地域・一般の方へ一覧
2016.04.01
畿央大学学長の交代について
畿央大学では、開学以来学長を務め大学運営に尽力してきた創設者である冬木智子に代わり、2016年4月1日より冬木正彦が学長に就任いたしました。なお、冬木智子は同日より名誉学園長に就任いたしました。 新学長プロフィール 冬木 正彦(ふゆき まさひこ) 昭和22年2月2日生まれ 京都大学理学博士 略歴 昭和43年 学校法人冬木学園理事 平成7年 関西大学工学部教授 平成19年 関西大学環境都市工学部教授 平成25年 学校法人冬木学園副理事長畿央大学副学長関西大学名誉教授 平成26年 学校法人冬木学園理事長 新学長就任のご挨拶 このたび畿央大学学長の職をお受けすることになり、畿央大学の持続的発展への期待とともに責任の重さを感じています。 畿央大学は、建学の精神「徳をのばす・知をみがく・美をつくる」を会得する人材の育成を教育の理想に掲げ、健康科学、教育の分野において高い教育・研究の質を持ち、豊かな教養と知性を備えた高度専門職業人の育成を行うとともに、日本の社会に貢献できる大学であることを目指しています。 畿央大学では、学生と教員、職員が一体となって素晴らしい教育学習環境を作り上げてきました。この環境における教育活動をさらに充実発展させ、教育の質と社会への貢献において、日本の中で高く評価される大学の一つになることを、学生と教員、職員と共に目指したいと考えています。 どうぞ皆様方にはご指導ご鞭撻をいただきますようお願いするとともに、畿央大学に対し引き続きご支援下さいますようお願い申し上げます。 平成28年4月1日 畿央大学 学長 冬木 正彦
2016.03.29
橿原市文化スポーツ課連携「橿原サイエンスフェスティバル」に協力参加しました。
レゴロボットのプログラミング体験ブースに約130名の子どもたちが来場! 畿央大学は2013年に橿原市と包括連携協定を締結し、橿原市開催のさまざまなイベントに協力しており、この催しへの参加も4年目となります。2016(平成28)年3月21日(月・祝日)、かしはら万葉ホール地階こども科学館、そして1階から5階まで全館を使用して橿原サイエンスフェスティバルが行われ、畿央大学看護医療学科福森貢教授、教育学部奥田俊詞准教授および教育学部奥田ゼミ3回生5名がサイエンスブース「ブロックでできたロボットをプログラムで動かそう!」を出展しました。 万葉ホール3階フロアにノートパソコン9台、レゴロボット8台、そして今年は奥田先生こだわりの「ダジックアース(Dagik Eearth)4次元デジタル地球儀を持ち込んで気象衛星ひまわり8号による地球の画像をLiveで配信したり、木星など惑星画像や地球の季節や昼夜を示すコンテンツをプロジェクター映写する試みを追加しました。 レゴ・マインドストーム・エデュケーションはレゴブロックでつくる教育用ロボットで、コンピュータを内蔵しているのでプログラミングすると自在に動かすことができます。今回は決められたコースを走行させたり黒い線に沿って走ったり、壁の手前でストップするなど簡単な操作をしてもらいました。10時開場とともに保護者に連れられたたくさんの小中学生・児童でいっぱいになり、17時までにプログラミング体験こどもだけで約130名、レゴブロック組立だけの幼児数もこれに匹敵する数の来場者でした。 橿原市は奈良県下で唯一の科学館を運営しており、今年開設20周年、市政施行も60周年の節目にあたります。毎年3月に開催される橿原サイエンスフェスティバルの時はこども科学館が終日無料開放され、親子連れ約3~4千人が訪れる人気イベントです。将来教員をめざす教育学部生にとってこどもたちと直に触れ合う絶好の機会になりました。 【関連記事】 2015/03/24 橿原市連携「サイエンスフェスティバル」に協力・出展しました。 2013/10/23 真美ヶ丘第2小学校連携「科学クラブ“ロボット組立”課外授業」を実施しています。 2013/05/23 小学校科学クラブ活動支援事業2013年度の第1回目授業を行いました。 2013/02/26 SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第10回目授業 2013/02/19 SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第9回目授業 2013/01/29 SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第8回目授業 2012/08/21 2012年度SPP選定事業『マミポコ・子どもサイエンス「ロボットを作ろう!」』(香芝市内小学生向け)を開講 2012/06/19 SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第4回目授業 2012/05/29 SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第3回目授業 2012/05/15 真美ケ丘第2小学校科学クラブ向け「レゴ・ロボット」製作活動!
2016.03.25
第23回クリーン&歴史ウォークに後援・協力します。
畿央大学の隣にあるエコールマミを出発点として毎年春秋の2回実施している、地元の旧跡、神社等を散策しながら美化活動を行う“クリーン&歴史ウォーク”が2016(平成27)年4月17日(日)に開催されます。 第23回目となる今回は、馬見丘陵公園のナガレ山古墳を見学した後、チューリップフェアを散策します! なお、健康ウォーキングのレッスンは健康科学部松本大輔先生(理学療法士)が指導、学生ボランティアがイベントを支援します。みなさん、ぜひご参加ください。 内 容 地域美化活動・健康ウォーク 実 施 日 平成28年4月17日(日) ※小雨決行 (荒天中止) 集 合 (場所)エコール・マミ南館1F ふるさと広場 (受付)当日9:00~ (出発)9:30 (解散)12:30頃 ※今回のみ、チューリップフェアを満喫していただけるように、公園で離脱することも可能です。 参加人数 先着100名(予定) 対 象 者 小学生以上(ご家族での参加歓迎!) 参 加 費 無料(飲物進呈) 申込方法 エコール・マミ(電話0745-55-7770)へお電話、または、北館1Fインフォメーションにてお申込みください。 ※当日に集合場所の「ふるさと広場」でも直接、お申込みできます。 主 催 クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後 援 畿央大学、広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、 独立行政法人都市再生機構西日本支社 協 力 畿央大学学生、広陵古文化会、ふたかみ史遊会 協 賛 ㈱関西都市居住サービス エコール・マミ営業所 【参考】 前回のクリーン&歴史ウォークの様子
2016.03.16
奈良県中央卸売市場連携「イオン大和郡山店まぐろ味噌試食会」を開催しました。
キハダマグロ解体ショーに合わせて、 市場連携開発レシピまぐろ味噌試食240食で中央市場をPR! 畿央大学は奈良県の台所といわれる中央卸売市場活性化のため、3年前の平成25年から奈良県中央卸売市場(奈良県農林部)と包括連携協定を締結し、市場仲卸構成メンバーの関連卸協同組合(川西理事長)・青果卸売協同組合(西川理事長)・水産物卸協同組合(吉田理事長)とともに、市場で取り扱われる農産物や水産物など奈良県産食材を使ったレシピ開発、広報素材としてのレシピ集制作、ならいちばのキッチン料理教室などを通して同市場活性化を目的にさまざまな具体施策を進めています。 2016(平成28)年3月13日(日)、畿央大学健康栄養学科(指導教員:上地加容子教授、中橋寿美枝助手)の1回生6名(午前写真上:赤曽部絵美、䋆田ななえ、安部瞳、午後写真下:多山知世菜、岡本愛海、橋本咲穂里)は奈良県中央卸売市場水産卸協同組合中村洋祐副理事長(丸中水産㈱社長)・イオン大和郡山店の協力のもと、連携で誕生した「まぐろ味噌」試食会を実施しました。イオン大和郡山店鮮魚売り場において午前11時からと午後2時から、まぐろ味噌各120食計240食を味わっていただくとともに、まぐろ味噌のレシピをお配りしました。 午前・午後の2回、25~30kg大のキハダマグロが調理場で解体、ブロックに切り分け、パックされて店頭にならぶとすぐに売れていきました。学生たちはその隣で大きな声で呼び込みながら、まぐろを使ったレシピ「まぐろ味噌」試食とレシピを配布、良い課外学習体験になりました。イオン大和郡山店はちょうど1年前にまぐろ味噌試食会を実施した登美ヶ丘店や橿原アピタ店より大きく、奈良県内最大級のイオン店舗です。鮮魚店や青果店など街の小さな専門店が姿を消していく中、取って代わってきた大型スーパーに奈良県中央卸売市場の仲卸業者が中心的な取引を展開、奮闘しています。これも市場活性化連携の一事例として、微力ながらお手伝いできたのではないでしょうか。 【関連記事】 奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第3階料理教室」を開催しました。 2015年9月19日~23日、JR奈良駅前で奈良県中央卸売市場連携「行楽弁当」を販売しました。 「第34回全国豊かな海づくり大会~やまと~」で、まぐろレシピ試食会を実施しました。 奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」品評会を行いました。 奈良県中央卸売市場連携 「サラダわさび菜・たまご」を使ったレシピ品評会を行いました。 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結しました。
2016.03.15
畿央大学現代教育研究所 プロジェクト研究成果報告会を開催しました。
2016(平成28)年3月5日(土)、畿央大学現代教育研究所のプロジェクト研究成果報告会を開催しました。本研究所では、2013(平成25)年度より教育現場を対象に、“すぐそこにある”課題について、プロジェクト研究に取り組んできました。 会に先立ち、教育学部長前平泰志より、助言者としてお越しいただいた香芝市教育長の廣瀬裕司様へのお礼、研究所の活動目的の紹介等のご挨拶をいたしました。 成果報告(前半) プロジェクトⅠ 『小学校現場における図画工作科教科書教材活用のあり方の研究』 本研究は、図画工作科自体が持つ課題や、教科書教材を学校現場で活用する上での課題等を踏まえ、教科書教材の目標や内容を児童の資質や能力の育成に活用できるかを追究することをねらいにしています。 本年度は今まで対象にしていなかった「造形あそび」の教科書教材において、材料を扱いながらの導入、発想や構想の能力を働かせることをねらいにした言語活動とその内容を記述する板書の活用、活動中の評価と指導等に指導の重点を置いた実践と検証を行ない、研究代表者の西尾正寛(本学)からの提案の後、客員研究員による実践事例として、永井麻希子教諭(橿原市立鴨公小学校)より 3年生の題材「クミクミックス」、岡本卓也教諭(御所市立掖上小学校)より5年生の題材「光のマジック-教室が変わるよ-」についての報告を行ないました。 プロジェクト研究Ⅱ 『初等中等教育の情報化および情報教育の実践開発研究』 小中高を接続した「教育の情報化」および情報教育を目的とする研究で、情報交流(実践報告及び技術講習会、情報チューズデー)を通した支援についての発表がありました。研究代表者の西端律子(本学)からは研究内容や高等学校におけるコンテンツの作成などの取り組みについて発表がありました。 プロジェクト研究Ⅲ 『CEAS/Sakaiを媒介とした教師、学習者、学習教材の相互関係づくりを目指した英語授業創造のための実証的研究』 研究代表者の深田將揮(本学)から、研究目的やこれまで3年間の成果についての発表がありました。客員研究員による実践事例として、古川元庸教諭(河内長野市立東中学校)から、CEAS/Sakaiを媒介とすることによって、記録した音声や映像を、家庭学習をはじめ他のクラスや学年で活用することが簡便に可能になったとの発表がありました。 前半講評(香芝市教育委員会教育長 廣瀬裕司氏) 前半に発表したプロジェクト研究ⅠからⅢまでについて、助言者としてお招きした香芝市教育委員会教育長の廣瀬裕司氏より講評をいただきました。 ・プロジェクトⅠ 子どもを中心としながら、教師自らも楽しんでいる実践である。板書の機能を生かした授業、動画を活用した評価も工夫が感じられる。個人対応が難しい場合は、チームを作って対応してもよいだろう。 ・プロジェクトⅡ 中学校においては、各学校に配置されている技術・家庭担当の教員数は1名であることが多いため、各校単独で情報の教育をすることの困難さがある。このような現状を踏まえると、指導内容・方法等について、学校間での教員の情報交流は非常に重要である。 ・プロジェクトⅢ 中学3年生段階においてどのような姿になればよいのかが記録として残るので、下学年にとって具体的な目標となる。今後は、学校の一部の教員との連携だけではなく、教科担当者全員との連携、学校全体との連携を視野に入れるべきではないか。 ブレイクタイム(H1ラウンジ) 前半3本の報告の後、ホールラウンジにてお茶と菓子を楽しみながらの簡単な交流会を行いました。短い時間でしたが、学校現場からの参加者と参加者、大学教員との会話が弾みました。 成果報告(後半) プロジェクト研究Ⅳ 『教員養成大学・学部における地域貢献の取り組みに関する事例研究』 研究代表者の宮村裕子(本学)から、これまでの研究を踏まえた本年度の研究、プロジェクト型の地域連携・貢献はどのような形で成立するのかなどについての発表がありました。龍谷大学の「京町屋プロジェクト」や、奈良の「TNP東市日本一プロジェクト」などの事例をあげての成果報告でした。研究分担者の古川恵美(本学)からは、東日本大震災被災地における支援の事例報告がありました。同じく分担者の石川裕之(本学)は、研究のまとめとして、事例から地域貢献を類型し、地域貢献活動を特徴づける要素と型についての報告がありました。また、将来教員となる学生にとって有効な地域貢献活動のあり方も提示しました。 プロジェクト研究Ⅴ 『ダイバーシティ教育開発の基礎的な研究』 研究分担者の大久保賢一(本学)から、研究の1年次として、研究の進捗について発表がありました。ダイバーシティ教育に関する研究について、「理論的研究」「教員養成」「現職教育」「調査研究」「情報発信」の観点を設定し、本年次は文献的検討と訪問調査とを進めている段階であるとの報告でした。 プロジェクト研究Ⅵ 『小中連携を視野に入れた英語Can-Do Listの作成』 竹下幸男准教授(本学)から、Can-Do List作成の必要性並びに本年次からの研究概要について提示がありました。本年次の事例として、出井義雄教諭(香芝市立香芝北中学校)からは、リスト作成の基本方針、ポートフォリオの活用実践例、パフォーマンス・テストの本学学生の支援例の発表がありました。 後半講評(香芝市教育委員会教育長 廣瀬裕司氏) 後半のプロジェクト研究ⅣからⅥについて、講評をいただきました。 ・プロジェクトⅣ これから学校教育は、学校だけで行っていくのではなく、地域を巻き込んだ教育が必要である。その点で本プロジェクト研究には、多くの示唆があった。 ・プロジェクトⅤ 現在の教育現場では、子どもの多様性に合わせた教育が喫緊の課題となっている。多くの教員はその重要性を感じながらも、何をどのようにしていくべきなのかということを十分に理解し、実践している状況とは言い切れない。本研究の成果を大いに期待している。 ・プロジェクトⅥ 現在、小学校において外国語活動が導入されている。これからの英語教育の指導内容や指導方法について、小学校教員は不安要素をもっている。中学校での実践を基にした小中連携、大学と地域の連携について、研究の成果を期待している。 閉会のあいさつ 6本の報告の後、本学副学長冬木正彦より閉会のあいさつをさせていただきました。 畿央大学現代教育研究所としての活動成果を初めて学外に報告させていただきました。 普段は余り交わることがない別々の研究領域の報告ですが、大学の研究リソースをどのように教育現場や地域社会に還元するかという目的は同じです。こうした研究により総合的に取り組んでいくことで、よりよい成果を得ることができるのではないかという手ごたえを感じた会でした。 今後は、一層研究活動に励み、その成果を公表できるよう努力したいと考えています。教育現場、地域社会の皆様には畿央大学現代教育研究所の活動に注目していただければ幸いです。 【関連リンク】 畿央大学現代教育研究所
2016.03.14
畿央大学ヘルスプロモーションセンター連携「広陵町・香芝市介護予防リーダー養成講座」修了式を開催しました。
広陵町は2回目、香芝市は初となる「介護予防リーダー」が誕生! 畿央大学ヘルスプロモーションセンターは、広陵町および香芝市(ともに地域包括支援センター)と連携して元気高齢者が虚弱高齢者を支える仕組みづくりを目的とした「広陵町・香芝市介護予防リーダー養成講座」を開講しました(指導教員:理学療法学科高取克彦准教授、松本大輔助教、看護医療学科乾富士男准教授)。2016(平成28)年3月8日(火)にはP棟理学療法実習室で行われた認定試験に受講者全員が見事合格をはたし、認定証が授与されました。 この講座の目標は「運動指導に必要な医学的な基礎知識と技術の習得」です。そのために、ストレッチングの理論、認知症や高齢者のうつ、筋力増強や持久力向上・バランス運動などの理論と実際を実技も交えて学びながら、運動習慣定着に向けた指導方法をリーダーたちが自ら立案・実施できるようになるプログラムであること、また修了後にリーダーとして活躍する場が用意されることが、最大の特長になっています。 議会中で多忙な中駆けつけていただいた広陵町の山村吉由町長からは、「皆さんの力で広陵町と香芝市を盛り上げていただきたい」と期待を寄せる力強い言葉を頂戴しました。 当講座の主担当である高取准教授からは「講座が終了したら終わりではなく、今後は広陵町と香芝市での合同研修も考えていきたい」と熱いエールが送られました。 晴れてリーダーとなった皆さんはKEEP(キープ)という愛称をもって地域で活躍していきます。KEEPはKoryo/Kashiba Elderly Encouragement Project(直訳すると広陵/香芝高齢者元気プロジェクト)の意味で、おそろいのポロシャツを着用して活動します。広陵町は赤い炎を、香芝市は緑の炎をそれぞれまとっています。 修了後アンケートには、今後のKEEPとしての活動に対する意気込みが記されています。 ●高齢者が活き活きと活動できる場に楽しみながら参加し、高齢者だかららこそ持っている力を発揮できる出番づくりと支えあいの場づくりに参加していきたいです。 ●健康で豊かな生活を続けるのに栄養バランスだけでなく、忘れがちな継続できる体力、筋力、コミュニケーションづくりが大切なのがよく分かり、今後も続けようと思っています。 ●講座を通して普段ならお話することのない世代の方々とご一緒させてもらい、楽しくいろいろと学ばせていただきありがとうございました。 ●年齢を問わず地域の人が集える場所を作りたい。 ●先般、大手術で一命をとりとめた経験もあり、これからの余生は地域住民と共に健康維持活動に率先して寄与していきたいと思っています。 ●「陽気に元気に前向きにプラス思考で生きよう」をモットーに現在進行形で沢山ボランティアをしています。多種に渡りこれからも元気な人、笑顔の人を沢山作るべく頑張ります。 今後もKEEPの活躍にご期待ください! ▼山村町長、KEEP、教員、広陵町・香芝市の地域包括支援センターの皆さんで最後に記念撮影! 【関連記事】 広陵町連携介護予防リーダー養成講座の取り組みが「奈良介護大賞2015」に選ばれました。 畿央大学ヘルスプロモーションセンター連携「広陵町・香芝市介護予防リーダー養成講座」を開講しました。 畿央大学ヘルスプロモーションセンター連携「広陵町・香芝市介護予防リーダー養成講座説明会」が開催されました。 畿央大学ヘルスプロモーションセンター
2016.03.08
宇陀市連携「こどもウェルネス講演会」を開催しました。
うだこども元気づくりプロジェクト「こどもウェルネス講演会」を 保護者ら100名超が聴講しました。 畿央大学は平成26年6月に宇陀市(竹内幹郎市長)と包括連携協定を締結し、ウェルネスシティ構想の一環として「こども元気づくり体操」をつくり広める活動を展開しています。2年目となる27年度最後の事業、「こどもウェルネス講演会」が2016(平成28)年2月28日(日)午後2時から宇陀市農林会館大集会室に保育所・幼稚園の先生・保護者・教育関係者約100名を集めて開催されました。 26年度は“宇陀こどもうきうきダンス”を作詞・作曲・振付付きで制作、DVDに収録し、27年度は市内8園を巡回しダンス指導を行っています。 午後2時からの第1部は、畿央大学理学療法学科福本貴彦准教授による「こどもの脳と足と身体の発達」について講演されました。子どもの脳は2歳までに大人とほぼ同じ大きさにまで成長しますが、体の発達はずっと続きます。子どもたちが大きくなるにつれ大事なのは足趾の力で、走る・跳ぶ・投げるなど運動の力を出す源が足の踏ん張り力に拠るところが大きいといわれています。ヒトの脳のどの部分がその運動をつかさどっているのか、身体の発達との関係などについて話していただきました。 3時からの第2部は、畿央大学健康栄養学科柴田満助教による「大切です!子どもの頃の食生活~将来の生活習慣病予防のために~」と題して、子どもの時から栄養バランスを考えた食事、規則正しい生活を実践することによって長期的には健康寿命を延伸する土台づくりになることを教えていただきました。 平成26年度の連携事業成果として宇陀うきうきダンスを完成しDVD収録、YouTubeでも見られるようにしていますが、今年度はその解説書をつくり公式パンフレットとして広く啓蒙宣伝する取り組みを行っています。 解説書はこちらから ▼画像をクリックすると大きくなります。 【YouTubeでダンスを見る】 【畿央大学×宇陀市】宇陀うきうきダンス(YouTube) 【関連記事】 宇陀市連携「子どもうきうきダンス指導・体力測定事業」園児にダンス指導を始めました。 宇陀市連携「うだ子どもうきうきダンス指導・体力測定事業」全園の先生対象にダンス指導を行いました。 宇陀市連携「子どもうきうきダンス指導・体力測定事業」で体力測定を実施しました。 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.12~大宇陀こども園体力測定会に参加! 宇陀市と包括連携協定を締結しました。
2016.02.15
「第2回かしば産業展」に出展します!
「第2回かしば産業展」に出展します! 畿央大学は、2008年に香芝市との包括的な連携協定を結び、様々な連携事業を行っています。 「かしば産業展」は、香芝市の産業、商工業、企業の情報を幅広く市内外に発信するとともに、企業間の交流、市民と市内の企業とがふれあう場とするものです。香芝市内商工業の活性化、ひいては香芝市全体の活性化に結び付けていくことをめざし、2015年から開催されています。昨年に引き続き、今年も産学連携コーナーに出展します。ぜひご来場ください! イベント名 第2回かしば産業展 【入場無料】 日 時 2016(平成28)年3月6日(日)10時~15時 (雨天決行) 会 場 香芝市ふたかみ文化センター 香芝市藤山1-17-17 備考 香芝市商工振興課facebookイベントページ↓ https://www.facebook.com/events/505674409618997/ ▲クリックで拡大します。
2016.02.07
第14回畿央大学公開講座を行いました。
メインテーマ「心豊かに長生きするための住まいと食事」について学んでいただきました 2016(平成28)年2月6日土曜日の午後、第14回畿央大学公開講座【メインテーマ「心豊かに長生きするための住まいと食事」】を開催しました。 2003年4月に畿央大学が開学して12年ですが、1年に2回開催した年度もあって今回で14回目を数えることになりました。畿央大学公開講座は毎回100名を超え好評をいただいていますが、今回もそれぞれの講座に110名を超える参加者があり、広陵真美ケ丘地域の住民の関心の高さがわかります。 1つめの講座は、畿央大学人間環境デザイン学科教授齋藤功子先生による「終の棲家を考える」~サービス付き高齢者向け住宅とは何か~について90分の講演でした。 日本の高齢化率は世界に類のないスピードで進んいます。2011年高齢者住まい法の改正によってサービス付き高齢者向け住宅が創設され、国は10年間で60万戸の建設目標を掲げていますが、広さやサービス内容、設備、家賃や食費サービスの料金、職員数などの現状はどうなのかについて、実際に見学研究してこられた事例をもとに説明していただきました。誰もが避けて通れない道であり、いざという時に高齢者住宅・施設を選ぶポイントを学びました。 2つめの講座は、健康栄養学科教授岩城啓子先生による「食の『温故知新』~心豊かに長生きするために~」でした。 日本はこの50年間で欧米諸国を抜き世界有数の長寿国になりましたが、それに大きく貢献したのが世界無形文化遺産になった「日本食」です。健康維持と食文化の両面から、日本人の食の歴史と平均寿命を伸ばしてきた栄養バランスの大切さ、四季と伝統的行事との関連など興味深い講義でした。 受講後のアンケートでは、「終の棲家について今の内から考えていきたい」「できるだけ自宅で過ごしたいが、家族の話し合いの大切さがわかった」、「食育の勉強になった」、「学生さんたちと同じ目線での講義がとても新鮮でした」などのご意見をたくさんいただき、満足して頂けたようでした。 これからも畿央大学の強みである「健康と教育」に関する講座を行いますので、ぜひご参加ください! 【過去の畿央大学公開講座】 第13回畿央大学公開講座 第12回畿央大学公開講座 第11回畿央大学公開講座 第10回畿央大学公開講座第9回畿央大学公開講座第8回畿央大学公開講座第7回畿央大学公開講座第6回畿央大学公開講座 第5回畿央大学公開講座
2016.02.04
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.42~「作ってあそぼう」「お別れパーティー」を開催!
1月29日(金)「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、「作ってあそぼう」「お別れパーティー」を開催しました。 まず午前中のはじめは、あなたも1日先生「作ってあそぼう」を開催しました。仲林さんにおりがみを使った遊びを教えていただき、みんなで楽しく行いました。もうすぐ節分が近いということで、おりがみで鬼を作りました。かわいいカラフルな鬼がたくさんできて、それぞれ自分で顔を描きました。その鬼を使って、節分の歌を歌い、ゲームをしました。知らない人ともゲームを通して名前を知ることができ、たくさんの方と歌遊びを行っていました。鬼をかわいいお持ち帰り袋にしまって終了。 11時からは、私たち4回生が大学の卒業より一足早く金曜カフェを卒業するため、「お別れパーティー」を開催しました。当日は雨が降っていて足元の悪い中でしたが、たくさんの方が来てくださり、とてもうれしかったです。カフェに携わってくださったオーナーの上田さん、御所市の市役所関係の方々、カフェの常連さんの代表お2人に贈る言葉をいただきました。その後みんなで「贈る言葉」を合唱し、斉藤先生・奥村先生・4回生から挨拶を行いました。みんなそれぞれ、今までの感謝の気持ちを自分の言葉で伝えることができよかったです。「幸せなら手をたたこう」をサプライズでみんなで合唱し、温かい拍手とみなさんの笑顔で、パーティーはお開きとなりました。 金曜カフェを、昨年の2月から先輩からカフェを引き継ぎ、運営を1年間させていただきました。最初は学生みんな初めてのこと、初めての地で、不安がたくさんありました。しかし、実際やってみると、来てくださる方はみなさん優しく、気さくな方が多く、たくさんのお話ができて楽しかったです。時には一緒にふざけあったり、時にはまじめな戦争の話や人生についてのお話など、普段では絶対に聞けないようなお話や経験をさせていただきました。また、何も知らなかった御所市のいいところをたくさん知ることができました。たくさんの方に、「ありがとう」をいただきうれしく思っています。ですが、それの何十倍も私たちからみなさんに「ありがとう」の感謝の気持ちでいっぱいです。本当に素敵な1年間を過ごすことができました。たくさんの方の支えがあり、ここまでみんなでがんばってこられたことに感謝します。ありがとうございました!カフェの運営スタッフは卒業ですが、これからも続く金曜カフェに、時間を見つけてまた行きたいと思います。 2・3月は御所市在住のボランティアの方で、引き続き運営しています。毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。 人間環境デザイン学科 4回生 山上 華奈 【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール