地域・一般の方へ一覧
2015.10.20
教育学部 西端律子教授が「Microsoft MVP for Surface」を受賞しました。
本学教育学研究科および教育学部の西端律子教授がMicrosoft MVP for Surfaceに認定されました。 Microsoft MVP(Most Valuable Professional)とは、自身のマイクロソフト技術に関する知識や経験を最大限に活かしながら、他のユーザーを積極的にサポートしている、非常に優れたコミュニティのリーダーにあたえられるものです。日本では223名がMVPとして認定されており、Surface部門は世界で23名認定されています(平成27年10月19日現在)。 受賞理由は、本学の特色ある教育の一つ「ICT活用によるアクティブラーニングの促進」の取り組みとして、平成26年度よりタブレット型PC “Surface Pro” を新入生全員に貸与し、授業などへの積極的な活用を教職員一丸となって推進し、さらに教育学部の学生には、「先生の卵」として、次世代の子どもたちへの教育を見据えた授業の取り組みが評価されたと思われます。また、Surfaceを使っている学生の様子も日々ブログやSNSなどで発信されています。 なお、情報処理演習での取り組みは、Microsoftの事例としても取り上げられています。導入事例紹介(マイクロソフトHP) 西端教授より これからもICTに強い教員を育てることを目標に、授業の内外でSurfaceを日々活用するとともに、現在のテーマである特別支援教育にSurfaceをはじめとするタブレット端末を活用することについても引き続き、研究をすすめていく所存です。 ▼西端教授のブログ Surface弁当、550人分ください!大学新入生に、Surface Pro3 550台を貸与した記録。
2015.10.20
畿央祭消防訓練を実施しました。
畿央祭準備日に、消防訓練を実施! 10月16日(金)に畿央祭実行委員と模擬店責任者を対象に、畿央祭消防訓練を実施しました。 前半は、大学の防火管理者から防火管理の大切さと、大学祭での具体的注意点として、電気・ガス・油の扱いについて注意事項を説明しました。防火管理とは、何よりもまず「火事が起こらない環境を保つこと」、そして「万が一火事が起こったときすぐに火を消せる、安全に避難できる環境を保つこと」が大切であり、「自らの生命、身体、財産は自らが守る」という意識を持つことです。訓練に参加しているみなさんは、畿央祭では自らが安全を管理する立場であることを認識してもらい、事故なく畿央祭を成功させてほしいとお伝えしました。 後半は、エントランスホール前に移動し、広陵消防署のご協力のもと、水消火器を使用した消火訓練を行いました。 消火器は「基本(キホン)」を覚えて使いましょう!ということで、「キ」 「黄色いピンを抜く」「ホ」 「ホースを火元に向ける」「ン」 「ん~~~~!!っと力を入れてレバーを握り火を消す!」分かりやすく解説していただきました。そして、消火にあたる前に「火事だー!! 119番通報お願いします!」と叫んで周囲の人に火事を伝えることを忘れないように。学生のみなさんにも実際に訓練に参加してもらい、「キ・ホ・ン」を押さえた訓練を実施することができました。 楽しい時間も普段の生活も、事故が起こらない環境があってこそです。今は学生のみなさんも、社会に出れば学校や病院などで他者を守る立場になっていきます。今回の訓練でお伝えしたこと、経験したことを今後に役立ててほしいと思います。
2015.10.19
「ハンセン病療養所訪問学習を通しての学び」報告会を開催しました。~看護医療学科
第13回畿央祭ウェルカムキャンパス 看護医療学科企画 「ハンセン病療養所訪問学習を通しての学び」報告会 -あなたにも知ってほしい ハンセン病とともに生きる人々のことー 10月17日(土)畿央祭・ウェルカムキャンパスにおいて、看護医療学科4回生のプロジェクトメンバー9名による『ハンセン病療養所訪問学習での学びの報告会』を開催しました。この企画は、8月25・26日に岡山県の長島愛生園と邑久光明園を訪問した「健康学特論」履修生29名の中からプロジェクトメンバー9名を選出し、「健康学特論」でのグループ発表の内容をさらに再編・統合し、自分たちの事前学習のときに感じていたことと現地での見聞を通して感じ、考えたことを中心に「見学学習に参加する人たちに知ってほしいこと・伝えたいこと」を報告しました。 プロジェクトメンバー9名のうち、6名の学生は保健師課程の臨地実習中であり、他の学生も国家試験の勉強をしなければならない中、リーダーの岸君を中心に発表内容を検討し、パワーポイントの作成、発表練習に励みました。また当日の配布資料として、奈良県中和保健所より奈良県作成のハンセン病パンフレットをご提供いただきました。 プログラムは第1部として長島愛生園歴史館学芸員の田村朋久氏を招いての講演、第2部として学生の学びの報告の後、参加者全体での意見交換を行いました。 講演では、田村氏から、ハンセン病に対する国の対策の歴史や療養所での生活など貴重な資料や写真を提示して、わかりやすく講演していただきました。 続いての学生の学びの報告では、ハンセン病における隔離対策や断種、国内外での差別、医療と看護などについて人権の観点から、事実だけでなく自分たちで見て聞いて感じたことや考えたことを中心に報告しました。主な内容は、療養所での生活は厳しく、疾病の治療に専念する実態ではなく、自分たちで住居を建て、食料を自給自足し、逃走や反抗的な態度をとれば、監禁室に監禁され、自殺する人や栄養失調等により死亡した人の遺体を患者自ら火葬しなければならないなど、想像を絶する状況の中でも、祭りや芝居、文学など“人らしく”生きるための楽しみや希望を持ち続けていたことを報告しました。 元患者の自治会長さんの語りを聞いての学びでは、療養所での過酷な生活のほか、里帰り事業で奈良まで行っても家には帰らないでほしいとの家族の申し出に実家に帰ることができず、母親の死も第三者から聞いたことなどの体験や「人間が人間をしばってきた歴史を残したい」と国の補償を求める活動を始めたときに療養所内外で迷惑だと反発されたことなど、学生なりに自治会長さんの思いを理解したことを報告しました。自治会長さんが奈良県出身ということで、偶然の一致ともいえる何かのご縁を感じたものです。 参加者は延べ28名で期待していたよりも少なかったのですが、参加してくださった方は、非常に熱心に聞いてくださいました。意見交換では、それぞれの発表を聞いての感想や思いを述べていただき、学生の発表を通して、今まで知らなかったことがわかりやすく報告されていて、よく理解できたこと、自分自身もぜひ長島愛生園に行ってみたいと感じたことなどの感想がありました。特に本学の看護学生においては、看護学のカリキュラムの中でハンセン病について学習することは、保健師課程を選択の学生のみで、「病名は知っていたけれど、今日聞いたことは知っておく必要があると感じた」とアンケートに綴られており、保健師課程選択学生以外にも学習する機会を設ける必要性を感じました。 田村氏からは、見学後に一般の方に向けての報告会が開催されることは少ないので、非常に意義があることと、学生の報告に対する真摯な姿勢が感じられ、ぜひ看護者となってもその思いを持ち続けてほしいとの嬉しいエールをいただきました。 企画者として、厳しい時間調整の中、最後までやり通した9名のプロジェクトメンバーの頑張りを称えたいと思います。 畿央祭ウェルカムキャンパス企画担当 看護医療学科教授 松本泉美 【関連記事】 看護医療学科4回生が国立ハンセン病療養所を訪問!~「健康学特論」 看護医療学科4回生が国立ハンセン病療養所を訪問(2日目)!~「健康学特論」 看護医療学科4回生が国立ハンセン病療養所を訪問~学生レポート「健康学特論」
2015.10.19
第13回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました!
2015年10月17日(土)・18日(日)に実施した第13回畿央祭・ウェルカムキャンパスは、晴天に恵まれ、地域の皆様をはじめ約9300人もの多数の方々にご来場いただきました。 今年のテーマは『瞬(またたき)』。 主なブースをフォトレポートします。 野外ステージ ■開会式 副学長のご挨拶、畿央祭実行委員長の開会宣言のあと、実行委員194人と学生が揃って、開会式を行いました! ■吉本お笑いライブ(18日/シャンプーハット、バンビーノ、ゆりやんレトリィバァ) ■バンド、ダンスなど 熱いパフォーマンスが2日間にわたり繰り広げられました。 ■閉会式閉会式のフィナーレ、畿央祭実行委員有志による「ソーラン節」は伝統になっています。 冬木記念ホール ■バンド演奏など バンド演奏、チアリーディング、ダンスのほか、学外から関西中央高等学校吹奏楽部などのゲスト出演もありました。 アリーナ ■子ども向け企画 「わんぱくランド」2日間、畿央生と子どもたちが、きちんとルールを守って、思いっきり遊びました。 新企画「ふわふわ迷路」も大好評! スタンプラリー・ビンゴゲームにも沢山のチビッコが来てくれました。 模擬店など 模擬店は55店舗。クラス・部活・サークル・ゼミ単位など、いろんなグループで出店しています。 どこのお店も美味しくて、18日の午後には売り切れが続出してしまいました!! ウェルカムキャンパス 例年「畿央祭」と同時に開催している『ウェルカムキャンパス』は、畿央大学の教職員がお送りする、地域のみなさま参加型のイベントです。今年も、畿央祭にあわせて開催し、畿央祭を楽しんでもらいつつ、老若男女の皆様に研究成果を体験していただきました!! 10/17(土)・18(日)両日開催■学びのギャラリー <人間環境デザイン学科> ■広げよう、ボランティアのWA!2015 <ボランティアセンター> ■自然と科学のちょこっと体験 <現代教育学科> ■茶室「ゲル庵」 <人間環境デザイン学科> 10/17(土)開催■テンペカフェ <健康栄養学科> ■おいしい講座 <健康栄養学科> ■ハンセン病療養所訪問を通しての学び <看護医療学科> ■子どもたちの遊びと学びの楽習空間へようこそ! <現代教育学科> 10/18(日)開催■大豆を使ったお菓子教室(親子クッキング) <健康栄養学科> ■子どものための食育 <ヘルスチーム菜良> ■味覚測定 <健康栄養学科> ■健康チェック <TASK(健康支援学生チーム)> ■健康チェック カロリーチェック!! <健康栄養学科> 同窓会サロン(ホームカミングデー) 290名の卒業生が来場。 ハロウィンパーティ風のブースを作り、卒業生の休憩スペースとして喜んでいただきました。畿央祭で利用できる金券1000円とドリンクを配布し、恒例のガラガラ抽選会を実施しました。 →畿央祭同窓会サロン(ホームカミングデー)のご報告(Smile Blog) ミニオープンキャンパス 2日間で約150人にご参加いただきました! 参加者には畿央祭で使える金券が配布され、キャンパス見学もかねて、学園祭にくりだしました! 畿央祭にご来場、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました! 近日中に、実行委員や学生広報スタッフによる畿央祭ブログも公開予定です。ご期待ください!
2015.10.14
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.14~9月勉強会(応急処置)
9月29日(火)、TASKの勉強会を行いました。今回のテーマは“応急処置”です。 こんにちは!! TASK(学生健康支援チーム)看護医療学科2回生の辻村です! ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 はじめに、熱傷・熱中症・捻挫・骨折・出血をした場合の対処について説明し、その後骨折の応急処置を実際にやってみました!! 骨折部位の固定には、雑誌や傘などを活用できます。みなさん負傷者、救護者それぞれの役になりきっていましたね(^^) 最後に、三角巾の結び方も練習しました。結んだときはしっかり留まり、ほどくときはスルッとほどける『かた結び』にはビックリ! はじめは悪戦苦闘しましたが、最終的にみなさん“スルッ”を実感できました(笑) 応急処置をするのとしないのとでは経過に大きな差があります。応急処置を行うことで、救命効果や悪化の防止が期待できるのです!! ですから、倒れている人やけがをしている人に居合わせたら、見て見ぬふりをせず手を差し伸べることが大切です! 勇気のいることですがその行いは傷病者にとって決して無駄にはなりません。 今回の勉強会を生かして、一人でも多くの方を救えるようになれればと思います(^^)/ 看護医療学科 2回生 辻村理紗
2015.10.09
JR京都伊勢丹にて糸紡ぎ体験会を行います。
人間環境デザイン学科の村田ゼミでは、モノづくりの一環として、綿を種から栽培して、糸を紡ぎ、自らデザインした衣装制作などを行っています。 10月24日(土)・25日(日)午前11時~午後4時まで、JR京都伊勢丹7階の出産準備用品売場にて、糸紡ぎ体験会を開催します!【参加費無料】 村田ゼミが連携している大和高田の「さくらコットン」は、大和高田商工会議所が中心となり地元の綿で作ったオリジナルブランドです。 このさくらコットン製品が伊勢丹で販売されていることから、今回、村田ゼミの学生や卒業生が糸紡ぎ体験会を行うことになりました。 収穫した綿から種を取り除く「繰り綿」作業や、種を取り除いた綿を紡いで糸にする「糸紡ぎ」を、昔ながらの製法で体験していただけます。 今年摘み取られたばかりの綿から、自分で糸を紡いでみませんか。 ▼イベントの詳細は、JR伊勢丹インフォメーションに掲載されています! http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/babykids/
2015.10.09
近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作ったカフェメニューが発売されます。
発売に先立ち健康栄養学科学生の創作2グループが香芝サービスエリアで試食会! 10月16日(金)から販売予定!! 2015(平成27)年7月25日に開催された㈱近鉄リテーリングと畿央大学連携事業「香芝サービスエリアカフェメニュー開発プロジェクト」審査会でグランプリおよび準グランプリを受賞したレシピが商品化されることになり、学生たちが同サービスエリア(以下、SA)を訪問し試食会が行われました。 10月6日(火)授業が終わった18時に指導教員の健康栄養学科岩城啓子教授、餅田尚子助教、グランプリグループ2回生4名(加田野葉月、内田有妃子、小西舞佳、小川夕里奈)らが大学を出て西名阪自動車道香芝SAまで約20分間一般道を通っていきました(高速道路のサービスエリアは外から歩いて入ることもできます)。 グランプリ賞をとった“かぐや姫の抹茶フローズン(夏バージョン)”と“姫のホット抹茶ラテ(秋冬バージョン)”を美味しくいただきました。このプロジェクトの最初からお世話になってきた岩崎取締役からはお客様の平均滞在時間がわずか30分のためスピードが勝負、田村シェフからコストパフォーマンスと美味しさを保つためのレシピ改良点をお聞きしました。これから秋から冬になるのでホットラテ(写真左)を、フローズン(右)は来年4月以降お目見え予定です。 昨年2014年度は近鉄SA×畿央大学コラボ事業で「フードコートメニュー開発」を行い、グランプリ受賞「大和芋のとろろ風オムライス」、準グランプリ賞「とりちり丼」が商品化なって両方とも販売好調で定番商品として置かれています。ちょうど夕食時だったので「大和芋のとろろ風オムライス」をごちそうしていただきましたが、とても美味しくて人気の理由を実感しました。 準グランプリ受賞作品“はちみつジュレの太陽さんさんゼリー”を創作した2回生4名(吉田美穂、馬渕亨乃、山本萌、松尾彩花)のグループは授業の関係で10月8日(木)昼休みから4限目14時40分までの約2時間を使って香芝SAまで試食に行きました。お昼どきのため店内は人でいっぱいだったので、外のテラスでごちそうになりました。もちろん、昨年先輩たちが作ったオムライス、そしてグランプリの抹茶フローズン、抹茶ラテも美味しくいただきました! 今回、試食会も終了し、西名阪香芝SAでは、10月16日(金)から発売となる予定です。名古屋行き、大阪行きの両SAで、“姫の抹茶ラテ”と“はちみつジュレの太陽さんさんゼリー”が提供されますので、みなさん、畿央大学生が創ったスイーツをぜひお召し上がりください。 【関連記事】 今年も近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました。近鉄連携「香芝サービスエリアカフェメニュー開発」第1回勉強会を開催しました。 近鉄連携「香芝サービスエリア カフェメニュー開発」質問会を開催しました。 近鉄連携2年目「香芝サービスエリアカフェメニュー開発プロジェクト」創作レシピ検討会を行いました。 近鉄リテーリング連携「近鉄SAカフェメニュー開発プロジェクト」審査会を行いました。
2015.10.06
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.35~「うたごえ(第5回)」「似顔絵(第4回)」!
10月2日(金) 「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、「うたごえ(第5回)」と「似顔絵(第4回)」を開催しました。 毎月第一金曜日恒例の「うたごえ」、今回もたくさんの曲をみんなで歌いました。 1曲目は「青い山脈」を手拍子しながら歌いました。盛り上がったところで「赤とんぼ」「虫の声」「小さい秋みつけた」「夕焼け小焼け」を合唱。秋の訪れを感じますね。 次の「誰もいない海」「禁じられた遊び」は橋口さんがギターで伴奏してくれました。 とても素敵な音色でした。ここで橋口さんの伴奏に合わせて息子さんが「涙そうそう」を二人で披露してくださりました。 みなさんファンのようにうっとり聞いておられました。 親子でこういったことをすることは、とてもかっこよく”憧れます”(^^♪ 次にイントロクイズをみんなでしました。 有名な曲なので、みなさん理解はしているのですがなかなか題名が出てこないという様子でした。 そして「うたごえ」恒例イベント。みんなで誕生日のお祝いをしました。 今回10月が誕生日の方が1人いたのでみんなでハッピーバースデイの歌を歌いました。 次回は11月ですので11月生まれの方はぜひ来てください。みんなにお祝いしてもらえますよ! 「野に咲く花のように」「学生時代」と続けて歌い、お祭りの季節ということで最後に「お祭りマンボ」をみんなで歌いました。 今回は秋の曲を中心にたくさんの曲をみんなで体を動かしながら楽しく歌いました。 あなたもぜひみんなで歌いませんか? もう一つのイベントである「にがおえ」。 梅田さんが書いてくださる絵はとても上手で売り物のようです。 今回はお子様連れの主婦の方が来てくださったのですがとても好評でした。 「うたごえ」も「にがおえ」も毎月第一金曜日に開催しているのでお待ちしております。 今回「にがおえ」に来てくださった主婦の方に 「もっと子育て世代の人も足を運びやすいイベントが増えたらいいのに」とお話いただきました。 もし不安や分からない事があればお気軽にお声掛けください。私たちスタッフ一同、年齢関係なく子育て世代の方も気軽に入りやすいイベントを発信していき、地域の居場所として多くの方の繋がりを育むために頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。皆様お待ちしております。 毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。斎藤ゼミ一同皆様にお会いできるのを心からお待ちしております。 人間環境デザイン学科4回生 松田大雪 【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール
2015.10.02
広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の記者会見を行いました。
文部科学省の助成を受けた地域密着型研究プロジェクトがキックオフ! 2015年(平成27)年10月2日(金)、広陵町さわやかホールで広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトの記者会見が行われました。畿央大学は地元広陵町と連携し、運動教室や体力測定、介護予防、認知症予防などさまざまな健康増進のための施策を進めてきました。これまでの実績も踏まえて、この度、畿央大学が文部科学省の補助金である「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に奈良県で初めて採択されました。これを受けて、健康に強いまちづくりと実践教育・研究をコラボした広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」をスタートすることになり、記者会見を開く運びとなりました。 ※KAGUYAプロジェクトは文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「ソーシャル・キャピタル創出とヘルスケアデータ一元化による地域包括ケアシステム研究拠点の形成」の助成のもと実施されます(助成期間は今年度を含めて5年間)。 冒頭に山村広陵町長から「町制60周年を迎える今年度に、畿央大学が奈良で初めてこの助成金を受けてプロジェクトを進めて頂けるのは大変ありがたい。町と畿央大学がしっかり連携して健康づくりを進めていきたい」と力強いお言葉をいただきました。 続けて、KAGUYAプロジェクト研究代表者であり、畿央大学ヘルスプロモーションセンター研究部門長の文准教授が私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の概要について説明。「研究のための研究ではなく、地域の皆さんが本当に健康になることを本気でめざしていきます」と強い決意を表明しました。 プロジェクトの概要について、これまで主に広陵町保健センターと長く連携事業を進めてきた理学療法学科松本助教が説明しました。KAGUYAは”Keeping Active across Generations Uniting the Youth and the Aged”の略称で、「若者と高齢者が一丸となり、世代をこえて、住民が元気でいきいきとし続けられるまちづくりを目指す」という想いが込められていること、そして広陵町の竹取公園は竹取物語で有名なかぐや姫誕生の地と言われていることから「KAGUYAプロジェクト」という愛称がつけられることになりました。 KAGUYAプロジェクトの具体的な取り組みは大きく分けて下記4つです。 ①住民リーダー(介護予防リーダー)の育成 2015年1月~3月に介護予防リーダー養成講座を開催し、37名が修了生として既に地域で活躍中です。サロンを立ち上げたり出前の体操教室を開催するなど、既に成果が出始めています。来年1月にも第2回目の養成講座実施を予定しており、自主的に地域で企画・運営・活動できる住民リーダーを養成することで、ソーシャル・キャピタル(地域のつながり)を生み出していくことをめざします。 ②健康支援学生チーム(TASK)の学内外での活動・交流 学科・学年をこえた学生混成チームTASK(約150名)がさまざまなイベントや地域での活動に参加し、地域住民とつながることで地域の活性化と学生への実践教育の効果を高めていくことを目的としています。 ③さまざまな健康データを一元化するデータベースの構築 各部署や畿央大学が実施している体力測定など現在は点在していて一体的に運用されていないヘルスデータをまとめるデータベースを広陵町と協議しながら作ることで、個人・地域の健康情報や課題などを「見える化」をめざします。結果を広陵町にフィードバックしていくことで、より効果的な施策の実現をめざします。 ④健康状況を簡単に確認できるアプリ開発 高齢者やICTが苦手な世代でも扱えるタブレット用アプリを開発し、簡単に健康状態や認知症チェックができるようにします。住民リーダーや学生が地域で活用したり、公民館等に設置することで、健康意識を高めながら健康状況の把握を進めます。 ▼プロジェクトのイメージ図は、下記の通りです。 学校法人冬木学園冬木理事長からの「このプロジェクトは広陵町や住民の皆さんの協力なしには実現し得ないものであり、また他には見られないもの。地域密着型研究のモデルケースとして、全国に発信していきたい。」という言葉で会見が終了しました。会見後の質疑応答では、予定の10分を大幅にこえるほど各社の記者の皆さんから質問が殺到し、関心の高さが窺えました。最後は広陵町イメージキャラクターかぐやちゃんと一緒に記念撮影を行い、解散となりました。 畿央大学はKAGUYAプロジェクトを通して、地域住民と学生、教員が交流しながら個人と地域の健康情報の「見える化」を図り、健康データに基づいた施策を進めることで、健康格差の縮小と健康寿命の延伸をめざしていきます。 【関連リンク】 平成27年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に本学が採択されました。 KAGUYAプロジェクト紹介リーフレット(PDF)
2015.10.01
Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 和里(にこり)を開催しました。
< Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 和里(にこり)>は介護老人福祉施設 和里のご協力をいただき、畿央大学 健康栄養学科の林京子講師、看護医療学科の山崎尚美教授ほか老年看護学領域の教員(島岡・南部)でつくる認知症カフェです。 オレンヂ喫茶のネーミングは認知症サポーターの印<オレンジリング>から繋げており、ご高齢の方にもより親しみを持って頂けるようにオレンヂ喫茶としました。オレンヂ喫茶は認知症の方やご家族、施設関係者や地域の人たちが集い、自由に交流をもつための場です。毎回、美味しいおやつを食べながら楽しく過ごす工夫を凝らしています。どうぞお気軽に覗いてみてください♪ 第1回目は7月18日(土)健康栄養学科 林先生による「高齢化社会における食生活とは?」のお話と、<冷たいトマトゼリー>をいただきました。バランスの良い食事の摂り方をクイズも交えながら分かりやすく、楽しく教えていただきました。病院ボランティア活動論の受講生として看護医療学科の学生3人も参加し、認知症について理解を深めました。 第2回目は9月25日(金)看護医療学科の二十軒先生によるフルートのソロコンサートと、<まっちゃ豆乳ババロア>をいただきました。 二十軒先生は、普段は4人で演奏活動をされているそうですが、今回はピアノのCDに合わせてソロでフルート演奏をしていただきました。いつもは静かな和里の館内にフルートのやさしい音色とピアノの伴奏が響き渡り、とてもゆったりとした穏やかな時間を過ごせました。曲は「もみじ」「コスモス」「いい日旅立ち」など馴染みのある曲が多く、参加いただいた方々は体でリズムをとったり、じっくりと聞き惚れたり、一緒に口ずさんだりと各々の楽しみ方をしておられました。美空ひばりさんの「川の流れのように」では曲に合わせてみんなで一緒に歌い、和やかなムードに包まれて、参加者からは「とても良かった」「楽しかった」「あぁ幸せや~」などと言葉をいただきました。 また、林先生手作りの<まっちゃ豆乳ババロア>はカロリー控えめの甘味料を使い、やさしい甘さの中に抹茶の風味がしっかり効いた美味しくてヘルシーなおやつでした。今回は林ゼミの学生や老人看護専門看護師、和里の介護実習生もお手伝いしてくださり、参加者、スタッフなどを合わせると総勢23名でした。参加者は和里ショートスティご利用中の方が多く、今後は介護を実際に体験されているご家族や地域の方にも周知していただけるように広めていきたいと思います。 今後のカフェ予定は、11月21日(土)「絵手紙を描こう!」、2月13日(土)「介護体験を語ろう!」を予定しています。参加費は500円でどなたでもご参加いただけますので、お近くに認知症の方やそのご家族がいらっしゃいましたら是非お声かけ頂きご参加ください。手作りおやつをご用意してお待ちしております。 【次回紹介チラシ:クリックすると大きくなります】 看護医療学科 助手 島岡昌代