2014年の地域・一般の方へ一覧
2014.06.20
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.19~「かぼちゃスープ2種」
健康栄養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第19弾は「かぼちゃスープ2種」です。 ******************************************************************************************* カンボジアの野菜として渡来したことがその名前の由来になっているかぼちゃは、品種によって形や色が様々です。口当たりが柔らかいのが特徴です。 βカロチンが多く、緑黄色野菜の不足する冬には、カロチンの供給源として、冬至でかぼちゃを食べるなどとして重宝されてきました。 特に西洋かぼちゃはβカロチンが多く、坑酸化作用もあり、栄養素の酸化還元反応の補酵素として作用するナイアシンも多く含まれています。炭水化物が多く、暑い時は冷やしてスープにすると食欲もわき、満腹感も得られます。 健康栄養学科4回生 梅木 霞 ******************************************************************************************* ①かぼちゃの冷製スープ <材料> かぼちゃ 90g たまねぎ 10g バター 3g コンソメ 2g 牛乳 70g <作り方> 1.かぼちゃは皮をむき、種を取り除いてうすく切っておきます。 2.たまねぎはみじん切りにしておきます。 3.鍋にバターを溶かし、たまねぎが透き通るまで炒め、次に、南瓜を入れます。ひたひたに水を加え、柔らかくなるまで煮ます。 4.3が柔らかくなったら、鍋を火からはずし、荒熱をとります。 5.ミキサーに4を入れ、牛乳を加えて、廻します。 6.鍋に5を入れ、コンソメを加え、沸騰すれば出来上がりです。 <コメント> 不要になった南瓜の皮を星型にくり抜くと、ステキな飾りになります。冷やして、好みで、シナモン、コショウ、 カルダモンなどをかけるとよいでしょう。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 159kcal たんぱく質 4.3g 脂質 5.5g 食塩 1.1g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。 ******************************************************************************************* ②かぼちゃスープ <材料> かぼちゃ 70g 豆乳 60g コンソメ 2g コショウ 少々 水 20cc <作り方> 1.かぼちゃは皮をむき、種を取り除いてうすく切っておきます。 2.鍋に水を入れ、かぼちゃを柔らかくなるまで煮て、柔らかくなったら、鍋を火からはずし、荒熱をとります。 3.2をミキサーに入れ、豆乳を加え、廻します。 4.鍋に5を入れ、コンソメを加え、沸騰すれば出来上がりです。コショウで味を整えます。 <コメント> 牛乳ではなく植物性たんぱく質の豆乳を使ったところがヘルシーです。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 96kcal たんぱく質 3.6g 脂質 1.5g 食塩 0.9g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2014.06.19
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.18~「ミニトマトのおかか醤油和え」
健康栄養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第18弾は「ミニトマトのおかか醤油和え」です。 ******************************************************************************************* ミニトマトは小粒で甘味が強く多汁質です。赤、オレンジ、黄色もあり、一口サイズで、料理のアクセントとして便利です。 トマトとほぼ同じ成分ですが、トマトよりも栄養価が高くなっています。 また、ビタミンCとモリブデンの成分が多くなっています。 健康栄養学科4回生 伊藤 美波 ******************************************************************************************* <材料> ミニトマト 60g たまねぎ 15g 削りカツオ 少々 薄口しょうゆ 3g(小さじ1/2杯) <作り方> 1.ミニトマトは湯むきし、ヘタを取り、たてに4つ割に切っておきます。 2.たまねぎはスライスし、水にさらします。 3.たまねぎスライス、トマトをしょうゆで和え、上から、削りカツオをふりかけます。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 26kcal たんぱく質 1.4g 脂質 0.1g 食塩 0.5g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2014.06.18
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.17~「オクラの納豆和え」
健康栄養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第17弾は「オクラの納豆和え」です。 ******************************************************************************************* オクラはエジプト原産で、さやの切り口からネバネバの糸を引くので、青納豆とも言います。 粘液成分はペクチン、ガラクタン、アラバンなどの物質です。ビタミンC、ビタミンA、カルシウム、鉄が多く含まれています。 健康栄養学科4回生 高井 真菜 ******************************************************************************************* <材料> オクラ 40g ひきわり納豆 20g アボカド 20g しょうゆ 4g(小さじ2/3杯) <作り方> 1.オクラは塩でもみ、熱湯にサッとくぐらして、ヘタを取り、小口切りします。 2.アボカドは半分に切り、種を取り除き、実を1cm位の角切りにします。 3.納豆もまな板で軽く包丁でたたいておきます。 4.しょうゆでオクラ、アボカド、納豆を一緒にまぜて、和えます。 <コメント> 好みで、ワサビ、辛子を加えると良いでしょう。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 91kcal たんぱく質 5.0g 脂質 5.8g 食塩 0.6g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2014.06.18
学生広報スタッフBlog vol.128~オープンキャンパスレポート!
こんにちは!! 初めてブログを書きます。 学生広報スタッフ 人間環境デザイン学科3回生 竹歳直嗣です。 だんだん夏に近づくにつれ日中では気温も30℃を超える日が出てきましたね。 朝と夜で気温の差が激しい時期ですが、皆さんの体調は大丈夫でしょうか? 今回は、2014年6月8日(日)に行われたオープンキャンパスについて書きたいと思います。 私は、このオープンキャンパスにスタッフリーダーとして参加しました。 この日は晴天にも恵まれ、とても暑い中たくさん高校生が来てくれました。 来場者数も、前年度の280人を大幅に超える約400人となりました。 いつもは静かな日曜日の大学キャンパスにも、この日はたくさんの高校生とスタッフでとても賑わっており、私はこの写真を撮りながら、たくさんの来場者で長い列が出来ているのを見て嬉しく思いました。 私は、元気な高校生と、生き生きと楽しく頑張るスタッフで作られるオープンキャンパスでしかない味わえない雰囲気が大好きです。忙しくて大変なこともありますが、オープンキャンパスをしている時はとても楽しく充実しています。 ▲スタッフのみんなが高校生の受付をして、頑張ってくれています。 ▲次の世代の「スタッフリーダー」です。 そして、今回からなんと新1回生スタッフも増え、初めてで慣れないなかでも高校生に明るく挨拶をし、自分の与えられた仕事を頑張ってやってくれていました。 1回生の活動はまだスタートしたばかりですが、いずれはこの中からオーキャンの「スタッフリーダー」として頑張ってくれる子が出てきてくれるのが楽しみです。 1回生スタッフと話をしていると高校生時代にオープンキャンパスに来てくれていた子がいて、その子たちが入学してスタッフとして、こうして一緒にオープンキャンパスの場で活躍してくれていることをとても嬉しく思いました。 もっとたくさんの人がオープンキャンパススタッフに興味を持ってくれると嬉しいです! 次回のオープンキャンパスは7月12日(土)、7月13日(日)の2日間で行われます。 たくさんの高校生のみなさんのご来場をお待ちしております。 人間環境デザイン学科3回生 竹歳 直嗣
2014.06.17
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.16~「冷製パスタ」
健康栄養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。16弾は「冷製パスタ」です。 ****************************************************************************************** スパゲティーの分量を減らして、夏野菜を多く合わせることで、満腹感のある低カロリーの主食になっています。 また、トマトはナス科の植物で多量のペクチンを多く含んでおり、トマトの赤い色はリコピンで、坑酸化作用があります。 バジルも同じくβカロチンが多く含まれており、同じく坑酸化作用があります。 健康栄養学科4回生 梅木 霞 ****************************************************************************************** <材料> スパゲティー(乾燥) 60g ツナ缶 30g オリーブオイル 8g 塩 1g コショウ 少々 レモン汁 10cc トマト 50g たまねぎ 10g にんにく 1片 バジル 少々 プロセスチーズ 10g <作り方> 1.ツナ缶はほぐしておきます。 2.トマトは湯むきし、ヘタをとり、2cmの角切りにします。 3.たまねぎ、にんにく、バジルはみじん切りにしておきます。 4.プロセスチーズは5mm位の角切りにしておきます。 5.スパゲティーをたっぷりの湯でゆでて、氷水でサッと冷やします。 6.オリーブイルとレモン汁、塩をよく混ぜ合わせ、そこに3のみじん切りした野菜をよく混ぜます。 そして、コショウで味を整えます。 7.ツナ缶、トマト、プロセスチーズと6をよく混ぜ、冷えたスパゲティーにかけます。 <コメント> プロセスチーズの代わりにカッテージチーズを用いればよりヘルシーになります。 ****************************************************************************************** ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 591kcal たんぱく質 21.5g 脂質 20.0g 食塩 1.5g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2014.06.16
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.15~「ミネストローフ風ひんやり和え」
健康栄養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。15弾は「ミネストローフ風ひんやり和え」です。 ****************************************************************************************** まいたけは、昔から香り、味ともに美味しいきのことして珍重されてきました。 きのこ類にはビタミンDga多く含まれており、カルシウムの多い乳製品などと一緒に食べると、カルシウムの吸収をUPしてくれます。 また、低カロリーのため多く食べてもカロリーはかなり少なめになっています。 バジルにはβカロチンが多く含まれており、坑酸化作用があります。 健康栄養学科4回生 鷹尾 成美 ****************************************************************************************** <材料> もやし 20g キャベツ 20g まいたけ 15g じゃがいも 20g ケチャップ 15g コンソメ 2g 水 10cc バジル 少々 コショウ 少々 <作り方> 1.じゃがいもは1cmの角切りにし、水にしばらくつけてから、柔らかくなるまでゆでておきます。 2.キャベツは千切りにし、サッと湯通しします。 3.もやしは3cmくらいのざく切りにし、ゆでておきます。 4.まいたけも一口大に切り分けて、やわらかくなるまでゆでておきます。 5.バジルは葉をみじん切りにします。 6.コンソメを沸騰した湯に溶かし、ケチャップ、塩、コショウで味つけをします。 7.材料はすべて冷やし、6の調味したケチャップで和えます。 <コメント> もやしやキャベツの代わりに茄子やキュウリでもおいしいですね。 ****************************************************************************************** ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 45kcal たんぱく質 1.8g 脂質 0.2g 食塩 1.2g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2014.06.14
橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立開発」第2回勉強会を行いました。
プロの料理家から、しょうが調理の基本を学ぶ! 今年で6年目を迎えた橿原市・橿原商工会議所と畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手、登録参加学生40名)の連携事業は昨年に続いて「橿原産しょうが」をテーマに就学前児童向け『しょうが給食献立』開発を行なっています。 2014(平成26)年6月12日(木)16時30分、4限目授業が終わった学生32名が集まって第2回目の勉強会が始まりました。クッキングスタジオバンビ主宰、フードコーディネーター、シニア野菜ソムリエとして活躍中のプロの料理研究家である松田弘子氏を講師にお招きして、しょうが料理の基本を教えていただきました。 松田先生には昨年しょうがを使用した新商品開発事業で、やはりしょうが調理のコツをわかりやすく説明していただいています。 今回も香辛料としてクセのある素材・しょうがを難しい対象である幼児向けの給食献立にどう活かすか難しいところです。 生姜の90%以上は水分で、生姜に含まれる辛味成分はジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンの3種の油状物質です。 生姜の切り方(みじん切り、千切り、すりおろし、薄切り)や、調理法(加熱、水にさらす、油分を加える、たんぱく質を加える、甘味を加える)により辛味が緩和されます。 また、今の時期は新生姜が出回っていますが、年中あるひね生姜とは調理方法、分量が大きく異なることに注意が必要です。 献立開発後に9月ごろ橿原市内の幼稚園で給食が提供される予定ですので、このプロジェクトでは新生姜を使って献立を考えます。 この日松田先生が用意していただいたレシピは、「しょうがご飯」です。 しょうがの量と一緒に加える具材を考え、 ①1%みじん切り ②3%みじん切り ③5%みじん切り ④5%水にさらしたみじん切り ⑤5%すりおろし ⑥5%すりおろしにバター入り ⑦5%すりおろしに鶏ひき肉入り ⑧5%すりおろしにツナ缶入り 以上8種類のしょうがご飯を各調理台で炊飯して、8つの班分を取り分け、みんなで風味の違いを食べ比べしました。 しょうがの量の違いと加える具材でこんなにも差が出るのか、と感心させられました。 前回の5月22日第1回勉強会の講師をしてくださった橿原市こども未来課管理栄養士の阪本晶子氏にも来ていただき、勉強会の様子を見てもらうとともに、最後の質問タイムでは松田先生と学生たちに囲まれて相談を受けていただきました。 次回は7月10日(木)のレシピ検討会を経て、いよいよ7月19日(土)には最終の創作メニュー審査会となります。 どのような幼児向け給食献立ができるか、今から楽しみです! 【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート! 産官学連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施! 橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立」開発第1回勉強会を行いました。
2014.06.13
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.14~「たまねぎと枝豆のさっぱりサラダ」
健康栄養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第14弾は「たまねぎと枝豆のさっぱりサラダ」です。 ******************************************************************************************* たまねぎの辛味や香りは硫化アリルという成分で揮発性の催涙物質です。 たまねぎを切ると切り口の細胞がつぶれ、そこから硫化アリルが空中に揮発して、目の粘膜を刺激するので涙が出るのです。 この硫化アリルには、殺菌作用、血液をサラサラにする働きもあります。 枝豆は、大豆を完熟前に収穫した未熟豆で、あぜ豆、さや豆とも呼ばれています。大豆同様にたんぱく質を多く含みますが、大豆よりは低カロリーで、大豆にはないビタミンCを多く含んでいます。 健康栄養学科4回生 鷹尾 成美 ******************************************************************************************* <材料> たまねぎ 50g 枝豆(さや付) 50g → むき実では20g レモン汁 5cc 薄口しょうゆ 3g(小さじ1/2杯) <作り方> 1.たまねぎは薄くスライスして、水にさらしておきます。 2.枝豆はさやごと塩ゆでにして、むき実にしておきます。 3.絞ったレモン汁と薄口しょうゆをよく混ぜ、たまねぎのスライスとあわせて、うえに枝を散らします。 <コメント> レモン汁の代わりに梅酢を用いるとピンク色に仕上がります。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 48kcal たんぱく質 3.0g 脂質 1.3g 食塩 0.5g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2014.06.12
宇陀市と包括連携協定を締結しました。
健幸都市「ウェルネスシティ宇陀市」の理念が畿央大学の「健康と教育」の教学に合致! 2006年に榛原町、大宇陀町、菟田野町、室生村が合併して誕生した奈良県北東部の市、「宇陀市」は健幸都市「ウェルネスシティ宇陀市」構想を打ち出して幼児から高齢者まで全市民が健康で幸福と思えるまちづくりに着手しています。畿央大学はかねてから教育学部の学校インターンシップでお世話になっていましたが、「健康と教育」のスペシャリスト養成という畿央大学の目的と宇陀市の理念が合致することから、このたび包括的な連携協定を締結することになりました。 2016(平成26)年6月10日宇陀市から竹内幹郎市長、石増次郎教育長、森本彦司健康福祉部長、勝村茂之企画課長、中西玲子こども支援課長、山岡宏充子ども支援課長補佐、内田珠里企画課主事補らにお越しいただき、畿央大学からは冬木智子学長、冬木正彦副学長、金子章道健康科学部長、白石裕教育学部長、冬木美智子事務局長らが出席し、包括連携協定の調印式を執り行いました。 この日の調印に先駆けて4月から、健幸な都市をつくるにはまず就学前幼児の健康が第一ということで「子ども元気体操づくり、子ども体力測定」事業を連携して実施しています。5月24日には畿央大学健康支援学生チームTASKメンバーと理学療法学科および健康栄養学科教員らによって宇陀市最大の幼保施設「大宇陀幼児園」で子ども体力測定を行いました。4つの町村合併で市面積が大きくなり、通園方法が主にバスになったことから子どもたちの体力が衰えてきている現状から持ち上がった企画です。 「宇陀」という地名自体は万葉の時代から存在し、歌人・柿本人麻呂が現在の大宇陀の阿騎野で「東の野にかぎろひの立つ見へて返り見すれば月傾きぬ」という秀歌を詠んだことは非常に有名です。また、大宇陀は城下町としても栄えました。榛原も万葉の時代からその名を残していますが、伊勢街道が本街道と青越え道に分岐する分岐点にある宿場町として近世に栄えました。中和幹線道路が開通して畿央大学と宇陀市の時間的距離が一挙に短くなりました。冬木学園の系列校でもある桜井の関西中央高等学校や畿央大学付属幼稚園にも近く、付属幼稚園では宇陀市にある県営うだアニマルパークに遠足に行かせてもらっています。 畿央大学が連携する市町村は宇陀市で8つ目となります。これからも地域の課題解決に少しでも畿央大学の教員および学生の力がお役に立てればと願っています。 【宇陀市との連携事業】 「子ども元気体操づくり・子ども体力測定」プロジェクトがスタートしました!」(2014/05/24)
2014.06.07
奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」で「海の幸たっぷりランチ」登場!
今年のテーマ食材はもっともポピュラーな「マグロ」です! 畿央大学と奈良県中央卸売市場との連携事業は2年目を迎え、今年も健康栄養学科の前期授業「給食経営管理論実習Ⅱ」(指導教員:上地加容子准教授、冨岡華代助手、小西佳奈助手、3回生76名)のなかで、「マグロを使ったメニュー開発」でマグロをテーマに取り組んでいます。 2014年4月17日の第1回目授業では同市場内の水産物卸協同組合(吉田理事長)から当日朝一に競り落とされたキハダマグロ体長1.5m約40kgの解体実演が調理実習室内において行なわれ、そのあと新鮮なお刺身にしていただきました。 2014(平成26)年6月5日、この日学生たちが作ったメニューは、「海の幸たっぷりランチ」という愛称の昼食で、あさりのピラフ、さばのイタリアングリル、手作りツナマヨのマリンサラダ、ミルクプリンのブルーベリーソースかけでした。 この給食は実習学生とともに教職員や一般の学生も食券を350円で事前購入して合計約100人がお昼のランチとして食べます。魚介類がメインになると鳥肉や豚肉よりもコストがかかるので経費面で難しいところがありますが、今年の11月15日・16日に天皇陛下をお招きして奈良県で「豊かな海づくり大会」が開催されるのにちなんでテーマが魚になりました。健康、食育をめざす健康栄養学科にぴったりのテーマに学生たちも張り切っています。 食堂のホワイトボードやテーブル上のコピーは手作り感いっぱいです! 給食調理室内ではみんながそれぞれの役割分担をこなし協力して大量調理実習を行います。まるで戦場の炊き出し班のようで、上地先生の号令が声高く聞こえてきます。 実はこの奥の部屋では、別の班によって「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」のための試作メニューが進行中で、和風と洋風のマグロ丼、パスタなどが試作されていました。 この給食実習のランチは、冬木智子学長先生が欠かさずお昼に食べていらっしゃいます。 学長先生は食事を届けてくれる担当の学生とお話することも楽しみのひとつにされています。