクトです。 ●西の京病院のHPでも、この取り組みが紹介されています。 医療法人康仁会 西の京病院 血管外科センター長の今井崇裕先生から「NARAソックス・プロジェクト」への参加協力の依頼が人間環境デザイン学科 村田先生のゼミ生たちにありました。     「靴下の町」をもつ奈良県が、産官学の三位一体で取り組んでいるプロジェクトです。2017年6月に、今井先生と打合せして、7月に村田ゼミ生9名でデザイン案およびネーミング案を提案しました。     デザインは鹿をモチーフにし、奈良から発信する靴下であることをアピールしています。その結果、デザインは2パターン、ネーミングは「ashika」が採用になりました。ネーミングは「足鹿」の漢字をイメージしたもので「あしか」と読みます。 「ashika」には、この靴下を着用することによって奈良の鹿のように軽快に闊歩してほしいという願いが込められています。     今後は、商品化に向けパッケージの製作を行い、市場に並ぶこととなります。   ▼参加した村田ゼミ9名   【人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ】 ・竹取公園ツリーハウスプロジェクトが始動!~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ ・「バーンデザイン」農業小屋アート~人間環境デザイン学科 ・東向アーケードサイン・デザインコンペに挑戦!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ

2017.08.07

2017年度 橿原市・橿原商工会議との連携事業「かしはら逸品創出プロジェクト」がスタート!

橿原市・橿原商工会議との連携事業「かしはら逸品創出プロジェクト」がスタートしました。 9年目のプロジェクトテーマは、橿原市を想起する「ふるさと名物」の創出!   畿央大学と橿原市および橿原商工会議所との産官学連携事業は、2009年から始まり今年で9年目を迎えます! 今年は、畿央大学の学生と橿原市の企業が連携し、橿原市を想い起させる新商品・サービス等で販路開拓・地域活性化に結びつく「ふるさと名物」を創るプロジェクトを実施致します。 学生と企業の連携により、新しい発想で素晴らしい商品・サービス等が生まれることが期待されています。     その中で、2017年8月4日(金)、参加希望学生のための事業内容説明会が畿央大学内にて実施され、健康栄養学科学生29名(指導教員:松村 羊子先生、柴田 満先生)が集まり、橿原商工会議所の担当の方から事業概要、参加企業についての説明を受けました。     ▲橿原商工会議所 池田 篤史 様               ▲橿原商工会議所 馬場 敏夫 様   今後、9月23日(土)に開催されるバスツアー・勉強会にて、学生が参加企業や橿原市についてより詳しく知る場を提供いただき、学生と企業のマッチングをおこなってまいります。   <今後の事業スケジュール> ①2017年9月23日 (土):バスツアー・勉強会②2017年10月11日(木):マッチングした事業所と顔合わせ③2017年12月(予定):プレ商品完成④2018年2月(予定) :新商品完成・販売開始   このような産官学連携事業は、学外の実務経験豊富な方々との奥の深い貴重な学びや体験ができる課外活動として学生に大変人気のプロジェクトです。これから半年に渡る取り組みをHPで順次紹介させていただきます。ご期待ください!   【橿原市・橿原商工会議所 連携事業の過去記事を読む】 ◆2016年度 「橿原産イチゴを使った新商品」 ◆2015年度 「橿原産しょうが飲食店メニュー」 ◆2014年度 「しょうが給食献立プロジェクト」 ◆2013年度 「橿原産のしょうがを使った商品開発」 ◆2012年度 「かしはらスイーツレシピ」 ◆2011年度 「橿原おみやげもの開発」 ◆2010年度 「万葉人からの贈り物」 ◆2009年度 「古代弁当プロジェクト」

2017.08.03

【満員御礼】9/19・20「第3回畿央大学シニア講座」を開催します。

【満員御礼】 定員に達しましたので、申込みを締切ました!     畿央大学では、地域のシニア世代の皆さまが「健康」と「教育」について学びを深めるための「畿央大学シニア講座」を開催します。大学の施設・設備での体験型の学習も取り入れながら、「腰痛」について最新の知見を学んでいただけます。学びに年齢は関係ありません。この機会に畿央大学で学んでみませんか?    ▲昨年の様子   ●プログラム・日程 日時テーマ会場 9月19日(火) 13:00~15:00 (受付12:30~) ➀「腰痛」のことを正しく知ろう! 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 助教 大住倫弘 畿央大学 P棟    9月20日(水) 13:00~15:00 (受付12:30~) ②なぜ腰痛を治すために運動が必要なのか? 東京大学医学部付属病院緩和ケア診療部/麻酔科・痛みセンター 准教授 住谷昌彦 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 助教 大住倫弘 ・座学での授業を中心に、補足的に体験を交えた形式で進めます(適宜休憩を挟みます)。 ・②では、軽いストレッチを行いますので、動きやすい服装でお越しください。    ●募集要項 対  象 シニア世代の方(2日間通して受講することをお勧めします) 申込定員 30名(要事前申込、先着順)【定員に達しましたので、締切りました】 担当教員 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 助教 大住倫弘 受 講 料 無料 主  催 畿央大学教育推進部、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 申込方法 住所、氏名(ふりがな)、電話番号、年齢、「シニア講座申込み希望」を明記して、 メール、または電話でお申し込みください。                                               【問い合わせ・申込み先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 シニア講座係 電話:0745-54-1601  E-mail:kikaku@kio.ac.jp

2017.07.11

「ナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)」に参加しました。

7月10日(月)に、奈良県全域でナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)が行われ、昨年に引き続き、本学でも訓練を行いました。 シェイクアウト訓練とは、地震の際の安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を身に付けるためのシンプルな訓練です。   シェイクアウト訓練『安全確保行動1-2-3』     昨年のナラ・シェイクアウト実施日は補講日に当たりましたが、今年は通常の授業日でしたので、多くの学生のみなさんも訓練に参加してもらいました。     地震が発生した時の初期行動は、屋内では、机などの下にもぐって頭を守る。屋外にいるときは、カバンなどで頭を守りながら落下物の危険のない広い場所に避難する。 毎年のようにどこかで大きな地震が発生している昨今、「地震発生=自分の身を守る行動」を意識付けるためにも、こういった訓練はよい機会となります。年に一回ですが、学生および教職員全員が参加できるシェイクアウト訓練をこれからも継続していきたいと思います。ご協力、ありがとうございました!  

2017.07.11

近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」 審査会が開催されました!

西名阪道 香芝SAで販売される麺メニューが決定!   畿央大学は今年も株式会社近鉄リテーリングと連携して、西名阪道 香芝サービスエリアで提供する「麺メニュー開発」に取り組んでいます。昨年は「丼メニュー開発」に携わり、グランプリ受賞の「大和ポークねばねばアボカ丼」、準グランプリ受賞の「まほろば大和のうるわし豚丼」は香芝SAのフードコートで、特別賞受賞の「1杯で2度美味しい一石二豚丼」、「ヤマトポークのトントン丼」は岸和田SAで人気メニューとして現在も販売されています。 そして、今年は「麺メニュー」をテーマとして、健康栄養学科の食品開発に興味のある2回生13組50名(指導教員:中谷 友美先生、米田 武志先生、小西 佳奈先生)が本プロジェクトに参加しております。     平成29年7月8日(土)11時より、プロジェクトの締め括りとして、入賞(SA採用)作品を決める審査会が行われました。審査員として、㈱近鉄リテーリングから中井潔 代表取締役社長ら3名、西日本高速道路株式会社から小倉由紀 ダイバーシティ推進担当部長ら3名、本学からは冬木正彦学長ら3名の計9名の皆様に学生たちが精魂込めて作った麺メニューを審査していただきました。       学生たちは10時から調理をはじめ、プレゼンの直前までチームで考案したレシピの特徴や伝えたいことの確認をおこなっていました。各チーム持ち時間8分という限られた時間で、この3か月取り組んできた成果を伝えるべく、最後の最後まで確認作業をおこなっていました。       そして、11時30分より、緊張感に包まれた審査会が幕をあけました。審査は「見た目」や「味」だけに限らず、「SAの客層を勘案しているか」、「管理栄養士の卵としてのセールスポイント」等、幅広い観点で評価され、計7項目の合計点を参考にして約1時間にわたり審査し、グランプリが決定されます。        今回が4回目の開催となったメニュー開発プロジェクトですが、過去最も高いレベルの戦いだったということで、審査員の評価も非常に熱のある議論の中でおこなわれ、最終結果を決めていただきました。当初、グランプリと準グランプリ、特別賞2作品の計4作品が受賞対象としておりましたが、過去稀にみるハイレベルな戦いということで、準グランプリの枠がもう一つ追加されるサプライズが起こりました。   そして最終的な結果として、以下の5作品が選ばれました。   【グランプリ賞】~奈良の野菜山~ グループ7 岡本栞、小林志織、岡田涼子、金子千夏、平井初音      【準グランプリ】大和のふるさとうどんグループ8 葛本葉月、竹中来海、竹原菜央、田中楓花、山田さくら      【準グランプリ】柿揚げうどん あなたの体にほほえみをグループ11 高村美有、竹元優花、山本真理子      【特別賞】ヤマトポークのみそ豆乳醤ラーメングループ5 坂本朱音、藏山真帆、田森奏帆     【特別賞】大和芋のぶた都旅虜(とろろ)そば グループ10 村田美緑、堀彩音、森くるみ、山口楓佳     各賞の発表後、審査員の方々よりご講評をいただき、無事3か月にわたるプログラムを終えることができました。今回グランプリと準ブランプリに選ばれたメニューは今年の10月頃に香芝SAで販売される予定ですが、最後のサプライズとして、急遽、今回特別賞を獲得した2チームのメニューについても岸和田SAで販売されることになりました。 最後に、管理栄養士をめざす学生にとって大変貴重な経験と機会を与えてくださいました近鉄関係者のみなさま、本当にありがとうございました。          【関連記事】 近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」 レシピ検討会を開催! 近鉄連携「香芝SAフードコート 麺メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催! 近鉄連携「香芝SAフードコート 麺メニュー開発プロジェクト」でサービスエリアを見学! 近鉄連携「香芝SAフードコート 麺メニュー開発プロジェクト」が始動しました。 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 近鉄連携 阪和自動車岸和田サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。          

