2007年の地域・一般の方へ一覧
2007.09.28
9月28日付で看護医療学科の設置が認可されました。
来春、畿央大学健康科学部に看護師・保健師・養護教諭を養成する看護医療学科が誕生します。学科長に就任予定の伊藤先生、教授に就任予定の山中先生に熱い思いを語っていただきました。 伊藤 畿央大学から看護医療学科の開設準備を依頼されたとき、大学のキャッチコピー「やさしさを『チカラ』に変える。」を見て、この仕事をやってみようと決意したんです。 山中 まさに「看護の精神」を表していますね。本当にぴったり。 伊藤 畿央大学は2003年に開学し、健康、環境、教育など、人間の生活と密接にかかわる学問分野に特化した大学です。強調しておきたいのは、看護医療学科は、設置に向け長期的な視野を持ち、綿密に計画されたものだということです。 山中 満を持しての登場ということですね。医療・看護・保健を取り巻く社会状況は大きく変化していて、社会的ニーズに対応した看護教育が求められています。看護医療学科の特長としては、まず、「チーム医療」の重視が挙げられますね。 伊藤 そうですね。健康科学部には、理学療法学科と管理栄養士を養成する健康栄養学科があり、その2 学科と合同で、1 年次に「チーム医療ふれあい実習」を行います。ここでは、複数の専門職が一人の患者さんをサポートするチーム医療を実際に体験し、そのあり方などを感覚的につかみます。こうした経験をベースに、それぞれの専門知識や技能を積み上げていくという学習スタイルで学んでいきます。また人間環境デザイン学科、現代教育学科ともコラボレーション授業を展開、幅の広い視野を持った看護師の養成を目指します。 山中 体系的に効率よく学習ができ、将来の発展も可能な学習方法ですね。私は、臨床の現場と教育の現場の両方を経験しているので、看護学の理論と臨床の現場とのギャップをなるべく小さくすることが必要だと感じています。 伊藤 教育と看護には、いろいろな共通点があります。人と人との関係の中から何かが生まれ、それを感じ取ることで、学んだり、病気を治したりといった意欲が生まれます。 山中 人の気持ちを理解することが大切。理解し合うところからお互いの成長、よりよい人生が開ける。私も「共に育つ」という意味の「共育(=教育)」を強く意識しています。自分の反省点も含めて臨床で培った経験を教育に生かし、学生に伝えていきたいと思います。 今年の入試はチャンス!! 1.推薦・一般入試の定員が多い! 今年度はAOもセンターも実施しないので定員の多い推薦・一般は狙い目です。2.推薦入試は特にチャンス!設置届出の認可からわずかな期間しかない推薦前期は特におススメ。3.2学科に同時出願できるからチャンス倍増!畿央大学の入試は推薦も一般も2 学科同時に出願できて、しかも検定料は1学科分。 理学と看護、看護と栄養など、人気の併願も可能です。 Q.助産師の資格はとれないの? A. 大学では通常看護師・保健師の資格が取得できますが、助産師も加えると、 負担が大きくなって技術や知識が不足してしまいます。 本学では卒業後のさらなるステップとして、助産師専攻科(1年課程)を2012 年度までに設置する予定です。 実習予定施設 ・基礎看護学・成人看護学・老年看護学・精神養護学実習・母子看護学実習 独立行政法人国立病院機構刀根山病院/独立行政法人国立病院機構大阪南医療センター/ 独立行政法人国立病院機構奈良医療センター/八尾徳洲会総合病院/ りんくう総合医療センター市立泉佐野病院(災害拠点病院)/ 特定機能病院奈良県立医科大学附属病院/市立奈良病院/医療法人友紘会西大和リハビリテーション病院 ・地域看護学・在宅看護学実習河内医師会訪問看護ステーション/保健所・市町村保健センター等 第三講義棟看護医療学科開設に向けて、2008年2月竣工予定で新しい校舎の建築がすすんでいます。南側道路に面した地下1階には講義室、1階には多目的に使える看護実習室が広がります。2階は看護医療学科の教員の個人研究室、共同研究室などがになります。
2007.09.20
「学習キャンプ2007~自然から学ぼう~」を実施しました。
教職を志す学生や教育に関心のある学生たちが自ら企画した1泊2日のキャンプが、9月6日(木)・7日(金)、奈良県立青少年野外活動センターで開催されました。 今回の目的は、自然体験を通して野外活動のスキル向上や交流を図り、実践を通じて学びあうこと。学生の意欲とパワーをボランティア情報室が応援する形で初めて計画されました。早くから奈良県立青少年野外活動センターのご協力をいただき、三者の連携のもとで、実行委員会が積極的に企画・準備を進めてきたものです。 1日目はあいにくの雨でしたが、1回生・2回生あわせて約60名が参加しました。豊富な経験をもつセンター職員の皆様を講師に、学生たちの緊張もだんだんほぐれ、理論や実践を通して一人一人の心が動かされ、ふだんの授業とはまた違った感動を味わいました。2日目には天気にも恵まれ、充実したプログラムを過ごすことができました。 アイスブレーク・レクリエーション 到着直後は学生の表情も緊張気味でしたが、講師による多彩なレクリエーションによってすぐに 表情が明るくなりました。 キャンプファイアの理論と実践 雨天のため体育館での講習でしたが、職員の方々の丁寧な説明によって「次は薪組みを自分で やってみたい」と意気込む学生もいました。 リスクマネジメント 「遠足で気をつけないといけない危険な動植物は?」「川遊びをする前に子どもたちに注意することは?」など、野外でのリスクマネジメントの必要性についても学びました。 キャンドルファイア 夕食後のキャンドルファイアでは、みんなでゲームやダンスをしたあと、部屋を真っ暗にしてキャンドルの明るさだけの中で、学生が真剣に自分の思いをみんなにぶつけました。最後は、職員によるトーチ回しのパフォーマンスがあり、燃え盛る「夢」の文字にみんなで誓いをたてました。 朝のつどい 眠たい目をこすりながら、実行委員の学生を中心に朝から元気に体操やゲームをしました。 自然活動 自然の中でネイチャーゲームをしました。珍しいキノコや植物、普段なかなか体験できないことばかりに学生の顔も輝いていました。 自炊 自分たちで火おこしに挑戦しました。すぐに火が付く班もあれば最後まで苦戦する班もありましたが、 おいしいカレーが出来上がりました。 フィードバック 2日間の振り返りをしました。初日のレクリエーションの時の顔つきとは違い、何か自身に満ち溢れた表情で意見を交わしていました。
2007.09.14
畿央大学が学生支援GPに採択されました。
畿央大学「学生向け健康支援システム」が平成19年度新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援GP)に採択されました。 平成19年度「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」(文部科学省)に畿央大学が申請していた「学生向け健康支援システム」が採択されました。 このGP(Good Practice)は文部科学省が、全国の大学が実施している教育、研究、地域連携や学生支援等の取組みの中から特に優れているものを選んで支援するものです。今回、この学生支援プログラムには全国の大学から207件の応募があり、48件が採択され、畿央大学もその一つに選ばれました。 畿央大学は従来から、学習支援や課外活動を支援する「畿央大学総合支援システム(KiTss)」を構築し、学生の人間的成長や専門知識の修得等を支援してきました。 今回採択された内容は、若者の生活習慣の乱れが学業への悪影響など様々な問題を引き起こしている今日、自らの健康や生活を見つめさせ、健全な心身と規則正しい生活を維持することができるよう支援する体制を「畿央大学総合支援システム(KiTss)」の中に構築し、学生の本分である学習活動の充実と、社会に有為な人材育成を目指すものです。 ・名 称・推進組織・委員長・担当教員 「学生向け健康支援システム ~健康で規則正しい生活が勉強する学生を創る~」 健康支援プロジェクト委員会 畿央大学教育学部教授 伊藤明子 畿央大学教育学部准教授 渡辺幸重
2007.09.13
第5回畿央祭(10月27日、28日)のご案内を掲載しました。
第5回 畿央祭 終了いたしました。ご参加、ご協力ありがとうございました。 日 時 平成19年10月27日(土)・ 28日(日) 10:00~19:00 テーマ Smile(Special memory kio special time) 会 場 畿央大学 アクセスはこちら 今年の畿央祭も幼児から大人まで、誰もが楽しめる企画がもりだくさん! 毎年、地域のみなさんや受験生・保護者のみなさんに楽しんでいただいている畿央祭。今年も一層充実したものをと取り組みをすすめています。受験生の皆さんには、オープンキャンパスも同時開催です。ぜひご参加ください。 プログラムはこちら(PDF) 主なプログラム ステージ吉本お笑いライブ、金明太鼓、畿央大学付属幼稚園、フラダンス、ソーラン節、バンド、ダンス、演劇28日 12:30から学長の紹介による畿央大学応援歌のお披露目も行います。 吉本お笑いライブ <出演>メッセンジャー、シャンプーハット、野性爆弾※都合により出演者が変更になることがあります。 ポスターを見る(PDF) 畿央大学付属幼稚園 和太鼓演奏・・・「付幼太鼓」毎年、年長さくら組の園児が心を一つにして力強く打ち鳴らす「付幼太鼓」。そろいの黒Tシャツもりりしく、勇壮な太鼓の響きをお楽しみください。 全園児による踊り・・・「あおによし ならのみやこで てんつくてん」 年長さくら組の「平城遷都1300年のうた」に合わせ、全園児が楽しく踊ります。 模擬店 縁日 フリーマーケット 実行委員企画 ぴったんこかんかん にこにこランド メール早打ち大会 仮装ファッションショー ウェルカムキャンパス etc. 受験生にはミニオープンキャンパス同時開催!! 入試ガイダンス 27日 13:00~ / 28日 11:00~ 個別相談会 27日 14:00~16:00 / 28日 12:00~14:00 ★入試ガイダンス参加者にはガイダンス終了後、模擬店で使える500円分の金券をもれなくプレゼント! 畿央祭実行委員長からのご挨拶 今年も畿央祭の季節がやってきました。今年のテーマは「SMILE」!!SMILEの一文字ずつをとってSpecial Memory kIo speciaL timEというサブテーマも作りました。このサブテーマには畿央大学の学生、先生方、地域の方々、また畿央祭に関わるたくさんの方々に「特別な時間を過ごしてもらいたい!」「心に残る特別な思い出を作ってもらいたい!」そしてなにより「笑顔をモットーに!!」という思いがこもっています。 今、私たち畿央祭実行委員は総勢88名で畿央祭に向けて取り組んでいます。また模擬店、展示、舞台などには先生方、学生の皆さんの協力もあり作業の方も順調に行われています。年に1度の学園祭!!楽しまないと損です。実行委員はもちろん、先生方や学生、畿央祭に来てくださった方々全員のキラキラスマイルで畿央祭を盛り上げていきましょう。 そして私たちと一緒に心に残るすばらしい畿央祭にしましょう。 第5回 畿央祭 実行委員長 袁 美純
2007.09.12
子育て支援講習を実施しました。
シルバー人材センター 子育て支援講習を実施。 奈良県シルバー人材センター協議会からの受託により、子育て支援サービスを担うシルバー人材の育成講習会を8月27日~9月7日に開講しました。教育学部各専門分野の講師陣による充実した講義・実習と大学付属幼稚園での見学実習という畿央大学ならではのカリキュラムです。普段は若い学生の熱気で溢れるキャンパスが、一つも聞き漏らすことなく学ぼうという55歳以上の受講生の意欲と熱気で満ちた有意義な10日間でした。受講生の皆様は、県内各地での子育て支援に活躍されているようです。
2007.08.18
畿央大学健康科学研究所 開所記念シンポジウムのご案内を掲載しました。
健やかに生きるために ~脳とこころの科学からの新たな挑戦~ 畿央大学は「健康」をキーワードに,運動・栄養・環境・発達の各分野を統合した研究活動を進めています。2007年4月には本学が持つ知的財産を地域や産業界に開き,健康に関する研究活動を推進するために健康科学研究所を開設しました.その開所を記念して,脳科学で世界的に著名な伊藤正男先生をお迎えしてシンポジウムを開催します。今回のシンポジウムでは,脳やこころ,そして行動に関する様々な専門分野の最先端のご意見を頂戴し,それを健やかな暮らしとどのようにつなげていくかを考えてみたいと思います。詳しくはご案内リーフをご覧下さい。 PDF 2007年10月13日(土)13:00~17:00 13:00~ 健康科学研究所開設にあたって 13:30~ 特別講演 伊藤正男氏(理化学研究所脳科学総合研究センターディレクター) 14:50~ 話題提供金子章道氏(畿央大学教授 国際生理科学連合会長)山本 隆氏(大阪大学大学院歯学研究科COE特任教授)森 友彦氏(畿央大学教授 元京都大学食糧科学研究所長)司会 森岡 周氏(畿央大学教授) 16:15~ 学内設備見学 会場 畿央大学 冬木記念ホール(難波駅より近鉄大阪線で約25分「五位堂」駅下車 バス5分または徒歩15分) 参加費 無 料 申込 参加を希望される方は平成19年10月3日(水)必着にて、下記1~6の内容をE-mail、はがき、FAXでお申し込みください。受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。1.氏名 2.氏名ふりがな 3.住所(郵便番号から) 4.電話番号 5.メールアドレス6.所属先(団体名、学校名、企業名等) 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2畿央大学企画部Kikaku@kio.ac.jpFAX0745-54-1600お問い合わせは電話0745-54-1603(担当:植村・渡部まで) 講師プロフィール 特別講演 伊藤正男氏 Masao Ito1928年愛知県生まれ.53年東京大学医学部卒業.東京大医学部助手,助教授を経て70年同教授.89年理化学研究所国際フロンティア研究システムに移り,97年同研究所脳科学研究センター所長.現在は記憶学習機構研究チームのリーダーとして研究活動を行っている.東京大学名誉教授.藤原賞,日本学士院賞・恩賜賞,日本国際賞,文化勲章,ロバート・ダウ神経科学賞(米国),レジョン・ドヌール勲章,IPSEN財団賞(ともにフランス)など数多くの栄誉を受賞.日本学士院会員,王立スウェーデン科学アカデミー外国人会員,英国王立外国人会員,フランス科学アカデミー外国人会員.小脳の研究では世界的に著明.話題提供 金子章道氏 Akimichi Kaneko1938年東京都生まれ.1962年慶應義塾大学医学部卒業.1968年から2年間Harvard大学に留学.帰国後,慶應義塾大学医学部助手,専任講師,助教授を経て,1979年国立生理学研究所教授.1991年慶應義塾大学に戻り生理学教授となる.2007年から畿央大学健康科学部長.同大学院健康科学研究科研究科長.専門は視覚生理学.研究対象は網膜の光受容と視覚情報処理.日本学術会議会員,日本生理学会会長などを歴任.現在,国際生理科学連合会長,(財)ノバルティス科学振興財団理事長.著書に「岩波講座 現代医学の基礎6 脳・神経の科学(共著)」など,また,国際学術雑誌に視覚生理学に関する論文多数.話題提供 山本 隆氏 Takashi Yamamoto1944年福井県生まれ.1972年大阪大学大学院歯学研究科博士課程修了.大阪大学歯学部助手,同助教授を経て,1991年大阪大学人間科学部教授,2000年大阪大学大学院人間科学研究科教授.現在は大阪大学大学院歯学研究科COE特任教授,畿央大学健康科学研究所客員教授.大阪大学名誉教授.中西研究奨励賞,安藤百福賞基礎部門優秀賞,安藤百福賞大賞,日本味と匂学会賞を受賞.日本味と匂学会会長,うま味研究会会長,嗅覚研究会副会長,化学感覚関連国際誌編集委員長,文部省学術審議会専門委員などを歴任.味覚・食行動の脳神経科学的研究では世界的に著明.話題提供 森 友彦氏 Tomohiko Mori1941年岡山県生まれ.1968年京都大学大学院農学研究科博士課程修了.京都大学食糧科学研究所助手,助教授を経て1988年同教授,1997~2001年同所長(併任),2001年京都大学大学院農学研究科教授.現在は畿央大学・畿央大学大学院教授,同健康科学研究所所長.京都大学名誉教授.(社)日本農芸化学会奨励賞,アメリカ油化学会優秀論文賞,(社)日本食品科学工学会学会賞を受賞.(社)日本食品科学工学会会長,国際食品科学工学連合日本支部(IUFoST‐Japan)理事長,(財)安藤スポーツ・食文化振興財団食創会役員,日本食育学会理事.風味・食感に関する食品科学的研究では世界的に高い評価を得ている.話題提供 司会 森岡 周氏 Shu Morioka1971年高知県生まれ.92年近森リハビリテーション病院理学療法士.95年高知医療学院講師.97年フランス・パリ・サンタンヌ病院留学.04年高知医科大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士).04年畿央大学講師.同大助教授を経て,現在同大教授,同大大学院健康科学研究科主任.日本理学療法学術大会奨励賞,理学療法ジャーナル賞,奈良県理学療法士会学術奨励会長賞を受賞.理学療法の医学的基礎研究会副会長,日本認知運動療法研究会理事.代表著書は「リハビリテーションのための脳・神経科学入門」「リハビリテーションのための認知神経科学入門」「脳を学ぶ~ひとがわかる生物学」いずれも協同医書出版社.
2007.08.06
KIO介護予防プロジェクト第1期の取り組み終了。
要支援や要介護の状態になることを予防し、高齢になっても自分のことは自分でできる生き方を続けていくために、「介護予防」に対しての期待が高まっています。その介護予防についての研究と教育に、運動、栄養そして生活環境という、健康科学部が持っている多様な側面から取り組もうというのが本学の「KIO介護予防プロジェクト」です。昨年度から準備を進めてきたプロジェクトですが、学内のコミュニケーションスペースで西大和リハビリテーション病院を退院された方5名を対象に5月9日から開始しました。週に2回ずつ3ヶ月間実施し、7月27日にいったん終了。みなさん熱心で、ほぼ無遅刻・無欠席状態で継続する事ができ、最終週に身体的評価を実施しましたが、多くの項目で改善が認められました。また参加した学生にとっても、学習意欲が高まり、また知識・技術の向上に役立ったようです。我々教員も少しずつ慣れてきて、この成果を教育,研究へと反映させていきたいと考えています。なお、2期目は9月10日から開始予定にしています。
2007.08.06
シンポジウム「心の処方箋 輝くいのちのために~」を開催。
畿央大学は8月2日、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生を迎えて、シンポジウム「心の処方箋~輝くいのちのために~」を冬木記念ホールを会場に開催しました。これは、健康科学部に看護医療学科を来年度設置予定であることを記念して本学と朝日新聞社(広告局)が主催して開いたもので、約3千人の申込者の中から抽選で選ばれた約600人の聴衆でホールはいっぱいになりました。 日野原先生は、95歳でなお現役の医師であり、人の生き方について多くのベストセラーを出しておられますが、基調講演では、心の処方箋として、心にかかっている雲を取り除いていのちを輝かせるためには動くことや寝る姿勢、声の出し方など簡単な方法でできることを自らの実践を交えながらユーモラスな語り口で話し、会場を沸かせました。 その後の座談会では、日野原先生、冬木智子・畿央大学学長、看護医療学科長に就任予定の伊藤明子教授の3人が医療や看護教育のあり方などについて語りあい、会場の皆様の心に響く感動的な対談となりました。
2007.07.11
第2回栄養改善学会近畿支部会市民公開講座が開催されました。
7月7日(土)に第2回栄養改善学会近畿支部会市民公開講座が畿央大学の冬木記念ホールで開催されました。「食と健康の出会い」をメインテーマに、約150人が講演に熱心に聞き入りました。 まず、「クイッククッキングと美健賢食のすすめ」をテーマに伝承料理研究家の奥村彪生先生が講演されました。七夕の由来に始まり、日本の伝統食がいかに日本人に良いかなど、ユーモアを交え楽しくお話下さいました。また、土用の丑の日に、奈良時代から食べられていたという鰻と黒豆を使った簡単クッキングの実演もありました。 次に畿央大学健康科学部長の金子章道先生が、「目と耳のアンチエイジング」と題して目の構造や老化による視力の変化について話されました。また、耳についても聞こえの構造について詳しく講演頂き、人が物をおいしく食べて豊かな生活を送るのに目や耳が大きな働きをしているので大切にと締めくくられました。
2007.07.05
看護医療学科開設記念シンポジウムのご案内を掲載しました。
超高齢化が進み高度化する医療現場で必要とされる知識や技術力を備え、かつ人を幸せに導ける人材の育成をめざす畿央大学。本シンポジウムでは、60年以上もの長きにわたり医療現場の最前線をはじめ、多方面で今もご活躍中の日野原重明氏をお迎えし、すべての人が輝いて生きるための心のあり方を探ります。 終了しました。 日時 2007年8月2日(木)開場12:30 開会13:00 終了15:15(予定) 会場 畿央大学 冬木記念ホール 基調講演 日野原 重明 氏(聖路加病院理事長) 座談会 日野原 重明 氏(聖路加病院理事長)冬木 智子 氏(畿央大学学長)伊藤 明子 氏(畿央大学健康科学部 看護医療学科長就任予定) 詳細はこちら→(PDF) 入場無料・定員500名(事前申込・抽選制)・一般の方もお申し込みできます。 【申し込み・お問い合わせ先】朝日新聞大阪本社広告第2部 「畿央大学健康科学部看護医療学科開設記念シンポジウム」係 TEL:06-6201-8914(平日10:00〜18:00)