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2023年の地域・一般の方へ一覧

2023.09.08

第21回 畿央祭実行委員Blog vol.3~各部署紹介!

こんにちは!第21回畿央祭実行委員統括の櫻井と東田です。   前期試験が終わり、夏季休暇に入ると各部署共に畿央祭本番に向けての準備が一気に進んでいます!今年の畿央祭は、10月21日(土)・22日(日) で開催します。事前予約や人数制限等の制約はありませんので、皆さんお気軽にご参加ください!!   畿央祭を運営する総勢217人の実行委員には、それぞれ所属先があります。模擬部署、舞台部署、学内企画部署、展示部署、アリーナ部署の5つの部署から成り立っており、それぞれが畿央祭に向けて一致団結し、部署ごとに準備を進めています。 今回のブログでは、畿央祭実行委員の各部署にそれぞれの部署について紹介してもらいます!   模擬部署 まず最初は、模擬部署の紹介です!     模擬部署は主に畿央祭を盛り上げてくれる模擬店の出店団体の方へのサポートを行います!前日には業者の方々のサポートのもと、テントを張ったり机や椅子を準備したりします。当日は順調に模擬店が進んでいるかサポートに入ったり、今年は模擬部署としてもゲーム企画を出店する予定です!     また部内の実行委員の仲を深めるために行ったレクリエーションではたくさんの人が参加してくれました!学年を問わず仲を深めることができました! 当日皆さんが楽しめるように模擬店準備頑張ります!     舞台部署 次は、舞台部署の紹介です!     中庭の野外ステージのバックパネルをみんなで書いたり、当日の冬木記念ホールと野外ステージに出演してくれる団体の方がスムーズに演奏や演技ができるようにサポートします! 業者の方のサポートのもと、一からステージを組み立てた時の達成感は最高です!そのステージで出演者の方々が楽しそうに発表している姿を見ると私たちまで嬉しくなります!     舞台部署は他の部署に比べて活動日、人数ともに少ないですがよりいっそう仲が深まり濃い時間を過ごすことができます!     今年は吉本興業の芸人の方が出演される予定をしています!! 当日皆さんが気持ちよく舞台発表できるように、準備頑張ります!     学内企画部署 次は、学内企画部署です!     学内企画は校内全体を使用し、楽しい企画を考えています。例えば畿央祭恒例!地下食堂でお化け屋敷を実施し、実行委員がお化け役となり来場者の方を驚かす企画を考えています!今年のお化け屋敷のテーマは【旅館】です!皆さんに楽しんでもらえるようにみんなで準備を頑張っています!     また、今年はクイズラリーも予定しています!内容は当日のお楽しみに! また実行委員の仲を深めるためにレクリエーションを実施しました!学内企画はメンバーの人数が多いため数回に分けて行いましたが、たくさんの人が参加してくれて嬉しかったです!学年問わずみんなでひとつのものを作り上げるため、レクリエーションだけでもよりいっそう仲が深まりました! 当日お化け屋敷もクイズラリーも楽しみにしておいてください!   展示部署 次は、展示部署です!     展示部署は当日までにみんなで展示物の作成を行います。みんなでひとつのものを作り上げた時の達成感は最高のものです!今年も夏休みに入ってから地道にみんなで作業を進めていて、先は長いけど全員で頑張っています。当日、自分たちが作った作品を校内に展示します。その前で写真を撮ってくれたり、お褒めの言葉をいただくと最高に嬉しいです!他の部署のお手伝いもできるのでたくさんの人との繋がりをもてます!       また実行委員の仲を深めるためにレクリエーションを行いました!たくさんの人達が参加してくれて嬉しかったです! これからも活動はたくさんあるので学年学科問わず展示部署メンバーも一体感を高めていきたいです!   アリーナ部署 最後はアリーナ部署です。     アリーナ部署では子どもから大人までたくさんの人が楽しめる企画を考えています!今年はストラックアウトにクラフト工作、そしてボールプールなどたくさんの企画を用意しています!夏休みから週に数回集まって準備を進めています。男女、学科、学年を問わずみんなで、来場者の方に楽しんでもらえるように準備を頑張っています! 主にバルーンアートの実施に向けての練習や看板作りなど、各々にリーダーを決め、みんなで進めていく中で、部署内での仲も深まってきています!       当日に向けてアリーナ部署一丸となって頑張ります!       第21回畿央祭実行委員統括 理学療法学科2回生 櫻井 瑞希・東田 幹未     【関連リンク】 第21回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶に行きました! 第21回畿央祭実行委員Blog vol.1~217名の実行委員が始動!

2023.09.04

令和5年度「教職員のための夏の公開講座」を開催しました。

2023年(令和5年)8月18日(金)、令和5年度「教職員のための夏の公開講座」を開催しました。この講座は奈良県立教育研究所の依頼に基づき、夏休みの間に現場の先生方に知識を深めていただき、得意分野についてはさらに伸ばしていただくことを目的に受講していただく講座です。   今年度は、コロナ以前のように対面で23名の先生方に参加いただき、ちょっとしたワークなども交えながら実施いたしました。今回は畿央大学 教育学部 現代教育学科 小山内 秀和准教授による「子どもが世界を理解し、世界に発信する力の謎に心理学はどう応えるか」と題した講座を開催しました。     1.子どもが世界を理解するメカニズム、2.言語の発達と世界の表現、3.文章で世界を表す、4.読み書きと思考という目次に沿って、ヒトの営みとしてのコミュニケーションのあり方を理解するところから始まり、子どもが成長に伴い世界をどのように理解するのか、言葉の発達を通した周りの世界の理解、文章を理解するということ、読み書きと言語能力の発達の関係を学びました。     受講者アンケートでは、「難しい内容でしたが、論理的に考えるということや発達を通した客観的な思考獲得についてよくわかりました」や「状況モデルという考え方が非常に新鮮だったので、今後に生かしていきたいです」、「説明もレジュメも非常に簡潔で明解でした」などのご意見・ご感想をいただきました。     講座の後半セクションでは、ワークが5つほどあり、講座の理解が深まるとともに、参加者同士のコミュニケーションも積極的に交わされました。質疑応答も積極的に行われ、講座終了後も講師に質問をする参加者の方々を見ることができました。     残暑厳しい中、ご参加いただきました皆様には心より感謝申し上げます。今回のアンケートを参考に、今後とも皆様のお役に立てる講座設定に努めて参ります。   【教職員のための夏の公開講座 開催レポート】 2021年度 2019年度 2018年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度 2009年度 2008年度

2023.08.18

畿央大学現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅪ」を開催しました。

畿央大学現代教育研究所では、学校現場における教育力向上の一助になる活動の一環として、2013年から研究所研究員による解説と実践を交えたワークショップを実施しています。今年度のテーマは「小学校理科 こんなのどうでしょう?~観察・実験で役立てていただけそうな教材や展開~」とし、理科教育の課題の一つである実験の困難さを少しでも解消できる実験器具や方法とその指導を紹介することを企画し、2023年8月8日(火)に開催いたしました。また、今回は2020年から3年間のオンラインセミナーの経験を活かし、対面とオンラインのハイブリッドでの実施にいたしました。対面では4名、オンラインでは8名の参加を頂きました。   「小学校理科 こんなのどうでしょう?~観察・実験で役立てていただけそうな教材や展開~」 講師:奥田 俊詞(畿央大学教育学部 教授/教育学研究科 教授)   今回のワークショップでは、具体的な教材紹介を中心に、学習の動機づけを意識した単元展開、空間認識の課題を考慮した天体学習について実践を交えて解説しました。     午前中は、第5学年「電流がつくる磁力」の単元を、イライラ棒のゲームを柱に単元構成することで、自己決定理論における3大欲求(自律性、有能性、関係性)を満たす授業を提案しました。特に、学習指導要領で示されているこの単元の内容「ア(ア)電流の流れているコイルは、鉄心を磁化する働きがあり、電流の向きが変わると、電磁石の極も変わること」のうち「鉄芯が磁化される考え」が理解されにくいことの解決策として、ストローに差し込んだ鉄くぎをコイル中に入れたり出したりする実験を紹介しました。この実験は、電流が流れているコイルから鉄芯が出てしまうと鉄芯の性質が変化する現象を通じて、コイル中の鉄芯の変化に注目をさせることを目的とするものです。     午後は、第6学年「月と太陽」の単元について、太陽や月の動きを空間的に理解することの重要性について解説し、その対応策として教室の左、前、右の壁面に天体を映して移動させる方法を紹介しました。       また、児童が日常で見る月の画像を撮影して見せるために、デジタルビデオカメラで撮影することを提案しました。光学ズームを使うことで天体望遠鏡に相当するような月の姿を撮影できること、デジタルビデオカメラのパススルー機能によってコンピュータに直接動画データが記録されることなどの利点をもとに、教材作成に活用する有効性を示しました。   当日紹介した教材を以下にあげます。 ・イライラ棒一式(ボビンコイル、鉄くぎ、アルミ線、ラップの芯) ・月と太陽投影用簡易プロジェクター(LEDライト、ラップの芯、虫眼鏡) ・簡易スクリーン(物干し竿、防災シート) ・コンデンサーカー(ミニ四駆、ダイオード、コンデンサー) ・空気の対流観察装置(段ボール箱、透明ビニルシート、白熱電灯、スモークマシーン)     このサイトをご覧になり、教材に関心をもたれた方は、soumu@kio.ac.jpまでお問い合わせ下さい。 ワークショップに参加いただいた皆様の声(アンケート) ●内容について やや、期待外れのご指摘もありましたが、概ね満足いただけたようです。   ●今後に期待する内容 ・プログラミング教育など教育方法に関して ・特別支援教育に関して ・教科教育に関して ・様々な理科実験をより簡素に安くできる教材教具について ・図画工作において系統立てた「鑑賞」の教材やその扱い方 絶対数が少ないですが、ここ数年は「特別支援教育の充実」、「教育の情報化」、「教科教育の教材や授業」を順に実施しております。今後の計画の参考にいたします。   ●その他、自由記述 ・いろんな情報を知ることができたので参考になる部分もありました。ありがとうございました。 ・アクティブな研修をオンラインでも開催していただき、ありがとうございました。また、機会がありましたらその時は是非宜しくお願い致します。 ・今日参加してとてもよかったです。特に、午後の「月と太陽」の単元は、観察時間の制約や空間認知、天体に関する感覚などが児童にとって難しいと感じていました。紹介していただいた教具や教室の三壁面を使って位置関係を捉えさせること、実際に見ることから順に指導を展開していくことなど、これから取り入れていけることを聞くことができてとてもよかったです。電磁石の芯に鉄釘とストローを継いだものを使う工夫もなるほどと思いました。今少しずつ出回っている紙や竹のストローでもやってみようと思います。すぐに取り入れられることを聞くことができ、とても有意義な時間になりました。(実験の中継の仕方も参考になりました。やはり数人必要です。教室でオンライン授業の場合、担任1人なので・・・)どうもありがとうございました。   おわりに 畿央大学現代教育研究所では、今後もワークショップを継続していきます。現職教員の皆様の充実した研修の場を提供できるよう努力いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。   【関連記事】 「学びを結ぶオンラインセミナー(2022年度)」開催報告 「学びを結ぶオンラインセミナー(2021年度)」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅦ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅥ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅤ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅣ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅢ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅡ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅠ」開催報告

2023.08.10

7/29(土)ニューロリハビリテーション研究センター主催「リハビリテーショントークセッション」を開催しました。

2023.08.10

【開学20周年記念】7/23(日)「野村忠宏氏特別講演会」を開催しました。

  2023年7月23日(日)13:00より冬木記念ホールにて、オリンピック3連覇を達成した柔道家の野村 忠宏さんをお招きした「特別講演会」を開催しました。野村さんは畿央大学のある広陵町の名誉町民でもあることから、開学20周年を記念した今回の講演が実現する運びとなりました。快晴の夏空にも恵まれ、近隣住民の皆さまを中心に約400名の方にご来場いただきました。また、当日は学生ボランティア15名が受付や場内誘導などに参加協力し、イベントを盛り上げてくれました。         司会は東京オリンピック・パラリンピックで「TOKYO2020MEDスタッフ」としてアスリートを支援した理学療法学科 福本 貴彦准教授(写真右)が務めました。     まず冬木 正彦学長から参加いただいた皆さまに開学20周年を迎えられたことの感謝や、学歌に込められた想いなどが述べられました。     これまでの野村さんの軌跡をまとめたVTR上映のあとは、いよいよ講演がスタート。決して順調ではなかったオリンピック金メダルまでの道のりや目標達成に対するプロセス、努力についてのご自身のお考えを、恩師から受けた影響や経験なども踏まえながらお話しいただきました。     「金メダルを獲得したときの瞬間の喜びと感動は言葉にできない。どんな困難な状況が立ちはだかったとしても、4年後に金メダル獲得をめざしたい」と当時の心境も語っていただき、会場の方々は熱心に耳を傾けていました。時には会場には笑いがあふれ、終始和やかな雰囲気で講演会は進み、最後には「夢中になれるものを探すことで人生に張りが出る。健康に気を付けて、生きがいのある人生を歩んでください」と呼び掛けていただきました。       講演会終了後には、学生ボランティアの代表から野村 忠宏さんへ花束が贈呈されました。     野村 忠宏さん、ご来場いただいた皆さま、当日運営をサポートしてくれた学生ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。   地域に開かれた大学として、今後も地域の皆さま向けに公開講座やイベントを開催していく予定です。畿央祭(学園祭)も入場制限などの制約を外して10月21日(土)・22日(日)に開催予定ですので、ぜひご参加ください。   【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト  

2023.08.08

プレパパ・プレママのための「マタニティクラス」を開催します~看護実践研究センター

畿央大学マタニティクラス「Kioマミfes」は、畿央大学看護実践研究センター(母子包括ケア部門)が主催するプレパパ、プレママのためのお産と育児に関する体験プログラムです。大学でトレーニングを重ねた看護学生と一緒に、大学の豊富な教材を用いて抱っこやおむつ交換、沐浴などを体験してみませんか?助産師でもある大学教員も一緒に参加しています。妊婦さんの疑似体験もできます。 妊婦さんとご家族が、赤ちゃんを迎える準備に、気軽に参加してください。 実施要項 受講対象 妊娠16週以降の妊婦さんとパートナー、ご家族など 開催日 ① 9/30(土)13:30~15:30 ② 11/4(土)13:30~15:30 ③ 12/3(日)13:30~15:30 各回 定員15組(先着順) 会場 畿央大学K棟1階 看護実習室 申込方法 申込フォームより必要箇所を入力し、お申込みください(申込先着順となります)   申込ページ 参加費 無料 持ち物 水分補給のための飲み物、バスタオル(足元にかけるもの) 服装 足湯をされる方はひざ下を出せる服装   畿央大学マタニティクラスリーフレット お問い合わせ 畿央大学総務部 Tel:0745-54-1602 E-mail:i.oka@kio.ac.jp

2023.07.26

第21回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶に行きました!

2023年7月11日(火)の昼休みに、第21回畿央祭開催に先立って、統括(実行委員長・副実行委員長)が学長先生のもとへご挨拶に行きました。   実行委員長より、テーマである「跳~おどる~」に込めた思いや開催に向けての意気込みをお伝えさせていただきました。学長先生から激励のお言葉を頂き、畿央祭に向けて楽しみな気持ちが高まりました。     第21回畿央祭は2023年10月21日(土)、22日(日)の2日間開催です。今年度はコロナウイルスによる制限が緩和され、昨年度より多くの来場者が見込まれますので、畿央祭実行委員217名で畿央祭に向けて準備を進めていきます!   第21回畿央祭実行委員統括 理学療法学科 2回生 櫻井 瑞希   【関連リンク】 第21回畿央祭実行委員Blog vol.1~217名の実行委員が始動!  

2023.07.25

第21回畿央祭実行委員Blog vol.1~217名の実行委員が始動!

第21回畿央祭実行委員ブログ 今年のテーマは「跳〜おどる〜」   こんにちは!本日から2023年度の畿央祭Blogがスタートしますが、その記念すべき第1弾が今回のブログです!   第21回 畿央祭テーマは"跳〜おどる〜"です。 ここ数年の生活で発揮できなかった自分に秘めているパワーをこの畿央祭にぶつけ、一人ひとりが心おどるような挑戦をしてほしいという願いをこめて、このテーマに決定しました!   今年は200人余りの実行委員が集まり、6月7日(水)の畿央祭実行委員「全体会議」で初顔合わせを行いました!総勢217名の実行委員が畿央祭を作り上げていきます!!   ▼217名の実行委員で集合写真を撮りました!みんな素敵な笑顔です!   気になる開催日程ですが、今年度は10月21日(土)、22日(日)の2日間で行います! 今年度からは新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う制限が緩和されるため、ここ数年の開催体制とは大きく異なるので、どんな畿央祭になるかとてもワクワクしています。   今年度の畿央祭では、実行委員長をはじめとする幹部17名を中心に畿央祭を作っていきます!よろしくお願いいたします。   第21回畿央祭実行委員 現代教育学科2回生 鈴鹿 澪央奈   昨年度の様子はコチラ↓ 畿央祭(学園祭)実行委員Blog

2023.07.14

「橿原市吹奏楽団ファミリーコンサートin畿央大学」で演奏とMCを担当!~吹奏楽サークル「Piu a poco」

こんにちは!吹奏楽サークル「Piu a poco」、3回生の玉段 琴美です。 6月25日(日)に畿央大学開学20周年記念イベントとして「橿原市吹奏楽団ファミリーコンサートin畿央大学」が開催され、私たち吹奏楽サークルも演奏に参加しました!       「Piu a poco」はコロナ禍でしばらく活動できておらず、活動再開後も全員揃って練習することができていませんでした。しかし今回のコンサート出演をきっかけに一致団結し、練習に励んできました。また、サークルとしての練習や個人練習に加え、橿原市吹奏楽団の練習にも参加させていただくなど、本番までの約3か月間練習を重ねました。練習で久しぶりに合奏をしたときには感慨深い気持ちになり、本番まで精いっぱい頑張ろう!と改めて思いました。       そして本番当日。学長先生をはじめ、たくさんの方にお越しいただきました。私たちにとっては初めての大舞台。ホールがお客さんでいっぱいになっている景色を見て、メンバーみんな緊張していましたが、「今までいっぱい頑張ってきたから思いっきり楽しんで、良い演奏にしよう!」という気持ちで臨みました。今回のコンサートで私たちは後半の部に出演し、下記5曲を演奏しました。   ダンスホール(Mrs. GREEN APPLE) ジャンボリミッキー 鬼滅の刃メドレー ミックスナッツ(Official髭男dism) 新時代メドレー ジャンボリミッキーで子どもたちの踊っている姿が見えて、私も踊りだしたくなるくらい楽しく演奏が出来ました!私はフルートを担当しており、鬼滅の刃メドレーではソロを演奏しました。ソロを吹いたのは高校以来だったので上手く吹けるか不安でしたが、演奏後に「ソロよかったよ!」と声を掛けていただき、「一生懸命練習してきてよかったな」と思えました。また、私を含めメンバー4名はMCにも挑戦しました!MCを考える中で、来場される皆さんに楽しんでもらえるように「ミッキーのカチューシャを付けよう!」などと様々な工夫をしました。また、「MCは初挑戦だったけれど、子どもたちが盛り上がって返事してくれたから緊張もほぐれ、楽しく進められた!」と言うメンバーもいました。         アンコールもいただき、吹奏楽の定番「宝島」と「翼をください」を演奏しました。「翼をください」では演奏に合わせ全員で合唱し、一つの曲を作り上げました。来場された皆さんの歌声が聞こえてきたときには、「ファミリーコンサートが出来て良かった」という気持ちが込みあげてきました。     畿央大学の開学20周年という節目で演奏ができ、とても光栄に思います。メンバー全員にとっても良い経験となり、自信にも繋がりました。このような機会をいただき、ありがとうございました! 今後も畿央祭やクリスマス会など様々な行事で演奏していきたいと思っています。ぜひ、私たちの演奏を聴きに来てください!   最後に、吹奏楽サークルpiu a pocoは現在14名で、学年・学部関係なく仲良く活動しています。いつでも部員を募集していますので、気軽に見学や体験に来てください!初心者やブランクのある部員がほとんどで、途中からの入部も大歓迎です。私自身2回生の途中から入部しましたが、今ではみんなと仲良く活動しています! これからInstagramもどんどん動かしていくので、ぜひ覗いてみてください!     Instagramアカウント:@kio.wind   吹奏楽サークル「Piu a poco」 3回生 玉段 琴美  

2023.07.10

令和5年度 在外研究員レポートvol.1~なぜフランストゥールーズへ?

本学には教育研究水準の向上および国際交流の進展に資するため、学術の研究・調査等のため外国に在外研究員を派遣する制度があります。2023(令和5)年4月1日から2024(令和6)年3月31日までの期間、フランス南西部トゥールーズにあるトゥールーズ大学病院、老年科、加齢研究所(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)で理学療法学科 松本 大輔准教授が、研究活動を行っています。フランスから現地レポートが届きましたので、ご紹介します。 私は4月から在外研究員として、フランス南西部のトゥールーズにあるトゥールーズ大学病院、老年科、加齢研究所(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)で、高齢者の健康増進、フレイル予防につながる研究活動を行なっています。 今回は、フランスの研究所を選んだ理由や研究所について紹介します。    なぜ、フランス? 高齢化率(全人口に対する65歳以上の人口割合)が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。日本が初めて7%を超えたのは1970年で、フランスは1864年と日本より約100年早く高齢化を迎え、長期にわたって高齢者対策に取り組んできています。     参照:高齢化の国際的動向|令和2年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府 (cao.go.jp)   なぜ、トゥールーズ? トゥールーズ大学病院(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)はフランスで初めて老年専門科として立ち上げられました。また、フランスが国として進めるFrance Santé 2030(フランス健康2030)の老年科部門の代表の病院・研究所として今年選ばれました。代表であるBruno Vellas教授は、国際老年医学会(IAGG)の会長を経験されておられます。また、IAGG会長時にフレイルについてまとめたWHITE BOOK ON FRAILTY(フレイル白書)の編集責任を務められました。 日本でもサルコペニアや低栄養のスクリーニングで用いられるMini Nutritional Assessment (MNA)も業績の一つであり、フレイル・サルコペニア研究で世界的に有名な研究者の一人です。   ▲Bruno Vellas教授   また、実践にも力を入れています。WHOの共同研究機関であるWHO Collaborating Centre for Frailty, Clinical & Geroscience Research, and Geriatric Trainingとして、WHOの掲げる地域レベルでの介入ガイドラインである高齢者のための統合ケア(Integrated Care for Older People:ICOPE)の実装研究に従事しています。地域在住・外来高齢者に対し、専用アプリや専門家を用いて健康チェックを行ない、早期発見・早期介入の仕組みが出来上がっています。   私はGérontôpole, Toulouse University Hospitalの6つの病院・研究所の中のInstitute of Agingに所属し、研究所の代表のPhilipe de Souto Barreto教授の指導を受けています。 Philipe教授はNEJM、Lancet、BMJ、JAMA Intern Medなど権威のある雑誌に掲載された経験を持ち、施設入所高齢者に対する運動推奨に関する国際WGを主導され、ガイドラインも執筆されています。   ▲Philipe de Souto Barreto教授   私は、Geroscience(老化と加齢関連疾患への生物学的研究)に焦点を当てたINSPIRE(INStitute for Prevention healthy agIng and medicine Rejuvenative)という研究プロジェクトのデータ分析に関わらせていただくことになりました。基本的にはオフィスで、研究計画書の作成、データ分析、論文執筆の準備をしています。   在籍研究者は老年科医(ブラジル)、神経内科医(イタリア)、疫学(メキシコ)、薬学(台湾、フランス)、スポーツサイエンス(フランス)とさまざまで、それぞれ自分のテーマで分析・論文執筆を行なっており、皆さん、日中は非常に静かで集中しています。また、月に数回、外部の研究者の来訪やミーティングがあります。ランチタイムになると、ミーティングルームに集まり、世間話から歴史、文化、政治など1時間ほど会話を楽しみます。学校で習ったような歴史的事実がそれぞれの国の立場によって見え方が異なることを気付かせてくれます。日本のことをよく聞かれるので、お互いのことや自国のことを深く知るきっかけにもなっています。また、研究者としてキャリアについても、いろんな意見や考え方を聞かせていただき、日々刺激を受けています。   さらに、両教授を含め、今まで読んでいた論文を執筆された研究者もいるので、直接意見交換・指導を受けられることは、在外研究員ならではの貴重な機会であると感じています。   まだ2ヶ月が経過したところですが、送り出してくださった皆さんの感謝を忘れず、少しでも多くのことを吸収できるように過ごしていきたいと思います。   理学療法学科 准教授 松本大輔   関連記事 令和5年度 在外研究員 研究計画説明会を開催しました。