2017.07.10

地域の防災イベントに教員・学生がボランティア参加!~看護医療学科

7月8日(土)、晴天でとても暑い日でしたが、看護医療学科4回生2名・3回生3名と一緒に、防災関係のイベント2件をお手伝いしてきました。会場は、広陵町と奈良市にあり、車移動で1時間かかる2会場をハシゴすることになりましたが、つなぎの役割で看護医療学科の卒業生1名、大学院生1名も駆けつけてくれました。   まず、朝8時45分に大学の正門前集合に集合して、広陵北体育館に向いました。『広陵北小学校区 合同防災訓練&防災フェスタ』イベント会場です。私たちの役割は、一般市民の方にムラージュ(外傷メイク)を施こすこと。ムラージュを施された住民の方を女性消防団の救護手当にお連れします。     集まる!集まる!子どもから年配の方々、消防団の方々まで、大盛況でした。「大学で習うの?」「畿央大学なのね,この間も○○に来てくれていたわ!」住民の方々からもお声掛けいただきました。子どもさんの中には「こわい・・」と一度立ち去り戻って来たり、ムラージュは楽しく受けていたのに「いや」と救護所行きを拒んだり・・・、かわいい模擬患者さんがおられました。     他のブースを見に行く時間もなく炊き出しカレー(訓練試食)をいただいて、卒業生と大学院生に続きをお願いして、11時35分に北体育館を後にしました。   13時少し前に、次のお手伝い会場、平常小学校へ到着。『地域メディカルラリー2017 in平城』イベント会場です。このイベントは、全国初、一般住民の方々が競技者として参加するメディカルラリーです。     気温は軽く30℃を超えていたと思います。気温以上に会場は熱気でムンムン!私たちは競技運営スタッフ控室の音楽室へ。待っていました!とさっそく紹介され、ブースの演技者のムラージュに取り掛かりました。トリアージ黒タグの患者さん(亡くなっている方)や骨折で足がハデに腫れている方、今後が心配なクラッシュシンドロームの方など、重症ケースのシナリオもありました。     午前中で慣れてきていたこともあり、ムラージュの出来栄えは上々でお褒めのお言葉をいただき、ご専門の方ですか?の問いには「いえいえ、看護の教員と学生たちです!(笑)」と答えました。 重傷から擦り傷など軽傷まで20名程度の方にムラージュをして、ほっとしたのも束の間、私たちには競技としての模擬患者役やジャッジの仕事がありました。   ▼ムラージュを終え、ビブスを着用。役割確認中。     ▼競技スタート!競技者の皆さんの真剣な表情をご覧ください。この日に向けて毎日勉強会をされていたそうです。     ▼3回生徳尾野さんは、避難所からどうしても家に帰りたいと支援者に詰め寄る避難者役。谷田さんは、東京から夫婦で旅行に来て被災した役。4回生吉井さんは妊婦さん。徳尾野さんへの声かけを評価する3回生高田さん。4回生竹田さんと私(堀内)もこのブースのジャッジを担当しました。   4回生後期科目に「災害看護論」がありますが、シナリオなど運営スタッフ用の資料やムラージュを施す過程で地震災害における被災者の特徴などを学べたと思います。また、競技者(災害時支援者)と模擬被災者とのやり取りを聞きながら、このようなケースにはどのような対応が必要なのだろうか、と考える機会になったようでした。   南海トラフが懸念される中、災害に強い地域づくりにおける看護師の役割は、自身の勤務する医療機関の備えはもちろんですが、地域住民の防災力強化にも関心を持つことが重要です。災害時には医療においても需要と供給のバランスが崩れます。地域住民が冷静に行動し自助共助がうまくいくことで、医療現場の混乱が軽減され、真に医療が必要な負傷者に必要な医療が迅速に提供されることにつながります。 このような良い機会を与えてくださった広陵町および奈良市の関係の皆様に深く感謝申し上げます。 看護医療学科 教授 堀内美由紀   【4回生 竹田実緒さんの感想】 幸いにも、私自身、被災したことはありませんが、一般市民の方を交えて日頃から訓練しておくことで、現場をイメージすることができ、振り返りを活かして実際の災害時の迅速な対応に繋がると感じました。   【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.196~災害看護論校外学習レポート第2弾! 学生広報スタッフblog vol.195~「災害看護論」校外学習レポート! 災害に強い地域づくりへの大学の貢献を考える-DMAT訓練を通して- SCU(広域搬送拠点臨時医療施設)の設営を体験!~看護医療学科「災害看護論」 災害に強い大和の町づくりネットワーク活動 研修会を開催!

2017.06.19

京阪奈地区の大学で初!クックパッドに「公式キッチン」を開設しました。

クックパッドは、日本最大の料理レシピの投稿・検索サービスです。投稿レシピ数は260万品以上、月間利用者数は6,000万人を超え、20~40代女性の多くが利用しています。   この度、畿央大学では、2017年5月に京阪奈地区の大学では初となる公式キッチンを開設することとなりました。本学健康栄養学科では、企業や行政と協力し地域の課題解決と学生の実学教育をコラボした連携プロジェクトを推進し、毎年多くのレシピが誕生しています。一部のレシピは実際に商品として提供・販売され、お客様から好評をいただいています。畿央大学健康栄養学科公式キッチンでは、管理栄養士のタマゴである学生たちが連携プロジェクトで考案したレシピを中心に随時公開していきます。    ▼クリックで公式キッチンに移動します       健康栄養学科の学生の学びが詰まったレシピを、日々の食事や食育などにお役立てください。       【企業・行政との連携プロジェクト】 近鉄連携「香芝SAフードコート 麺メニュー開発プロジェクト」が始動しました。 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 近鉄連携 阪和自動車岸和田サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産イチゴを使った新商品」が販売されます。 奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第6回料理教室」を開催しました。 田原本町連携「味間いもを使ったメニュー開発プロジェクト」で生まれた2品を、やどかり市で無料提供しました。

2017.06.13

8/24(木)教職員のための夏の公開講座を開催します。

校内研修では経験できないような「教育課題」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供します。参加を希望される先生方におかれましては、実施要項をご確認の上、お申し込みください。   番号日時内容講師 1 平成29年 8月24日(木) 10時30分~12時 (受付10時~) 会場:P棟2階 P203講義室 【定員】先着60名  学校の生涯学習から生涯学習の学校へ 今日、生涯学習抜きの学校は考えられなくなりました。とはいえ、学校と生涯学習は、今なお微妙な関係です。そもそも、学校での生涯学習とは、いったい何を、どのようにすることなのでしょう。先生にとって、生徒にとって、保護者にとって、地域の人にとっての生涯学習とは何かを考えることで、あらためて学校が生涯学習に果たす役割を共に考えたいと思います。  教育学部 現代教育学科  教授 前平 泰志 2 平成29年 8月24日(木) 13時~14時30分 (受付12時半~)  会場:P棟2階 P202講義室 【定員】先着60名 特別支援教育の最前線とその課題 2014(平成26)年の1月に「障害者の権利に関する条約」がわが国においても批准され、日本の各地でインクルーシブ教育システム構築に向けた特別支援教育が取り組まれている。インクルーシブ教育の国際的動向をふまえ、日本の特別支援教育がどのような現状にあり、どのような課題があるか検討していきたいと思います。  教育学部 現代教育学科  教授 渡邉 健治   【実施要領】 受講対象 県内の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の教職員 会  場 畿央大学 P棟2階 P203教室(講座1) および P202教室(講座2) 募集定員 各講座60名(先着順) 申込方法 官製はがき、Fax、もしくはE-mailにて、①~④を記入の上、下記へ申し込んでください。 ①講座番号 ②氏名(フリガナ) ③連絡先の電話番号 ④所属学校名 を記入のうえ、下記へ申し込んでください。   〒635-0832 北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係Fax:0745-54-1600 E-mail:kikaku@kio.ac.jp 申込締切 平成29年8月10日(木) 主  催 畿央大学 後  援 奈良県教育委員会   お問い合わせ 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601   ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 ※当日午前7時現在で奈良県内のいずれかの地域で警報が発令されている場合、講座は中止します。

2017.05.26

畿央大学現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅤ」を開催します。

教育現場における教育力向上の一助となることをねらいに、畿央大学現代教育研究所が主催するワークショップの第5回目です。 テーマである「学びを結ぶ」は、子供の未来のために、私たち大学教員とご参加いただく現職の教育関係者の皆様がワークショップで育む学びで結ばれることを願って設定したものです。夏季休業中の研修として利用していただけるよう、教育にかかわる多くの皆様のご参加をお待ちしております。   【日時】平成29年8月9日(水)10:00~15:30 ワークショップ1 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【小学校教員、教育関係者、保護者等 対象】 聴き上手になろう!話を引き出すコミュニケーションの基本 細越 寛樹(教育学部 准教授) ワークショップ2 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【小・中学校教諭・教員 対象】 始まる!小学校でのプログラミング教育~Scratch体験~ 西端 律子(教育学部 教授) ワークショップ3 午後の部 13:30~15:30 【学校教員、教育関係者 対象】 みんなでつくろう!「特別の教科 道徳」 島 恒生(教育学部 教授) 昼食交流会 12:10~13:20 R棟1階食堂にて,軽食を準備いたします。 食事しながら、日頃の教育に関する話題を交流しましょう。 ※講座の詳細はPDFでご確認ください(下記画像をクリックすると、PDFが開きます)。 ※ワークショップ1・2の「午前の部」と「午後の部」は同一内容です。   ▼ワークショップ案内チラシ ▼ワークショップ詳細と申込用紙     申込方法  申し込み票に記載されてある必要事項を明記の上、E-mail または FAXにて送信してください。   【送付先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2  畿央大学総務部 畿央大学現代教育研究所ワークショップ係 宛 FAX:0745-54-1600 E-mail:rime@kio.ac.jp   問合せ先 TEL:0745-54-1602 畿央大学総務部

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