地域・一般の方へ一覧
2014.05.26
宇陀市連携「子ども元気体操づくり・子ども体力測定」プロジェクトがスタートしました!
健幸都市“ウェルネスシティ宇陀市”構想に賛同して、大学をあげてお手伝いしています! 健幸都市“ウェルネスシティ宇陀市”とは、市民の誰もが健康で幸せと思えるまちを表し、人々が身体面の健康だけでなく、生きがいを感じ、安心して豊かな生活を送れるまちをめざす考え方です。「健幸」をまちづくりの基本に据えた政策を連携しながら実行することにより、健康長寿の市を実現します。(企画構想リーフレットより) また、奈良県においても「子どもを夢中にさせる運動遊び推進事業 ~からだは幼児期からの取組!~ 」を推奨しており、健康づくりは高齢者ばかりでなく子どもからというのが主流になってきています。 畿央大学は、健幸都市“ウェルネスシティ宇陀市”構想に賛同して、理学療法学科、健康栄養学科、現代教育学科の教員・学生らでチームを組んで支援しています。まず子どもから元気に!ということで、「子ども元気体操づくり」、そしてその体操の効果判定のためにも、「子どもの体力測定」を大学独自のノウハウで実施することになりました。 2014(平成26)年5月24日(土)宇陀市最大の約180名規模の幼保児童を擁する大宇陀幼児園では保護者参観日としていただき、子どもたちが隣接するふれあい交流ドーム体育館内で25m走・ボール投げ・足指握力等の測定をしている間、保護者には園内リズム室を使って畿央大学教員による講演会を実施しました。子ども体力測定は同園の規模が大きいため当日はこれら3つの測定に、宇陀市子ども支援課、園の教員多数とともに畿央大学学生健康支援メンバー(TASK)10名(指導教員:理学療法学科松本大輔助教)らが担当しました。 この日に体力測定したのは、大宇陀幼児園の3歳児未満を除く園児(約150名)で、A・B2つのチームに分かれて同じメニューを2回交互に実施する形で時間効率よく、体力測定・講演会・親子一緒にレクリエーション(ダンス・ふれあい遊びなど)を行いました。 保護者への講演として、まず理学療法学科准教授福本貴彦先生は「知っておいてほしい、運動発達とケガへの対応」と題して、幼児期の脳の発達と身体能力、万一ケガしたときの応急処置方法、歩行運動のための足指握力の大切さなどについて講義していただきました。続いて、健康栄養学科助教柴田満先生は「元気に体操!しっかり水分補強」と題して、この夏の時期に高齢者とともに子どもに起きやすい熱中症(熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病などの種類)についての発生時の特徴や注意事項について説明していただきました。 大宇陀幼児園があるのは心の森総合福祉公園の入口で、体力測定をしたふれあい交流ドーム、野球もできそうな広大な広場、パターゴルフ場、大温泉浴場あきのの湯、特別養護老人ホームなどが大自然あふれる緑の中に配置されています。最後に、畿央大学と宇陀市子ども支援課と園のスタッフみんなで、大宇陀幼児園をバックに記念撮影しました。初夏のさわやかな土曜の一日、充実した保護者参観日になりました。
2014.05.23
本学教員が『学生と考える生命倫理』を出版!
畿央大学は、健康科学部と教育学部の二学部で、「健康」と「教育」に焦点をあてた教育研究活動に取り組んでいます。 学生の多くは、理学療法士、看護師、助産師、栄養士、教師など、健康と教育のスペシャリストとして「いのち」と向き合う職業をめざしています。 本学では、生命に対する倫理を教育することが極めて重要な課題であるとの認識から、教養科目として「生命倫理」を全学科で必修としています。 学生にとって教員は、めざす分野のスペシャリストです。教員はオフィスアワーで積極的に研究室を開放しており、学生から相談や質問をしやすく、教員と学生の距離が近いのも本学の特徴です。 このたび、本学の教員が生命倫理に関するテキストを執筆いたしました。 『学生と考える生命倫理』は、生殖医療、遺伝子操作、延命措置、児童虐待など現代社会において遭遇する生命倫理の問題を取り上げ、学生が自ら「いのちの尊さ」を考えるためのテキストです。 「学生と考える・・・」という書名には、生命倫理について教員から一方的に知識を提供するのではなく、学生一人ひとりが自分の問題として生命倫理を学んで欲しいという願いがこめられています。近隣の書店や通信販売でぜひ手にとってお読みください。 ▼『学生と考える生命倫理』注文書はコチラ
2014.05.15
【満員御礼】 第9回畿央大学パッククッキング講習会のご案内
【満員御礼】 定員に達しましたので、締め切らせていただきました。 第9回 畿央大学パッククッキング講習会 『パッククッキング』をご存じですか?これは、火を使わない真空調理の家庭版で、材料をポリエチレン袋に密封して電気ポットで調理する方法です。焦がすことなく、煮くずれもしにくく、一人分のお粥やおかずを同時に作ることができます。また、介護をしながら、掃除をしながら、他の作業をしながら調理ができます。とても安全・便利な少量調理法です。最近は男性の受講者も増えてきました。男女年齢を問わず、ぜひ、ご参加ください。 今回の献立は、「枝豆ご飯、あんかけハンバーグ、トマトスープ、夏野菜ナスとししとうの煮物」を予定しています。(メニューは多少変更になる場合があります。) 講師: 畿央大学健康科学部 健康栄養学科 教授 浅野恭代 日時 2014年7月26日(土)10時~13時 指導講師 畿央大学健康栄養学科 教授 浅野恭代 内容 電気ポットを使った簡単調理 会場 畿央大学 C棟1階 調理実習室 持ち物 エプロン、三角巾、筆記用具 対象 一般(地域住民の方々)、小学生以下のご参加はご遠慮ください。 定員 40名(先着順) 【満員御礼】 献立 枝豆ご飯、あんかけハンバーグ、トマトスープ、夏野菜ナスとししとうの煮物 (メニューは多少変更になる場合があります) 参加費 300円(材料費として) 申込方法 定員に達しましたので、締め切らせていただきました。 ① 氏名(ふりがな)、② 〒住所、③ 連絡先(電話、携帯電話、FAX番号等)、④ 年齢を明記の上、 E-mail、FAXまたはハガキにて下記へ7月19日(土)まで(必着)にお申し込みください。 ※受付手続き完了後、受講いただく方には「受講証」を発行しますので、 当日ご持参ください。 定員を超えてのお申し込みとなった場合は、ご連絡します。 申込先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学 企画部 パッククッキング係 宛 FAX:0745-54-1600 E-mail:kikaku@kio.ac.jp 問い合せ先 TEL:0745-54-1601 (畿央大学企画部 水野、増田、横沢)
2014.05.14
広陵町連携 地域巡回型健康教室「広陵元気塾」が開かれています。
畿央大学理学療法学科教員が広陵町住民のみなさまの健康づくりのお手伝い! 畿央大学は広陵町福祉部保健センターと連携して地元広陵町が主催する地域巡回型健康教室「広陵元気塾」の運動指導を行なっています。 2014(平成26)年5月13日(火)は広陵町西体育館(真美1校区)会場に健康づくりに関心のある約30数名の方々が参加され、畿央大学からは理学療法学科 助教 松本大輔先生が運動の指導に当たりました。 この「広陵元気塾」は、広陵町住民のみなさまに「元気」と「笑顔」をお届けするために、広陵町の保健師とテーマ別の講師が、校区単位で地域を巡回するものです。 26年度の第1回テーマは「動けるからだづくり~ストレッチを中心に~」で4月から5月の2ヶ月間に5箇所を巡回します。 6月~7月は「大人も子どももわくわく食育」 8月~9月は「大人と子どものふれあい体操」 10月~11月は「歩ける足になるためのフットケア」など 来年3月まで2ヶ月ごとにテーマが替ります。 広陵町のみなさまはぜひご参加ください。 ※日程、場所は決まり次第広陵町広報誌に掲載されますので、ご確認ください。 なお、本日の模様は、5月30日(金)奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(17時58分~18時54分)の中の特集『いきいきまち便り』で紹介される予定ですので、ぜひご覧ください!
2014.05.12
産官学連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施!
産官学連携『橿原産しょうがを使った給食献立開発』 参加学生が保育所と今井町を見学! 平成21年度「古代弁当プロジェクト」から始まって今年で6年目を迎えた橿原市・橿原商工会議所連携事業、今年は「橿原産しょうがを使った給食献立開発」プロジェクトを取り組み、保育所の給食献立を開発します。 2014年5月10日(土)に、畿央大学健康科学部健康栄養学科の「橿原産しょうがを使った給食献立開発」プロジェクト(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)の参加登録学生43名中27名が、橿原の藤原京保育所と橿原(今井町)の文化歴史の見学を行いました。 今回の見学会は、保育所の給食献立を開発する上で、保育所給食メニューをイメージするために、 藤原京保育所のご協力のもと見学させていただき、園児の給食を実際に見て、保育所給食の説明を受け、今後の開発に活かしてもらう主旨で実施しました。 藤原京保育所では、まず、森下園長先生より、当保育所についてのお話があり、平日は100名以上の園児が在籍し、食育・地産地消に取り組んでいるそうです。 その後、健康栄養学科浅野先生より、今回の保育所で見学したことを、次回の勉強会で発表するようお話がありました。 見学会は、二つの班に分かれて 一班ずつ、調理室の見学を行いました。 調理室内へは衛生面の問題上、入ることはできないため、窓越しで廊下から見学。 橿原市こども未来課の管理栄養士である阪本様より洗浄室と調理室について説明していただき、学生たちは熱心にメモを取りながら聞いていました。 また、学生たちは 「調理は何時から始めますか?」 「何人の保育士さんで何人の園児のお世話をされていますか?」 等、質問も活発にしていました。 そして、給食が園児たちに運ばれる時間となり、配膳される様子を見学し、園児が食べ始める頃、園児たちの近くまで入らせてもらって、給食の内容や園児たちの食べる様子を間近で観察することができ、開発の取り組みに意欲を湧かせていました。 訪問させて頂いた当日は土曜日で給食は軽食だったため、副園長先生が「平日の献立はもっと品数が沢山あるんですよ」と、平日メニューを学生に紹介できないことをとても残念そうに話されていました。 その後、園内を見学させて頂き、最後に調理師さんから調理室内の調理器具の説明を受け、学生たちは、窓越しに覗き込んで見学していました。 園長先生が最後のご挨拶で、「学生さんたちの開発する保育所給食を期待しています」と、学生たちに向けてエールを送って下さいました。 保育所見学の後、かしはら万葉ホールへ移動し、昼食は、奈良県の食材を使った食事をいただきました。 午後からは橿原市の今井町見学を行い、橿原市の歴史について学びました。 まず今井まちなみ交流センター「華甍(はないらか)」の見学を行い、 説明員の方から、橿原(今井町)の文化歴史のお話をお聞きしました。 その後、重要伝統的建築物群保存地区の今井町の街並みを見学して周りました。 18世紀中ごろに建てられた重要文化財の「河合家住宅」では、今も酒造業を営まれている様子を見学しました。 保育所の見学、そして橿原の歴史を学ぶことによって、橿原らしい給食メニューのイメージが膨らみます。 学生たちが創った給食を食べる園児たちの喜ぶ顔が見たいですね! 【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート!
2014.05.07
平城宮跡を大極殿まで優雅に練り歩く『平城京天平行列』に参加しました。
畿央大学冬木正彦副学長扮する“光仁天皇”を先頭に約30人の女官姿の学生たちを従え行進! 2014(平成)年5月3日(土・祝)、紫の衣を纏った光仁天皇役の畿央大学冬木正彦副学長はじめ学部生約30名が、きらびやな女官に扮して、平城宮跡朝堂院南側園路から第一次大極殿まで練り歩く『天平行列』に参加しました。 平城京天平祭は2010(平成22)年平城京遷都1300年祭以降も毎年5月連休に行われているイベントで、畿央大学はこの天平行列を盛り上げるために教職員・学生が一体となって地域社会貢献活動として参加協力しています。 奈良橿原の藤原京から平城京への遷都は西暦708年(和銅元年)に第43代元明天皇の詔により実施され、平城京は794年まで日本の都として栄え、右京・左京・一条大路から九条大路などの地名は今も残っています。元明、元正、孝謙、称徳の女性天皇、聖武、淳仁、光仁の男性天皇の7人の天皇が治めた奈良時代最後の光仁天皇役となって冬木正彦副学長が学生らとともに登場しました。栄華を極めた雲上人になった気分で平城京衣裳を着られるということで、学生たちもこの日を待ち望んでいました。 今年の平城京天平祭は5月3日から5日までの3日間開催され、初日となった3日にはこの大極殿南門前で畿央大学茶道部(指導教員:健康栄養学科冬木啓子教授、茶道部員約20名)による『さくら茶会』が日頃の練習成果のお点前を披露しました。
2014.05.02
ボランティアレポート~介護老人施設ライブ by 弾き語りサークル!
こんにちは!弾き語りサークルの「すごけん。」です!!!!! 平成26年4月13日(日)に、介護老人保健施設「かぐやの里」さんにボランティアに行かせていただきました!! 施設の方が歌詞カードを用意して下さったのを見ながら、オープニング曲の「おどるポンポコリン」から始まって、松田聖子さんの「赤いスイートピー」や「なごり雪」、「心の旅」、「上を向いて歩こう」などの5曲を利用者さんと一緒に歌って楽しみました。 特に「上を向いて歩こう」を歌わせて頂いたときは、利用者さんも一緒に口ずさんで下さったりして、私たち自身も楽しんで歌うことができましたし、すごくいい経験をさせていただきました! 当日の様子は、かぐやの里さんのブログでも紹介されています。 私たち「すごけん。」は、要請を頂ければ社会福祉施設、保育所などにも歌いに行かせて頂きます! ご希望の日程、ご要望の音楽ジャンル等を、畿央大学ボランティアセンターまでお知らせください。 → volunteer@kio.ac.jp 弾き語り(アコースティック)サークル「すごけん。」 代表 教育学部3回生 矢部千夏
2014.05.01
離島・へき地医療体験実習 in 神島2014~看護医療学科
「離島・へき地医療体験実習」は、地域住民と密着した医療や看護が実践されている地域に赴き、対象者の生活背景を考慮した全人的医療を体験し、また実際の生活の状況を観察し体験することで「ひとのくらし」を理解し、保健・医療・福祉の望ましいあり方や看護職の役割を学ぶ実習です。 鳥羽市神島は、実習開始当初から実習地域として本学を受け入れていただき、今年で4回目となります。 初回から島民の生活習慣と健康との関連をデータを通して把握し、健康教育にもつながる取り組みとして「骨密度測定」を行い、事前に問診票やパンフレットを作成し、測定結果の保健指導を実施してきました。 今年度の実習は、2014年4月14日~17日の4日間実施されました。 実習学生は20名で、「母子」「学校」「成人」「高齢者」の4つのグループに別れ、それぞれの生活や生活の場の特徴を理解するために、実習前に訪問する機関や人を選定し、訪問日時の交渉と具体的な活動内容について、事前に了解を得て訪問しました。 【1日目】 鳥羽市佐田浜港から船で40分。神島に到着し、宿に荷物を置いて行動確認をしたあとは、それぞれが目的の場所に行きつつ、島の生活の状況を観察し、出逢った人々に声をかけ、話を聴いていきました。 島唯一の医療機関である鳥羽市立神島診療所長をはじめとして、漁協の方、保育所の保育士、小学校や中学校の校長先生、養護教諭、老人クラブ会長、高齢者の介護予防施設「しおさい」のスタッフの方を訪問しました。 診療所では、島の人々に多い疾病や救急時の対応などの話を聞き、往診のほか夜間の救急時は島の階段を駆け上って駆けつけ、島民が担架で港まで搬送して船で本土の病院まで移送するなど昼夜を問わず島民のために活動していることや生活の話をよく聴くなど島民の生活に密着した医療を心がけている医師の姿がありました。 学校では、生徒数が減少する中で、島全体で子どもを育てていることや他の島の子どもたちとの交流や鳥羽市での活動を取り入れ、高校で島外に出ても生きる力を育てるように取り組んでいることがわかりました。今年は中学生4人と唯一の部活動である卓球部の練習にも参加しました。 【2日目】 骨密度測定を実施し、昨年より多い48名の参加がありました。 毎回測定される方は結果説明を聞いて、「また気をつけることがわかって良かった。来年もまた来るわ」と笑顔で話され、学生の大きな励みになりました。 ▼骨密度測定を実施 ▼結果を説明 ▼介護予防支援センター「しおさい」での脳トレ風景 色々な方々に話を聴くことで、島が抱える課題も見えてきました。 乳幼児を持つお母さんは、乳幼児健診の際や、島の診療所で処置ができない歯科や重病の場合、船で鳥羽市に行かなくてはなりません。小さな子どもを抱えての船での移動は大変で、市内への交通費も大きな負担だとわかりました。高齢者ならさらに島外に出かける機会が少なくなります。 漁業の後継者不足も深刻で、若者は島外に仕事を求めて出て行き、島の生業である漁業が衰退の途にあります。40歳代の漁師は10人で、後継者である青年の数や子どもの数は確実に減っています。 また島では65歳以上の人が全人口に占める割合である高齢化率は45%を上回っています。見守りが必要な独居高齢者の方が入居できるように民家を改造したグループハウスが2軒創設されましたが、介護支援専門員やヘルパーなどのスタッフが確保できず運営が困難な状況で、建物の維持費は町内会費で賄われています。介護が必要になった高齢者は、島外の施設に収容されるか親族が引き取ることになり、生まれ育った島で身近な人に囲まれながら生涯を終えたいと願ってもそれができないのが現状です。 しかし、島の人々はおおらかで明るく、子どもから高齢者まで皆笑顔で、島の誰もが声をかけあい、助け合って生活している姿が学生にとって大きな印象でした。 【3日目】 最大のイベントである島の人々を招いての交流会を開催しました。 今年は今まで以上にたくさんの方が参加してくださり、用意していた食べ物や飲み物がすぐに足りなくなるほどの大盛況で嬉しい悲鳴を挙げました。4つのグループが3日間の学びを発表した後、企画していたゲームで大笑いし、島民の方々も学生もとても楽しい時間となりました。 【4日目】 全体カンファレンスの後、挨拶周りをして港へ移動すると、毎年学生が来るのを楽しみにしてくださる“げんさん”が見送りに来てくださり、学生と一緒に写真を撮りました。 町内会長様 老人クラブ会長様も来られて最後まで別れを惜しんでくださり、「また来年会いましょう」と約束し、島を後にしました。 いつも私たちを温かく迎えてくださる神島の皆様のお気持ちを大変嬉しく思いました。 神島の皆様、お世話になった各機関の皆様ありがとうございました。 看護医療学科 准教授 松本 泉美 【実習の発表会ブログ】 「平成26年度離島・へき地医療体験実習の学び発表会」を開催しました!
2014.04.24
2013年度「マミポコ親子ひろば」12月、1月活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、毎週月曜日の午前10:00~、大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。 12月は普段の自由遊び、絵本の読み聞かせに加え、クリスマスの製作活動を行いました。 クリスマスカードにシールを貼ったり、絵を描いたり、画用紙の靴下に紐を通したり等、クリスマスの製作活動を子どもたちは保護者の方と一緒に楽しんでいました。 自分で靴下に紐を通せたことを保護者の方に笑顔で話している姿はとても可愛らしかったです。 1月は自由遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びをしました。 後期に入ってだいぶ経ち、子どもたちも親子ひろばの環境に慣れ、大学生と一緒に遊び、体操遊びでは体をおもいきり動かして楽しく活動している姿が多く見られました。 また、2013年の活動最後として、卒業式をしました。 普段の自由遊びに加えて、親子で出来る触れあい遊びやエプロンシアターをしました。 子どもも保護者の方も笑顔で楽しんでくださっているのがわかり、とても嬉しかったです。 エプロンシアターは初めて活動に取り入れたのですが、子どもたちの反応もとても新鮮で、私たち学生にとっても良い経験になりました。 活動終了後には学生スタッフ一同感謝の気持ちを込めて、手作りのひよこのストラップを子どもたちにプレゼントしました。すぐ鞄につけてくれる子もいて、作って良かったと心から思えました。 2013年度の親子ひろばの活動が終了しました。1年間子どもたちの成長を間近で見ることで、多くのことを学び、感じることが出来ました。 来期も親子ひろばがより良いものになるように頑張っていきますので、よろしくお願いします。
2014.04.24
近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました!
管理栄養士をめざす健康栄養学科らしい、近鉄SA健康メニューを開発 低カロリー、植物たんぱく質中心、減塩に挑戦! 近畿日本鉄道本社 生活関連事業本部サービスエリア(SA)事業部は直営7つ、系列グループ4つの高速道路SAを展開しており、その中でも本学に近い西名阪自動車道の「香芝SA」内にある近鉄レストランで提供するメニュー開発で連携しました。 西名阪自動車道(通称:西名阪)は、大阪=天理IC間が有料、天理から東名阪自動車道に至るまで一般国道無料区間となる基幹道路で、平日はトラックドライバー、休日は家族旅行ドライバー中心にサービスエリアも賑わっています。最近では高速道路の単なる休憩所ではなく、温泉やテーマパーク、イベント、レストラン、ショッピングモールなど目的地化された新しいSAへのニーズが高まっています。「そこでしか食べられない人気のメニュー開発」をめざし、畿央大学健康栄養学科(指導教員:林京子講師、峰松祐至助手)が取組みます。 2014(平成26)年4月22日、近鉄SA事業部岸村部長、森田課長、今本課長、小藪支配人らによる参加希望学生への事業説明会が開催され、エントリー約60名のうち40数名の学生が集まりました。 畿央大学の健康栄養学科には、チーム医療の一員として病院や施設で働く栄養専門職をめざす「臨床栄養コース」、運動と栄養の両面から学びアスリートの食事や栄養指導、子どもたちの食育、高齢者の介護予防などの場面で活躍する「スポーツ栄養コース」、そして食品機能や品質管理、食品開発の専門知識とスキルを身につけ、企画力を持った人材として食品メーカーや健康産業で活躍する「食品開発コース」があり、今回のような企業との連携による創作メニュー開発に積極的な学生がたくさんいます。 <メニュー創作の条件> メニューは下記3種類から考え、指定された栄養価計算をすること。 1.低カロリーメニュー 肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧の方々向けに、カロリーは600kcal以下。 2.植物性たんぱく質中心のメニュー 脂質異常症を対象とし、コレステロールを減らすために動物性脂肪やたんぱく質を減らし、 カロリーは700k~1000kcal、植物性たんぱく質を主采に用いる。 不二製油の豆乳クリーム使用も可能。 3.減塩メニュー 主に高血圧を対象とし、男性の摂取目標量9g/日から考えて塩分3g以下とする。 近鉄本社からは、サービスエリアのレストランとして、 1.素材の全部または一部に奈良県産品を使用した、奈良らしいワンプレートメニューであること。 2.季節の食材は変わるとしても、通年販売可能なメニューで、キーワードは「がっつり、ヘルシー」 3.下処理は別として、お客様の待ち時間10分以内の調理が可能なこと。 などが提示されました。 <今後のスケジュール> ・5月15日(木)16:30~ 調理実習室にて、プロの調理師による勉強会 ・6月13日(金)創作レシピ提出締切(林先生あて) ・6月19日(木)16:30~ 調理実習室にて、レシピ検討会。試作調理をプロがアドバイスします。 ・7月 5日(土)13:00~ 調理実習室にて、コンテスト実施 ・9月頃、西名阪香芝SA(上下線)の近鉄レストランにて販売予定 ・学生創作の全メニューを紹介した小冊子が制作されます。 勉強会や開発の様子については随時ホームページ、ブログにて紹介していきます。 また、学生の皆さんからの参加応募は5月15日勉強会まで受付けますので、ふるって参加して下さい。 ●その他、2014年度は下記連携事業がスタートしています。 奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート!